レポート:文学座俳優による朗読ワークショップ

昨年好評をいただいた「文学座俳優による朗読ワークショップ」

が今年もスタートしました。

20数名の参加者をむかえ、11月6日(日)に一般公開する

「朗読発表会」に向けて、練習にはげんでいます。

 

 

講師は昨年同様、文学座俳優中川雅子さんと金沢映子さん

魅力的なお二人が、参加者をぐんぐん引っぱってくれ、

和やかで楽しいワークショップになっています。

参加者お一人お一人の良さや個性が引き出されるように、

ときにはビシッと的確な指導も入ります。

 

▲左:金沢映子さん、右:中川雅子さん

 

昨日はワークショップの2日目でした。

入念にストレッチをした後、シアターゲームを行います。

シアターゲームを通して、場の空気を感じること、

仲間と呼吸を合わせること、などを体感していきます。

 

 

朗読をすることと、こうしたゲームに一体何の関係があるのか?

実は、これらのシアターゲームが、作品を全員で作り上げていく

うえで、とても大きな力となっていきます。

運営側としては、今後皆さんがどのように変化していくのかを

楽しみに見守っています。

 

シアターゲームの後、テキストを読みます。

発表会用ではないテキストを用いて、発音や発声を学びます。

 

 

同じテキストを読むにしても、テキストからイメージをふくらませ、

そのイメージが音になって出るように、意識して発音をする。

すると、ただ文字を追って読むのとは、ずいぶん変わります!

改めて1つ1つの発音を意識してみるのも、おもしろいですね。

かちんこちんの、か・き・く・け・こ。

笹の葉さらさら、さわやかな、さ・し・す・せ・そ。などなど

例えば自分の名前の一文字、一文字を意識して発音してみると

どうでしょう。皆さんなら、どんな風に発音されますか?

 

いつも新鮮な発見や驚きのある、楽しいワークショップは残り2回。

そして前日のリハーサル、発表会本番と進めていきますので、

またこのブログでレポートします。

 

11月6日(日)区役所1Fの区民ホールで開催する「朗読発表会」

には、皆さまお誘い合わせの上、ぜひ足をお運びくださいね。

Posted at:17:00