【四番町図書館】「恐竜の絵を描こう!」を開催しました♪

2月8日(土曜日)に四番町図書館主催のイベント「恐竜の絵を描こう!」を区民ホールで開催しました。

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講師は恐竜絵本作家黒川みつひろさん。恐竜の絵本を数多く描いてきた先生のお手本を見ながら、恐竜の絵が描けるようになるワークショップです。また、お絵描きだけでなく恐竜や化石について学ぶ時間や手品、じゃんけん大会など、たくさんの企画が用意されていました。

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はじめは、絵の題材となるティラノサウルスの模型を使いながら、大きさや特徴について学びます。

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次にお絵描きがスタートします!パーツを1つずつ、順番に描いていきます。

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胴体や脚など、少しずつ増えてくると「恐竜になってきた!」「難しい...」といったさまざまな声が聞こえてきました。

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▲近くに模型を置いて、観察しながら描く方も!みんな真剣です

恐竜の爪や皮膚のしわといった細部の描き方についても丁寧に説明を受けながら、一人ひとりオリジナルのティラノサウルスが完成!

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▲先生にならって最後は自分のサインも!

イベントの後半では、化石を見ながら恐竜がどのように生きていたのか、その歴史を学びました。

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「いつから恐竜が好きなんですか?」「何の恐竜が好きですか?」と、恐竜だけでなく先生への質問も飛び交う質問コーナーも大盛り上がりでした。「研究家ではなくどうして絵本作家に?」と、大人から黒川さんへの質問にも丁寧に答えてくれました。そして大盛況のうちに、恐竜のイラストを使った不思議な手品とクイズ大会がスタート!

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恐竜の絵が増えたり減ったりする不思議なイラストを見ながら、トリックを見破るべく子ども達の表情は真剣です。三択クイズの勝者には会場全員から大きな拍手が送られました。

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そして最後はじゃんけん大会!じゃんけんに勝った人には、先生が描いたティラノサウルスやトリケラトプスなど、恐竜のイラストをプレゼント!これには子ども達だけでなく、お母さんやお父さんも熱が入りました。幸運をつかんだのは4人だけ。悔し涙にくれる子も...。

イベントはサイン会を含め2時間を超える長丁場に。黒川みつひろさんの絵本は、千代田区立図書館にたくさん所蔵されていますので、この機会におうちでじっくりと恐竜を観察しながら、絵本も楽しんではいかがでしょうか。

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

Posted at:14:30

千代田区立中学校・高等学校展示 in 千代田図書館
②三輪田学園中学校・高等学校

千代田図書館9階第2展示ウォールにて開催中の「千代田区内中学校・高等学校展示」
今年度2校目の展示が2月17日(月曜日)から始まりました!
第2弾は、三輪田学園中学校・高等学校図書委員会・読書サークルクラブの展示です。
図書委員会の展示は、中学図書委員会と高校図書委員会に分かれています。

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▲展示風景(第2展示ウォール)

中学図書委員会の発表は、学年対抗で行われた企画「読んで集めて表紙は何だ?」
本を借りると、本の表紙のパズルのピースをもらえます。
3つの学年が、どれだけ多くのピースを集められるかを競いました。
勝利を手にした学年に贈られた表彰状も展示しています!

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▲表紙のピースを集めた本の紹介/3年生に贈られた表彰状

高校図書委員会の発表は、「意外と読まれていない名作」
この1~2年間、学校図書館からあまり貸し出しがなかった書籍を紹介。
迫力のあるPOPから、不朽の名作たちの魅力が伝わってきます。

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学校図書館で本を一定数借りると引くことができる、図書委員お手製のおみくじも展示しています!
三輪田学園の先生方の名言が記されたおみくじはインパクト抜群。
「恋愛」「青春」「健康」「学業」に分かれたお言葉は図書委員会メンバーおすすめの本から引用されており、次に読む本のヒントにもなりそうです。

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▲おみくじはファイルに綴じて展示しています(館内でご覧ください)

読書サークルクラブでは、2024年8月に長野県で実施した読書サークル合宿の様子、三輪田祭での活動とともに、サークル活動で読んだ作品・読書会で話し合ったことをまとめて紹介しています。
読書会の題材となった作品『たゆたえども沈まず』(原田 マハ/著、幻冬舎)にちなんで、誰もが知る名画であるゴッホの『星月夜』を模写した油絵も展示しています。
サークルメンバーによる力作を、ぜひお近くでご覧ください。

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▲本物そっくりな『星月夜』模写作品

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▲サークルで発行している「かめぞう新聞」も設置しています。
こちらはご自由にお持ち帰りいただけますので、ぜひお手元でじっくりとお楽しみください!

(展示本は全て貸出可、貸出中の場合はご了承ください)




千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館
三輪田学園中学校・高等学校
図書委員会・読書サークルクラブ
【展示期間】 開催中~3月2日(日曜日)
【展示場所】 千代田図書館9階 第2展示ウォール
詳しくはこちら

Posted at:11:15

千代田区立中学校・高等学校展示 in 千代田図書館
①二松学舎大学付属高等学校

千代田図書館9階第2展示ウォールで例年、区内の中学・高等学校の特色ある学校活動をご紹介する「千代田区内中学校・高等学校展示」が始まりました。
2月3日(月)から開催の第1回は、二松学舎大学付属高等学校理数科研究部文芸研究部図書委員会の展示です!

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▲展示風景(第2展示ウォール)

理数科研究部
は、活動をまとめたポスターを展示しています。今回の研究テーマは「昆虫食」長野県にある山へ登りに行き、昆虫を採集、そして油で揚げて実食までするという本格っぷり。種類によって異なる味わいなどを、詳しくレポートしています。貴重な資源の可能性を秘めた昆虫。丁寧に仕上げられたレポートを見に、ぜひ図書館へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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▲実際に展示をしているポスター

文芸研究部
も、部の活動をまとめたポスターを展示しています。年2回の部誌の発行や、本好きの仲間との交流を深める活動を紹介しています。さらに今回は、2024年1番面白かった本と題し、文芸部の生徒が紹介してくれた本も一緒に展示しています(展示資料は全て貸出可、貸出中の場合はご了承ください)。

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▲部誌もご覧いただけます♪(館内閲覧のみ)

図書委員会
は、教室から離れた図書室を多くの人に利用してもらうべく、おすすめ図書をPOPにして展示する活動を続けています。今回は、生徒たちが作ったおすすめ図書POP 11点と、千代田図書館に所蔵のある本14点を展示。おすすめコメントとともに本を手に取っていただけます。

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▲作成したPOP全点はファイルに綴じています。
お手に取ってご覧ください(館内閲覧のみ)


千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館
二松学舎大学付属高等学校 理数科研究部・文芸研究部・図書委員会
【展示期間】 開催中~2月16日(日曜日)
【展示場所】 千代田図書館9階=第2展示ウォール
詳しくはこちら
▼△

今年度は、4月まで全4校の展示を予定しています。
区内の中学生・高校生による、各校の特色ある部活動や委員会活動の展示をお楽しみに♪

Posted at:11:00

誰でもやさしく読めて、障害への理解を深める「バリアフリー図書」

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「りんごの棚」という書棚
があるのをご存じでしょうか。千代田図書館では、9階メインカウンター側の青色書架29番の前に設置しています。

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▲千代田図書館「りんごの棚」

「りんごの棚」とは、特別な配慮を必要とする子どもたちのために作られた、使いやすい資料(アクセシブルな資料)をまとめた書棚のことで、1993年にスウェーデンの図書館で初めて設置され、日本の図書館には2013年に初めて導入されました。

また日本では2019年に、読書バリアフリー法(視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律)が施行されました。これは障害の有無に関わらず、すべての人が読書による文字・活字文化の恩恵を受けられるようにした法律で、さまざまな障害のある方が利用しやすい形式で本の内容にアクセスできるようにすることを目指しています。

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▲千代田図書館29番の棚

千代田図書館のりんごの棚には、点字付きの触る絵本などを始め、様々な資料を揃えています。設置に伴い、通常より大きいサイズの書体で印刷された大活字本点字資料なども、29番の棚へ移動しました。

このように点字や大きな活字で書かれていたり、難しい言葉を使わずに絵や写真を多く使ったりと、誰にでも読みやすく理解しやすい本のことを「バリアフリー図書」といいます。

昨年実施した第24期「本と出会う読書サロン」のオープニングイベントで、公認心理師で女子美術大学非常勤講師の攪上久子氏「バリアフリー絵本」をテーマとした講演をしていただきました。

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▲2024年5月開催の第24期「本と出会う読書サロン」のオープニングイベント

バリアフリー絵本とは、さまざまな子ども達が、どのような本を必要としているのか、イベントの参加者も本を手に取りながら、学びを深める時間を過ごしました。

イベントのレポートは、こちらからご覧ください。


りんごの棚には、こんな本があります

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『さわってたのしいレリーフブック さかな』

村山 純子/著

小学館

凸凹とした印刷を触り、さまざまな魚の形や模様を楽しめる一冊。目の見える方も見えない方も、一緒に読んで楽しめる図鑑です。

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『地震がきたらどうすればいいの?』

あかぎ かんこ/さく、mitty/え

埼玉福祉会

簡単な言葉とピクトグラムを使い、理解しやすく書かれたLLブック。絵を見ながら、もしものときにどうしたらいいの?を考えることができます。

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『わたしのくつしたはどこ? ゆめみるアデラと目のおはなし』

フロレンシア・エレラ/文、ベルナルディータ・オヘダ/絵、あみの まきこ/訳

岩崎書店

あるはずの靴下がなかったり、道を間違えたり、最近アデラの周りで起こる不思議なことには、実は理由があって...。お話を楽しみながら、視覚障害への理解が深められる絵本です。



障害の有無に関わらず誰でもやさしく読むことができ、また障害や困難を抱える方への理解を深めるバリアフリー図書を、この機会に手に取ってみてはいかがでしょうか。

千代田図書館の「りんごの棚」はまだまだ小さな取り組みですが、誰にでも読書にアクセスできる環境づくりに引き続き取り組んでいきます。

千代田区立図書館情報誌「千代田区立図書館 図書館だより2025年冬号」の特集面でも、バリアフリー図書を取り上げています。図書館だよりは区内のさまざまな施設にも設置していますので、ぜひご覧ください♪

Posted at:18:40

千代田区立図書館&日比谷図書文化館の広報誌がリニューアル!

千代田区立図書館ではイベントや周辺地域の特集、図書館がおすすめする一冊など、皆さんに役立つ図書館の情報を盛り込んだ、千代田区立図書館 図書館だよりを季節ごとに発行しています。
この度、1月発行の千代田区立図書館 図書館だより2025年冬号からリニューアルをいたしました。手に取る方に魅力が伝わるよう、デザインを一新しております。

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▲千代田区立図書館 図書館だより2025年冬号

特集ページを前面にし、今号より月間カレンダーを設け、イベントの日程や内容が時系列でわかるよう表示いたしました。千代田区立図書館 図書館だより2025年冬号は千代田区立図書館各館をはじめ、地域の近隣施設などで配布しています。ぜひお手に取ってご覧ください。

また、これまで発行した図書館だよりは千代田Web図書館でもご覧いただけます。
こちらからご覧ください♪

日比谷図書文化館の広報誌2025年2・3月号から「日比谷図書文化館広報誌」(隔月発行)へとリニューアル!

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▲千代田区立日比谷図書文化館広報誌 2025年2・3月号

日比谷図書文化館広報誌は、従来通りバラエティ豊かな講座がある日比谷カレッジ図書フロア情報特別展の紹介などを掲載。新たに日比谷エリアの魅力や文化の発信を目指したコンテンツが追加になりました。

これまで発行した広報誌「日比谷図書文化館 ポモーヌ」は千代田図書館ホームページでご覧にいただけます。
こちらからご覧ください♪

●〇●イベント情報●〇●
「おはなし美術鑑賞ワークショップ ~会話で広がる日本美術の世界~」
千代田図書館では、日比谷図書文化館所蔵の江戸時代の絵画などを題材に、参加者のみなさんと語り合いながら美術鑑賞を楽しむ「おはなし美術鑑賞ワークショップ」を開催します。美術館スタッフがナビゲートしますので、アートの知識がなくてもOK!ぜひお気軽にご参加ください。
【日  時】 2025年2月9日(日)①10時30分~11時30分 ②14時~15時 
       ※2回とも同じ内容です
【対  象】 小学生以上(小学生は保護者同伴・未就学児は入場のみ)
【場  所】 千代田区役所1階区民ホール(千代田区九段南1-2-1)
【参 加 費】 無料
【定  員】 各回30名(事前申込不要)
【主  催】 千代田図書館 読書振興センター

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詳細はホームページからもご覧いただけます
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これからも図書館の情報を盛りだくさんに発信していきますので、お楽しみに♪

Posted at:15:45

千代田図書館 読書振興センタースタッフの読書日記
「年のはじめに読みたい本」②


毎年1月に千代田図書館スタッフが一押しの本を紹介するブログ、「年のはじめに読みたい本」
前回の記事、「長編作品に挑戦!」に引き続き、読書振興センターのスタッフがおすすめの本をご紹介します♪今年2回目の記事は、「新しいことを始めよう!」がテーマ!
スタッフAが、新しい趣味を始める手がかりになりそうな本を選びました。
本との出会いをきっかけにして、今までに経験がないことや、興味があるけれど一歩踏み出せなかったことへの扉を開けられるかもしれません。
本を片手に、新しいことへ挑戦してみてはいかがでしょうか。

資料の詳しい情報は、書名をクリックしてご覧いただけます(貸出中の場合はご了承ください)。



『本好きさんのための東京コーヒーのお店』
ダ・ヴィンチ編集部/編 KADOKAWA

おしゃれな趣味といえば、カフェ巡り
この本では、カフェについての著書も多いライターの川口葉子さんをはじめとして、古書店主、本づくりのプロ、個性派書店の店主が厳選した、読書にぴったりのコーヒーのお店を紹介しています。個性豊かな店主達のこだわりが詰まった特別な空間で、お気に入りの一冊を開くひと時は、きっと特別なものになるはず。カラフルなクリームソーダが有名なさぼうるなど、千代田図書館の近くにある神保町古書店街の喫茶店も紹介されています♪


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『忙しい日でも、おなかは空く。』
平松洋子/著
日本経済新聞出版社

エッセイスト・フードジャーナリストの平松洋子さんが綴る、エッセイでありながらレシピ集でもある、少し変わった一冊。
料理をすること・食べることの魅力を、淡々としつつも穏やかな語り口で表現しており、読んでいるとおなかが空いてきそうです。紹介されているレシピは、どれも気軽に作れるものばかり。滅多に料理をしない人も、今日は自分で作ってみようかな?という気持ちになれる、あたたかみのある一冊です。


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『大人ひとり旅のはじめ方 "自分"を満たす、新しい体験に出かけよう』
主婦の友社

「ひとり旅」といえば、やってみたいけれどなかなか勇気が出ない...という趣味の筆頭ではないでしょうか。心細く感じる瞬間もありますが、そこには全く新しい体験が待っているはず。この本では、ひとり旅を楽しむコツやプランの立て方・ホテルの選び方などが紹介されており、旅を始めるにあたっての不安を解消することができます。旅好きの5人のライターが紹介するおすすめプランも魅力的。慌ただしい日常や仕事から離れて、自分だけの自由な時間を作りたくなります。



「新しいことを始めよう」をテーマに、3冊の本を紹介しました!
ひとつでも挑戦につながる本があれば幸いです。
喫茶店や料理、ひとり旅に限らず、新しいことを始めたい時は、ぜひ千代田区立図書館を訪れてみてください。興味を持てることがきっと見つかるはずです!

Posted at:15:50

日比谷図書文化館コンシェルジュ通信vol.48
新春、本のお言葉おみくじ

新たな1年のはじまりにおみくじはいかがですか。日比谷図書文化館では1月31日(金曜日)までの期間限定で、おみくじを行っています。
題して「悩んだときは、本を開こう 本のお言葉おみくじ」です。

おみくじは「人間関係」「将来」「お金」「健康(美容)」の4つのジャンルに分かれています。気になることや関心に合わせて、箱を選んでください。おみくじには本から引用した名言が記されています。本のお言葉にモヤモヤした心を整理するヒントがあるかもしれません。

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▲設置場所は、1階の受付カウンター横の展示スペースです

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▲心に響く名言に出会えますように・・・

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引用したお言葉が気になったら、ぜひ本を読んでみてはいかがでしょうか。おみくじの最後に、本のタイトルと引用ページ、行数を記載しています。すべての本が貸出し可能です(すでに貸出中の場合もあります。貸出し状況については2階の図書フロアで確認できます)。
本との一期一会を大切に、豊かな1年になるお手伝いができたら嬉しいです。

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次回特別展「実録 桜田門外の変」のご案内
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人々は事件をどう記し、どう伝えたのか
 ―季節外れの雪降る安政7年3月3日。

江戸幕府の大老 井伊直弼が攘夷過激派の浪士に襲撃された「桜田門外の変」。事件は幕府を揺るがし、その7年後、江戸時代は幕を閉じることとなります。
幕府最高職の暗殺は、社会をも動揺させ、様々な人によって記録され、描かれました。
現代でも芝居や小説、ドラマや映画などで取り上げられることの多い「桜田門外の変」はどのように起き、どのように記され、どのように伝えられたのでしょうか。
絵画や史料から事件をたどってみます。

【開催期間】 2月8日(土曜日)~ 3月24日(月曜日)
【休 館 日】 2月17日(月曜日)、3月17日(月曜日)
【開室時間】 月曜~木曜・土曜 午前10時~午後7時
       金曜       午前10時~午後8時
       日曜・祝日   午前10時~午後5時(入室は閉室30分前まで)
【観 覧 料】 一般500円、大学・高校生300円、
       区内在住者・中学生以下の方、
       障害者手帳などをお持ちの方と付き添いの方
       1名は無料​​​​​​(各種確認できるものをお持ちください)

その他、詳細につきましてはこちらをご覧ください

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▲当館入口

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▲館内のバナーも迫力満点です

興味関心が深まる、関連講演会、まち歩きもございます。お申し込みは先着順です。

■申込受付中■(定員に達し次第締切)

①特別展関連講演会 「彦根藩世田谷領の人々と桜田門外の変」
詳しくはこちら
【日 時】2月22日(土曜日)午後2時~午後3時30分
②特別展関連講演会 「桜田門外の変の描かれ方」
詳しくはこちら
【日 時】3月1日(土曜日)午後2時~午後3時30分


■2月25日(火曜日)午前10時より受付開始■
③特別展関連
まち歩き「歩いて現場検証!桜田門外の変」
詳しくはこちら
【日 時】3月22日(土曜日)午前10時~午後12時

■関連情報■

日比谷図書文化館特別展「実録 桜田門外の変」へのアプローチ
映画上映会「桜田門外ノ変」(仮)映画出演:大沢たかお ほか

【開催期間】 3月6日(木曜日)18:30開演(18:00開場)
【場  所】 日比谷図書文化館 地下1階 コンベンションホール(大ホール)

受付開始日、その他詳細は後日ホームページにてご案内します。
皆さまのご来館を、心よりお待ちしております。

Posted at:16:21

千代田図書館 読書振興センタースタッフの読書日記
「年のはじめに読みたい本」①


2025年が明けました。いつも「ちよぴたブログ」をご愛読いただき、ありがとうございます。

毎年、一年の始めにアップしているブログ「年のはじめに読みたい本」。今回は、千代田図書館 読書振興センターのスタッフ2人が2回に渡ってお届けします。

第1回は「長編作品に挑戦!」を2025年の目標に掲げたスタッフNの「年のはじめに読みたい本」をご紹介!

一つの作品にじっくり向き合ってみたいと思っているものの、読み切れるかな...と、なかなか手を出せない人にも楽しんでもらえるような手に取りやすい作品から、今話題の作品まで幅広く選びました。

資料の詳しい情報は、書名をクリックしてご覧いただけます(貸出中の場合はご了承ください)。



『図書館戦争』全6巻(完結)

有川 浩/著

KADOKAWA

図書館を舞台に、言論の自由を巡り、争いが起こる世界のお話です。公序良俗を乱す表現を取り締まるメディア良化法が施行されたこの時代に、言論の自由を守る図書隊と言論の自由を制圧したい良化隊、それぞれの正義がぶつかり合います。図書隊に入隊した主人公が何事にも全力で取り組む姿には、思わずがんばれ!と叫びたくなります。情報社会に生きる私たちにとっても、言論の自由について改めて考えさせられる作品です。

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『烏に単は似合わない』全12巻(2025年1月現在)

阿部 智里/著

文藝春秋

八咫烏が住む異世界・山内(やまうち)での統治者、日嗣の御子(ひつぎのみこ)の座をめぐり、東西南北の四家の貴族、そして后候補を巻き込んだ権力争いが描かれています。2024年にアニメ化もされたのでご存じの方も多いかもしれませんが、アニメで放送されたのは『烏に単は似合わない』と、次作の『烏は主を選ばない』の2巻分のみ(2025年1月現在)。3巻目以降の怒涛の展開にも目が離せません!ストーリーが進むにつれて伏線が次々と回収されていくので、全12巻読んだ後には、もう1度最初から読み返したくなるはず!

『ビブリア古書堂の事件手帖』全11巻(2025年1月現在)

三上 延/著

アスキー・メディアワークス

古書店を舞台に繰り広げられる、さまざまな「古書」を巡った事件を次々と解決していくミステリー小説。息をするように古書の知識が続々と出てくる主人公が、その知識をもって事件を解決へと導きます。解決するときの爽快感とあわせて、古書を読んでみようかな...と、作品そのものにも興味が湧き、古書店を巡りたくなるかも(その際は、ぜひ神田神保町古書店街へお越しください♪)。

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『三体』全6巻(作者公認の二次作品を含むと全7冊 完結)

劉 慈欣/著

早川書房

この作品も、中国版ドラマに続いて2024年にNetflixでもドラマ化されて話題になりました。文化大革命が起きた中国で引き起こされる、人類の運命を賭けた大プロジェクト!昨年発売された文庫本の1巻目が600ページを越える超大作です。第一章の数十ページを読み終えたときには、この世界がどういう結末を迎えるのか、最後まで追いかけたい!と魅力に引き込まれているはず。読み終えた後の達成感も一緒に味わえること間違いなしの作品です。



今回は「長編作品」をテーマにした4作品を紹介しました。テーマを決めて本を選んでみるのも、自分が普段出会えない本とつながるきっかけになるかもしれません。

次回の「年のはじめに読みたい本」紹介もお楽しみに!

Posted at:15:40

千代田区立図書館より年末年始のお知らせ

今年も千代田区立図書館をご利用いただき、ありがとうございました。

年末の千代田図書館の入館方法変更と、各館の休館日についてお知らせです。

年末は千代田図書館の入館方法が変わります

千代田図書館では、年末に多くの方の来館が予想されるため、12月29日(日曜日)~31日(火曜日)午前10時の入館方法を変更します。※開館時間は各日午前10時~午後5時

詳しくはこちらをご覧ください


千代田区立図書館 年末年始休館日

千代田図書館    1月1日(水曜日・祝日)~3日(金曜日)

日比谷図書文化館  12月29日(日曜日)~1月3日(金曜日)

 ※常設展示室は12月27日(金曜日)午後5時~1月5日(日曜日)閉室

四番町図書館    12月31日(火曜日)~1月3日(金曜日)

昌平まちかど図書館 12月31日(火曜日)~1月3日(金曜日)

神田まちかど図書館 12月31日(火曜日)~1月3日(金曜日)


また、ちよだパークサイドプラザ区民図書室、MIW情報ライブラリの休館日は12月29日(日曜日)~1月3日(金曜日)です。

各館で1月4日(土曜日)から開館します。

(年末に予約された資料は、1月4日以降のご用意になる場合があります)

各館の開館時間は、千代田区立図書館ホームページから、各館の「開館カレンダー」をご覧ください。

Posted at:16:40

【レポート】四番町図書館「けんけんぱーくのクリスマスおはなし会スペシャル」をレポート!

12月25日(水曜日)、千代田区役所1階区民ホールにて「けんけんぱーくのクリスマスおはなし会スペシャル」を四番町図書館が開催しました!

「けんけんぱーく」とは「賢プロダクション」に所属する、アニメや映画、ナレーションなどで活躍中の声優さんたちによって結成された読み聞かせ隊。
普段は、四番町図書館の近くにある賢プロダクション(市ヶ谷)の稽古場でおはなし会を行っています。

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▲クリスマスツリーに変身したスタッフ

おはなし会の前に、スタッフが変身したクリスマスツリーが登場!
子ども達がオーナメントを選んでツリーに飾り付けると、かわいいクリスマスツリーが完成しました♪

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今回おはなしをするのは、よしぽん(河田 吉正さん)、けいちゃん(はやみ けいさん)、ゆうきちゃん(小平 有希さん)。
サンタさんとトナカイに変身して、区民ホールにやってきました!

最初はお馴染み、けんけんぱーくの歌でスタート!

1冊目の絵本は、『ぼうしとったら』(tupera tupera/作、Gakken)
ぼうしの部分がめくれる、たのしい仕掛け絵本。
ぼうしを取ったら何があるかな?思い掛けないものが次々に登場し、会場は笑いに包まれました。

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2冊目の絵本は、『クリスマスのかくれんぼ』(いしかわ こうじ/作・絵、ポプラ社)
ページをめくると、隠れていたクリスマスの仲間達が姿を現します。
「かくれているのは何かな?」の問いに、子ども達は大きな声で「ゆきだるま!」「クリスマスツリー!」とお返事していました!

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▲手遊びや歌も交えながら、クリスマスを楽しみます♪

3冊目の絵本は、『きょうりゅうたちのクリスマス』ジェイン・ヨーレン /文, マーク・ティーグ /絵, なかがわ ちひろ /訳、小峰書店)
やんちゃでいたずらっ子な恐竜達は、クリスマスもやりたい放題!ちゃんといい子にできるでしょうか?

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4冊目の絵本は、『とのさまサンタ』(長野 ヒデ子 /作・絵, 本田 カヨ子 /作・絵、あすなろ書房)
クリスマスを知ったお殿様は、家来達にあれこれ命じてクリスマスを作らせます。
3人で演じるお殿様と家来達のやりとりは、面白くて迫力満点!

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最後のお話は、けんけんぱーくのオリジナル作品『わがままトナカイ トナトナ』
スクリーンの映像に合わせ、3人がアフレコをします。
絶妙な声合わせ、息の合った掛け合い、まさに声優さんのお仕事といった姿に、子どもも大人も釘付け!
怠け者でクリスマスが嫌いなトナカイの「トナトナ」は、ある日雲の下に落っこちてしまいます。
はたしてわがままなトナトナは、お空の上に帰れるのでしょうか?
配られた手作りのベルを鳴らして、おはなしに参加して楽しみました♪

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おはなし会の最後には、なんとサンタさんが登場!
みんなにクリスマスプレゼントを配りました。

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クリスマスの心温まる楽しいひとときを過ごすことができました♪
ご参加いただいた皆さん、けんけんぱーくの皆さん、ありがとうございました!

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Posted at:11:06