千代田区立図書館公式YouTube「古書っと神保町」第3弾公開!

「本の街」神保町古書店街の魅力を発信するYouTube動画「古書っと神保町」古書店の特徴専門分野など、千代田図書館コンシェルジュが古書店のオーナーさんとともに紹介しています。2024年の11月までに4店舗8本の動画をアップし、2025年3月には第3弾として、さらに2店舗4本の動画を公開しました♪

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本シリーズ第3弾は、イタリア・スペイン・ポルトガルの洋書を専門的に揃えているイタリア書房と、動物・植物の専門書や民俗学についての本などが幅広く並ぶ鳥海書房です。
「イタリア書房」編の前編では、創業当時の話やイタリアの文化について幅広くお届けしています。後編では、日本初の『和伊事典』を出版した歴史について伺いました。

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▲イタリア書房での撮影風景

ショーウィンドウに飾られた展示品など、書籍だけでなく雑貨も数多く販売しているイタリア書房。まるでイタリアを訪れたような、ワクワクした気持ちを味わうことができます。日本とイタリアをつなぐ、架け橋のようなお店です。ぜひご覧ください。

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▲イタリア書房

「鳥海書房」編の前編では、江戸時代に出版された、動物や植物に関する古書を紹介しています。後編では、西洋の博物画の魅力や日本の出版に影響をもたらした歴史など、より詳しい内容をお届けしています。

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▲自然に関するさまざまな古書を紹介!

動物や植物が食材としても扱われることから、料理の本も数多く取り扱っている鳥海書房。棚を眺めるだけでも、思いがけない発見を楽しむことができるかもしれません。ぜひ足を運んでみてくださいね。前回に引き続き、個性豊かな古書店を紹介しています。ぜひご覧ください♪

イタリア書房前編はこちら
鳥海書房前編はこちら

千代田区立図書館公式YouTubeチャンネルでは、街の魅力をお伝えする動画だけでなく、千代田Web図書館の使い方図書館のイベント情報なども配信しています。チャンネル登録もお待ちしています!

Posted at:11:45

千代田区立中学校・高等学校展示 in 千代田図書館
④都立日比谷高等学校


千代田図書館9階第2展示ウォールにて開催中の「千代田区内中学校・高等学校展示」

今年度最後の展示が、3月17日(月)から始まりました!

第4弾は「都立日比谷高等学校」の展示です。

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図書委員会の1・2年生による展示は、ブックハンティング(図書館に所蔵して欲しい本を、学生や教職員が書店で直接選ぶこと)の活動で選んだ図書を中心に紹介しているおすすめ本の手作りPOP

紹介されている本も一部展示しています。図書委員メンバーの熱意あふれるイチ押しメッセージが気になったら、ぜひ手に取ってみてください!

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1年に1度図書委員会が発行している『リブラリア』も展示されています。

『リブラリア』とは、日比谷高校図書委員会で70年近く受け継がれてきた、伝統ある広報誌。

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先生方へのインタビューや図書委員メンバーの座談会など、本格的で非常に読み応えのある内容です。

初刊行はなんと1955年!国会図書館にも所蔵されているのだそう。

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1959年以降のバックナンバーも展示しています。

展示されている『リブラリア』は、壁に展示しているものも含めすべて手に取ってお読みいただけますので、ぜひご覧ください!

展示本はすべて貸出可。貸出中の場合はご了承ください。

(『リブラリア』は図書館内でのみ閲覧可能、貸出不可となっています)

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千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館

都立日比谷高等学校

【展示期間】 開催中~3月30日(日曜日)

【展示場所】 千代田図書館9階 第2展示ウォール

詳しくはこちら

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今年度の中高展示も、参加いただいた各学校の熱意がこもったさまざまな展示が集まりました。

千代田図書館 読書振興センターはこれからも、読書を愛する中高生の皆さんの学校活動を応援します!

Posted at:17:00

もうすぐ春がやってくる♪千代田図書館で春を味わおう!

3月初旬には関東地方でも雪が降り、真冬並みの寒さが続く日がありました。少し気温はあがったものの肌寒さを感じる日もまだまだあり、春が待ち遠しいこの季節。東京の開花予想は3月26日(2025年3月18日現在)と、お花見を楽しむまでにもう少しだけ時間がある今、読書をしながら春を待ってみてはいかがでしょうか。
今回は、「春が待ち遠しくなる おすすめ本3冊」を紹介します。

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『旅屋おかえり』(原田マハ/著、集英社文庫)
売れないタレントおかえりこと、丘えりかが旅行代理のお仕事をする中で、依頼人や出会った人々を笑顔に変えていく心あたたまるストーリー。大事な人に会いに行きたくなる一冊です。

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『14ひきのぴくにっく』(いわむらかずお/さく、童心社)
大人気の14ひきシリーズには、ねずみの家族がみんなで春を探しにピクニックへ行くおはなしがあります。花や鳥、虫たちとの出会いが描かれた作品を読んでいると、お弁当を作って近くの公園に春を探しに出かけてみようかなとワクワクした気持ちになります。


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『生き物が教えてくれる季節のおとずれ 春』(亀田龍吉/写真・文、汐文社)
春を教えてくれる植物は、桜だけではありません。何気なく歩いている道に咲いているナズナやたんぽぽ、うぐいすの声も春の訪れを知らせてくれます。図鑑だけでなく、季節を学ぶ読みものとしてもおすすめの一冊です。

千代田図書館10階児童書フロアでは、「さくらのほん」と題して、桜にちなんだ本を紹介しています。

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そして9階への階段側の壁には大きな桜の木が展示中。実はこの木、少しずつ咲いたお花が増えています。

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▲設置当初(2/28ごろ)              ▲3/18現在

さらに、春にちなんだ美術展の紹介や紙で作ったさくらもちの展示子ども室の入口にもたくさんの桜が咲いています。千代田図書館で春を心待ちにしながら過ごしてはいかがでしょうか。

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▲千代田図書館10階 児童書フロア

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▲千代田図書館10階 子ども室

みなさまのご来館をお待ちしております♪

Posted at:18:00

千代田区立中学校・高等学校展示 in 千代田図書館
③錦城学園高等学校

千代田図書館9階第2展示ウォールにて開催中の「千代田区内中学校・高等学校展示」
今年度3校目の展示が3月3日(月曜日)から始まりました!
第3弾は、錦城学園高等学校の展示です。

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国語科の授業でのグループワークで、3年生の生徒が学校周辺や自分たちの住んでいる地域と文学者のつながりを調べ、まとめました。
夏目漱石与謝野晶子など、千代田区にゆかりのある文学者たちも数多く紹介されています。

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似顔絵のイラストや、和紙・折り紙・切り絵などを自由な発想で活用し、彩り豊かな展示となっています。

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文学者や、地域と文学者の関係についての本も数多く展示していますので、こちらもご覧ください。
(展示本はすべて貸出可。貸出中の場合はご了承ください)

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千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館
錦城学園高等学校

【展示期間】 開催中~3月16日(日曜日)
【展示場所】 千代田図書館9階 第2展示ウォール
詳しくはこちら
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Posted at:16:20

【千代田図書館イベントレポート】おはなし美術鑑賞ワークショップを開催しました

2月9日(日曜日)千代田図書館、会話しながら美術作品を鑑賞する「おはなし美術鑑賞ワークショップ」を開催しました。美術館スタッフによるナビゲートのもと、千代田区立図書館が所蔵する江戸時代に描かれた図版や浮世絵などを見ながら、発見したことや感じたことを自由に語り合う対話型の美術鑑賞です。

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会場は、千代田区役所1階区民ホール。ワークショップはスライド投影された古地図からスタートしました。

ナビゲーターから「この地図で東京駅の場所は?」「今いる場所は?」といった質問が投げかけられ、古地図と現代の東京の位置関係を確認。「地図中に水戸徳川家上屋敷とあるのは、今の東京ドームの場所です」といった情報に、なるほどと頷く参加者の姿も。

古地図を通して当時の様子を想像することで、頭の中が江戸時代の視点に切り替わっていき、日本美術を鑑賞する準備が整ったところで、いよいよ鑑賞タイムに入りました。

この日は会場で2か所に分かれ、計3作品を鑑賞しました。

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テーブルに用意されていたのは、多くの方にもなじみ深い絵巻『鳥獣人物戯画』の復刻版。

「美術館では、作品を長く広げて展示していますが、本来は、巻物を人の肩幅くらいに広げて見るんです」と、ナビゲーターが巻物の見方を紹介しながら広げてくれました。

ユーモラスな姿で描かれた動物に、子ども達も興味津々!

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まずは一人で、じっくり作品を観察。

その後に気づいたことを伝え合いながら鑑賞しました。

どんな動物がいるかな?何をしているところだろう?

泣いている様子の動物に「悲しんでいると思う」「私はウソ泣きだと思った」などなど、活発に意見が出ていました。

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こちらは、スライドに投影された日比谷図書文化館所蔵の作品。

人々が橋の上を行きかう浮世絵です。

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「空が赤いのは、夕焼けなのでは?」

「手前には桜の木があるので、花見客で人が多いのかなと思った」

「花見にしては木が少ない。遠くの桜の名所に向かう人なのでは?」

などなど、1枚の浮世絵から気づいたことは人それぞれ。

この浮世絵はかつて区内にあった橋というナビゲーターの解説に、花見客が一気に身近に感じられました。

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スライドでは、もう1作品の絵画も鑑賞しました。

いつの時代のどの場所を描いたのか、一見しただけでは分からず、また日本画とも少し違うオリエントな雰囲気を持った、不思議な絵です。

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話題になったのは、どの季節を描いているのか、という点。

冬だという意見から、夏なのではという思う真逆の意見、なかには秋だと感じた方もいたようで、同じ作品を見ているのに、こんなに感じ方が違うとは!

ナビゲーターより、この作品は明治時代の日本で、外国人の画家が描いたという解説が伝えられると、参加者からは「だからこの服装なのか」といった声も聞かれ、不思議と感じた理由が分かり一同納得。

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▲浮世絵と西洋美術の描き方の違いも解説

当日は同じプログラムで2回開催しましたが、小学生から大人まで幅広い年齢層の方の参加がありました。参加者からは、

「同じものをみて意見を出す、という体験がとても新鮮だった」

「隣の人が全然違うことを考えているのが面白かった」

「人の感想を聞くことが、こんなに面白いなんて知らなかった」

と言った感想が聞かれ、和気あいあいとした雰囲気の中、1時間ほどのワークショップはお開きとなりました。

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美術作品について語り合いながら鑑賞した今回のワークショップ。

他の人の感性にふれ、自分では気が付かつかなかった感想を共有し合うことで、新鮮な体験ができたのではないでしょうか。

美術館では、声の大きさを気にせず展覧会を鑑賞できるトークフリーデーを設けている所もあります。

ブログをお読みの皆さんも、ぜひトークで広がる美術鑑賞を体験してみてください。

これからも千代田図書館では、子どもから大人まで楽しめるイベントを引き続き開催してまいりますので、どうぞお楽しみに♪

Posted at:17:40

コンシェルジュ通信Vol.77
「全ての人のためのユニバーサルデザイン」

ユニバーサルデザイン、略してUD(以下、UD と表記)は、すでに世の中に浸透してきており、普段使用している生活用品の中にもUDの商品が増えてきました。私が気付いたUD商品をご紹介します。

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例えばシャンプーの容器には、シャンプーとリンスの違いがわかるよう凹凸がある商品もあります。リンスの容器には凹凸がありません。目が開けられない状態でも触ればわかるので便利ですね。

牛乳パックなどの紙製容器にも、触るとわかる部分があります。パックの上の丸い凹みです。生乳100%で500㎖以上の紙パックの牛乳ほとんどについています。牛乳と牛乳以外の区別がしやすくなっていることと、開け口の反対側についているので、注ぐ時も便利ですね。

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食品用ラップフィルムのパッケージには、両端に触ると「W」の文字が浮き出ている商品があります。英語の「Wrap(ラップ)」の頭文字「W」を意味しています。アルミホイルなど同じ形の商品との違いがわかりますね。

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そのアルミホイルのパッケージには「アルミホイル」と点字で示されている商品があります。どちらも触るだけで区別ができます。

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UDには指標となる7つの条件があります。順番に紹介します。

①誰でも同じように、公平に利用できること。
例えば、施設の出入り口が自動扉なら買い物の荷物で両手がふさがれていても、車いすや松葉杖を使っている人にとっても、いちいち開閉する手間がなく便利ですね。
②使う際の自由度が高いこと。
例えば、段差のある入口に階段とスロープが併設されていれば、自由に選べます。
③単純で直感的なこと。
例えば、押すたびにON/OFFが切り替わるスイッチなど。
④情報が認知できること。
例えば、トイレや非常口の案内表示。一見してわかります。
⑤間違えても安全性が高いこと。うっかり、ぼんやりしても致命的な危険にならない配慮があること。
例えば、駅のホームドア。線路への転落や電車に接触するなどの危険を防げます。
身体的な負担が少ないこと。
例えば、水道の蛇口が手をかざせば水が出るタイプなら、手の力は少なくて済みます。
近づき使える寸法・空間であること。
例えば、駅の自動改札口の幅が広いと、大きな荷物を持った人も、ベビーカー、車いす利用者も通りやすくなります。体の不自由な人が日常生活の中で、妨げとなるものを取り除こうとする考え方や工夫をすることをバリアフリーと言います。

UDは、アメリカのデザイナーであり建築家のロナルド・メイス氏が、バリアフリーの考え方を基に「体の不自由な人を含む性別、年齢、国籍、体形関係なくあらゆる人にとって使いやすい施設やモノをつくろうと提唱し始まりました。たくさんのアイデアが出た中から選ばれるUDですが、これから現れるデザインを楽しみにしています。

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参考図書
『よくわかるユニバーサルデザイン』(柏原 士郎/監修、PHP研究所.)
『トコトンやさしいユニバーサルデザインの本』(宮入 賢一郎/著、日刊工業新聞社.)
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Posted at:14:45

【四番町図書館】「恐竜の絵を描こう!」を開催しました♪

2月8日(土曜日)に四番町図書館主催のイベント「恐竜の絵を描こう!」を区民ホールで開催しました。

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講師は恐竜絵本作家黒川みつひろさん。恐竜の絵本を数多く描いてきた先生のお手本を見ながら、恐竜の絵が描けるようになるワークショップです。また、お絵描きだけでなく恐竜や化石について学ぶ時間や手品、じゃんけん大会など、たくさんの企画が用意されていました。

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はじめは、絵の題材となるティラノサウルスの模型を使いながら、大きさや特徴について学びます。

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次にお絵描きがスタートします!パーツを1つずつ、順番に描いていきます。

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胴体や脚など、少しずつ増えてくると「恐竜になってきた!」「難しい...」といったさまざまな声が聞こえてきました。

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▲近くに模型を置いて、観察しながら描く方も!みんな真剣です

恐竜の爪や皮膚のしわといった細部の描き方についても丁寧に説明を受けながら、一人ひとりオリジナルのティラノサウルスが完成!

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▲先生にならって最後は自分のサインも!

イベントの後半では、化石を見ながら恐竜がどのように生きていたのか、その歴史を学びました。

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「いつから恐竜が好きなんですか?」「何の恐竜が好きですか?」と、恐竜だけでなく先生への質問も飛び交う質問コーナーも大盛り上がりでした。「研究家ではなくどうして絵本作家に?」と、大人から黒川さんへの質問にも丁寧に答えてくれました。そして大盛況のうちに、恐竜のイラストを使った不思議な手品とクイズ大会がスタート!

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恐竜の絵が増えたり減ったりする不思議なイラストを見ながら、トリックを見破るべく子ども達の表情は真剣です。三択クイズの勝者には会場全員から大きな拍手が送られました。

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そして最後はじゃんけん大会!じゃんけんに勝った人には、先生が描いたティラノサウルスやトリケラトプスなど、恐竜のイラストをプレゼント!これには子ども達だけでなく、お母さんやお父さんも熱が入りました。幸運をつかんだのは4人だけ。悔し涙にくれる子も...。

イベントはサイン会を含め2時間を超える長丁場に。黒川みつひろさんの絵本は、千代田区立図書館にたくさん所蔵されていますので、この機会におうちでじっくりと恐竜を観察しながら、絵本も楽しんではいかがでしょうか。

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

Posted at:14:30

千代田区立中学校・高等学校展示 in 千代田図書館
②三輪田学園中学校・高等学校

千代田図書館9階第2展示ウォールにて開催中の「千代田区内中学校・高等学校展示」
今年度2校目の展示が2月17日(月曜日)から始まりました!
第2弾は、三輪田学園中学校・高等学校図書委員会・読書サークルクラブの展示です。
図書委員会の展示は、中学図書委員会と高校図書委員会に分かれています。

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▲展示風景(第2展示ウォール)

中学図書委員会の発表は、学年対抗で行われた企画「読んで集めて表紙は何だ?」
本を借りると、本の表紙のパズルのピースをもらえます。
3つの学年が、どれだけ多くのピースを集められるかを競いました。
勝利を手にした学年に贈られた表彰状も展示しています!

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▲表紙のピースを集めた本の紹介/3年生に贈られた表彰状

高校図書委員会の発表は、「意外と読まれていない名作」
この1~2年間、学校図書館からあまり貸し出しがなかった書籍を紹介。
迫力のあるPOPから、不朽の名作たちの魅力が伝わってきます。

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学校図書館で本を一定数借りると引くことができる、図書委員お手製のおみくじも展示しています!
三輪田学園の先生方の名言が記されたおみくじはインパクト抜群。
「恋愛」「青春」「健康」「学業」に分かれたお言葉は図書委員会メンバーおすすめの本から引用されており、次に読む本のヒントにもなりそうです。

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▲おみくじはファイルに綴じて展示しています(館内でご覧ください)

読書サークルクラブでは、2024年8月に長野県で実施した読書サークル合宿の様子、三輪田祭での活動とともに、サークル活動で読んだ作品・読書会で話し合ったことをまとめて紹介しています。
読書会の題材となった作品『たゆたえども沈まず』(原田 マハ/著、幻冬舎)にちなんで、誰もが知る名画であるゴッホの『星月夜』を模写した油絵も展示しています。
サークルメンバーによる力作を、ぜひお近くでご覧ください。

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▲本物そっくりな『星月夜』模写作品

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▲サークルで発行している「かめぞう新聞」も設置しています。
こちらはご自由にお持ち帰りいただけますので、ぜひお手元でじっくりとお楽しみください!

(展示本は全て貸出可、貸出中の場合はご了承ください)




千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館
三輪田学園中学校・高等学校
図書委員会・読書サークルクラブ
【展示期間】 開催中~3月2日(日曜日)
【展示場所】 千代田図書館9階 第2展示ウォール
詳しくはこちら

Posted at:11:15

千代田区立中学校・高等学校展示 in 千代田図書館
①二松学舎大学付属高等学校

千代田図書館9階第2展示ウォールで例年、区内の中学・高等学校の特色ある学校活動をご紹介する「千代田区内中学校・高等学校展示」が始まりました。
2月3日(月)から開催の第1回は、二松学舎大学付属高等学校理数科研究部文芸研究部図書委員会の展示です!

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▲展示風景(第2展示ウォール)

理数科研究部
は、活動をまとめたポスターを展示しています。今回の研究テーマは「昆虫食」長野県にある山へ登りに行き、昆虫を採集、そして油で揚げて実食までするという本格っぷり。種類によって異なる味わいなどを、詳しくレポートしています。貴重な資源の可能性を秘めた昆虫。丁寧に仕上げられたレポートを見に、ぜひ図書館へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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▲実際に展示をしているポスター

文芸研究部
も、部の活動をまとめたポスターを展示しています。年2回の部誌の発行や、本好きの仲間との交流を深める活動を紹介しています。さらに今回は、2024年1番面白かった本と題し、文芸部の生徒が紹介してくれた本も一緒に展示しています(展示資料は全て貸出可、貸出中の場合はご了承ください)。

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▲部誌もご覧いただけます♪(館内閲覧のみ)

図書委員会
は、教室から離れた図書室を多くの人に利用してもらうべく、おすすめ図書をPOPにして展示する活動を続けています。今回は、生徒たちが作ったおすすめ図書POP 11点と、千代田図書館に所蔵のある本14点を展示。おすすめコメントとともに本を手に取っていただけます。

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▲作成したPOP全点はファイルに綴じています。
お手に取ってご覧ください(館内閲覧のみ)


千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館
二松学舎大学付属高等学校 理数科研究部・文芸研究部・図書委員会
【展示期間】 開催中~2月16日(日曜日)
【展示場所】 千代田図書館9階=第2展示ウォール
詳しくはこちら
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今年度は、4月まで全4校の展示を予定しています。
区内の中学生・高校生による、各校の特色ある部活動や委員会活動の展示をお楽しみに♪

Posted at:11:00

誰でもやさしく読めて、障害への理解を深める「バリアフリー図書」

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「りんごの棚」という書棚
があるのをご存じでしょうか。千代田図書館では、9階メインカウンター側の青色書架29番の前に設置しています。

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▲千代田図書館「りんごの棚」

「りんごの棚」とは、特別な配慮を必要とする子どもたちのために作られた、使いやすい資料(アクセシブルな資料)をまとめた書棚のことで、1993年にスウェーデンの図書館で初めて設置され、日本の図書館には2013年に初めて導入されました。

また日本では2019年に、読書バリアフリー法(視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律)が施行されました。これは障害の有無に関わらず、すべての人が読書による文字・活字文化の恩恵を受けられるようにした法律で、さまざまな障害のある方が利用しやすい形式で本の内容にアクセスできるようにすることを目指しています。

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▲千代田図書館29番の棚

千代田図書館のりんごの棚には、点字付きの触る絵本などを始め、様々な資料を揃えています。設置に伴い、通常より大きいサイズの書体で印刷された大活字本点字資料なども、29番の棚へ移動しました。

このように点字や大きな活字で書かれていたり、難しい言葉を使わずに絵や写真を多く使ったりと、誰にでも読みやすく理解しやすい本のことを「バリアフリー図書」といいます。

昨年実施した第24期「本と出会う読書サロン」のオープニングイベントで、公認心理師で女子美術大学非常勤講師の攪上久子氏「バリアフリー絵本」をテーマとした講演をしていただきました。

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▲2024年5月開催の第24期「本と出会う読書サロン」のオープニングイベント

バリアフリー絵本とは、さまざまな子ども達が、どのような本を必要としているのか、イベントの参加者も本を手に取りながら、学びを深める時間を過ごしました。

イベントのレポートは、こちらからご覧ください。


りんごの棚には、こんな本があります

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『さわってたのしいレリーフブック さかな』

村山 純子/著

小学館

凸凹とした印刷を触り、さまざまな魚の形や模様を楽しめる一冊。目の見える方も見えない方も、一緒に読んで楽しめる図鑑です。

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『地震がきたらどうすればいいの?』

あかぎ かんこ/さく、mitty/え

埼玉福祉会

簡単な言葉とピクトグラムを使い、理解しやすく書かれたLLブック。絵を見ながら、もしものときにどうしたらいいの?を考えることができます。

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『わたしのくつしたはどこ? ゆめみるアデラと目のおはなし』

フロレンシア・エレラ/文、ベルナルディータ・オヘダ/絵、あみの まきこ/訳

岩崎書店

あるはずの靴下がなかったり、道を間違えたり、最近アデラの周りで起こる不思議なことには、実は理由があって...。お話を楽しみながら、視覚障害への理解が深められる絵本です。



障害の有無に関わらず誰でもやさしく読むことができ、また障害や困難を抱える方への理解を深めるバリアフリー図書を、この機会に手に取ってみてはいかがでしょうか。

千代田図書館の「りんごの棚」はまだまだ小さな取り組みですが、誰にでも読書にアクセスできる環境づくりに引き続き取り組んでいきます。

千代田区立図書館情報誌「千代田区立図書館 図書館だより2025年冬号」の特集面でも、バリアフリー図書を取り上げています。図書館だよりは区内のさまざまな施設にも設置していますので、ぜひご覧ください♪

Posted at:18:40