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2024.12.16
コンシェルジュ通信Vol.75 「神保町に誕生!本棚に並ぶレトルトカレー・・・屋さん」 |
レトルトカレー専門店「カレーランド神保町店」が、神田神保町にオープンしました!日本各地の自慢の食材で作ったご当地発信のレトルトカレーと、カレーランドオリジナルのレトルトカレー、そして、ご当地とカレーランドで共同開発したレトルトカレーを販売しています。
バリエーション豊かなレトルトカレーにとても興味が湧いたので、経営者の大藤さんに、オープンした経緯も含め、インタビューしてきました!千代田図書館から徒歩約10分弱、靖国通りから少し入った角地に「カレーランド神保町店」があります。
店内に入ると、商品が棚に整然と並び、まるで書店のような雰囲気です。大藤さんは、本とカレーの街という歴史がある神田神保町に、そのコンセプトに合うお店があったら面白いとの思いで作られたとのこと。
▲本のように並んでいる1つ1つがレトルトカレーです!
扱う商品は、味はもちろん、原材料、調理過程も含め商品誕生に至るプロセスにどれだけ心が動くか、共感できるかで選定されています。これらの基準を満たし、厳選された商品が、300種類以上。その中から常時200種類ほどが店内に並んでおり、人気順位や商品説明のカラフルなポップ等、お好みのカレーを見つけやすいように随所で工夫されています。
大藤さんは、地域の特産品を使ったご当地レトルトカレーを日本全国・海外に紹介・販売し、生産者の想い等を発信することで各地方の魅力を伝え、実際に地方に足を運ぶ方を増やすことで、地方活性化に貢献していきたいという思いがあるそうです。
カレーランドには、神保町の他にもう1件、大阪天王寺にも店舗があります。「れとろと」という店名の大阪店では、カフェを併設しており、メニューにはもちろんレトルトカレーもあります。この他、通販サイトでもカレーランドのレトルトカレーを購入することができます。
▲おススメの商品と大藤さん
チーズのコクが決め手のオリジナルカレー
中には生産数が限られており、販売が生産地とカレーランドのみという希少な商品もあるそうです。例えば、年間生産数わずか1,000食の屋久島フィッシュカレー。屋久島のトビウオがゴロゴロ入っているココナツミルクたっぷりのグリーンカレーです。パッケージには地元の就労継続支援事業所「屋久の郷」所属の作家さん達が描いた絵葉書が入っており、思わず手に取りたくなるような心躍る商品です。また、気候等様々な影響により生産者が納得できる食材を得られない時は、来年の収穫まで生産中止になる商品もあるそうです。最上のカレーを作るために、生産を止めてまで品質維持を堅持される生産地の方々。その真摯な姿勢に、無事、生産再開を願わずにいられないお客様も多いのではないでしょうか。
▲コンシェルジュが心惹かれたカレー その名も「クレオパトラ」
本を選ぶように背に書かれた商品名を見て、気になったら棚から引き出し、表書きを見る。生産者の思いを知り、興味がわき、味を確かめたくなる。
日本各地のご当地カレーから気に入ったものを選ぶ楽しさは、神保町の古本屋さんで、本を選ぶ時のワクワク感、心惹かれる本との出会いを求めるドキドキ感と似ている気がします。購入を迷い手に取らず、次に来た時に無くなっているかもしれない。そんなところも、神保町での本選びと似ているかもしれませんね。ぜひ一度、カレーランドでワクワクドキドキを体験してはいかがでしょうか
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カレーランド神保町店
【アクセス】神保町A4出口より徒歩2分
【場 所】千代田区神田神保町2-10-1
【営業時間】月曜日~日曜日・祝/午前11時~午後6時
【定 休 日】不定休
注) 店内に飲食スペースはなく、決済方法は現金のほか、QRコードや電子マネー、交通系IC等の決済手段が使えます。また、通販でも購入可能です。
詳しくはこちら
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Posted at:10:30
受付コンシェルジュでは年間を通して季節に合わせた展示を行っています。その中でもクリスマスは10年以上続いた特別な展示です。"今年はどんな企画にしようか"と、準備を重ねてきました。今回のちよぴたブログでは展示の様子とその舞台裏をお届けします。
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まずは、今シーズンも1階正面口に「もみの木」の登場です。
生木だけがもつ、この香りをどうぞお楽しみください。
▲図書館らしい本のオーナメント
▲サンタクロースからのプレゼントかな⁈
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2つ目の展示は"顔だしパネル"です。旅先で見かける顔出しパネルが日比谷図書文化館にあったらおもしろそう!とひらめいたことがはじまりです。そして図案を検討している中で "日本で一番古いサンタクロースってどんなのだろう?" と、色々調べていくうちに、今回の主役「さんたくろう」を見つけました。
▲進藤信義著『さんたくろう』教文館 明治33年 国立国会図書館デジタルコレクション
帽子は頭巾、プレゼントを運ぶのはトナカイではなくロバ。さんたくろうは日本で最初のサンタクロースの絵と言われています。明治時代にキリスト教会の子ども向け教材として作られた本の扉絵です。本はこちらからご覧いただけます。
作成の様子です。
⓵画像を拡大して大型プリンターで印刷します。
⓶大きいから一苦労です。シワが入らないように丁寧にパネルに貼り付けます。
③最後に肝心の顔出し部分を切り抜きます。
④完成です。倒れないように補強もして安全面もばっちりです!!
▲うら側
思い描いた企画が試行錯誤して形になっていく工程は、とてもワクワクしました。「さんたくろう」にかかえられたツリーになって、思い出の一枚はいかがですか。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください
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【開催期間】 展示中 ~ 12月25日(水曜日)
【開館時間】 月曜日~金曜日 午前10時から午後10時
土曜日 午前10時から午後7時
日曜日・祝日 午前10時から午後5時
【開催場所】 1階正面入り口
【休 館 日】 12月16日(月曜日)
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Posted at:12:15
2024.12.10
千代田区立図書館公式YouTube「古書っと神保町」第2弾を公開しました! |
「本の街」神保町の魅力を発信するYouTube動画「古書っと神保町」。千代田図書館コンシェルジュが神保町の古書店にインタビューをして、お店の専門分野やその魅力を伝える動画です。2024年7月に2店舗4本の動画をアップし、11月には第2弾として、さらに2店舗4本の動画を公開!前回に引き続き撮影の裏側を、スタッフNが紹介します♪
本シリーズ第2弾の撮影にご協力いただいたのは、手のひらにも入るサイズの小さい本、いわゆる豆本を専門的に取り揃えている「呂古書房」と、江戸時代の和本をはじめ、浮世絵や妖怪の和本を主に取り扱う「大屋書房」です。
呂古書房の前編では、「豆本」やその歴史に至るまで、幅広くお話していただきました。後編では、店主が豆本に惚れ込んだきっかけともいうべき、童画家・武井武雄の魅力を熱く語っていただきました!
▲呂古書房での撮影風景
豆本は、デザインはもちろんですがサイズも様々。親指サイズのとても小さな豆本は置いて撮影することが難しく、手に持っていただきながら撮影しました。「どの本がいいかしら...」と素敵なデザインの豆本を続々と出してくださり、作品のお話を伺いながらひとつひとつ吟味しながら選びました。すべての本を紹介することはできませんでしたが、美しい本をたくさん紹介していますので、ぜひご覧ください♪
そして大屋書房の前編では、1882(明治15)年創業からのお店の歴史や、江戸時代の出版文化について詳しくお話しいただきました。後編では妖怪の本を集めようと思ったきっかけや、色鮮やかで美しい浮世絵を紹介!
▲大屋書房での撮影風景
撮影中にも海外からのお客様が扉をくぐり、世界に神保町の魅力が広がっていると嬉しく感じました。また、お店のショーケースへのこだわりも伺いました。動画の前編後編を通して、お店全体の魅力を堪能していただけるのではないかと思います。
前回に引き続き、個性豊かな古書店を紹介しています。ぜひご覧ください♪
千代田区立図書館公式YouTubeチャンネルでは、街の魅力をお伝えする動画だけでなく、千代田Web図書館の使い方や図書館のイベント情報なども配信しています。チャンネル登録もお待ちしています!
Posted at:13:20
2024.12.07
【千代田図書館 イベントレポート】大入り!「第5回ちよぴた落語会『ひつじの古本祭り』編」 |
何かと忙しい師走を迎える前に、ひと笑いできるイベントを!ということで、11月29日(金曜日)に「第5回ちよぴた落語会 ひつじの古本祭り編」を千代田図書館主催イベントとして開催しました。今回もたくさんの方が笑いを求めて足を運んでくださいました。
「ひつじの古本祭り」とは、読書家で知られる春風亭昇羊さんが、柳家花いちさんと春風亭昇市さんのお二人を聞き手に、文学の魅力を熱く楽しく語るトークイベントです。前回は、第3回のちよぴた落語会を「ひつじの古本祭り編」として開催しました。(その様子はこちらからお読みいただけます)
今回はじめの一席は、春風亭昇羊さんの「権助提灯」。本宅と妾宅を行ったり来たり。次登場人物が次々に入れ替わる様を、テンポ良い語り口で、会場は噺に引き込まれます。
二席目は春風亭昇市さん。最近は地方公演で全国さまざまな場所で高座に上がっているという昇市さんが披露してくださったのは、言葉遊びのリズムがなんとも心地良く感じる「ん廻し」。
仲入り前の三席目は、「待ってました!」と会場からのかけ声が。高座に上がったのは柳家花いちさん。ある日、お向かいさんからいただいた「ムンバイ」のお土産。ムンバイってどこ...?から始まる「土産話」に、会場は終始笑い声に包まれました。
仲入り後は「ひつじの古本祭り」がスタート!今回のお題は、武者小路実篤の作品『お目出たき人』。前回の古本祭りに続き、千代田区ゆかりの文学者の作品を選んでいただきました。昇羊さんが作品を読み、話を通して武者小路実篤がどのような人物なのかを三者三様に妄想していくうちに、気がつけば3人の若かりし頃の恋の話に。作品中、一度も話しかけたことのない女性「鶴」の事が気になる主人公。電車の中で自分の近くに座っただけで「私のことが好きなはずだ...」と思ってしまう描写に、「ええっ」と驚く昇市さんと、「いやでもちょっとわかるかも...」という昇羊さんと花いちさん。ここから3人の学生時代にモテた、モテない話で大盛り上がり。落語の席では滅多に見ることのない一面に、会場は大爆笑の連続でした。
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第5回ちよぴた落語会
当日の演目
一.「権助提灯」春風亭昇羊
一.「ん廻し」春風亭昇市
一.「土産話」柳家花いち
ひつじの古本祭り
武者小路実篤『お目出たき人』
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▲▼来場者の感想(アンケートより)▼▲
「初めて落語を聞きましたが、とても面白かったです。本も読んでみます」
「古典・創作両方とも聴くことができ満足でした」
「3人とも個性豊かで今度寄席に行ってみようかと思いました。」
「豊かで楽しい時間でした。また開催してください」
「沢山笑わせていただきました」
今回のちよぴた落語会も大盛況で幕を閉じることができました。ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました!
▲落語会に合わせて千代田図書館にて展示していた、武者小路実篤の紹介コーナーの前で記念撮影♪(展示は落語会の日まででした)
Posted at:15:15
2024.11.29
紅葉を眺めながら楽しもう♪おすすめの本 |
すっかり肌寒くなり、冬の足音が近づいてきましたね。
千代田図書館の真向かいにあり、紅葉の名所の一つとしても知られる北の丸公園では、紅葉のピークとされる11月下旬~12月初旬に向けて、木の葉が色づき出しました。
今回のブログでは、北の丸公園で撮影した自然とともに、紅葉を眺めながら開きたくなる本を紹介します!
『散歩で見かける 落ち葉の呼び名辞典』
亀田龍吉/写真・文
世界文化社
歩くたびに落ち葉が足元でぱりぱりと音を立てる心地よさは、この季節のお散歩の醍醐味ですね。
この本では、木々の落ち葉に焦点を当てて紹介しています。
普段はじっくり見ることの少ない落ち葉たちを、本を片手に観察してみませんか?
虫食いや光の当たり具合で変わる、落ち葉一枚一枚の個性を見つけられること間違いなしです。
(11月22日 北の丸公園にて)
『散歩で出会える野鳥』
叶内拓哉/写真・文
成美堂出版
散歩をしていると、多くの野鳥が見られますね。
ただ眺めるだけでも魅力的ですが、鳥たちのことをもっとよく知ってみませんか?
この本では、観察できる場所ごとに野鳥の姿や生態、鳴き声などが紹介されています。
本を開けば。散歩の途中で出会う鳥たちにもっと詳しくなれるはずです。
『皇居の四季花物語』
平馬正/写真・解説
講談社
皇居外苑や皇居東御苑など、皇居周辺で見られる自然を紹介する一冊。
北の丸公園も、植物一つ一つの見られる季節や場所・特徴が細かく解説されています。
季節に合わせて様々な表情を見せてくれる皇居のことをよく知れる一冊です。
(11月22日 北の丸公園にて)
住野よる/著
紅葉を眺めながら読みたい小説も、一冊紹介します。
大学図書館で働く、おっちょこちょいでマイペースな女性「麦本三歩」が何気ない毎日を楽しく過ごす、心温まる物語。
著者は『きみの膵臓を食べたい』で大ヒットした住野よるさん。
散歩のお供にしたくなること間違いなしの、読めば心が晴れやかになる一冊です!
(11月22日 北の丸公園にて)
紅葉を眺めながら楽しみたい本を紹介しました!
冬の寒さに負けず、お気に入りの一冊を見つけて読書を楽しみましょう♪
Posted at:16:00
2024.11.21
【四番町図書館イベントレポート】 「芋づる式読書MAPをつくろう!」開催しました♪ |
▲四番町図書館で飾っている芋づる式読書MAP
四番町図書館で6月1日~9月30日まで開催した「芋づる式読書MAPをつくろう!」の展示が2階の児童室で始まりました。
岩波書店が提供している芋づる式読書MAPは、MAPに自分が読んだ本を書き込み、芋づる式につなげて「私はどういった本が好きなのかな?」「この本はどこにつなげよう」といった、新しい発見や本との出会いを楽しむことができます♪期間中は小学生から高校生のみなさんに配布、MAPの完成を目指してもらいました。
▲好きな本を書いて、どんどんお芋をつなげていきます
読書の楽しさを知ってもらうきっかけになればと、千代田区立図書館5館だけでなく、区内の学校にも配布しました。40冊近くの本を読んでつなげていくのはなかなか大変です。それでも、頑張って挑戦してくれた小学生たちの読書MAPが展示されています。景品はオリジナルクリアファイル。手渡すと、みんな達成感に満たされたようで、とても喜んでくれました。
▲オリジナルクリアファイル
完成した読書MAPはどれも個性豊か。人気シリーズを次々読破していく様子がわかったり、なかには絵本や児童書だけでなく、専門書を読んでいる子も...!普段から本を読むのが好きなんだろうな、これを機にいろいろな本を探してみようと楽しんでくれたのかな、と読書MAPを見ながら、こちらも楽しい気持ちになりました。
▲完成した読書マップ(許可をいただき掲載しています)
子どもたちが作った芋づる式読書MAPは、12月いっぱい展示中です(募集期間は終わってしまいましたが、この展示を見て興味を持った人は、スタッフに声を掛けていただければ、白地図をもらえます)。読書の秋、どんな本を読もうかなと迷ったら、子どもたちが作ったMAPから面白そうな本を探してみてはいかがでしょうか♪
参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました!
Posted at:11:10
11月9日(土曜日)千代田図書館10階の子ども室がパン屋さんになりました!千代田図書館の学校支援司書が読み聞かせを行う「おいしいパンのおはなし会」を開催♪当日参加したスタッフが、イベントの様子をお届けします。
会場には、学校支援司書手作りの、フォトスポットとしても楽しんでもらえるパンコーナーが!どれも紙でできているとは思えない本格的な仕上がりに、思わずお腹が空いてしまったほど。
まずは好きな紙の具材を選んで貼って、オープンサンドを作る工作を楽しみました。紙の帽子も作って気分はパン職人♪それぞれ思い思いに食材をのせて、オリジナルオープンサンドができました!
紙の具材は、トマトなどの野菜はもちろん、チーズやフルーツ、さらにホイップやジャムまで! たくさんある中から好きなものを集めて、個性あふれるパンを次々と完成させていきます。今日来られなかった家族の分も作る!とたくさん作った子も♪
▲甘いパンからしょっぱいパンまでたくさんのパンが完成
▲完成した作品の写真を飾りました♪(子ども室 子育て情報コーナー内)
パンが完成したところで、絵本の読み聞かせがスタート!今回は『くまくまパン』(西村敏夫/作、あかね書房)、『サンドイッチサンドイッチ』(小西英子/作、福音館書館)、『パンどろぼう』(柴田ケイコ/作、KADOKAWA)と、パンが登場するおいしそうなおはなしが勢ぞろいです!
みんな読み聞かせに夢中です。手遊びも間にはさみながら、楽しい時間を過ごすことができました♪午前と午後の2回行い、どちらも大盛況で終了!お越しくださったみなさん、ありがとうございました♪
Posted at:11:15
大正時代を代表する詩人・画家の竹久夢二(1884-1934)の生誕140年・没後90年を記念して、夢二作品を所蔵する千代田区と金沢湯涌夢二館の協力による連携特別展が日比谷図書文化館で開催中です。
本展では「夢二式モデルルーム」をテーマに、生活空間を描いたイラストレーション(印刷の口絵、挿絵など)に注目し、新たな夢二の魅力を紹介します。画面の隅々まで夢二らしさを感じる要素が詰め込まれていて、その空間全体から総合的に演出される雰囲気を味わうことができます。
夢二好みの品々あふれるムード満点の部屋です。和室は落ち着いて籠りたくなる空間、洋室は広やかで動きを感じる空間です。いま私たちが心豊かに生きるヒントも散りばめられています。
▲大きな図解パネルは、より詳しく作品の紹介をしています。
▲作品の丁寧な説明に「そうなんだ!!」と、うなずきながら鑑賞しました。
また今回の展示では、2000(平成12)年4月に開館した金沢湯涌夢二館の所蔵する約3,000件の収蔵品のなかから、絵画作品や布地をはじめ、夢二が設計した少年山荘の建築構想図など、金沢湯涌夢二館だけが所蔵する貴重なコレクションを東京でご覧いただけます。
展示担当学芸員のイチオシは、掛け軸と夢二の遺品の数々です。作品すべて、写真撮影可能です(フラッシュと動画はご遠慮ください)。
▲手前が夢二遺品のパステル(木箱入り)。奥がチェス。他多数の展示があります。
「夢二式モデルルーム」はいかがでしたか。入館の記念にこちらのチケットをお渡ししています。また、記念スタンプもご用意しております。
今年も残すところあと2か月。そろそろ大そうじの準備をする方もいらっしゃるのではないでしょうか。今年はさらにお部屋の模様替えもしてみませんか。
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【開催期間】 展示中 ~ 12月15日(日曜日)
【休 館 日】 11月18日(月曜日)
【開室時間】 月曜~木曜・土曜 午前10時~午後7時
金曜 午前10時~午後8時
日曜・祝日 午前10時~午後5時(入室は閉室の30分前まで)
【観 覧 料】 一般500円 大学・高校生300円区内在住者・中学生以下・障害者(付添1名)無料
その他、詳細につきましてはこちらをご覧ください
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夢二の世界観を満喫したあとは、レトロなプリンはいかがでしょうか。
1Fライブラリーショップ&カフェ日比谷で味わえます♪
ホイップクリームのデコレーションと赤いサクランボのトッピング。極めつけはレトロな銀のお皿。固さはありつつもなめらかな口どけ。苦味のあるキャラメルも相性ばっちりです。見た目のかわいいレトロ感満載のデザートは当館1Fライブラリーショップ&カフェ日比谷で味わうことができます。(売り切れ次第終了)
1Fライブラリーショップ&カフェ日比谷の案内はこちらをご覧ください。
Posted at:12:00
2024.11.05
図書館でもアートを楽しもう♪ 東京国立近代美術館「ハニワと土偶の近代」をご紹介! |
千代田図書館9階では、展示で区内のミュージアムを紹介する「プラスアート」のコーナーを設けています。
10月29日(火曜日)から11月23日(土曜日・祝日)までの期間、東京国立近代美術館の企画展「ハニワと土偶の近代」に合わせ、図書館が所蔵する関連資料をご覧いただけます。
今回のブログでは、東京国立近代美術館に足を運び、この企画展の鑑賞レポートをお送りします。
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千代田図書館から、北の丸公園の外周を歩いて10分ほどの距離にある国立近代美術館。
10月1日から企画展「ハニワと土偶の近代」を開催しています!
東京国立近代美術館の下から土器が発掘されたこともあり、今回の企画展のテーマはこの場所にうってつけです。
この展覧会では「序章」「1章」「2章」「3章」に分かれ、明治時代から現代に至るまで、人々と文化にどう影響したのか、その変化を追っています。
▲武者小路実篤《卓上の静物》1962年 たましん美術館 所蔵
この企画展は、ハニワと土偶の存在がどのような意味を持ち、アーティストたちの手によってどのように表現され、
どのような視線を向けられたのかということに焦点を当てた展示となっています。
ハニワや土偶といった遺物の持つ魅力が、日本画や水彩画などの絵画・彫刻・詩・テレビ番組に加え、
マンガやゲームなどのサブカルチャーに至るまで、ジャンルを問わず表現されています。
本物の出土遺物も見ることができます。
▲展示風景より
▲芥川(間所)沙織《古事記より》1957年 世田谷美術館 所蔵
音声ガイドは、NHK Eテレで1983年~89年に放送された教育番組「おーい!はに丸」で、埴輪の王子「はに丸」の声を担当した声優、田中真弓さんによるもの!
エントランスホールでは、はに丸・ひんべえと記念撮影もできます♪
▲(左)ひんべえ(右)はに丸 1983年 劇団カッパ座
企画展チケットがあれば、美術館の4階から2階にわたる所蔵作品展「MOMATコレクション」も鑑賞することができます。
国の重要文化財に指定された作品も展示されており、見ごたえは抜群!
空間そのものが芸術作品のような雰囲気の中で、19世紀末から今日に至るまでの日本の美術の流れを深く知ることができます。
4階「眺めのよい部屋」では、皇居やビル群を眺めながら座って一休みすることもできます。
13,000点にも及ぶ所蔵作品の中から会期ごとに約200点が展示されるので、何度も訪れたくなりますね。
東京国立近代美術館でアートを楽しんだ後は、千代田図書館にも立ち寄って、「プラスアート」で紹介する本で作品や企画テーマへの理解を深めませんか?
美術館と図書館で、芸術の秋と読書の秋をどちらも楽しみましょう♪
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東京国立近代美術館「ハニワと土偶の近代」
期 間:開催中~12月22日(日曜日)
休館日:月曜日(ただし10月14日、11月4日は開館)、10月15日、11月5日
時 間:午前10時-午後5時(金曜日・土曜日は午前10時-午後8時)
会 場:東京国立近代美術館 1階 企画展ギャラリー
料 金:一般 1,800円(1,600円)
大学生 1,200円(1,000円)
高校生 700円(500円)
主 催:東京国立近代美術館、NHK、NHKプロモーション、毎日新聞社
協 力:JR東日本、光村印刷
詳細はこちら
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展示「東京国立近代美術館:ハニワと土偶の近代〈ミュージアムへ行こう!Vol.19〉」
期 間:開催中~11月23日(土曜日・祝日)
会 場:千代田図書館9階 プラス アート
協 力:東京国立近代美術館
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Posted at:16:50
2024.10.30
「千代田区立図書館へ行こう! ライブラリースタンプラリー&クイズラリー」が始まりました! |
読書週間(10月27日~11月9日)に合わせて開催する「千代田区立図書館へ行こう!ライブラリークイズ&スタンプラリー」が今年度もスタートしました。千代田図書館・日比谷図書文化館・四番町図書館・昌平まちかど図書館・神田まちかど図書館の千代田区立図書館5館に加え、今回は九段生涯学習館もスタンプラリーに参加してくださいました。
大きな画像を見る
■■■ 5館をまわって答えるクイズラリー ■■■
今年度は、千代田区立図書館や周辺の地域情報をもりこんだ、10問のクイズを用意。全問解答すると「ブックマーカーマグネット」をお渡しします。(数量限定、なくなり次第終了)実際に足を運んでいただければ、答えが分かる問題ばかりですので、この機会に図書館を巡ってみてはいかがでしょうか。
■■■ 3館をまわって集めるスタンプラリー ■■■
区立図書館5館と九段生涯学習館を巡り、3館分のスタンプを集めると「リフレクターキーホルダー」を差し上げます!(数量限定、なくなり次第終了)
千代田図書館のスタンプ場所は「9階コンシェルジュブース前」です。
クイズラリー・スタンプラリーについての掲示、そして用紙の配布は千代田図書館、日比谷図書文化館、四番町図書館、昌平まちかど図書館、神田まちかど図書館の5館と九段生涯学習館で行っています。クイズラリーとスタンプラリー、どちらか1つでも、両方同時に参加してもOKです♪(おひとり各1回限り)
まずは図書館で用紙をゲット!ぜひ、ご来館ください。
▲千代田図書館9階 第2展示ウォール
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千代田区立図書館へ行こう!
ライブラリークイズ&スタンプラリー
【期 間】 開催中~11月15日(金曜日)
※各館の開館日時に準ずる
【解答用紙およびスタンプ台紙配布場所】
千代田区立図書館5館
【景品引換場所と期間】
千代田図書館、日比谷図書文化館、四番町図書館
引換期間:11月17日(日曜日)まで
※景品の引き換えは、お1人各1回まで
詳しくはこちらのページをご覧ください
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また、千代田図書館9階では「りんごの棚」を新しく設置しました。
「りんごの棚」とは、どなたでも読むことができるよう、大きな文字や点字、写真やイラストなどを使った本などを揃えた棚のことです。
今回新しく設置された棚とあわせて、LLブックや大活字本なども近くに並べ直し、フロアマップも更新しました。
フロアマップはこちらからもご覧いただけます。
千代田区立図書館で読書の秋を満喫してはいかがでしょうか。みなさまのご利用をお待ちしています♪
Posted at:15:40