3、4歳の子どもと一緒に読む本

「読み聞かせスキルアップ講座①」のレポート第3弾は

前回に引き続き、講座で紹介された本についてです。

 

日本の絵本『わたしのワンピース』

えとぶん=にしまきかやこ

こぐま社(1969年)

ISBN: 4-7721-0018-0

 

この絵本も、櫻井先生の娘さんの大のお気に入りだったそうです。

空から降ってきた一枚の白い布きれを、

うさぎさんがワンピースにするところから始まって

お花畑を散歩すると、ワンピースが花模様に、

雨が降ってくると、水玉模様に・・・と

展開にリズムがあり、ページをめくる楽しさがあります。

 

 

先生はページをめくるたびに、皆さんのほうに

しっかり目配りをして、笑顔を見せていらっしゃいました。

読み聞かせのとき、目と目を見合わせることやうなずき

などは、とても大事なのだそうです。

 

また、先生いわく、子どもは4歳くらいになると、

先を見通して楽しむ力がついてくるのだそうで、

この絵本のような展開を楽しむことができるのでしょう。

 

この絵本は、3ヶ月の赤ちゃんも反応したというから、

子どもの力、絵本の力のすごさを改めて感じました。

 

ちなみに、以前このブログでもご紹介した雑誌『月刊MOE』

最新号では、この『わたしのワンピース』が生まれるまでの

紆余曲折を作家・西巻茅子さんが語っています。

 

★『月刊MOE』最新号についてはこちら

 

レポートはまだ続きます。次回をお楽しみに! 

Posted at:18:30