レポート:おさんぽ神保町主催「森崎書店の日々」ロケ地ツアー

神田古本まつりの最終日、11月3日(水・祝)に

神保町の地域情報フリーペーパー「おさんぽ神保町」主催による

「森崎書店の日々」ロケ地ガイドツアーが開催されました。

 

「おさんぽ神保町」vol.10に掲載されている

 「森崎書店の日々」ロケ地をめぐるスタンプラリーMAP

 

神保町が舞台の映画「森崎書店の日々」では、

主人公の貴子が古書店を巡ったり、喫茶店でお茶をしたりと、

神保町のステキな店がたくさん登場します。

今回のツアーでは、そうした映画のロケ地を巡るだけでなく、

“女子”におすすめのスポットを案内していただきました♪

 

 

▲ガイド役は「おさんぽ神保町」編集長の石川さん(写真中央)

 

▲参加者は、老若男女18名。

 

映画「森崎書店の日々」を公開中の<神保町シアター>から出発! 

まずは、歩いて100歩の近距離にある「森崎書店」ロケ地へ。

 

▲「ここなんだ!」と皆さん感慨深げ。

 

実はこの建物、すずらん通りにある紅茶専門店<ティーハウス

タカノ>倉庫兼事務所なのです。<ティーハウス タカノ>は

東京初の紅茶専門店として、1974年にオープン。

以来「紅茶本来の味と香り」を大切に守られています。

 

▲ティーハウス タカノ

 

次に向かったのは、同じくすずらん通り沿いにあるオーガニック

スーパーマーケット<マザーズ>。生産者の顔が見える青果物、

天然酵母パンなどが買えます。今の季節のおすすめは、りんご。

 

▲偶然にも店長さんに遭遇。(写真左)

 

さらに九段方面に歩き、和菓子屋<神田橘昌文銭堂>へ。

 

▲神田明神と銭形平次との結びつきで生まれた

 「銭形平次最中」が有名。

 

路地を抜けて靖国通りへ。古本まつり最終日とあって、

通りは大混雑です!

向かう先は<美術はがきギャラリー京都便利堂>

全国各地の美術館・博物館のミュージアムショップでしか

手に入らない美術絵はがき、便箋、クリアファイルや、

展覧会図録などが購入できます。

 

▲岩波ブックセンター信山社の2階。

 

▲全国の美術館・博物館の情報もあります。

 

人ごみをかきわけて、児童書専門店<ブックハウス神保町>へ。

絵本・児童書、絵本に出てくるキャラクターグッズ、新品の本が

割引価格で手に入る「バーゲンブック」など、欲しいものがたくさん♪

絵本選びは、比較的店内が落ち着く平日をおすすめします。(水曜休)

原画展などが開催されるギャラリーも楽しめます。

 

▲親子連れで店内は大賑わい!

 

ふたたび、神保町交差点へ。

老舗和菓子屋<亀澤堂>と、たい焼き屋たいやき神田達磨>

の紹介がありました。映画のヒロイン・貴子を演じたモデルの

菊池亜希子さんも<亀澤堂>の「豆大福」がお気に入りだそうです。

 

つづいて、ロケ地スタンプラリー設置店舗の喫茶店<きっさこ>へ。

ジャズと珈琲と自家製のケーキやクッキーが楽しめます。

石川さんのオススメは、2階の和室スペース。

予約をすれば、飲み物代だけで利用できるそうですよ。

今回のツアーではお茶をする時間がなかったので、今度はぜひ店内へ!

 

 

▲日本家屋を改装した味わい深い店。 ▲スタンプの型は店によって異なります。

 

続きまして、路地裏の古書店<古書 富士鷹屋>

SF・ミステリー・ハードボイルドの専門店で、

ロケ地スタンプラリーの設置店舗です。

映画では、貴子が古書店巡りで最初に入った店。

 

▲スタンプは店内にあります。

 

ツアーも終盤。次のスタンプラリー設置店舗へ向かいます。

手づくり雑貨や可愛いものが好きな女子には有名な店

<AMULET(アミュレット)>

1階は手づくり雑貨やアクセサリー、手づくり用パーツなどのショップ、

2階はカフェで、外国の絵本を手にとって見ることができます。

 

▲あまりのかわいらしさに戸惑う男性参加者も・・・

 

続いて、アミュレットのすぐ近くにある<カフェ フルーク>へ。

ドイツ・チェコのビールや、世界各国のリキュールが楽しめる

カフェです。富山県出身の店主が、神保町のアボカド料理の

店<アボカフェ>で修行した後にオープンしたお店です。

 

▲路地裏にひっそりと佇む素敵な空間。

 

最終地点まであと少し!映画でも古書市のシーンで

登場する<東京古書会館>を通り・・・

 

▲即売展などでは、一般の人も古本漁りができます。

 

そしていよいよツアーの最終目的地、

<Voici cafe(ヴォアシィカフェ)>に到着です!

↑店はもちろん、ホームページもとても素敵なので

クリックしてご覧ください♪

 

▲ここもロケ地スタンプラリー設置店舗です。

 

▲神保町シアターの細谷支配人も合流。(写真左)

 

参加者の皆さん、そして主催の石川さん、お疲れさまでした!

マスターの美味しい珈琲やスイーツを楽しみながら

思い思いにツアーを振り返り、個々に解散となりました。

 

☆参加者の感想☆

「楽しかったです。」「次のツアー開催はいつですか?」

「神保町にこんなに女子向けの店があるなんて知りませんでした。」

「映画のロケ地が巡れてよかったです。」

「自宅と職場の往復ではなく、もっと歩いてみようと思いました。」

 

映画ロケ地と神保町を満喫できる充実のツアーでした。

なにより、おさんぽ神保町の石川さんや神保町シアターの細谷さんの

“神保町愛”がたっぷり感じられました。

映画「森崎書店の日々」をきっかけに、もっとたくさんの方に神保町に

足を運んでいただき、町を楽しんでいただけるといいですね。

楽しい1日をありがとうございました!

 

******おしらせ******

千代田図書館でも恒例の<図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー>

を11月13日(土)に開催します!今回は「森崎書店の日々」編として、

原作者の八木沢里志さんと一緒に神保町を歩きます。(詳しくはコチラ

一度すでに申込みの受付は終了していたのですが、先日の台風の影響で

開催日を変更したことから、先着4名の追加募集を行います。

 

追加募集は11月5日(金)~10日(水)の平日10:00~18:00受付。

※先着4名に達し次第、受付を終了します。

電話(03-5211-4289・90)または図書館10階カウンターでお申込みください。

 

Posted at:18:00