神田神保町「本と街の案内所」移転のお知らせ

2007年より、“本の街”神田神保町で

皆さまの本探しのお手伝いや街案内を行ってきた

「本と街の案内所」が、このたび場所を変えて

リニューアルオープンしました!

 

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新しい「本と街の案内所」は、これまでの場所から

歩いて30秒、すずらん通りに面した

「小学館ギャラリー BH神保町」の中、入り口すぐにあります。

 

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新しい案内所でも、神保町にある書店や飲食店の情報の検索

自分だけの街歩きマップを作れるサービスが

同じようにご利用いただけることはもちろん、

千代田図書館のコンシェルジュも、引き続き

月曜日~金曜日の午前11時から午後2時30分まで

図書館から出張して街案内を行っています♪

 

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これからも、神保町の街歩き・本探しの拠点として

「本と街の案内所」へ、ぜひお立ち寄りください!

 

また、こちらの「小学館ギャラリー BH神保町」は

小学館の出版物を展示しているショールーム

(本の販売は行っていません)

 

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新刊書・話題の本はもちろん、大判の写真集や美術書なども

手にとって見られるのがうれしいですね!

お越しの際はぜひ、あわせてご覧ください。

 

「本と街の案内所」

千代田区神田神保町1-15-2

(小学館ギャラリー BH神保町内)

【時 間】 午前11時~午後6時

【定休日】 日曜日・祝日・年末年始

 ※夏季休業8月11日(金曜日)~15日(火曜日)

Posted at:15:30

コンシェルジュ通信Vol.25:祝!!「ブックハウスカフェ」オープン

千代田図書館から神保町方向へ歩いておよそ10分。

2月に閉店したブックハウス神保町があった建物に

5月5日、新たな試みがいっぱいの絵本と児童書の専門店

「ブックハウスカフェ」が誕生しました。

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そこで今回は、オープンしたばかりの店内を

さっそくご紹介いたします。

 
ブックハウス神保町のあたたかい雰囲気を残し

新しくカフェコーナーができた店内は

リラックス効果のある若葉色のソファでゆったり。

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バリスタ研修を受けたスタッフが注文を受けてから煎れる

本格的なエスプレッソカプチーノがいただけます。

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奥の個室には小さなお子様にやさしい

マットが敷かれた遊べるフロアが併設。

 

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授乳室やおむつ交換のスペースもあるので

お子様と一緒に保護者の方も安心して過ごせます。

 

また夕方からはバータイムが始まり、平日は深夜23時まで営業。

 

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ブックバーとして絵本に囲まれた空間でお酒を楽しめ

遅くまで飲んで・読んで・買えるがコンセプト。

 

カウンター横にあるマンスリーミニギャラリーでは

人気絵本作家さんのサイン本や原画の販売も行っているので

特別な1点に出会うことができるかもしれませんよ。

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今後はさらに展示スペースを使って

絵本や児童書に関するイベントはもちろん

スタッフの中にはバレリーナの方もいるそうで

バレエに関するイベントなども企画中とのことです。

バレエファンにも嬉しいスポットになりそうですね。

 

ブックハウス神保町(2月20日に閉店)は

惜しまれつつ11年の幕を閉じましたが

「ブックハウスカフェ」はブックハウス神保町の

元スタッフが中心となってオープンしました。

 

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本を選ぶ楽しみ、手に取る楽しみを大切にして欲しいと

絵本と児童書が大好きなスタッフが再集結しています。

 

お仕事帰りや図書館帰りに少し足を伸ばして

生まれ変わった大人も楽しめる絵本と児童書の専門店

新しい自分時間を見つけてみてはいかがですか。

 

本の街・神保町らしい癒しの空間が待っています。

 

 

ブックハウスカフェ

 千代田区神田神保町2-5 北沢ビル1階

【営業時間】 平日 午前11時~午後11時

       土日祝 午前11時~午後7時

【定休日】 年中無休(年末年始除く)

 

お店についての詳細はコチラをご覧ください。

 

Posted at:14:45

ブックハウス神保町で開催中!絵本『あかり』原画展

千代田図書館から神保町方向へ歩いておよそ10分のところにある、

絵本と児童書専門の新刊書店「ブックハウス神保町」

現在、絵本作家 岡田 千晶さんの原画展が行われています。

 

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『あかり』

木林/文  岡田 千晶/絵

光村教育図書

 

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一本のろうそくが、ある女の子の成長に寄りそう姿を

優しく繊細なタッチと、どこかノスタルジックな色彩で表現した

絵本『あかり』の原画全ページ分をたっぷり楽しめる展示です。

(お店より特別な許可を頂いて写真撮影をしています)

 

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絵本ができあがるまでをのぞき見できるような

ラフ画の数々も手に取って見ることができ、

鉛筆だけで描かれた絵の完成度に驚かされます。

完成した絵本の原画と比べるのも楽しいですね♪

 

はかないけれども優しい、ろうそくの光が

子どもの心も大人の心もそっと照らしてくれるような、

いまの季節にぴったりの絵本です。

この機会に、ぜひご覧ください!

 

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『あかり』の文章を担当した詩人の 木林さん(写真左)と

岡田 千晶さん(写真右)。

 

12月23日(金曜日・祝日)には、お二人と一緒に

「あかりカード」を作るワークショップも開催されます。

(要予約、無料)

スペシャルゲストによる、BGMつき絵本の朗読も楽しめるイベント。

残席わずかとのことですので、ぜひお早めにお申し込みください。

(詳細はブックハウス神保町ホームページをご覧ください)

 

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クリスマスの楽しい雰囲気いっぱいのブックハウス神保町。

家族やお友達、そして自分へのクリスマスプレゼント

ぴったりな一冊を探しにお立ち寄りください♪

 

岡田千晶原画展『あかり』

【会 期】 開催中~2017年1月16日(月)

【場 所】 ブックハウス神保町 ブックハウスギャラリー

      (千代田区神田神保町2-5 北沢ビル1階)

【時 間】 午前11時~午後6時30分

【入場料】 無料

【定休日】 水曜日(水曜日が祝日の場合は営業)

 ★12月28日(水曜日)~2017年1月4日(水)まで休業

 

林木林さん、岡田千晶さんとワークショップ

「あかりカードを作ろう」

【日 時】 12月23日(金曜日・祝日)

      午後2時~(約60分間)

【ゲスト】 朗読楽団(絵本の読み聞かせ)

【参加費】 無料(要予約)

ワークショップのご予約はブックハウス神保町へ

お電話またはメールでお願いいたします。

詳しくは→コチラ

Posted at:11:20

コンシェルジュ通信Vol.19:大活字本の専門店「Viva神保町」

大活字本(だいかつじぼん)」をご存じですか?

目の見えにくい低視力者や高齢者にも読みやすいように、

文字の大きさや行間等を調整し、大きな活字で組み直した本のことです。

この「大活字本」を扱う全国で唯一の専門書店「Viva神保町」が、

千代田区の神田神保町にあります。

 

 

千代田図書館から歩いて約15分。(または神保町駅から徒歩約3分)

すずらん通りにあるビルの6階にあります。

 

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目印になるこの看板も、黄色と黒色の人目をひく配色

また色を反転させて表示するなど、

読みやすい工夫がたくさん!

 

エレベーターの1階と6階の押しボタンにも、

触って分かるようなシールが貼ってありました。

「すべての人が読書・読み書きしやすい社会の実現を目指している」

というこの大活字本のお店。

 

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明るい店内には、ベストセラーから最近話題のものまで

大活字本が並んでいます。

また文字を読みやすくするためのルーペや書見台など、

読書補助具もあります。

 

 

「Viva神保町」を運営するNPO法人大活字文化普及協会の

市橋正光さんにお話を伺いました。

こちらで発行している大活字本の多くは、

活字は22ポイントと通常の約2倍の文字の大きさ

書体もゴシック体で読みやすくできています。

文庫本と比べて、字が大きく読みやすいのが分かります。(写真①)

 

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写真① 大活字本と文庫本(右下)   写真② 白黒反転のリング製本版

 

また、文字を白黒反転させ、ページを開いたまま読めるように

リングで製本されたものもオリジナルで制作しているそう。(写真②)

「本を抑えるのは結構力がいるのですが、

 リングで製本されていると押さえずに読むことができるんです」

本を読む方へ、字の大きさだけではない様々な工夫がされていました。

 

このように読みやすく製本してあるため、

どうしても1タイトルの本が複数冊に分かれることになるそう。

このことについて、経済的な負担を軽くするため、

障害者手帳をお持ちの方へは購入費等の補助をする制度があること、

都内では千代田区と江戸川区と調布市で実施しているということを

市橋さんが教えてくださいました。

(千代田区は「障害者福祉のしおり」平成27年11月p.58参照

 コチラのページ「8.日常生活の援助」からもご覧いただけます。)

 

「私たちは、お客様にお住まいの地域を尋ねることができないので、

 対象になっている地域の方はぜひ制度を活用して欲しい」

 

このような制度がある事をたくさんの人に知って欲しい

と話す市橋さんからは、「情報は命」という強い気持ちが

伝わってきました。

 

 

障害をお持ちの方からご高齢の方にまで優しい大活字本。

このブログをお読みの方の中には、

大活字本が必要でない方もいらっしゃると思います。

このブログでご紹介した内容を

“情報を必要としている方へぜひお伝えくださればと思います。

 

そして大活字本を手元に欲しいという方は

「Viva神保町」を気軽に訪ねてみてください!

(千代田図書館では文庫本コーナーの25番の棚に大活字本があります)

 

「Viva神保町」

【所在地】千代田区神田神保町1-3 冨山房ビル6階

【営業時間】月曜日~金曜日 午前10時~午後5時

【定休日】 土曜日・日曜日・祝日

 

セミナーも開催するそうです。

障害者週間・読書権セミナー「読むこと・生きること・情報は命!」

「読むこと・生きること~すべての読書困難者への支援体制の実現~」

【日 時】 12月4日(水曜日)午前10時~正午

【会 場】 有楽町朝日ホール

      (千代田区有楽町2-5-1有楽町マリオン11F)

【参加費】 無料

【申 込】 事前予約制

詳しくは→特定非営利活動法人 大活字文化普及協会

Posted at:11:40

文房堂に"アートと珈琲を味わう"ギャラリーカフェがオープン!

明治20年創業、画材や版画用品、文具を取り揃える

神田神保町の老舗、文房堂神田本店の3階に

先月、ギャラリーカフェがオープンしました!

 

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神保町のすずらん通りに面している文房堂は、

大正11年の竣工時から現在まで保存されてきたスクラッチ・タイルと

華やかな装飾が彩る重厚な建物が目印です。

 

お店の1階入口にはコーヒーカップのディスプレイが。

文房堂オリジナルのスケッチブックに、スタッフの方が描いたという

イラスト入りのメニューが素敵です。

 

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さっそく、売り場の階段を上がってカフェへ。

「文房堂の建物に似合うように、クラシックで落ち着いたデザインにしました」

お店の方が話してくださった通り、ゆったりとした時間が流れるスペースです。

 

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看板メニューは「文房ドッグ」。スパイスが香るソーセージと

ふんわりしたパンがおいしい“大人のホットドッグ”です。

こちらは新鮮野菜のサラダ、スープ、珈琲または紅茶とセットで980円。

(価格はすべて税込)

 

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オリジナルブレンド、レギュラーブレンドのホット珈琲は

カップ(450円)のほか、2杯分のお得なポット(720円)も

選べるのが、珈琲好きには嬉しいところです♪

他には紅茶、ソフトドリンクにお酒のメニューも。

 

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また、神保町で人気のタルト専門店STYLE'S CAKES & CO.

コラボレーションした、フルーツたっぷりのオリジナルケーキ

(600円、ケーキは平日のみ)をはじめ、トーストやサンドイッチ、

生クリームとともにいただくバウムクーヘンなど、

食べもののメニューも充実しています。

 

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ギャラリースペースでは10月2日まで「安野光雅展」を開催中。

ヨーロッパのさまざまな国の町並みや田園風景が

豊かで優しいタッチで描かれている作品の数々、

じつはジグレーという最新技法で原画を忠実に複製した版画なのです!

こちらでは、今後もさまざまな展示やイベントを企画されているとのこと。

 

神保町にまたひとつ、ゆったりくつろげる素敵なカフェが誕生しました。

お買いものや街歩きの休憩に、ゆったりと読書の時間に、

立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

 

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文房堂 Gallery Cafe  

【所在地】 千代田区神田神保町1-21-1

      文房堂神田本店 3階

【時 間】 午前10時~午後7時30分

      (ラストオーダー午後6時30分)

【定休日】 年中無休(年末年始を除く)

 

詳しくは→コチラ

 

安野光雅展

安野光雅が描く水彩画世界紀行を再現

【会 期】 開催中~10月2日(日曜日)

      (最終日のみ午後6時まで)

Posted at:17:00

コンシェルジュ通信Vol.16:図書館用品が手に入る店
「Book Buddy(ブック バディ)」

先日、「図書館を身近に感じられる、面白い場所があるよ」

という情報を聞き、さっそく訪ねてきました。

 

そこは図書館用品や製本用品を扱っている

「Book Buddy(ブック バディ)」というお店。

こちらは「キハラ株式会社」という

図書館用品専門の会社が運営しており、

図書館用品や製本用品誰でも買えるお店なのです!

 

千代田図書館から徒歩約15分。

神保町からも近い場所「キハラ株式会社」本社の1階に

「Book Buddy(ブック バディ)」はあります。

自然光が射し込む明るい店内には

図書館や本にまつわるカラフルな品々が並んでいました。

 

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ここでは製本用品や修復用品など、図書館で働くプロのために作られた

業務用品を手に入れる事ができます。

 “大切な本を自分で修理したい、その方法を知りたい”という方のために、

製本技術が習得できる「製本講習会」も年に数回、

「Book Buddy(ブック バディ)」店舗と同じ建物内の、キハラ本社で開かれているそうです。

 

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担当の方が「面白いものがありますよ。」と教えてくださったのは、

「ブックパンケーキ」という自分の本棚でも使える丸い形のサイン。

図書館で用いられる十進分類法が、親しみやすいキャラクターになっています。

 

また、しおりの様なこれはなんだろう?とよく見てみると・・・。

 

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これは「キハラ リーディングトラッカー」という読書補助具でした。

視覚障害をお持ちの方や集中して読みたい方の読書をサポートするもので、

自分が読みやすい色を選び、読みたい行だけに集中しながら

本を読み進めることができるので、

幅広い年齢層の方に大変便利そうです。

 

他にも、図書館で見かける「禁帯出」「ラベル」などのシールや

絵本作家のイラストを使ったマスキングテープなど、

図書館をモチーフにしたオリジナルの図書館グッズもありましたよ!

 

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本好きな方へ、このような図書館グッズと一緒に本をプレゼントしたら

きっと喜んでもらえそうですね!

 

そんな図書館をより身近に感じられるような

色とりどりの品々がある店内の壁に、

「木原正三堂」と書いてある白黒写真が飾ってありました。

 

担当の方にお話を伺ってみると・・・。

「Book Buddy(ブック バディ)を運営しているキハラ株式会社は

 創業当時『木原正三堂』という名前でした。

 当時この近くにあったのですが、この写真はその頃の写真ですよ。」

と教えてくださいました。

大正3年に創業した大変歴史ある会社で、何度か移転しつつも、

ずっとこの千代田区内に会社を構えてきたのだそうです。

 

そんな、今では全国に支店を構える図書館用品の老舗が、

「図書館をもっと身近に感じて欲しい」

という思いで運営している場所Book Buddy(ブック バディ)」

あなたもBook (本)のBuddy(仲間・友達)に会いにいってみませんか?

図書館用品の魅力をより身近に感じられる、素敵な場所です。

 

キハラ株式会社

Book Buddy(ブック バディ)の案内もHP内にあります。

※「製本講習会」はHPでのみの受付です。

Posted at:10:00

コンシェルジュ通信Vol.11:神保町にも猫ブーム到来!

最近は空前の「猫ブーム」と言われているようです。

千代田区でも2月20日と21日の2日間、区役所1階の区民ホールで

「ちよだ猫まつり2016が開催され、大盛況のうちに終了しました。

神保町にも猫の本をたくさん置いている「にゃんこ堂」という

本屋さんがあり、最近「本と街の案内所」でもよく場所を尋ねられます。

 

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 「にゃんこ堂」は「姉川書店」という本屋さんの一角にありますので、

それを知らない方は、地図で探しても見つからないことがしばしば。

神保町交差点のすぐ近く、地下鉄神保町駅のA4出口のすぐ隣、

手づくりの看板が目印です。

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お店の半分くらいのスペースには猫関連の本やグッズがズラリと並び、

「猫の本ってこんなにあるの!?」と驚かされます。

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なんと、そのセレクト手腕が認められ、

猫の本のブックガイドまで出版されています。

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『猫本専門神保町にゃんこ堂のニャンダフルな猫の本100選』

神保町にゃんこ堂 アネカワユウコ/著 

宝島社

 

「猫ブーム」に乗って猫に関する本がたくさん出版される中で、

ひと味違った視点の本を見つけました。

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『にゃんハウス。』

伴田良輔/著 

左右社

 

作家、写真家、版画家で“猫家建築家”の伴田良輔さんによる、

段ボールでできた猫の家と20匹の可愛らしい猫の写真集です。

収録されている写真は、

伴田さんが作成した「にゃんハウス」と

ご自身や友人の飼い猫を一緒に撮影したもので、

神保町のスタジオで撮影した写真もあるそうです。

表紙の写真は伴田さんの飼い猫、ミハイル君

最初はモデルにするつもりは無かったそうですが、

試しに撮ってみたらとっても良い顔をしたので、

スタッフみんなで協議の末、表紙に選ばれたのだそうです。

「にゃんハウス」を作るコツ

・他の部品をくっつけず、1つの段ボールだけで作ること。

・色はクレヨンでつけるのがベスト。壁はクレヨンを横にして塗る。

・下絵なしのフリーハンドで作る、などなど…。

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神保町のSPIN GALLERYでは伴田さんと一緒に

「にゃんハウス」を作るワークショップが開催されます。

My猫だけのオリジナル「にゃんハウス」を作ってみませんか?

 

猫の家を作ってみよう!

『にゃんハウス。』著者が教える”猫家建築”ワークショップ」

 

段ボール箱からあっというまに作れるかわいい猫の家。

猫を飼っていなくても、ぬいぐるみハウスやドールハウスになります。

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【日 時】 2016年3月9日(水曜日)午後6時30分~8時

【定 員】 6名様まで

【場 所】 神田神保町1-20 小川ビル2階 SPIN GALLERY

【持ち物】 クレヨンとカッターだけ

      ※段ボール箱(無地)は会場でご用意します

【費 用】 2,000円(段ボール代込み)

【申込み】 こちらの参加申込フォームからお申し込みください。 

【問合せ】 diadia3571★gmail.com (★を@に変えて送信ください)

 

どちらかというと犬派なんだけどな…という方には、

同じく伴田さんが訳したこちらの本がオススメ。

犬を飼ったことがある方なら

「わかる!」という表現がいっぱいの一冊です。

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『ダーシェンカ 愛蔵版』

カレル・チャペック/著 伴田良輔/訳 

青土社

 

今回ご紹介した本はすべて千代田図書館に所蔵があります。

※『猫本専門神保町にゃんこ堂のニャンダフルな猫の本100選』

 は館内閲覧のみとなります。

 

自宅でペットが飼えない方も、

可愛らしい猫や犬の本で癒されてみてはいかがでしょう?

Posted at:10:00

神保町でも連動ブックフェア開催!
企画展示「『図書新聞』が選ぶ、時代を読み解く本ベスト20」

現在、千代田図書館9階展示ウォールでは

企画展示「『図書新聞』が選ぶ、時代を読み解く本ベスト20を開催中です。

書評紙「図書新聞」が、この一年に紙面掲載した書籍から20冊を厳選し、

推薦コメントと書評が掲載された本紙とともに「時代を読み解く本」として紹介。

その入門書や関連書など、おすすめの本約100冊とともに展示しています。

 

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企画展示「『図書新聞』が選ぶ、時代を読み解く本ベスト20

【会 期】 開催中~3月26日(土曜日)

【場 所】 千代田図書館9階=展示ウォール

【主 催】 図書新聞/千代田区立千代田図書館

【協 力】 三省堂書店神保町本店/東京堂書店神田神保町店

詳しくは→コチラ

 

また、2月19日(金曜日)には、関連講演会

「創る、売る、批評する立場から伝えたい本の愉しみ」を開催。

図書新聞編集長の須藤氏を中心に、「本を創る、売る、批評する」4人が

出版不況と言われる昨今、それぞれの立場から

〝本の可能性〟について語り合います。

 

関連講演会「創る、売る、批評する立場から伝えたい本の愉しみ」

【日 時】 2月19日(金曜日)午後7時~8時30分

      (午後6時30分開場)

【場 所】 千代田図書館9階=特設イベントスペース

【定 員】 50名(事前申込不要、先着順、立見可)

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【出演者】

 下平尾直さん(出版社「共和国」代表取締役/写真左上)

 清原悠さん(東京大学大学院博士課程・社会学/同右上)

 大矢靖之さん(紀伊國屋書店新宿本店仕入課係長/同左下)

 須藤巧さん(「図書新聞」編集長/同右下)

詳しくは→コチラ

 

さらに、神保町の新刊書店でも、千代田図書館の展示と連動したフェアを開催中です!

 

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こちらは東京堂書店神田神保町本店1階のフェア企画棚。

千代田図書館で展示されているベスト20はもちろん、

入門書、関連書など関連書籍や、同時開催の

ミニ展示「―東日本大震災から5年―『図書新聞』が選ぶ原発を考える20冊」

紹介されている本も豊富に取り揃えています。

 

東京堂書店神田神保町本店(神田神保町1-17)でのフェアは

2月10日(水曜日)までです!

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2月15日(月曜日)からは、三省堂書店神保町本店(神田神保町1-1)

2階の文芸企画棚で、同じく展示との連動フェアが始まります。

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千代田図書館の展示で気になった本、じっくり読んでみたい本が

見つかりましたら、ぜひ「本の街」神保町の書店へ足をお運びください!

Posted at:16:30

コンシェルジュ通信Vol.8:ひらめきを生む「HASSO CAFFÈ」

今年5月、神田錦町の「テラススクエア」にオープンした

「HASSO CAFFÈ with PRONTO

広告会社の博報堂が、カフェなどを展開するプロントコーポレーション

コラボレーションした新しいカフェです。

神保町の古書店と連携した展示をしている、と聞いて訪ねてみました。

 

テラススクエアの一部には、かつてこの場所にあった

博報堂旧本館が復元されています。

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厳かな入口からカフェに入ると、真っ白な壁とカラフルな棚が目に飛び込んできます。

「さまざまな刺激が交差し出会うことで発想が生まれる」という考え方のもと、

店内には「さすが博報堂」と思わせる

アイデアをひらめくための3つの発想装置が仕掛けられていました。

 

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3つの発想装置の1つ目が「発想の壁」

「一見すると関連性がないようなモノ・コトも

 俯瞰してみるとモノガタリがみえてくる」

というコンセプトの展示スペースです。

現在は、「熟成本」の展示をしています。

 

「熟成本」とは、展示担当者さんと古書店主さんが造った言葉で、

「時代を超えても変わらない価値があって、

 この時代にこそ手にとってほしい、いま読みごろの古書」

のことだそうです。

棚に並んでいたのは、ぜんぶで30種類の色とりどりのポストカード。

1枚につき1冊の「熟成本」が紹介されています。

神田古書店連盟に加盟している古書店のなかから、ジャンルの異なる10店が、

それぞれ3冊ずつ選んでいるそうです。

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展示されているポストカードには、

生肉やチーズなど熟成すると美味しさが増す食品と、

鉄やガラスなど無機質を掛け合わせた写真、

そして、「熟成本」から抜き出した「発想」をテーマにした一文

デザインされています。

カードの裏面には、「熟成年数」が記されています。

 

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「熟成年数」とは、発行日から2015年現在までの年数のようです。

自分にとって読みごろなのは、熟成何年目の本でしょうか?!

 

店内に目線を移すと、テーブルが、入口から出口まで一連なりに長くつながっています。

3つの発想装置の2つ目、「発想の卓」です。

人から人へと無意識のうちに発想が連鎖するように、デザインされたそうです。

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向かい合っている席は、「知らない人と対面すると緊張しそう」とどきどきしましたが、

実際に座ってみると、そのような心配はありません。

対面の人と会話しやすく、1人でも集中しやすい、

絶妙なテーブルの幅が計算されているそうです。

 

カフェの窓辺には、本が並んでいます。

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この窓は、3つ目の発想装置「発想の窓」

神田古書店連盟が推薦する5つの古書店が、「ひらめきを生む本」をテーマに、

各店の商品である古書のなかからそれぞれ3ずつ紹介しています。

担当の古書店、本は定期的に変更され、現在は2回目の展示とのこと。

 

たとえば、

植物や動物の本を専門とする鳥海書房は、

手で彩色された銅版画の植物画雑誌から一葉を額に入れたものや、

クジラ、イルカと人間の関わりを美しい写真やイラストで紹介している本。

洋書を専門とする小川図書は、

45~76年前のアメリカのグラフ雑誌や、ファッション雑誌

 

展示するための本ということで、

「サイズの大きい本のほうが、目立つのでは?」

「写真やイラストなどで、カラフルな見た目の本が目を惹くのでは?」

など、古書店の方々も、テーマからさまざまに発想して本を選ばれたそうです。

 

窓は、カフェの中と、外界である街をむすぶ役割があるとのことです。

1人で考えたり、仲間と話し合ったら、窓の外を眺めて気分転換。

そんなひとときに、また新しいひらめきが生まれるかもしれません。

 

HASSO CAFFÈを考えた博報堂では、

かつて、朝に社員同士でお茶を飲みながら談笑する習慣があったそうです。

話題はビジネスに限らず、昨日見たテレビのことや

身の回りのできごとなど、他愛もないことでした。

いつのまにか、この習慣はなくなってしまったそうですが、

この時間こそ、「ひらめき」を生む時間だったのかもしれません。

「オフィスを離れて、仲間と話し合ったり、自分の考えと向き合える

 解放感のある空間があったら良いのでは……」

近隣で働く人々が利用しやすいよう、そんな思いもこめられているそうです。

この日も一人でノートパソコンを使用したり、2~3人で話し合う

ビジネスパーソンが多く訪れていました。

 

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カフェのもう一つの出入口は、神田神保町の方角にあります。

HASSO CAFFÈでひらめいたアイデアを携えて、

古書店街に出かけてみるのもよいかもしれません。

HASSO CAFFÈ with PRONTO                  

【所在地】 神田錦町3-22  テラススクエア1F

【営業時間】 平 日:午前7時~午後11時(午後10時半 L.O)

       土日祝:午前10時~午後6時(午後5時半 L.O)

詳しくは→コチラ

Posted at:10:20

コンシェルジュ通信Vol.5:神保町のブックカフェ「チェッコリ」

今回は、今年7月にオープンした韓国専門ブックカフェ「チェッコリ」をご紹介します。

「本と街の案内所」の2軒隣のビルにあるので、

お店への行き方などお問い合わせも多く、ずっと気になっていたお店です。

 

 

ビルの3階にたどり着くと、お店のロゴ看板が目にとびこんできます。

入口から客席までのスペースには、月替わりで特集コーナーが設けられていて

つい、足をとめて見入ってしまいそう!

9月は猫の本特集でした♪

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そしてこの日は、ふだん翻訳のお仕事をしている店長の「ふる」さんが

「こんにちは!アニョハセヨ~」と、カウンターから元気に出迎えてくれました。

店長は交代制で、日本在住の韓国の方や、韓国に留学・在住経験がある日本人など、

両国の言葉でコミュニケーションがとれる方がつとめているのだとか。

 

店内は、書棚が客席をぐるりと囲むつくりになっています。

明るくておしゃれな内装は、日本にも留学経験のある韓国のデザイナーが手掛けたもの。

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書棚には、韓国語の原書日本語訳の新刊・古書がそろっています。

歴史、文学、芸術、児童書、料理、語学など、ジャンルも充実していて、

特に料理や語学などの実用書コーナーは人気があるのだそう。

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また、お子様連れの方がじっくり本選びをしていた児童書コーナーには

カラフルで可愛らしい挿し絵の絵本がたくさん!

こうして、棚で気になった本を見つけたら客席でゆっくり読むことができて、

欲しい本はその場で購入できます

お店にない本は韓国から取り寄せてもらうこともできます。

 

そしてなんといっても、本を読みながらいただけるドリンク&スイーツが

ブックカフェの楽しみのひとつ!

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チェッコリでは、コーヒーやアルコール飲料のほか

体にやさしい効果が期待できる3種類の韓国茶が用意されています。

中でも五味子茶(オミヂャチャ)は、飲んだ人の体調によって

甘味・酸味・苦味・辛味・塩味など味わいが変わる不思議なお茶とうかがって

早速チャレンジしてみることに。

クセがなく飲みやすい味で、フルーティな甘酸っぱさを強く感じました。

(老廃物とストレスをため込んでいるらしいです!)

 

お茶といっしょにいただいたパッペギは韓国の伝統菓子のひとつで、小豆を使ったお餅。

甘さひかえめでモチモチの食感、とても食べ応えのある一皿でした。(写真左)

 

 

お茶をいただきながら、本の街・神保町に出店した理由をうかがってみました。

「まずは、神保町が本の街である、ということ。

 そして、本が好きな人の集まる街で、

 韓国の文化に興味のある方から初めて触れるという方まで、

 幅広い層の方に親しんでもらいたいという思いがあったんです」

 

神保町に出店してすぐに、他の書店から案内されたという方もいて、

その情報網の素晴らしさに驚いたそうです。

「仲間の輪に入れていただけたようで、うれしくなりました」

神保町の古書店や新刊書店はお互いを認め合って、助け合っているのですね。

 

さまざまなお客さまが思い思いに過ごす様子を眺めながら、

この空間が、本の街・神保町の雰囲気になじんでいくまで

それほど時間はかからないのだろうなと感じました。

みなさんもぜひ、チェッコリに足をお運びください!

チェッコリ

【所在地】 神田神保町1-7-3 三光堂ビル3階

【営業時間】 火曜日~土曜日:12:00~20:00

【定休日】 日曜日、月曜日

詳しくは→コチラ

Facebookもやってます!

Posted at:13:30

コンシェルジュ通信Vol.3:東神田のブックカフェ「イズマイ」取材レポート

さて、今回はコンシェルジュ通信第3弾。

東神田にあるブックカフェ「イズマイ」をご紹介します。

 

「イズマイ」は東神田にある、パイコーヒーが人気のブックカフェです。

2013年の春にオープンし、今年で3年目のまだ新しいお店。

 

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店内に入るとさっそく本がお出迎えしてくれます。

 

店内は木で作られた本棚や家具に囲まれた空間で、

本を読みながらのんびりと時間を過ごすことができそうです。

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お店の看板メニューのひとつはミートパイ

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KIHACHIの百瀬壽郎(ももせとしろう)さん考案のパイ。

外側のパイはさくっとそしてふわっとしていて、

中のお肉のシンプルな味付けとマッチして、

ペロリと食べられてしまいます。

 

「食事は落ち着いてゆっくりと食べて欲しいから、

本を読む時間に小腹がすいた時には片手で気軽に食べられるパイを提案したい」

そこには、東神田に姉妹店「フクモリ」という定食屋も営む会社ならではの

心意気が感じられました。

 

夏のおすすめ期間限定メニュー「珈琲かき氷」だそうです。

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コーヒーのシロップをかけたかき氷ではなく、

コーヒーそのものを凍らせた氷から作っているので、

味が薄まらずに最後まで続くとのこと。

暑い夏のぜいたくなおやつにぴったりですね。

 

イズマイで販売されている本は、

book truckという移動販売型書店を営む三田修平さんが監修しています。

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販売しているのは、例えば料理の本

良質な本がたくさん並んでいます。

 

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また月に2~3回店内で行われている様々なイベントに関連した本

多肉植物や苔、靴磨きなどの生活や文化に密着したテーマが多いようです。

 

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また新刊書籍はもちろん、どこかを旅して渡ってきた古書も並んでいます。

 

三田さんの選書は「イズマイ」にピタリと合致していて、

本がお店を説明してくれているかのようでした。

 

つい気になって、「本、売れてますか?」とうかがってみると

「時折『店内を撮影に使わせてほしい』という依頼があるのですが、

不思議なことにその撮影の方々が本を買ってくださることも多いんですよ」

というお話をしてくださいました。

そのお店自体を「イイ!」と思った方々に

きちんとひびく本が選書されているというのは素敵なことです。

 

東神田という街と、木に囲まれたぬくもりある空間、

気持ち良く組み込まれた本棚と本たち、

工夫を凝らした食べ物・飲み物

そのすべてがみごとに調和して重なり合い、

イズマイという空間をより深みのある場所に作り上げているのだなと思いました。

それが周辺で働く・住むお客さんたちに受け入れられ、

愛されている理由なのでしょう。

 

このようなお店を見ると、千代田区神田は、

本が息づく素敵な仕事ができる場所なんだなと改めて感じます。

みなさま、ぜひイズマイさんに足を運んでみてください。

 

□ □  □ □ □  □ □ □  □ □ □ 

イズマイ

【所在地】 東神田1-14-2 パレットビル1F

【営業時間】 月曜日~土曜日:午前10時~午後9時

(Food L.O 午後8時/ Drink L.O 午後8時30分)

 日曜日:午前10時~午後7時

(Food L.O 午後6時/ Drink L.O 午後6時30分)

【定休日】 不定休

詳しくは→コチラ

 

イベント情報:土鍋お料理教室「イズマイ食堂」

【場所】イズマイ

【日時】8月26日(土曜日)、27日(日曜日)

    午後7時~午後9時

【参加料金】4,000円

申し込み方法など詳細は→コチラ

□  □ □ □  □ □ □  □ □ □  □ 

 

Posted at:10:40

神田古本まつり直前!秋の古書店街

 

読書の秋の訪れとともに、今年も

神田神保町古書店街が最も盛り上がる季節がやってきました。

神保町の秋といえば、東京名物 神田古本まつり

 

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「本と街の案内所」前の靖国通り。

この歩道や神田神保町交差点に、お得な古書のワゴンや書棚が

ずらりと並ぶ青空掘り出し市を目当てにたくさんの人が訪れます。

 

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神保町の街歩きのお供といえばコレ!

今月発売になった最新刊 『神保町公式ガイド Vol.5』 

全国の書店でお求めいただけます。

 

表紙を飾るのは、アンディ・ウォーホルの作品でおなじみ

“キャンベル”の赤いスープ缶風…ですが

よーく見ると神保町オリジナル仕様になっています。

最新の古書店MAPもこのデザイン。

ひとつひとつの缶のラベルに“LITERATURE”“CINEMA”など

本のジャンルが書かれており、中には

“WAHON”“NISHIKIE”という表記も!

 

現在、この赤い缶が神保町古書店街のショーウィンドー各所に

出没中とのうわさを聞きつけ、立ち並ぶ古書店に目を凝らしてみると…

…見つけました! ほんの少しだけご紹介します♪

 

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古書店街の中心、神田古書センター1階の高山本店

 

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音楽関連の資料が揃う古賀書店には“MUSIC”ラベルの缶が♪

 

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仏教書専門店の東陽堂書店。コントラストがお見事!

 

他にも、全部で25か所

神保町古書店街のどこかに赤い缶が隠れています。

「あのラベル缶がここの店に!」という発見も楽しいですね♪

ぜひ、街を歩いて探してみてください!

 

ゆっくり街歩きを楽しみたいなら、古本まつり前の今がおすすめです。

もしかしたら掘り出し物の本も一足早く見つかるかも?

 

東京名物 神田古本まつり

10月25日(土)から11月3日(月・祝)まで。

東京古書会館での特選古書即売展古本チャリティー・オークション

ビブリオバトルなどの様々な併催イベント

すずらん通り・さくら通りで開催される神保町ブックフェスティバル

イベント盛りだくさんのこの季節、お出かけの情報収集は

千代田図書館9階のコンシェルジュブースでお気軽にどうぞ♪

 

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各イベントのパンフレットはもちろん、千代田図書館周辺の

飲食店情報ファイル「神保町のカレー」「カフェ&ランチ」

リニューアルしてお待ちしています!

こちらも、ぜひお手に取ってご覧ください。

Posted at:17:00

"スポーツの秋"を神保町でも!「ビブリオ」

 

さわやかな天候の日が増え、秋らしくなってきました。

今回は、神保町のスポーツ専門古書店ビブリオをご紹介します!

読書の秋とスポーツの秋、今年はその両方を

神保町で楽しんでみるのはいかがでしょうか?

 

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1998年に代々木で創業し、2005年に神保町へ移転してきたビブリオ。

店主の小野さん(右写真)にお話を聞かせていただきました。

 

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「スポーツであればジャンルは問いません」という幅広い品ぞろえの

スポーツ関連本に加え、写真雑誌のバックナンバー

作家・著名人の肉筆本なども広く扱っていますが

やはり、その中でも目を引くのは野球関連商品の多さ。

書籍、雑誌はもちろん、店内奥に積みあげられたサインボールは圧巻!

 

特に人気があるのは高校野球関連の本とのこと。

今夏、千代田区の二松學舍大学附属高等学校が初出場を果たした

夏の全国高校野球選手権大会が記憶に新しいところですが

高校野球や甲子園に関連した本は年間を通して人気だそうです。

 

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こちらはちょっと珍しい、地方予選大会のパンフレット

様々な県のものが揃っています。

地域愛が表れるのも高校野球ならでは!

 

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「古いものほど価値も人気もあります。

 また、名勝負の年ほど本もよく売れますね」と小野さん。

 

ショーウィンドウには、今年より取り扱いを始めた

「ベースボールアート」が色紙や写真に混じって飾られています。

 

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野球をモチーフとしたアート作品であるベースボールアート

どの作品にも野球への愛情がたっぷり込められていて

見ているだけで楽しくなってきます。

本だけに限らず、スポーツを愛する人々にとって価値のあるものを

提供し続けたいという店主の思いがつまったショーウィンドウです。

来店の際には、店内だけでなくぜひこちらもチェックしてください♪

 

ビブリオ

【所在地】 神保町1-25 叶ビル1F

【営業時間】 11:00~19:00

【定休日】 日曜日

詳しくは→コチラ

 

 

また、千代田図書館9階コンシェルジュブースでも

「スポーツの秋」特集を開催中です。

神保町のビブリオはもちろん、千代田区内で

卓球やサイクリングを楽しめるスポットなどをご紹介しています。

 

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今年10月10日で1964年の東京オリンピックから50周年

迎えることを記念し、千代田区内聖火リレーの記録写真が

ご覧いただけるスライドショーも上映中。(提供:千代田区広報広聴課)

ぜひお立ち寄りください♪

 

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「スポーツの秋」特集

【場 所】千代田図書館9階コンシェルジュブース

【期 間】2014年11月3日(月・祝)まで

※聖火リレースライドショーは10月13日(月・祝)まで

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Posted at:16:30

古書店のブックカフェが神保町に誕生!「ブックカフェ二十世紀」

 

今回は、6月に神田神保町・靖国通り沿いにオープンした

ブックカフェ二十世紀をご紹介します♪

 

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このお店は、古書店@ワンダー(アットワンダー)が手掛ける

ブックカフェで、お茶や食事を楽しみながら、店内の書棚の本を手に取り

気に入った本はもちろん購入することもできます。

近ごろ街に増えつつあるブックカフェですが、

古書店が経営するお店は神保町ならでは。

 

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店内に入ると、1階はキッチンとカウンター、そして

グルメ関連の本落語の本などがずらりと並ぶ書棚が目に入ります。

コンセプトに「二十世紀 記憶装置」を掲げる@ワンダーらしく、

壁にはレトロな映画のポスターも。(このポスターも購入可能です!)

 

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2階はゆったりした座席スペースに、貴重な絶版本などを収めた

展示ケースと部屋の壁をぐるりと囲む書棚が。

こちらにはSFファンタジーホラー

画集など大判のビジュアル本も並びます。

3階は喫煙可能な座席スペースになっています。

 

「美術や幻想文学などの“@ワンダーらしい”分野でないものも

 多彩に取り揃え、本棚ごとに企画性を持たせています」

とお話ししてくださったのは、店主で@ワンダー代表取締役の鈴木さん。

 

本棚づくりのノウハウはさすが古書店!

本が好きな方ならだれでも楽しめる空間になっています。

 

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薫り高いコーヒーは注文ごとに一杯ずつ豆を挽き、

ハンドドリップで提供されます。

食事は、ケーキやパスタ、そば等に加えて

腹ペコにもうれしい週替わりのパワープレートランチ(980円)もあります♪

夜はお酒とおつまみが提供されるバーに変身!

お仕事帰りに立ち寄って、ゆるりと本を楽しむのもいいですね。

 

「今はネットで何でも調べられますから、神保町古書店街に

 わざわざ来るという人は減っているかもしれません。

 でもここでゆったりお茶を飲みながら、新しい本との出会いを

 楽しみに立ち寄っていただけるような場所を作りたいです」

という鈴木さんの言葉通り、じっくりと腰を据えて

本と向き合いたいと思わせてくれるお店です。

 

お店での本や映画に関するイベントも開催予定とのこと。

今後も、神保町の「ブックカフェ二十世紀」に注目です♪

 

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お話を聞かせていただいた鈴木さん(左)とスタッフの鄧さん(右)

 

ブックカフェ二十世紀

【所在地】 神保町1-8-10

【営業時間】 11:00~20:00

       ランチタイム 11:30~14:00

バータイム 17:00~20:00

【定休日】 日曜日(イベント開催時は営業)

詳しくは→コチラ

@ワンダーについては→コチラ

Posted at:13:00

神保町の老舗・一誠堂書店が創業110周年を迎えました!

日本一の古書店街・神田神保町の中でも老舗中の老舗

一誠堂書店が、今年で創業110周年を迎えました。

神保町駅のすぐ近く、靖国通り沿いに建つ格調高いビルは

昭和6年に建てられ、80年以上もこの町の変遷を見守ってきた

神保町の中でもひときわ歴史あるスポットです。

 

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一誠堂書店

【所在地】  神田神保町1-7

【営業時間】  10時~18時30分(祝祭日は18時まで)

【定休日】 日曜日

 

 「昔はこのビルの上から日本橋の三越や、

 両国の花火なんかも見えたのを覚えています」

と語ってくださったのは、一誠堂書店三代目の酒井健彦さんです。

 

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↑入口上のステンドグラスからも歴史が感じられます。

 

姿を変えていないのはビルの外観だけではありません。

内装もできるだけ昔の雰囲気を残すようにしているそうで

店内の壁に沿って造られた書棚は、建造当初よりほとんど変わらない姿を保っています。

 

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1階は国文学、歴史、郷土史など文科系全般の古書が揃います。

入り口すぐの映画関連書籍のコーナーなどはこまめに入れ替えをし

良い本であれば、新刊でも取り寄せて店頭に出しているそうです。

 

アールデコ調の装飾が美しい階段を上ると、2階は

洋書、美術書、和本が揃えられており、まるで小さな博物館のようです。

絵入りの草紙や浮世絵、地図などの歴史的な資料を包括して扱うことも

古書店の役割のひとつであると酒井さんは言います。

難しい本は敷居が高いと感じる方でも、見ているだけで楽しい

図版の美しい古書には興味がわくのではないでしょうか?

 

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時代に合わせて本のリフレッシュ化を図りながら、これからも

より広く、多くの人に古書の魅力を伝え続けたいとお話しくださった

酒井さん、ありがとうございました!

 

そして10月11日・12には、一誠堂書店の創業110周年を記念し

古典籍善本展示即売会が行われます!

記念すべき年に行われる展示即売会は、古典籍、洋書の

選りすぐりの品が集まるまたとない機会です。

 

なかでも、54帖が揃う鎌倉時代後期の『源氏物語』は状態がよく、

ここまで揃っているものは日本に数点という稀少な逸品です。

また、藤原定家自筆の『明月記 寛喜元年五月・六月』

鑑賞用として一部切り取られたりしてしまうことが多い中で

2か月分の日記が一巻に収められている貴重なものだということです。

この他にも、たいへんに希少価値の高い50ほどが

出品される展示即売会に、どうぞ足をお運びください。

 

一誠堂書店 創業110周年記念

古典籍善本展示即売会

【日 時】 10月11日(金)11時~17時

      10月12日(土)10時~18時

【会 場】 ホテル グランドパレス

      2階「チェリールーム」

      (千代田区飯田橋1-1-1)

 

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110周年記念即売会の目録と100周年の記念誌。

 ともに非売品ですが、一誠堂書店の100周年記念誌『古書肆100年』

 千代田図書館内の“出版にまつわる本棚”でご利用いただけます。

 この本について、詳しくはコチラからもご覧になれます。 

 

 

Posted at:09:00

満を持して店舗をオープン「スーパー源氏 神保町店」

1995年に、日本で初めて古書のインターネット販売を始めたことで知られる

「本と文化の街 スーパー源氏」は、現在では全国360店舗の

古書店のデータベースを持つ古書通販サイトです。

 

インターネット販売にとどまらず、これまで三省堂古書館などで

「スーパー源氏コーナー」として出店をしてきましたが

先月末、初の大規模な実店舗である

スーパー源氏 神保町店をオープンさせました。

どんなお店になっているのか、さっそく訪ねてみました!

 

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↑神保町の三省堂書店本店隣のビル4階

すずらん通りに面した黄色い看板が目印です。

 

店内を、代表取締役の河野真さんにご案内いただきました。

小説の文庫本から絶版本、絵本、漫画、映画や建築の雑誌のほかに

小説家や著名人の肉筆原稿や書簡、レアなグッズや雑貨まで

バラエティ豊かに並んでいます。

 

現在北海道から九州まで40店の古書店

それぞれ得意の専門分野を活かした品揃えで書棚を作っています。

 

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↑楽譜の品揃えも豊富です♪

 

古書店ごとの見出しのついた棚は、整然としていながら

各店の趣向が凝らされています。

河野さんによると、インターネット通販のノウハウを活かし

商品管理を徹底しているとのこと。

ウェブカメラを使い、店内の様子を全国の古書店主に配信することで

神保町から遠く離れた古書店でも、自分の店の売れ行きや棚の様子を

詳細に知り、自分のお店と同じように目の行き届いた

商品管理をすることができるというわけです!

 

今後は、サイトで行ってきた「古本屋開業講座」などのセミナーや

イベント、読書会を店内のスペースで行っていくほか

ウェブカメラの一般公開、ウェブ目録の作成など

サービスを充実させていく予定だそうです。

 

「このお店が、お客様の本の世界を深めていく

きっかけになればいいですね」と語る河野さん。

「ネット通販とリアル店舗との、最適な関係を模索したい」

との言葉通り、今後も様々な新しい試みがありそうです。

 

神保町にいながら、日本全国の特色ある古書店の棚を見て歩いているような

体験のできる「スーパー源氏 神保町店」でした。

図書館は利用するけれど、専門的な古書店は敷居が高くて…という方にも

古本との出会いのきっかけにおすすめのお店です。

 

スーパー源氏 神保町店***************

【所在地】  千代田区神田神保町1-1-13

三省堂第2アネックスビル4階

【営業時間】  11:00~19:00(土曜日は17:00まで)

【定休日】  日曜日・月曜日・祝日

お店についてくわしくはコチラをご覧ください。

**************************

 

 

Posted at:09:00

絵本の世界へようこそ!「ブックハウス神保町」

今回は本の街・神保町でも数少ない

絵本や児童書専門の新刊書店「ブックハウス神保町」をご紹介します!

千代田図書館から神保町方面に歩いて10分ほど、

靖国通り沿いに「ブックハウス神保町」はあります。

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なんといっても絵本の品揃えは神保町随一。

お子様でも見やすい低めの書棚も、このお店ならではです。

 

こまめに入れ替えをするという、季節ごとの特集コーナー

3月ということで「お引越の本」なんていうコーナーもありました!

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書棚の各所に小さな特集が作られていて、思わず足を止めて見入ってしまいます。

また、さまざまな絵本のキャラクター雑貨も豊富で、

絵本とセットにしてプレゼント用に購入するお客様も多いそうです。

 

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書棚の本は、お店の中心にゆったりと作られた読書スペース

試し読みすることができます。

飛び出す絵本や音の出る絵本なども、見本が用意されており

手に取って試せるのが嬉しいですね♪

 

 

店内には、ここでしか出会えない楽しいしかけもあります!

 

まずは「うごくえほん」。台の上にある本を開くと、

ページに合わせて音楽が流れ、絵が動きだします。

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そしてこちらは「おはなし くまさん」です。

くまさんの手元に絵本を置くと、優しい声で読み聞かせをしてくれます!

 

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どちらも2005年の開店当初から多くの子どもたちに愛されてきました。

 

その他にも、店内奥のミニギャラリーでは絵本の原画展が行われたり、

読書スペースでのおはなし会やイベントも定期的に開催されています。

 

まるで絵本の世界に入り込んだような、居心地のいい本屋さん

「ブックハウス神保町」、お散歩日和のこの季節、

お気に入りの一冊を探しに出かけてみませんか♪

 

 

ブックハウス神保町*****************

【所在地】 千代田区神田神保町2-5 北沢ビル1階     

【営業時間】 11:00~18:30

【定休日】 水曜日(水曜日が祝日の場合は営業)

お店についてくわしくはコチラをご覧ください。

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Posted at:09:00

夢二のコレクションと言えばこの店「ボヘミアンズ・ギルド」

千代田図書館9Fには、神保町のさまざまな古書店が

各店自慢の貴重資料を展示する

月替りの出張古書店コーナー「としょかんのこしょてん」があります。 

10月4日(月)までは、vol.40「竹久夢二のつくる本の世界」と題して

夢二が装丁を手がけた本や雑誌、楽譜など貴重な資料が展示されています。

 

  

▲「としょかんのこしょてん」展示のようす

 

今回の展示を担当している古書店にお邪魔してきました。

このおじさん↓が目印の古書店といえば・・・

 

 

そうです、今回の担当書店は「ボヘミアンズ・ギルド」さん。

池袋にある夏目書房の3代目・夏目滋さんが始めた古書店で、

ここ、すずらん通り沿いのビルに引っ越されたのは2年前のこと。

今年から、滋さんの息子である健太郎さんも、

(神保町の古書店関係者の中ではおそらく最年少の満22歳!)

4代目として店に入るようになったそうです。

今日は、そんな健太郎さんにお店を案内していただきました。

 

▲入口。右手に、目印のおじさんがいます。

 

▲入口外の棚や箱には、100円均一本や、セール本あり。

 掘り出しものがないか、要チェック!

 

▲店内の様子(1F)

 

1階には、作家の画集や研究書、展覧会カタログ、写真集

など美術関連の本があります。

ほぼ毎日、新しい本を入れているそうなので、棚はいつも“新鮮”。

その分の本が、店外のセール棚や均一箱へ移動します。

 

そして、レジ脇の階段を上ると・・・

 

階段に無造作に積み上げられた本の中に、

千代田図書館がコレクションを所蔵する「反町茂雄」の本を発見!

 

古書肆の思い出

反町茂雄

平凡社(1986)

全5巻揃・函

¥8,400-

 

 


そして2階へ・・・

2階の存在に気がつかなかったり、

「上がっていいんですか?」とよく聞かれたりもするそうですが

2階では、商品を静かにゆっくりと見ることができますよ。

「ぜひ気軽に上がってみてください。」と、健太郎さん。 

 

  

▲ソファでくつろぎながら、じっくり本選び。コーヒー(100円)も注文できます。(写真右)

 

 

▲部屋に飾りたくなるような版画や書画、ケース内にはハガキや原稿などの

 自筆物、棚には初版本・署名本・限定版がズラリ。

 

  

▲夢二のコレクションは、HP目録によると現在なんと約460点!

 価格帯は幅広く、千円くらい~百万円近くするものまであります。

 

健太郎さんは、店を継ぐことになるまで、神保町界隈に来ても

古書店は通過してスポーツ店街へと向かうワカモノのひとり

だったそうですが、今は古書店の仕事と勉強の日々が

とっても楽しいそうです。

 

「この店が若い人の窓口になって、

古書店のおもしろさを知ってもらうきっかけになったり

神保町という町自体に、もっと若い人が増えるといいですね。」

と話してくれました。

 

とにかく色んな人が来てくれる店にしたい、という言葉の通り、

取材時にも、お客さんがひっきりなしに出たり入ったりしていました。 

1階は照明がやわらかく、2階は明るく気軽に楽しめるギャラリーという感じで、

とても入りやすい雰囲気の楽しい古書店です。

 

図書館内での展示は残すところあと4日、

店舗にもぜひ足を運んでみてください!

 

★ボヘミアンズ・ギルド

住所:神田神保町1-1木下ビル1・2階 電話:03-3294-3300

営業:11~19時30分(日・祝11~18時) 休み:年末年始のみ

ホームページはこちら

 

*ホームページで見られる目録がとても便利!

 1,500円以上の商品は全て掲載、しかも表紙画像付きです。

「価格の高い順」「安い順」などに並べ替えて探すこともできます。

 

*「としょかんのこしょてん」担当書店が展示品の解説をする

 「古書店の出張セミナー」も開催しました。

 セミナーの様子は、こちらをご覧ください。

Posted at:17:05

「飯島書店」で数千年前にタイムスリップ!-後編

7月29日(木)まで千代田図書館9F出張古書店コーナーで

展示中の「としょかんのこしょてんvol.38 日中印譜の世界」

を担当された「飯島書店」取材記の後編です。

 

店員の小長谷さんは、書道や篆刻の創作活動をされている方で、

取材時、特別に「篆刻」を披露して下さいました!その様子をお届けします。

※今回は特別に即興で彫っていただきましたが、

飯島書店は古書店なので、篆刻を受付ている訳ではありません。

ご了承ください。

 

★「篆刻(てんこく)」ってどうやるの?

1.印面を作る

  石などの印材の、彫る面をヤスリで平らにします。

 

2.印文を決める

  今回は、名前の一字を刻る「落款印」にします。

 

3.字そのものを彫る(=白文)か、字を残してまわりを彫る(=朱文)か

  を決める。今回は、白文にします。

 

4.印稿を作る

 字典で字体を調べ、サイズ、配置などを、デッサンをするようにして考えます。

 仕上がりを決める重要な行程で、最も時間をかけるそうです。

  

▲写真引用元『篆書印譜字典』柏書房

 

 5.印面に書き写す

 印稿を反転させて、書き写します。

 今回は簡易版なので、鉛筆で書き込みます。

 

6.印刀(=鉄筆)で彫る

 今回は「白文」なので、鉛筆で書き込んだ文字の上を彫っていきます。

 

7.実際に押してみながら、わざと角をカケさせたり、キズをつけたりする

 

▲カケ具合が少しずつ変わっていきます

 

 これが篆刻ならではの味わいになる、作者の腕の見せどころ。

 本来は、印稿の段階で、こうしたカケの部分までも決めておくそうです。

 

8.印箋(いんせん)に押す

 印章を押すための黒枠が入っている用紙を「印箋」といいます。

 繊維をならすため、ツルツルの石で表面を少しこすります。

 

 

 印泥(いんでい※)に印面を軽く叩くようにして、均一につけます。

 ※篆刻用の印肉は、「印泥」といいます。練り朱肉です。

 

 

 気持ちを落ち着けて、「印箋」に押します。ドキドキ・・・

  

 

 

完成!

※片方の枠内を白紙で残しておくのは、

印譜(印章を集めた本)に製本するときに、

前のページの印章が写らないようにする

ためです。印譜にするときには、半分に

折ります(下左)。/印面の拡大(下右)。

  

 

自分の名前でこんなに素敵なものを作っていただいて、

とても嬉しいです!自分でも篆刻をやってみたくなりました。

カルチャーセンターなどでは結構人気なんだそうです。

小長谷さん、本当にありがとうございました!

 

7月29日(木)で千代田図書館内での展示は終わりますが、

ぜひ飯島書店にも足を運んでみてくださいね。

 

★飯島書店については、こちら

 

   

Posted at:17:00

「飯島書店」で数千年前にタイムスリップ!

千代田図書館9Fには、神保町の様々な古書店が

各店自慢の貴重資料を展示する、月替りの出張古書店

コーナー「としょかんのこしょてん」があります。 

7月29日(木)まではvol.38「日中印譜の世界」と題して、

一級品の印譜(※)の数々を展示・販売(仲介)しています。 

 

※印譜(インプ)とは

印章(印、判子)を紙に押して、本の体裁にしたもの。

▲黒枠の中に、さまざまな印章が押されています。

 

今回の展示を担当された「飯島書店」は、千代田図書館から

歩いて約10分、靖国通り沿いのビル2階にあります。

1階に「ブンケン・ロック・サイド」が入っている煉瓦の建物です。

 

  

▲[右]階段を1歩上ると「いらっしゃいませ」の放送が流れ、

ちょっとびっくりします。

 

今日は、四代目店主・飯島徳光さん、ご子息で五代目の崇光さん、

そして書道や篆刻の創作活動をされている、店員の小長谷さんに

話を伺いました。

 

 

▲[右]時計がかかっている壁の向こうに、掛け軸類と作業場があります。

 

創業当時は、すずらん通り側で洋書を扱っていたのが、戦後、

洋書が入手困難となり、書道や東洋美術関連書を取り扱うように

なったそうです。立看板に「和漢」とあるように、日本・中国、

両方の書道関連書があります。

中国やアメリカからのお客さんも大変多いようで、

仕入れの市のみならず、店内での取引額も、聞いてびっくり!!

ここは“書”の世界では名高い専門店。

博物館に収蔵されたこともあるそうです。

 

とはいえ書の世界は、特別な人のための高尚な趣味、

ということではありません。

時代や作家によって異なる、文字の形、配置や構成、

墨や朱の色、風合いなどをじっくり鑑賞して味わうもよし、

実際に模写・模刻に挑戦してみるもよし。

テキスト類も、たくさん手頃な価格でありますよ。 

 

≪お手本として定番の商品≫ 

書跡名品叢刊(ショセキメイヒンソウカン)1~208

二玄社刊 各¥1,200-(絶版)

「宋(時代) 黄山谷(作者)

李白憶舊遊詩卷(書名)」

というタイトルになっています。

 

 

 

 ▲[上]まずはその書の全体像を見る[下左]原寸で文字を見る[下右]解説付き

 

≪5代目・崇光さんのおすすめ≫ 

原色法帖選 1~45

二玄社刊(一部絶版)

原寸・原色で、装丁も大変美しいです。

じゃばら折りの経本式になっています。

(=「折手本」)

解説と読み下し文も付録。 

 

   

  

 ▲文字が欠けた部分に、たくさん押印されています。これは歴代の所有者の印。

 

≪初心者・独習者に≫

書道技法講座

二玄社刊

筆の運び方などが写真で解説されて

いて、初心者でも見やすく、

わかりやすいです。  

 

 

 

 

 

数千年の時を重ねてきた書がかもし出す悠久の世界。 

店内で感じたのは、心の静けさと潤いでした。

慌しい生活から、ふと流れの異なる空間に居合わせた、

という感じがして、外の暑さもすっかり忘れていました。

 

▲掛け軸「楊大眼造像記」¥60,000- 書が彫られたのは千年前。

 

最後に徳光さんが語ってくださったのは、

よそにはないものを扱っているという専門店としての面白さ。

仕入れたものをそのまま出すのではなく、糸綴じや糊付けなど、

必要な場合は、自ら修理をして店頭に出すこと。それを買って

下さる方がいること、そういうところに面白みがあるそうです。 

 

文化的背景や歴史など、持てる知識を総動員して

仕入れ、値をつける。

例えば10円で仕入れたものが100万円で出たり、

逆に1000万円で仕入れたものが、実はそんなに価値がなかったり。

そうした生の経験をつみながら、舞い上がらずに、

シビアにものを見る目を養っていくのだそうです。 

改めて古書店という商売の特殊さ、おもしろさ、奥深さを感じました。

 

…なんとこの日、店員の小長谷さんが「篆刻」を披露してくださいました! 

この様子は次回お届けします。 

 

★飯島書店

住所:神田神保町2-3 電話:03-3261-1578

営業:10時~18時(日・祝11時~17時) 休み:火曜

詳細はこちら 

 

Posted at:13:30

おもちゃ箱のような店 「呂古書房」

千代田図書館9Fには、神保町の様々な古書店が

各店自慢の貴重資料を展示する、月替わりの出張古書店

コーナー「としょかんのこしょてん」があります。 

5月31日(月)まではvol.36「装ていの美・豆本の世界」

と題して、戦後の豆本約40点を展示しています。

 

 

(左)ミニチュア家具豆本シリーズ 未来工房 (右)洋酒マメ天国

 

今回は、この展示の担当書店で、豆本や限定本などを

扱っている「呂古書房」にお邪魔してきました。

 

三省堂書店の隣のビル4F。エレベーターで上がります。

独特の書体と武井武雄の「ラムラム王」のイラストが目印。

 

エレベーターを降りると、早速気になるワゴンを発見。

店に入る前から、わくわくします!

  

店主の西尾浩子さんにお話を伺うことができました。

西尾さんは、限定本を扱う神保町の古書店に12年ほど

勤めた後、独立してこの店を始めたそうです。

豆本、版画挿画本などの限定本、蔵書票、

書物にまつわる本、玩具関係の本、こけし研究の本、

そして伝統こけしを取り扱っていらっしゃいます。

 

豆本とは、手のひらに収まる、文庫本の半分くらいまで

のサイズの本のこと。日本では、江戸時代に作られ

始めました。そして戦後、昭和20年代後半あたりから

出版社も誕生し、豆本ブームが起こります。

しかs材料費の高騰や、職人の高齢化などにより、

素晴らしい豆本を世に送り出してきた版元も一代限り

となってしまい、現在は制作していないのだそうです。

そんな、今では貴重な存在となっている豆本の魅力は、

「美しく、かつ読んで楽しめるところ。」

 

こつう豆本シリーズ「121 賢治の周辺」金子民雄 

左が並[なみ]本(800円)、右が特装本(2500円) 

 

  

(左)特装本の箱を開けたところ。  (右)ちゃんと「本」です。

 

地方ごとに分けられた豆本。そこで作られ、内容もその地に

まつわるもの。ちなみに戦後豆本ブームのきっかけとなった

のは、北海道の「ゑぞまめほん」だそうです。

 

マッチ箱くらいの大きさの『マッチ売りの少女』

 

店内には、きれいな紙が沢山。ワインラベル(200円~)

 

“紙の宝石”と言われる蔵書票(500円~)は、愛好家が

作ったものから、プロの手によるものまで多数取り扱い。

 

「本は、きれいでないとね。」と、

西尾さんの審美眼で集められた品々は、どれも非常に

綺麗な状態のもので、飾って、読んで、

触って(紙の質感や色んな素材を)、贈って、

楽しめるものばかりです。

また、こけしもそうですが、その世界は奥深く、

追求したくなる何かがあるのだなと感じました。

 

豆本もこけしも、元はこどものおもちゃとして作られて

いたようです。 店内には、おもちゃにしてはちょっと

贅沢すぎるようにも思える、丁寧な手仕事で仕上げ

られたものたちが、たくさん、きれいに並べられていて、

きらきら輝く“おもちゃ箱”のようなお店でした。

 

★呂古書房(ろこしょぼう)

住所:神田神保町1-1倉田ビル4F 電話:03-3292-6500

営業:10時30分~18時30分 休み:日・祭日

ホームページは、こちら

 

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*

★豆本フェスタ

オリジナル豆本の展示即売会が6月12日(土)に

東京卸商センターで開催されます。詳細はこちら

Posted at:12:10

小学生から鰻屋までが通う「大屋書房」

千代田図書館には、神保町の様々な古書店が各店自慢の

貴重資料を展示する、月替わりの出張古書店コーナー

「としょかんのこしょてん」があります。

 

4月27日(火)まで、

vol.35「江戸の小説 草双紙の変遷と読本

~木版摺の挿絵や表紙に注目して~」を開催中です。 

  

 

今回の担当書店「大屋書房」にお邪魔してきました。

靖国通り沿い、駿河台下交差点へ曲がる角にあります。

 

通りに面したショーウィンドウに早速気になる商品が・・・

「水木しげる ちりめん絵葉書(10枚)」¥3,150-他

 

ガラス扉の入口。1882年(明15)創業の老舗が醸し出す雰囲気に

入りにくい印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、

ぜひ、勇気を出して扉を開けてみてください。

(机の配置も何もかも、昔からそのまま!だそうです。)

 

そこには・・・

中を見てみたい!紙好きにはたまらない!和本や、

 

きれい!飾りたい!浮世絵や古地図が本当にたくさんありました。

 

大屋書房の初代店主・纐纈(こうけつ)房太郎さんは、

現3代目店主・公夫さんの祖父にあたり、出版も手がけていた

ので、大屋書房発行の本も色々と見せていただきました。

房太郎さんは、交友関係も大変広かったようで、

「江戸研究会」の名で出した本『大江戸』(大正弐年)には、

岡本綺堂、上田萬年などの著名人をはじめとする数多の

執筆陣が名を連ねています。

そうしたお客さんの中から、和本を取り扱ってほしいという

声が多かったこともあり、現在に至るようです。

 

浮世絵は、有名な作家のものでも、大きさによっては

なんと5千円くらいから購入できます。

もっとずっと高いものだと思っていました!

 

誰某の何々・・という知識やお目当てがなくても、

鰻屋さんは、店に飾るために「鰻」が描かれている浮世絵を、

学校の先生は生徒に「本物」を見せるために・・など

様々な切り口から楽しむことができるのですね。

小学生の頃から店に通い続け、今は大学で彫りを学んでいる

というお客さんもいるそうです。

 

たとえば着物好きの友人に、美しい着物姿が描かれている

浮世絵を、紙好きの友人に和本をプレゼントしてみる、

なんていかがでしょうか?

 

なにより、この店の魅力は3代目店主の公夫さん、

4代目・久里さんの人柄の良さと江戸文化への思い。

とても気さくで、親身になって色々と教えて下さいますよ。

 

★おすすめ! 『妖怪カタログ』 ¥1,500-

和本の面白さをもっとたくさんの人に知ってほしい!との

思いで作られた目録。

 

★ルイ・ヴィトンの東京ガイド、ミシュランの日本ガイドでも

 紹介されている。

 

 

★入ってすぐ右手には、掘り出し物コーナー。

Posted at:16:50