レポート:本と出会う読書サロン第5期②

千代田図書館では、JPIC読書アドバイザークラブ首都圏主催で、

メンバー各自が毎月決められたテーマに沿った本を

持ち寄り、紹介し合うという、本を通じた交流の場

「本と出会う読書サロン」を行っています。

現在第5期を迎えており、11月のオープニングイベントを皮切りに

2012年12月~2013年3月までの四か月間、

毎月第3火曜日に開かれています。

オープニングイベントの様子は→コチラ

 

1月15日、第5期2回目が開催されました。

今回のテーマは「ノンフィクション」または「格差」とのこと。

どんな本が紹介されるのでしょうか? お邪魔してみました♪

 

今回の参加者は、見学者を含め18名と

会場がいっぱいになるくらいの大盛況!

まず、その日紹介される本のリストが配られ、

参加者の皆さんが順番に本を紹介していきます。

 

↓会場のムードは和気あいあい。

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ほんの一部ですが、この日持ち寄られた本をご紹介します。

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テーマ「格差」

「絶望の国の幸福な若者たち」(古市憲寿/著 講談社)

テーマ「ノンフィクション」

「人類が消えた世界」(アラン・ワイズマン/著、鬼沢忍/訳 早川書房)

「アンダーグラウンド」(村上春樹/著 講談社)

「白い道」(吉村昭/著 岩波書店)

「奇跡の教室 エチ先生と『銀の匙』の子どもたち 

    伝説の灘校国語教師・橋本武の流儀」(伊藤氏貴/著 小学館)

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各自がテーマを自分なりの切り口でとらえ、

じつにさまざまな本が集まりました。

参加者の方からは、

「読書サロンに来ると、自分が読まないジャンルの本も知ることができる」

「ここで紹介されなかったら読むことがなかったであろう本に出会える」

という言葉が聞かれました。

確かに、熱の入った紹介を聞くにつれ、自分の興味とかけ離れた

ジャンルの本ほど、読んでみたい!という気持ちが

ムクムクと湧き上がってくるのが不思議です。

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次回2月19日のテーマは

「子どもとお年寄り」または「未成年におすすめしたい本」です。

あなたならどんな本を紹介しますか?

 

読書サロンでは、参加者を随時募集中です。

都合のつく回だけ、興味のあるテーマの回だけ、見学だけ、

といった参加も可能です。

まずはお気軽にメンバー登録をしてみませんか?

詳しくは→コチラをご覧ください。

 

 

Posted at:09:00