ご存じですか?文字を声で届ける〈音声CD〉

千代田区立図書館では、文字を読むのが困難な方にも快適に図書を利用していただけるようさまざまなサービスを提供しています。

たとえば館内には、拡大読書器等の読書をサポートする機器や道具を設置しています。また、図書館ホームページには音声読み上げ機能があり、ページ上部中央の音声読み上げアイコンをクリックすると、ページに書かれている文章を機械音声が読み上げます。

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そういった読書をサポートするもののひとつに、音声CDというものがあります。

千代田図書館と四番町図書館では、ちよだボランティアセンターが作成している音声CD『広報千代田』『区議会だより』『声のおたより「ゆりかご」』を利用することができます。

『声のおたより「ゆりかご」』は、季節の話題や短編小説の朗読などが収録されていて、ラジオを聴いているような感覚で楽しめます。

 

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CDは、千代田図書館では9階第二展示ウォール付近29番棚にあります。

 

先日、千代田図書館の障害者サービス担当司書と一緒にちよだボランティアセンターに行き、音声CD製作を手がける朗読ボランティアの方にお話を聞くことができました。

今回は、そこでうかがったCD作成のお話を中心にご紹介します。

 

   ♪      

 

ちよだボランティアセンターは千代田図書館のすぐ近く、かがやきプラザの4階にあります。

音声CDを作成しているのは、朗読研究会ちどり朗読グループさつきの2つの団体です。

 

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まず、作成時に心がけていることを聞いてみました。

『広報千代田』『区議会だより』の場合は、「書いてあるものは、すべて読む」のを大事にしているとのこと。

紙面の情報量が多い場合は内容がわかる範囲に要約してしまえばよい、という意見もあるけれど、何が必要なのかを決めるのはその情報を受け取る人。だから、自分たちで判断することはせずに紙面に載っていることを全て読み上げるそうです。また写真やイラストはどうするのかというと、「○○をしている人の写真です」というように情景を言葉で説明する場合が多いとのことです。

 

一方、『声のおたより「ゆりかご」』は、「自分が楽しめるものを作る」ようにしているそうです。

「自分が読書するときと同じように、“これはおもしろいな”“今回のはイマイチだな”って、いろいろな感想を持ってもらえるとうれしい」「家族からの厳しい(?)コメントも作成の励みになっている」と笑顔で語る姿からも、CDを楽しんで作っていることが伝わってきました。

 

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朗読ボランティアを始めるきっかけは人によってさまざまですが、今回お話をうかがったおふたりとも、朗読講習会に参加したときに誘われて始めたそうです。活動は、もう10年以上にもなるとのことで、

「自分が楽しくないと、ボランティアは続けられない」

とおっしゃっていました。

また、「読んであげてるんじゃない、読ませていただいてる」とも。

最後に「自分たちはプロではないけれど、少しでもよいものを届けたいという想いでCDの作成にあたっている」と語ってくれました。

 

   ♪      

 

ボランティアセンターの皆さん、貴重なお話をありがとうございました!

 

音声CDなどのように、じつは知っていると便利!という図書館サービスについて、このちよぴたブログでもお伝えしていきます。そして、必要としている人にサービスが届くよう、図書館としてこれからも考えていきたいと思います。

 

 

 

 

Posted at:10:00

【イベント情報】12月15日開催!千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー「本の街でひらく 絵本のとびら」編

毎回様々なテーマで図書館と街の魅力をご紹介する人気のイベント「千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー」。今年の冬も開催が決定しました!

 

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過去の神保町ツアーの様子

 

今回の神保町ツアーのテーマは、「本の街でひらく 絵本のとびら」

神保町古書店街の児童書専門店や古書店、雑貨店などを千代田図書館コンシェルジュが一緒に街歩きをしながらご案内します。

ツアーの後半は、こどもの本専門店ブックハウスカフェで書店員さんや千代田図書館司書による、大人も楽しめる絵本についてのトーク読み聞かせのイベントを行います。

 

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子どもの頃に親しんだなつかしい1冊や、大人になった今だからこそ心に響く絵本が見つかるかもしれません。

師走の活気あふれる神保町で、すてきな本との出会いを楽しんでみませんか?

 

11月12日(月曜日)と13日(火曜日)の午前10時から午後6時までは千代田区内にお住まいの方の先行申込を行います。

一般の申し込みは11月14日(水曜日)午前10時から開始します。

この機会に、ぜひご参加ください♪

 

千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー

「本の街でひらく 絵本のとびら」編

 

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【日  時】 12月15日(土曜日)

       午後1時~午後3時30分(12時30分受付開始)

【集合場所】 千代田図書館10階 特設イベントスペース

【定  員】 15名(高校生以上)※事前申込制・先着順

【参 加 費】 無料

 

 ※荒天の場合、イベントの内容を一部変更または中止する場合があります。

 

お申し込みについて

① 千代田区民先行申込

11月12日(月曜日)・13日(火曜日)

午前10時から午後6時まで

② 一般申込

11月14日(水曜日)午前10時から

※お申し込み方法については、こちらのページをご確認ください。

※①で定員に達した場合は、②での募集は行いません。

参加にあたっての注意事項(PDF:105KB)をお読みいただき、

 ご同意の上でお申し込みください。

 

 

Posted at:16:15

コンシェルジュ通信Vol.38:
今年も「東京名物 神田古本まつり」が始まりました!

毎年秋に神保町古書店街で開催される「東京名物 神田古本まつり」

第59回となる今年は、10月26日(金曜日)から11月4日(日曜日)まで開催されます。

 

古本まつり初日の朝10時よりオープニングセレモニーが行われ、今年も千代田図書館コンシェルジュはテープカットのアテンドを務めさせていただきました。

 

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神田古本まつりで有名なのが、靖国通りの歩道で開催される「青空古本市」

左右を書店と書棚に囲まれた、まるで「本の回廊」と言えるような空間が約500mにわたって広がっています。

 

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書店それぞれに特色のある品ぞろえなので、見ているだけでも楽しめます。

書棚の商品は期間中に何度も入れ替えが行われ、選りすぐりの書籍が並ぶそうですよ。

(午前10時~午後7時、雨天中止 ※最終日は午後6時まで)

 

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ほかにも「特選古書即売展」や「じんぼうチャリティーオークション」「神保町ブックフェスティバル」など、イベントが目白押しです!

 

そんな見どころ盛りだくさんの古本まつり。一息つきたくなったら神保町のお食事処に立ち寄ってみるのもおすすめです♪

「本の街」として有名な神保町。実は、カレー・カフェ・中華など、多彩なお食事処の立ち並ぶ「食街」でもあります。購入した本をお供にのんびりと時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、千代田図書館9階のコンシェルジュブースには、千代田図書館コンシェルジュが実際に店舗に足を運んで作成した「コンシェルジュのおすすめグルメファイル」を置いています。図書館にお越しの際は、ぜひ手にとってみてくださいね。

 

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また、散策中に「探している本はどこの書店にある?」、「おいしいカレー屋さんを知りたい」など気になることがあったら、神保町すずらん通り「小学館ギャラリーBH神保町」内にある「本と街の案内所」へ。千代田図書館コンシェルジュは、普段は平日のみ出張していますが、古本まつり期間中は土日(4日を除く)もいますので、ぜひ気軽にお立ち寄りください。

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 (写真左:案内所外観 / 右:昨年度古本まつり時の所内の様子)

 

さらに、今週末には「神田カレーグランプリ2018も開催されます。神保町古書店街から歩いていくこともできますので、ご一緒に足を運んでみてはいかがでしょうか。

活気あふれる東京・神田の秋をぜひ楽しんでくださいね♪

 

 

「第59回 東京名物 神田古本まつり」

【日 時】 10月26日(金曜日)~11月4日(日曜日)

【会  場】 神田神保町古書店街(靖国通り沿い・神田神保町交差点他)

青空古本市等イベントの詳細につきましては、こちらをご覧ください。

 

「神田カレーグランプリ2018 グランプリ決定戦」

【日 時】11月3日(土曜日)、11月4日(日曜日)

【会 場】小川広場

イベントの詳細につきましてはこちらをご覧ください。

 

Posted at:13:00

今日から読書週間!「図書館でふれる 江戸・明治の世界」

 

今日から11月9日(金曜日)までは読書週間です。

千代田図書館では、11月11日(日曜日)まで展示「本でタイムトラベル!150年前の世界」を行っています。

 

現在日比谷図書文化館で開催中の特別展「江戸から東京へ~江戸城無血開城から東京の新たな幕開け~」連動企画「図書館でふれる 江戸・明治の世界」の一つとして、およそ150年前に出版され今も読み継がれている世界の名作文学や、国内外の歴史的な出来事にまつわる小説やノンフィクションなど、30冊を展示しています。(展示資料はすべて貸出可、貸出中の場合はご了承ください)

 

日比谷図書文化館の特別展「江戸から東京へ~江戸城無血開城から東京の新たな幕開け~」

について、詳しくはコチラ

 

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本でタイムトラベル!150年前の世界

【期 間】 開催中~11月11日(日曜日)

【場 所】 千代田図書館9階=第2展示ウォール

 

今回は、19世紀末に作られた世界地図もあわせて展示しています。

こちらの資料は千代田区立図書館の内田嘉吉文庫に所蔵している『Around the world with General Grant』

南北戦争北軍の将軍で第18代アメリカ合衆国大統領のユリシーズ・シンプソン・グラント(1822年-85年)は大統領職2期目の終了後、2年をかけて世界中を旅行しました。こちらの本は同行したニューヨーク・ヘラルド紙の記者ジョン・ラッセル・ヤングが記した旅行記で、訪れた国での出来事が細かな挿画と共に収められています。アメリカを出発してヨーロッパ各国やエジプトなどを回り、さらにインド、シャム、香港、清国に寄り、1879年長崎に上陸、東京や日光、箱根などを訪ねたグラントはアメリカ大統領経験者で訪日を果たした初の人物となりました。

 

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『Around the world with General Grant』(John Russell Young/著)

旅程が記された巻頭口絵の世界地図(写真左)、明治12年ごろの東京の街並みのイラスト(写真右)

 

展示では、この巻頭口絵を拡大し、展示資料の出版された国や歴史的な出来事の起こった国をマークしています。世界地図を眺め、本を手に取って150年前の世界に想像をふくらませてみませんか?

ぜひ、ご覧ください。

 

また、その他の千代田区立図書館各館でも特別展「江戸から東京へ~江戸城無血開城から東京の新たな幕開け~」の連動企画「図書館でふれる 江戸・明治の世界」を開催中です。(詳しくは各イベント名のリンク先をご覧ください)

 

日比谷図書文化館

特別展関連展示「明治 あたらしい時代を迎えた人々」

 

四番町図書館

ラウンジセミナー「明治から昭和の文人たちが愛した番町・麹町」

【日 時】 12月5日(水曜日)午後1時~3時

【場 所】 四番町図書館ラウンジ

【定 員】 20名(事前申込制・先着順)

【申 込】 11月22日(木曜日)午前9時~(四番町図書館へ電話またはご来館で受付)

 

昌平まちかど図書館・神田まちかど図書館

「江戸から東京へ」テーマ本ミニ展示

 

読書の秋、千代田区立図書館で心ゆくまで読書をお楽しみください!

また、神田神保町古書店街では、今日から11月4日(日曜日)まで「東京名物 神田古本まつり」が行われています。

 

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こちらの様子は次回の「コンシェルジュ通信」で詳しくお届けしますので、お楽しみに♪

Posted at:18:10

本を通じた交流の場「本と出会う 読書サロン」

 

皆さん、最近読書していますか?愛読書は何ですか?

「本が好き!」という方はもちろんのこと、久しく本を手にとっていないという方にもご紹介したいのが「本と出会う 読書サロン」です。

「本と出会う 読書サロン」は、読書の会が主催する本を通じた交流の場で、2009年から千代田図書館で定期的に開催されています。

読書サロンでは、参加者が毎回テーマに沿った本を持ち寄り、紹介し合います。自分の好きな本を知ってほしい!という方や、いろいろな本を知りたい!という方、参加の理由はメンバーそれぞれです。

 

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▲過去の読書サロンの様子

 

今回は、今年の6月から9月まで開催された第16期読書サロンのテーマと、紹介された本の一部を振り返ってご紹介します。(書名にリンクの張ってある資料は千代田区立図書館に所蔵しているものです。書名をクリックすると詳細をご覧いただけます)

 

○●第1回(6月19日)テーマ「AI」

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『人間の未来 AIの未来』 

山中伸弥  羽生善治/著 講談社

『人工知能とは』

人工知能学会/監修 近代科学社

『人工知能に負けない脳』

茂木健一郎/著 日本実業出版社

『スマホ廃人』

石川結貴/著 文春新書

など、計11冊

 

○●第2回(7月17日)テーマ「ゲーム」

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『スポーツ雑学大全』

枻出版社

『○×まんがでスッキリわかる もう怒らない本』

安藤俊介/著 橋本くらら/まんが ディスカヴァー・トゥエンティワン

『家族ゲーム』

本間洋平/著 集英社

『なぞなぞの本』

福音館編集部編 石川勇/画 福音館書店

など、計10冊

 

○●第3回(8月21日)テーマ「カラー」

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『無限の玄/風下の朱』

古谷田奈月/著 筑摩書房

『漱石の白くない白百合』

塚谷裕一/著 文藝春秋社

『いろのかけらのしま』

イ・ミョンエ/作と絵 生田美保/訳 ポプラ社

『米屋』

小泉光久/著 大月書店

など、計19冊

 

○●第4回(9月18日)テーマ「ムービー」

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『映像の原則』キネマ旬報ムック

富野由悠季/著 キネマ旬報社

『私の記録映画人生』

羽田澄子/著 岩波書店

『日日是好日』

森下典子/著 新潮社

『キネマの神様』

原田マハ/著 文藝春秋

など、計12冊

 

全4回の読書サロンで50冊近い作品が紹介されました。小説、絵本、まんが、実用書や参考書など、じつにバラエティ豊かです。

参加者は毎回10名前後で、中には複数の本を紹介する方もいらっしゃるのですが、なぜか紹介する本が重なることはないそうです。まさに、本と出会う場になっているわけですね。

 

現在、「本と出会う 読書サロン」では、12月~3月(第17期)のメンバーを募集中です。

また、11月20日(火曜日)には第17期のオープニングを記念し、読書サロン参加者によるイベント「人と社会が見えてくる読書会~本で語り合う方法~」を開催します。参加者が本を紹介する場面もあり、読書サロンに参加した気分を体感できますよ!

どなたでもお気軽にご参加いただけるイベントですので、ぜひお立ち寄りください♪

 

「本と出会う 読書サロン」第17期オープニングイベント

「人と社会が見えてくる読書会~本で語り合う方法~」

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大きな画像を見る(PDF:353KB)

 

【日 時】 11月20日(火曜日)午後7時~8時(午後6時30分開場)

【会 場】 千代田図書館9階=特設イベントスペース

【席 数】 30席(事前申込不要・当日先着順/立ち見可)

【登壇者】 読書サロンメンバー 小泉光久さん、池田さん

【主 催】 読書の会

【共 催】 千代田区読書振興センター

Posted at:10:15

麹町小学校で「出張読み聞かせ講座」

 

今回は、千代田区読書振興センターが千代田区内の小学校・中学校・高等学校で行っている「出張読み聞かせ講座」のようすをお届けします!

今年で4年目を迎える「出張読み聞かせ講座」。学校支援担当司書が学校へ出張して、小学生~高校生へ読み聞かせの楽しさや、読み方のコツを教えています。

 

子どもたちにとって馴染みのある、絵本の読み聞かせ。読んでもらうことはあっても「読んであげる」という体験は新鮮なもの。

小学校では、朝読書の時間などに高学年から低学年への読み聞かせを行うことがあるそうです。また中学校や高校では、文化祭の出し物や、図書館や保育の仕事に興味を持つ学生に向けた体験として、学校からの要望をいただき講座を開催しています。

 

先日は、千代田区立麹町小学校で5・6年生の図書委員21名の皆さんへ「出張読み聞かせ講座」を行いました!

 

図書委員会では、12月に1・2年生に向けた絵本の読み聞かせを計画しているそうです。

まずは司書から皆さんへ、ゆかいなおはなしが小さな子どもに大人気の絵本『おもちのきもち』(かがくいひろし/作、講談社)を読みました。

 

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「絵本を読んでもらうの、ひさしぶり!」という声も聞こえ、みんな楽しそうに聞き入っていました。

 

「これから、絵本を読み聞かせするときの悪いお手本を見せるから、“良い読み方”についてみんなで考えてみよう」と司書が読んでみせます。

すると…「声が小さくて聞こえない~!」「こっちを向いて読んでほしい」と、すぐに元気な声があがりました。

 

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ページをめくる手で絵が隠れてしまうのも「悪いお手本」のひとつ。

 

読み方について知ったあとは、読み聞かせに適した絵本の選び方についてもお話ししました。絵が細かすぎる本や、文字が多すぎる本…、自分で読んで楽しい本でも、読み聞かせには向いていない場合があります。

1・2年生のみんなに、どんな本を読んだら喜んでもらえるかな?

読み方にも、本の選び方にも「聞いてくれる相手のことを考える」ことが大切なんですね。

 

コツを知ったら、いよいよ実践!読み聞かせをするグループに分かれ、学校図書館の絵本から1人1冊本を選び、練習します。

 

「絵本選びに迷ったら、いつでも司書に相談してね!」

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子どもたちにとって特に難しい「本の持ち方」も練習!本をしっかりと支え、見やすいように開きます。

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練習タイムが始まると、読む子も聞く子もみんな真剣!さっき教わったコツを意識しながら友達に読み聞かせます。

 

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全員が1人1冊の読み聞かせ練習をしたところで、今回の講座は終了です。

参加した児童からは

「ていねいに教えてくれたので、またやってみたくなった」

「本が大好きなので、夜に兄弟にもよみきかせしてあげたい」

「みんながしんけんに聞いてくれてたのしかった」

という感想をいただきました。

 

図書委員会の皆さん、ありがとうございました!

練習を重ねて、12月の読み聞かせも楽しんでくださいね♪

Posted at:10:30

北の丸公園、皇居東御苑で発見!秋の花だより&おすすめ本紹介

 

吹く風も涼しく、秋の訪れを感じる気候になりました。

お散歩が気持ちいいこの季節、図書館にお立ち寄りのついでに“小さな秋”を見つけてみませんか?

今回は、千代田図書館から歩いてすぐの北の丸公園皇居東御苑で見つけた初秋の草花と、身近な自然を楽しみながらのお散歩におすすめの本3冊をご紹介します!

 

千代田図書館がある千代田区役所を出てすぐの清水門をくぐると、斜面のところどころにヒガンバナが咲いています。燃えるような赤が、秋の訪れを感じさせてくれますね。

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北の丸公園では、夏の名残りのピンクや白のムクゲの花もまだ見られます。

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公園西側の一角にあるモミジ山と呼ばれるエリアは、その名の通り千代田図書館から最も近い紅葉の名所で、例年11月下旬に見ごろを迎えます。

紅葉の季節が今から楽しみですね♪

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竹橋方面から皇居東御苑へ入ります。二の丸池から千代田区役所庁舎を眺めたところ。

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本丸休憩所の近くに白い花を咲かせているシュウメイギクは、今が見ごろです。

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都会の中心にありながら、野山の自然を楽しめるのが皇居東御苑の魅力。

こちらは、武蔵野の自然を残すために造成された雑木林でみつけたヤマホトトギス。よく見なければ見落としてしまうような、白と紫の小さな花です。

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かわいらしい実をつける植物も、秋らしさを感じさせてくれますね♪

書陵部横で見つけたのは、コムラサキ(写真左)と、名前の通り珊瑚のような赤い実のサンゴジュ(写真右)。

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二の丸雑木林ウメモドキ(写真左)に、白鳥濠近くのガマズミ(写真右)。

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北の丸公園と皇居東御苑を散策していると、身近にある草花の種類の豊かさと、そのどれもが季節の移り変わりを告げていることに気づかされます。

また、日比谷図書文化館1階の常設展示室では、皇居東御苑などで見られる四季折々の植物をアクリル樹脂標本で展示していますので、こちらもあわせてご覧ください。

 

秋の草花の見ごろはまだまだこれから。ぜひ、千代田図書館の近くでの“小さな秋”探しをお楽しみください!

 

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最後に、秋の自然散策におすすめの本3冊をご紹介します。

それぞれの本の詳しい情報は、書名をクリックしてご覧ください(千代田区立図書館のホームページに移動します)

 

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『皇居東御苑の草木図鑑』

近田 文弘/解説・写真

菊葉文化協会/編

大日本図書

皇居東御苑で見られる草花や樹木を、写真入りで詳しく解説。皇居を訪れる多くの外国人観光客にもわかりやすいよう、英語・中国語・韓国語でも植物名を記しています。

 

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『万葉歌とめぐる 野歩き植物ガイド 秋~冬』

山田 隆彦・山津京子/著

太郎次郎社エディタス

日本最古の歌集『万葉集』で最も多く歌われている植物は桜でも梅でもなく、秋の花「萩」だということをご存じですか?古くから愛されてきた草花に思いを馳せながら、秋の散策を楽しんではいかがでしょうか。

 

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『スキマの植物図鑑』

塚谷 裕一/著

中央公論新社

千代田図書館のすぐ近くでも見られるような、都会の“スキマ”に生きる代表的な植物110種を紹介。オールカラーで持ち運びしやすい新書サイズです。

Posted at:15:00

日比谷図書文化館コンシェルジュ通信Vol.10:
明治維新150年記念イベントも続々!資料から眺める明治の千代田の風景をご紹介

 

今年は明治維新から150年後にあたるため、全国で様々な記念イベントが開催されているのはご存じでしょうか。

広報千代田9月5日号でも「千代田区と明治150年」と題し、大きなカラー写真入りで特集しています。

 

広報千代田9月5日号→コチラ

※広報千代田は日比谷図書文化館1階受付でも配布しています。

 

また、当館でも10月5日(金曜日)から12月2日(日曜日)まで

特別展「江戸から東京へ~江戸城無血開城から東京の新たな幕開け~」を開催予定です。それに併せ特別展関連講座もご用意しておりますので、ぜひ、ホームページからチェックしてみてください。

(満席の場合は随時受付終了となります。ご了承ください)

展覧会開催概要と関連講座・申込方法→コチラ

 

なお、特別展につきましては次回の日比谷図書文化館コンシェルジュ通信で詳しく特集する予定ですので、こちらも楽しみにお待ちください。

 

今回の日比谷図書文化館コンシェルジュ通信では、明治維新150年記念にちなんで前回(Vol.9)に引き続き、明治期の近代建築の貴重な資料を基に、明治時代の千代田の風景をお届けしたいと思います。

今回も貴重な資料を千代田区教育委員会にご提供いただいています。 

古くから東京の政治的・商業的中心地として栄えてきた千代田区。お届けするのは、日比谷を少し離れて竹橋、お茶の水の風景です。

 

ニコライ堂

日本での布教活動を目的としてロシアより来日したニコライ・カサートキンによって建立されたニコライ堂は、1891年(明治24年)に竣工。建設に当たっては、ジョサイア・コンドルが実施設計を務めています。

関東大震災で鐘楼がドームに倒れて崩壊しましたが、1929年(昭和4年)に現在の姿に再建されました。ちなみに、再建までの間は、千代田図書館の前身である東京市立一橋図書館が、震災での全焼をうけてニコライ堂の敷地内でバラック建ての仮設図書館を設けていました。(詳しくは→コチラ

平成になってからも工事、修復等が行われており、有料での聖堂内見学もできます。詳しくはニコライ堂のホームページなどでご確認ください。

 

明治20年代のニコライ堂

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(千代田区教育委員会蔵)

 

関東大震災で被災したニコライ堂(1923年)

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(個人蔵)

 

現在のニコライ堂

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旧近衛師団司令部庁舎と竹橋兵営(近衛歩兵第一連隊兵舎:明治20年代)

江戸城の北ノ丸と呼ばれた場所のほとんどは、現在北の丸公園となっていますが、戦前、この地には近衛師団関係の施設が林立していました。

1910年(明治43年)、陸軍技師 田村鎮(やすし)の設計により建設された近衛師団司令部庁舎は一時解体が決定されましたが、各方面からの保存要望を受けて1972年(昭和47年)に重要文化財に指定されました。現在は保存活用工事を経て、東京国立近代美術館工芸館として活用されています。

 

現在の東京国立近代美術館工芸館(旧近衛師団司令部庁舎)

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残念ながら司令部庁舎の当時の外観に関する資料は入手出来ませんでしたが、当時の北の丸付近の風景を知るために、隣接していた近衛歩兵第一連隊兵舎をご紹介します。

 

竹橋兵営(近衛歩兵第一連隊兵舎:明治20年代)

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(千代田区教育委員会蔵)

煉瓦造りの兵舎が立ち並ぶ当時の竹橋の風景を想像していただけますでしょうか。

 

これらの建物の所在は前回もご紹介しました、日比谷図書文化館 特別研究室所蔵、1897年(明治30年)の東京市の地図『東京一目新図』の中にも確認できます。

 

『東京一目新図』

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(特別研究室蔵)

 

皇居のお堀の北側、白く見えている部分が近衛師団司令部庁舎のあった辺りです。ニコライ堂はその東側、神田川の手前あたりに見ることができます。

 

こちらの地図。細かい部分を見れば見るほど新しい発見がある面白い資料です。

特別研究室では随時原本を広げて見ることができますが、申請いただければ研究目的での撮影が可能ですので、地図を手元でゆっくりご覧になりたい場合はスタッフにお気軽にご相談下さい。

 

また、日比谷図書文化館の図書フロア2階には東京、千代田区関係の多様な書籍を揃えたコーナーもあり「特別研究室で『東京一目新図』の細かい部分をじっくり見て、気になった建物や場所について図書フロアでゆっくり調べる」といった楽しみ方もおすすめです。

 

資料から眺める明治の千代田の風景、いかがでしたか?

皇居周りのお散歩が気持ちがよい季節になってまいりました。

東京・千代田区界隈にお越しの際には、まずは日比谷図書文化館に寄って歴史・文化・地理・グルメをリサーチしてから、

「いざ、千代田の街歩きへ出発!」

ぜひ、皆様のご来館をお待ちしています。

Posted at:13:00

千代田図書館に区内大学から図書館実習生が来てくれました!

千代田図書館では、毎年区内の大学から図書館実習生を迎えています。今年は法政大学大妻女子大学からそれぞれ1人ずつ、2名の実習生が来てくれました。

今回の「ちよぴたブログ」では、実習生が10日間の実習期間で体験した図書館にまつわる様々な仕事をご紹介します。

 

 

実習初日、午後の研修の一コマ。この研修では図書館の資料について学びました。

 

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図書館の書棚に並べられる資料は、その内容やテーマなどをもとに分類されており、公共図書館・学校図書館・企業の図書館などそれぞれの利用者に合わせた並べ方配置「決まり」を持っています。

 

大学で図書館について学ぶ2人ですが、実習にあたり、まずは千代田図書館の資料の並べ方や特色ある書棚などを覚えることから始めました。

多くの図書館では文庫本新書、調べ物に使われる参考図書地域資料などがその他の本と分けて並べられることが一般的です。千代田図書館ではこれらに加えて、千代田区にゆかりのある文学者の資料出版にまつわる本棚の資料などを分けてまとめ、特色ある書棚を作っています。

 

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館内の配置がわかってきたところで、配架の実習が始まりました。図書館に返却された資料をもとの場所に戻し、次に利用する方が手に取りやすいように書棚を整えていきます。

 

 

また別の日には、企画展示の関連講演会「南極における気象観測の変遷」の会場設営や来場者受付をお手伝いしました。

 

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図書館のフロア内の一角を使っての講演会というのは、千代田図書館らしい催しです。

実習生にとって、新鮮な体験になったのではないでしょうか?

(講演会当日のようすは→コチラ

 

 

そして実習も終盤にさしかかった9月13日(木曜日)には、千代田図書館10階で毎月第2木曜日に行っている赤ちゃん向けおはなし会で、赤ちゃんと保護者に向けた絵本の読み聞かせわらべうたに挑戦しました!

 

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司書からレクチャーを受け、読み聞かせやわらべうたの練習をしてきた2人。当日の朝まで練習を重ねておはなし会に臨みます。

 

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開館前、参加する赤ちゃんがゆったり座れるように子ども室にマットを敷くことからおはなし会の仕事は始まります。

 

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いよいよおはなし会の始まり!この日も多くの方が参加してくれました。

 

初めは少しだけ緊張しているかな?という2人でしたが、赤ちゃんと一緒にわらべうたや手あそびを楽しみ、絵本を読み始めるころにはリラックスしたようす。

今回は、『いないいないばあ』(松谷みよ子/文、瀬川康男/絵、童心社)『くだもの』(平山和子/作、福音館書店)をそれぞれ読みました。

 

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明るくはっきりと、子ども室の後ろまで声を届かせるように絵本を読むことができました♪

 

 

実習生には、今回ご紹介した仕事のほか、図書館に欠かせない仕事を広く体験していただきました。

 

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実習生のお2人、おつかれさまでした!

Posted at:15:00

【レポート】新しくなった九段小学校 図書館もオープン間近!

千代田区では、9月から九段小学校・幼稚園の新校舎の運用がはじまりました。

今回は、新しくなった九段小学校の図書館の様子をお伝えします。

 

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校舎のデザインは、関東大震災によって焼失した後に建造された復興小学校を再現したもので、アーチ型の窓や木目調の内装が印象的です。廊下や壁面のサインも木製で、やわらかな空間をつくっています。

 

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廊下を進んでいくと、頭上に「図書館」のサイン。

窓下と壁面の両側には棚が備え付けられており、奥まで続いています。ここは廊下ではなく、すでに図書館の中に入っていたのです!

 

千代田区立図書館の学校支援担当司書も、新しくなった学校図書館の全面運用に向けて準備で大忙しです。そんな忙しい中をおじゃまして、図書館内を見学させてもらいました。

 

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図書館は利用目的によって2つに部屋が分かれています。

ひとつは、文学の本や絵本が置かれているおはなしのへや

 

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中には、子どもの背の高さに合わせた本棚やアーチ型の絵本棚があります。絵本棚の前にはじゅうたんが敷かれていて、ここに座って好きな本を読むこともできます。

 

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もうひとつは、図書館 メディアルーム

 

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調べ学習やメディア端末を使った授業もできるようになっていて、1クラス分の児童が座れる座席が40席あります。椅子は座り心地がよく、曲線のデザインや暖色を使った座面などがかわいらしく、司書のお気に入りのひとつです♪

 

 

おはなしのへやから楽しそうな声が聞こえてきたので行ってみると、3年生のクラスが絵本の読み聞かせをしていました。みんな、上履きを脱いでじゅうたんの上でぎゅっと集まっています。

 

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あたらしい図書館でみんなが絵本を楽しむ様子は、見ているこちらまで笑顔になりました。

図書館が、学校でのお気に入りの場所のひとつになったらうれしいです。

九段小学校の皆さん、新しい図書館をたくさん使ってくださいね♪

 

Posted at:10:50