開催レポート:体験!楽しい英語の世界

千代田図書館の夏休みイベント「夏のわくわく課外授業2011」

先日の「英語」の授業をもって、全4科目の開催を終了しました。

今回はその最後の授業「英語」の授業風景をお届けします。

 

今年度から全国の公立小学校「外国語活動(英語)」

始まったことをうけ、この「夏のわくわく課外授業」でも

はじめて科目に「英語」をとりいれました。

どんな授業になるだろうか、と主催側もドキドキしていましたが

「英語」という外国語だけでなく、その背景にある「自分を表現する」

という文化を肌で感じることのできる授業でした。

 

講師は、株式会社栄光(千代田区富士見)を企業母体にもつ

子どもたちのための英語学校リトルステップスより、

スーラ先生(写真左)アキコ先生(写真右)をお呼びしました。

 

まずはお互いに自己紹介をします。

日本のお辞儀とは違う挨拶の仕方を学んで実践しました。

 

 

はじめまして!挨拶と自己紹介★

まず相手の目をみてニッコリ、握手をしましょう。

"Hello, my name is ・・・. How are you?"

名前を言うだけでなく、会話につなげていくのが特徴です。

 

最初はみんなモジモジしていましたが

少しずつ慣れてくると、雰囲気も打ち解けて、

保護者の方同士も、上手に挨拶をされていました。

 

★BODY SONG★

身体のパーツの名前を歌にあわせて覚えます。

「ロンドン橋」の曲にあわせて歌いました。

“Head, shoulders, knees and toes ~♪”

*頭=head 

*肩=shoulder ⇒ 両肩=shoulders

*ひざ=knee ⇒ 両ひざ=knees

*つま先=toe ⇒ (両)つま先=toes

 

 

授業開始時にはあんなにモジモジしていたみんなも

とても楽しそうに歌っていました♪

 

また、日本語では同じ「指」でも、

英語では手の指=finger足の指=toe と異なる単語や、

指5本だと複数形の“s”がつくことなども学びました。

 

★MAKE A CALENDAR★

さらに色々な単語や表現を、カレンダー作りを通して学ぶ

というプログラムです。

 

まずは、月の名前。みなさん、ぜんぶ言えますか?

<Months of the year>

January, February, March, April, May ・・・

 

次に、曜日の言い方。発音の仕方も丁寧に教えてもらいました。 

<Days of the week>

Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday ・・・

 

ちょっと難しいけれど、日にちの言い方も学びました。

1・2・3はone, two, three ですが、「何日」と言うときは

1st=first, 2nd=second, 3rd=third ・・・ と言います。

 

の名前も学びます。

<Names of colors>

yellow, green, blue, red ・・・

 

そして、カレンダー作りに入ります。今日の授業では

12ヶ月の中からひと月だけ選び、1人1枚のカレンダーを作ります。

絵を描いたり、写真や切り抜きを貼るなどのコラージュをしたりと、

その手法や材料は自由。 

自分を表現する、伝えるチカラを身につけることを目的としていて、

台紙の色を選ぶところから、すでにそれは始まっています。

みんな、どんなカレンダーを作るのでしょうか?

 

 

カレンダーを作っている時間にも、ハサミ・ノリなど道具の名前

貼る・切る・描くなどの動作の表現

「それ、貸して!」「ありがとう」などの会話を学びました。

前回の「図工」の授業で行った「紋切り」

さっそく使ってくれた親子もいました。

 

カレンダーの裏には、発表のための「カンペ」を用意します。

ルールは、自分が選んだ「月の名前」は英語で言うこと、そして

「なぜその月を選んだのか?」「なぜその絵を描いたのか?」

「なぜその写真を貼ったのか?」などの自分の考えを伝えること

ぜんぶを英語で言えなくても、もちろん大丈夫です。

  

“I choose (name of month) because ・・・”

― it's my birthday.  ― I like christmas. 

― 運動会があるから。 試験があるから。 など

 

  

 

みんな、とても素敵なカレンダーに仕上げていて、

また、月の名前も英語でちゃんと言うことができました!

このようにして、みんなの前で(in public)発表することは

とても大事なのだそうです。

 

最後に先生から、みんなにメッセージ。

“Don't be shy, Don't be afraid of making mistakes, 

 and Just try to speak!”

恥ずかしがらずに、失敗をおそれずに、とにかくしゃべってみよう!

今回の参加者の皆さんは、もう "You can speak English!"

自信をもって「英語、話せるよ」と言ってくださいね。

Posted at:09:00