千代田区立中学校・高等学校展示 in 千代田図書館
②二松学舎大学付属高等学校


千代田図書館9階第2展示ウォールにて開催中の「千代田区内中学校・高等学校展示」、2校目の展示が2月8日(木曜日)から始まりました。

今回は、二松学舎大学付属高等学校の、理数科研究部文芸研究部図書委員会の作品です!

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理数科研究部は、活動をまとめたポスターを展示しています。今回の研究テーマは、「2022年に沖縄県に漂着した軽石の由来を分析する」というもの。日本地質学会で発表を行ったときに、実際に使ったポスターを展示しています。

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▲とても細かく調査されており、見ごたえ抜群です!

文芸研究部も、部での活動をまとめたポスターを展示しています。文芸研究部は、年に2回、部誌の発行や、東京都文芸部の集いをはじめとした本好きの仲間と交流を深める活動を続けています。

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▲部誌もご覧いただけます♪

図書委員会は、教室から離れた校舎6階にある図書館を、もっとたくさんの人に利用してもらいたいと、タブレット端末を使っておすすめ図書のPOPを作成し、学校内に掲示する活動をしています♪

今回は、生徒たちが作ったおすすめ図書POP 11点と、千代田図書館に所蔵のある資料11点を展示。おすすめコメントとともに本を手に取っていただけます。(資料は全て貸出可、貸出中の場合はご了承ください)

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▲作成したPOP全点はファイルに綴じています。

お手に取ってご覧ください(館内閲覧のみ)

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千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館

二松学舎大学付属高等学校 理数科研究部・文芸研究部・図書委員会


【展示期間】 開催中~2月22日(木曜日)

【展示場所】 千代田図書館9階=第2展示ウォール

詳しくはこちら

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今年度は、4月まで全5校の展示を予定しています。

区内の中学生・高校生による、それぞれ特色ある学校活動の展示をぜひお楽しみに♪

Posted at:17:20

千代田区立中学校・高等学校展示 in 千代田図書館
① 錦城学園高等学校


千代田図書館9階第2展示ウォールにて、2020年度から実施している「千代田区内中学校・高等学校展示」を、今年度も行います!
千代田区内の学校に、千代田図書館の展示スペースを成果発表の場として活用いただき、各校の特色ある活動をご紹介していきます♪

今年度の1校目は、錦城学園高等学校による源氏物語絵巻です。

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古典の授業でグループワークを行い、『源氏物語』の内容を各々一枚の紙にまとめた作品。

生徒たちが2022年度に作成した『源氏物語』54帖登場人物の紹介33枚を加えた、完全版の絵巻から抜粋して展示しています。

壁一面に並んだ色とりどりの絵巻は大迫力!

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紙選びにこだわり、イラストや図、切り絵や折り紙を使用し、それぞれ豊かな発想で源氏物語の世界を表現しています。

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今年話題の大河ドラマの影響で、『源氏物語』をはじめとした古典文学に興味をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

錦城学園高等学校の展示からは、生徒のみなさんの『源氏物語』への深い理解と親しみが伝わってきます。これを機に、古典文学の世界に気軽に触れてみてはいかがでしょうか。

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展示では、『源氏物語』に関連する図書を11冊ご紹介しています。あわせてご覧ください。

(展示本はすべて貸出可。貸出中の場合はご了承ください)

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千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館

錦城学園高等学校 国語科

【展示期間】 開催中~2月7日(水曜日)

【展示場所】 千代田図書館9階=第2展示ウォール

詳しくはこちら

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Posted at:17:50

【レポート】第3回ちよぴた落語会「ひつじの古本祭り」編

12月10日(日曜日)、千代田区役所1階 区民ホールにて「第3回ちよぴた落語会"ひつじの古本祭り"編」を開催しました!

これまでご好評いただいた「第1回ちよぴた落語会」「第2回ちよぴた落語会」に続いての第3回は、「ひつじの古本祭り」特別編を実施しました。

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「ひつじの古本祭り」とは、読書家で知られる春風亭昇羊さんが、柳家花いちさん春風亭昇市さんのお二人を聞き手に、文学の魅力を熱く、そして楽しく語るトークイベント。これまで様々な会場、テーマでおよそ20回行ってきたそうです。

今回は千代田図書館がある庁舎の1階 区民ホールを舞台に、落語三席と文学トークをお楽しみいただきました。

一席目は、春風亭昇市さんの「代脈」から。

この日は子ども達も多く来場しましたが、ゆかいな語り口にみんな大喜び!

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続いての二席目は柳家花いちさん。

ちょっとした日常の"あるある"が重なっておかしさを誘う「いいからいいから」で、会場は明るい笑いに包まれました。

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本日のトリは春風亭昇羊さん。

「落語と文学は親和性があるんです」というまくらから披露されたのは、三遊亭圓朝作の「心眼」。これまでの二席とはまた違った魅力を持つ圓朝作品の世界に、グッと引き込まれました。

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休憩をはさみ、後半の「ひつじの古本祭り」トークが始まりました。

今回取り上げたのは千代田区ゆかりの作家 田山花袋の短編作品「少女病」。

作品が書かれた時代背景や田山花袋という人物のエピソードに、ところどころ朗読も交えながらこの作品を紐解いていきます。

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若い女性に執着心を抱いてしまう小説家の主人公。日々の生活を妄想で彩る主人公の欲望を、理解できるような、したくないような...。そんな彼を待ち受ける結末とは?

三人の軽妙なトークで笑いが沸いていた会場の皆さんが、その結末に息をのむ一幕も。みんなで一つの作品を読んだような、あっという間の時間でした。

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今回の落語会は、図書館に相応しい取り組みとして、千代田区ゆかりの作家を題材に「ひつじの古本祭り」特別編をお送りしました。

春風亭昇市さんは、このトークイベントを始めるまで「本っていつ読んだらいいの?」と読書に馴染みがなかったそうですが、回を重ねて「たくさんの作品紹介を聞くうちに耳が肥えて、本も楽しめるようになってきた」と話していたのが印象的でした。

ページをめくるだけで、まるで別世界に連れて行ってくれるのが読書の魅力です。来場いただいた幅広い年代の皆さんにも「ひつじの古本祭り」を通して、本を読む楽しさを共有していただけたのではないでしょうか。

気になった本ができたら、ぜひ図書館へお越しください♪

ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました!

第3回ちよぴた落語会

「ひつじの古本祭り」編

当日の演目

一.「代脈」春風亭昇市

一.「いいからいいから」柳家花いち

一.「心眼」春風亭昇羊

一.「ひつじの古本祭り"田山花袋"」

Posted at:17:00

子どもたちが選ぶ"大切な本・忘れられない本"
~「千代田区子ども読書調査」より、中学生編~


千代田区立小学校・中学校に通う子どもの読書の状況や変化を把握し、読書活動推進に関する施策に活用することを目的として千代田図書館 読書振興センターが行っている「千代田区子ども読書調査」

昨年度行った「第8回千代田区子ども読書調査」の質問項目のひとつ「大切な本や忘れられない本がありますか?」への回答で多く挙げられたタイトルや千代田区立図書館が所蔵する本をブログで紹介!前回の小学生編に続き、中学生編をお届けします。

「大切な本や忘れられない本がありますか?」の問いに、「ある」と回答した中学生は70.2%

今の中学生は、どんな本が好きなのでしょうか。本の詳しい情報は、書名をクリックしてご覧ください。

中学生の「大切な本・忘れられない本」

中学生の調査でも毎年と言っていいほど上位に挙げられる人気のタイトルは、「ハリー・ポッター」シリーズ(J.K.ローリング/作、松岡 佑子/訳、静山社)や、2019年に実施した第5回子ども読書調査の結果報告でも取り上げた『かがみの孤城』(辻村 深月/著、ポプラ社)で、やはり今年度も多くの生徒達から人気を集めています。

これらに続いて挙げられているのは、例えば「パーシー・ジャクソン」シリーズの本。

"半神半人"の少年パーシーの活躍を描くこのシリーズは、2005年からアメリカで発行され、世界中の子ども達に読まれ続けているファンタジー小説です。

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『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々1 盗まれた雷撃1』

リック・リオーダン/作、金原瑞人/訳

ほるぷ出版

また近年出版された本で、複数の生徒からそのタイトルが挙げられたのはこちらの本。

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『海を見た日』

M・G・ヘネシー/作、杉田七重/訳

鈴木出版

中学生となると、小説や伝記などの読みものだけでなく、エッセイ、ノンフィクションやスポーツの本、ライトノベルなどなど、生徒の数だけ"好きな本"の種類も広がりを見せます。

調査結果を詳しく見てみると、ベストセラーや話題の作品だけでなく、大人でも「読んでみたいな」と思うタイトルも多く並んでいました。

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『20歳(はたち)のソウル』

中井 由梨子/作

小学館

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『植物はなぜ動かないのか』

稲垣 栄洋/著

筑摩書房

また、小学生と同様に「大切な本・忘れられない本」として絵本のタイトルを挙げる生徒もいます。今年度の調査では、「ぐりとぐら」シリーズ(なかがわ りえこ/作、おおむら ゆりこ/絵、福音館書店)や、『ふたりはともだち』を始めとする「がまくんとかえるくん」シリーズ(アーノルド・ローベル/作、三木 卓/訳、文化出版局)、その他にも多くのタイトルの回答がありました。

小学生・中学生ともに質問項目「小学校に入学する前、本を読んでもらうことはありましたか?」へ「よくあった」と回答した子どもほど、同じく質問項目の「本を読むのは好きですか?」に対して「好き」と答える割合が多いという結果が得られています。

普段、親子でゆっくりと本を楽しむ時間の確保がなかなか難しいという保護者の皆さんもいらっしゃることと思いますが、ぜひ気軽に図書館のおはなし会や子どもの本のおすすめリストなどをご活用ください♪

「第8回千代田区子ども読書調査」結果の詳細はこちらからご覧ください

11月からは今年度の「第9回千代田区子ども読書調査」が始まります。区内の学校に通う皆さん、どうぞご協力をお願いいたします。

千代田図書館 休館のお知らせ

千代田図書館は、蔵書点検実施のため下記の期間は休館いたします。

【期 間】 10月21日(土曜日)~23日(月曜日)

休館中の資料返却は、ブックポストをご利用ください。(視聴覚資料など一部資料を除く)

ご不便をおかけいたしますが、ご協力をお願いいたします。

各館の休館日についてはこちらのページをご覧ください

Posted at:17:20

子どもたちが選ぶ"大切な本・忘れられない本"
~「千代田区子ども読書調査」より、小学生編~


千代田図書館 読書振興センターでは、子どもと子どもをとりまく大人の読書活動を推進するさまざまな取り組みを行っており、そのひとつに「千代田区子ども読書調査」があります。千代田区立小学校・中学校に通う子どもの読書の状況や変化を把握し、読書活動推進に関する施策に活用することを目的として、平成27年から毎年11月頃に実施しています。

今回のちよぴたブログでは、昨年度行った「第8回千代田区子ども読書調査」の質問項目のひとつ、「大切な本や忘れられない本がありますか?」に対する回答の中から、多く挙げられたタイトルや千代田区立図書館に所蔵がある本をご紹介します。

「大切な本や忘れられない本がありますか?」の問いに、「ある」と回答した小学生は75.9%

今の子どもたちはどんな本が好きなのでしょうか。本の詳しい情報は、書名をクリックしてご覧ください。

小学1~3年生の「大切な本・忘れられない本」


調査開始以来、ほぼ毎年上位の「かいけつゾロリ」シリーズ(ポプラ社)に続き、この数年人気を集めているのは「おばけずかん」シリーズ(講談社)。

海で、山で、学校で、おばけにあったらどうする?短いお話とイラストが「こわいけど、おもしろい」と人気の児童書です。

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『うみのおばけずかん』

斉藤 洋/作、宮本 えつよし/絵

講談社


低学年の回答では、絵本のタイトルも多く挙がりました。小さなころから家族や保育園・幼稚園などの先生に繰り返し読み聞かせをしてもらったことを、よく覚えている子どもが多いことが伺えます。

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『めっきらもっきらどおんどん』

長谷川 摂子/作、ふりや なな/画

福音館書店

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『おしいれのぼうけん』

ふるた たるひ/さく、たばた せいいち/画

童心社

小学4~6年生の「大切な本・忘れられない本」

高学年で不動の人気なのは「ハリー・ポッター」シリーズ(静山社)や、『ぼくらの七日間戦争』(宗田 理/作)をはじめとする「ぼくら」シリーズ(ポプラ社、KADOKAWA)ですが、21年前に日本版が発売されて以来人気の「マジック・ツリーハウス」シリーズ(KADOKAWA)も、複数の子ども達からタイトルが挙げられました。

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『マジック・ツリーハウス50 ヒマラヤ白銀のゴースト』

メアリー・ポープ・オズボーン/著、食野 雅子/訳

KADOKAWA

アニメ化、映画化された本は子ども・大人を問わず人気を集めます。

『かがみの孤城』(辻村深月/著、ポプラ社)は刊行以来毎年上位に挙げられていますが、昨年度はこの本のタイトルを挙げる子どももいました。

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『君たちはどう生きるか』

吉野 源三郎/著

ポプラ社

親世代または祖父母世代が読んでいた名作も、今の子どもたちの心に残っていることが多いようです。

同じく質問項目の「本を選ぶとき、どうしていますか」には、「映画、マンガ、ドラマ、ゲームなどで知った本から選ぶ」よりも「家族がすすめてくれた本から選ぶ」「家にある本から選ぶ」の選択肢が、より多く回答されています。このことから、子どもの本選びには、保護者の皆さんのおすすめも大きく影響を与えているということがわかります。

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『十五少年漂流記』

J.ベルヌ/作、高楼 方子/文、佐竹 美保/絵

ポプラ社

「第8回千代田区子ども読書調査」結果の詳細はこちらからご覧ください

次回は「中学生」編をお送りします♪

Posted at:17:50

日比谷図書文化館コンシェルジュ通信vol.40:
防災訓練を行いました!

日比谷図書文化館では消防法の定めに従い、管轄の丸の内消防署のご指導のもと、年2回(夏・冬)防災訓練を実施しています。

今年度は8月21日(月曜日)の休館日に防災訓練を実施しましたので、その様子をご紹介します。

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午前10時30分から訓練のオリエンテーションを行い、それぞれ決められた役割の配置についたあと、11時から開始しました。

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オリエンテーションの様子。

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今回の想定:当館地下1階 バリアフリートイレ内に捨てられていた、

      たばこの火が火元となり、炎が天井に達し初期消火が困難になった。

11:00 出火。

     火災警報機で出火場所を特定し、消火係が消火器による初期消火。

11:05 初期消火が困難な状況となり、利用者を屋外へ避難指示。

 ~  職員が各階に逃げおくれた利用者がいないか確認しながら避難。

11:15 日比谷公園の避難場所に避難及び点呼。

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日比谷公園に避難の様子。

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訓練終了後、丸の内消防署の署員から、「今後の自衛消防力の向上につながるよい訓練になったこと、火災が起きた時の心得」の講評をいただきました。

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最後に水消火器を用いて、消火器訓練を行いました。

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~関東大震災から100年~

大正12年(1923年)9月1日に発生した関東大震災から100年を迎えました。

関東大震災では、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、山梨県で震度6を観測したほか、北海道道南から中国・四国地方にかけて広い範囲で震度5から震度1を観測しました。(当時の震度階級は震度0から震度6までの7階級でしたが、現在の震度では7相当の揺れであったと推定されています。)

この地震は、11時58分に発生し、昼食の時間と重なったため、多くの火災が発生し被害が拡大したうえ、津波や土砂災害も起こり、死者・行方不明者10万5千余にのぼりました。

「災害は忘れたころにやってくる」とも言われていますが、日ごろから各ご家庭でも火災や災害に対する備えをしましょう!

参考資料:令和5年防災白書(内閣府)

☆主な出火原因☆

 1位 たばこ

 2位 たき火の不始末

 3位 コンロ

☆家庭での火災への備え☆

 ・火災報知機の設置と定期的な点検

 ・消火器の設置

 ・火災用避難用具(避難はしごの準備や使い方の確認)

☆火災が起きてしまったら☆

 初期消火に努めるとともに無理をせず、屋外に迅速に避難しましょう

参考資料:令和4年版消防白書

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日比谷図書文化館1階 特別展示室にて、9月1日~11月26日まで

関東大震災100年特別展「首都東京の復興ものがたり-未来へ繋ぐ100年の記憶-」が開催中です。

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千代田区指定文化財「旧神田区復興小学校建築関係文書」や水野家所蔵「関東大震災アルバム」など初公開の資料も展示されています。

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【開催期間】 開催中~11 月26日(日曜日)

       前後期で展示替えあり

       前期:9月1日(金曜日)~10月15 日(日曜日)

       後期:10月20日(金曜日)~11月26 日(日曜日)

【休 室 日】 10月17日(火曜日)~10月19 日(木曜日)

【休 館 日】 第3月曜日

【開室時間】 月曜日~木曜日・土曜日 午前10時から午後7時まで

       金曜日 午前10時から午後8時まで

       日曜日・祝日 午前10時から午後5時まで

       ※最終入室は閉室の15分前まで

その他、詳細につきましてはこちらをご覧ください

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特別展関連図書展示

関東大震災の発生から復興までの道のりを記録した資料や、今後起こりうる災害に備え、地震の知識や備蓄品など身を守る方法を学ぶ資料を展示しています。

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【開催期間】 開催中~11 月26日(日曜日)

【休 室 日】 10月14日(土曜日)~10月15 日(日曜日)

【休 館 日】 第3月曜日

【場  所】 2階図書フロア パープルゾーン三角台

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新聞が記録した関東大震災直後のリアル

関東大震災直後に発行された新聞は何を伝え、どう記録したのか。区教育委員会所蔵の当時の新聞を読み解く資料を展示しています。

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【開催期間】 開催中~11 月26日(日曜日)

【休 室 日】 10月14日(土曜日)~10月15 日(日曜日)

【休 館 日】 第3月曜日

【場  所】 3階 エレベーターホール

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特別研究室企画展示「震災の記録と復興の足跡」

明治東京地震、関東大震災の記録を紹介するとともに市政専門図書館所蔵の関東大震災復興関連資料を展示しています。

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【開催期間】 開催中~10月31日(火曜日)

【休 館 日】 第3月曜日

【開室時間】 月曜日~金曜日 午前10時から午後8時まで

       土曜日 午前10時から午後6時まで

       日曜日・祝日 午前10時から午後4時まで

【場  所】 4階 特別研究室

その他、詳細につきましてはこちらをご覧ください

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Posted at:11:00

【展示】夏休み子どもイベントレポート

楽しかった夏休みも終わり、2学期が始まりました。

千代田図書館では、区立図書館3館九段生涯学習館でこの夏に行った、小学生向けイベントの様子を紹介する展示を開催中です!

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千代田区立図書館では「図書館で学ぼう!夏のわくわく課外授業2023」として、夏休み期間中の小学3年生~6年生を対象としたさまざまな講座を行いました。

千代田図書館が開催した講座「関東大震災から学ぶ みんなの防災」「植物の絵を描こう みつけた!身近な草花」に加え、今年度は日比谷図書文化館四番町図書館も課外授業に加わり、それぞれ楽しい講座を開催しました。

また、今回の展示では千代田図書館からほど近い九段生涯学習館に初めて参加いただき、8月に開催した小学生向けイベント「昆虫標本づくりに挑戦してみよう!」の様子をレポートしています。

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それぞれの講座で子ども達がいきいきと学ぶ様子を、ぜひご覧ください♪

展示「夏休み子どもイベントレポート」

【展示期間】 開催中~9月21日(木曜日)

【展示場所】 千代田図書館 第2展示ウォール


イベントレポートの展示に合わせて、各館のイベント担当者が選んだ、講座に関連するおすすめの本も紹介しています。

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子どもから大人まで気軽に学べる本を選んでいますので、合わせてお楽しみください!(展示資料はすべて貸出可、貸出中の場合はご了承ください)

Posted at:16:10

【レポート】夏のわくわく課外授業2023
植物の絵を描こう みつけた!身近な草花


7月30日(日曜日)千代田区役所1階 区民ホールにて「植物の絵を描こう みつけた!身近な草花」を開催しました!

小学3年生から6年生までを対象にした「夏のわくわく課外授業」の講座ですので、当日はたくさんの小学生が参加しました。

今回は千葉県の絵画教室「ちっちのアトリエ」主宰であるアーティスト ちっちさんを講師にお招きし、魅力的な植物の絵の描き方をレクチャーしていただきました。

はじめに、ちっちさんが今日の授業で一番大切なことを伝えてくれました。

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「上手く描こうとしなくても大丈夫。完成しなくてもいいんです」

「それよりも、今日みんなで草花をあつめて、いっしょに絵を描いて楽しく過ごしたって思い出を持ち帰ってほしいです」

絵を描くのに大事なのは、楽しむことですよね。みんなワクワクした面持ちです。

早速、区役所を出て「中坂児童遊園」まで歩いて植物探しに出かけます。

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この日の最高気温はなんと35度

強い日差しの中、日陰を歩き、水分補給をしながら向かいました。

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公園に到着すると、早速草花集めが始まりました。みんな夢中に探します。ちっちさんやスタッフも手伝いながら、ビニール袋いっぱいに草花を集めます。中には虫や石、大きな木の枝を発見する子も......!?

区民ホールに帰ると、一旦休憩。

その間、ちっちさんはさらさらとホワイトボードにお手本を描いていきます。筆の速さに図書館スタッフもびっくり。

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休憩が終わると、いよいよ絵を描く時間です。

みんなの机の上には、集めてきた植物をお手本として乗せるためのコピー用紙と、絵を描くための画用紙があります。さあ、お手本そっくりに描けるでしょうか?

「葉っぱの筋『葉脈』を描くことや、ちぎれている部分・汚れている部分などもしっかり見て描くのがコツ」とちっちさん。

うまく描くことよりも、しっかり観察して描くことを大切にするよう伝えてくれました。

「しっかり観察して描く」という言葉は、講座を通してちっちさんが何度も繰り返し呼び掛けていました。

葉っぱに顔がくっつきそうなほど目を近づけて観察する子や、お手本の草花がコピー用紙に形作る影にまで注目して描く着眼点の鋭い子もいます。

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ちっちさんはみんなの机を見て周り、「これは難しいよね、よく描けているね」「こういう風に塗ると上手くいくよ」と声をかけていました。

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先生に教わるだけでなく、お友だち同士で教えあう場面も。「これ、にてるかな?」と作品を見せ合ったり、「それってどうやって塗ったの!?」と、新しい描き方を共有して盛り上がる光景も見られました。

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すてきな作品が完成!

画用紙いっぱいに大胆に大きな葉っぱを描く子や、小さな草花を丁寧にたくさん並べて描く子など、それぞれの個性が輝く絵が並びました。

集めた草花はおうちに持って帰って、ぜひ続きも描いてみてくださいね。

ちっちさん、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

Posted at:10:10

【レポート】夏のわくわく課外授業2023
関東大震災から学ぶ みんなの防災


毎年夏休み期間、小学3年生から6年生までを対象に、学校とはひと味違う学びの時間を体験するイベント「図書館で学ぼう!夏のわくわく課外授業2023」を、今年も行いました!

7月29日(土曜日)千代田区役所1階区民ホールで開催した講座は「関東大震災から学ぶ みんなの防災」

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千代田区内にある防災専門図書館の司書・学芸員の堀田弥生さん矢野陽子さんをお迎えし、今年で発生から100年を迎える関東大震災について、その時何が起こったか、子どもたちにもわかりやすく教えていただきました。

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講座は「みんなは"関東大震災"を知っていますか?」と、堀田さんの問いかけから始まりました。

「知ってる」「聞いたことある」と、ほとんどの参加者の子どもが手を挙げます。でも、言葉として知っていても、具体的にどんなことが起きたか知っている子は少ないのでは?

まずは写真や動画で、100年前の東京がどんな街だったか、人々はどんな暮らしをしていたかを見てみます。国立映画アーカイブが所蔵する「関東大震災映像デジタルアーカイブ」では、震災後に文部省が監修して制作された記録映画などの資料を見ることができます。

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関東大震災で亡くなった人はおよそ10万5,000人。これは日本で起きた自然災害で最大の死者数で、その9割が火災で亡くなったといわれています。

みんなの手元に配られたのは、千代田区役所周辺の地図が印刷された透明のフィルム。ここに、会場である千代田区役所や自分の家、自分の小学校、今日使った地下鉄・電車の駅など知っている場所にマジックペンで印をつけていきます。

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間に挟んであった紙を抜くと、下にはもう1枚の地図が。これは防災専門図書館が所蔵する『東京市火災動態地図』といって、関東大震災後に発生した火災が広がった範囲や時間を調べ、記録したものです。いま印をつけた身近な場所が、100年前の火災でどのような状況だったか、当時の地図で見てみます。

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地震が起きたのがお昼時で火災が発生しやすかったことは知られていますが、他にも台風の影響で風が強かったこと、当時は家財道具を持ち出して逃げるのが一般的だったことなど火災が広がった複数の原因を、関東大震災を記録した様々な資料から知ることができました。

講座の後半は、関東大震災のことを知ったうえで、これから起こるかもしれない地震に対してどんなことができるかを考えました。

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大きな地震が、家にいるときに起こったら?小学校の校庭で起こったら?千代田図書館で起こったら?それぞれの場所で気をつけなければいけないこと、また日頃からできる備えについても、資料や映像を見ながらみんなで考えました。

また、家の中では高いところにものを置いていないか、固定していない家具はないかなど、危険なところを日頃から見つけて改善すること、もしもの時のために水や食料を備えておくこと、避難場所を決めておくことなど、家族皆さんで考えてほしいことについても、矢野さんから参加者へ伝えました。

そして講座の最後には、千代田図書館の司書から3冊の本の紹介をしました。どれも今日の講座に関連する本で、防災のことや地域のことを知るのに役立つ本ばかりです。講座で学んだことをもっと知りたい、調べたい!と思ったら、ぜひ図書館に来てくださいね。

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「100年前の災害」と聞くと、想像できないとても遠い昔に思えますが、映像や写真、そして地図や本などの資料から当時の状況を知ることは、この先の災害への備えにつながることを子どもたちに知ってもらえる講座となりました。

堀田さん・矢野さん、ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

Posted at:10:00

【レポート】第2回ちよぴた落語会

7月21日(金曜日)、千代田区役所1階 区民ホールにて「第2回ちよぴた落語会」を開催しました!

千代田図書館初となった昨年12月の「第1回ちよぴた落語会」が好評のうちに終わり、2回目の開催。今回も二ツ目の若手人気噺家にご出演いただきました。

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第2回の出演は立川志の太郎さん桂竹千代さん春風亭昇羊さんの3人。

今回も、落語会は自己紹介を兼ねた3人のトークから始まりました。

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前回の高座で「第2回、第3回と続くかは、今日の第1回にお越しの皆さん次第...」と語っていた昇羊さん。第2回の開催を喜びつつ、「次の開催も、今日のお客様次第ですよ!」と笑いを誘います。

その昇羊さんが一席目を務めました。演目は「ちりとてちん」。ご馳走がたくさん出てくる宴席の描写に、こちらのお腹も鳴り出しそうになったところで、登場したのは...。一席目から会場は笑いに包まれます。

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二席目は桂竹千代さんの、「鮑のし」。なかなかうまく言えない口上に、会場の子どもも大人も大爆笑!

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トリを務めるのは立川志の太郎さんの「五貫裁き」。聴きごたえのある、威勢のいいやり取りに会場の区民ホールは大盛り上がりで終演となりました。

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第2回ちよぴた落語会

当日の演目

一.「ちりとてちん」春風亭昇羊

一.「鮑のし」桂竹千代

一.「五貫裁き」立川志の太郎



来場者の感想(アンケートより)

「期待以上に面白かった。生の迫力が良かった」

「若手の方の勢いあるお話が面白かった」

「子どもにもわかりやすい内容で、みんなで大笑いできて楽しかったです。子ど

もも一緒に楽しめる落語はなかなかないので、またお願いします」

「おもしろかった。人数も広さもちょうどよく、気持ちよく楽しめました」

「3人とも素晴らしかったです!3回目があればまた参加したいです」

皆さんからの温かいご感想、ありがとうございました!

この日は夏休みが始まったばかりということもあり、小学生の子どもたちの元気な笑い声が、さらに会場を盛り上げました。

今回の落語会も、幅広い年齢層の皆さんにお楽しみいただくことができました。

まだまだこれからが夏本番。子どもたちにとっては、楽しい夏休みの幕開けに、大人たちにとっては、日々を元気に過ごす活力になれば幸いです。

ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました!

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最後は出演の3人で記念撮影♪

Posted at:14:10

【研修レポート】神保町をもっと知る!街歩きをスタッフ向けに行いました

千代田図書館では休館日を利用して、消防訓練や様々な研修などを定期的に行っています。

6月の休館日には、千代田図書館コンシェルジュが図書サービススタッフに向け、地域への知見を広げ、お客様サービスにつながるよう図書館周辺と神田神保町の街歩きを実施しました。

今回の街歩きは、同じく6月にご利用者向けに開催した「はじめての神保町街あるき」を、スタッフ向けにアレンジしました。

「本の街」神保町の基本情報や歴史、利用者の皆さんへの案内にも役立つ街のランドマーク、駅や他の区立図書館への道順など、この機会に改めて知りたい情報を盛り込んだ街歩きとなりました。

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参加したのは、図書サービススタッフの他に学校支援担当司書、総務職員も加えた37名。

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3つのグループに分かれ、千代田図書館から神保町駅、駿河台下の交差点で折り返してすずらん通りの「小学館ギャラリーBH 本と街の案内所」まで、およそ90分かけて歩きました。

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神保町に軒を連ねる多くの古書店新刊書店に加え、街の歴史を知る上で欠かせない出版社大学ゆかりの地などについても詳しくお話ししました。

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【参加したスタッフの感想】

「とても面白く、興味深くて参考になりました。レファレンスでも、神保町についての質問は頻繁に受付するので、普段の業務に大変役立つ内容でした。これまで知らなかった知識や以前に調べた覚えがあるけれど、忘れていた知識をたくさん得ることができました」

「よく来る九段下・神保町ですが、一人で歩くより、説明などが聞けて面白かったです」

「職場から近いあまりに、全然足が向かなかったエリアだったので非常によい機会になりました。図書館で情報こそ調べられますが、実際に足を運んで解説を聞きながら見られて楽しかったです」

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この日は梅雨の晴れ間、暑い中での実施でしたが、普段の業務で気づけないことやお客様の目線に立った案内の仕方、お互いの部署の仕事を知る機会になりました!

今後も、お客様サービスに役立てられるよう、図書館が一体となる研修を企画、実施していきます。

Posted at:14:40

コンシェルジュ通信Vol.66:
第2回「はじめての神保町街あるき」をレポート!


昨秋に初開催しましたガイドツアー「はじめての神保町街あるき」

ご好評いただきましたので、再びやってきました。

開催日時は、6月10日(土)6月15日(木)の2日間。

今回はその様子を、進行を務めたコンシェルジュがお届けします!

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今回、案内役を担当したコンシェルジュです。

集合場所は神保町駅。

ご参加くださる皆さんのお顔はもちろんわかりません。道行く人の顔を気に掛けながら期待に胸が高まっていました。

1時間と短い時間ですが、どうぞよろしくお願いします!

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学士会館前からスタートし、老舗和紙専門店の山形屋紙店へ。お店の裏には、和紙を保存するための蔵があります。

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テレビや雑誌などでよく紹介される矢口書店は、看板建築様式で建てられました。装飾が施されている壁が特徴です。

看板建築と名付けられる前は、"例の神田のやつ"と呼ばれてたそうですよ!

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神田古書センターは、1つのビルにさまざまなジャンルの古書店が入っています。

ここでは、古書店MAPの見方もご紹介しました。

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神保町交差点を通過し、創業100年を超える老舗の古書店、一誠堂書店へ。

印象的なステンドグラスは、建てられた当時のまま残されています。

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一誠堂書店の脇から、裏路地へ入ります。靖国通りすずらん通りの間の細い道には、お洒落なカフェが並んでいます。

独特の雰囲気がある、おすすめの撮影スポットです♪

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再び靖国通りへ戻ります。

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文学系の書籍を扱う玉英堂書店。2階には、文豪の直筆や初版本など、貴重なものばかりを集めた特選ルームがあります。必見です♪

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神田神保町1丁目1番地に建つ、大屋書房の大きな絵。思わず立ち止まってしまいますね。

すずらん通りに入り、老舗画材店の文房堂、井伏鱒二や吉川英治など、名立たる文豪たちに愛された天麩羅はちまきの前を通ったら、本と街の案内所でゴールです!

皆さま、お疲れ様でした。

6月10日には、街歩きイベントに初めて小学生の参加がありました。歴史に興味を持っているようで、神保町についても熱心にメモを取っていました。

また、6月15日はあいにくの雨。しかし、参加予定の方々全員が足を運んでくださり、主催者としても本当に嬉しかったです!

ありがとうございました。

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このイベントは、神保町に馴染みのない方にも、神保町のよさを知ってほしい!という願いから始まりました。

自分のお気に入りの神保町を、探してみてはいかがでしょうか。

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Posted at:16:30

第23期「本と出会う読書サロン」が始まります!

千代田図書館では、本を通じた交流の場「本と出会う 読書サロン」(主催:読書の会)を定期的に開催しています。



6月から始まる第23期のオープニングイベントとして、5月16日(火曜日)に講演会「気候危機防止と、心と生活の豊かさも実現するグリーン・ニューディール」を行いました。

講師は、東北大学東北アジア研究センター教授の明日香壽川(あすか じゅせん)さんです。

近年では、気候変動がもたらす干ばつ、洪水、熱波、山火事などのニュースを毎年のように目にします。電気・ガスなど私たちの生活になくてはならないエネルギーの問題と、地球規模の環境問題は密接につながっており、切り離して考えることはできません。

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講演は、世界規模の気候変動がもたらす人々の生活への影響についての話題から始まりました。「世界各国が掲げる二酸化炭素削減量は現実的なの?それを実現するにはどうしたらいい?」「再生可能エネルギー発電は、本当に原子力発電の代替になるの?」といった身近な疑問を取り上げながら、近年の研究データをもとにお話しいただきました。

エネルギー問題を考えるとき、環境と両立して考えなければならないのが経済への影響です。講演の後半では、横浜市など自治体の例を参考に、原子力発電に再生可能エネルギーを置き換える時に生じる設備投資、雇用などの経済的影響についてもお聞きすることができました。

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印象的だったのは、「より良い代替案はあるけど特効薬はない」というまとめの言葉です。その国の風土や経済状況は様々ですが、気候変動などの環境問題に対しては速やかに行動を起こさなければいけません。まずはエネルギー問題、環境問題を「自分ごと」ととらえ、身近な地域のことから今何ができるかを考えることが重要だと実感させられるお話しでした。

また講演会の最後には、参加者の皆さんから寄せられた質問にも丁寧に答えていただきました。

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明日香さん、ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!



第23期「本と出会う読書サロン」は、6月20日(火曜日)から始まります。参加者が各回のテーマに沿った本を持ち寄り紹介し合う読書会を月に一度、第3火曜日に千代田図書館で行っています。

第23期のテーマは、6月「時」、7月「寅(とら)」「卯(う)」、8月「子(ね)」「丑(うし)」、9月「星」、10月「午(うま)」「未(ひつじ)」、11月「申(さる)」「酉(とり)」、12月「運」、24年1月「辰(たつ)」「巳(み)」、2月「戌(いぬ)」「亥(い)」、3月「生」です。

興味のある回だけ参加したい、見学したいという方も、まずはメンバー登録をどうぞ。

詳しくはこちらをご覧ください


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▲オープニングイベントでは、前期の読書サロンで紹介された本の一部を展示しました。

Posted at:17:20

【レポート】ヨムキクちよだ2023「えほんの世界へようこそ!
明治大学混声合唱団と読み聞かせのコンサート」


5月13日(土曜日)、千代田区役所1階 区民ホールで、ヨムキクちよだ2023「えほんの世界へようこそ!明治大学混声合唱団と読み聞かせのコンサート」を開催しました!

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千代田図書館司書による絵本の読み聞かせと、合唱を組み合わせたコンサート。

出演は、明治大学混声合唱団の皆さんです。ヨムキクちよだのイベントでは初めて、大学のサークルにご出演いただきました。

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明治大学混声合唱団は、前身の明治大学交響楽団合唱部から数えると70年以上の歴史を持つ、千代田区内の駿河台キャンパスを始めとする明治大学全4キャンパスに所属の学生からなる合唱団です。この日は指揮者、ピアニスト含め17名が出演しました。

毎年恒例の「ヨムキクちよだ」のイベントを事前申込不要、参加自由で開催したのは4年ぶりとなりました。会場には、ベビーカーに乗った赤ちゃんから、図書館に来たら歌声に引かれて立ち寄ってくださった方まで、幅広い年齢層の方にご来場いただきました!

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全2回の公演はどちらも満員御礼!ディズニー映画「ズートピア」でおなじみの「Try Everything」(シーア・ファーラ、ミッケル・ストリア―・エリクセン、トール・エリック・ハ―マセン/作詞・作曲)で幕が開きました。明るい歌声に、早くも会場から手拍子が起こります。

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続いて1冊目の絵本は『あーそーぼ』(やぎゅうまちこ/さく、福音館書店)。

小さな子どもたちも、おはなしの世界に引き込まれていきました。

2冊目の絵本は『100年たったら』(石井睦美/文、あべ弘士/絵、アリス館)。

絵本の展開に合わせて「花」(武島羽衣/作詞、滝廉太郎/作曲)「椰子の実」(島崎藤村/作詞、大中寅二/作曲)などを歌い、子どもだけでなく大人も、心ゆくまで絵本と音楽の世界を楽しんでいました。

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最後の絵本は『タンタンタンゴはパパふたり』(ジャスティン・リチャードソン、ピーター・パーネル/文、ヘンリー・コール/絵、ポット出版)。

心温まるペンギンの家族のおはなしのあと、最後に歌われたのは「瑠璃色の地球」(松本隆/作詞、平井夏美/作曲)。会場は優しいハーモニーに包まれて、コンサートは幕を閉じました。

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ご来場者からは「生で合唱を聞ける機会もなかなかないし、絵本も素敵な内容でした!」「絵本の内容、読み聞かせも歌も大人もポロっときてしまうすばらしいものでした」「初めて出会えた絵本に綺麗な歌声、とても素敵な時間でした。娘はまだ言葉は理解できませんが、歌、絵本は好きなので何か感じてくれたと思います」というご感想をいただきました。(来場者アンケートより抜粋)

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明治大学混声合唱団の皆さん、そしてご来場くださった皆さん、ありがとうございました♪

読書振興センターでは、心を動かす音楽とともに誰もが本に親しめるイベントを、これからも企画していきます!

Posted at:16:00

【四番町図書館】「ヨムキクちよだ2023」イベントレポート②

5月14日(日曜日)まで千代田区立図書館各館で開催したヨムキクちよだ2023では、今年度も各館で子どもや保護者の皆さんに向けてさまざまなイベントや図書展示を開催しました。

今回のブログでも、前回に続いて四番町図書館が行ったスペシャルおはなし会の様子をお届けします!

まずは4月29日(土曜日・祝日)に開催したどようびおはなし会スペシャル

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いつもの四番町図書館のおはなし会に、版画家・絵本作家のまつどふみこさんをゲストにお迎えして、街のある工場にやってきたツバメの飛来から巣作り、子育て、巣立ちまでを見守りながら絵本『おじさんとつばめ』(ジーウィズ株式会社/訳、FumikoWorkshop)にしたというエピソードを交えながら、読み聞かせをしていただきました。


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ツバメは人間のサポートを得て巣作りをする鳥。耳をすませば、独特の鳴き声が聞こえる...「土食って、虫食って、口渋~~~い」だそうです。

事前申し込みなしの自由参加でしたが、いつものおはなし会の1.5倍くらいの入場者(31人)で、2階の児童室いっぱいに椅子が並びました。

子どものころにツバメをよく見たというお父さんから質問が出たり、ツバメの写真や卵を興味深げに見る子どもたち、終了後にツバメの本を借りていく子どももいました。

「絵本を描いた人のお話が聞けて良かった」という感想をいただきました。

そして5月5日(金曜日・祝日)に千代田区役所1階区民ホールで開催したのは、けんけんぱーくのこどもの日おはなし会スペシャル

毎年恒例のイベントですが、区民ホールでの開催は初めて。久々に広々とした空間に、コロナ後初めて解禁したマットを敷き詰めて、自由に座ってもらうスタイルとなりました。

最初は遠慮がちに座っていた子どもたちも、どんどん距離を縮め、「かぶとゲーム」では、新聞紙で作った兜をかぶり、折り紙を丸めた刀を使って、マットの上で元気に飛んだり跳ねたり。

賢プロダクションの声優さんたちも、会場に響きわたる元気な声で、子どもたちを巻き込んで読み聞かせをしたり、最後は大きなスクリーンでオリジナル作品『へっこき侍』を写しながら、持ち前の表現の豊かさで会場を一つにして熱演。1回目(午後2時~2時30分)は子ども14人・保護者15人、2回目(午後3時~3時30分)は子ども14人・保護者17人に参加いただきました。

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オープニングは、おなじみの♪けんけんぱーくの歌から始まりました。最初は遠慮がちに後ろに座っている子どもたちも...

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丸の中から飛び出したのは?? 子どもたちは紙芝居に夢中です。

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次は大型絵本の登場。「えーらい、えらい、なにがえらい?」歌いながらおはなしが進んでいきます。

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こどもの日にちなんで、こいのぼりの絵本で読み聞かせ。1回目と2回目では読む本が違います。

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会場には、入場の時に渡した折り紙で作ったこいのぼりを貼ってもらいました。

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図書館スタッフが新聞紙で折った兜をかぶって、音楽に合わせてダンス!?

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最後は大スクリーンに映し出された『へっこき侍』(西本七星/作、岡田潤/絵)の絵と声優さんたちの芸達者なせりふ回しでみんなを釘付け。あっという間の30分でした。

「ヨムキクちよだ2023」で行った、四番町図書館のスペシャルおはなし会のレポートをお届けしました♪

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

Posted at:11:30

【四番町図書館】「ヨムキクちよだ2023」イベントレポート①

5月14日(日曜日)まで千代田区立図書館各館で開催のヨムキクちよだ2023

四番町図書館が行ったイベントの様子を、2回の記事に分けてお届けします!

4月22日(土曜日)に行ったのは「大人も注目!外国語絵本の翻訳家に聞く絵本の魅力」。場所はおなじみ、神田神保町の児童書専門店ブックハウスカフェ1階のガリバー。

壁際に並んだソファに座り、希望者は飲み物をオーダーして、ゆったりとしたサロン風の雰囲気の中で開催されました。

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四番町図書館では、昨年度から「知識の入り口は児童書から」をコンセプトに、子どもだけでなく大人にも読んだもらいたい絵本を積極的に紹介したり、大人のための絵本講座を開催したりしてきました。

今回はその流れの中で、中学生以上を対象に募集し、定員15名をオーバーする応募がありました。

今回は外国の児童書の翻訳家に登場いただき、国が違えば表現も違う、でも、そこに流れる共通の思いをくみ取って日本語で表現する難しさや魅力について語っていただきました。

おひとり目は、主に英語圏の本を翻訳している長友恵子さん

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近訳著3冊についてエピソードを語っていただきました。

『ONE WORLD たったひとつの地球』(ニコラ・デイヴィス/作、ジェニ・デズモンド/絵、徳間書房)では環境問題について。『ブックキャット』(ポリー・フェイバー/作、クララ・ヴリアミー/絵、徳間書房)では戦時中図書館に住み着き本を守った猫の話、『せんそうがおわるまで、あと2分』(ジャック・ゴールドスティン/作、合同出版)では風刺のきいた絵柄で第一次世界大戦に出兵した幼馴染の話など、どれも時世を映し出す内容です。

長友さんは2年前、戦争で難民になった女の子のおはなしが描かれた絵本『せんそうがやってきた日』(ニコラ・デイヴィス/著、レベッカ・コッブ/絵、鈴木出版)を出版したことで、世界情勢により目がいくようになり、今後も社会性のあるテーマに取り組んでいきたいと語っていました。

翻訳家の仕事は、そのほとんどが調べること。そして、もちろん語学力は必要だが、一番大切なことは、それを伝える正しい、美しい日本語だと言います。


おふたり目は、当初フランス語の絵本を翻訳されている橋爪千代子さんの予定でしたが、事情により急遽、国内外の問題提起型絵本を出版している株式会社イマジネイション・プラスの代表取締役社長 乙部雅志さんにお願いしました。

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乙部さんは、「絵本は時代を映す鏡、それに合った言葉、思いを伝える情熱が伝わってくる言葉で翻訳してほしい」との思いから、あえてプロの翻訳家に依頼しないで、この作品はこの人に訳してほしいと直感的に頭に浮かんだ人にお願いすることも多いと言います。

紹介していただいた『みんなにやさしく』(パット・ズィトゥロウ・ミラー/著、ジェン・ヒル/イラスト)は作家のドリアン助川さんに、『じじつはじじつ、ほんとうのことだよ』(ジョナ・ウィンター/文、ピート・オズワルド/絵)は元TBSニュースキャスターの金平茂紀さんに依頼し、訳者の発信力を加味して、その世界観を伝えています。

今回のイベントでは、参加者から多くのコメントをいただきました。

作品に向き合う翻訳家の思いや葛藤を伺うことで、絵本の奥深さを実感された方、また、編集者の作品を最大限に生かす翻訳へのこだわりを知り「読者に思いが届く日本語の大切さ、そして、絵本の奥深さを感じた」という声が上がっていました。

講演会「大人も注目!外国語絵本の翻訳家に聞く絵本の魅力」の様子をお届けしました!

次回の記事では4月29日(土曜日)と5月5日(金)に行った、2回のスペシャルおはなし会のレポートをお届けします!

Posted at:18:10

「えほんの世界へようこそ!」リハーサルを行いました!

千代田区立図書館では、5月14日(日曜日)までの期間、こどもの読書週間に合わせて「ヨムキクちよだ2023」を開催中です♪

5月13日(土曜日)は千代田図書館にて、明治大学混声合唱団と千代田図書館の学校司書による「えほんの世界にようこそ!明治大学混声合唱団と読み聞かせのコンサート」を開催します。

本イベントのリハーサルを先日行いましたので、少しだけ様子をお届けします。

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千代田図書館のイベントに明治大学の皆さんが出演するのは初めてです。

今回は、合唱と読み聞かせが交互に楽しめるイベントとなっています。

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明治大学混声合唱団のフレッシュでパワフルかつ一体感のあるハーモニーと、区内の学校図書館で活躍する図書館司書の語り口は、とても素晴らしかったです。

楽しく盛り上がれる歌もあれば、心動かされる大迫力の歌も。

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本番がとても楽しみですね。ぜひ5月13日(土曜日)は、親子で会場へお越しください!



また、千代田区立図書館公式Youtubeチャンネルでは、明治大学混声合唱団の皆さんからのメッセージ動画を公開中です♪

こちらも合わせて、ぜひご覧ください。

当日、みなさんにお会いできることを楽しみにしています!



「えほんの世界へようこそ!明治大学混声合唱団と読み聞かせのコンサート」

千代田図書館司書の読み聞かせに合わせて、明治大学混声合唱団のみなさんによる絵本の世界をイメージした合唱を楽しめるコンサート。

赤ちゃんから大人までお楽しみいただけます。

【日 時】5月13日(土曜日)

      1回目:午前11時30分~

      2回目:午後3時00分~

     各回45分 ※開場は各回開演15分前

【場 所】千代田区役所1階 区民ホール

【参加費】無料

【定 員】各回50席程度(申込不要)※ベビーカーでの入場可能。途中入退場自由。

詳しくはこちら

Posted at:10:30

【学校支援】春休みの研修を行いました!

千代田図書館の学校支援担当司書は、区立幼稚園・保育園・こども園・小学校・中学校・児童館で読書支援活動を行っています。

今回の「ちよぴたブログ」では、学校支援担当司書が春休み期間を利用して行った研修の様子をレポートしてもらいました♪

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普段は、区内の学校や幼児の施設で司書の仕事をしている私たち。

この日は春休み中ということもあって、野外でストーリーテリング手遊び・わらべうたの研修を行いました。

ストーリーテリングとは、話し手がお話を覚えて聞き手に話し、伝えること。絵を見ながらではなく語り手の言葉だけで、情景を想像しながらお話を楽しんでもらいます。

研修では、子ども達にストーリーテリングを行うことの必要性を話したり、『こすずめのぼうけん』(ルース・エインズワース/作、福音館書店)等を題材にストーリーテリングを実際にやってみたりしながら、「新学期には子どもたちのために、この話を覚えよう!」と気持ちを新たにするのでした。

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「おはなしのろうそく」(東京子ども図書館/編)シリーズは、ストーリーテリングの教科書です。

次に司書たちの間で、子どもが喜ぶ手遊び・わらべうたを教え合いました。

「いっぴきの のねずみ」「たけのこ めだした」「ここはてっくび」「べんけいが」...

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「いっぴきの のねずみ」の手遊びを楽しむ保育園の子どもの様子を聞いて「それは、きっと子どもが喜ぶ!」と動き方をみんなで練習しました。

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研修の日は、桜もまだ散らずに咲いていましたよ。八重桜はまだつぼみ、4月になっても楽しめそうです。

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新年度を迎え、司書たちは気持ちも新たに区内の各教育施設での読書支援活動を行います。
春の気持ちのいい気候の中で行った研修の様子をお届けしました。

Posted at:15:50

「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」
5校目 東洋高等学校の展示開催中!


千代田図書館9階第2展示ウォールでは「千代田区内中学校・高等学校展示」の最後となる5校目、東洋高等学校図書委員会の展示が3月28日(火曜日)から始まりました!

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この「千代田区内中学校・高等学校展示」の企画を開始した令和2年度から、今回で3年連続での参加となる東洋高等学校の図書委員会。

委員会活動を紹介いただくとともに、テーマに基づいた図書委員おすすめの本を展示しています。

今年のおすすめ本のテーマは「異世界×成長」

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本のおすすめポイントやあらすじを、思い思いにポスターにして、絵と文章で表現しています。高校生の皆さんはどんな本を選んだのでしょうか。

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今回展示したポスターでおすすめされている本の中から、千代田区立図書館所蔵の本10冊も合わせて、展示しています。

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この「展示中」の掲示を目印に、気になった本をお手に取っていただけます。(展示資料はすべて貸出可、貸出中の場合はご了承ください)

また、2023年4月発行に図書委員会が発行する「図書館広報誌Lamp」最新号も、合わせて展示しています。

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こちらでも「異世界×成長」をテーマにしたおすすめ本の、さらに詳しい紹介が読めるほか、学校祭「東洋祭」への出展、学校図書館の蔵書点検などの活動報告を読むことができます。

「クラスと図書館の架け橋に」をコンセプトに活動する、東洋高等学校 図書委員会の皆さんの展示を、この機会にぜひご覧ください♪

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千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館

東洋高等学校 図書委員会

【展示期間】 開催中~4月10日(月曜日)

【展示場所】 千代田図書館9階=第2展示ウォール

詳しくはこちら

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今年度の「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」は、二松学舎大学附属高等学校錦城学園高等学校三輪田学園中学校・高等学校共立女子中学高等学校、そして東洋高等学校と、これまでで最も多い5校の展示を行いました。

今年度も、区内で学ぶ中学生・高校生が日々取り組む、多彩な学校活動の様子をご紹介することができました。展示に参加してくださった各校の皆さん、ありがとうございました!

Posted at:17:00

「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」
4校目 共立女子中学高等学校の展示が始まりました!


千代田図書館9階第2展示ウォールでは「千代田区内中学校・高等学校展示」の4校目、共立女子中学高等学校図書委員会の展示が3月13日(月曜日)から始まりました!

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今回、千代田図書館での展示に初めて参加する共立女子中学高等学校。

中学1年生から高校3年生までの皆さんが一緒に活動する図書委員会の様子をポスターで紹介するとともに、委員の皆さんがおすすめする本の展示も行っています。

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日ごろ、学校図書館のカウンター当番や図書だよりの発行、生徒の皆さんに本に親しんでもらうためのおすすめ本の掲示作成などの活動を行う図書委員会。毎年10月開催の共立祭では、自分たちで決めたテーマで教室を飾り付けて、学校内で集めた本を古本として販売し、売上を寄付する古本市を行っています。

今年度の共立祭の展示テーマは「ベルサイユの書庫」でした。

千代田図書館での展示も、このテーマに基づいたポスター作成と5冊の本の紹介をしています!(資料は全て貸出可、貸出中の場合はご了承ください)

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ポスターに掲載されている学校図書館内の展示や古本市の様子に、温かく懐かしい気持ちになる方も多いのでは?委員の皆さんが楽しんで活動していることが伝わってきます!

掲示と合わせて、2006年から今年までに発行した図書だよりや、委員会で制作したポスターを見ることができるファイルも展示しています。

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ぜひ、手に取ってご覧ください♪(ファイルはすべて貸出不可、館内でご覧ください)

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千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館

共立女子中学高等学校 図書委員会


【展示期間】 開催中~3月27日(月曜日)

【展示場所】 千代田図書館9階=第2展示ウォール

詳しくはこちら

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Posted at:17:00

コンシェルジュブースの展示と休館のお知らせ


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千代田図書館9階 コンシェルジュブース
向かって右側、千代田区のまち情報コーナーで、2022年10月に開催した「はじめての神保町街あるき」のマップを展示しています♪

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当日巡った街あるきのコースを、写真や参加者の声とともに紹介しています。

(このイベントは2022年10月に終了しています)

千代田区のまち情報コーナーでは、前回ご紹介した「ちよぴたノート」や図書館情報誌のほか、街あるきに役立つ地図やパンフレットなどを配布しています。

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日差しが暖かな日も多くなり、春の訪れを感じられるようになりました。千代田図書館から足を延ばして、神保町の古書店巡りはいかがでしょうか。


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図書館システムの更新に伴う全館休館のお知らせ

千代田区立図書館は、図書館システムの更新を行うため、次の期間、全館休館するとともに、サービスを一時休止いたします。

【全館休館期間】 3月1日(水曜日)~12日(日曜日)

【対象館】 千代田図書館、日比谷図書文化館、四番町図書館、

      昌平まちかど図書館、神田まちかど図書館、

      ちよだパークサイドプラザ区民図書室

※男女共同参画センターMIWは通常開館しますが、資料の貸出・返却などはできません。

また、千代田区立図書館のWebサービスも下記の期間休止いたします。

【千代田区立図書館ホームページ 休止期間】

2月28日(火曜日)午後10時~3月13日(月曜日)午前9時

※蔵書検索やマイページ、貸出施設予約など、すべてのWebサービスがご利用になれません。

【千代田Web図書館 休止期間】

2月28日(火曜日)午前10時~3月13日(月曜日)午前10時

その他、詳細はこちらのページをご覧ください。

ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

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Posted at:15:20

「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」
3校目 三輪田学園中学校・高等学校の展示開催中!


千代田図書館9階第2展示ウォールにて、「千代田区内中学校・高等学校展示」の3校目、三輪田学園中学校・高等学校読書サークルクラブの展示が2月14日(火曜日)から始まりました!

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読書サークルクラブは、中学・高等学校合わせて現在8名が在籍する部活動で、千代田図書館での展示は昨年度に続き2回目です。

年に一度の文化祭(三輪田祭)では、部員で話し合って決めた本を読み、その感想や作者が作品に込めた思いなどを語り合う読書会を行い、その様子をまとめて展示発表しています。

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今年度行った読書会のテーマは「Happiness」。部員みんなで選んだ4冊の本『卵の緒』(瀬尾まいこ/著、マガジンハウス)『また、同じ夢を見ていた』(住野よる/著、双葉社)『青い鳥』(モーリス・メーテルリンク/作、講談社)『古都』(川端康成/著、新潮社)はいずれも、展示を見ながらお手に取っていただけます。(資料は全て貸出可、貸出中の場合はご了承ください)

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本を読んでお互いの感想や考えを聞き、みんなで語り合うことで、一人で読むときとはまた違った読書の喜びと出会えるのが読書会です。中学生・高校生の皆さんの思いを丹念につづった読書会のレポートを、この機会にぜひご覧ください♪

また、レポートや本の他に、部員たちそれぞれが「人生とは・・・のようなもの」を考え、POPにしたものを展示しています。こちらは『また、同じ夢を見ていた』の主人公の口癖「人生とは・・・のようなもの」から連想し、作成しました。

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人生とは、「ゲーム」「電車」「パフェ」「卵焼き」...。個性豊かな言葉が並んで、見ているだけで楽しくなります。

部活動の紹介や読書会レポートと合わせて、こちらもお見逃しなく!

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千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館

三輪田学園中学校・高等学校

読書サークルクラブ

【展示期間】 開催中~2月28日(火曜日)

【展示場所】 千代田図書館9階=第2展示ウォール

詳しくはこちら

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Posted at:17:00

「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」
2校目は錦城学園高等学校です!


千代田図書館9階第2展示ウォールにて開催中の「千代田区内中学校・高等学校展示」、2校目の展示が1月31日(火曜日)から始まりました。

今回は、錦城学園高等学校による源氏物語絵巻です。

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古典の授業でグループワークを行い、『源氏物語』54帖の内容を各帖1枚の紙にまとめました。展示では54枚すべて掲示しています。

あらすじをまとめたり、内容や登場人物をイメージしたイラストなどを描いたり、それぞれのグループの工夫やこだわりが感じられる作品がずらりと並びます。

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わかりやすい人物相関図や、象徴的なモチーフが添えられているものなどもあり、ひとつずつじっくりと眺めたくなる力作ぞろい!

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授業で習った古語の活用形などを覚えることが苦手で、ちょっと古典文学と距離を置いていた、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。錦城学園高等学校では、生徒たちに古典作品をしっかりと読む経験をしてほしいという先生の思いから、この源氏物語絵巻づくりを国語の授業に取り入れたそうです。それぞれの作品からは、生徒のみなさんが『源氏物語』にじっくりと向き合ったことが伝わってきます。そして、「ちょっと古典っておもしろいかも♪」と思わせてくれます。

ぜひご覧ください!

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千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館

錦城学園高等学校

【展示期間】 開催中~2月13日(月曜日)

【展示場所】 千代田図書館9階=第2展示ウォール

詳しくはこちら

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展示では、『源氏物語』に関連する図書をご紹介しています。あわせてご覧ください。

(展示本はすべて貸出可。貸出中の場合はご了承ください。)

Posted at:17:40

【レポート】恐竜絵本作家・黒川みつひろさんのワークショップ「恐竜の絵を描こう!」


1月21日(土曜日)千代田区役所1階 区民ホールにて、絵本作家 黒川みつひろさんのワークショップ「恐竜の絵を描こう!」を開催しました!

黒川先生のイベントは恐竜大好きの子どもたちにとって待ちに待ったイベントで、定員15組に対し約10倍の申し込みがあり、狭き門を突破したご家族に参加いただきました。

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今日の絵のお題は「ティラノサウルス」

模型が登場すると、場内から「わーっ!」っと歓声が上がり、早くも熱気に包まれます。

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黒川先生がホワイトボードに貼った模造紙に、まず、頭の部分を描きます。それを見ながら、手元の紙に、クレヨンや色鉛筆で描いていきます。次は胴体...と、パーツごとに順番に少しずつ描いていくことで、どんどんティラノサウルスが描かれていきます。子どもと一緒にお父さん、お母さんも真剣です。家族みんなで楽しむイベントならではの光景です。

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30分後、完成しました!! 黒川先生がテーブルを回り、完成した絵に落款を押してくれました。

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出来上がった絵を頭の上にかかげて、大喜び♪ なかなか壮観です。

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休憩タイム。

黒川先生の化石コレクションを手で触れる貴重な機会を得て、子どもたちがずらっと並びます。「これはアンモナイト」「これは恐竜の爪?牙?」と、興味津々です。

休憩後は化石の説明。みんな真剣に聞いています。

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続いて、恐竜の質問コーナー、手品と続きます。

最後は、じゃんけん大会。お絵描きの見本として黒川先生が描いたサイン入りの絵(全部で7枚)が賞品です。

全員参加。スタッフに勝った人(あいこは負け)が残って、そこで勝った人に賞品が渡されました。ルールは単純なだけに、ちょっとエキサイトしてしまいました...。

最後は、リトルホーンの入った絵を賭けてじゃんけん。ゲットして大喜びの男の子!

閉会後はサイン会。ひと家族1冊、整理券番号順にサインしてもらい、黒川先生と記念写真を撮って終了。お土産は今夏リニューアルオープンする福井県立恐竜博物館のチラシと恐竜シール2種、黒川みつひろ作きょうりゅうぬり絵2種。

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来場者の感想(アンケートより)

「恐竜が大好きなので参加できて本当に楽しかったです」

「2回目の参加ですが、今日は先生の絵の描き方が学べてとてもよかったです」

「子どもが飽きないように工夫されてよかったです。ありがとうございます」

「黒川先生のおかげでもっと恐竜が好きになりました」

「わかりやすく教えていただいたので、子どもも上手に描けました」

「今回こんな素敵なイベントに参加できてうれしく思います」

Posted at:10:30

「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」
1校目は二松学舎大学附属高等学校の展示から!


千代田図書館9階第2展示ウォールにて、2年前から実施している「千代田区内中学校・高等学校展示」を、今年度も行います!
新型コロナウイルスの影響を受け、部活動や委員会活動の発表の機会が少ない状況が続く区内の学校に、千代田図書館の展示スペースを成果発表の場として活用いただき、各校の特色ある活動をご紹介していきます♪

今年度の1校目は、二松学舎大学附属高等学校。昨年に引き続き、図書委員会理数科研究部書道部が合同で展示を行っています。

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図書委員会は、校舎6階にある学校図書館の利用を促進するため、生徒たちがタブレット端末を使っておすすめ図書のPOPを作成、学校のエントランスなどに掲示しています。

今回は、生徒たちが作ったおすすめ図書POP9点と、千代田図書館に所蔵のある資料10点を展示、おすすめコメントとともに本を手に取っていただけます。(資料は全て貸出可、貸出中の場合はご了承ください)

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▲図書委員会が作成したPOP全点はファイルに綴じています。お手に取ってご覧ください(館内閲覧のみ)

理数科研究部は、学校からもほど近い皇居のお濠 千鳥ヶ淵の水質調査を経時的に行っています。夏場にお濠の水が緑になるほど発生するアオコの発生原因の調査と水質改善を目的として、千鳥ヶ淵に生息する微生物の調査を行い、顕微鏡写真などで観察結果をまとめました。千代田図書館を利用する皆さんにとっても身近な千鳥ヶ淵で、こんなに多様な生物が観察されることに、ぜひご注目ください!

書道部は、昨年9月の文化祭で行った書道パフォーマンスと、校内での作品展示の様子をまとめたポスターを展示。まだ公開に制限を設けた状況での文化祭となりましたが、3年ぶりに実施することのできた書道パフォーマンスでの、いきいきとした表情と大迫力の作品をご覧ください。

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千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館

二松学舎大学附属高等学校

図書委員会+書道部+理数科研究部

【展示期間】 開催中~1月30日(月曜日)

【展示場所】 千代田図書館9階=第2展示ウォール

詳しくはこちら

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今年度は、4月まで全5校の展示を予定しています。

区内の中学生・高校生による、それぞれに特色ある学校活動の展示をお楽しみに♪

Posted at:13:30

【レポート】第1回ちよぴた落語会

12月15日(木曜日)、千代田区役所1階 区民ホールにて「第1回ちよぴた落語会」を開催しました!

千代田図書館の主催として、初めてとなるホールでの落語会。当日は小学生から大人まで、幅広い年齢層の皆さんに来場いただきました。

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出演は、落語芸術協会に所属する二ツ目の若手人気噺家春風亭昇羊さん笑福亭茶光さん三遊亭花金さん。今回は昇羊さんに会のまとめをお願いしました。

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落語会は自己紹介を兼ねたフリートークから始まり、一席目へ。

「ちよぴた落語会」の記念すべき第一声は三遊亭花金さん、演目は「寄合酒」でした。

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二席目は笑福亭茶光さん、3人の中で唯一の関西出身です。上方落語の「手水廻し」で会場は大爆笑!

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トリを務めるのは春風亭昇羊さん。今回の出演順は、開始直前に楽屋で決め、後輩から先輩への順番となりました。

昇羊さんの「二階ぞめき」で、一階の区民ホールは大盛り上がり!

ネタの後は、高座で次回以降への思いを語られ、終演となりました。

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第1回ちよぴた落語会

当日の演目

一.「寄合酒」三遊亭花金

一.「手水廻し」笑福亭茶光

一.「二階ぞめき」春風亭昇羊



来場者の感想(アンケートより)

「落語に興味があり、初めて生で聴くことができ、とても良い経験になりました」

「噺の熱さを間近で感じられた」

「3人3様の熱演で、とても素晴らしかった。また参加したい」

「仕事で凹んでいたので、笑って元気になりました」

「最初から最後まで笑いっぱなしの、とても楽しい会でした!」

皆さんからのアンケート、ありがとうございました。温かいご感想をいただき、出演者そしてスタッフ一同の励みになります。

外は寒くても、笑いに包まれた区民ホールは熱気のある空間に。年の瀬も近づきつつあるこの時期に、笑って一年を締めくくるイベントとなりました♪

出演者の皆さん、ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました!

Posted at:16:30

【レポート】はじめての神保町街あるき

10月8日(土曜日)と13日(木曜日)に、千代田図書館コンシェルジュが神保町の街をご案内するイベントはじめての神保町街あるきを初開催しました!今回のちよぴたブログは、その様子をお伝えします。

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まずは神保町駅に集合。今回のルートはこちらです。

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大きな画像を見る(PDF:462KB)

神保町駅出口からほど近い学士会館の説明をした後、さらに詳しくトリビアをご紹介!小学館、集英社、有斐閣、と数々の出版社を経由し、次の場所へ。

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神保町さくら通りに入り、山形屋紙店に到着しました。

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第1回目を開催した8日は定休日でしたが、お店の雰囲気が伝わるようにと営業中の写真を用意しました(写真右)。

山形屋紙店は、明治初期創業の老舗和紙専門店です。店舗の裏手には、関東大震災や東京大空襲を耐え抜いたレンガ造りのがあり、今でも和紙の保存に使われています。「お店の存在は知っていたけれど、裏に蔵があるなんて知らなかった」と、参加者の皆さんは驚きとともに趣のある蔵を見上げていました。

一行は古書店が立ち並ぶ靖国通りへ。

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矢口書店古賀書店はメディアで数多く取り上げられ、ご存知の方も多いようでした。昭和初期の関東大震災復興期に多く用いられた、看板建築という建築様式で建てられた外観がとても印象的です。

神保町にはこういった建物をはじめ、歴史を感じる建物が数多く残っています。アール・デコ調の一誠堂書店もそのひとつ。イベント終了後に、気になる建物をもう一度見に行った参加者もいました。

神保町に集まっているのは、書店だけではありません。カレー店、中華料理店、喫茶店などのグルメも魅力のひとつです。細い路地に入り、老舗喫茶店ラドリオミロンガ・ヌォーバの前も通りました。

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10月13日の回では夕暮れ時と重なり、同じ路地でも昼間とは違った印象です。
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再び靖国通りに出て、特色ある古書店や建替工事中の三省堂書店をご紹介しました。そして画材店の文房堂、天麩羅はちまきなどが並ぶ神田すずらん通りに入り、ゴールの小学館ギャラリーBH神保町 本と街の案内所に到着!見どころをギュッと詰め込んだ、約1時間の街あるきでした。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

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曜日や時間帯、季節によって刻々と印象が変化する神保町。まだ訪れたことのない方も、よく通っているという方も、ぜひ新たな魅力を発見しに何度でも足をお運びください。

千代田図書館コンシェルジュは、これからも図書館から地域の魅力を発信していきます♪

Posted at:13:30

【レポート】"SDGsを遊んで学ぶ"カードゲームの体験イベントが開催されました


8月11日(木曜日・祝日)、千代田図書館9階の第2研修室で、遊びながら楽しくSDGsを学べるカードゲーム「ミライーね!カードゲーム」の体験イベントが行われました。

千代田図書館を利用する子どもと保護者の皆さんに自由に参加いただき、カードゲームで遊んでいただきました。遊びながら楽しくSDGsを学び、考えるきっかけを作ることを目的とした体験会です。

このカードゲームは、SDGsの17の目標がキャラクターとなって描かれたカードの課題を、「マテリアル」と「未来アクション」のカードを集めて解決するというもの。"資源" "人" "お金"の「マテリアルカード」を集め、課題解決に必要な"学校" "病院" "植林" "法律" "太陽光発電"など、さまざまな「未来アクションカード」を交換することで、クリアを目指します。

「ミライーね!カードゲーム」について、詳しくはこちらをご覧ください

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この日参加してくれたのは未就学児から高校1年生までの子ども達と、その保護者の皆さん。

小学校2年生の参加者に「SDGsって聞いたことある?」と聞くと、「知ってる!学校でお話しを聞いたことある」という答えが。子どもから大人まで、今ではきっと誰もが耳にしたことのあるSDGsという言葉。でも、言葉だけは知っていても、具体的にどんな課題があり、それをどうやって解決したらいいか、すぐに思い浮かぶというひとは少ないかもしれません。

体験会の中で、ルールの説明を受け、ゲームを進めるうちに「この課題を解決するにはどうしたらいい?」「問題解決にどんなことが必要?」という会話が、参加者の間で自然と生まれていました。

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千代田図書館の司書もゲームを体験!一度ルールを覚えれば、年齢の区別なくみんなで遊べるのがカードゲームの良いところですね♪

ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

ゲームをきっかけに調べてみたいことが見つかったら、図書館の本をぜひご利用ください!千代田図書館9階には、SDGsの目標ごとに特集している展示コーナーを設けているほか、四番町図書館の2階児童室でも「SDGsを学ぶ本」の展示などを行っています。

Posted at:10:10

【レポート】千代田図書館で学ぼう!夏のわくわく課外授業
③英語「ヒーローってだれのこと?」

夏休み恒例のイベント「千代田図書館で学ぼう!夏のわくわく課外授業」。今回は3つ目の授業「英語」の様子をレポートします。

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8月18日(木曜日)に、英語「ヒーローってだれのこと?」を実施しました。

講師は、人気の英語教材『ドラえもんはじめての英語ドリル』シリーズ(小学館)の著者 宮下いづみさん。英語教室や大学の授業など、幅広い年代を対象に英語を教えている先生です。

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アシスタントはNeil Debnam(ニール・デブナム)さん。授業のお手伝いをしてくださいました。

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授業のはじめは、音に合わせてアルファベットの発音練習から。

次に「Which do you ○○ ?」 という表現をつかって、どちらが好き?どちらが強い?などといろいろなことを比べてみます。

「今は雨が降ってるけど、では、いちばん強い天気って何かしら?」

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「Rain?」「Thunder!」「Storm!」

さまざまな意見が出たところで、イソップ寓話の『北風と太陽』をNeilさんに英語で読んでもらいます。強いのはどちらでしょうか?

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その後、「"強い"ってどんなこと?」をそれぞれ考えて単語を書き出してイメージを膨らませたり、千代田図書館所蔵の絵本をいくつか並べた中から「これがいちばん強い!」と思う1冊を選んだりして、今回のテーマ「ヒーローってだれのこと?」に徐々に近づいていきます。

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最後に、先生からの「Who is your hero?」 という問いかけに対する答え、「○○ is my hero. 」をノートにまとめます。ヒーローはこんな人、という説明をいっぱい書いたりカラフルなイラストを加えたり、それぞれのヒーロー像が完成しました!

「ノートに書いたヒーローのことを、よかったら画用紙にも描いてみてくださいね。」と先生から宿題を出されたところで今回の授業は終了。

宮下さん、Neilさん、ありがとうございました!

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今年の「夏のわくわく課外授業」は3教科すべて終了しました。各授業のレポートはをちよぴたブログに掲載しています。

「社会」のレポートはこちら

「図工」のレポートはこちら



また、報告展示を2022年9月1日(木曜日)から14日(水曜日)まで、千代田図書館9階 第2展示ウォールで行います。そちらもどうぞお楽しみに。

Posted at:15:15

【レポート】千代田図書館で学ぼう!夏のわくわく課外授業
②図工「ペットボトル万華鏡を作ろう」

「千代田図書館で学ぼう!夏のわくわく課外授業」、今回は「図工」の様子をレポートします!

前回「社会」のレポートはこちらから


◎○◎●


7月26日(火曜日)に、図工「ペットボトル万華鏡を作ろう」を実施しました。講師は、千代田区一番町にある日本カメラ博物館 学芸員の井口芳夫さんです。

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今回の授業では、使用済みのペットボトルを使います。いらなくなったものを再利用して作るエコアートです。

そのほかの材料はこちら。カラフルなビーズやリボン、マスキングテープなどを準備しました。

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材料を確認したら、さっそく万華鏡作りに取りかかります。講師がお手本を見せ、作り方を説明してくれています。うまくできるでしょうか?

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万華鏡は、内部に入れた鏡に映る模様を楽しむもの。まずは、鏡をペットボトルに入れる作業からスタートします。万華鏡の重要なパーツ、3枚の薄い鏡の板を貼り合わせます。

「少しだけ隙間を開けて鏡の板を並べたら、セロテープでくっつけてください」

「少しって?」

「1ミリくらい。この板が0.5ミリだから、その倍くらいです」

「え~!?超むずかしいです~!!!」


それでも、子ども達はめげずに鏡と鏡の間隔が均等になるよう、定規を当てたり、薄い板を挟んでみたりと工夫していました。

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細かい作業に悪戦苦闘しながら万華鏡のパーツを完成させたら、ビーズやセロファンなど、鏡に写す材料を選びます。器の中からスプーンですくって、紙皿に載せて。なんだかお菓子作りのようにも見えます。

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すべてのパーツを組み合わせたら、万華鏡の完成!

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万華鏡の模様は、タブレット端末で撮影して大きなスクリーンに映し出します。一人一人が作った万華鏡を映し、それぞれ違った模様を見比べて楽しみました。

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お家にあるコンパクトカメラやスマートフォンでも、模様を見たり、写真に撮ったりできるので試してみてくださいね。

最後に、井口さんが万華鏡の仕組みを解説してくれました。

「万華鏡は、光の反射を利用したものです。今日の授業は『図工』ですが、じつは『理科』のお勉強も入っていたんですよ」

鏡の反射は小学5年生の理科の授業で学びます。参加した児童からは「学校の授業で鏡について習ったけど、こんな役割があることにおどろいた」という感想が出ました。

学校で教わったことを、楽しく応用した授業になりました。

井口さん、ありがとうございました!

今回は、日本カメラ博物館のワークショップを出張授業として行っていただきました。現在、日本カメラ博物館では小中学生対象の動画配信ワークショップ「ペットボトル万華鏡を作って写真を撮ろう」の参加申込を受け付けています(8月31日(水曜日)まで)。

日本カメラ博物館ワークショップの詳細はこちらから


◎○◎●

夏のわくわく課外授業の報告展示を、2022年9月1日(木曜日)から14日(水曜日)まで千代田図書館9階 第2展示ウォールで行います。そちらもどうぞお楽しみに。

Posted at:16:30

【レポート】千代田図書館で学ぼう!夏のわくわく課外授業
①社会「地球のステージ 世界の知っておきたいこと」

学校とはひと味違った学びを体験できる、夏休み恒例のイベント「千代田図書館で学ぼう!夏のわくわく課外授業」。新型コロナウイルス感染症対策をとりながら、今年は「社会」「図工」「英語」の3教科を行っています。(いずれも事前申込制、受付終了)

今回は、7月23日(土曜日)に開催した社会「地球のステージ 世界の知っておきたいこと」の様子をレポートします♪

社会の講師は桑山紀彦さん。心療内科医として国内外で診療や医療支援活動に従事しながら、NPO法人 地球のステージを立ち上げ、世界各国での体験や人々との出会いを語りと音楽で伝える活動を行っています。

授業は、桑山さんが世界を巡るきっかけのお話から始まりました。

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岐阜県に生まれ、飛騨高山の自然に囲まれて育った桑山さん。大学生の時に「世界の5つの大陸を巡って、5つの山を見たい」と思い立ち、世界各国を旅して回りました。とは言っても、始めから国際協力やボランティア活動に積極的だったわけではなく、「"ボランティア"や"人助け"という言葉は、どちらかというと苦手でした。自分には関係ないことだと思っていたんです」と桑山さんは言います。

その気持ちを大きく変えたのが、医師になって4か月目に訪れたフィリピンで「お金ちょうだい」と話しかけてきた少女 ロエナスとその家族に出会ったことでした。目の病気のあるおばあさんに、思わず自分用の目薬を差し出したところ、涙を流して感謝するおばあさんの姿に、自分がこれまで多くの人に支えられながら各国を旅行できたことを振り返り、今度は自分が恩返しするために世界で働こう、と決意したそうです。

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「僕は、世界のいろんな国を訪れるたびに、その国の人たちの名前を覚えて帰ってこようと決めています。日本でその国のニュースを見たときに、フィリピンの○○さんはどうしているかな?チリの△△さんは大丈夫かな?と、自分に身近な出来事として感じられるからです。ぜひ、皆さんもそうしてほしいと思います」

お話は2001年に医療支援を行ったアフガニスタン、そして現在も継続的に教育支援を行っているミャンマーへと続いていきました。アフガニスタンでは、カブールやヘラートで出会った困難の中でもたくましく生きる子どもたちの姿を、ミャンマーでは、少数民族のパオ族が暮らすミャッセ・ミャー村で、貧しくても学ぶことをあきらめない若者や子どもたちとの出会いを、それぞれの写真や動画を交えながらお話しいただきました。

「例えばアフガニスタンがニュースで語られる時、"貧しい国""危険な国"と言われることも多いですが、それだけで終わるわけがありません。僕はアフガニスタンの人々と出会って、こんなに強く生きている人々はいない、と感じました」

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アフガニスタン ヘラートの国内避難民キャンプで出会った子どもたち。水タンクを太鼓がわりに、歌を歌って大人たちを励ましていました。

授業の最後には、千代田図書館の学校支援司書からブックトークを行いました。桑山さんのお話を聞いて感じた「生きる力」をテーマに、調べものや読書につながる本を紹介。司書おすすめの本とともに、自分が興味を持ったことを本探しにつなげるコツもお話ししました。

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「社会」の授業は、保護者の皆さんにもご参加いただきました。子どもになじみやすい桑山さんの優しい語り口は、大人も魅了するほどすばらしく、熱心に耳を傾ける姿が印象的でした。

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桑山さん、ありがとうございました!

今年の「夏のわくわく課外授業」は【図工】【英語】と続きます。こちらのレポートもお楽しみに♪

Posted at:09:00

【レポート】東京家政学院中学校・高等学校の図書委員会を訪問しました!

7月8日(金曜日)、東京家政学院中学校・高等学校を千代田図書館の学校支援司書が訪問しました。今回は学校からご依頼いただき、図書委員会の中学1年生と高校1年生の皆さんへ「学校図書館の本の選び方」というテーマでレクチャーを行いました。

東京家政学院中学校・高等学校では、2学期に図書委員会による「選書ツアー」を予定しているとのこと。「選書ツアー」で購入した本は、それぞれの学年のフロアに置かれ"学年の本"として貸出を行い、学校図書館に所蔵されるそうです。

図書館にふさわしい本を選ぶときに心がけることは?本屋さんで自分のために買う本を選ぶ時との違いは?学校図書館の本を選ぶにあたって、生徒の皆さんへお話ししました。

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「これから、ある数字を書いていきます。この数字は何を表しているでしょう?」

そう言って司書がホワイトボードに書いたのは、「0,1,2,3,4...」と0~9までの数字の列。その下に「6,3,16,10,16...」と1桁または2桁の数字を10個。その下にまた「6,5,16,10,15...」と数字を10個。さらにその下に「7,7,16,12,14...」と数字を10個。ホワイトボードには、10個の数字でできた列が4つ書かれました。

勘のいい生徒は、ここで「0~9」が図書館の「分類」を表しているのに気がついたようです。では「6,3,16,10,16...」「6,5,16,10,15...」「7,7,16,12,14...」といったその下の数字の列は、何を表しているのでしょう?列に並んだ10個の数字を全部足すと、それぞれ「100」になるようですが...。

生徒の皆さんが考え込む様子を見て、司書がその列の先頭に「小」「中」「高」と1文字ずつ書きました。

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「これは、小学校・中学校・高等学校の学校図書館に必要な本の配分比率を"分類別"に表したものです」

公共図書館でも学校図書館でも、多くの図書館の本は日本十進分類法に基づき「0 総記」「1 哲学」「2 歴史」...といった"分類"ごとに分けられています。ここまでは、普段から図書館になじみのある図書委員会の皆さんもよく知っていること。しかし、0~9類には具体的にどんな本が分類されているのでしょうか?

「自分が好きな本を図書館で探す時、分類なんて気にしたことがないという生徒さんもいるかもしれません。でも、図書館の分類は"人生の扉"になってくれます」

「0 総記」「1 哲学」「2 歴史」と言われても、なかなかピンとこない図書館の分類。具体的にどんな本があり、中高生の皆さんにどんな関わりがあるかをお話ししました。その上で、小学校・中学校・高等学校と年齢が上がっていくにつれて、配分比率の変化に注目します。比率を見ると、小→中→高と一貫して増加するのが「1 哲学」と「8 言語」の本

「自分の内面を見つめる"哲学"の本と、グローバル化が進む社会に欠かせない"言語"の本は、中学・高校で読んでおきたい本としてぜひ覚えておいてください」と司書から生徒の皆さんに伝えました。

レクチャーの後半では「今まで見たことがなかった棚を見てみよう」と、実際に学校図書館を見て、生徒一人一人が気になった棚とそこにあった本について話し合いました。好きな本やいつも読む本と違い、これまで気にしたことがなかった棚になにがあるのか、見慣れた学校図書館を少し新鮮な目で見ることができたのではないでしょうか。

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最後に、司書から「良い図書館の棚は、見ているだけで社会のことがわかり、視野が広がるものです。ぜひ、分類ごとの棚の意味を考えながら、図書館の本を選んでみてください」とお伝えしてレクチャーは終了。

お話を聞いてくださった東京家政学院中学校・高等学校 図書委員会の皆さん、ありがとうございました!

Posted at:14:20

【レポート】休館日に接遇研修を行いました!


千代田図書館
では、休館日を利用してスタッフの研修や避難訓練などを定期的に行っています。6月26日(日曜日)には、サントリーパブリシティサービス株式会社より講師を招き、スタッフの接遇研修を行いました。

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今回の研修の目的は、「近年の新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、ますます多様化しているお客様のニーズの変化を確認すること」、そして「お客様のご要望を正しく読み取って対応する方法を学び、考えること」です。

まずは数人ずつのグループに分かれ、いま業務の中で感じている変化について話し合いました。図書館を利用するお客様の目的やニーズに、どんな変化を感じるか?メモに書き出しながら、スタッフ間で共有します。日ごろの業務の中で見過ごしがちな小さな変化も、言葉に出して伝えることで、他の人の共感を得たり、また新たな視点に気づかされたりします。

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「お客様のニーズや、それに応える接客方法は常に変化するのが当たり前ですが、新型コロナウイルスの流行でさらに加速しました」と講師から。

変化をとらえ、接客や対応方法をアップデートするために、一緒に業務を行う仲間たちと考えを共有することの大切さを再確認しました。

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グループワークに加えてゲームも交えながら、和気あいあいとした雰囲気で研修は進みました。研修の後半では、複雑化・多様化するお客様のニーズに応えるために欠かせないコミュニケーション方法について学習しました。

接客対応の中で重要な「表情」「声」「対人距離」「話し方」「聴き方」など、要素ごとに分けてより良いコミュニケーションのコツをつかんでいきます。マスクを着けての接客が当たり前となった昨今、いかに相手が伝えたいことを的確に読み取り、こちらの答えを的確に伝えるかということは、さらに重要になっています。普段の業務の中で当たり前に行っている接客対応についても、その理論を知り、快いコミュニケーション方法を探っていきました。

講師からは、「複雑化するお客様の要望に寄り添うために一番大切なことは、お互いに尊重し合うことです。そのために適切な対応方法を知り、業務で余裕がないと感じる時でも、いつでも思い出せるようにしておきましょう」との言葉がありました。

こうして、限られた時間を目いっぱい使っての研修が終了しました。受講したスタッフからは「とてもためになった。これからのよりよい接遇に活かしたい」「お客様とだけでなく、スタッフ同士のコミュニケーションにも役立つ内容だった」という声が上がりました。

また、6月20日(月曜日)には、同様の接遇研修を日比谷図書文化館でも行いました。

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こちらでも、実施後「コロナ禍における接遇を学習できた。利用者に寄り添える対応を心がけたい」「研修を通じてよりよい接遇マナーを学べたので、業務にも活かしていきたい」「相手に伝わることを意識し、声のトーンや表情、傾聴も丁寧に配慮したい」という感想が上がりました。

今回は、休館日の図書館で行った研修の様子をレポートしました!

Posted at:12:00

ヨムキクちよだ2022 ふりかえり~日比谷図書文化館・四番町図書館~


こどもの読書週間
(4月23日から5月12日まで)にあわせて、千代田区立図書館5館でさまざなイベントを開催する企画ヨムキクちよだ。新型コロナウイルス感染拡大の影響により2020年・2021年と連続で中止になっていましたが、今年は無事にすべてのイベントを行うことができました!皆さまには感染症拡大防止対策にご協力いただき、ありがとうございました。

今回のちよぴたブログでは、日比谷図書文化館と四番町図書館で行われたイベントの様子をご紹介します。

日比谷図書文化館

こどもの読書週間in千代田区立図書館<ヨムキクちよだ2022>関連講座

現在の子どもたちの文化と本事情

(5月6日(金曜日)開催 場所:日比谷図書文化館地下1階 日比谷コンベンションホール)

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児童文学評論家赤木かん子さんは、子どもの頃に読んでいたタイトルや作者名を忘れてしまった本を探し出す「本の探偵」として本の世界にデビュー♪

日々子どもたちと接している赤木さんならではの視点で、子どもたちの変化や、子どもたちが求める本についてお話ししていただきました。

子どもたちが育つ環境のなかで生まれた携帯やSNSなどの新しい文化の誕生に触れながら、新しい本を求めていく子どもたちの様子や変化を軽快に話す赤木さん。

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参加者のなかには、学校司書や児童図書館員の方もいらっしゃいました。今の子どもたちの意外な選書に会場からは驚きと感嘆の声が何度もあがり、「目から鱗でした!」というお声が多く寄せられました♪

赤木かん子さん、ありがとうございました!


四番町図書館

①ほのぼの、じんわり、創作愛が伝わりました~♪

「ママとパパも楽しい!絵本作家によるおはなし会」

(4月23日(土曜日)開催 場所:四番町図書館 特設スペース)

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今回は絵本作家をお招きして、ご自身の作品を読んでいただこうという企画。出演は2月にしろくまシリーズ第二弾『しろくまはおにいちゃん』(飛鳥新社)が発売されたうつみのりこさんと、『ラーメンのおうさま』(ほるぷ出版)など、たべもののおうさまシリーズでおなじみの山本祐司さんのおふたり。

それぞれの子育てエピソードなどをまじえての読み聞かせは、ほのぼのとした人柄が伝わり、会場は笑顔に包まれました。お土産はお二人のオリジナル塗り絵。

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②いつもの絵本や紙芝居がもっともっと楽しい

「けんけんぱーく*の子どもの日おはなし会スペシャル」

(5月5日(木曜日・祝日)開催 場所:ブックハウスカフェ ひふみ座)

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昨年は中止(夏にタイトルを変えて開催)となってしまいましたが、今年は無事開催することができました。

神保町のブックハウスカフェ2階ひふみ座にて、1回30分、全2回のステージ。オープニングの歌から始まり、三者三様の声とアクションで掛け合い紙芝居やクイズ付きの大型絵本などテンポよく読み聞かせ、子どもたちは大喜び!

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お土産は四番町図書館スタッフ手作り兜のリースでした。

「けんけんぱーく」はアニメやナレーションの声でおなじみの賢プロダクションの声優さんたちによるよみきかせ集団です。

以上、日比谷図書文化館と四番町図書館でのヨムキクちよだ2022の様子をお届けしました!

千代田図書館で開催した展示などの様子や、第13回ことばと音のフェスティバル♪のレポートも、あわせてご覧ください♪

Posted at:15:00

【レポート】本と出会う 読書サロン 第22期イベント
講演会「ウィキペディア 情報収集から編集、活用まで」


千代田図書館で月に1回行っている、本を通じた交流の場「本と出会う 読書サロン」。毎回決められたテーマに沿った本を各メンバーが選んで持ち寄り、紹介し合っています。

5月17日(木曜日)、6月から始まる第22期を記念した講演会「ウィキペディア 情報収集から編集、活用まで」を行いました!

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ゲストに元ウィキペディア日本語版管理者海獺(らっこ)さんをお招きし、「ウィキペディアと書籍」というテーマでお話しいただきました。

海獺さんは、約5年間にわたりウィキペディア日本語版の管理者を務め、現在でも精力的にウィキペディアを編集しているほか、学校などでの情報リテラシーに関する講座も行っています。

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私たちが日々行うインターネット検索で、必ずと言っていいほど目にする「ウィキペディア」のページ。そもそもウィキペディアとはどんなもの?そんな話題から講演は始まりました。

ウィキペディアは、現在300もの言語版が存在する、GoogleやYouTubeに続いて世界で5番目にアクセス数が多いサイト。日本語版には132万あまりの項目が存在するそうです。手始めに「2022年4月に閲覧されたウィキペディアの記事ランキング」を見てみると、この春に新しく始まったドラマやアニメ、偉業を成し遂げたスポーツ選手、中には週刊誌のスキャンダル記事などで話題になった人名も...。気になったことを調べるときに、まずウィキペディアの項目を読んでみる、という人も少なくないのではないでしょうか?

しかし「ウィキペディアは読むものじゃありません、書くものですよ」と海獺さん。

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ウィキペディアは「誰でも自由に書ける百科事典」である、ということは広く知られています。でも専門家でもないのに記事を書いたり、編集したりしてもいいの?

ここからはウィキペディアの編集に関する具体的なポイントについて、数冊の本を紹介しながらお話しいただきました。

まず紹介に上がったのが、筒井康隆の作品「美藝公」『筒井康隆コレクション 6』(出版芸術社)収録)。

実際に海獺さん自身が執筆した記事をもとに、どんな情報が書いてあるものが「よい記事」なのか、というポイントを確認していきます。海獺さんによると、ウィキペディアの編集における三大方針は「独自研究は書かないこと、中立的な観点を持つこと、検証可能性があること」。特に「検証可能性」は客観的な事実の積み上げ、つまり出典を伴った表記を必要とするという、編集上の大事なポイント。「美藝公」の記事執筆にあたっては、大宅文庫や様々な図書館に通い情報を集めたそうです。

「ウィキペディアに書いてあることを鵜吞みにしてはいけません。そのかわり、ウィキペディアの信頼性は"情報が常にアップデートされていること"で担保されていると言えます」と海獺さん。

講演の終盤には、実際に編集ページを見せながらリアルタイムで記事を更新する一幕も。シリア出身のドイツ語作家 ラフィク・シャミの項目を、作家人生をつづったラフィク・シャミのエッセイ集『ぼくはただ、物語を書きたかった。』(西村書店)を出典として更新しました。

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記事を編集中の海獺さん。

「情報を調べることができれば、専門家でなくてもウィキペディアを書くことができます。記事が間違っている、と気づいたらぜひ資料をあたって自分で直してみてください。トライ&エラーも大切ですよ」

最後は質問コーナー。参加者の皆さんから集めた「質問シート」に目を通しながら、一問一問に回答いただきました。

「どんな人にウィキペディア編集に加わってほしいですか?」という質問に、海獺さんが「それはもちろん、図書館ユーザー。本が好きな皆さんです」とはっきりと答えていたのが印象的でした。

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ウィキペディアの使いかたや編集法だけでなく、現代社会にあふれる情報との付き合いかた全般に関わる示唆に富んだお話しを聞くことができました!

海獺さん、ありがとうございました。

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第22期「本と出会う読書サロン」は、6月~2022年3月の毎月第3火曜日、午後7時から千代田図書館で開催しています。第22期の本紹介のテーマは、6月「花」7月「鳥」8月「風」9月「月」10月「海」11月「川」12月「山」1月「陸」2月「島」3月 「砂漠」です。興味のあるテーマの回だけの参加も可能ですので、気になったら見学だけでもしてみませんか?まずはメンバー登録をどうぞ。→詳細はこちらから

Posted at:16:40

【レポート】「アロハ!たのしいフラとウクレレのじかん」


5月8日(日曜日)、千代田区役所1階 区民ホールで、第13回ことばと音のフェスティバル♪「アロハ!たのしいフラとウクレレのじかん ~ハワイの物語といっしょに~」を開催しました!

今年度の「ことばと音のフェスティバル♪」は、3年ぶりの通常開催となりました。開催にあたっては、新型コロナウイルス感染対策として、ステージと観客席の間隔を十分にとり、会場収容人数の半数以下の入場としました。また、参加者は事前申込制、入場前に検温・手指消毒にご協力いただいています。

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出演は、仲坪由紀子さん(フラ)/写真左と、草野とおるさん(ウクレレ)/写真右。

俳優でもあるお二人のゆかいなおしゃべりとともに、ハワイの伝統的なダンスと音楽をお楽しみいただきました。

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ステージは、楽器を鳴らしながらの華やかなダンスで始まりました。

「フラは、昔のハワイの人々にとって、言葉や文字でもあったんです」と仲坪さん。フラの手の動きや身ぶりには、その一つ一つに意味があります。「手話のようなものかもしれないですね」と草野さん。

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ハワイのいろいろな楽器も紹介。フラで使われるのは、ひょうたんやココナッツの実、グアバの木に石など、ハワイの自然がもたらす材料を使った楽器ばかりです。

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もちろん、ウクレレもフラに欠かせない楽器のひとつ。草野さんが演奏しているのはテナーウクレレで、今回はオリジナル曲も演奏していただきました。

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こちらは古典フラの「Hula Kahiko(フラ カヒコ)」。お祈りや自然を讃える詩などに節をつけた「Oli(オリ)」を唱え、踊ります。

後半には、仲坪さんによるおはなしのコーナーも。

ハワイの神話や言い伝えをもとにした"目が見えず耳も聞こえない女神・カイオナのおはなし"と、ハワイのさまざまな雨の名前を紹介した"雨のおはなし"。ハワイの人々の、「雨は祝福のシャワー」という考え方が印象的でした。ふたつのおはなしと一緒に、それにまつわるフラも披露してくれました。

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最後はみんなでフラを体験!

"雨のおはなし"に登場した歌「Pua Lililehua(プア リリレフア)」から、4つの手の動きを教えてもらいました。

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「サルビアの花」を意味する「プア リリレフア」。歌に込められた"愛しいあなた"への思いを、手の動きで表現します。

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つぼみが咲くように両手を上に向けて「花」を表しているところ。

その場に立ち上がって、またはイスに座ったまま、子どもも大人も楽しくフラ体験♪

初夏の一日、東京にいながら南国の風を感じられるような時間でした!

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仲坪さん、草野さん、そして参加してくださった皆さん、ありがとうございました!

千代田区立図書館の「ヨムキクちよだ2022」は5月12日(木曜日)まで。楽しい本との出会いを見つけに、ぜひ図書館へお越しください!

Posted at:17:10

「ヨムキクちよだ2022」が始まりました!

4月5日のブログでもお知らせした「ヨムキクちよだ2022」が、現在開催中!
今回は、千代田図書館で参加できる催しを中心にご紹介します。

     


千代田図書館9階の第2展示ウォールでは、こどもの読書週間展示「本をひらく せかいがおどる」を開催中。

「おどろう!」をテーマに、思わず踊りだしたくなるような楽しい絵本や児童書35冊を集めました。ぜひご覧ください!

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展示を見たあとは、コンシェルジュブースへどうぞ。

スタンプを集めてプレゼントをゲット!「としょかんをめぐろう!スタンプラリー」にご参加ください。

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「ヨムキクちよだ2022」の各イベントに参加、または昌平・神田まちかど図書館に来館でスタンプを2つ以上集めた方へ記念品をプレゼントする「としょかんをめぐろう!スタンプラリー」は、毎年人気の企画です。

この機会に、区立図書館5館をめぐってみてはいかがでしょうか♪


     



千代田区役所1階のさくらベーカリーでは、「おはなしに出会えるパン屋さん」を開催中です。

店内には、千代田図書館の展示「本をひらく せかいがおどる」で紹介している絵本に出てくる動物をかたどったパンや、ことばと音のフェスティバル♪にちなんでハワイをイメージしたパンなど、かわいいパンの数々が並んでいます!



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お買い物の際にレジで千代田区立図書館の貸出券を見せるとミニサブレのプレゼントもあります。(ミニサブレは数量限定、なくなり次第終了)

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ぜひお立ち寄りください♪


               


おはなしに出会えるパン屋さん2022

【場 所】千代田区役所1階 さくらベーカリー

【期 間】開催中~28日(木曜日)、5月9日(月曜日)~12日(木曜日)

【時 間】午前8時~午後6時

※土曜日・日曜日・祝日および5月2日(月曜日)、5月6日(金曜日)は休業

【協 力】さくらベーカリー

               


みなさんのご参加をお待ちしています♪

Posted at:17:30

【レポート】「つくってへんしん!おもしろマスク」


4月16日(土曜日)、千代田図書館10階子ども室で、ミニワークショップ「つくってへんしん!おもしろマスク」を開催しました!

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マスクの上から付けるマスクカバーを飾るのは、色とりどりの紙のパーツ。

さまざまな形から好きなものを選んで、マスクカバーにペタペタ貼り付けたら「おもしろマスク」の完成です!

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おもしろい顔になるようにパーツを選んだり、好きな色のかわいいパーツをたくさん集めたり...。

子どもも大人も、思い思いにマスクカバーを彩って「おもしろマスク」が完成しました!

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参加してくださった皆さん、ありがとうございました♪

千代田区立図書館では、4月22日(金曜日)から、親子で読書に親しめるさまざまなイベントが盛りだくさんの「ヨムキクちよだ2022」が始まります!

こちらも、どうぞお楽しみに。

詳しくはこちらのブログをご覧ください

Posted at:16:00

今年度さいごの「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」
東洋高等学校 図書委員会が展示中!


新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、いろいろな場面で制約がありながらも学校生活をがんばる中学校・高校のみなさんに、日ごろの成果発表の場として図書館を活用してもらうことを目的に昨年度から始まった企画「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」

今年度のさいごは、東洋高等学校 図書委員会です。

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東洋高等学校 図書委員会の皆さんには昨年も参加していただきましたが、今年度は"私の本棚"というテーマで生徒有志8名が制作したポスターを展示しています。

ミステリー」「何度も読み返したい」「私が本を好きになったワケなど、それぞれがさらにテーマを設定し、思い思いの本を紹介しています。

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紹介している本は、絵本やベストセラー小説、新書、図鑑、趣味の雑誌などじつに多様です。どれも違ったタイプの8枚のポスターですが、好きな本をおすすめしたい!という共通の思いを強く感じることができます。

ポスターで紹介している本のうち、千代田図書館所蔵の18冊もあわせて展示していますので、お手にとってご覧ください♪

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クラスと図書館の架け橋にをコンセプトに活動する図書委員会は、図書館運営や週1回の定期会などのほかに、さまざまな活動を行っています。

委員会活動を報告する図書館広報誌Lampも、ぜひご覧ください。

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千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館

東洋高等学校 図書委員会

【展示期間】 開催中~3月31日(木曜日)

【休 館 日】 3月27日(日曜日)

【展示場所】 千代田図書館9階=第2展示ウォール

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今年度の「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」は1月からスタートし、千代田区立神田一橋中学校二松学舎大学附属高等学校三輪田学園中学校・高等学校の展示を行いました。


展示に参加してくださった各校の皆さん、ありがとうございました!

千代田図書館は、これからも区内で学ぶ皆さんを応援します♪

Posted at:11:40

「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」
三輪田学園中学校・高等学校が展示中!


1月から開催している、千代田図書館9階第2展示ウォールでの「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」。

千代田区立神田一橋中学校二松学舎大学附属高等学校に続いて3校目の展示となるのは三輪田学園中学校・高等学校 読書サークルクラブです!


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読書サークルクラブは、みんなで決めた共通の本を読んで感想を語り合う読書会を行う部活動。
展示では、読書を通じて学年を超えた交流が生まれる、特色ある活動のようすを紹介しています!

まずは部の紹介から。この部活動の目玉となっているのが、三輪田祭(文化祭)での展示発表です。

毎年部員たちで決めたテーマに基づいて数冊の本を読み、読書会の様子をレポートする掲示を作り、発表しています。

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掲示では、2017年~2020年の三輪田祭の様子も紹介。近年は華道部とのコラボレーションで、本のイメージに合わせた生け花とともに展示しています!

三輪田祭は昨年度、今年度ともに学内生徒のみへの公開となっており、この機会により多くの方に見てもらいたいと、千代田図書館での展示に参加してくれることとなりました。

今年度のテーマは「信じる」

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『銀の匙』(中勘助/作、朝日出版社)『教室に並んだ背表紙』(相沢沙呼/著、集英社)『星の子』(今村夏子/著、朝日新聞出版)『くちびるに歌を』(中田永一/著、小学館)の4冊が部員たちの話し合いで選ばれました。

話題の新刊から中高生の人気を集める本、国内外の古典まで、毎年テーマに合わせてバランスよく選ぶことを心がけているとのこと。


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読書会の中で、部員たちがどんなことを話し合い、そしてどんなことを感じたか、詳しくまとめられています。

みんなの感想を聞き、登場人物の行動や気持ちなどを話し合うことで、一人だけで本を読むときには得られない視点や受け止め方に気づくことができるんですね。

読書会のレポートとともに作成した「おすすめおしえてノート」も展示。

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これは『教室に並んだ背表紙』の作中に登場する「おすすめおしえてノート」をイメージして作った、本のおすすめPOPです。部員が思い思いに書いた本の紹介文を、千代田区立千代田図書館に所蔵のある本とともに、ぜひご覧ください♪

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千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館

三輪田学園中学校・高等学校 読書サークルクラブ

【展示期間】 開催中~3月2日(水曜日)

【休 館 日】 2月26日(土曜日)~28日(月曜日)

【展示場所】 千代田図書館9階=第2展示ウォール

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区内中学校・高等学校の展示は、3月末まで予定しています。

それぞれの学校の特色ある活動を、ぜひご覧ください!

Posted at:14:00

「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」
二松学舎大学付属高等学校が展示中!

1月から始まった、千代田図書館9階第2展示ウォールで開催中の「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」。千代田区立神田一橋中学校「好きな本を紹介!100字POP展示」に続いて、二松学舎大学付属高等学校 図書委員会+書道部+理数科研究部 の展示が始まりました!

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学園祭が2年連続で関係者のみに公開のオンライン形式となり、外部の方に生徒たちのがんばりを見ていただく機会がなくなってしまったとのこと。そんなとき、この企画を知り、千代田図書館で展示をすることとなりました。

壁に大きく貼りだしているのは、書道部理数科研究部


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書道部は、コロナ収束を祈念する「和プロジェクト」に参加した時の様子をまとめました。

みんなでひとつの思いを込めて書き上げた文字を掲げた書道部のみなさんの表情がとてもすてきです。


理数科研究部がまとめたのは、皇居のお濠 千鳥ヶ淵の微生物について。

千鳥ヶ淵の水質調査は、理数科研究部の活動のひとつです。コロナによって調査が行えないときもあったそうですが、こうやって研究発表ができるのは部の活動を止めずに続けていたからこそ。

身近な場所にこんなにたくさんの微生物が生息していることや、こんなにしっかりとした研究に取り組んでいるんだ!など、いろいろな驚きを与えてくれるレポートです。

こちらに並んでいるのは、図書委員会が作成したおすすめ図書のPOPです。

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すべて、タブレット端末の専用アプリを使って委員それぞれが作成したそうです。

「ひとり1台ずつ与えられた端末を、このコロナの中でしっかりと有効活用できましたよ」と先生。

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ファイルの中には、作成したPOPがすべて収められています。

どうぞお手にとってご覧ください。(館内のみ閲覧可、貸出できません)


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千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館

二松学舎大学付属高等学校

図書委員会+書道部+理数科研究部

【展示期間】 開催中~2月13日(日曜日)

【展示場所】 千代田図書館9階=第2展示ウォール

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展示は、3月末まで予定しています。

区内の学校の、それぞれ特色ある活動をぜひご覧ください!

Posted at:11:00

今年度も始まります!「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」


新型コロナウイルス感染症の影響を受け、部活動や委員会活動など、さまざまな学校活動の発表の場が少なくなる状況が続いています。

千代田図書館では、今年度も「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」として、図書館の展示スペースを中高生たちの成果発表の場として活用いただき、区内の中学校・高等学校の特色ある活動をご紹介していきます♪

2021年度の1校目は千代田区立神田一橋中学校

国語の授業で1年生・2年生が作成した「100字POP」77点を展示しています。

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「100字POP」とは、自分の好きな本の魅力を100字以内で伝えるというもの。

限られた文字数を使って、POPを見た人にどうやって「読んでみたい!」と思ってもらえるだろう?

中学生の皆さんが考え、工夫して書いたことが手書きの文字からも伝わってきます。

また、77点の「100字POP」の中から、千代田図書館に所蔵のある本13冊もあわせて展示しています。

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紹介した本が展示されているPOPは、こちらの「展示中!」の表示が目印。

壁面に展示したPOPの右上に書かれた番号が、展示中の本1冊ずつに付いています。

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「100字POP」でおすすめされている本は、絵本や児童書から、最近の話題の本、国内外の文学の名作や古典作品、はたまたノンフィクションや科学・数学の本まで、実に個性豊か。

千代田区の中学生が本の魅力を伝えるPOPの数々を、ぜひご覧ください♪

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千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館

神田一橋中学校「好きな本を紹介!100字POP」

【展示期間】 開催中~1月22日(土曜日)

【展示場所】 千代田図書館9階=第2展示ウォール

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「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」では、2月以降も区内にある高等学校の部活動や委員会活動の様子を展示し、各校の活動をご紹介していきます。

どうぞお楽しみに!

Posted at:10:40

【レポート】第12回ことばと音のフェスティバル♪
「『劇団かかし座の親子で楽しむ影絵げきじょう』」


11月28日(日曜日)、日比谷図書文化館 地下1階 日比谷コンベンションホール(大ホール)で、第12回ことばと音のフェスティバル♪『劇団かかし座の親子で楽しむ影絵げきじょう』の振替公演を開催しました!

ことばと音のフェスティバル♪は、例年4月23日から5月12日の「こどもの読書週間」にあわせて開催している「ヨムキクちよだ」のイベントのひとつです。昨年度は緊急事態宣言発出をうけて中止、今年は5月1日に実施予定で準備をすすめていましたが、またしても緊急事態宣言発出により中止。しかし、多くの方に楽しみにしていただいていたこのイベント、なんとしてもやりたい!と感染状況を見極めつつ調整をかさね、振替公演を開催することができました。

今回は、その公演の様子をお伝えします。

音楽とともに会場が暗くなると、スクリーンにシルエットが現れました。影絵げきじょうのスタートです!


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鳥やウサギなど、さまざまな生き物たちが次から次へと現れる様子にみんな釘付けです。

舞台が明るくなり、劇団かかし座のおふたりが登場。

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今回の影絵は、ふたりだけでさまざまなキャラクターを演じ分けます。冒頭の影絵ももちろん、ふたりだけですべて演じていました。

物語を始めるまえに、すこしだけみんなで光と影の手遊びの時間。

まずは自分で影絵を作ってみます。ぶらぶら~っと手の準備運動をしたら、両手を頭の上でクロス。そして手首や指先を柔らかく動かしてみると...

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鳥です。客席でもたくさんの鳥が羽ばたいていました。

ほかにも、犬やフクロウなどにも挑戦。使うものは自分の手だけなので、おうちでもすぐに遊べますね♪

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つぎはシルエットクイズ。

スクリーンに現れる動物はなんでしょう?

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キリンです。これも手だけで作れてしまうんですよ!すごいですね。

影絵の世界に親しんだところで、いよいよ影絵劇「三びきのこぶた」のはじまり。

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かかし座の影絵は、人形を操るひとの姿を見せるのが特徴のひとつです。そして、操るだけでなく、ときには前に出てきて影絵と人間が共演する場面も。

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めまぐるしく展開する舞台に、みんな大盛り上がり。あっという間の45分間でした。

かかし座の皆さん、ありがとうございました!

コロナ禍の中、この日がひさしぶりのおでかけという方も多かったようです。
「子どもと一緒に親子で楽しめました」「イベントをやってくれてうれしい」という声をたくさん聞くことができました。皆さんに楽しんでいただき、私たちもとてもうれしいです。
まだまだ感染症拡大には警戒が必要ですが、引き続き安心して楽しく参加できるイベントを計画していきます。お楽しみに。

Posted at:10:30

【レポート】本と出会う 読書サロン 第21期イベント
講演会「ノルウェー語を仕事にすること 語学から翻訳まで」


千代田図書館で月に1回行っている、本を通じた交流の場「本と出会う 読書サロン」。毎回決められたテーマに沿った本を各メンバーが選んで持ち寄り、紹介し合っています。

現在開催中の第21期を記念し、講演会「ノルウェー語を仕事にすること 語学から翻訳まで」を行いました!

※本イベントは、2021年6月に開催を予定していましたが、緊急事態宣言発出をうけて開催中止となったイベントの振替開催です。

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ゲストは、ノルウェー語講師・翻訳・通訳・講演会講師青木順子さん

毎日「ノルウェー度100%」な生活を送る青木さんを惹きつけてやまない、ノルウェーとの出会いやその魅力についてお話しいただきました!

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ノルウェーとの出会いは、1992年に参加した「オーロラツアー」でのこと。

悪天候でオーロラを見ることは叶わなかったものの、犬ゾリに乗ったり先住民族のサーミ人のテントを訪ねたりという楽しい体験や人々との交流から「ノルウェーは物質的にも精神的にも豊かな国なんだという印象を抱き、この国をもっと知りたくなりました」と青木さん。

その後、ノルウェー語を学ぶために現地の大学へ複数回の留学に踏み出します。

当時は簡単に情報も手に入らず、現地にアジアからの留学生は一人だけという中、何度もあきらめそうになりながら勉学に励んだエピソードをお話しいただきました。

帰国後、2000年に日本国内でのノルウェーの情報発信を目的としてウェブサイト「ノルウェー夢ネット」を立ち上げます。

このサイトでの情報発信や語学講座を行いながら、ノルウェー語の語学書や絵本の翻訳などにも携わるようになります。

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「言語を習得するだけでなく、ノルウェーの社会や生活、人の価値観などを知ってほしいんです」と青木さん。

青木さんが「ノルウェー語というマイナーな言語翻訳の特権」と話していたのが、著者との深い関係を築けるという点。

これまでに翻訳した絵本を例に挙げながらお話しいただきました。

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絵本『パパと怒り鬼-話してごらん、だれかに-』(ひさかたチャイルド、大島かおりさんとの共訳)の作者グロー・ダーレさんとの出会いは、東京国際ブックフェアの翻訳者セミナー。講演を聞いて、家庭内暴力という社会的な題材を絵本にしていることに大きな衝撃を受け、翻訳したいという想いを抱きます。

デリケートな問題を題材にし、また文章の多い絵本は敬遠されるなか、様々な人の協力を得て日本での出版にこぎつけたこの絵本は、新聞の社会面でも取り上げられるなど日本でも大きな反響を得ました。

その後に手がけた『うちってやっぱりなんかへん?』(偕成社)『わたしの糸』(西村書店)も書店で出会い、「この本が好き」という気持ちから翻訳が始まったそうです。

作者のトーリル・コーヴェさんは短編アニメーションを絵本にする手法で知られており、『わたしの糸』のアニメの一部を見せていただく一幕もありました。


どちらも、翻訳する作品を愛しながら、作者と丁寧なやり取りを重ねて翻訳を進める青木さんのお仕事への姿勢を感じられるお話でした!

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最後は質問コーナー。

参加者の皆さんから集めた「質問シート」に目を通しながら一問一問に回答いただきました。

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ノルウェーの風景や魅力的な図書館・書店などの写真の数々も見せていただきながらの講演で、参加者の皆さんのみならず図書館スタッフも「いつかノルウェーに行ってみたい!」という想いを抱いた1時間でした。

青木さん、ありがとうございました!

現在第21期「本と出会う読書サロン」を、12月~2022年3月の毎月第3火曜日、午後7時から千代田図書館で開催しています。

「色」をテーマに本を紹介している第21期、各月のテーマは12月「紫」1月「銀」2月「黒」3月「緑」
興味のあるテーマの回だけの参加も可能です。気になる方は見学だけでもしてみませんか?

まずはメンバー登録をどうぞ。→詳細はコチラから

Posted at:16:00

【レポート】千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー
「神保町で世界旅行気分」編


千代田図書館で定期的に開催しているイベント、千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー。昨年に引き続き、参加人数を減らすなど新型コロナウイルス感染拡大防止対策をとりながら今年も行うことができました。今回のちよぴたブログは、そのイベントの様子をお伝えします。

神保町ツアーは、トークショーと街歩きツアーの2部構成。

今回のテーマは神保町で世界旅行気分です。そこで、第1部のトークショーには「旅の図書館」副館長の大隅一志さんをゲストにお招きしました。

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長年、観光に関する研究に携わっている大隅さんならではの視点で、旅・観光の歴史や日本人の海外旅行の変遷、とっておきの旅をするための図書館活用術などなど、図書の紹介を交えながらお話しいただきました。

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大隅さんが「今日イチ紹介したい」とおっしゃったのが、日本人初の海外旅行のお話。

幕末や明治初期には使節団など行政機関による日本人の海外渡航はありましたが、ここでとり上げるのは民間による海外旅行です。

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1908(明治41)年3月18日に横浜港を出発し、太平洋~北米大陸~ヨーロッパ~ロシアを巡り同年6月21日に敦賀に到着。参加者56名の98日間の世界旅行でした。旅行費用は2,340円。現在の金額に換算すると約1,200万円になるそうです!移動には船や列車のほか、自動車、馬車、地下鉄、ゴンドラ、登山電車などいろいろな乗り物が使われていました。
今とは違い簡単に海外の様子などの情報を得ることができない時代に、日本では見られない景色を見たり知らなかった技術を目の当たりにしたり、当時参加した人々の驚きや感動はとても大きなものだったのではないでしょうか。

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トークの後半では、旅気分に浸れる本、旅のテーマを見つける本、情報を得るための本や雑誌、などなどたくさんの資料をご紹介いただきました。旅行記や小説を読んで追体験したり、すてきな写真がならぶガイドブックを見て「いつか本物を見に行くぞ!」と目標をたててみたり、本を通して自分なりの旅の楽しみをつくりたいですね。

「旅の図書館」には、今回紹介された資料はもちろん、たくさんの旅に関する資料があります。興味のある方はぜひ利用してみてください。

大隅さん、ありがとうございました!

つづいて第2部街歩きツアーです。

千代田区役所庁舎を出発し、神保町古書店街をめざします。

まず最初に訪れたのは、さくら通り入口のすぐ脇にあるイタリア書房

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イタリア、スペイン、ポルトガル、中南米のラテン系洋書の専門店です。

この日はお休みでしたが、歩道に面したディスプレイに飾られた図書などを、皆さん興味深く眺めていました。

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「看板は見たことあったけど、足を止めたことはなかった」

「となりのお店には何度も来ているのに、こんなところがあったなんて気づいていなかったです」

「古いお店の外観のお話を聞いたら、ほかのお店の壁も気になってきちゃったわ」

街歩きの中で、皆さんいろいろな発見があったようです。

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ツアーの中では、英米文学を扱う北沢書店、韓国文学のチェッコリ、西洋古典や仏独原書が豊富に揃う田村書店、戦前から中国と深い関わりのある内山書店など、外国書を扱うお店を中心に古書店から新刊書店まで幅広くご案内。
さらに、神保町に数多く存在する中華料理店をはじめとする
世界の味を楽しめる飲食店などおすすめスポットもクイズを交えながらご紹介しました。


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小学館ギャラリーBH 本と街の案内所に到着して、ツアーは終了です。気軽に海外旅行に出かけられるのはもう少し先になりそうですが、身近な場所で旅気分を味わっていただけたらうれしいです。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

今回の神保町ツアーで巡ったのはこちらのコースです。

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大きな画像を見る(PDF:385KB)

Posted at:10:30

【レポート】図書館で学ぼう!夏のわくわく課外授業
②社会「水を使わず生きられる?」


前回の図工の授業
に続いて、今回も「夏のわくわく課外授業2021」のようすをお届け!

8月19日(木曜日)に行った、社会「水を使わず生きられる?」をレポートします。




社会の講師は近藤美奈子さん

私たちのくらしに欠かせない資源「水」の大切さについて、ゲームを交えて学びました。

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みんな知っている通り、私たちが住む地球のほとんどは水でおおわれています。

では「私たちが今すぐ使うことのできる水は、全体のどのくらい?」

答えは、0.01~0.02%。地球全体の水をお風呂1杯分とすると、たったスプーン1杯分しか、すぐに使うことはできません。

「今日ここに来るまでに、水を使った人?」

近藤さんが聞くと、「歯をみがいた」「水を飲んだ」「手を洗った」。みんなから、次々と声が上がりました。

まず、普段のくらしでどのくらいの量の水を使っているか、ゲームで体感してみましょう!「家」「学校」それぞれでサイコロを振り、どんな行動にどれだけ水を使っているのか記録していきます。

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みんなが使える水の量は300リットル。これだけあれば沢山のことができそうですが「洗濯をする→60リットル」「お風呂にはいる→100リットル」・・・生活に欠かせないことにも、意外と多くの水を使っています。サイコロを10回振り終わるまでに、全員が300リットルを使い切ってしまいました。

この数字は、ゲーム上のことではありません。例えば歯磨きをする時に2分間水を出しっぱなしにすると、使う水の量は20リットル。飲み残しの牛乳を排水口に流すと、きれいな水に戻すためには、なんと1200リットルが必要になるそうです!

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日本人は1日に300リットルの水を使っていると言われています。みんな、ゲームをしてみてどうだった?本当に、これから先も毎日300リットルの水を使い続けていいのかな?ここからは、みんなが大切に水を使い続けられるための行動"水アクション"を考えてみよう!」

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家や学校で、どんなことをしたら水を大切にできるかな?

「水アクションプランシート」に書き込みながら、みんなで考えていきます。

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わからないことを調べたい時には、図書館の本を使いました。


みんなからは、「顔を洗ったら、いそいで水を止める」「お皿を洗う時は、先によごれをふき取る」「シャワーを浴びる時、顔や体を洗うあいだは水を出さない」「お風呂に入ったあとの水は、洗濯や掃除に使う」「お風呂の水は、いつもより少し浅くためるようにする」・・・などなど、たくさんの「水アクション」が集まりました。

今度は、みんなが考えた「水アクション」のある世界で、水を使う量にどんな変化が現れるか、ゲームをもう一度行います。

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水アクションを実行したら、使う水の量は半分で済むことに。

1回目と同じように使える水の量は300リットル。1回目は全員が残り0リットルでしたが、2回目では6人合わせて390リットルもの水を、使わずに残すことができました!

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「今日考えた"水アクション"のプランを行動に移して、できることから始めてみましょう」

私たちは、水を使わずに生きることができません。くらしの中でどうやって水を大切にするか、みんなで実感しながら学ぶことができました。

近藤さん、ありがとうございました!



「夏のわくわく課外授業2021」のレポートは、9月6日(月曜日)~20日(月曜日・祝日)まで千代田図書館9階 第2展示ウォールでも展示します。こちらも、ぜひご覧ください♪

Posted at:13:30

【レポート】図書館で学ぼう!夏のわくわく課外授業
①図工「SDGsを知って つくろうコラージュ」


夏休み恒例!学校とはひと味違う学びの時間夏のわくわく課外授業。感染症対策を施しながら、今年も無事に実施することができました。

今年はSDGsをテーマにした2つの授業を行いました。今回は、8月17日(火曜日)に行った図工「SDGsを知って つくろうコラージュ」の様子をお伝えします。




はじめに、SDGsの基礎をお勉強『SDGsのきほん 未来のための17の目標』シリーズ(ポプラ社)などの編集に携わる原田哲郎さんと一緒に○×クイズをしながら学びます。


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「SDGsって聞いたことある人?」という原田さんの問いかけに、「知ってる!」とみんなの手が挙がりました。これならクイズも楽勝でしょうか?

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クイズは全部で10問。たとえば、こんな問題がありました。

"現在、私たちは、地球が自然回復できる量をこえて資源を消費している。" ○か×か?

答えは、○です。わかりましたか?

ことばの意味は知っていても、具体的にどんなことなのかを説明するのはおとなでも難しいSDGsを、原田さんは「このままだと、地球が2個必要!地球に住んでいる人が、今のままずっと暮らせるようにしましょう」と、やさしいことばに言い換えて説明してくれます。

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「自分はこの目標に興味があるな、というところから始めてみましょう。今日このあとにやるコラージュのワークショップはSDGsの目標12が関わるものですが、このようにたのしみながら始めてみるのもいいと思います」と、原田さんからバトンを渡されて後半に移ります。

原田さんのお話に出てきた目標12とはつくる責任 つかう責任」です。いまのような大量生産・大量消費を続けていては地球が持続不可能になります。持続可能な地球のために掲げられたのが目標12で、具体的には廃棄物の削減リサイクルの推進再生可能エネルギーの活用などが考えられています。日本の都市廃棄物排出量の多さは世界4位。廃棄物の発生を減らす努力が必要です。
そこで、今回やるコラージュづくりでは材料にお菓子の箱や読み終わった雑誌などを使い、捨てられてしまうものを別のものに生まれ変わらせることに挑戦します。

コラージュづくりの講師は、フォトコラージュアーティストのチヒロボさんです。

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「アーティストってどんな人?」「コラージュってどんなもの?」などのチヒロボさんの自己紹介のあとに、いよいよコラージュづくりを始めます。

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デザインや作り方に悩んだら、チヒロボさんが相談に乗ってくれます。

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コラージュができたら、紙を切り抜き、タンブラーに入れたら完成。

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授業のテーマ「SDGs」の文字が入った作品もありました!

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出来上がったタンブラーをみんなで見せ合って、授業は終了。

世界にひとつのオリジナルタンブラー、みなさん大事に使ってくださいね。そして、使うときにはSDGsのことを意識してもらえるとうれしいです。


原田さん、チヒロボさん、ありがとうございました!

Posted at:10:30

夏休みの本探しはおまかせ!レファレンジャーに聞いてみよう


毎年、夏休みの図書館に出動し、子どもたちや保護者からの読書相談にお答えしている「調べ物戦隊 レファレンジャー」

今回は、レファレンジャーがどんなふうに本を探してくれるのか、ブログでシミュレーションしてみました!

レファレンジャーに聞いてみよう ①調べものの本


夏休みの自由研究などに必要な、調べものの本。知りたいことを調べるには、どうやって本を探したらいいのでしょう?

今回は例として、この夏テレビなどでよく目にした「世界の国旗」についての調べものを相談してみました。

まずは、千代田図書館10階でヒアリングシートを記入します。ヒアリングシートは、千代田区立図書館ホームページから印刷して、図書館に持ってくることもできます。

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「調べたいテーマが決まっていたら、まず百科事典で調べてみましょう」とレファレンジャー。図書館には、子どもにもわかりやすく書かれている事典が揃っています。

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今回は『総合百科事典ポプラディア』(ポプラ社)を使って「国旗」という言葉を調べてみました。

説明文には「国旗のなりたち」「国旗はどういうところで使われているか」「特徴のある各国の国旗」などが書かれています。ここで言葉の意味を知ると同時に、さらに調べたいこと、気になることをピックアップします。

次に向かうのは、児童図書の棚。図書館の本は、内容ごとに「分類」に従って並べられています。

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千代田図書館の児童書コーナーは「昆虫」「ほ乳類」「環境」など、わかりやすい見出しがつけられているので「分類」を知らなくても安心!簡単に本を探すことができます。

「国旗」の本は「28」の分類の場所に並んでいます。棚を見ると、世界中の国旗のデザインや、国旗の由来を知ることができる本がありました!

ここで、レファレンジャーから「調べものをするときには"本の出版年"も気にしてみましょう」とアドバイス。世界の国旗は、新しく制定されたり、変更されたりすることもあるためです。より新しい本を探すということも、調べもののコツのひとつですね!

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各国の国旗の本を見ていると、日本と似た国旗の国を見つけました。緑地に赤い丸の国旗の国「バングラデシュ」です。(写真左)

この国のことがもっと知りたくなったら「29 地理」や「38 世界の習慣・衣食住」の棚を見てみましょう。さらに、国旗のデザインから、色や形の持つ意味について調べたくなったら「70~73 芸術・図画」の棚を探してみるのもよさそうです。

このように、百科事典から始まって、各分類の棚でさらに詳しく書かれた本を探していきます。

およそ20分で、調べものにぴったりな数冊の本を見つけることができました!ここからは自分で本を読んでみて、借りる本を決めたり、さらに資料を探したりします。

最後に調べた本の書名や出版者などの出典も忘れずにメモしておきましょう。

また「調べたいことがまだ決まっていない」という方も、ぜひご相談を!

好きな教科や興味のあることを聞き、調べもののヒントが書かれたアイディアカードを見ながら本探しにつなげることもできます。

レファレンジャーに聞いてみよう ②読書の相談

調べものに加え、子どもからも保護者からもよく相談されるのが「読書感想文などのために読む本を探したい」ということ。

どんな本を読んだらいい?という相談に最も大事なのは「子どもの話をよく聞くことです」とレファレンジャー。これまでおもしろいと思った本は?読んでいる本の量は?と、じっくり聞きます。

読書をちょっと苦手と感じている子どもでも、短いお話を集めた本を勧めたり、習いごとや好きなスポーツから読みたい本を探したりと、その子に合う本を一緒に考え、探すことができます。

そして保護者の方にお勧めしたいのが、千代田区立図書館のブックリストから探す方法。年に2回発行している乳幼児・小学生向け「おはなしトレイン」中学生向け「BOOK TRAIN」は、ホームページでこれまで発行したリストを見ることができます。

また、千代田図書館10階の「児童資料関連コーナー」「01 図書館」の棚には、子ども向けのブックガイドも揃っていますので、本を探すときにはぜひ参考にしてください。

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△レファレンジャーは、胸のバッジとカラフルエプロンが目印です!

レファレンジャーは子どもの本探しのプロフェッショナル。本を探す過程には、夏休みに限らず図書館を上手に利用するヒントがたくさんありました!

この夏も千代田図書館、四番町図書館に出動するレファレンジャーに、ぜひ声をかけてくださいね♪

調べもの戦隊 レファレンジャー

千代田図書館

【期 間】 開催中~8月31日(火曜日)

      ※8月22日(日曜日)を除く

【時 間】 午前9時~午後5時

【場 所】 10階 児童書コーナー

四番町図書館

【期 間】 8月26日(木曜日)~29日(日曜日)

【時 間】 午前10時~午後5時

【場 所】 2階 児童室

詳しくはこちらのページをご覧ください

Posted at:10:50

【レポート】四番町図書館でお仕事体験!「こども一日図書館員」


四番町図書館
で夏休み期間に行われるイベント「こども一日図書館員」

小学3~6年生を対象にした恒例のイベントで、図書館のお仕事が体験できる!と子どもたちから人気を集めています。

今年は1回あたりの人数を少なくするなど、新型コロナウイルス感染防止対策をとった上で開催しました。

こども一日図書館員の仕事は、任命式からスタート!黄色いエプロンと名札をつけ、四番町図書館の栗田館長から任命書を受け取ります。


図書館の仕事を体験するために、まずは公共図書館という場所がどんなところか学びます。

司書が一番はじめにお話ししたのは、個人情報を守ることの大切さ。

図書館は、利用者に関する個人情報を預かっています。本の貸し借りをするだけでなく、大切な個人情報をしっかりと守ることも図書館の仕事のひとつです。


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そして図書館の仕事を知る上で欠かせないのは「資料」のこと。図書館に置いてある本・雑誌・新聞・CD・DVDなど、全部を合わせて「資料」と呼びます。

四番町図書館が持つ資料はおよそ8万7000点。2020年4月から仮施設に移転し、現在は資料全体の1/3弱がこの仮施設の中にあります。

たくさんの資料を整理するために、図書館では資料の1点1点をどこに置くか(住所)を決める「分類」を行っています。

本の背についているラベルには、その分類が書かれています。

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△背に貼られた小さなシールが、本の分類が書かれたラベル。

資料は、その内容によってまず「0」から「9」まで大まかに分けられ、そこからさらに細かく、2ケタや3ケタの数字を付けて分類されていきます。

この細かい数字を見るだけで「難しそう...」と思ってしまいますよね。

でも、本は1冊ずつが住所を持っていること、ラベルを見ればその住所が書いてあることがわかれば大丈夫!

このことを知ると、図書館で読みたい本や必要な本を探すことがもっと簡単に、もっとおもしろくなるはずです。

図書館や資料について学んだら、四番町図書館をすみずみまで見てみましょう!

四番町図書館は各階ごとに、先ほど習った「分類」にしたがって本が並べられています。

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書架のほかにも、普段はスタッフしか入ることのできない閉架書庫作業スペースも見学しました。

体験の後半はいよいよお仕事の実践編!

まずは資料の情報が書かれたレシートを元に、書架の中から資料を探し出します。

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△書架の並び方や、分類を思い出しながら...慣れないとなかなか大変です。

続いて、図書館事務室で資料の貸出・返却の操作方法を習います。

図書館カウンターで大切なあいさつや声がけも練習して、実践の最後は1階のカウンターへ!

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お昼ごろの時間帯の図書館には、たくさんの利用者がやって来ます。本を借りる人、返す人、予約した資料を取りに来た人、小さなお子さんと一緒に来た人...。その中には、たくさんの本を一度に借りる利用者や、本を返すついでに予約資料が来ていないか問い合わせる利用者もいます。

練習を思い出して、分からないことはカウンターのスタッフの力を借りながら、慣れない手つきでも丁寧に貸出・返却などの作業を行いました。

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△返却の時には本が壊れたり忘れものがないか、しっかり見るのも大事な仕事です。

最後に感想文を書き、栗田館長から修了証を受け取って、図書館員のお仕事は終了です。

こども一日図書館員の皆さん、おつかれさまでした!

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仕事の体験を通して、図書館のことをたくさん知ってくれた参加者の皆さん。

今日の体験をもとに、図書館の上手な使い方や本の探し方などを、ご家族やお友達にもぜひ教えてあげてくださいね♪

Posted at:11:00

学校と区立図書館をつなぐ 学校支援担当司書のお仕事紹介②


2回にわたってお送りしている学校支援担当司書へのインタビュー。

区内の小学校・中学校や幼稚園・保育園・こども園、児童館などの教育施設で、子どもたちや保護者、教員の皆さんへの読書支援活動を行う学校支援担当司書の仕事内容や、日々の支援の中で印象に残っていることなどを聞いています。

前半のインタビュー記事はこちらをご覧ください




小学校の学校図書館で子どもたちに人気の本や、おすすめの新着図書を教えて下さい。

今、子どもたちに大人気なのは「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ(廣嶋 玲子/作、jyajya/絵、偕成社)。テレビアニメ化されて、4~6年生を中心に大人気の児童書です。

貸出数の多さでいうと、「かいけつゾロリ」シリーズ(原ゆたか/作、ポプラ社)や、さまざまな図鑑もやっぱり人気。低学年の子どもたちには、ページをめくるだけで楽しい図鑑や科学絵本などが根強い人気があります。

私の担当する小学校では、昨年、突然2年生に「宝石の本」ブームがやってきました。だれかが何かの本に夢中になると、周りの子どもたちもつられて読みたくなるのでしょうか?学校図書館でどんな本が人気になるのかというのは、司書にも予測不可能なことなんです!

おすすめしたい新着図書としては『ねこ学校のいたずらペーター』(アンネリース・ウムラウフ=ラマチュ/作、アダルベルト・ピルヒ/絵、杉山 香織/訳、徳間書店)や昨年秋に新装版が出た『くまの子ウーフ くまの子ウーフの童話集』(神沢 利子/作、井上 洋介/絵、ポプラ社)。

また、複数の科目をまたいでの学習につながるSDGs関連の資料や、東京の伝統工芸についての資料などは授業で使いたいと言われる頻度が高いので、毎年新刊をチェックして購入しています。

支援先で子どもたちと接する中でのおもしろいエピソードや、印象に残っているエピソードはありますか?

小学校の他に、保育園やこども園でも読書支援をしていますが、印象に残っているのは0歳児に向けて読み聞かせをした時のこと。私が『もこ もこもこ』(谷川 俊太郎/作、元永 定正/絵、文研出版)を読むと、0歳の赤ちゃんたちの目が絵に釘付けになり、指さして反応してくれる子も。大人に比べてまだまだ視覚が発達中の赤ちゃんも、こんなに絵本を見てくれるんだ!とびっくりしました。

保育園では、子どもたちに教えた「にぎりぱっちり」の手あそびをしている時のこと。両手の手のひらを合わせて、手の中から何が出てくる?と想像をふくらませて遊んでいました。「ひよこ!」「ぞう!」「おばけ!」...と出てきたところで、誰かがそれを「パクッ!」と食べるとそれが全員に伝わって、こんどは手のひらから出てきたいろいろなものを何でも食べる遊びに早変わり。子どもたちの想像力の広がりに触れた経験でした。

小学生の支援で嬉しいことは、やっぱり「あの本おもしろかったよ」と言ってもらうこと。紹介した本をきっかけに読書の楽しみに気づいてくれることです。

特に高学年になると忙しくなる児童が多く、図書館での貸出数も減りがちなのですが、そんな子どもたちに「こないだ教えてくれた本みたいにおもしろいの、もっとある?」と声をかけてもらえると嬉しいですね。

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学校支援担当司書は、夏休み期間には「調べもの戦隊レファレンジャー」として千代田図書館や四番町図書館に出動!調べもののお手伝いや読書相談にお答えしています(写真は昨年のようす)

子どもたちに読書や図書館の魅力を伝えるうえで、心がけていることや工夫していることはありますか?

子どもに本を勧めるときには、まずその子のことを知ることを大切にしています。「普段どんな本を読む?」「どんなものが好き?」と、話しながら子どもの興味を丁寧に聞き取ります。

小学校の学年が進むにしたがって心がけていることとしては、入学したてで、読書の入り口に立ったばかりの子どもたちには「図書館には、こんなにいろんな本があるよ!」ということを、まず伝えます。もう少し大きくなると、新しい世界に出会ったり、新しい知識を得ることができる、読書の楽しみがわかるような本を勧めたいと思います。高学年になると、好きな本が決まってくる子も多いので、その子の好みからつなげて、読書の幅をさらに広げるようなお手伝いができればと思っています。

どの子どもたちにも、授業やオリエンテーションでは、「図書館は物語や知りたいことと出会える場所だよ」「いろいろな本があって、いろいろなことを知ることができるよ」ということを伝えています。

子どもに読書を楽しんでもらうために一番大事なのは、学校図書館を子どもにとって魅力的な場所に整えておくことではないかなと思います。さまざまな本を揃えて、場所の雰囲気を整えて、本のことを何でもわかる大人がいること。

そうすれば、子どもたちにも自然に読書や図書館の楽しみが伝わるのではないかと思い、日々仕事をしています。



2回にわたるインタビュー、いかがでしたか?

普段、私たちがあまり知ることのない学校図書館での読書支援のようすや、教育施設でのお仕事について知っていただけたのではないでしょうか。

ちよぴたブログでは、学校や幼稚園・保育園・こども園や児童館と区立図書館をつなぐ学校支援担当司書の活動を、これからもお伝えしていきます♪

Posted at:10:00

学校と区立図書館をつなぐ 学校支援担当司書のお仕事紹介①


今日6月11日(金曜日)は、学校図書館の日です。

千代田図書館 読書振興センターでは、区内の小学校・中学校や幼稚園・保育園・こども園、児童館などの教育施設に司書を派遣し、子どもたちや保護者、教員の皆さんへの読書支援活動を行っています。

今回のちよぴたブログでは、その学校支援担当司書にインタビュー!

普段のお仕事は何をしているの?学校図書館ってどんな場所?といったことを、2回にわたってご紹介します♪



学校支援担当司書の、日々の仕事内容について教えてください。

小学校や中学校の図書館での貸出・返却のお仕事や蔵書点検のほか、どんなことをしていますか?

小学校では、毎年4月に全学年の児童へ図書館の使い方を説明する図書館オリエンテーションや年に5回の図書だよりの発行、また図書委員会の活動支援なども行います。

低~中学年の「図書」の時間では教室に出向いて、本の読み聞かせやストーリーテリング(語り手が物語を覚えて、聞き手に語ること)をすることもあります。時には、社会とのつながりを学ぶ授業の一環として児童の前で司書の仕事について話したり、著作権などの情報リテラシーにつながる話をすることも。

これらに加えて学校支援担当司書の仕事の中で特徴的なのは、やはり学校の授業支援だと思います。先生方や児童から依頼されて、授業での調べ学習などに必要な教材や資料を手配します。例えば、低学年であれば「ザリガニの育てかた」から高学年だと「SDGsについて」まで、公共図書館でのレファレンス業務と同様に幅広いテーマの調べものがあります。

図書館の資料を使う授業は国語に限らず、社会や理科、図工など多くの科目に関わってきます。

また、5年生の「嬬恋自然体験交流教室」や6年生の修学旅行では、訪れる場所の地理や伝統工芸、伝統食などについても授業の中で調べます。資料を使って調べものをする授業のニーズは、どの教科でも年々増しています。

先生方も気軽に授業の相談をしてくれて、千代田区の先生は図書館の上手な使いかたをわかっている方が多いなと感じます。区立図書館から派遣されている強みとしては、学校図書館だけでは用意できない資料を、区立図書館の蔵書からも探すことができるということ。「授業の役に立ちました!」「こんな本が欲しかったんです!」と言っていただけるのは、とっても嬉しいことです。

学校図書館の外では、千代田図書館で年2回発行している「おはなしトレイン」「BOOK TRAIN」の選書や発行などもしています。千代田図書館に社会科見学などで訪れる児童の皆さんをお迎えして本を読んだり、お話しをすることもありますよ。

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2020年度冬休み期間に千代田図書館で行った「おはなしトレイン」「BOOK TRAIN」展示。

今年も夏休み期間に展示を行いますので、お楽しみに!

学校図書館と公共図書館では、どんなところが違うのですか?

一番の違いは「学校図書館は学校教育に資するためにある」ということ。

さまざまな利用者が訪れる公共図書館と違って、学校図書館は児童・生徒や先生、そして保護者といった特定の利用者へ向けて、児童・生徒の健全な教養を育成するための本、学習のための本を集めています。

読書の楽しみを知ることができる本や手に取りやすく楽しめる本を並べて、本と出会える楽しい場所にしておくことも大切だと思います。

学校図書館に求められる機能は、読書に親しむ場としての「読書センター」の他に、学習の支援となる「学習センター」、また必要な情報にアクセスできる「情報センター」の3つです。

そのため、本だけでなく、例えば地域学習に役立ちそうなパンフレットや新聞の切り抜きなど、学習のための資料も積極的に集めます。

学校支援担当司書の、学校での1日の仕事の流れを教えて下さい。

朝、2時間目が始まる前くらいに小学校に到着したら、まずは図書館を開けてパソコンを立ち上げます。これで、いつ誰が図書館に来ても大丈夫。

あとは「図書」の授業などがある日であれば教室に出向いて読み聞かせをしたり、図書館での児童の本選びを手伝ったり。授業のない時は、授業の支援に使う本のリストアップや、これから学校が購入する本の情報提供として選書やリスト作りをします。

お昼は職員室で、先生方と給食を食べます。昼休みも図書館を開けておき、午後はまた授業や、同じく図書館内での仕事。

壊れた本の修理や、古い本を集めて廃棄すること、本棚の整理や清掃も司書の仕事ですが、まとまってこれらの仕事ができるのは、授業が終わって子どもたちが帰った後、放課後が多いかもしれません。

夕方になると、それぞれの学校を出て、学校支援担当司書たちは千代田図書館に帰ります。千代田図書館に戻ったら、依頼のあった読み聞かせ用や教材用の資料を集めたり、小学校以外の支援先である幼稚園・保育園・こども園や児童館で行う、読み聞かせ用の本の選書などを行います。

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千代田図書館に帰った後、週に1回行っている学校支援担当司書ミーティングのようす。

日々の仕事の情報共有や、全体で行う業務などについて話をします。



インタビューは次回に続きます!

次回は、それぞれの支援先で司書が体験したエピソードや、読書の楽しさを伝えるために心がけていることなどを話してもらいます。ぜひ、お楽しみに♪

Posted at:18:10

子どもたちが選ぶ"大切な本・忘れられない本"
~「千代田区子ども読書調査」より;中学生編~


前回のブログ
に引き続き、千代田図書館 読書振興センターが行う「千代田区子ども読書調査」から、千代田区内の子どもたちが選んだ"大切な本・忘れられない本"をご紹介していきます!


昨年11月に行った「第6回千代田区子ども読書調査」の質問項目「大切な本や忘れられない本がありますか?」に対する回答の中から、区立中学校・中等教育学校の1~3年生で多く挙がった作品や千代田区立図書館に所蔵がある本をピックアップしました。

※書名をクリックすると、本の詳しい情報がご覧いただけます。

中学1~3年生の「大切な本・忘れられない本」

小学生、中学生ともに毎回多く挙げられる「ハリー・ポッター」シリーズに続き、『ぼくらの七日間戦争』が人気を集めました。昨年度の小学4~6年生の調査で上位に挙がった本が、今年中学生になった生徒たちから変わらぬ支持を得ているようです。

また、小学校・中学校の国語の教科書に載っている『西の魔女が死んだ』『星の王子さま』を挙げる生徒も複数いました。

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『ぼくらの七日間戦争』

宗田 理/作

ポプラ社

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『西の魔女が死んだ』

梨木 香歩/著

新潮社


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『星の王子さま』

サンテグジュペリ/著、池澤 夏樹 /訳

集英社

※『星の王子さま』は、この池澤夏樹 訳以外の新訳や絵本など、さまざまな形で出版されています。また、それらに加えて、古くから親しまれている内藤濯 訳も区立図書館で所蔵しています。


ヤングアダルト世代に人気の小説からは、数学をテーマにした作品を2タイトルご紹介。どちらも数学の天才少年・少女が登場する物語で、未知の学問に誘ってくれる大人にとっても魅力的な本です。

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『お任せ!数学屋さん 1』

向井 湘吾/著

ポプラ社

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『青の数学 1』

王城 夕紀/著

新潮社


『舟を編む』は、国語辞書の編纂に奮闘する人々を描くお仕事小説。作品をきっかけに、舞台である「本の街」神田神保町にも興味を持ってもらえるといいな...なんて考えてしまいます。

その他にも、海外長編小説の『レ・ミゼラブル』や、シリアから内戦の状況をTwitterで発信し続けた少女の手記『バナの戦争』など、多様な作品が挙げられました。

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『舟を編む』

三浦 しをん/著

光文社

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『レ・ミゼラブル 上』

ユーゴー/作

岩波書店

※ここで紹介しているのは少年少女版(豊島与志雄/編訳)です。このほか、千代田図書館には新潮文庫(佐藤朔/訳)や、ちくま文庫(西永良成/訳)などの『レ・ミゼラブル』日本語完訳の所蔵があります。


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『バナの戦争』

バナ・アベド/著

飛鳥新社

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今回の調査でも、千代田区の学校に通う子どもたちが、日々さまざまな本に触れていると感じることができました!

千代田区立図書館は現在、緊急事態宣言発出にともない臨時休館中ですが、ホームページまたは電話で事前予約をした資料の受け取り・貸出サービスは継続して行っています。ぜひご利用ください。

サービス内容詳細など図書館の最新情報については、
区立図書館ホームページをご確認ください。

資料の予約方法についてはこちら

Posted at:12:00

子どもたちが選ぶ"大切な本・忘れられない本"
~「千代田区子ども読書調査」より;小学生編~


千代田図書館 読書振興センターでは、子どもと子どもをとりまく大人の読書活動を推進するさまざまな取り組みを行っています。そのひとつに「千代田区子ども読書調査」があります。千代田区立小学校・中学校に通う子どもの読書の状況や変化を把握し、読書活動推進に関する施策に活用することを目的として、平成27年11月から毎年実施しています。


今回のちよぴたブログでは、昨年11月に行った「第6回千代田区子ども読書調査」の質問項目のひとつ、「大切な本や忘れられない本がありますか?」に対する回答の中から、多く挙げられたタイトルや千代田区立図書館に所蔵がある本をご紹介します。

小学1~3年生の「大切な本・忘れられない本」


小学校低学年で最も人気が高かったのは「かいけつゾロリ」シリーズ。前回の調査でも上位に挙げられていました。第1作が発表されてから30年以上経った今も、変わらず子どもたちから愛され続けている作品です。

また、『ずーっとずっとだいすきだよ』『ハニーのためにできること』など、身近な動物との別れを描いた本も挙げられていました。コロナ禍でペットを飼う人が増えているといいますが、動物を家族に迎え入れることについて、本を通して子どもと一緒に考えてみるのもよいかもしれません。

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『かいけつゾロリのチョコレートじょう』

原 ゆたか/作・絵

ポプラ社

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『ずーっとずっとだいすきだよ』

ハンス・ウィルヘルム/作 久山 太市/訳

評論社

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『ハニーのためにできること』

楠 章子/作

童心社


小学4~6年生の「大切な本・忘れられない本」


小学校高学年では、3年連続で「ハリー・ポッター」シリーズが一番人気です。そのほかに『かがみの孤城』『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』『君の膵臓をたべたい』など、児童書に限らず大人にも話題のベストセラー作品も多く挙げられました。親子で同じ本を読んで感想を語り合うのも楽しいですね。

そして、「鬼滅の刃」シリーズのタイトルが多く挙げられていたのは納得の結果でしょうか。原作はマンガですが、ノベライズ本や関連本なども多く出版され、子どもが活字に触れるきっかけにも繋がっているようです。

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『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』

J.K.ローリング/作、松岡 佑子/訳

静山社

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『かがみの孤城』

辻村 深月/著

ポプラ社

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『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

ブレイディ みかこ/著

新潮社

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『君の膵臓をたべたい』

住野 よる/著

双葉社

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書名をクリックすると、本の詳しい情報がご覧いただけます。また、資料の予約方法についてはこちらをご確認ください。

次回は「中学生」編をお送りします!お楽しみに♪

Posted at:14:00

千代田図書館が「子供の読書活動優秀実践図書館」に選ばれました!


文部科学省
は、平成14年度より「子供が積極的に読書活動を行う意欲を高める活動を推進するため、特色ある優れた実践を行っている」学校や図書館などに対し表彰を行っています。その令和3年度の子どもの読書活動優秀実践図書館に、千代田区立千代田図書館が選出されました!

4月23日(金曜日)、子ども読書の日記念 子どもの読書活動推進フォーラムにおいて表彰式が行われました。

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文部科学大臣表彰は、各都道府県と各都道府県教育委員会が「子供の読書を推進する活動が顕著な学校、図書館、団体・個人」を推薦、外部有識者からなる審査会委員の審査を経て被表彰者が決定します。

千代田図書館は、都立中央図書館からの推薦を受け、千代田区立図書館としては初めての表彰となりました。

千代田区立図書館各館は現在臨時休館中ですが、開館を再開したときには、子どもから大人まで、多くの皆さんにまた読書を楽しんでいただけるよう、引き続きさまざまな読書推進活動に取り組んでいきます。


千代田区立図書館 臨時休館

【期 間】 2021年4月25日(日曜日)~緊急事態宣言が解除されるまで

【対象館】 千代田図書館、日比谷図書文化館、四番町図書館

      昌平まちかど図書館、神田まちかど図書館


休館中にご利用いただける一部サービスについては

千代田区立図書館ホームページでご確認ください。
ちよだパークサイドプラザ区民図書室と千代田区男女共同参画センター
MIWの利用については、千代田区ホームページでご確認ください。

Posted at:13:30

「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」開催中!
最終回は東洋高等学校 図書委員会

千代田図書館9階 第2展示ウォールで開催中の「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」。これまで3校の様々な活動をご紹介してきましたが、最終回となる4校目は東洋高等学校 図書委員会の展示です。

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「クラスと図書館の架け橋に」をテーマに活動している図書委員会。例年、学園祭である東洋祭では古本市を開催し、その収益をシャンティ国際ボランティア会が主催する「絵本を届けるボランティア」に寄付していました。

しかし、新型コロナウイルスの影響を受けて今年度の東洋祭は「東洋フィルムコンテスト(TFC)」として動画作品を募集するオンライン開催となり、図書委員会も出品をすることになったそうです。

TFCで募集されたのは「SDGs(国連サミットで採択された"持続可能な開発目標")から発想される動画作品」

図書委員会では、SDGsで掲げられている17の目標のひとつ「質の高い教育をみんなに」をテーマに、自分たちで絵本を選び、東南アジアの言語に翻訳する活動を行いました。

展示では、動画作品づくりの過程をまとめた内容として、神保町の街を歩いて絵本を選んだこと、シャンティ国際ボランティア会に取材に行ったこと、翻訳での苦労についてなどを、生徒たちの手描きで紹介しています。

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絵本は、カンボジアで主に使われるクメール語と、ラオスで使われるラオ語にそれぞれ翻訳しました。

翻訳に選んだ絵本はどれも、日本の子どもたちにはおなじみのもの。しかし「おにぎり」など外国の人々には馴染みのない単語や、「いただきます」といった日本語独自ともいえるあいさつは、どう訳したらいいのでしょうか?

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実際に翻訳を行った絵本(写真左)。クメール語・ラオ語の複雑な形も手描きしました。

(東洋高等学校蔵、実際の絵本は展示していません)

未知の言語について調べ、絵本に合った表現や言葉選びをして翻訳した生徒たちの奮闘のようすを、ぜひご覧ください!


また、翻訳に選んだ絵本とともに、SGDsの「質の高い教育をみんなに」をテーマに図書委員会が選んだおすすめの本も展示しています(展示資料はすべて貸出可)。

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こちらも全てに生徒たちのおすすめコメントが付いています♪


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展示「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」

東洋高等学校 図書委員会

【展示期間】 開催中~3月27日(土曜日)

【展示場所】 千代田図書館9階=第2展示ウォール

詳細はこちらをご覧ください


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これまでの展示の様子

・正則学園高等学校 花いけ男子×書道

・三輪田学園中学校・高等学校 図書委員会

・千代田区立九段中等教育学校 美術科・美術部

Posted at:14:30

「千代田図書館コンシェルジュの謎解きガイドブック」開催中!

先月のコンシェルジュ通信でご紹介した「千代田図書館コンシェルジュの謎解きガイドブック」が、現在開催中です!



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大きな画像を見る(PDF:1198KB)



ガイドブックが手に入るのは、千代田図書館9階コンシェルジュブース



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こちらで、謎解きガイドブック・なぞときマップ・なぞときヒントのセットをお配りしています。

配布しているセットはこちらのページからもダウンロードできます



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ガイドブックを手に入れたら、あとは期間中のお好きなときに謎解きを楽しむだけ。

歴史・建物・古書店・グルメ4つのカテゴリーで出題される謎を解きながら、街のおすすめスポットやトリビアを知ることができますよ!

すべての謎を解いた方には、ささやかなプレゼントを差し上げます♪

寒さもゆるみ、春を感じる陽気の日が多くなってきました。

せっかく春めいてきたのに、遠出したり、大勢で集まったりすることが難しい状況が続いています。

ですが、こんな時だからこそ、謎解きを通じて身近な街の魅力を発見してみてはいかがでしょうか?

千代田図書館にお越しの際には、コンシェルジュブースにぜひお立ち寄りください♪

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千代田図書館コンシェルジュの謎解きガイドブック

【期  間】 開催中~3月21日(日曜日)

【配布場所】 千代田図書館9階 コンシェルジュブース

詳細やガイドブック等のダウンロードはこちらから

Posted at:16:30

「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」開催中!
第3回は千代田区立九段中等教育学校

千代田図書館9階第2展示ウォールで開催中の「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」。3校目となる千代田区立九段中等教育学校 美術科・美術部の展示が3月1日(月曜日)からスタートしました!

今回は、1年生が美術の時間に制作した作品と、美術部の作品をあわせて展示します。

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まずはこちら。

1年生の作品「文字絵」です。

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漢字の持つ意味を組み込んでデザインされた文字がずらり。

個性やアイデアがたくさんあふれていて、楽しいです♪


こちらは美術部の作品です。

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これは4つでひとつの作品。

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フルカラー印刷で使われる4色(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)をそれぞれベースカラーにして、同じモチーフを描き分けました。発想力がすてきです。

美術部の作品は、油絵や切り絵、水彩画や色鉛筆画などさまざま。

ぜひ、じっくりご覧ください!


緊急事態宣言下では部活動が自粛になっているとのこと。

「クラスとはまた違った、人とのつながりであったり関係性であったり...部活でそういうものがつくられていたんですよね。」と語る美術科で部顧問の先生。部活動が思うようにできないもどかしさが伝わってきます。


みんなで集まることは難しくなってしまいましたが、そんな中でもそれぞれがコツコツと作品を仕上げ、部誌を発行することができました。

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こちらはお手に取ってご覧いただくことができます。

生徒たちの想いが描かれた作品の数々、ぜひお立ち寄りください。

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展示「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」

千代田区立九段中等教育学校 美術科・美術部

【展示期間】 開催中~3月14日(日曜日)

【展示場所】 千代田図書館9階=第2展示ウォール

詳細はこちらをご覧ください

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これまでの展示の様子

・正則学園高等学校 花いけ男子×書道

・三輪田学園中学校・高等学校 図書委員会

Posted at:16:45

「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」
三輪田学園中学校・高等学校 図書委員会が登場!


新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた区内中学校・高等学校の部活動や委員会活動を応援、活動の成果を発表していただく「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」

1月に展示を行った「正則学園高等学校 花いけ男子×書道」に続き、今月千代田図書館内で展示してくれるのは三輪田学園中学校・高等学校図書委員会です!

三輪田学園高等学校図書委員会の皆さんは、千代田図書館が行っている「神保町へようこそ!中高生のための古書店街ツアー」に、2018年・2019年と参加してくれました。

今回は、その時見聞き、体験したことをまとめた2年分のレポートを展示しています!

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「神保町へようこそ!中高生のための古書店街ツアー」とは、2017年度から千代田図書館が行っている区内中学校・高等学校の生徒向け街歩きツアー。

区外から通っている生徒さんも多く、本が好きだけど古書店に入るのはちょっと勇気がいるな...という中学生・高校生に向けて、古書店街の成り立ちや街の歴史、区立図書館の取り組みなども交えながら街歩きを行い、地域の魅力をご紹介しています。

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2019年にご参加いただいたときの様子

過去の「古書店街ツアー」開催の様子はこちらをご覧ください

※今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため定員を半数にし、古書店等への立ち入りを実施せずにツアーを行っています。

2018年夢野書店北沢書店を見学してそれぞれの店主さんにお話を伺ったり、2019年は多くの人でにぎわった「神田古本まつり」の様子を見学したりと、どちらにも目を輝かせながら参加してくれた皆さんの事を、私たち千代田図書館スタッフもよく覚えています。

三輪田学園高等学校の生徒の皆さんがツアーに参加してどんなことを感じてくれたのか、ぜひ展示をご覧ください♪

また、展示では図書委員会のその他の活動もご紹介しています。

こちらの壁面に展示しているのは、中学校と高等学校の委員それぞれが各学期に編集・発行している図書だより。各号で決めたテーマに関連する幅広い本の紹介を掲載しており、読みごたえがあります。

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図書展示は、三輪田学園の学校図書館で今年度行なわれた「映像化された本」

こちらは高校2年生の委員が8タイトルの本を選び、おすすめコメントを書いたPOPを作りました。千代田図書館でもヤングアダルト世代に人気の本ばかりです。

おすすめコメントとともにぜひお楽しみください!

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展示「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」

三輪田学園中学校・高等学校 図書委員会


【展示期間】 開催中~2月27日(土曜日)

【展示場所】 千代田図書館9階=第2展示ウォール

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Posted at:15:20

コロナ禍に負けない!
「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」


新型コロナウイルス感染症の拡大で、いろいろとがまんの日々が続いています。

旅行やともだちとの約束など楽しみにしていた予定を泣く泣く変更したのも、ひとつやふたつどころではない!という方も多いのではないでしょうか。

それはおとなだけでなく、こどもも同じ。

学校生活にも大きな影響が出ています。

文化祭や発表会、大会などが次々と中止になり、日々がんばっていた成果を発揮する場が失われてしまいました。

図書館として何かできることはないか、と考えた読書振興センターは「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」を開催し、図書館の展示スペースを中高生たちの成果発表の場として活用してもらうことにしました。

現在展示しているのは、「正則学園高等学校 花いけ男子×書道」

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"花いけ男子"とは、一体どんな男子?

いわゆる華道とはちょっと違っていて、制限時間内に花を活けて出来ばえを競う"花いけバトル"に情熱を注ぐ男子たちのことです。

部活を見学させていただいた時は、実際に5分間の花いけバトルをしていました。

全体のバランスを見極めつつ花材を選び作品を仕上げていく、という作業を短時間で行います。見学している生徒たちからは、アドバイスやエールなどの声がけが入ります。勝敗は作品の出来で判断され(細かいルールがあり、減点などもあるようですが)、下級生が上級生に連勝する、というドラマもあり、その様子はなんだかスポーツのようでもありました。

そして、書道

部員は現在2名ですが、他校の書道部とのコラボレーションによる書道パフォーマンスにも取り組むなど、精力的に活動しています。書道パフォーマンスは、大きな筆を使って数メートルもある大きな紙に、音楽に合わせて動きながらその歌詞やメッセージなどを書くのだそうです。

文化祭や全国大会などでパフォーマンスを披露していましたが、2020年はできませんでした。大勢の人の前でパフォーマンスできる日が戻ることを待ちながら、そして、新入部員の加入も待ちながら、活動を続けています。

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今回の展示では、部活に打ち込む姿にメッセージをのせたポスターと、書道や生け花に関連する図書を展示しています。

ポスターは、この展示のために制作されたものです。力強い文字がひと際目を引きますね。

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また本日、展示にご協力いただいた正則学園高等学校の萩原先生(写真左)、鳴海先生(写真右)、小嶋先生が千代田図書館に来てくださいました!

先生方、ありがとうございました。

「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」は、3月にも開催します。

図書委員会の活動紹介美術部の作品などの展示を予定しています。

ぜひご覧ください。

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展示「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」

正則学園高等学校 花いけ男子×書道

【展示期間】 開催中~2021年1月31日(日曜日)

       休館日:1月23日(土曜日)~25日(月曜日)

【展示場所】 千代田図書館9階=第2展示ウォール

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Posted at:17:40

学校支援担当司書に聞きました!ブックリスト作成のヒミツ


千代田図書館の学校支援担当司書が夏休みと冬休みに発行している子ども向けのブックリスト「おはなしトレイン」「BOOK TRAIN」

「おはなしトレイン」乳幼児向け小学生向け「BOOK TRAIN」中学生向けに選書し区内の園児・児童・生徒の皆さんに配っているほか、千代田図書館で行う展示も毎回好評いただいています。

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こちらは今年の夏休み期間の展示のようす。

館内でこの展示を見かけると、「夏休み/冬休みの時期だな」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は、このブックリストを作成している学校支援担当司書に、リストの完成までの過程や本選びのコツを聞いてみました!


ブックリストの本が選ばれるまで

学校がお休みの間の読書を児童・生徒の皆さんに楽しんでもらうため、小学生向けの「おはなしトレイン」は2008年から、「BOOK TRAIN」は2012年から発行を始めました。

リストに載せる本を選び始めるのはおよそ2か月半前から。11人いる学校支援担当司書全員がおすすめの本を持ち寄ることから始まります。

はじめに集められる本は、リストに載せる数の4~5倍になる場合もあるのだとか!

持ち寄られた本には推薦した司書がおすすめコメントを書いたしおりを挟んでおき、別の司書が本を読んだらそこにコメントを書き加えていきます。

こうして一冊一冊に目を通し、最終的にリストに載せる本が2~3回の会議を経て選ばれます。

もうすぐ発行される「2020年冬号」には、全部で21冊の本が選ばれました♪

本を選ぶポイントとは?

ブックリストに載せる本を選ぶポイントは「長く読み継がれてきた名作」「これからロングセラーになりそうな新刊」「季節に合う本」「絶版になっていたが復刊した本」などさまざまです。

学校支援担当司書が区内の支援先で接するさまざまな年代の子どもたちの顔を思い浮かべながら「あの子たちはこんな本が好きかな?」「この年代の子どもたちはこんな本を喜んでくれるかな?」と、本を選んでいるそう。

また、本を選ぶうえで欠かせないのは日ごろの情報収集です。

書店の新刊おすすめリストやウェブサイトはもちろん、千代田図書館やそれぞれの学校図書館の新着図書が並ぶ書棚も日々チェックしています。

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司書が愛用していて保護者の皆さんの本選びにも参考になりそうなのが、東京子ども図書館や子どもの本を多く刊行している出版各社が出している推薦図書のリストをまとめた本。

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千代田図書館であれば10階の「児童資料関連コーナー」にまとめられていますので、図書館で子どもの本を探すときは、ぜひここや新着図書の棚をご覧ください!思いがけない本との出会いがありそうです。

おすすめした本を手に取ってもらう喜び

さて、「おはなしトレイン」「BOOK TRAIN」づくりは本を選ぶだけではまだ終わりません。今度はすべての本におすすめの文章、レビューを書いていきます。

乳幼児向けのリストでは保護者に、小学生・中学生向けでは子どもたちに向けて本のおすすめポイントがしっかり伝わるようレビューを書き、図書館内で何度もの確認を経てブックリストの完成です。

各教育施設に配布した後、図書館には「おはなしトレイン」「BOOK TRAIN」を手にやってくる子どもたちの姿が見られることも。学校が夏休みや冬休みの期間中に千代田図書館で行う展示でも、毎回多くの方に展示図書を利用いただいています。

また、区内の各学校図書館でも「おはなしトレイン」「BOOK TRAIN」の特集展示を行い、児童・生徒はもちろん先生方にも本を手に取っていただいています。

今回の展示もどうぞお楽しみに!

「おはなしトレイン」「BOOK TRAIN」の展示といえば、毎回工夫の凝らされたかわいい装飾も楽しみの一つ!こちらも展示担当の司書がテーマを決めて、ブックリストづくりと並行して準備を進めています。

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最後に少しだけ準備のようすをお届けします。

今回のテーマは何でしょうか?

展示はいよいよ12月14日(月曜日)からスタート♪ぜひ、お楽しみに!

Posted at:10:00

【レポート】本と出会う 読書サロン 第20期オープニングイベント
「講演会『本屋として生きるということ』」

本を通じた交流の場として「読書の会」が主催で行う「本と出会う 読書サロン」を、千代田図書館で定期的に開催しています。1冊の本について語りあう読書会とは違い、テーマに沿った本を各メンバーが選んで持ち寄り紹介しあうのがこの会の特徴です。

今回は、10月から始まる第20期のメンバー募集を兼ねたオープニングイベントとして開催した講演会「本屋として生きるということ」の様子をご紹介します。

ゲストは、東京・谷中にある書店ひるねこBOOKS店主の小張隆さん


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ひるねこBOOKS開店までの経緯や日々のお仕事、様々な取り組みなどについてお話いただきました。

まずは、お店を開く前のお話から。

小張さんは大学卒業後、児童書を扱う出版社に営業職として勤務されていました。営業といっても、ただ自社の出版物だけを売っていればよいというものではなく、営業先の学校や施設等ではどのような児童書が揃っているかなど事前に下調べをし、場合によっては他社の本をおすすめすることもあったといいます。そうして『怪談レストラン』などのヒットシリーズや『おしいれのぼうけん』などのロングセラー作品に携わり手応えを感じる一方で、「自分がいいなと思った本を手渡していきたい」という思いが強くなっていったのだそうです。

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30歳を迎えた頃に「このままでよいのだろうか」という気持ちがふくらんできたこと、沖縄の本屋さんで手にしたチラシとの出会いなどに後押しをうけ、出版社を退職後、谷根千の愛称で親しまれる谷中にお店をオープンしました。

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トークの中では、日々のお仕事のほかに街の中で書店を営む魅力も語ってくださいました。

私たち千代田図書館も「千代田ゲートウェイ」をコンセプトの1つに掲げ、地域の情報や魅力を発信する活動を行っています。なんだか共通点を見つけられたみたいで、励みになります。

小張さんが繰り返し伝えていたのは、「本屋はメディアだ」ということ。

ただ本を売るだけではなく、積極的に社会に対して問いかけていったりアクションを起こしたりすることも大切だと考えているとのことです。そのひとつとして、SNSなどの発信にも力を入れています。実際に、ひるねこBOOKSのSNSを見て今回の講演会に足を運んだという方が多くいらっしゃいました。

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ひるねこBOOKS ホームページはこちら

Twitter/Facebook/Instagram アカウント @hirunekobooks



最後は質問コーナー。会場にいる方々からの質問に、時間の許す限りお答えいただきました。

皆さんから集めた質問カードをチェック。

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「お店を開いて後悔したことは?」との質問に対して、「後悔とは違いますが...」と前置きしつつ「本を読まない人がこんなに多いんだ」という回答に笑いが起きるなど、終始なごやかな雰囲気の中、イベントが終了しました。

「人って、いろんなものでできている。そのときどきで、その人に合うものを提供できれば」と語る小張さん。地域で暮らす人々や本の作り手など様々な人と関わる本屋という仕事の魅力を知ることができました。

小張さん、ありがとうございました。

第20期「本と出会う読書サロン」は、10月~2021年3月の毎月第3火曜日、午後7時から開催します。第20期各月のテーマは10月「肉」、11月「果物」、12月「魚」、1月「野菜」、2月「米」、3月「菓子」に関する小説・エッセイ。興味のあるテーマの回だけ、といった参加も可能です。気になる方は見学だけでもしてみませんか?

まずはメンバー登録をどうぞ。→詳細はコチラから

Posted at:10:10

【レポート】千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー
「本の街 スポーツの街」編

今回は、9月12日(土曜日)に開催した千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー「本の街 スポーツの街」編の様子についてお伝えします。


毎年、春と秋の年2回開催しているこのイベント。

春は残念ながら開催を見送りましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止対策をとりながらも楽しんでいただけるよう検討を重ね、この度の開催となりました。

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千代田図書館での第1部トークショーのゲストは、ノンフィクション作家の野地秩嘉さん

2011年に刊行した著書『TOKYOオリンピック物語』(小学館)を中心に、オリンピックが日本にもたらしたレガシー(開催国・都市における有益な社会的遺産)についてお話しいただきました。

1964年の東京大会は、新幹線首都高速などの交通機能や、絵のみで案内表示を行うピクトグラムなど、現在も社会に大きな影響を持つレガシーが多く残された大会だったと野地さんは言います。

なかでも、世界中に鮮烈な印象を与えたシンボルマークと公式ポスターをデザインした亀倉雄策や、各国の選手たちの食事を一手に引き受ける選手村の調理システム作りに奔走した帝国ホテルの村上信夫シェフなど、東京大会の影の立役者となった人々のお話を、執筆時の取材エピソードとともにお聞きすることができました。

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来年開催予定の大会では、どんなレガシーが生み出され、後世に残っていくのでしょうか?

トークの最後には、会場の盛り上がりに欠かせない音楽や、インターネット配信、スポーツマーケティングなど、野地さんが注目する次のレガシーについてお話しいただきました。

この話題については、現在Webメディア「みんなの試作広場」で連載中の「TOKYOオリンピック2020と技術レガシー」でも読むことができますので、ぜひご覧ください。

野地さん、ありがとうございました!

トークショーの後は千代田図書館を出発し、第2部の街歩きに出かけます!

千代田区役所庁舎の斜め向かいにあるかがやきプラザの建つ場所は千代田区役所の旧庁舎があったことで知られますが、日本の体育教育にゆかりのある場所でもあることはあまり知られていないのではないでしょうか?

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じつはこの場所には、明治33~37年まで日本体育大学の前身である日本体育会体操学校がありました。

図書館近隣の意外なエピソードをご紹介した後は、1964年に建設され、この夏改修を終えたばかりの日本武道館の屋根を眺めながら内堀通りを進みます。

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神保町に差しかかり、古書店が多くなってきました。神保町交差点は1964年大会の聖火ランナーが走ったことで知られるスポット。当時の写真をお見せしながらお話ししました。

ここから靖国通りをもう少し進むと、神田小川町のスポーツ用品店街につながります。

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ツアーの一行は神保町の細い路地を抜け、スポーツに関する古書を多く扱うビブリオへ。

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お店のウインドウには、スポーツイベントの年代物ポスターや選手のサイン色紙がズラリ。ビブリオには本だけではなく、スポーツに関するグッズや資料が多く並んでいます。

最後は「小学館ギャラリーBH 本と街の案内所」に到着。後半は雨になってしまいましたが、無事に終えることができました。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

今回の神保町ツアーで巡ったのはこちらのコースです。
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大きな画像を見る(PDF:398KB)

Posted at:14:10

【レポート】夏のわくわく課外授業2020 ②総合「調べる学習にチャレンジ!」

前回にひきつづき、「夏のわくわく課外授業」の様子をお伝えします。

前回のレポートはこちら


8月5日(水)に、日比谷図書文化館で総合「調べる学習にチャレンジ!」を実施しました。

講師は全国学校図書館協議会 学校図書館スーパーバイザー藤田利江さんです。

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"総合"とは「総合的な学習の時間」。1998年に行われた学習指導要領の改訂に伴って導入された教育課程です。探求的なものの見方・考え方を働かせながら横断的・総合的な学習に取り組み課題解決へとつなげていきます。文字にして説明しようとするとなんだか難しそうですが、「なぜ?」を見つけることが今回の授業でいちばん大事なポイント。虫のこと、宇宙のこと、動物のこと...自分の興味のあることならなんでもOK!教科の枠は考えずに、まずは自分が知りたいことを発見しましょう。

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知りたいことが決まったら、さらに疑問を考えます。

疑問を紙に書き出したら、その答えをさがします。さあ、ここでの出番です。用意された百科事典などの参考図書を使って調べます。答えが見つかるかな?

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藤田さんやアシスタントの平岡さんにも手伝ってもらいながら、参考資料を読み込みました。

答えを見つけたら、カードにその答えを書きうつします。

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そこでひとつポイント。

書いてあったことには「 」をつけること。また、その答えが載っていた本のタイトルとページ数も忘れずに。本の引用をするときのルールも、あわせて学びます。

材料がそろってきたら、最後の仕上げ。テーマ、調べたこと、見つけた答え、感想などを1枚の紙にまとめていきます。余白には絵を描いてみるのもいいですね。

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疑問を見つけてから1つの紙にまとめるまで、およそ90分間。ここまで仕上げることができました!

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みんな、限られた時間の中とてもがんばりました。

書き足りないところは、夏休みの間に完成させてくださいね。もっと調べたいことが出てきたら、ぜひ図書館を利用してください♪

藤田さん、平岡さん、ありがとうございました!


8月31日(月曜日)から9月13日(日曜日)まで、千代田図書館9階の第2展示ウォール「夏のわくわく課外授業2020」の授業レポートと授業に関するおすすめ本を展示します。ぜひお越しください!

Posted at:11:15

【レポート】夏のわくわく課外授業2020 ①理科「地層から化石を取り出そう」

8月の訪れとともに梅雨も明けて夏本番!

読書振興センターでは、今年も夏の恒例イベント「夏のわくわく課外授業」を開催しました!

今回のブログでは、8月3日(月)に日比谷図書文化館で行った理科「地層から化石を取り出そう」の様子をお届けします♪

講師は、千代田区内にある城西大学 水田記念博物館大石化石ギャラリー学芸員の宮田真也さんと、博物館企画統括の髙橋謙輔さんです。

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「皆さんは、化石といえば何を思いうかべますか?」と宮田さん。すぐに子どもたちから「恐竜!」「アンモナイト!」と声が上がりました。

本や映画などで誰もがきっと見たことのある化石ですが、そもそも化石って何でしょう?というところから今日の授業は始まります。

化石とは、生物が生きていた痕跡

その生物はどのくらい前に生きていたものなのか?どんな場所に住んでいたの?どんな気候の土地だった?

取り出された化石はどんな生き物だったのかを知ると、その化石が出てきた地層の年代や地層が積もった環境を知ることができます。

さて、ここで髙橋さんからクイズ!進化の反対ってなんだ?」

「退化?」という声が多く聞こえてきましたが、正解は......「絶滅」です。進化とは、生き物が長い時間をかけてその形や暮らし方が変化すること。機能が失われたり形を変えたりすることを指す退化も、進化のひとつであるといえます。絶滅して命が絶えてしまったら、その先で進化することはできなくなるのです。
「だからみなさん、がんばって生きのびましょうね。」(宮田さん)

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化石について学んだら、いよいよ化石を取り出す体験の始まりです!

ハンマーやマイナスドライバーなどを安全に使って化石を割るため、自分と周りの人を守る準備はしっかりと。

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今回は、栃木県那須塩原市の塩原層群宮島層という約30万年前のカルデラ湖の堆積物からなる地層のなかから植物化石を見つけます。

約30万年前といえば、近年話題の「チバニアン」に区分される時代です。


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「植物の他に、もしかしたら虫やカエルなどの生き物も見つかるかもしれません」という先生のことばを聞き、期待が高まります。

どんな化石が出てくるのでしょうか?配られた原石の側面にみえる地層のきれいな横縞に沿って、さっそく割ってみましょう!

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安定しない形の石を割るのに始めは苦戦していた子も、だんだんと上手に。

地層の中から、木の葉の化石が出てきました!

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化石になっても葉の形や葉脈がくっきりと見え、とてもきれいです。同じ地層の中から、何種類もの違った形の木の葉の化石を取り出すことができました。

化石を見つける上で重要なことは「気づき」です。

木の葉の形が現れなくても、割った断面をルーペで拡大して「これは何?」「もしかしたら生き物かも!」と観察するのも、とても楽しい体験でした。

参加者のみなさん、割った原石は持ち帰ってまだまだ地層の観察をしてみてくださいね!

宮田さん、髙橋さん、ありがとうございました!

Posted at:14:55

千代田区の子どもたちが選ぶ「大切な本・忘れられない本」~中学生編~

前回のちよぴたブログでは、昨年11月に千代田図書館 読書振興センターが行った「第5回千代田区子ども読書調査」より、千代田区の小学生が選んだ「大切な本・忘れられない本」のうち、回答が多かった本や千代田区立図書館に所蔵がある本をご紹介しました。

小学生が選んだ「大切な本・忘れられない本」はこちらから



今回は同じく「第5回千代田区子ども読書調査」で、中学生が選んだ「大切な本・忘れられない本」をご紹介します!

本の詳しい情報は、書名をクリックしてご覧ください。



中学生の「大切な本・忘れられない本」

「大切な本や忘れられない本がありますか?」の問いに、「ある」と回答した中学生は65.3%

多い本には十数票が寄せられた小学生の調査結果とは異なり、じつに多種多様な本の回答がありました。



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『ねないこ だれだ』

せなけいこ/さく・え

福音館書店


小学生と同じく、家や幼稚園、保育園などで身近な大人に読んでもらった体験が印象に残っている生徒も多いようで、この他にも『100万回生きたねこ』(佐野 洋子/作・絵、講談社)、「おさるのジョージ」シリーズ(M.&H.A.レイ/著、福本友美子/訳、岩波書店)の名前もあがりました。



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『はてしない物語 上』

ミヒャエル・エンデ/作、上田真而子・佐藤真理子/訳

岩波書店




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『すえっこОちゃん』

エディス・ウンネルスタッド/作、下村隆一・石井桃子/訳

ルイス・スロボドキン/画

フェリシモ



子どもから大人までワクワクさせてくれる世界の児童文学もやはり人気です。

また、一度読み始めたら止まらないYA(ヤングアダルト)のシリーズものについても、多くのタイトルがあがりました。



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『都会(まち)のトム&ソーヤ 1』

はやみねかおる/著

講談社



この他『十二国記』シリーズ(小野不由美/著、新潮社)や『アルスラーン戦記』シリーズ(田中芳樹/著、KADOKAWA)、『テメレア戦記』シリーズ(ナオミ・ノヴィク/著、ヴィレッジブックス)なども人気がありました。大人の皆さんも、これをきっかけに手に取ってみてはいかがでしょうか?

ほかにあげられたヤングアダルト作品はこちら。



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『怪物はささやく』

シヴォーン・ダウド/原案、パトリック・ネス/著

池田真紀子/訳、ジム・ケイ/イラストレーション

あすなろ書房



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『中学生までに読んでおきたい哲学 2 悪のしくみ』

松田哲夫/編

あすなろ書房



中学生や高校生の時に教科書で読み、今でも大切な一冊になっているという大人も多い日本文学の作品も多く寄せられました。

梶井基次郎の『檸檬』、『人間失格』(太宰治/作、岩波書店)や『父の詫び状』(向田邦子/著、文藝春秋)など。



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『檸檬』

梶井基次郎/著、富田彩子/写真

PHP研究所




最後にご紹介するのは話題のベストセラー。2018年の本屋大賞を受賞した『かがみの孤城』をはじめ、映像化されたライトノベルや漫画まで入れるときりがないほど、たくさんの本が集まりました。



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『かがみの孤城』

辻村 深月/著

ポプラ社



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『ふたご』

藤崎彩織/著

文藝春秋



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『仮面病棟』

知念実希人/著

実業之日本社






今回ご紹介したのはほんの一部。千代田区の中学生の皆さんが、日頃から多くの本に触れていることを実感できました!

「第5回千代田区子ども読書調査」結果の詳細はこちらからご覧ください。

Posted at:13:00

千代田区の子どもたちが選ぶ「大切な本・忘れられない本」~小学生編~


千代田図書館 読書振興センター
では、千代田区立小学校・中学校に通う子どもの読書の状況や変化を把握し、今後の読書活動推進に関する施策に活用するため「千代田区子ども読書調査」を行っています。

今回のちよぴたブログでは、昨年11月に行った「第5回千代田区子ども読書調査」より、千代田区の小学生・中学生が選んだ「大切な本・忘れられない本」のうち、回答が多かった本や千代田区立図書館に所蔵がある本をご紹介します。

「大切な本や忘れられない本がありますか?」の問いに、「ある」と回答した小学生は75.4%

今の子どもたちはどんな本が好きなのでしょうか?大人の皆さんも子ども時代にきっと好きだった名作や、最新刊が次々と出版される人気のシリーズなど数多くのタイトルが寄せられました。

本の詳しい情報は、書名をクリックしてご覧ください。

小学1~3年生の「大切な本・忘れられない本」

小学校低学年では、入学前に家族などに読んでもらったと思われる絵本や読みもの、小学3年生の国語の教科書に載っている『ちいちゃんのかげおくり』を挙げる子どもが多く見られました。

また、本を読みながら冒険や謎解きが楽しめる「かいけつゾロリ」シリーズや「おしりたんてい」シリーズも大人気でした。

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『ちいちゃんのかげおくり』

あまんきみこ/作、上野紀子/絵

あかね書房

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『かいけつゾロリのドラゴンたいじ』

原ゆたか/さく・え

ポプラ社

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『おしりたんてい』

トロル/さく・え

ポプラ社

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『いやいやえん』

中川李枝子/さく、大村百合子/え、子どもの本研究会/編集

福音館書店

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『若草物語 上』

ルイザ・メイ・オルコット/作、海都洋子 /訳

岩波書店



小学4~6年生の「大切な本・忘れられない本」

小学校高学年になると、大人が読んでも楽しめる国内外の読みものが多く挙げられるようになります。『ぼくらの七日間戦争』の初版は1985年、『エルマーのぼうけん』日本版の初版は1963年!記憶に新しい『ハリー・ポッターと賢者の石』も、日本での初版は1999年です。
長く読まれている本が子どもたちにも根強い人気を誇る背景には、やはり保護者の皆さんや学校図書館司書など、子どもたちの周りの大人の影響も大きいのではないでしょうか?

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『ぼくらの七日間戦争』

宗田理/作

ポプラ社

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『エルマーのぼうけん』

ルース・スタイルス・ガネット/作

福音館書店

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『ハリー・ポッターと賢者の石』

J.K.ローリング/作、松岡佑子/訳

静山社

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『ハチ公物語-待ち続けた犬-』

岩貞るみこ/作、真斗/絵、田丸瑞穂/写真

講談社

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『ワンダー』

R・J・パラシオ/作、中井はるの/訳

ほるぷ出版



「第5回千代田区子ども読書調査」結果の詳細はこちらからご覧ください。

次回は「中学生」編をお送りします!お楽しみに♪

Posted at:17:30

ふたたびお会いできる日を待ちながら
~写真でふりかえる「ことばと音のフェスティバル♪」~

春。新しい季節は、いつもだったら活発に動きまわる日々を過ごしていたのに、今年はいつも通りとはいかない状況になってしまいました。

千代田区立図書館は現在、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言をうけ、5月31日まで休館し、イベント等も中止しています。(状況により期間変更になる場合あり)

毎年、こどもの読書週間(4月23日~5月12日)に行うイベント「ヨムキクちよだ」も、今年の開催は中止いたします。楽しみにしてくださっていた方々には、たいへん申し訳ありません。


そこで今回は「ヨムキクちよだ」復習編!イベントのひとつ「ことばと音のフェスティバル♪」のこれまでを特集します。


「ことばと音のフェスティバル♪」
はその名の通り、赤ちゃんから大人まで、皆さんにことば音楽に親しんでもらうイベントです。これまで様々なゲストがことばと音楽のコラボレーションを届けてくれました♪

2019年から2016年までをさかのぼって各回の様子をふりかえりつつ、イベントに関連した図書もあわせてご紹介します。

イベントの詳しいレポートは、各回のタイトルをクリックしてご覧ください。


2019年5月3日開催 「アルケミストのうたをつむぐコンサート」


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ボーカルとピアノの2人組 アルケミストと、ボイスパーカッションの渡辺悠さんをお迎えしてお送りしたコンサート。客席から募集した3つの言葉をもとに即興で歌・ピアノ・ボイスパーカッションを合わせ、その場で一曲を作り上げるコーナーは大盛り上がり!

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パウロ・コエーリョの小説『アルケミスト- 夢を旅した少年』からユニット名をつけたアルケミストには、文学作品から生まれた曲もたくさん演奏していただきました。


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『アルケミスト- 夢を旅した少年』

パウロ・コエーリョ/著

山川紘矢、山川亜希子/訳

地湧社




2018年4月28日開催 「よみしばい『モモ』」


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シアターオルト
の皆さんによる「よみしばい『モモ』」を上演。"よみきかせ"の気軽さと"おしばい"の迫力を組み合わせたスタイルの演劇で、世界中で愛されているミヒャエル・エンデの名作が区民ホールに登場しました。


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公演前のワークショップでみんなが作った風船のお花が、物語の最後に登場!参加型のお芝居に、子どもも大人も引きこまれました。


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『モモ』

ミヒャエル・エンデ/作

大島かおり/訳

岩波書店



2017年5月3日開催 「チリンとドロンの 世界のわらべうたと絵本のコンサート」


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うたとコントラバスのデュオ、チリンとドロンが登場!操り人形や様々な楽器を織り交ぜながら、世界中のわらべうたをたくさん演奏していただきました。

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ふしぎな言葉のリズムが楽しい絵本『ぱぽーぺぽぴぱっぷ』の読み聞かせも。


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『ぱぽーぺぽぴぱっぷ』

谷川俊太郎/文

おかざきけんじろう/絵

クレヨンハウス




2016年5月1日開催 「親子で楽しむ!はじめてのジャズ」


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千代田区内にある正則学園高等学校 ビッグバンド部の皆さんと、千代田図書館の司書とのコラボ公演!息がぴったりの演奏、それぞれのソロが決まった後は温かい拍手が起こりました。


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小さな子どもも聞きなじみのある「きらきら星」やジャズのスタンダードナンバーの演奏と組み合わせて、司書が絵本『つきよのおんがくかい』などを読み聞かせしました。


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『つきよのおんがくかい』

山下洋輔/作

柚木沙弥郎/絵

福音館書店



今回の中止はとても残念ですが、次回の開催までにしっかりと準備をしておこうと思います!どうかそのときまで楽しみに待っていてくださいね♪

Posted at:17:00

日比谷図書文化館コンシェルジュが千代田図書館のガイドツアーを体験!


「ちよぴたブログ」では、千代田図書館のコンシェルジュと日比谷図書文化館の受付コンシェルジュが月替わりで「コンシェルジュ通信」を書いています。

各館の最新情報コンシェルジュおすすめの街情報などをお届けしている「コンシェルジュ通信」。千代田図書館と日比谷図書文化館それぞれの特徴や違いを、ブログ記事を通して感じていただけているのではないでしょうか。

今日は、日比谷図書文化館の受付コンシェルジュの皆さんが千代田図書館へ来館。

お互いの業務を知る一環として、千代田図書館コンシェルジュが行っている「館内ガイドツアー」を体験いただきました!

「館内ガイドツアー」は、千代田図書館の機能コンセプトや特徴を知っていただくために行っています。

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千代田図書館では調査研究ゾーン一般開架ゾーンなどを設けています。

勉強やお仕事の調べものをしたい時は参考資料やビジネス図書が揃う調査研究ゾーン、ゆっくりと読書を楽しみたい時は北の丸公園を見下ろす一般開架ゾーンと、ご来館の目的に合わせてお使いいただけます。

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施設や各資料のコーナーの説明に加えて、現在館内で行っている展示についても詳しくご紹介。

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千代田図書館のコンシェルジュブースには、コンシェルジュが自ら作成しているグルメファイルがあります。

新刊書店や古書店、出版社が並ぶ"世界一の本の街"神保町には、カレー店や喫茶店が多数あります。古書店巡りや街歩きの参考にして下さる利用者も多いグルメファイルは、神保町古書店街の近くにある千代田図書館ならではの取り組みです。

各館が持つ特徴や機能にあわせて、千代田と日比谷それぞれのコンシェルジュは様々な仕事をしています。ガイドツアーの体験は、千代田図書館の取り組みを知っていただくよい機会になりました。

この「館内ガイドツアー」は、千代田図書館に来館の方はどなたでもご参加いただけます。

所要時間は20~30分、コンシェルジュのいる時間帯でしたら受付できますが、団体でご参加の場合は事前にご予約ください。

詳しくはこちらのページをご覧ください

Posted at:18:10

【レポート】出張ブックトーク講座 ~麴町学園女子中学校~

こんにちは。

皆さんは「ブックトーク」を知っていますか?簡単にいうと、あるテーマに沿って数冊の本を順序立てて紹介することで、ブックトークを聞くひとに本の魅力を伝え、手にとるきっかけを与えるものです。

今回は、千代田図書館の学校支援担当司書が区内の学校で出張ブックトーク講座を行った様子をお伝えします。


講座は、麴町学園女子中学校1年生の皆さんに行いました。

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本日の講座の流れを説明したのちに、司書によるブックトークの実演をします。

アイルランド」をテーマに、2冊の本を紹介しました。これは、生徒の皆さんに課題として設けられているテーマと同じです。

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テーマの「アイルランド」は、修学旅行の訪問先。「アイルランド」をテーマにしたブックトークを授業で採り上げることにより、本に親しむだけでなく、アイルランドへの理解を深めることへも繋がります。

約5分間のブックトークを、みな熱心に聞き入っていました。

実演がおわると、本の探し方やブックトークをどう組み立てていくかなどの講義に移ります。

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実際に紹介するときにはどのくらい本の内容を伝えたらいいの?2冊目の本は、どうやって紹介する?などトークを組み立てるときに考えたいポイントを整理します。また、司書ならではの図書館での本探しのコツも伝えます。生徒と一緒に講座を聞いていた先生方も、メモを取りながら頷いていました。

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いろいろな点を意識すると難しく思えてくるブックトークですが、大切なのは紹介する本に興味を持ってもらうこと。

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聞いている人に『この本を読んでみたいな』と思わせるのがブックトークのねらいです。自分のことばで発表することが大事ですよ。自分らしいブックトークを作ってくださいね。」

というメッセージで今回の講座は終了しました。


講座終了後「さっきのブックトークの本が気になる」と声をかけてくれたので、少しだけ本を開いておしゃべりしました。紹介した本の魅力が伝わったようで、うれしいです♪

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麴町学園女子中学校の皆さん、ありがとうございました。

ブックトークを楽しんでくださいね!

Posted at:11:30

読書のおともに♪オリジナルしおりをつくりました

2020年がスタートしました!

読書振興センターは今年も、本にまつわるお話や、まち情報などをお伝えするとともに、皆さんの読書がちょっと楽しくなるような活動にも引き続き取り組んでまいります。

どうぞよろしくお願いいたします。


実はさっそく、この冬に始めたことが。

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ちよぴたブログ オリジナルしおりです!

昨年末から、千代田図書館内で配布しています。


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読書振興センターのスタッフがデザインしました♪

(色や内容は時期によって変わる予定です)

自動貸出機の近くや・・・

 

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サービスカウンターなどに設置。

 
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コンシェルジュブースにもございます。

どうぞお気軽にお立ち寄りください。


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読書のおともに、ぜひご活用ください!

Posted at:16:00

【レポート】千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー
「古書店街にみる時代の移り変わり」編


12月7日(土曜日)、千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー「古書店街にみる時代の移り変わり」編を開催しました!

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毎回様々なテーマで街の魅力をご紹介している神保町ツアー。21回目となる今回は、フリーライターの岡崎武志さんを第1部のゲストにお迎えしました。

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神保町をはじめ全国の古書店についての著書も多く、"古書店通"として知られる岡崎さん。東京に住み始めたのは1990年ですが、10代の終わりごろから神保町古書店街には、関西から何度も「遠征」をしていたそうです。

現在、およそ160店の古書店が集まる"世界一の本の街"神保町。この古書店街のなりたちをお話しいただく中で岡崎さんが引用したのは、茨木のり子の詩集『鎮魂歌』(思潮社、1965年刊行)に収められた詩「本の街にて―伊達得夫氏に―」

多くの詩集や詩誌「ユリイカ」を発刊した、出版社書肆ユリイカの経営者で編集者の伊達氏に捧げられたこの詩の中に、書肆ユリイカが小さな事務所を構えていた神保町の様子が描かれています。

書肆ユリイカの他にも、1960~70年代には漫画雑誌「月刊漫画ガロ」の出版社青林堂や現在も続く美術の私塾美学校など、新しい文化が神保町から生まれていきました。

「こういう新しい文化が集まってきたのは、やはり神保町が"本の街"だったからじゃないでしょうか」と岡崎さん。

また、古書店になじみのない方でも楽しめるように、神保町の店名をいくつも挙げながら古書店巡りの楽しみ方も教えてくれました。

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古書店のなかでも、特に好きだというのが店頭に並ぶ均一棚。この日持ってきてくださった本の中の1冊『名言随筆 サラリーマン(六月社)の著者は、当時新聞記者をしていた司馬遼太郎。1955年に本名の「福田定一」で書いたこの本は、現在は数万~数十万円の値がつけられることもある貴重な1冊で、岡崎さんはなんと均一棚でこの本を見つけたそうです!

このような掘り出し物はもちろん、他にも安く売られている20~30年前の旅行ガイドブックを見てはタイムトラベル気分を味わったり、まれに古書市で売られている誰のものかわからない日記帳を買い、読んで楽しんだり...。

「自分で面白がる気持ちがあると、本はもっと面白いです。古書店の棚から自分の読みたい本を探すこともいいけれど、冒険心を持って本を探すとさらに楽しくなりますよ」

古書の楽しみを、存分に語っていただきました。

岡崎さん、ありがとうございました!


第2部は図書館を出発し、千代田図書館コンシェルジュの案内で神保町古書店街へ!

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神保町の歴史的なスポットをご案内しながら、今回は2店の古書店に立ち寄りました。

1店目はSF、映画、ミステリーなど20世紀のサブカルチャーにまつわる本を多くそろえ、2階には「ブックカフェ二十世紀」もある@ワンダー
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2店目は、神田古書センタービル2階にある昭和期の漫画専門店で、本だけでなくたくさんの漫画関連グッズが手に入る夢野書店です。
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上の写真でスタッフが掲げているモノクロの写真は、1964年にこの辺りで撮られたもの。まだ神保町に路面電車(都電)が走っていた頃です。この年には、前回の東京オリンピックの聖火ランナーが靖国通りを走りました。

第1部の岡崎さんのトークでも話された書肆ユリイカは、老舗喫茶店ラドリオ、ミロンガ・ヌォーバが立ち並ぶこちらの路地に面した小さなアパートの2階にありました。神保町の歴史の香りが感じられる一角です。

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古書店街を歩き、すずらん通りの「小学館ギャラリーBH 本と街の案内所」でツアーは終了。

10月に台風の影響を受け中止となったための振替開催でしたが、無事に開催することができました。

ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!

今回の神保町ツアーで巡ったのはこちらのコースです。

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Posted at:17:00

100字で思いを伝えます!神田一橋中学校展示「好きな本を紹介!100字ポップ」


千代田図書館9階第2展示ウォールでは、千代田区立神田一橋中学校の2年生が国語の授業で作成した、100字ポップを12月10日(火曜日)まで展示中です。


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古典や小説、ノンフィクションやエッセイなど、さまざまなジャンルから自分の好きな本を1冊選び、その魅力を100字で紹介。手書きの文字から、本に対するいろいろな思いが伝わってきます。


この授業を担当した、神田一橋中学校の三谷先生が展示の様子を見に来られたので、急遽インタビューを敢行!100字ポップ作成のいきさつや、本や図書館に対する想いなどを聴くことが出来ました。

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そもそものきっかけは、文化祭で行われるビブリオバトルの準備として、まずは生徒たちが本を理解しその魅力を見つけるにはどのような作業ができるだろうかと考えたことだったそう。

そのヒントとなったのが、四番町図書館で行っていたコメントコンテスト。これは、四番町図書館の司書が選んだ10冊の中から好きな本を1冊選び、200字以内でおすすめコメントを書くというもの。(昨年の様子についてはこちら

「さらに思いを凝縮させるには・・・100字だ!」

ということで、100字ポップが生まれました。


作成過程での生徒の様子をうかがったところ、「本はすぐに選べたけれど、いざ書くとなるとなかなか思うように進めることができない子どもたちも多かった」そうです。

まず、何を書いたらよいかわからない。書いてみたら100字では収まらない...。そんな生徒には、先生が「キャラクターや作品の展開など自分のグッとくるポイントは何かを考えてみたらどうか」とアドバイス。すると、そこから核となる部分を見つけ出して書きだすことができ、個性豊かな100字ポップ49点が完成しました。

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ポップの横には「ペンリー」(神田一橋中学校図書館のゆるキャラ)


神田一橋中学校では読書の時間が設けられており、生徒たちは学校生活の中で本に親しむことを身につけていきます。今回作成した100字ポップは学校の文化祭でも展示され、その展示を見た生徒が紹介された本を借りたりするなど、生徒たちの新しい本との出会いにつながりました。


そんな子どもたちに本とのつながりを生んだ展示が、学校を飛び出して千代田図書館へ。

三谷先生は、生徒たちには学校の図書館だけでなくぜひ公共図書館にも行ってもらいたい、と思っているそうです。

「さまざまな世代の人が利用する公共の図書館には学校にはないジャンルの本もたくさん置いてあるし、そこから大人の世界を覗けたりできますよね」と、その魅力も楽しそうに語ってくれました。

「自分たちの作ったものが展示されているのはどんな場所だろう」と、この展示をきっかけに図書館へ足を運び、触れる本の世界の幅をどんどん広げていってもらえるとうれしいです。


さらに、三谷先生と図書館との思い出も聞いてみました。

じつは三谷先生は千代田区出身。小学生の頃からまちかど図書館によく通っていたのだとか。

「本が好きっていうよりも、図書館という空間が好きだったんですよね」

まちかど図書館は、学校とつながったところにあるのに、そこは学校じゃなくていろんな人がいて見たことのない本もたくさんある、なんだか不思議な場所。そのうち静かで集中できる図書館で過ごす時間は先生の日常になりました。

そして、大学受験のときには毎日のように千代田図書館に通っていたそうです。お気に入りの席も決まっていたみたいです。そういうエピソードを聞けるのはとてもうれしいです♪

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「せっかく"本の街"にいるのだから、子どもたちに本とのつながりをつくってあげたい」

と、にこやかに、ときに熱く語ってくれた三谷先生。

すてきなお話をありがとうございました!

そして、たくさんの思いが込められたこの展示をぜひご覧ください。

神田一橋中学校展示「好きな本を紹介!100字ポップ」

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【会 期】 開催中~12月10日(火曜日)

【場 所】 千代田図書館=9階 第2展示ウォール

【主 催】 千代田図書館 読書振興センター、学校支援担当

詳しくはこちら

Posted at:10:00

【レポート】本と出会う 読書サロン 第19期オープニングイベント「講演会『子どもの本の翻訳って?』」


千代田図書館では、本を通じた交流の場として「本と出会う 読書サロン」を年2期(6月~9月、12月~翌年3月)、「読書の会」主催で行っています。1冊の本について語りあう読書会とは違い、テーマに沿った本を各メンバーが選んで持ち寄り紹介しあうのがこの会の特徴です。

今回は、12月から始まる第19期のメンバー募集を兼ねたオープニングイベントとして開催した講演会「子どもの本の翻訳って?」の様子をご紹介します。


ゲストは、翻訳家のさくまゆみこさん

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これまで200冊以上の絵本・児童書などの翻訳を手がけてきたさくまさんに、まずは子どもの本を翻訳するということについてお話しいただきました。

一般に翻訳というと外国語を日本語に訳すパターンと、日本語を外国語に訳すパターンがありますが、さくまさんの主なお仕事は外国語(おもに英語)から日本語への翻訳。

外国語のスキルが必須なのはもちろんですが、原文で書かれていることをちゃんとした文章で子どもたちにおもしろく伝えるためには、日本語がとても重要になります。


翻訳に至るまでの流れから実際の作業についてお話いただく中で感じたのは、さくまさんは本との出会いをとても大切にしているということ。

「翻訳すべき本は、子どもにとって窓になる本であるように」

本を開くことが、日常と違うすばらしい景色を見られるものであってほしい。もしも嫌なことがあれば、本がそこから逃れられる場所であってほしい。窓を開けるのは子どもだが、その窓を用意してあげるのが大人の役目であるとおっしゃいました。


また、翻訳の作業に要する長い時間の中で、その本に書かれた作者の思いを追体験することになるといいます。『路上のストライカー』(マイケル・ウィリアムズ/作、さくま ゆみこ/訳、岩波書店)や『ローザ』(ニッキ・ジョヴァンニ/作、ブライアン・コリアー/絵、さくま ゆみこ/訳、光村教育図書 )は、国や文化の違いはあっても日本の子どもたちの心にきっと届くものがあるはずだと感じ、翻訳に取り組んだというお話をしてくださいました。

後半には、「アフリカ子どもの本プロジェクト」についてのお話もありました。

さくまさんの著書『エンザロ村のかまど』をきっかけに発足したこのプロジェクトでは、ケニアにドリームライブラリー(子ども図書館)を作り、その運営を支えたり、日本の子どもたちにアフリカの文化や子どもたちのことなどを紹介する活動を行っています。

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『エンザロ村のかまど』

さくまゆみこ/文 沢田としき/絵

福音館書店


図書館の建物や、そこで本を読むこどもたちの様子などをスライドでご紹介いただきました。

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青空の下、ライブラリアンによる読み聞かせにたくさんひとが集まっています。読んでいるのはスワヒリ語に翻訳された日本の絵本。


最後に、この活動をきっかけに日本での翻訳・出版に至った本をご紹介いただきました。

タンザニアのポップアート「ティンガティンガ」の手法で描かれた動物たちの絵が鮮やかな絵本『なかよしの水 タンザニアのおはなし』。前作『ごちそうの木』とともに、スイスやドイツなど数多くの国で翻訳されている絵本です。

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『なかよしの水 タンザニアのおはなし』

ジョン・キラカ/作 さくま ゆみこ/訳

西村書店


1時間と、とても短い時間ではありましたが、翻訳の難しさや大変さ、そしてなによりもその仕事の喜びや楽しさがたっぷりと聞けた講演会でした。

さくまさん、ありがとうございました!


第19期「本と出会う読書サロン」
は、12月~2020年3月の毎月第3火曜日、午後7時から開催します。第19期各月のテーマは小説(12月「歴史」、1月「SF」、2月「ミステリー」、3月「恋愛」)。これらのテーマで、読書サロンのメンバーがどんな本を紹介するのか、気になる方は見学だけでもしてみませんか?

まずはメンバー登録をどうぞ。→詳細はコチラから

Posted at:16:00

【レポート】ランチタイムの日比谷公園で「Lunch Time Open Library」
開催中!

10月6日(日曜日)まで、日比谷公園では「HIBIYA Shibafu de café 2019」が開催されています。

日比谷図書文化館では、今日と明日金曜日の2日間「Lunch Time Open Library」としてこのイベントに参加しています♪

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Lunch Time Open Library

【日時】10月3日(木曜日)・4日(金曜日)

    午前11時30分~午後1時30分

※雨天中止



日比谷図書文化館をはじめ、千代田区立図書館各館で役割を終えた本(リサイクル本)を集め、芝生の上でランチやお茶を楽しむ皆さんに自由に本を手に取っていただけます。

小さな子どもも楽しめる絵本や紙芝居、小説にビジネス書、雑誌やビジュアル本まで幅広いジャンルのリサイクル本をご用意しました♪

気に入った本はご自由にお持ち帰りいただけます(無料)

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初日の今日は、気持ちのよい晴れ♪芝生を囲むバラの花壇も見頃です。

噴水広場にはお弁当やスイーツ、飲み物を売るキッチンカーが並んでいました。

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子どもと一緒にピクニックに来たお母さんたちや、ランチに立ち寄ったビジネスパーソンの皆さんに本を手に取っていただきました。

「図書館がこういう活動をしているのを初めて知りました!子どもが本好きなので、持って帰って読みたいと思います」という嬉しい声も。

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ゆっくり本をご覧になりたい方は、ランチタイム前後の時間帯がおすすめ。

都心のオアシス日比谷公園の、普段は足を踏み入れることのできない芝生の上でひと息つきませんか?

「Lunch Time Open Library」は、雨が降らなければ明日も開催しますので、ぜひお越しください♪

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「HIBIYA Shibafu de café 2019」の詳細については前回のブログでご紹介しましたので、こちらをご覧ください。

Posted at:14:15

【レポート】出張読み聞かせ講座「めざせ!読み聞かせマスター!」
~共立女子大学 編~

 

読書振興センターでは、情報発信やイベント・講座の開催などにより、子どもや子どもをとりまく大人の読書推進に取り組んでいます。

学校支援担当司書による読み聞かせ講座もそのひとつ。

今回は、その講座の様子をお伝えします!

 

 

学校支援担当司書は、普段は千代田図書館から区立小中学校やこども園などへ行き子どもたちや教員、保護者の読書活動を支えるのが主な仕事ですが、依頼をうけて講座の講師を務めることもあります。

本に親しみ、読書への関心を高めるきっかけとして、子どもたちに絵本の読み聞かせにチャレンジしてほしいという思いもあり、2015年より千代田区にある小学校から高校を対象として出張読み聞かせ講座を行っています。これまでに講座を受けた学校では、小学校の朝読書の時間や高校の文化祭などで実際に読み聞かせを実践しているそうです。講座がその後の活動に結びついていると聞くと、私たちもとてもうれしいです♪

今回もまた依頼を受けて出張した先は・・・共立女子大学

いつもの講座は高校生までを対象としていますが、千代田区立図書館との連携がきっかけとなり今回の講座が実現しました。

 

 

集まったのは、共立女子大学・短期大学の学生図書委員会のみなさん。

ウォーミングアップをかねて、最初に講師による絵本の読み聞かせが披露されました。

 

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「自分が読み聞かせをしてもらうのはひさしぶり」

と懐かしみながら、みなさん楽しんでいました。

 

みんなで読み聞かせを味わったら、レクチャー開始。

講師が見本をみせながらポイントを確認していきます。

 

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読むときのポイントは、第一に全員にしっかりと届く声で読むこと。大きな声で読むことが基本です。また、スピードに気をつけること。緊張していると、つい早口になりがち。でも、絵本はあらすじだけでなく絵も楽しむもの。じっくりと絵も楽しめるペースをこころがけます。そのほかに、本の持ち方ページのめくり方にも気を配ります。注意するポイントがたくさん…なかなか奥が深いです。

 

ポイントは、読み方だけでなく本の選び方にもあります。

まず大前提としては、自分の好きな本を選ぶこと。その上で気をつけたいことは、距離があっても楽しめるものになっているかどうか。小さいものや細かい絵だと、遠くからよく見えません。本や絵の大きさ、シンプルな絵や、遠くからでもはっきりと見える絵を選ぶとよいです。

それでも本選びに迷ってしまったら、ベストセラーよりロングセラーをおすすめします。いま人気がある本もよいけれど、長く愛されているロングセラーの本を手にとってみてください。

 

今回の対象は大学生ということもあり、いつもよりも少し踏み込んだ内容も織り交ぜながら講座を進めます。学齢別のおすすめする絵本の傾向についての解説なども行いました。

そうしてひととおり座学をおえたところで、実践開始!

少人数のグループに分かれて、交代で読み聞かせの練習をします。

 

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なかなか本をまっすぐに持ちつつ読む、ということがむずかしいようです。

そこへ講師がアドバイス。

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読み聞かせの楽しさと難しさをみんなで体験したあとは、大型絵本を使った読み聞かせについてみんなで考えました。10月19日(土曜日)・20日(日曜日)に開催される学園祭 共立祭で、主に未就学児を対象に大型絵本の読み聞かせをするのだそうです。

 

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大型絵本の読み聞かせは2~3人のグループで行います。本を支える人・めくる人と読む人とに分かれるため、メンバー同士でタイミングを合わせることが必要になります。また、どこに立てばよいか、見やすい高さはどの辺りか、などの位置を考えることも重要。実際に読み聞かせを聞く側になってみるなど、実際に動きながら試していました。

 

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講座の終盤に設けられた質問の時間では、「絵本の中に節まわしが出てきたら、どういう音程で読めばいいですか?」など、読み聞かせ練習の体験の中から生まれた疑問の声がいろいろ出ました。

 

最後に、講師からメッセージ。

「できるだけ、大きな気持ちで楽しんで読んで。読み手がその絵本を楽しんでいることは、聞いている人にも伝わるもの。『上手に読もう』とガチガチになって読むよりも、楽しさが伝わってくる読み方のほうがずっといいです。あとはしっかり練習して、本の内容を自分の中に沁み込ませて、自分の身体からおはなしを伝えられるようになってくださいね。」

 

 

終始おだやかでアットホームな雰囲気の中行われた今回の講座。この雰囲気の中だったら、子どもたちもきっと安心して読み聞かせを楽しむことができるにちがいありません。共立祭が楽しみですね♪

共立女子大学・短期大学 学生図書委員会のみなさん、ありがとうございました!

Posted at:10:15

【レポート】夏のわくわく課外授業③
図工「図書館の"親切サイン"を作ろう」

夏休み恒例イベント「夏のわくわく課外授業」の様子を「社会」 「英語」とお伝えしてきましたが、いよいよ最後の科目のレポートです。

8月5日(月曜日)に図工「図書館の“親切サイン”を作ろう」を開催しました!

 

今回の先生は、本間由佳さん。

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明星大学デザイン学部で教鞭をとるほか、子どもが楽しみながら学べる教材の開発やデザインを手がけるなど、「学び」と「デザイン」のプロフェッショナルです。

 

この授業では、頭をいっぱい使っていろいろなことを考えます。

そのウォーミングアップとして、最初に紙タワー作りにチャレンジしました。

材料はA4サイズのコピー用紙5枚と、セロハンテープのみ。制限時間は5分。自立する、いちばん高いタワーを作った人が優勝です。

さっそくスタート!

 

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紙を折ってみたり、積み上げてみたり、みんないろいろと試行錯誤してタワーを作り上げます。出来上がったタワーは、形も高さもさまざま。同じ材料を使っているのに、ふしぎですね。

 

さあ、ウォーミングアップや自己紹介を終えたところで、本題に入りましょう。

図工のテーマは「図書館の“親切サイン”を作ろう」です。

まずは、サインについて考えます。サインとは「人々の行動のよりどころとなる情報を具体的なかたちで表したもの(※)」と定義づけられます。そして、「人々がよりスムーズに行動し、より快適に過ごし、より豊かに生活できるように、『サイン』をさまざまな角度から考えながら計画し設計すること(※)」がサインデザインです(※ 公益社団法人日本サインデザイン協会ホームページより引用)。

例えば、街中にあるトイレのサインもいろいろと種類があります。乳幼児用や身障者用、オストメイト用の設備を整えているというサインや、高齢者や妊婦やLGBTの人など年齢性別を問わず利用できるというサインなど、その街や施設を訪れるあらゆる人を想定して設置されています。

それはどんなもので、どんなひとが、どんなことに使うのか。

これらをヒントに、なにが親切なのかを考えていきます。

 

親切サインを考える前に、先生から今日のルールが発表されました。

 

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3つのルールを確認して、いよいよ親切サイン作りスタート!

かゆいところに手が届くような ちょっとした親切」を探しに、図書館内の調査にみんなで出かけました。図書館内については、コンシェルジュがいろいろ教えてくれます。

 

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基本的な情報を教えてもらったあとは、各自で調査。「ちょっと親切が足りないかな?」「こうしたら親切かな?」というポイントはどこにあるのでしょうか?

 

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気になることは、すかさずメモ。

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調査から戻ったら、アイデアスケッチをしてデザインを決めます。「これの場所がわかりにくいな」とか、「これの使い方を教えてもらったらもっと便利!」など、調査のときに感じたことをかたちにしていきます。

 

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いろんなひとの目線で、いろんな立場になって考えたサインが出来上がりました。

今回の授業では、何気なく図書館で過ごしていると気付かなかったことを考えるきっかけになりました。ここで考えたサインや調査での視点などにヒントをもらって、より親切な図書館を目指していきます!

本間さん、ありがとうございました!

 

9月2日(月曜日)から23日(月曜日)まで、千代田図書館9階の第2展示ウォールでは「夏のわくわく課外授業2019」3教科の授業レポートと授業に関するおすすめ本を展示します。

さらに期間中は、図工の授業で作成したサインを千代田図書館内に設置します。どこに、どんなサインが設置されるのでしょうか?ぜひ、お越しください♪

 

Posted at:10:30

【レポート】夏のわくわく課外授業②
英語「英語でまち案内をしよう」

 

千代田図書館の夏の恒例イベント「夏のわくわく課外授業」先日の「社会」の授業に続き、今回は、8月3日(土曜日)に開催した英語「英語でまち案内をしよう」の様子をお伝えします。

 

先生は、小学生から高校生までに英会話や多読など、英語の幅広いスキルを教えるEunice English Tutorialを主宰し、都内の大学でも教鞭をとる宮下いづみさんです。

 

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まずはウォーミングアップ。日本語とは違う英語の発音を感じるために、音楽に合わせながら口に出してみます。

 

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英語でのコミュニケーションは、自己紹介から。

「Hello, my name is ○○.」の後に、自分の名前のスペルを教えると外国の方でも覚えやすそうです!例えば「Chiyoda」なら「“C” for Canada.」「“H” for hat.」…というように。

さっそく実践してみましょう♪この日の授業は、日本の大学に留学中のAshishさんにもお手伝いいただきました。

みんな、順番に自己紹介と自分の名前のスペルを説明します。

 

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「こちらにどうぞ」「ここは○○です」など、今すぐにも使えそうな簡単な表現もみんなで練習しました!

 

次は英語での道案内の練習。東西南北を表す単語は体を動かしながら発音して、楽しく覚えます。

 

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2班に分かれて「Turn left.」「Turn right.」の指示の練習も。相手チームが壁にぶつからないように、上手に誘導できるかな?

 

授業の後半は「ミニ英語まち案内辞典」を手づくりしました。

まず、外国人の友達に紹介したい日本の場所や食べ物をみんなで考えます。

「小学生のみんなが、いま好きなものは何?自分の暮らしの周りのことや習慣も、海外の方から見たら珍しくて面白いものが多いから、ぜひ紹介してあげて」と宮下先生。

 

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「ミニ英語まち案内辞典」のノートに今日習った自己紹介、それから自分で考えた“紹介したいもの”を書いていきます。みんなが紹介したいのは「東京スカイツリー」「浅草の雷門」「皇居」「ジブリ美術館」「きもの」「アニメ」「タピオカ」…イラストを添えたり、紹介の文を先生や保護者と一緒に考えたり。どうしたらわかりやすく伝わるかを自分で考えながら、思い思いに書いていきます。

 

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東京には、たくさんの人が外国から旅行にやってきます。オリンピック・パラリンピックを迎える来年にはさらに多くの人が訪れ、小学生の皆さんとも接する機会が増えそうです。

紹介したいもの、知ってほしいことを書きとめた辞典ができたら、外国人のお友達もたくさんできそうですね!

今日の授業で作ったのは辞典の始まりの部分。ぜひ、家に帰って続きを書いてみてくださいね♪

 

授業の中では、千代田図書館に所蔵する英語の絵本の紹介もしていただきました!

図書館には、日本の文化を紹介するものや簡単な会話から学べるものなど親子で楽しみながら英語にふれられる英語絵本も多く所蔵していますので、皆さんも参考にしてみてはいかがでしょうか?

 

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こうして盛りだくさんの授業は終了。

宮下さん、Ashishさん、ありがとうございました!

Posted at:14:15

【レポート】夏のわくわく課外授業①
社会「からだで話そう 手話で話そう」

 

7月はスッキリしない天気が続いていましたが、ようやく太陽が姿を現してくれるようになりましたね。いよいよ夏本番!千代田図書館の夏の恒例イベント「夏のわくわく課外授業」もスタートしました!

今回は、7月27日(土曜日)に開催した社会「からだで話そう 手話で話そう」の様子をお伝えします。

 

この授業の先生は、NPO法人ホープの皆さん。

千代田区を中心に高齢者や障害者の生活を支える活動をおこなっている団体で、以前読書振興センターが映画のバリアフリー上映会を開催したときにもご協力いただきました。

今回は永田潔さん五由出晴夫さん安武陽一郎さん成瀬千夏さんにお越しいただきました。

 

はじめに、手話で自己紹介。

これは何を表す手話だと思いますか?

 

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これは、「名前」という意味を表す手話です。

てのひらが、他方の手の親指が印鑑を表し、紙に判を押す動作から「名前」を意味する手話になったのだそうです。

このように、手話では形や動作をもとにして表されることが多いのですが、それについては後ほど詳しく教えていただきます。

 

まずは、ジェスチャークイズでウォーミングアップ。

「バナナ」「ゴリラ」など簡単なクイズから始まり、問題はちょっとずつ難しくなっていきます。

 

では、これはなんでしょう?なんだか、つらそうな表情をしていますね。

 

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正解は、「すっぱい」です。

指先をすぼめて口元に持っていき広げたこの動きは、手話の「すっぱい」を意味します。

ジェスチャークイズを楽しんでいたら、いつの間にか手話の勉強に移っていました。

 

ここから改めて、手話のいろいろな表現を学んでいきます。

さきほど学んだ「すっぱい」のほかにも、味覚を表す表現は「からい」「おいしい」「甘い」などいろいろあります。これらに共通している動きは、手を口元に持っていくこと。また、手の動きや位置だけでなく、顔の表情もとても大事です。

 

つぎに、自己紹介をするためのいろいろな手話、苗字・家族(父・母・兄弟姉妹など)の表し方、地名の表し方などを教えていただきました。

例えば「千代田」は手で「千」「田」の形を作って表します。「神田」は手を合わせ神様を拝む動作の後に手で「田」の形を、「富士見」富士山の形を両手で作った後に「見る」動作をして表す・・・など、地名の手話も漢字の形や動作をもとに作られていることが分かりました。ジェスチャーみたいで面白いですね!

 

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これが「田」の手話。指を3本ずつ垂直に重ねて「田」という漢字の形を表しています。

 

先生たちの手話のお手本を見たら、二人一組で会話を練習します。

「私の名前は○○です、よろしくお願いします。あなたの名前は?」

「あなたの家族は何人ですか?」「私の家族はお父さん、お母さん、私、妹の4人です」

「あなたの家はどこですか?」「○○です」「私の家と近いですね」

 

この他にも、困っている人がいる時に使えそうな表現「大丈夫ですか?」「救急車」「薬」「痛い」などの手話も教えていただきました。

 

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今すぐに手話で長い会話や難しい会話をすることは難しくても、“どうしたら相手に伝わりやすいかな?”と考え、伝えようとするところからコミュニケーションは始まります。

手話に対する理解を深め、コミュニケーションのきっかけとなる授業でした。

NPO法人ホープの皆さん、ありがとうございました!

Posted at:13:30

【レポート】四番町図書館の人気イベント「こども一日図書館員」

 

いよいよ、子どもたちが待ちに待った夏休みがやってきました!

今回は、四番町図書館恒例、夏休みの人気イベント、小学3~6年生を対象にした「こども一日図書館員」のようすをお届けします♪

 

黄色いエプロンをつけ、任命書を受け取ったら一日図書館員の仕事がスタート!

図書館で働くために、まず公共図書館や本について知るところから始めます。

 

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図書館には本がたくさん!四番町図書館は、105,000点以上の本・CD・DVDなどの「資料」を持っています(平成30年度)。

こんなにたくさんの資料を整理するために、図書館では1冊1冊に本の住所を示す「分類」を行っています。

大きな分類は「0」~「9」まで10個。例えば、「4」は自然科学の本の分類記号です。算数の本や宇宙の本、昆虫や動物など生物の本、そして人間の体のことが書かれた本も「4」の仲間。そこから、本の内容によってさらに細かく分類され、図書館の書棚に並べられます。

千代田区立図書館では、子どもの本は分かりやすく2桁までの数字を使って簡単に分類しています。

 

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たくさんの本の分類を覚えることはとても大変そう…。細かい数字を見るだけで「難しそう!」と思ってしまいますよね。

でも、本は1冊ずつが住所を持っていることがわかっていれば、これから図書館で本を探すことがもっと簡単に、もっとおもしろく感じられるはず。家のちかくの図書館や小学校の図書館の本も、ぜひ分類や並べ方に注目してみてくださいね。

レクチャーでは、本の分類の他に、図書館のルール個人情報を守ることの大切さなどについても知ってもらいました。

 

図書館や本について学んだら、四番町図書館の探検に出発です!

さっき習った分類ごとに分けられた書棚や、児童書や絵本を集めた子ども図書館を見て回ったら、図書館の地下室へ。普段立ち入ることのできない、電動式の大きな書棚が並ぶ閉架を見学しました。

 

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こちらは第2閉架。古い新聞や文庫本、新聞の記事を小さくした縮刷版がズラリと並びます。

 

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「縮刷版で、自分の生年月日の新聞記事を探してみよう」と司書。みんな目を輝かせて記事に見入っていました!

 

続いては図書館のバックヤードで本の貸出・返却の操作方法を習います。カウンターで大切なあいさつや声がけも練習したら、いよいよ図書館のカウンターへ!

 

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貸出券を預かって、バーコードをスキャンして…貸出の時は「〇月〇日までのご利用です」「ありがとうございました」とあいさつも忘れずに。

 

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返却の時は、忘れ物が挟まっていたり本が壊れていないかしっかり見て、バーコードを読み取ります。

はじめは緊張していた子どもたちも、利用者の皆さんに「ありがとう」「がんばってね」と声をかけられて、いきいきと仕事に取り組んでいました。

 

カウンターでの仕事の他にも、予約された本を書棚から探し出す作業、返却された本を書棚に戻す作業も体験。

 

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レシートに印字された情報をもとに資料を探します。さっき習った「本の分類」を思い出しながら本を探して…発見!

 

最後に四番町図書館の栗田館長から修了書を受け取って、こども一日図書館員の仕事は終了です。

 

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参加してくれた皆さん、ありがとうございました!

 

四番町図書館では、7月24日(水曜日)と8月5日(月曜日)~7日(水曜日)にも「こども一日図書館員」を行います(参加受付は終了しています)。

カウンターで頑張る子どもたちを見かけたら、ぜひあたたかい声をかけてあげてくださいね♪

Posted at:16:45

【レポート】千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー
「本の街のバックヤード 東京古書会館」編

 

5月23日(木曜日)、千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー「本の街のバックヤード 東京古書会館」編を開催しました!

今回は、5月25日(土曜日)まで千代田図書館で開催していた企画展示「図書館から始まる"ぶらり旅" まるごと神保町」の関連イベントとして、東京古書会館の見学と神保町古書店街の街歩きを楽しんでいただきました。

 

ツアーは東京古書会館からスタート!

読書や古書店めぐりが好きという方でも、古書会館が何をしているところか知っている方はあまり多くないのではないでしょうか?

今回見学させていただいた東京古書会館は、2003年に建て替えられた地下1階、地上8階建てのビル。まず始めに、東京古書組合大場さん(写真右)から、この場所で行われている古書の交換会(古書籍の市場)の仕組みや、東京古書会館の役割などを説明していただきました。

 

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東京古書会館では、日本全国から集められた古書籍を取引する、様々なジャンルの交換会が月曜日から金曜日まで毎日行われています。交換会では古書店を経営する組合員のみが出品・入札することができ、ここで落札された本がそれぞれの古書店の店頭に並び、新しい読者や研究者、全国の図書館や資料館、大学などに渡っていきます。

時おり、このような交換会で歴史的・文化的な価値の高い貴重な資料が発見された、というニュースが報じられることがあります。目利きの古書業者どうしによって取引される交換会は、文化財となるかもしれない貴重な資料が失われるのを防ぐ役割も果たしているんですね!

 

東京古書会館について知ったところで、いよいよ交換会の見学へ!今回のツアーでは、東京古書組合神田支部(神田古書店連盟)が運営する交換会を特別に見学させていただきました。

案内してくださったのは神保町にある山吹書房店主の松井さん(写真右)。

 

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組合員の入札を待つ古書の束がずらりと並んだ会場を見ながら、参加者の質問にもひとつひとつ丁寧に答えていただきました。

松井さん、大場さん、貴重な機会をありがとうございました!

 

一行は東京古書会館を後にして、神保町古書店街の街歩きに出発!

 

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老舗の古書店や大型新刊書店が軒を連ねる靖国通りを渡って喫茶店が並ぶ路地を通り、すずらん通りのビルの一室でひと息。ここを拠点にして古書店めぐりに出かけます。

 

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今回巡ったのは小宮山書店一心堂書店悠久堂書店村山書店の4店舗。いくつもの古書店を見比べることで、それぞれの専門分野や個性が見えてきます。

 

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短い見学時間でしたが、参加者の皆さんは「古書店について知った後だと、それぞれの古書店の違いがよくわかっておもしろい」「少し入りづらいと思っていた店に入れてよかった!」と楽しんでくださった様子。

 

ツアーの後半は、街の歴史的なスポットや古書店街のなりたちをご紹介しながら神保町を歩きます。

 

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さくら通りの和紙専門店 山形屋紙店。江戸時代の元禄年間、この辺りに旗本・神保家の武家屋敷があったことから街の名前が「神保町」となったと言われています。

 

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この他にも文学にまつわるエピソードなどをご紹介しながら、ツアーの最終目的地千代田図書館へ!最後に、館内の企画展示「図書館から始まる"ぶらり旅" まるごと神保町」をご紹介してツアーは終了しました。

ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!

 

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今回の神保町ツアーで巡ったのはこちらのコースです。

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Posted at:10:30

【レポート】「本と出会う 読書サロン 第18期オープニングイベント」を開催しました

 

千代田図書館では、月ごとに決めたテーマに関する本を一人一冊持ち寄り紹介しあう、本を通じた交流の場「本と出会う 読書サロン」を年2期(6月~9月、12月~翌年3月)、「読書の会」主催で行っています。

今回は、6月から始まる第18期のメンバー募集とオープニングを兼ねて開催した講演会「ビジュアル本編集のポイント」の様子をご紹介します。

 

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ゲストは編集者島本脩二さん

現在はフリーの編集者として活躍されている島本さんですが、お話しは出版に関わり始めた小学館での経験から始まりました。

 

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小学館では『週刊ポスト』『GORO』『マミイ』『写楽』などの編集部員、さらに『P.and』『TOUCH』の編集長を務めた島本さん。これらの雑誌編集に関わりながら、当時多くの若者に影響を与えた書籍・矢沢永吉さんの『成りあがり』を生み出しました。

 

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講演には貴重な『成りあがり』の初版本や、YMOの希少な写真集などをお持ちくださいました!

 

1960年代から写真の製版技術が進歩し、出版にも広く使われるようになってきたことも重なり、学生時代から写真や絵に興味を持っていた島本さんは、写真集を作りたいという思いを持つようになります。

当時から出版界には“写真集は売れない”という傾向があったそうですが、島本さんは「大きくて、厚くて、高価で、著名な写真家の作品を手を洗って正座して見るような『墓石のような』写真集ではなく、もっとくつろいで気軽にビジュアルを楽しめる写真集を作りたかった」といいます。

そうして生まれたのが“レコードを聴きながら見る” 『PEACE』 『LOVE』をはじめとした数々の写真集、さらには1982年に企画編集してベストセラーとなった、憲法原典と写真を組み合わせた『日本国憲法』でした。

 

講演の中盤には、1986年に偕成社の創業50周年記念として出版した『世界の子どもたち』のお話しを聞くことができました。小学館の仕事のかたわら編集を担当した『世界の子どもたち』は、世界35か国に写真家を派遣し、そこで撮影した“ふつうの子どもたち”の衣食住や移動といった生活のようすを収めた写真絵本シリーズです。35冊の絵本は全国の公立図書館や学校図書館に置かれ、多くの子どもたちの手にとられてきました。

このシリーズは2014年に、今度は偕成社の創業80周年記念出版として36冊の『世界のともだち』シリーズとして新たに刊行、第64回産経児童出版文化賞大賞を受賞しました。

 

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左の写真で島本さんが手に持っているのが千代田図書館にも所蔵の『世界のともだち』シリーズ。『世界の子どもたち』シリーズと比べながら、前回と変えなかったところ・新しくなったところをお聞きすることができました。

 

「編集者が本を作る時に考えることは “何を” “誰に” “どのように” 伝えるか、という3つのこと」と島本さん。短い時間でしたが、どの本にも「読者に届けたい」という熱意を持ち、楽しみながら本を作ってきたようすが確かに伝わる講演会でした。

島本さん、ありがとうございました!

 

第18期「本と出会う読書サロン」6月~9月の毎月第3火曜日、午後7時から開催します。第18期各月のテーマは「喜」 「怒」 「哀」 「楽」。これらのテーマで、読書サロンのメンバーがどんな本を紹介するのか、気になる方は見学だけでもしてみませんか?

まずはメンバー登録をどうぞ。→詳細はコチラから

Posted at:17:45

【レポート】第11回ことばと音のフェスティバル♪「アルケミストのうたをつむぐコンサート」

 

5月3日(金曜日・祝日)、千代田区役所1階区民ホールで、第11回ことばと音のフェスティバル♪「アルケミストのうたをつむぐコンサート」を開催しました!

 

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今年の出演者は、ボーカルとピアノの2人組 アルケミスト(写真左)と、ボイスパーカッションの渡辺悠さん(写真右)です。

 

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初夏を思わせる晴天に恵まれたこの日、午前と午後2回上演したコンサートには、ベビーカーに乗った赤ちゃんからご年配の方まで、たくさんの方にお越しいただきました!

 

アルケミストは、ボーカル担当のこんやしょうたろうさんと、ピアノ担当のいじりけいたさんのユニット。ブラジルの作家、パウロ・コエーリョの小説『アルケミスト- 夢を旅した少年』から名付けています。

午前の回では小さな子どもも一緒に歌える童謡のメドレーが入った楽しいプログラムを、午後の回では『ねこはしる』(工藤直子/著、童話屋)をモチーフにした楽曲「ラン」「ユメミ」など、優しい歌声とピアノの音色を堪能できるプログラムをお送りしました。

 

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午前と午後どちらの回でも行ったのが「即興のコーナー」。客席から与えられた3つの言葉をもとに、アルケミストと渡辺悠さんが即興で歌・ピアノ・ボイスパーカッションを合わせ、その場で一曲を作り上げます。

 

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「どんな言葉がいい?好きなものでも、パッと思い浮かんだものでも何でもいいよ」とこんやさん。3つの言葉から、どんな歌ができるのでしょうか?

 

午前の回では「パトカー」「うた」「ママ」、午後の回では「かえで」「家族旅行」「ぶどう」という言葉が、それぞれ客席の子どもや大人からあがりました。

3つの言葉が書き出されるとすぐに、いじりさんのピアノが奏でられ、渡辺さんのボイスパーカッションがリズムを刻みはじめます。

 

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こんやさんの歌は、つぎつぎに3つの言葉を織り込みながらひとつのおはなしになっていて、まるで短い小説のよう。目の前で新しい歌が紡ぎだされていくのを子どもから大人まで耳をすませて聞き入りました!

これこそCDでは聞けない、生のコンサートならではの体験ですね。

 

コンサート中、「子どものころから、本を読んで物語の続きを自由に想像するのが好きでした」と話していたこんやさん。『ねこはしる』や、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』など、本から生まれた楽曲の数々も演奏いただき、客席の皆さんに「ことば」と「おと」をたっぷり楽しむ時間を過ごしていただくことができました♪

 

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アルケミストのお二人、渡辺悠さん、ありがとうございました!

ヨムキクちよだ2019は5月12日(日曜日)まで開催中。ぜひご家族そろって千代田区立図書館にお越しください♪

Posted at:16:15

【レポート】四番町図書館でプログラミング体験イベント!

 

3月30日(土曜日)、四番町図書館で子ども向けのラウンジセミナー「お気に入りの本のせかいを、プログラミングでひろげよう!」を開催しました。

 

2020年から小学校の授業にも導入されることになり、注目を集めているプログラミング教育

今回のセミナーでは、小学校1~3年生を対象に、お気に入りの絵本の世界から想像力をふくらませて、プログラミングを使ってアニメーションを作りました。

 

講師は(株)LITALICOワンダー水道橋の皆さん。

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子どもたちは1人1冊持ち寄ったお気に入りの本をもとに、どのようなアニメーションを作るのでしょうか?

まずは、「こんな世界にしたい」「こんなキャラクターがいい」「こんな動きをさせたい」というみんなの考えを、紙に鉛筆で書いていきます。

 

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作りたいアニメーションが決まったら、いよいよプログラミングを体験!

ひとり1台ずつタブレット端末が配られ、まずはアニメーションの背景から選んでいきます。

 

今回使うのは子ども向けプログラミング学習用ソフト「スクラッチ」。カラフルなブロックを積み重ねることで、小さな子どもも直感的な操作で画面の中の絵を動作させることができます。

 

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次に作るのは、アニメーションで動かすキャラクター

ソフトに用意されたたくさんのキャラクターから選ぶ子もいれば、自分で絵を描いて動かしたい!という子も。

タブレット端末を使って絵を描くのは大人でもなかなか難しいですが、みんな頑張って描いています。

 

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背景・キャラクターが揃ったら、いよいよ絵を動かします!

参加者の中にはタブレット端末を使い慣れている子もいれば、ほとんど初めて触るという子も。

配られたテキストを見て講師に手伝ってもらいながら、プログラミングを進めていきました。

 

休憩を挟みながら、2時間のセミナーはあっという間に終了。

タブレット端末で絵を自分で描いてつくったものや、プログラミングを何度も試して動きや会話を工夫したものなど、さまざまなアニメーションができました!

仕組みを使って自由に創作できるプログラミングだからこそ、出来上がったものにはそれぞれの子どもが持つ個性がはっきりと表れるんですね。

 

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▲持ってきた恐竜の絵本のイメージに近い背景やキャラクターを選んで、たくさんの恐竜がおもしろい動きをするアニメーションを作りました。

 

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▲セミナーの最後には保護者の皆さんにも作品をお披露目!自分でおはなしを作って、2つのキャラクターが会話するアニメーションを作りました。

 

今回作った作品は、皆さんのおうちのパソコンなどから続きを作ることもできます。

続きを作ったり、この日の思い出を家族に見せて楽しんでくれたら嬉しいです♪

講師の皆さん、ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

Posted at:10:50

【レポート】手軽に読める電子図書の絵本をご紹介!千代田Web図書館講習会

 

千代田図書館では、毎月第2木曜日の午前11時から「赤ちゃん向けおはなし会」を行っています。

 

3月14日(木曜日)、今月のおはなし会にもたくさんの赤ちゃんと保護者の皆さんが参加してくれました!

 

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おはなし会のテーマは「げんきいっぱいピクニック」

10階の子ども室で、赤ちゃんとふれ合いながら楽しめる手あそびやわらべうた、絵本の読み聞かせなどの楽しいひと時を過ごしました♪

 

そしてこの日はおはなし会に続き、千代田Web図書館で借りてスマートフォンやタブレットで読める子ども向け電子図書についての講習会を行いました。

 

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まずは、講師が千代田Web図書館の利用方法をご紹介。

インターネットにつながる端末からであれば24時間いつでも電子図書を見ることができる千代田Web図書館。さまざまなジャンルの資料6,500点を揃えています。こちらは貸出券を作り、パスワード登録をしている千代田区在住・在勤・在学の方が利用できるサービスですが、どなたでも閲覧できる資料も一部あります。

 

千代田Web図書館

くわしい利用条件や使い方はご利用ガイドをご覧ください。

 

この講習会では実際に電子図書を見ていただきながら、紙の本とはひと味ちがった楽しみ方ができる絵本をご紹介しました♪

 

まずは「音声機能付き絵本」。今回は『さんびきのこぶた』(のん☆/絵、アイフリークモバイル)と、『あめふりコンコン』(もりたゆにこ/作・絵、アイフリークモバイル)を見ていただきました。

 

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絵本を読み上げる音声や音楽などが付いた絵本で、自動再生や自動でページをめくる機能もあります。繰り返して絵本を楽しみたいときや、読み聞かせに慣れない保護者の方にもおすすめです。

 

つぎに「英語読み上げ機能がある絵本」をご紹介。

 

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こちらはクリック一つで英語/日本語の音声と表示を切り替えることができます。

紹介したのは『はなさかじいさん』(いもとようこ/文・絵、Soshi Uchida/英訳、岩崎書店)。

 

最後にご紹介したのが「電子図書から紙芝居が作れる絵本」

 

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絵の面と文章の面に分かれて印刷されるので、おうちで簡単に手作り紙芝居を作って楽しめます。

 

千代田Web図書館では、このような絵本・児童書の電子図書102点所蔵しています(2019年2月末現在)。

私たちの生活に欠かせないものになりつつあるスマートフォンやタブレット。ときには電子図書を活用して、子どもと一緒に読書を楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

今回は、千代田図書館の「赤ちゃん向けおはなし会」と「千代田Web図書館講習会」の様子をお届けしました♪

Posted at:15:40

「答えは街の中にある 神保町クイズラリー」番外編クイズ~解答編~

 

前回のブログでお送りした番外編クイズ、チャレンジしていただけましたか?

予告どおり、今回は正解を発表します。

 

 

「答えは街の中にある 神保町クイズラリー」番外編クイズ

~解答編~

第1問

神保町の靖国通り沿いにある、大正13年創業のカレー店「共栄堂」で食べられるのは○○カレー?

答え ①スマトラ

“カレーの街”としても知られる神保町の中でも最も古いカレー店のひとつ「共栄堂」。冬季限定の人気メニュー焼きりんごは4月まで。神保町名物の味をご賞味ください。

 

第2問

神保町・すずらん通りにある「キッチン南海」のショーケースにある置物は、なんの動物?

答え ③ぞう

平日のランチタイムにはいつも長い行列ができる洋食屋「キッチン南海」。味もボリュームも大満足のランチを食べて、午後へのパワーをチャージ!

 

第1問・第2問の答えは、じつは千代田図書館で開催中の企画展示「図書館から始まる"ぶらり旅" まるごと神保町」の中にありました。お気づきになりましたか?

 

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こちらの展示は3月23日まで。3月25日からは展示内容が変わります。ぜひお越しください。

 

第3問

以前「九段下ビル」があった俎板橋(まないたばし)の交差点近くに、新しい校舎を建設中の大学は?

答え ①専修大学

 

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多くの大学や教育施設がある千代田区に、またひとつ学びの場が加わります。

千代田区立図書館は区内9校11館の大学図書館と連携しており、区内在住の方はご利用いただけます。利用条件および方法は各館によって違いますので、詳しくは千代田区立図書館ホームページをご確認ください。

 

第4問

神保町交差点、神保町駅A5出口付近にある「集英社文庫」と「集英社新書」の看板。正しい並びはどっち?

答え ①上が「集英社文庫」、下が「集英社新書」

 

 

 

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白山通りと靖国通りが交わる神保町交差点。看板の対角線にある岩波広場は、古書店街のイベントでたびたびにぎわいます。

3月末には春の古本まつり「神保町さくらみちフェスティバル」が開催され、甘酒の無料サービスや二胡の演奏会も予定されています♪

 

 

第5問

神保町交差点近くにある「神保町ブックセンター」横のカベ、丸い窓の中に飾られている辞典は?

答え ②広辞苑

 

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昨年岩波書店から刊行された『広辞苑 第七版』は10年ぶりの改訂新版。ちなみに大辞林三省堂大言海冨山房から刊行されています。すべて千代田区内にある出版社です。

 

第6問

白山通りの一ツ橋交差点近くにある「学士会館」の敷地内にあるのは、なんの記念碑?

答え ②日本野球発祥の地 記念碑

日本に初めて野球を伝えたとされるホーレス・ウィルソン氏の野球殿堂入りを記念して2003年に建立されました。重厚かつモダンな雰囲気をもつ学士会館は、関東大震災後に建築された震災復興建築で、国の有形文化財に登録されています。

 

 

いかがでしたか?

ここでは紹介しきれない、楽しくて魅力的なスポットが神保町にはまだまだたくさんあります。

だんだん暖かくなってきたこの季節、ぜひ街あるきを楽しんでください♪

 

Posted at:10:20

「答えは街の中にある 神保町クイズラリー」番外編クイズ!

3月20日(水曜日)まで、千代田図書館では「答えは街の中にある 神保町クイズラリー」を開催中です。

 

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クイズを解きながら街歩を楽しんで、千代田図書館オリジナルクリアファイルをゲット!どなたでもご参加できますので、ぜひチャレンジしてください♪

くわしくは→こちらのブログ記事をご覧ください。

 

このクイズラリーで出題されているクイズは8問ですが、準備の段階ではたくさんの神保町に関するクイズを作成しました。

もっと皆さんに紹介したい!

ということで、今回のちよぴたブログでは、候補にあがった問題の一部を「答えは街の中にある 神保町クイズラリー」番外編クイズとして出題することにしました!!

問題は全部で6問。本編とあわせて、番外編もぜひお楽しみください。

それでは、スタートです!

 

「答えは街の中にある 神保町クイズラリー」番外編クイズ

 

第1問

神保町の靖国通り沿いにある、大正13年創業のカレー店「共栄堂」で食べられるのは○○カレー?

①スマトラ

②ジャワ

③スリランカ

 

第2問

神保町・すずらん通りにある「キッチン南海」のショーケースにある置物は、なんの動物?

①うさぎ

②とら

③ぞう

 

第3問

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以前「九段下ビル」があった俎板橋(まないたばし)の交差点近くに、新しい校舎を建設中の大学は?

①専修大学

②明治大学

③日本大学

 

第4問

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神保町交差点、神保町駅A5出口付近にある「集英社文庫」と「集英社新書」の看板。正しい並びはどっち?

①上が「集英社文庫」、下が「集英社新書」

②上が「集英社新書」、下が「集英社文庫」

 

第5問

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神保町交差点近くにある「神保町ブックセンター」横のカベ、丸い窓の中に飾られている辞典は?

①大辞林

②広辞苑

③大言海

 

第6問

白山通りの一ツ橋交差点近くにある「学士会館」の敷地内にある記念碑は、次のうちどれ?

①マンガ喫茶発祥の地 記念碑

②日本野球発祥の地 記念碑

③カレー発祥の地 記念碑

 

 

ふだん千代田図書館や神保町をよく訪れる方でも、意識していないと見落としてしまうような街のちょっとした風景の数々。この機会に歩いて見つけてみませんか?

答えは次回のちよぴたブログで発表しますので、どうぞお楽しみに!

 

Posted at:12:25

【開催レポート】たのしくスタンプ マイ図書館バッグ作り

 

今回は、2月2日(土曜日)に千代田図書館で開催した「たのしくスタンプ マイ図書館バッグ作り」の様子をレポートします。

 

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大人にも子どもにも図書館を利用する楽しみが増えてほしい!と企画した、図書館で気軽に手作りを楽しめるイベントです。

生成りのトートバッグにいろいろな形のスタンプを押して、図書館で借りた本を入れるオリジナルバッグを作っていただきました。

 

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今回用意したのは、ペットボトルのふたや発泡スチロールなどにスポンジシートを貼り付けた様々な形のスタンプ、木材にひもやゴムを巻き付けたスタンプなど、どれも身近な材料で作れるものです。

他にも食品用ラップの芯や小さく切った消しゴムなど、使い方を工夫すれば素敵なスタンプになる材料を用意し、自由に使っていただきました。

 

まずは画用紙の上にスタンプを押して、バッグのデザインを考えます。

どんなバッグを作ろうかな?想像が膨らみます。

 

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デザインが決まったら、バッグの上にスタンプをペタペタ!洗濯しても落ちない、布用の絵の具を使いました。

スタンプの他にも筆で自由に絵を描いたり、手のひらに絵の具を塗って手形を押したりと、参加者の皆さんから楽しいアイデアが次々に生まれました!

 

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好きな色をたくさん使いたいから、1つのスタンプに2色塗ったり、半円のスタンプをうまく組み合わせて、素敵な花の模様を作ったり・・・。

 

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こちらは、四角や丸のスタンプを組み合わせて、男の子が大好きな車のバッグを作ったお母さん。絵の具の塗り方も工夫して、かっこいいバッグが完成しました!

 

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こちらのお母さんは姉妹の手形をバッグにスタンプ!今日の思い出がつまったバッグですね♪

 

作業に熱中すると、あっという間に時間が過ぎていきます。大人も子どもも目いっぱい楽しんでくれました。

 

参加してくださった方からは

「スタンプすることがだんだん楽しくなってきて、世界で一つのオリジナルバッグができました」

「久しぶりに絵を描き、わくわくした気持ちになりました」

「子どもと一緒に夢中で作りました」

「子どもが楽しそうにデザインを考えていました。学校の図書バッグにするそうです。手作りだと愛着を持って使ってくれそう」

といった感想をいただきました。

 

作ったバッグを持って、また図書館に本を借りに来てくださいね♪

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

Posted at:16:20

大学生の読書を語る 帝京大学MELIC×読書人のイベントに行ってきました!

12月16日(日曜日)に神保町で、『書評キャンパスat 読書人2017』刊行記念イベント【帝京大学MELIC×読書人presents】「帝京大生はなぜこんなに本を読むのか 共読ライブラリー成功のヒント」が開催されました。

 

書評専門紙「週刊読書人」に連載されている「【書評キャンパス】大学生がススメる本」は、大学生が自ら選んだ本の書評を書く人気コーナーです。

 

「週刊読書人ウェブ」からもご覧いただけます↓

「【書評キャンパス】大学生がススメる本」

 

昨今報じられる「若者の読書離れ」に対し、書評紙としてできることは何か?と始められたこのコーナー。本の選定は学生に任せて本代は読書人が負担すること、文章の書き方にアドバイスはするが価値観の押しつけはしないこと、執筆原稿に対して原稿料を支払うことなどのルールを決め、大学図書館を窓口に希望者を募ったところ、予想以上の反響があったそうです。

「書評してみたい!」という、全国の大学生から寄せられた原稿は1年間50回途切れることなく続き、「週刊読書人」の人気コーナーに。

このたび、2017年度の連載が一冊の本にまとめられました。

 

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『書評キャンパスat 読書人2017』

大学生と「週刊読書人」編集部/著

読書人

(本の詳しい情報は書名をクリック)

 

大学生の力がこもった書評50点に加え、書評を受けた著者・編集者からのコメント編集部による原稿の添削例なども掲載されており、学生だけでなく大人にもおすすめしたい一冊です。

 

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「まだまだ“読書離れ”していない、熱心に本を読んでいる学生が多くいることを実感しました」と語る読書人社長の黒木さん

 

この日は、帝京大学メディアライブラリーセンター(MELIC)の堀野さんと、同大学の学生団体「共読サポーターズ」の石山さん、富樫さん、小林さんの3人が登壇し「大学生の読書のこれから」について語りました。

4年生の石山さんは、「書評キャンパス」第2回の書評も執筆しています。

 

帝京大学が2012年に編集工学研究所 所長の松岡正剛さんをスーパーバイザーに迎えて始めたプロジェクト「共読ライブラリー」は、「読み合い、薦め合い、評し合う」のコンセプトのもと、大学全体で学生の読書を推進する様々な試みを行っています。まずは堀野さんから、共読ライブラリーのこれまでの取り組みについてのお話しがありました。

 

側面が黒板になった本棚を使い、学生同士だけでなく著名人、教員・職員との本を介したコミュニケーションを生み出す「黒板書架」は、共読ライブラリーを代表する取り組みのひとつ。

この他にも、共読サポーターズが運営する図書展示ビブリオバトル学修支援プログラム「読書術コース」など、学生と本をつなぐ仕掛けがたくさん。

大学図書館を「いつも何かが起こっている場所」として学生に認識してもらうことを読書推進の第一歩と位置付け、第2期の2016年からはさらに新しい試みを行っています。

 

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そんな「共読ライブラリーのセカンドステージ」の活動の一つとして紹介されたのが「どこでも図書館」。書架付きの三輪自転車や岡持ち型の書架で、図書館をデリバリーするというものだそう。おもしろい試みですね!

 

イベントの後半は読書人編集部による、共読サポーターズの3人へのインタビュー。

共読サポーターズの活動で書いた本のレビューを、さらに多くの人に読んでもらいたいという思いで書評にチャレンジしたという「書評キャンパス」執筆者の石山さんは、「編集部からの書評添削が、相手に伝えるための言葉選びを考えるきっかけになりました。社会人になる前にまた読書人で書評したいし、後輩にも参加を薦めたいです」と話してくれました。

 

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リラックスした雰囲気で、MELICや共読サポーターズの活動への思い入れを自由に語るなか、学生3人から

「黒板書架で他学部の先生が薦めていた本を読んでみたら、普段読むジャンルとは違っていたけどおもしろかった」

「共読サポーターズに入り、先輩と話せる場があってよかった」

「この人が読んでいるから読んでみたい、という本がある」

と、“読書を通じて誰かとつながる喜び”が繰り返し語られたことが印象的でした。

 

図書館を通じて、読書で“人とつながる”“世界とつながる”ことをもっと感じてもらうことができたら、「若者の読書離れ」という言葉が聞かれなくなる日もそう遠くないかもしれません。

学生たちの率直な声を聴くことで、これからの読書の可能性を感じたトークイベントでした。

 

お話しを聞かせてくれた帝京大学の皆さん、読書人編集部の皆さん、ありがとうございました!

Posted at:16:10

【開催レポート】千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー
「本の街でひらく 絵本のとびら」編

 

 12月15日(土曜日)、千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー「本の街でひらく 絵本のとびら」編を開催しました!

今回は「絵本と児童書」をテーマに、街歩きと書店でのトークをお楽しみいただきました。

 

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ツアーは千代田図書館10階の児童書スペースからスタート!

世界一の本の街・神保町で、子どもの頃に読んだ懐かしい一冊に出会える古書店や、現在も読み継がれる童話作家たちゆかりの場所などを巡りました。

 

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千代田図書館を出て徒歩5分ほど、現在の集英社ビル付近には、かつて北原白秋の弟・北原鐡雄が創立した「アルス」という出版社がありました。この会社では、北原白秋のもと児童雑誌『赤い鳥』で童謡を発表していた歌人の巽聖歌が働いていました。

巽聖歌は『ごんぎつね』などで知られる童話作家新美南吉の友人で、1932年(昭和7年)竹橋にあった東京外国語学校に合格が決まった南吉とともに、この場所から竹橋まで駆けて合格発表を見に行ったというエピソードがあります。

 

ツアーは進み、一行は神保町古書店街へ。古書店街の真ん中、さまざまなジャンルの古書店8店舗が入る神田古書センタービルで2軒の古書店に立ち寄りました。

 

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絶版の絵本や児童書児童雑誌が揃う5階のみわ書房と、懐かしい漫画本や雑誌から、かるた、すごろくまで取り揃える2階の夢野書店。参加者の皆さんは、どちらのお店でも「懐かしい!」「これ、子どもの時に好きだった」と目を輝かせていました。

 

古書店街をさらに進み、新美南吉と並んで現在まで多くの童話が読み継がれている宮沢賢治ゆかりの地もご紹介しました。

 

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靖国通りの向こう側、ビアホール「ランチョン」の並びにはかつて映画館「神田日活館」がありました。1928年(昭和3年)の上京の際ノートに記した詩「神田の夜」には、この日活館やその周辺と思われる街の描写があります。

 

古書店街を折り返してさらに歩き、第2部のゴール、児童書専門の新刊書店ブックハウスカフェへ到着。

イベントの第2部は、ブックハウスカフェでお茶を飲みながら、店長の茅野さんと千代田図書館司書によるおすすめ絵本の紹介をお楽しみいただきました。

 

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ブックハウスカフェは2017年の5月5日にオープン、絵本・児童書の品揃えは神保町随一の書店です。

「絵本は赤ちゃんからお年寄りまで年代問わず楽しめる唯一の本のジャンルです。子どもや子育て中の方だけのものと思わずに、ぜひ手に取ってください」と茅野さん。

 

はじめに、千代田図書館の司書が絵本『しんせつなともだち』(方軼羣/作、君島 久子/訳、村山 知義/画、福音館書店)を読み聞かせしました。

 

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1965年初版の、寒い冬にじんわりと優しさがしみるような一冊です。

 

この絵本を皮切りに、二人から合わせて11冊の絵本をおすすめしました。

司書からは、子どもの頃からずっと大好きというしかけ絵本『まどから★おくりもの』(五味太郎 /作、偕成社)や、「大人向けのプレゼントにも、子どもを膝に乗せて読み聞かせするのにも向いています」という『ハリーのクリスマス』(メアリー・チャルマーズ/作、おびかゆうこ/訳、福音館書店)などを紹介。

 

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茅野さんからは、今年出版されたばかりの『クリスマスのあかり』(レンカ・ロジノフスカー/作、出久根育/絵、木村 有子/訳、福音館書店)、「高い画力とユーモアが魅力」という『リスとはじめての雪』(ゼバスティアン・メッシェンモーザー/作・絵、松永美穂/訳、コンセル)と、まだ日本ではあまり知られていない作者の本もおすすめしていただきました。

 

この他にも、『トムテ』(リードベリ/作、ウィーベリ/絵、山内清子/訳、偕成社)や『ゆき』(ユリ・シュルヴィッツ/作、さくまゆみこ/訳、あすなろ書房)など、紹介した11冊の絵本はどれも、この季節にぴったりなものばかりでした。

 

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書店員と司書、それぞれの観点で語られる思い入れたっぷりの絵本の紹介に、参加者の皆さんも熱心に聞き入る、あたたかい時間となりました。

ブックハウスカフェの茅野さん、そしてご参加くださった皆さん、ありがとうございました!

 

今回の神保町ツアーで巡ったのはこちらのコースです。

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大きな画像を見る(PDF:261KB)

Posted at:14:40

「本と出会う 読書サロン 第17期オープニングイベント」を開催しました

 

千代田図書館では、本を通じた交流の場として「本と出会う 読書サロン」を年2期(6月~9月、12月~翌年3月)、「読書の会」主催で行っています。

今回は、12月から始まる第17期のメンバー募集とオープニングを兼ねて、参加者が読書会の楽しみについて語り合ったイベント「人と社会が見えてくる読書会 ~本で語り合う方法~」の様子をご紹介します。

 

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読書サロンメンバーを代表して登壇したのは、読書サロンの発足に携わり2009年の第1回から参加している小泉さん(写真左)と、2015年より参加している池田さん(写真右)です。

今回のイベントでは、これまでに千代田図書館で行ってきた読書サロンの活動をご紹介するとともに、「読書会」とはどのようなものか、またその楽しみかたについても広くお話しいただきました。

 

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小泉さんは出版営業を経て児童書に関わる仕事をしていた頃、九州で行った農家のお母さんたちとの読書会の思い出を話してくれました。

参加者に本に親しんでもらうための読書会をしようと考えた小泉さん、初めは1冊の本をみんなで読む「輪読会」をやってみたところ、うまく読む難しさや恥ずかしさを感じたのか、数回のうちにメンバーが減っていってしまったそうです。それならばと今度は「本の表紙を見て話す読書会」「1冊の本をめくり、読んでみたいページについて話す読書会」と、メンバーが本を通じて自由に語り合う内容に変えていったことで、うまく読書会が運ぶようになったとのこと。本を介して人とのコミュニケーションが生まれるおもしろさを感じた体験が、千代田図書館での読書サロンの活動につながっているといいます。

 

次に池田さんが、これまでの読書サロンに登場したテーマや、千代田図書館以外でも行われている様々な読書会の形を書き出して、紹介してくれました。

 

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千代田図書館の「本と出会う 読書サロン」では、各回決められたテーマに沿った本をメンバーが1冊ずつ持ち寄り、紹介しあいます。

「赤」「青」「白」「緑」などの色や「国語」「算数」「理科」「社会」などの教科、または「旅人」「甘い」といったキーワードなど、人によって多様なとらえ方のできるテーマで、どの本を選ぶかが読書サロンの楽しみのひとつだと池田さんはいいます。

 

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「読書サロンの1時間で、みんなの心に残る本を選びたい。テーマに合った本を探すことは知的なゲームのようです」

 

手書きのボードの他にも、多くの本を持参いただきました!机の上に積み上げた本の中から取り出した一冊は『読んでいない本について堂々と語る方法』(ピエール・バイヤール/著、筑摩書房)。

 

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「読書会に参加する前にしっかり本を読んでおかなきゃ、と不安に感じる方も多いのでは?」

池田さんは、読書サロンでは、あらすじや本の情報よりも「その本がなぜ好きか」「その本とどうして出会ったか」を聞くことがおもしろいと話してくれました。

「まぁ僕もまだ、この本をしっかり読んではいないんですけどね!」

 

イベント後半には、参加者として集まってくださった読書サロンのメンバーにその場で本を紹介していただく一幕も。

メンバーの一人は、本の紹介とともに「読書サロンに参加して本を紹介しあうことで、書評やネットの口コミを読むだけでは感じられない空気を感じられる。その空気感がリアルでとてもおもしろい」と、読書サロンの魅力を伝えてくれました。

おすすめの小説や、考えるきっかけをくれたノンフィクションなどの紹介を聞いて、ふだんの読書サロンの和やかな雰囲気を味わっていただくことができたのではないでしょうか?

 

小泉さん、池田さん、読書サロンメンバーの皆さん、ありがとうございました!

第17期「本と出会う 読書サロン」は、12月~2019年3月の毎月第3火曜日、午後7時から開催します。第17期各月のテーマは「近い」「小さい」「狭い」「軽い」。これらのテーマで、読書サロンのメンバーがどんな本を紹介するのか、気になる方は見学だけでもしてみませんか?

まずはメンバー登録をどうぞ。→詳細はコチラから

 

Posted at:14:50

区内中学校へ巡回展示中!「本でタイムトラベル!150年前の世界」

皆さん、こんにちは。

読書週間を含む10月26日から11月11日まで、千代田図書館9階第2展示ウォールで展示していた「本でタイムトラベル!150年前の世界」はご覧いただけましたか?およそ150年前に出版され今も読み継がれている世界の名作文学や、国内外の歴史的な出来事にまつわる小説やノンフィクションなど、30冊の資料を展示しました。
 

この展示は日比谷図書文化館で開催中の特別展「江戸から東京へ~江戸城無血開城から東京の新たな幕開け~」の連動企画「図書館でふれる 江戸・明治の世界」のひとつで、ご覧いただいた方からは「いちどにこれだけの名作がずらりと並ぶのは圧巻だね」との感想をいただきました。そして、多く寄せられたのは「展示されている本のタイトルは知っているけど、実は読んだことがない!」という声。『レ・ミゼラブル』『罪と罰』『海底二万海里』など、名作として耳にしたことはあっても読んだことがないという方は多いようでした。

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『海底二万海里』
J・ベルヌ/作 福音館書店

 

展示では、わくわくするような空想冒険小説、人間の本質とは何か?と問いかけてくるような長編大作、みずみずしい少年少女の成長物語、などなど多彩な作品がならびました。

そこで「せっかくならば、多感な時期の中高生たちにも読んでほしい!」と、学校支援担当司書と協力し、中学校でも巡回展示を行うことになりました。
 

今回、展示が決まったのは千代田区立麹町中学校の図書室。

明るくてとてもきれいな図書室、お昼休みには多くの生徒が本を借りに訪れていました。

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学校支援担当司書や先生と協力して、展示の設営にとりかかりました。

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「地図の近くにはどの本のタイトルを掲示する?」

「ここに空きスペースを作ったら、生徒たちが何か手を加えることもできそう」

いろいろとアイデアを出し合いながら、麹町中学校版の展示が出来上がりました!


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この展示をきっかけに、新しい本との出会いがありますように!

麹町中学校の皆さん、図書室に遊びに来た際にはぜひ本を手に取ってみてくださいね。

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展示本のリストはこちらからご覧いただけます。

「本でタイムトラベル!150年前の世界」ブックリスト(PDF:633KB)

(千代田図書館展示版 ※今回麹町中学校で展示したものとは一部異なります)

Posted at:10:30

麹町小学校で「出張読み聞かせ講座」

 

今回は、千代田区読書振興センターが千代田区内の小学校・中学校・高等学校で行っている「出張読み聞かせ講座」のようすをお届けします!

今年で4年目を迎える「出張読み聞かせ講座」。学校支援担当司書が学校へ出張して、小学生~高校生へ読み聞かせの楽しさや、読み方のコツを教えています。

 

子どもたちにとって馴染みのある、絵本の読み聞かせ。読んでもらうことはあっても「読んであげる」という体験は新鮮なもの。

小学校では、朝読書の時間などに高学年から低学年への読み聞かせを行うことがあるそうです。また中学校や高校では、文化祭の出し物や、図書館や保育の仕事に興味を持つ学生に向けた体験として、学校からの要望をいただき講座を開催しています。

 

先日は、千代田区立麹町小学校で5・6年生の図書委員21名の皆さんへ「出張読み聞かせ講座」を行いました!

 

図書委員会では、12月に1・2年生に向けた絵本の読み聞かせを計画しているそうです。

まずは司書から皆さんへ、ゆかいなおはなしが小さな子どもに大人気の絵本『おもちのきもち』(かがくいひろし/作、講談社)を読みました。

 

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「絵本を読んでもらうの、ひさしぶり!」という声も聞こえ、みんな楽しそうに聞き入っていました。

 

「これから、絵本を読み聞かせするときの悪いお手本を見せるから、“良い読み方”についてみんなで考えてみよう」と司書が読んでみせます。

すると…「声が小さくて聞こえない~!」「こっちを向いて読んでほしい」と、すぐに元気な声があがりました。

 

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ページをめくる手で絵が隠れてしまうのも「悪いお手本」のひとつ。

 

読み方について知ったあとは、読み聞かせに適した絵本の選び方についてもお話ししました。絵が細かすぎる本や、文字が多すぎる本…、自分で読んで楽しい本でも、読み聞かせには向いていない場合があります。

1・2年生のみんなに、どんな本を読んだら喜んでもらえるかな?

読み方にも、本の選び方にも「聞いてくれる相手のことを考える」ことが大切なんですね。

 

コツを知ったら、いよいよ実践!読み聞かせをするグループに分かれ、学校図書館の絵本から1人1冊本を選び、練習します。

 

「絵本選びに迷ったら、いつでも司書に相談してね!」

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子どもたちにとって特に難しい「本の持ち方」も練習!本をしっかりと支え、見やすいように開きます。

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練習タイムが始まると、読む子も聞く子もみんな真剣!さっき教わったコツを意識しながら友達に読み聞かせます。

 

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全員が1人1冊の読み聞かせ練習をしたところで、今回の講座は終了です。

参加した児童からは

「ていねいに教えてくれたので、またやってみたくなった」

「本が大好きなので、夜に兄弟にもよみきかせしてあげたい」

「みんながしんけんに聞いてくれてたのしかった」

という感想をいただきました。

 

図書委員会の皆さん、ありがとうございました!

練習を重ねて、12月の読み聞かせも楽しんでくださいね♪

Posted at:10:30

千代田図書館に区内大学から図書館実習生が来てくれました!

千代田図書館では、毎年区内の大学から図書館実習生を迎えています。今年は法政大学大妻女子大学からそれぞれ1人ずつ、2名の実習生が来てくれました。

今回の「ちよぴたブログ」では、実習生が10日間の実習期間で体験した図書館にまつわる様々な仕事をご紹介します。

 

 

実習初日、午後の研修の一コマ。この研修では図書館の資料について学びました。

 

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図書館の書棚に並べられる資料は、その内容やテーマなどをもとに分類されており、公共図書館・学校図書館・企業の図書館などそれぞれの利用者に合わせた並べ方配置「決まり」を持っています。

 

大学で図書館について学ぶ2人ですが、実習にあたり、まずは千代田図書館の資料の並べ方や特色ある書棚などを覚えることから始めました。

多くの図書館では文庫本新書、調べ物に使われる参考図書地域資料などがその他の本と分けて並べられることが一般的です。千代田図書館ではこれらに加えて、千代田区にゆかりのある文学者の資料出版にまつわる本棚の資料などを分けてまとめ、特色ある書棚を作っています。

 

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館内の配置がわかってきたところで、配架の実習が始まりました。図書館に返却された資料をもとの場所に戻し、次に利用する方が手に取りやすいように書棚を整えていきます。

 

 

また別の日には、企画展示の関連講演会「南極における気象観測の変遷」の会場設営や来場者受付をお手伝いしました。

 

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図書館のフロア内の一角を使っての講演会というのは、千代田図書館らしい催しです。

実習生にとって、新鮮な体験になったのではないでしょうか?

(講演会当日のようすは→コチラ

 

 

そして実習も終盤にさしかかった9月13日(木曜日)には、千代田図書館10階で毎月第2木曜日に行っている赤ちゃん向けおはなし会で、赤ちゃんと保護者に向けた絵本の読み聞かせわらべうたに挑戦しました!

 

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司書からレクチャーを受け、読み聞かせやわらべうたの練習をしてきた2人。当日の朝まで練習を重ねておはなし会に臨みます。

 

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開館前、参加する赤ちゃんがゆったり座れるように子ども室にマットを敷くことからおはなし会の仕事は始まります。

 

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いよいよおはなし会の始まり!この日も多くの方が参加してくれました。

 

初めは少しだけ緊張しているかな?という2人でしたが、赤ちゃんと一緒にわらべうたや手あそびを楽しみ、絵本を読み始めるころにはリラックスしたようす。

今回は、『いないいないばあ』(松谷みよ子/文、瀬川康男/絵、童心社)『くだもの』(平山和子/作、福音館書店)をそれぞれ読みました。

 

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明るくはっきりと、子ども室の後ろまで声を届かせるように絵本を読むことができました♪

 

 

実習生には、今回ご紹介した仕事のほか、図書館に欠かせない仕事を広く体験していただきました。

 

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実習生のお2人、おつかれさまでした!

Posted at:15:00

【レポート】新しくなった九段小学校 図書館もオープン間近!

千代田区では、9月から九段小学校・幼稚園の新校舎の運用がはじまりました。

今回は、新しくなった九段小学校の図書館の様子をお伝えします。

 

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校舎のデザインは、関東大震災によって焼失した後に建造された復興小学校を再現したもので、アーチ型の窓や木目調の内装が印象的です。廊下や壁面のサインも木製で、やわらかな空間をつくっています。

 

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廊下を進んでいくと、頭上に「図書館」のサイン。

窓下と壁面の両側には棚が備え付けられており、奥まで続いています。ここは廊下ではなく、すでに図書館の中に入っていたのです!

 

千代田区立図書館の学校支援担当司書も、新しくなった学校図書館の全面運用に向けて準備で大忙しです。そんな忙しい中をおじゃまして、図書館内を見学させてもらいました。

 

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図書館は利用目的によって2つに部屋が分かれています。

ひとつは、文学の本や絵本が置かれているおはなしのへや

 

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中には、子どもの背の高さに合わせた本棚やアーチ型の絵本棚があります。絵本棚の前にはじゅうたんが敷かれていて、ここに座って好きな本を読むこともできます。

 

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もうひとつは、図書館 メディアルーム

 

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調べ学習やメディア端末を使った授業もできるようになっていて、1クラス分の児童が座れる座席が40席あります。椅子は座り心地がよく、曲線のデザインや暖色を使った座面などがかわいらしく、司書のお気に入りのひとつです♪

 

 

おはなしのへやから楽しそうな声が聞こえてきたので行ってみると、3年生のクラスが絵本の読み聞かせをしていました。みんな、上履きを脱いでじゅうたんの上でぎゅっと集まっています。

 

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あたらしい図書館でみんなが絵本を楽しむ様子は、見ているこちらまで笑顔になりました。

図書館が、学校でのお気に入りの場所のひとつになったらうれしいです。

九段小学校の皆さん、新しい図書館をたくさん使ってくださいね♪

 

Posted at:10:50

【開催レポート】展示関連講演会「南極における気象観測の変遷」

9月7日(金曜日)、千代田図書館で開催中の展示「天気をはかる ~気象庁143年をものがたる人と技術~」の関連講演会「南極における気象観測の変遷」が開催されました。

 

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展示共催者の気象庁から講師をお招きして行うイベント関連は、7月に実施した「夏のわくわく課外授業」に続いて2回目。

(1回目の「夏のわくわく課外授業2018」の様子はこちらから)

今回は気象庁の観測部計画課南極観測事務室室長の荻原裕之さんに、南極での気象観測の意義やその変遷、これまでの成果についてお話しいただきました。

 

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荻原さんは1979年に東京管区気象台測器課に入庁、富士山測候所や八丈島測候所を経て、1987年2月から1年間、第28次南極地域観測隊で昭和基地の越冬観測に参加しました。

 

気象庁は、1957年に第1次観測隊が南極での観測を始めてから、今年11月に出航する第60次観測隊に至るまでの60年以上にわたり、昭和基地を中心とした日本の南極観測に参加しています。

南極では、気温、湿度、風向・風速などの各種気象要素を地上の百葉箱で観測する地上気象観測と、気球を取り付けたラジオゾンデ(上空の気象要素を観測する無線送信機つき気象観測器)で上空を観測する高層気象観測を行います。加えてオゾン観測日射放射観測も行っており、現在ではこれらすべての観測データを気象庁から配信しています。

 

極地での気象観測は世界各国の気象予報に活かされるほか、地球全体の気象の傾向などを知るためにも大きな役割を果たしています。

南極観測の歴史の中でも、特に1982年に第23次観測隊が南極大陸上空のオゾン全量の減少を観測したことは、その後のオゾンホール発見に大きく貢献しました。

 

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講演では、年間平均気温-10度と厳しい気候の南極で、日本国内と同じように気象観測を続けるための試行錯誤とその成果を振り返っていきます。観測開始から現在に至るまでの観測機器や観測場所などの変遷を、自身の越冬体験も交えてお話しいただきました。

 

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日々の観測に加え、食糧のチェックや必要とあらば医療行為まで、南極での生活は「とにかく休みがなかった」と振り返る荻原さん。和やかな話しぶりから、苦労とともに楽しさも伝わってきました。

 

たくさんの資料と写真に加えて、ビデオも見せていただきました!

 

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これはラジオゾンデをつけたヘリウムガス入りのゴム気球を飛ばすところ。気球は、飛ばす前に灯油に漬けることで割れにくくなるそうです。なぜ割れにくくなるのか、その原理はわかっていませんが、第3次観測隊が外国の観測隊から教えてもらったという極地ならではの技術が現在も活きています。

 

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こちらは昭和基地に吹くブリザード(猛吹雪)のようす。猛烈な風の音と、数メートル先の人影がほとんど見えない視界の悪さを実感することができました。

 

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講演の最後に、「現在では持ち帰ってこられないのですが…」と見せてくれたのは南極の石。なんと38億年前のもの!右の白っぽい石には苔も残っています。

 

極地で多岐にわたる観測をしながら日常生活を営み、冬を越す観測隊の任務の厳しさを知るとともに、限られた人しか足を踏み入れることができない南極への憧れや好奇心が刺激される講演会でした。

荻原さん、ありがとうございました!

 

千代田図書館の展示「天気をはかる ~気象庁143年をものがたる人と技術~」は10月27日(土曜日)まで開催中。気象や南極観測に関する資料はもちろん、第1次南極地域観測隊の観測野帳やこれまで気象庁の観測を支えてきた機器などの貴重な展示物もご覧いただけます!

 

展示「天気をはかる ~気象庁143年をものがたる人と技術~」

【会 期】 開催中~10月27日(土曜日)

【休館日】 9月23日(日曜日)~26日(水曜日)

※蔵書点検のため休館

【会 場】 千代田図書館9階 展示ウォール

【共 催】 気象庁

 

Posted at:15:30

コンシェルジュ通信Vol.37:見て、聞いて、調べて、地域情報 発信中!!

千代田図書館のコンシェルジュブースでは、私たちコンシェルジュがおすすめするスポットや文化施設、地域情報等を手作りのファルや案内マップにして紹介し、どなたにでもご覧いただけるようにしています。

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今回はその中の1つ “見聞調録” について紹介します。

私たちは街案内をする中で見て、聞いて、調べたこと本や関連する地域情報と一緒に紹介する『千代田図書館コンシェルジュの見聞調録』として、年に6回発行しています。

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“見聞調録”とは【見聞録】(見たり聞いたりしたことの記録)に「調べたこと」を追加した造語です。

 

前身の『本と街の案内所 見聞調録』は、神保町にゆかりのあるテーマをメインに2009年8月(Vol.1)から2017年3月(Vol.48)まで発行しました。

その後は『千代田図書館コンシェルジュの見聞調録』として、2017年6月から新たに発行を開始し、現在に至るまで、コンシェルジュならではの目線で千代田区にまつわる様々なテーマで情報を紹介しています。

2018年9月発行予定の最新号では、『千代田区の過去を地図や写真で探る(仮)』をテーマに、江戸、明治、大正、昭和と時代ごとの千代田区にまつわる資料やスポットを紹介します。

 

千代田図書館コンシェルジュブースの正面には、今から200年ほど前の千代田区の部分を引き延ばした『文化改正御江戸絵図』のフロアマットが敷かれているのですが、この足元の地図を不思議そうに見つめている方がよくいらっしゃいます。

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そこで、『文化改正御江戸絵図』の紹介を中心に、時代ごとの千代田区の姿を知ってもらえるようにと、次号ではこのテーマを選びました。コンシェルジュのおすすめや豆知識も掲載予定です。

 

また今回は『文化改正御江戸絵図』に、千代田図書館の場所を目印にして、現存する清水門などをわかりやすく記した案内マップも作成中。完成次第コンシェルジュブースで展示いたします。

ぜひ、楽しみにしてくださいね。

 

“見聞調録”は、千代田図書館のコンシェルジュブースでは2009年8月発行分からの全バックナンバーをご用意しています。

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日比谷図書文化館のコンシェルジュブースでも2017年6月発行分より配布しています。

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千代田図書館HP・コンシェルジュサービスからも、ご覧いただけますよ。

 

心惹かれるテーマを見つけたら、ぜひコンシェルジュブースに足を運んでくださいね。

紹介している書籍や資料、スポットなどを参考に、新しい千代田区を発見してみてはいかがですか?

 

 

 

Posted at:12:30

【開催レポート】夏のわくわく課外授業2018 〈国語〉

8月18日(土曜日)、千代田図書館の夏休み恒例イベント 「夏のわくわく課外授業2018」 の最後の科目、国語「遊んで学べる!辞書カルタをつくろう」を開催しました!

 

講師は、国立国語研究所准教授の柏野和佳子さんです。

 

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国語の授業では『広辞苑』(岩波書店)や、『新レインボー小学国語辞典』(学研教育出版)などの改訂にも携わってきた柏野先生に、辞書の使い方を楽しく遊びながら学びます。

 

授業は辞書のクイズからスタート!言葉を辞書に登場する順番に並び替えましょう。

「辞書に載っている言葉は、どんな順番で並んでいるか知っていますか?」と先生。

すぐに、みんなから「あいうえお順!」と声が上がりました。

 

はじめは簡単な並び替えの問題から、だんだん難しくなっていきます。

「母(はは)」「パパ」「馬場(ばば)」「幅(はば)」の並び順は?

 

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グループのみんなで相談しながら並び替えて…

(答えは「母」→「幅」→「馬場」→「パパ」の順番)

 

つぎに、実際に辞書を引きながら、さまざまな「言葉の不思議」を見ていきます。

 

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ブログをお読みの皆さんは、辞書をどんな時に使いますか?

知らない言葉の意味を調べるため、漢字でどう書くかわからないときに調べるため…それももちろん役に立つ使い方ですが、「自分で意味を“知っている”と思う言葉を改めて調べてみるのもおすすめの使い方です」と柏野先生。

 

たとえば「天気」という言葉。

晴れ、雨、曇り…などの気象全般を指す時もありますが、「明日天気になぁーれ!」と言う時の「天気」は晴れを思い浮かべますよね。

このように一つの言葉でせまい意味・広い意味の両方を持つものや、「皮」「歯」など、一つの言葉で全く違う複数の意味を持つものなど、一つ一つの言葉を実際に辞書で引いて確かめながら、言葉が持つ意味の広がりについてワークシートで学びました。

 

続いては辞書の引き比べです。先生が用意してくれた辞書に加えて、参加者の皆さんがおうちで使っている辞書も使い、一つの言葉にいくつの意味が書かれているか比べてみます。

 

「かお」「め」「くち」それぞれの言葉を辞書で引くと、一番多く意味が書かれているのはどの言葉でしょうか?

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「『かお』は4個!」「『め』は15個」「『くち』は10個」「こっちは『め』の意味が16個!」…みんな懸命にページをめくります。

一つの言葉の意味を表すのでも、子ども用にわかりやすく代表的な意味だけ書いてあるもの、また慣用句なども含めてたくさんの意味が書いてあるものと、使う辞書によって違いがあることがわかりました。

 

授業の後半は、辞書カルタを作ります!

まずはお手本として「夏」をテーマにした辞書カルタや『広辞苑』の「オノマトペ(擬音語と擬態語)カルタ」で遊びました。

 

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言葉の意味を書いた読み札を聞き、その言葉を表す絵札を探して取るのが辞書カルタ。似た言葉の絵札も混ざっているので、言葉の意味をしっかりと聞いて考えないと取れません。

 

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遊んだ後は、いよいよカルタづくりに取りかかります。

辞書をぱらぱらとめくりながら、みんな思い思いの辞書カルタを作りました!

 

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読み札には辞書の文章を書き写し、絵札にはイラストと言葉の頭文字を描きます。

 

作ったカルタを集めて、さっそく遊んでみましょう。

「好きな言葉」でカルタを作った子、自分でも「夏」の言葉を集めて作ってみた子、「スポーツ」「楽器」「数字のことわざ」など自分だけのテーマを決めて作った子…個性豊かなカルタを混ぜて遊ぶと、さらに楽しいですね!

どのテーブルにも、楽しそうな声が響いていました♪

 

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知りたい言葉の意味を調べるだけでなく、その言葉の周辺の意味や、応用的な使い方とも新しく出会えるのが辞書引きの魅力。子どもも大人も、今回の授業を通して、辞書を引くことがもっと楽しくなったのではないでしょうか。

柏野先生、ありがとうございました!

 

9月3日(月曜日)から22日(土曜日)まで、千代田図書館9階の2展示ウォールでは「夏のわくわく課外授業2018」3教科の授業レポートと授業に関するおすすめ本を展示します。ぜひ、こちらもご覧ください♪

Posted at:17:30

【開催レポート】四番町図書館の「こども一日図書館員」

前回、前々回は千代田図書館のイベント「夏のわくわく課外授業2018」の様子をお伝えしました。今回は、こちらも夏の恒例イベント、四番町図書館「こども一日図書館員」のレポートをお届けします♪

「こども一日図書館員」は小学3~6年生を対象に、図書館について学び、司書の仕事を体験していただくイベントです。この日は、6名が参加してくれました。

 

黄色いエプロンを付けたら、まずは一日図書館員の任命式

みんな少し緊張した面持ちで任命書を受け取っていました。

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任命されても、すぐに図書館のお仕事ができるわけではありません。

まずは、司書の仕事や、図書館で扱っている本や雑誌などの資料についてのお勉強です!

 

司書の仕事は、図書館カウンターに座って行う本の貸出・返却の他にも、本の修理、新しい本の選定や購入、本を借りられる状態に整える装備、調べ物のお手伝いをするレファレンス…などなど、ここには書ききれないほどたくさんあります。

 

また、図書館にある本・CD・DVDなど資料の数は、四番町図書館だけで117,615点、そのうち新しく受け入れた資料は一年間で6,654点になります(どちらも平成29年度の点数)。

図書館ではこんなにたくさんの資料を、どのように整理しているのでしょうか?

 

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その秘密は本の背についている小さなラベル。図書館の本は内容によって、大きく10のグループに分かれています。それをさらに細かく分類した数字と、作者の名前のはじめの一文字などを記したラベルが、1冊1冊の本の住所を表す役割をしているのです。

 

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本の細かい分類が小さな文字でたくさん書いてある本も見せてもらいました!

 

次に図書館内の見学へ。

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先ほど習った、本を分ける10のグループの順番に書棚を見て回りました。四番町図書館では、ラベルの他にも、本の内容に関連する見出しで本を整理しています。

 

普段は入ることのできない図書館の地下室にも、この日は特別に入ってもらいました!

ここは図書館の書棚に出さない本や古い資料の保存する閉架書庫

 

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背の高い電動式書棚にみんな興奮!ボタンの操作もさせてもらいました。

 

図書館について学んだあとは、実際に司書のお仕事に挑戦!

まずはカウンターで行う貸出・返却の読み取り機の操作を練習します。

操作だけでなく、利用者の個人情報を扱う上で大切なことについても説明を受けました。

 

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司書からは「利用者に元気よくあいさつして、貸出券をお返しするときも丁寧にね」というアドバイスも。

 

練習が終わったらいよいよ図書館のカウンターへ!

利用者から、貸出する本と貸出券をお預かりして読み取りをして…。緊張しながらも、上手にできました!最後は貸出券を返しながら「ありがとうございます!」とあいさつ。

 

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返却された資料に破損や汚れ、忘れ物がないか点検することも、司書の大切な仕事です。

 

カウンターの他にも、予約された本を書棚から探すお仕事も体験しました!

本の情報が印刷された紙をもとに本を探し出し、利用者に貸し出す準備をします。

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ラベルを手がかりに本を探して…ありました♪

 

すべての仕事を終えて、最後に修了書の授与式が行われました。これで一日図書館員のお仕事は終了です。

初めて知ること、体験することがたくさんあり、図書館をより身近に感じることができたのではないでしょうか?

参加してくれた皆さん、おつかれさまでした!

 

仕事を体験したみんなから寄せられた感想をご紹介します

「図書館の地下室で、動く本棚や保存している本を見て知っておどろきました。カウンターのバーコードを一度はやってみたいと思っていたのでうれしかった」

「本をさがすお仕事も、番号の迷路みたいでとてもたのしかった」

「図書館には色々な仕事があるのでたくさんの人が働いているのだとわかった」

「本の順番まできちんと整理していたので、こんどから学校で図書をかりたら、しまうとき気をつけたいと思った」

Posted at:16:10

【開催レポート】夏のわくわく課外授業2018 〈図工〉

前回にひきつづき、千代田図書館の夏休み恒例イベント「夏のわくわく課外授業2018の様子をレポートします!

 

7月28日(土曜日)に行ったのは図工「印刷と製本に挑戦!じぶんだけのノートをつくろう」

講師は、北海道札幌市と千代田区神田小川町に会社がある山藤三陽印刷女子手づくり部の皆さんです。

 

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この授業では、シルクスクリーン印刷で表紙を作った後、それを和綴じ製本でノートに仕上げます。

 

さっそく自分だけのノートの表紙づくりを開始!

好きなイラストや自分の名前など、思い思いのデザインを鉛筆で描いていきます。

 

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つぎにこのデザインを、布が張られたスクリーンに鉛筆で写し、スクリーンマーカーでなぞっていきます。

 

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スクリーンに描いたマーカーが乾いたら、スクイージーというへらを使って、絵の上に乳剤を均等にのばします。

 

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さらに乳剤を乾かしたら、洗い油をつけた筆でスクリーンマーカーの線を消していきます。これでシルクスクリーンの版が完成しました!

 

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印刷に使うのは、水彩絵の具にでんぷん糊を混ぜたもの。紙の上に置いた版の上部に絵の具を置き、スクイージーできれいにのばします。

 

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きれいに印刷できているかな?絵の具をのばしたスクリーンをそっとはがすときは緊張の一瞬!

 

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先ほど洗い油で消したマーカー部分だけに絵の具が落ち、紙に絵が印刷されるというのが、シルクスクリーン印刷の仕組みです。

みんな、とてもきれいに印刷できました!

 

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版の絵の具を落とせば、くり返し印刷できます。

布用絵の具を使って、Tシャツなどに印刷してみるのもおすすめとのこと。持ち帰った後、おうちでももう一度印刷に挑戦してくれたらうれしいです♪

 

休憩をはさみ、授業の後半は和綴じ製本を習います。

重ねた紙を糸で縫って綴じる伝統的な和綴じ製本も、先生が用意してくれたオリジナルのテンプレートを使えば簡単!

紙に重ねると、どの手順で縫っていけばいいかひと目でわかります。

 

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テンプレート、表紙、ノート用紙をぴったりと揃えたらクリップで止め、テンプレート通りに4つの穴を開けます。

好きな色の糸を選んで針を通したら、いよいよ製本開始!みんなで一緒に縫っていきます。

 

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しっかりと綴じられるように針と糸を行ったり来たりさせて、4つの穴に糸をすべて通し終えたら完成です!

普段図書館や書店などで手にする本ではなかなか見かけない和綴じ製本に、保護者の皆さんからも感心の声が上がりました。

 

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少し難しいところは手伝ってもらいながら…今回は「四つ目綴じ」でノートを作りました。

 

ノートづくりの合間には、印刷の仕組み本のつくりなどについてもお話しいただきました。

自分の手を使って印刷と製本を体験し、その仕組みを知ることで、本をより身近に感じられたのではないでしょうか?

世界に一冊だけのノート、夏休みの楽しい思い出をたくさん書き込んでくださいね♪

 

山藤三陽印刷 女子手づくり部の皆さん、ありがとうございました!

Posted at:12:00

【開催レポート】夏のわくわく課外授業2018 〈理科〉

小学4~6年生とその保護者を対象にした、千代田図書館の夏休み恒例イベント「夏のわくわく課外授業2018

今回は、7月26日に行われた理科「地球温暖化と海 ~海を測るフロートの仕組み~」の授業風景をレポートします♪

 

講師は、気象庁 東京管区気象台 気象防災部 地球環境・海洋課の地球温暖化情報官、井上博敬さんです。

 

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気象庁といえば、連日の猛暑や台風の進路など私たちの生活に関わる情報を発信しつづけている天気のスペシャリスト。だから、今日は空の話を聞かせてくれる…かと思いきや、テーマは。海の観測が、気象とどう関係するのでしょうか。

 

「100年前と比べて、気温は上がってると思う?下がってると思う?」

「あがってる!」

みんな、地球温暖化ということばを知っていたり聞いたことがあるので、すぐに答えられます。では、どのくらい上がっているのかというと、世界の平均気温は0.73℃、日本は1.19℃、東京は2.5℃上昇しているのだそうです。一方、海水の温度の上昇は0.54℃と、気温に比べると穏やかです。

 

気温に関する基本的なデータを見たところで、クイズコーナー!

 

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地球全体に対して海の面積はどのくらいあるのでしょう?

 ①40% ② 50% ③ 70% ④ 90%

「70%!」「え~でも、もっと海が多い気もする…」「さあ、どれだ!」

みんなで出した答えは、③番の70%。正解は…

 

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みごと!③番が正解でした。

ほかにも、海の深さはどのくらい?とか、地球に存在する水のうち何%が海水なの?といったクイズも出され、海の特徴を学びました。

次は、みんなお待ちかねの実験コーナーです。

 

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先生がみんなに配ったのは、お弁当によく入っている魚の形をしたしょうゆ入れ。ふたの代わりにナットをつけています。

まずはこれを好きな色に塗ります。カラフルにしたり、金魚っぽくしたり、みんな集中して自分の魚を彩っていきます。

 

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魚ができたら、500mlのペットボトルに水をほぼ満水まで入れ、その中に魚を入れます。魚はどうなるのでしょうか?握ってみたり、さかさにしてみたり、魚が浮いたり沈んだりする様子を観察してみます。

 

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あら?金魚が増えてる?

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これは、海洋の水温や塩分を観測する機器フロートの仕組みを簡易的に再現したもの。海の中ではレーダーと通信ができないため、海中で観測したデータを送るためにフロートは海面に浮き上がって通信します。データを送ったらまた沈んで観測をし、浮かんで通信、をくり返します。フロートが沈んだり浮いたりするのは、重りなどで重さを変えるのではなく、かかる圧力が関係しています。圧力がかかってフロートが沈む様子を、ペットボトルを外側から押すことによって再現してみたのでした。

 

まとめも終わり、残った時間は先生への質問コーナー。

「48億年前の海って、どんなものだった?」

「一番最初に海から上がってきた生き物ってなに?」

海について疑問に思っていることが、次々と飛び出します。

「う~ん、そうだねぇ」と言いながら、テンポよく応じる井上先生。時間いっぱいまで、こどもたちの質問に答えてくれました。

 

井上先生、ありがとうございました!

 

理科の授業は、現在千代田図書館9階展示ウォールで開催中の展示「天気をはかる ~気象庁143年をものがたる人と技術~」の関連企画として行いました。

ここでは、気象に関する本やパネルのほか、実際に使われていた観測機器などが展示されています。ぜひ、お立ち寄りください♪

Posted at:13:00

神保町の魅力を伝えます!中高生のための古書店街ツアー

千代田区内には中学校・高校があわせて21校ありますが、区外から通っている生徒が多くを占め、千代田区に通っているけれど学校と最寄り駅以外はあまり知らないということも多いようです。

そこで千代田区読書振興センターでは、昨年11月より区内校に通う中学生・高校生の皆さんへ、図書館の取り組みと神保町古書店街の魅力を千代田図書館コンシェルジュがお伝えする「中高生のための古書店街ツアー」を行っています。

 

先日、今年度最初のツアーを開催しました!

参加してくれたのは、千代田区神田三崎町にある東洋高等学校の皆さん。

「普段、生徒たちは『街』を意識しながら歩くことがあまりないように思います。せっかくですから学校周辺の街並みを知ってもらいたい」という先生の思いからツアーにお申し込みいただきました。

 

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はじめに神保町の名前の由来や古書店街のなりたちについてのレクチャーを行い、館内の見学からツアーは始まります!

千代田図書館9階のレファレンスサービスカウンターの前には「としょかんのこしょてん」展示や出版にまつわる本棚があります。館内にも、街の魅力をお伝えする一角があるんですよ♪

 

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千代田図書館を出発し、一行は神保町古書店街をめざし靖国通り沿いを進みます。

児童書専門の新刊書店ブックハウスカフェ、看板建築という特徴的な外観で神保町の風景としてよくメディアなどで紹介される矢口書店古賀書店などを経て、到着したのが神田古書センタービル

 

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こちらのビルには、明治初期に創業した老舗古書店の高山本店をはじめ、趣味・芸術・漫画・近代文学などジャンルの違う古書店が8店入っています。今回は、ビル2階にある漫画専門の夢野書店の見学をしました。

 

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店内には懐かしい漫画本やおなじみの漫画雑誌のバックナンバー、サイン色紙やフィギュアなど、ところ狭しと並べられています。自分の知っているタイトルを見つけたり、原画を見せてもらったり、見るものがたくさん。お店の方からは、夢野書店の前身である中野書店創業時のお話などを伺うこともできました。

 

次に見学したのが一誠堂書店。文科系の古書全般を扱う老舗の古書店です。

 

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店舗の2階には、革の表紙の分厚い洋書や筆で書かれた和本など、たくさんの古書が揃っています。こちらでも、普段はガラスケースに入っている本を出していただき、お店の方に説明を受けながら実際に触れることもできました。

薄い和紙に印刷された100年以上前の本、触るのにもちょっと緊張してしまいますよね!

 

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暑い日中のツアーとなったこの日、途中で水分補給のための休憩を取りながら、一行は靖国通りを進んでいきます。

関東大震災後に建てられた十一軒長屋を昔の写真と比べながら見学し、老舗の古書店、大型の新刊書店などを経て、すずらん通りに入りゴール! 皆さんおつかれさまでした。

 

ツアーを終えて、先生から参加した生徒の皆さんに送られた

「毎日暑くてつらくて、つい歩くときに下を向いてしまうよね。でも、ちょっと顔をあげてみてください。魅力的な街が見えてきます」

というメッセージが印象的でした。

これからも街を見つめつづけ、神保町という街の魅力をどんどんお伝えしていきます!

Posted at:14:10

コンシェルジュ通信Vol.36:街案内に欠かせない大切な仕事~街を歩いて情報収集

私たち図書館コンシェルジュは、館内の案内だけでなく千代田区の街案内も行っています。そのため、日頃から街の情報を集めるようにしています。

その中でもよく聞かれるのが、千代田図書館からも近い神保町古書店街についてです。そこで私たちは定期的に神保町を歩いています。

今回のコンシェルジュ通信は、街を歩きながらどんなふうに情報収集をしているのか、6月下旬に行ったときのようすを交えながらご紹介します。

 

この日は、七夕が近いこともあり、店の軒先に七夕の笹飾りが飾られていました。こんなちょっとした街の変化ものがさず見ています。

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 “世界一の本の街”とよばれる神保町の古書店街には、150店舗以上の古書店があると言われており、それぞれの古書店が扱うジャンルも多岐にわたります。

私たちはまず新人のうちに、実店舗を構えている約100店舗の古書店を実際に訪れ、それぞれの古書店の特徴を覚えていきます。何のジャンルを専門に扱っている店?棚にはどんなインデックスがある?どの年代の本が多い?などなど、細かな特徴を覚えていきます。

また、古書店までの道順や目印、看板など、どのように案内したら分かりやすいかをお客様の目線で確かめていきます。

 

こうして実際に自分の目で確かめた情報は、例えば、具体的な書名はわからない、データベースには載っていないなど、検索だけでは補いきれないお問い合わせの時に活かしています。

 

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また古書店だけでなく、街の変化にもアンテナを張っています。新規オープンした店舗などは、テレビや新聞をご覧になったお客様から問い合わせを受けることがよくあるため、すぐに見にいくようにしています。

 

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今年4月に、岩波ブックセンター信山社の跡地にオープンした神保町ブックセンターでは老舗古書店が載った「神保町の歩き方」看板も見ることができますよ。神保町ならではの看板ですね。

オープン直後に行ったメンバーから、「カーペットからカフェのメニュー表まで、岩波文庫の表紙デザインがモチーフになっていたよ。」と聞き、個人的にも興味がわいたので、その後すぐに行ってきました。

メンバー間でそれぞれが得た情報を共有しているので、お客様から「テレビで放映していた、新しい書店はどこかしら?」とお問い合わせをいただいた際にも、すぐにお答えすることができました。

 

また私たちが肌で感じた街の魅力や集めた情報は、日々の街案内だけではなく、「図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー」などにも活かしています。

先日は、5月に開催した「神保町ツアー」に参加された方が、「ツアーに参加した後、神保町の違った面が見えて、古書店通いが楽しくなっています」と声をかけてくださいました。ツアーをきっかけに、より街の魅力を感じていただけるようになったと聞き、とてもうれしくなりました。

 

【開催レポート(前編)】千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー「神保町古書店街の150年」編

【開催レポート(後編)】千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー「神保町古書店街の150年」編

 

このように、図書館と街の魅力をお伝えできるよう、日々情報収集してお待ちしています!

千代田図書館にいらっしゃった際には、ぜひ私たちコンシェルジュに気軽に声をかけてください。

 

Posted at:18:30

【取材レポート】春の読書旬間 in お茶の水小学校

皆さん、こんにちは。

千代田区読書振興センターでは、区立の教育関連施設に学校支援担当司書を派遣し、さまざまな読書活動の支援をしています。それぞれの学校で特色ある読書活動が行われていますが、今回は千代田区立お茶の水小学校春の読書旬間の様子をレポートします。

                                 

学校の図書館ではおはよう おやすみ いまなんじ?と題しじかんをテーマに展示が行われています。

 

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「こどもの読書週間」にあわせて千代田図書館で開催された「ヨムキクちよだ2018」(4月23日~5月13日)で展示した図書に、学校支援担当司書がじかんをテーマに選んだ図書を加えて紹介しています。展示中央にある大きな時計は司書の手づくりです!

 

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この展示で紹介されている図書から選んだ本で、低学年(1~3年生)と高学年(4~6年)それぞれを対象におはなし会が行われました。

 

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低学年のおはなし会ではこの3作品。

『ねこどけい』(きしだえりこ/作 福音館書店)

「魔法のかさ」(R.ファイルマン/原作 東京こども図書館『おはなしのろうそく 30』収録)

『こんや、妖怪がやってくる』(君島久子/文 岩波書店)

これらに加えて、手あそび「やすべえじいさん」をしました。『ねこどけい』と『こんや、妖怪がやってくる』は読み聞かせで、壇上のスクリーンに映し出される絵本の中のかわいい絵とともにお話を楽しみました。「魔法のかさ」は、絵を見ながらではなく話し手の言葉だけで聞き手が情景を想像しながらお話を楽しむストーリーテリングで行われました。

 

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「魔法のかさ」は、魔法使いが忘れていったかさのお話。拾ったかさは魔法のかさで、そのかさを持っている人は、ある数字を数えるとそれぞれの場所に飛んで行ってしまうのですが、そんなことは誰も知りません。ある日、かさを持って市場に出かけたおかみさんが、たまごを数えると…

想像力をはたらかせるのがストーリーテリングを楽しむコツ。はたしてみんな物語を楽しむことができるのでしょうか?

話し手が「1、2、3ひゅー!」と言ったところで児童たちからどっと笑い声が起こりました。いきなり飛んでしまったおかみさんの姿が頭の中に思い浮かべることができたようです。その後も「ひゅー」と言うたびに笑い声が聞こえ、ストーリーテリングを楽しんでいました。

 

高学年のおはなし会ではこの4作品。

『よあけ』(ユリー・シュルヴィッツ/作・画 福音館書店)

「魔法のかさ」(R.ファイルマン/原作 東京こども図書館『おはなしのろうそく 30』収録)

『メアリー・スミス』(アンドレア・ユーレン/作 光村教育図書)

『こんや、妖怪がやってくる』(君島久子/文 岩波書店)

手あそびは「でんでらりゅうば」をしました。

 

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学年に合わせて、作品も変えていきます。『よあけ』では、日の出前の薄暗い朝の静けさが声からも伝わってきました。司書の語りを聞きながら、映し出される美しい絵に魅入っているようでした。

続く、ストーリーテリング。高学年もお話の世界をうまく想像できるのでしょうか?

「さあ、次はストーリーテリングです。」と聞いてみんながとった姿勢は…

 

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頭を下げて、耳だけに集中するようです。なるほど、そんな作戦があったのですね!姿勢の効果もあって(?)みんな集中して「魔法のかさ」を聞いていました。

 

読み聞かせとストーリーテリングの合間には、てあそびをします。

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てあそびも、高学年になると難易度が上がります。歌にあわせて片方の手をいろいろな形に変え、もう片方の手に添えます。グーにした手をポンと手のひらにのせて「なるほど」のポーズ、人差し指と中指をあてて「お寿司」、など形に名前をつけて覚えます。なるほど、親指、お寿司、キツネ、なるほど、親指…なにかの呪文のようですね。覚えたらスピードアップ!みんなで夢中になっていました。

 

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先生からの「読書旬間の本の紹介を見た人?」という質問に多くの児童が手を挙げてくれました。そのうち3分の1くらいの児童が実際に本を借りたそうです。

また、図書館のカウンターには読書旬間中に展示された本を借りるともらえるしおりがたくさん用意されており、すでにもらったという児童もたくさんいました。

しおりは保護者の図書館ボランティアの方々による手作りです。

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読書をより楽しめるよう考えられた、さまざまな工夫やしかけ。こどもたちにもしっかり伝わっていました!

これをきっかけに、本好きなこどもたちが増えてくれるとうれしいです。

Posted at:10:40

四番町図書館で「親子で楽しく!英語で読み聞かせ」を開催しました

6月16日(土曜日)、四番町図書館でラウンジセミナー「親子で楽しく!英語で読み聞かせ~迫力満点の写真絵本で見て感じて!~」を行いました。

現在、千代田図書館で開催中の企画展示「未知へ誘うヴィジュアルの世界~ここはどこ?これは誰?これって何?~」の関連イベントである今回のラウンジセミナーは、小さな子どもでも楽しめる英語絵本を使い、遊びながら英語に親しむワークショップです。

 

講師は『イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ』(小学館、共著)などの著書や、日本経済新聞で連載中の「おもてなし会話術」で知られる、田園調布雙葉高校・実践女子大学・武蔵野大学非常勤講師の宮下いづみさん

 

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「Hello, everyone. How are you?」

今回のイベントは、始めから終わりまで英語で行われました!

まずは英語の手あそび歌から。

 

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「Head, Shoulders, Knees and Toes」は子どもから大人までおなじみの1曲ですね。

みんなも、楽しそうに体を動かしていました♪

 

今回読んだのは、ナショナルジオグラフィックならではの迫力ある生き物の写真や諸外国の風景写真を使った、センゲージラーニングの英語教材絵本「Our World」のシリーズです。

 

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1冊目の絵本は『My Body, Your Body』

写真を見ながら、体のパーツを英語で言ってみよう!

 

絵本の文章を読むだけでなく、写真を見ながら英語で簡単な質問をしたり、体を動かしながらその動作を英語で言ってみたりすることで、目でも英単語を覚えることができますね。

 

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こちらの絵本は『Art Class』

「Red plus yellow is orange!」

実際に色を混ぜて色水遊びをしながら、英語の色の名前を学びました。

 

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『Where Are the Animals?』

写真を見ながら動物を探す絵本を読んだ後は、会場でも折り紙のカエルをかくれんぼさせるゲームで大盛り上がり!

 

イベント後半では、四番町図書館に所蔵する英語の絵本も読み聞かせしていただきました。

 

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自然の中のいろいろな風景に登場する「緑色」をシンプルな英語でつづる絵本『green』(Laura Vaccaro Seeger, Roaring Brook Press)は、宮下さんに続き子どもたちも文章を声に出しながら読み進めました。

 

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最後には、体全体でアルファベットを表現しながら、子どもも大人もみんなで「Coconut Song」を歌いました!

英語の絵本に手あそび歌、ゲームを交えることで、頭や耳だけでなく全身で英語に親しんでいただくことができたのではないでしょうか?

 

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また、イベント終了後には宮下さんから保護者の皆さんへおすすめする英語の絵本の紹介も。

今回使用した四番町図書館の絵本は、どれもカウンター右手のアメリカンシェルフに所蔵しています。また、今回のセミナーで使用した英語教材の展示も今月いっぱい行っています。

 

2013年に日比谷図書文化館、四番町図書館に設置されたアメリカンシェルフには、米国大使館アメリカンセンターより「米国の歴史・文化・価値観を知るための本」が寄贈されています。

四番町図書館には英語の絵本や児童書が多く揃っており、日本語訳との読みくらべのできる絵本や、日本ではなかなか手に入らない絵本もあります。

来館の際にはぜひご覧ください♪

 

また、千代田図書館では7月21日(土曜日)まで企画展示「未知へ誘うヴィジュアルの世界~ここはどこ?これは誰?これって何?~」を開催していますので、こちらにもお越しください。

 

今回は四番町図書館のラウンジセミナーの様子をレポートしました♪

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

Posted at:16:50

【開催レポート(後編)】千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー「神保町古書店街の150年」編

5月26日(土曜日)、千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー「神保町古書店街の150年」編 を開催しました!

今回は、第2部の街歩きツアーの様子をお伝えします♪

 

第1部では、ゲストの飯澤文夫さんに、江戸時代の切絵図を手がかりにして神保町古書店街の成り立ちをお話しいただきました。

続く第2部、街歩きツアーへ出発する前にコンシェルジュが皆さんをご案内したのは、千代田図書館9階のコンシェルジュブース前にある古地図マットです。

 

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これは千代田区立図書館が所蔵する『文化改正御江戸絵図』の千代田区の部分を引き延ばしたマットで、第1部で紹介された『飯田町駿河台小川町絵図』よりもおよそ40~50年前の街並みが描かれています。

こちらの絵図にも、清水門俎橋(まないたばし)の表記を確認することができます。

 

いよいよ千代田図書館から神保町古書店街へ出発!

現在、千代田図書館と神保町を結ぶ最も大きな道は靖国通りですが、江戸~明治期にかけては、この通りが「裏神保小路」、その南側、現在のさくら通りすずらん通り「表神保小路」と呼ばれていました。

 

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第1部でも紹介された神保町の名前の由来となった神保氏の屋敷は、この「表神保小路」、現在のさくら通りにある山形屋紙店のあたりにあったと言われています。山形屋紙店は明治12年創業の老舗(下の写真左)で、店舗の裏には大正期に建てられたレンガ造りの蔵が残っています。

同じさくら通りには、関東大震災後の昭和4年に建てられた、震災復興建築のビルがあります。地震に強い鉄筋コンクリート造りの建物に、スクラッチタイルの装飾が施されたこのビルは、現在日本タイ協会が使用しています。(下の写真右)

 

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新しい出版社のビルやマンション群の中に歴史的な建物が点在するさくら通りを抜けて、一行は靖国通りへ。

古地図や江戸・東京の地形に関する資料を多く扱う創業120年以上の老舗古書店、秦川堂書店を見学しました。

 

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秦川堂書店を見学した後は、靖国通り沿いに建つ明治36年創業の一誠堂書店ラドリオミロンガ・ヌォーバなどの喫茶店が並ぶ路地など、神保町の歴史的シンボルともいえるスポットを次々に巡り、駿河台下交差点からすずらん通りへ入ります。

 

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この日は、年に一度の「神田すずらんまつり」が行われており、出店が立ち並ぶ商店街は大にぎわいでした。

お祭りの様子を楽しみながらすずらん通りを歩き、ツアーの終着地小学館ギャラリーBH神保町「本と街の案内所」へ到着です。

 

今回のツアーで巡ったのはこちらのコースです。

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大きな画像を見る(PDF:888KB)

 

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江戸時代の古地図から始まり、明治から大正、昭和、そして平成と、それぞれの時代の歴史が息づく神保町古書店街を、ゆったりと歩きながらお楽しみいただきました。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

Posted at:11:50

【開催レポート(前編)】千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー「神保町古書店街の150年」編

5月26日(土曜日)、千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー「神保町古書店街の150年」編 を開催しました!

ちよぴたブログでは、第1部のゲストのトークと第2部の街歩きツアーに分け、当日の様子をお伝えします♪

 

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第1部のゲストは、明治大学史資料センター研究調査員、帝京大学非常勤講師の飯澤文夫さんです。

学生時代から大学での勤務、そして現在は「神保町を元気にする会」と共催の明治大学リバティアカデミーの公開講座「本の街・神保町で考える」を受け持つなど、神保町とはおよそ50年のつきあいになるという飯澤さん。

 

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この日、神保町古書店街で初めて買ったという記念すべき1冊を持ってきてくださいました!

駿河台下の三茶書房で買ったという『田中英光 愛と死と』(竹内良夫・別所直樹/著、大光社)。

 

千代田区神田神保町1~3丁目を中心に、現在180軒近くの古書店をはじめ新刊書店、出版社や出版プロダクション、取次店、印刷・製本業者が立ち並ぶ神保町古書店街。

飯澤さんいわく「こんな街は世界広しといえど他にない」という神保町が、どのような歴史を辿って「世界一の本の街」になったのかを、豊富な資料とともに解説いただきました。

 

江戸時代、江戸城の周辺には武家屋敷が立ち並んでいました。

「神保町」の名前は、延宝または元禄年間に小川町(現・神田神保町2丁目)に屋敷地を拝領した旗本の神保氏が住んでいたことに由来するといわれています。

飯澤さんが用意してくださった『飯田町駿河台小川町絵図』には安政年間の神保町、そして千代田図書館周辺の街並みが記されています。この絵図は「切絵図」と呼ばれる江戸時代の住宅地図のようなもので、細い道筋や屋敷に住む人名まで書かれています。

 

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切絵図をよく見ると、九段坂清水門俎橋(まないたばし)など千代田図書館周辺に今も残るおなじみのスポットが。大正12年の関東大震災後に整備される靖国通りなどいくつかの道を除いて、街の形は当時からほとんど変わっていません。

「街を知るために、古地図と現在の地図を比べての街歩きはおすすめですよ!」とお話しされました。

 

またこの切絵図には、九段坂下(現在の昭和館のあたり)に洋学・洋書の研究機関「蕃書調所」も記されています。

蕃書調所は明治期に入り開成学校へと再編され、のちの東京大学の前身となりました。

この他にも、明治初期には武家屋敷の跡地に数々の学校・病院ができ、その周辺には次第に学術書や専門書を扱う書店が増えていきます。現在は出版社または新刊書店として知られる有斐閣三省堂岩波書店も開業時は古書店としてのスタートでした。

 

明治25年の大火、そして大正12年の関東大震災を乗り越えながら、さらにその規模を拡大していった神保町古書店街。

教員や学生の需要もあり次々と古書店が開業する中で、一誠堂書店は多くの古書店主を輩出したことでも知られています。

「神保町には書店同士が学びあい、高めあう環境がある」と飯澤さんは言います。

 

第二次世界大戦中、東京大空襲の戦火を免れ、現在も歴史ある街の姿をとどめる神保町古書店街。

平成に入ってからも、裏通りには個性的な古書店や飲食店が増え、なお多くの人々に愛されています。

 

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この街の起こりから現在に至るまで、楽しいお話しと充実の内容であっという間の一時間でした!

飯澤さん、ありがとうございました。

後半は、いよいよ神保町古書店街の街歩きへと出発です♪

Posted at:16:00

「本と出会う 読書サロン 第16期オープニングイベント」を開催しました

本と出会う 読書サロン」をご存じですか?

年2期(6月~9月、12月~3月)千代田図書館で開催されている、読書の会が主催する本を通じた交流の場です。

1冊の本について語りあう読書会とは違い、テーマに沿った本を各メンバーが選んで持ち寄り紹介しあうのがこの会の特徴です。

 

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こちらは、読書サロンで紹介された本の一部です。

読書サロンでは小説、ビジネス書、絵本、写真集などさまざまなジャンルから選ばれた本との出会いが待っています。

 

今回は、そのメンバー募集をかねたオープニングイベントとして開催された講演会の様子をお伝えします。

 

ゲストは、子どもの本を数多く手掛ける出版社偕成社社長・今村正樹さん

 

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子どもを育てる、子どもの本を育てる」と題し、子どもの本のこれからや子どもをとりまく社会との関係についてなどをお話しいただいました。

 

「やっぱり、今このテーマで触れる話題というと…」

そう言って語り始めたのは、5月2日に亡くなられた絵本作家かこさとしさんについてです。

 

かこさとしさんの代表作のひとつ『からすのパンやさん』。

愛らしいからすの夫婦やたくさんの種類のパンなどが登場し、世代を超えて愛され続けています。

 

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『からすのパンやさん』

かこさとし/作 偕成社

 

絵本といえばこのようにかわいいキャラクターが登場したり楽しいストーリーが展開する作品だというイメージを持つ方が多いのではないでしょうか?

しかし絵本にもいろいろ種類があり、おはなしの世界を楽しむ絵本もあればノンフィクションの絵本もあります。

かこさんは、愛らしい作品を手掛けると同時にノンフィクションの絵本の創作も精力的に行っていました。

ノンフィクションの絵本に対して、知識を身につけるお勉強のための読み物というイメージを持ってしまうと、あまり手を伸ばそうという気持ちがおきにくいかもしれません。

事実に対して子どもの興味をいかに引っ張っていくかが重要になってきます。細部にまできっちり丁寧に描かれた作品は、本を開くたびにいろいろな発見があります。そうやって楽しみながら知識が身につく作品を、かこさんは数多く生み出していました。

 

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『太陽と光しょくばいものがたり』

藤島昭、かこさとし、村上武利、中田一弥、落合剛、野村知生/共著

かこさとし/絵 偕成社

 

そんな作り手の思いを受け止めて、子どもに本を手渡す大人としての使命感を持って本を世に出していることが、今村さんのお話しの端々から伝わってきました。

学校の授業で読書感想文を書くことについて、いま書店が直面する困難について、図書館に対する疑問(?)などなど、ときに熱く、ときにユーモアを交えてお話しくださいました。

 

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その中で印象に残ったのが

「人がよい方向へむかっていくと信じて本を出したい」

というフレーズ。

正しい知識、深い好奇心によって人は進歩していく。その知識や好奇心の源になるような本を子どもに手渡したい。本がどんな読み手に渡るのか、渡った先にどのように残るのか。1冊の本がたどるストーリーを常に頭に描いて本を創り続けているのだと感じました。

 

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今村さん、ありがとうございました!

 

イベント終了後は、今村さんに質問をする方や第15期の読書サロンで紹介された本を手に意見交換をする方々などの姿が見られました。

読書振興センターでは今後も本を通したコミュニケーションの場づくりのお手伝いを行っていきたいと思います。

読書サロンの開催は毎月第3火曜日の午後7時から。

参加者は近隣の方だけでなくお仕事帰りの方も多く、生活スタイルもさまざまなメンバーで本を通じた交流を楽しんでいます。

図書館は休日に行くところ、とは限りません。

千代田図書館は、平日22時まで開館しています。

気軽にちょっと立ち寄って、本との出会いを楽しんでみませんか?

 

本と出会う 読書サロン 詳細はこちら

Posted at:14:40

学校図書館での「図書館オリエンテーション」に行ってきました!

千代田区立図書館の学校支援担当司書は、毎年度のはじめ、千代田区立小学校・中学校の児童・生徒の皆さんに学校図書館の使い方を紹介する「図書館オリエンテーション」を行っています。

 

このオリエンテーションで、小学校の低学年では学校図書館での本の借り方・返し方や本の扱い方、読みたい本の探し方などを、高学年では参考図書や年鑑を使った調べ物などを学びます。さらに中学校では、著作権や参考文献の書き方といった、情報を正しく活用する方法についても紹介しています。今年度もそれぞれの学年にあわせた内容で、4月中旬から5月にかけて行いました。

 

今回「ちよぴたブログ」がおじゃましたのは、千代田区立麹町小学校1年1組の図書館オリエンテーション。

今日は国語の授業内「図書の時間」で、初めて小学校の図書館を使います。

 

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図書館ってどんなところかみんなに知ってもらうために、まずは司書が絵本の読み聞かせを行いました。

 

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『しずかに!ここはどうぶつのとしょかんです』(ドン・フリーマン/作・絵、なかがわ ちひろ/訳、BL出版)

動物たちにも図書館で本を読ませてあげたいな…主人公カリーナの楽しい想像がふくらむおはなしに、みんなじっと聞き入っていました。

 

「はじめに質問です。図書館の本にあって、みんなのおうちの本にないものは?」

司書の問いかけに、元気に手があがりました。

本と本の間にはさんである見出しの紙?ここまで読んだという目印のしおり?

答えは、本に貼ってある「ラベル」「バーコード」。これは、図書館の本を探したり、借りたりするときにとても大切なものなのです。

 

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麹町小学校の図書館には1万冊以上の本があります。その中から読みたい本がどこにあるかを探すのに役立つのが、本の背中の部分に貼ってある「ラベル」。

数字と作者の名前の頭文字で、本の住所を表しています。

 

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つぎに、図書館の本が仲間ごとに10のグループに分けられていることをお話ししました。

たとえば動物の本は「4」、乗り物の本は「6」、物語の本は「9」となっています。

 

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本を見つけるときに役立つ10のグループ分け。図書館を使う中で、子どもたちはゆっくりと覚えていきます。

 

授業の最後は、本の借りかたを練習しました。子どもたちはそれぞれ借りたい本を1冊ずつ選び、カウンターでクラスと名前、出席番号を伝え、バーコードを読み取ってもらって本を貸出してもらいます。

 

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はじめに先生のお手本から。みんなしっかり見ています。

 

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初めて借りた学校図書館の本。みんなとてもうれしそうに本を抱えていました!

1年1組のみんな、これからも休み時間や図書の時間を通じて、ぜひ学校図書館で読書を楽しんでくださいね!

 

子どもたちに学校図書館を活用してもらう取り組みのひとつ、学校支援担当司書の図書館オリエンテーションのご紹介でした♪

Posted at:10:50

イベントレポート「第10回ことばと音のフェスティバル♪ よみしばい『モモ』」

4月28日(土曜日)、千代田区役所1階区民ホールで、第10回ことばと音のフェスティバル♪「よみしばい『モモ』」を開催しました!

今回のちよぴたブログでは、当日の様子を詳しくレポートします。

 

まずは、出演するシアターオルトの皆さんの自己紹介から始まりました。

 

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「今日は、来場者の皆さんにもお芝居に参加してもらいたいんです」

風船を使って、お芝居の中に出てくる「ある小道具」を作るワークショップが始まりました!

 

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細長い風船を、われないように気をつけながら何度かねじって…

できあがったのはお花の形のような風船。さて、どこで登場するのでしょうか?

 

ワークショップの後、いよいよ「よみしばい『モモ』」の開演です。

「よみしばい」の名の通り、俳優さんが手に本を持ち、セリフやお話しを読みながらお芝居を進めます。お芝居の間には、楽器で俳優さんの動きに合わせて効果音をつけたり、シーンに音楽を合わせたりする演出も。生演奏が入ることで、臨場感あふれる物語の世界が生まれました。

 

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子どもたちが慣れ親しんでいる「読み聞かせ」と、俳優の表情や動きを見せる「お芝居」を組み合わせた「よみしばい」で、小さな子どもたちもお話しの世界に引き込まれていきます。

 

 

『モモ』は、こんなおはなしです。

とある都会のはずれ、むかし劇場だったという廃墟に、ひとりの女の子が住み着くようになりました。

女の子の名前はモモ。いつ生まれたかも、どこから来たかもわからない不思議な女の子です。

 

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この街の人々はしだいに、モモのところにおしゃべりに行くことが楽しみになります。モモは、時間をかけて人の話にじっと耳を傾けることのできる能力を持っていたのです。

 

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無口な道路掃除夫のおじいさん・ベッポと、おしゃべりな観光ガイドの若者・ジジは、モモの親友です。

 

ある日この街に、「時間貯蓄銀行」を名乗る男たちが現れました。時間を節約し、余った時間を預けることで豊かな生活が送れる…男たちは人々にささやいて回ります。

無駄なおしゃべりや無駄な考えごと、日常の楽しみをすべてやめて時間を節約することこそ豊かな人生につながるのだという考えは人々の間に広まり、街の様子は変わってしまいました。

 

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「時間貯蓄銀行」の男はモモのところにもやってきました。人とは少し違う時間の流れを持っているモモ。男たちに目をつけられてしまいます。

 

ベッポやジジまでモモのもとを去ってしまい途方に暮れていると、1匹のカメが現れました。カメの名前はカシオペイア。「わたしについておいで」とモモを導きます。

 

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カシオペイアに導かれ、モモは時間をつかさどるマイスター・ホラに出会います。

「時間貯蓄銀行」の男たちの正体は時間どろぼうで、人々をだまし、人々の心の中にある「時間の花」を奪って貯蔵庫にため込んでいるのだ、と教えられたモモ。マイスター・ホラが時間を止めている間に貯蔵庫を見つけ出し、時間の花を開放する冒険に出かけます。

 

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時間どろぼうに追われながら「時間の花」のありかを突き止めたモモ。モモが一輪だけ持った「時間の花」を扉にかざすと、貯蔵庫が開きました!

 

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最初に皆さんがワークショップで作ったお花の形の風船は、このシーンで使われる「時間の花」だったんですね!

 

 

終演後、来場者の皆さんからのアンケートには

「ひさしぶりに『モモ』を読みたくなりました」

「参加型のお芝居で、子どもたちがとても楽しそうだった」

「効果音の生演奏が刺激的だったようで、子どもがとてものめり込んでいた」

「大人も楽しめる内容でした」

といった声が寄せられました。

 

今年の「ことばと音のフェスティバル♪」では、世界中で愛されているミヒャエル・エンデの『モモ』のよみしばいをお届けしました。

千代田区読書振興センターではこれからも、親子そろって気軽に本に親しめるイベントを行っていきますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね。

Posted at:18:30

【速報】「ことばと音のフェスティバル♪」と
「春のレファレンジャー」「工作ワークショップ」を本日開催しました!

本日4月28日(土曜日)、千代田図書館では「ヨムキクちよだ2018」のイベント、第10回ことばと音のフェスティバル♪「よみしばい『モモ』」「緊急出動!春のレファレンジャー」「工作ワークショップ」を開催しました。

 

千代田区役所1階の区民ホールで行った第10回ことばと音のフェスティバル♪「よみしばい『モモ』」

小さなお子様から大人まで、たいへん多くの方々に楽しんでいただきました!

 

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こちらのイベントの様子は、近日中にこの「ちよぴたブログ」で詳しくレポートします♪

 

千代田図書館10階には、「読書の味方」レファレンジャーが登場。

 

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いつもは夏休み期間に千代田図書館に登場しますが、今日は緊急出動!

 

子どもたちの本探しのお手伝いや、保護者の皆さんの読書相談にお答えしました。

 

こちらは工作ワークショップ

小さなお子様でも簡単に作れるミニノートこいのぼりしおりの工作を楽しんでいただきました♪

 

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ミニノートは4種類。好きな色を選び、紙を折って作りました。

 

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色とりどりのおりがみを編み込んで作るこいのぼりしおり。

思い思いの色で、カラフルなこいのぼりが完成しました!

 

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ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!

Posted at:17:30

「和綴じ製本で『読書ノート』を作ろう」実施レポート

今回は、2月17日(土)に千代田図書館で開催したイベント

「和綴じ製本で『読書ノート』を作ろう」の様子をお伝えします。

 

講師は丁 寅次(ちょう・とらじ)先生。

お茶の水にある おりがみ会館などで「和綴じ教室」や「水引き教室」の講師を

務めていらっしゃいます。

 

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最初は本の中身を折る作業から。

読書ノートとして記入する部分ですね。

袋綴じとよばれる和本の代表的な綴じ方で、中の紙を二つ折りにして

折り目の反対側を糸で綴じます。

ずれないように、1枚ずつ丁寧に折っていきます。

 

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すべて折って重ねたら、本を束ねて留める位置にしるしを付けます。

まず右端から1cmとり、その内側8mmに線をひく。

上下からそれぞれ3cmと4.5cmを測り、さきほどの8mmと

交わるところに点を打つ...

ミリ単位の繊細な作業が続き、思わずため息をもらす参加者も。

「ため息つかない!」

先生の喝に思わずふき出し、緊張がほぐれたところで作業続行。

しるしの部分に目打ちで穴を開けます。

「ストレス解消!」「気持ちいい~」

普段あまりやらない作業を、皆さん楽しんでいる様子です。

 

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本体の準備ができたら、次は表紙を選びます。

どれもすてきな柄で、迷ってしまいますね。

世界に一つしかない、自分だけの読書ノートです。

皆さんじっくり選んでいました。

 

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表紙を決めたら、いよいよ糸で綴じていきます!

・・・と、その前に、しるしを付ける作業をします。

ミリ単位に計測し、さらに割り算も。

ふたたび繊細な作業ですが、ゴールは近いのでがんばりましょう!

 

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点をつけたところに目打ちで穴を開けます。

このときには皆さん作業にも慣れてきて

リズムよく目打ちを打つ手元は職人さんのようでした。

 

さあ、今度こそ本を綴じる作業です。

四つの穴で綴じるシンプルな形「四つ目綴じ」という方法です。

「いちばん簡単で、いちばん難しい」

先生曰く、シンプルゆえにきれいに仕上げるのが難しい綴じ方とのこと。

緩まないようにキュッと綴じて、完成!

 

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「何を読もうかしら。」

「その表紙だと『源氏物語』が似合うわね」

自分だけの読書ノートづくりを楽しんでいただけたようです。

お気に入りのノートと一緒に、読書を楽しんでくださいね♪

丁先生、参加者の皆さん、ありがとうございました!

 

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Posted at:13:45

楽しいイベントたくさん!千代田区立図書館のクリスマスイベント

12月9日(土曜日)、昌平まちかど図書館

「クリスマスぬいぐるみおとまり会」を行いました!

 

子どもたちお気に入りのぬいぐるみが、夜の図書館に

一晩おとまりするぬいぐるみおとまり会

昌平まちかど図書館では初めての開催となりましたが

定員となる10組の親子にご参加いただきました。

 

子どもたちは、まず図書館でぬいぐるみと一緒に

絵本の読み聞かせやクリスマスの手あそびを楽しみ、

そのあとぬいぐるみが、昌平まちかど図書館におとまりをしました。

 

ぬいぐるみは、12月11日(月曜日)に参加してくれた子どもたちのもとへ。

お迎えに来てくれた子どもたちには、

ぬいぐるみが図書館で選んだ絵本と、

おとまり会の様子を記録したアルバムを一緒にお渡ししました♪

 

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子どもたちは、みんな嬉しそうに

絵本とアルバムを受け取ってくれたそうです♪

ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!

 

 

そして今週末は、四番町図書館神田まちかど図書館

親子でクリスマスを楽しむ、いつもより特別な

おはなし会を開催します!

 

神田まちかど図書館 クリスマスおはなし会

【日 時】 12月16日(土曜日)

午前11時~11時45分

【場 所】 神田まちかど図書館

【対 象】 乳幼児~小学生とその保護者

 

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『ごろんご ゆきだるま』(たむらしげる/作・絵、福音館書店)や

『ケーキができたわけ』(さとうわきこ/作、女子パウロ会)など

冬やクリスマスにまつわる絵本の読み聞かせや、わらべうたを楽しんだあと

クリスマスツリーづくりの工作をします

 

また、神田まちかど図書館のカウンターでは、

12月25日(月曜日)までに本を借りた方に、

手ぶくろしおりまたはツリーオーナメントをプレゼントしています!

(お一人につき1日1個まで、なくなり次第終了)

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四番町図書館 クリスマスおはなし会

【日 時】 12月17日(日曜日)

午後3時~4時

【場 所】 四番町図書館ラウンジ

【対 象】 幼児~小学生とその保護者

 

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四番町図書館のおはなし会では、

『みんなで たのしい クリスマス』(クレア・フリードマン/作、

ゲイル・イェリル/絵、ひさかたチャイルド)や、

『どんくまさんの くりすます』(蔵冨千鶴子/作、柿本幸造/絵、至光社)など

クリスマスの絵本の数々を読み聞かせしたり、

自分で飾りつけて作るさんかくぼうしの工作などを行います

 

ぜひ、今週末はご家族そろって、

楽しいクリスマスおはなし会にご参加ください!

Posted at:14:15

本と出会う読書サロン 第15期オープニングイベントを開催しました!

11月21日(火曜日)、「本と出会う読書サロン」第15のスタートとして

評論家、作家野上暁(のがみ・あきら)さんをお招きして、

新規メンバー募集を兼ねた講演会「体験的子ども文化の現代史」を開催しました。

 

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お話は、野上さんの幼児期の記憶から始まりました。

戦時中家族と疎開し、終戦後6歳まで長野で過ごされたそうです。

食糧難の時代の、いろいろな食べ物の記憶にまつわるエピソードに

おどろく方やうなずく方、年代によって反応はさまざまです。

「シマヘビのステーキがおいしかった!」

というお話には、思わず声を出してしまいました

しかしこの話には続きがあって、大人になってから食べたシマヘビは

硬くて食べるのが大変だったとのこと。

いつでもやわらかいお肉が食べられる世の中になったことに

感謝しなくてはいけませんね。

 

そして、お話は戦後児童文学へ。

1940~50年代に創刊された子ども雑誌をご用意いただきました。

貴重な資料に、参加者のみなさんも興味津々でした。

 

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野上さんのお話の中では、戦争について考えさせられる場面が

多くありました。

先ほどのシマヘビのお話もそうですが、

幼少期に観たという映画の話も印象的でした。

『原爆の子』『ひろしま』『ひめゆりの塔』などを観て、

子どもながらに戦争の怖さを知り反戦の心がうまれたそうです。

今の生活の中では戦争の怖さを感じる機会はあまりなく、

子どもたちが戦争について知るのは学校の授業の中だけかもしれません。

おとなも子どもも一緒に、平和について考えられる文化をつくり

大切に守っていきたいと思いました。

 

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こちらはイベント終了後のひとコマ。

参加者の方々が野上さんの著書を手に取りながらお話しされてます。

はやくも読書サロンが始まっているようです♪

 

 

12月から始まる「本と出会う読書サロン」第15では、

12月「器(うつわ)」 1月「皺(しわ)」 2月「皹(ひび)」

3月「再(ふたたび)」をテーマに、

メンバーが思い思いに持ち寄った本の紹介を行います。

現在メンバーを募集中。まずはお気軽に登録からどうぞ♪

 

メンバー登録方法

 

1~4のいずれかの方法でお申込みください。

1.メール

メール本文に氏名、電話番号、メールアドレスを明記し、

件名を「本と出会う読書サロンメンバー登録申込」として、

「読書サロン担当」宛に

お申し込みください。

メールアドレス dokusho.salon2016@gmail.com

 

2.FAX

申込用紙をプリントアウトし、必要事項を明記の上、

「読書サロン担当」宛に

お申し込みください。

FAX  03-3941-1541

申込用紙のダウンロードはこちらから

 

 3.電話

千代田図書館「読書振興センター」担当宛にお申し込みください。

電話 03-5211-4289・4290

 

4.来館

千代田図書館10階カウンターにてお申し込みください。

平日午前10時~午後6

 

Posted at:14:45

図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー「喫茶店と本のまち」編を開催しました!

11月11日(土曜日)、図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー

「喫茶店と本のまち」編 を開催しました!

 

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今回のテーマは「喫茶店」

神保町古書店街は、多くの文学者や文化人から長く愛される喫茶店や

新しい形態のカフェなどが数多くあることでも知られています。

 

第1部トークショーのゲストは、

イラストレーター喫茶店観察家飯塚めりさんです。

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日々の喫茶店巡りの記録を、かわいらしいイラストやコラムで紹介し

書籍やSNS、ウェブコミックの連載などで人気を博しています。

喫茶店巡りのイラストを描きはじめる前から

神保町がお気に入りの街だったという飯塚さん。

著書『東京喫茶帖(カフェノート)』(カンゼン)に掲載のものをはじめ

数多くのイラストをスライドで紹介しながら、

神保町でお気に入りのお店についてたっぷりお話しいただきました!

 

喫茶店を訪れるときには、ドリンクや食べ物のメニューはもちろん、

その内装にも注目するという飯塚さん。

「そのお店のメニューや内装で、店主がどういう人なのか、

どんなものが好きなのか想像しながら楽しみます」

 

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飯塚さんが特に「思い入れが強い」と語ってくれたのは

神保町の隠れ家的名店「トロワバグ」

ほっとできて好きだという、このお店の内装デザインについて調べたことを

きっかけに、東京の喫茶店の歴史へとつながっていったというお話は、

“喫茶店学”とも呼べるようなものでした!

 

連載中のウェブコミック『カフェイン・ガール』の最新回には

神保町のカレーが自慢の喫茶店や、

飯塚さんお気に入りの書店のエピソードが満載。

 

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作品にも登場するCafé HINATA-YAを、今では珍しい

手動エレベーターの実際の写真をまじえてご紹介いただきました。

 

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他にも、喫茶店を愛する飯塚さんならではのお話を

たくさん聞くことができました♪

飯塚さん、ありがとうございました。

 

第2部の街歩きツアーでは、秋の心地よい空気の中

神保町の老舗喫茶店やブックカフェに加え、

文学と喫茶店にまつわる街のトリビアや、歴史的建造物もご紹介しました。

 

千代田図書館を出て神保町古書店街へ。

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ミステリー・SFなどの古書や映画ポスター、パンフレットが並ぶ

「@ワンダー」の2階には、神保町ならではの古書店と一体化したカフェ

「ブックカフェ二十世紀」があります。

 

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都営地下鉄・東京メトロの神保町駅出口すぐ近くの路地は、歴史を重ねてきた

名店喫茶「さぼうる」「ラドリオ」「ミロンガ・ヌォーバ」などが立ち並ぶ

神保町らしい景色が楽しめる一角。

曜日を問わず、カフェ巡りを楽しむ多くの方でにぎわっています。

 

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文豪たちと喫茶店のエピソードとともに、古書店もご紹介。

 

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ツアーの後半はすずらん通りへ。

飯塚さんのトークで、お気に入りのお店として挙がった

「ティーハウスタカノ」「サロンド冨山房 フォリオ」なども

この通りにあります。また、画材・文房具店や書店に併設の

新しいカフェが多いのもすずらん通りの特徴です。

 

今回のツアーで歩いたのはこちらのコースです。

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すずらん通りを歩いて、今年7月に移転した

「小学館ギャラリーBH神保町 本と街の案内所」が今回のゴールです。

参加者のみなさん、おつかれさまでした!

 

みなさんも、図書館に立ち寄る行き帰りや、書店巡りに

ほっと一息つけるような、お気に入りの一店を見つけてみてくださいね♪

Posted at:10:30

「バリアフリー上映会『夢は牛のお医者さん』」を開催しました!

千代田図書館では読書週間(10月27日~11月9日)期間中、

図書展示「“はたらく”を読む」を開催中です。

さまざまな仕事や働き方生き方などをテーマにした図書を集めました。

                                 

この展示に関連して、ひとりの少女が夢にむかう姿を

26年間にわたって取材したドキュメンタリー映画

「夢は牛のお医者さん」バリアフリー上映会を開催しました。

 

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バリアフリー上映会は、聴覚障害をお持ちの方や音の聞こえにくい方も

映画を楽しめる日本語字幕つきの映画上映会です。

千代田区内にあるNPO法人ホープのみなさんにご協力いただき、

司会の話す内容や、映画の中の会話やナレーションを

その場でスクリーンに字幕をつけていきました。

 

上映会当日の10月29日(日曜日)は、台風が関東に接近

千代田図書館周辺も激しい雨にみまわれましたが

映画を楽しみにしていた方々が集まってくださいました。

 

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昭和62年。新潟県の山あいにある小学校に通う子どもたちはたった9人。

新入生がいなかったこの年に、3頭の子牛が“入学”しました。

牛たちとの生活、そして別れの中で、ひとりの少女の胸にある思いが生まれました。

「私がお医者さんになって牛たちの病気を治してあげる」

 

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夢に向かって努力しつづける少女の姿とそれを見守る家族のあたたかさ、

いのちに向き合う厳しさが、美しい自然の風景とともに描かれていました。

 

上映会には、この映画の主人公がちょうど牛と出会った頃と同じくらいの

小学生のお子さんも家族で来てくれました。

おうちに帰ってから、映画の感想と一緒に将来の夢についても

家族でお話ししてくれていたらうれしいです♪

 

「夢は牛のお医者さん」を観たかった~という方、

この作品の小説と絵本が「“はたらく”を読む」に展示されています。

ぜひ、お立ち寄りください。(貸出中の場合はご了承ください)

千代田区読書振興センターでは、今後も

本との出会いにつながる活動を行っていきます。

Posted at:13:30

図書館実習生に密着!学校図書館での実習と千代田図書館のおはなし会

今年も、区内にある大学から千代田図書館へ

3人の図書館実習生が来てくれました!

今年は法政大学共立女子大学大妻女子大学の3校からそれぞれ1人ずつ。

10日間の実習期間で、図書館にまつわる様々な仕事を体験しました。

 

 

この日は千代田区内にある小学校と中学校へ。

区立和泉小学校では、2人の実習生が

千代田図書館の学校支援担当司書に教えてもらいながら

学校図書館の本棚の整理や、本の展示作成などに取り組みました。

 

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9月の本の特集として2人が作った「月のほん」の図書展示

テーマにあった本を選び、折り紙やイラストで飾りつけました。

 

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「いろいろなジャンルの本を集めることを心がけました」

「こういう仕事をしてみたかったので楽しかったです!」

 

 

こちらはもう1人の実習生が向かった区立神田一橋中学校

こちらでも、昼休みの貸出・返却カウンターを担当したり

本の装備・受入れ作業や書庫の整理を体験しました。

 

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学校図書館の本を長く利用してもらうために

新しい本に透明なブックカバーをかける作業

ほこりや気泡が入らないように、そ~っと丁寧に・・・

慣れない作業に悪戦苦闘しながらも、きれいにできあがりました!

 

実習生から神田一橋中学校の生徒へ、

自分で選んだおすすめ本のPOPも作成しました♪

 

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おすすめしてくれたのは『大和言葉つかいかた図鑑』

(海野凪子/著、ニシワキタダシ/イラスト、誠文堂新光社)。

 

 

また、毎月第2木曜日に千代田図書館10階の子ども室で

行っている赤ちゃん向けおはなし会では、

それぞれ1冊ずつ絵本の読み聞かせに挑戦しました!

 

司書のレクチャーを経ておはなし会にのぞみます。

こちらはおはなし会前日の練習のようす。

 

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赤ちゃんとママ・パパが一緒に楽しめる、

かんたんな手あそびやわらべうたなども司書から習いました。

 

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今回のおはなし会で実習生の皆さんが読んだのは

こちらの3冊。(読んだ順番に)

『いないいないばあ』(松谷みよ子/文、瀬川康男/絵、童心社)

『くだもの』(平山和子/作、福音館書店)

『かお かお どんなかお』(柳原良平/作、こぐま社)

 

みなさん、初めは少しだけ緊張したようすでしたが

和やかな雰囲気の中、赤ちゃんにも伝わるように

明るく、優しく絵本を読むことができていました!

 

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千代田図書館のおはなし会は、毎月第2木曜日の午前11時から

0歳~3歳くらいの乳幼児と、その保護者を対象に行っています。

次回は10月12日(木曜日)です。

予約不要で、どなたでも参加できますので

赤ちゃんと、ぜひご参加ください♪

 

 

実習生のみなさんには、今回ご紹介した仕事のほか、

図書館内の配架カウンター業務資料の管理・選定

障害者サービスについての研修など、どれも図書館に欠かせない

多くの仕事を体験していただきました。

みなさん、おつかれさまでした!

Posted at:14:00

「夏のわくわく課外授業2017」レポート②【理科】

千代田図書館の夏休み恒例イベント

「夏のわくわく課外授業2017

今回は、理科の授業風景をお届けします。

 

◆◆8月17日 理科◆◆

「水のふしぎを調べてみよう」

 

理科の授業を担当してくださったのは、

日頃、子どもたちに水の大切さや、水を育む森や自然の大切さを伝える

活動に携わっている、梅原真幸(うめはら・まさき)さんです。

 

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「今日、水を使ったひと~」

「はーい」

 

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は私たちの生活に欠かせない、身近なものです。

そんな水の持つ力について、実験や工作を通して学んでいきます。

 

まず最初の実験。

水をコップいっぱいに注ぐと、ふちより上までもりあがっても

なかなか水がこぼれません。

これは、水がちいさくまとまろうとする表面張力のはたらきによるものです。

どのくらいまでこぼれずにいられるか

そーっとビー玉をひとつずつコップに落としてみました。

 

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表面張力を学んだら、次は工作です。

表面張力を利用した絵画技法、マーブリングにみんなで挑戦です!

 

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水を張ったバットに専用の絵の具を少したらし

竹ぐしの先に界面活性剤(食器用洗剤を水でうすめる)をちょっとつけ

水面に広がった絵の具に触れます。

すると、界面活性剤が表面張力のはたらきを弱め

絵の具がはじかれて水面にひろがって動きます。

それをくりかえすとマーブル模様ができてきます。

 

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模様ができた水面に紙をのせると・・・

きれいに模様がうつりました!

 

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あれ?イメージしていたものとちょっと違う?

さっきと同じ模様を作りたいのに、できないなぁ。

先生、なんでですか?

「この中の水は止まっていないんだよ。ずっと動いているから、

紙を乗せる瞬間まで模様は変わりつづけます

毎回予想できない作品が出来上がることを楽しんでくださいね」

 

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みんなマーブリングに夢中になり、あっという間の90分でした。

みなさんの楽しそうな姿を見ていたら、私もやってみたくなりました。

先生にコツを教えてもらったので、みなさんにもお教えします!

 

絵の具をたらす前に、バットの中の水のゴミをきれいにとりのぞくこと。

新聞紙できれいにとれるそうですよ。

 

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また、絵の具は時間がたつと沈んでいくので、なるべくはやく紙に写すこと。

そうすると絵の具がしっかり紙にうつり、水が汚れにくくなり

繰り返し同じバットの水で作品をつくれるそうです。

コツをつかむときれいな作品がつくれる上に環境にもやさしい!

一石二鳥ですね♪

梅原先生、ありがとうございました!

 

千代田図書館9階の第2展示ウォールでは、

9月1日(金曜日)から23日(土曜日・祝日)まで

「夏のわくわく課外授業2017の授業レポートを展示します。

こちらもあわせてご覧ください♪

Posted at:11:25

それいけ!レファレンジャー

夏休み期間中の千代田図書館は、いつもとちょっと違います。

子どもの読書推進のため、通常より1時間早い9時から開館しています。

そして、夏休みになると現れる

「調べもの戦隊 レファレンジャー」出動中です!

そのレファレンジャーから活動報告が届きました。

 

 

夏真っ盛り、本さがしにまよったら…

レファレンジャーがお助けします!

 

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現在、千代田図書館では、毎日朝9時から夕方5時まで、

レファレンジャーが出動し、自由研究や、読書感想文用の本など、

夏休みの宿題に役立つ本探しのお手伝いをしています。

今日は、この夏に受けたレファレンス(調べもの)や

読書相談をいくつかご紹介いたします。

 

<ケース①>

「群馬県神流町(かんなまち)で発掘された恐竜の歯の化石について調べたい!」

(小学1年生)

この男の子は大の恐竜好き。

お母さんと、お揃いの恐竜Tシャツを着た弟と来館してくれました。

夏休みに入ってから実際に神流町へ行き、化石発掘体験をしてきたとのこと。

小さな貝の化石を見つけることができたそうです。

「すごいね!」と驚いていると、

「去年、神流町で小学生と幼稚園に行ってる兄弟が

スピノサウルス類の歯の化石を見つけたんだって。」

と教えてくれました。

この夏の自由研究は、化石発掘体験のことと、恐竜について調べて

まとめたいということでした。

さっそくそこでレファレンジャーが本探しのお手伝い。

 

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まずは、知りたい恐竜を見てみましょう。

ちょっと難しいけど、参考図書を使って調べることにチャレンジ!

百科事典や図鑑の目次や索引を使います。

図鑑には色んなことが載っていて、

スピノサウルス類は白亜紀に存在していたということがわかりました。

「白亜紀について知りたい」「恐竜が化石になる過程を知りたい」

など興味関心は広がっていき…。

大好きな恐竜について、今まで知らなかった情報を

たくさん得ることができました。

 

調べた情報をノートにまとめたり、コピーをとったり。

どの本に載っていたか、メモをしておくことも忘れません。

最後はレファレンス担当の司書と一緒にオンラインデータベースを使って

「小学生がスピノサウルス類の歯の化石を見つけた」

という新聞記事を探しました。

これからおうちに帰ってまとめるとのこと。

また、まとめる時に困ったら相談にきてくださいね。

 

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<ケース②>

今度は読書相談です。

読書相談でダントツ多いのは

「読書感想文を書くのにおすすめの本を教えて!」です。

同じ相談でも、本が大好きで普段からたくさん読んでいる子、

図鑑は好きだけど物語はちょっと…という子、

この夏はノンフィクションを読んで感想文を書いてみたいという子、

本は苦手!という子…様々です。

「今まで読んで面白かった本はありますか?」

「いま興味のあることってなんだろう?」

「好きなものは何?」

レファレンジャーはできるだけ、相談者にピッタリな1冊を届けられるよう、

相談者の中にある「読みたい本のイメージ」を引きだすべくインタビューをします。

 

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「へぇ、刑事ものが好きなんですね、じゃあね…」

「怖い話に詳しいの?じゃあこの本知ってますか?この本はね…」

すぐに決められる子、決めるのに時間がかかる子。

これもまた様々ですが、レファレンジャーは根気よくお付き合いしますよ!

 

夏休みも折り返しました。

最後に慌てず済むように、まだ宿題が終わってないよという子も、

もう終わってしまってすることがない~という子も、

ぜひ千代田図書館に来てレファレンジャーに声をかけてください。

 

きれいな色のエプロンと、胸に付けたレファレンジャーバッチが目印です!

 

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※レファレンジャーは読み聞かせ方法絵本の選び方など、

 保護者の読書相談も承ります。

 

 

レファレンジャーは8月31日(木曜日)まで毎日出動しています。

 

ところで…

夏休みが終わったらレファレンジャーはどこに行くのでしょう…

 

レファレンジャーの正体は、

千代田区立図書館から、区立小・中学校などの教育施設に派遣されている

学校支援担当司書です。

学校の図書館で会ったことがあるかもしれませんね♪

Posted at:10:30

「夏のわくわく課外授業2017」レポート①【国語・社会】

千代田図書館の、小学4~6年生とその保護者を対象にした

夏休み恒例イベント「夏のわくわく課外授業2017が今年も始まりました!

今回は、国語社会の授業風景をレポートします♪

 

◆◆7月29日 国語◆◆

「“見る”読書感想文をかこう」

 

国語の授業の講師は、ワークショップデザイナーの

富山 幸代(とみやま・ゆきよ)さんです。

今回のテーマに合わせ、手描きの画用紙を使って自己紹介をしてくれました。

 

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夏休みの宿題の定番といえば読書感想文

その感想文を、今回は原稿用紙ではなく画用紙に

イラストや図、文字などを使ってかいていきます。

「とにかく楽しもう!」「手を信じて!」「ヘタって言わない!」

などのお約束をしたら、サインペンを使いこなす練習スタート!

 

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線や など、紙いっぱいに図形を描いて手を慣らしたところで

次は絵を描くことにチャレンジ。

親子でペアになって、お題の絵を描いたりしました。

 

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絵を描くことに慣れてきたら、いよいよ本日のメインテーマ

“見る”読書感想文に挑戦します。

読書感想文を書こうとしたけれど、あらすじを書いてしまっていた

という経験はありませんか?

 

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「描いてほしいのは感想です。本を読んで、こんな気持ちになった とか

これが気になる! 私ならこうしたい! など、感じたことを描いてみましょう」

イラストを使いながら、富山先生が丁寧に説明してくれます。

あらすじと感想文の違いを意識しながら、とりかかりました。

 

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はじめは悩んでいた子も、自分が気になったポイントを見つけてからは

集中してどんどん描き進めていきます。

深く印象に残ったシーンの絵を、とても丁寧にこまかく描いている子も。

白く大きな画用紙が絵や文字でカラフルに埋められていく様子は

見ていてとても楽しかったです。

 

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どれも読んでみたくなるような作品ができあがりました

みなさんの作品は、9月1日(金曜日)から

千代田図書館9階の第2展示ウォールで

イベントのレポートとともに展示する予定ですので、お楽しみに♪

 

富山先生、ありがとうございました!

 

 

◆◆7月30日 社会◆◆

「図書館で防災くんれん!?」

 

社会の授業の講師は、防災専門図書館司書の

堀田 弥生(ほった・やよい)さん矢野 陽子(やの・ようこ)さんです。

 

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自然災害から身を守るために知っておきたいことを、

映像を見たり工作などの作業をしたりしながら学びます。

地震、噴火、大雨、大雪…など自然災害にもいろいろ種類がありますが

今回は大雨地震について学習しました。

 

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まずは大雨がふったらどうなるかについて。

標高がわかる地図を見ると、同じ千代田区内でも

土地の高低差が30メートル位あることがわかります。

30メートルというと…ビルの1階から10階までの高さとだいたい同じ。

この千代田図書館の子ども室と同じくらいです!

「ここにスーパーがあるから・・・」

目印の建物を頼りに、地図に自宅の位置にしるしをつけて

標高図と照らし合わせて土地の高さを確認します。

「水は高いところから低いところへ流れます

だから、できるだけ高いところに逃げましょう

でも、一番大事なことは

「危険な場所には近寄らない」

そのためには、大雨情報などを注意深くチェックしておくなど

日頃から気をつけることが大切なんですね。

 

後半は地震について。

建物の揺れ方の違いを、工作を使って実験しました。

台紙に固定した三種類の高さの違う紙を、いろんなリズムで揺らしてみます。

低い紙だけ揺れたり、揺らす手を止めても高い紙は揺れ続けていたり・・・

これが高い建物だったら、などと揺れ方をみながら想像しました。

揺れる仕組みを知っていると、実際に建物の中で揺れを感じても

落ち着いて行動できそうですね。

 

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最後はみんなで避難訓練をします。

みんなで非常口を確認したあと、さあ出発!

と、思ったら部屋のドアが開きません。

 

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ドアの前に物が置かれ、出口が塞がれてしまっていました。

これは、実際の非常時でも起こるかもしれないことです。

落ち着いて、出口の確保をしましょう。

 

出口が開いて、こんどこそ出発!

避難のときの合言葉

「お・か・し・も」

(おさない・かけない・しゃべらない・もどらない)

を守って、非常階段を使って10階から1階まで降りました。

普段は入ることのない場所を歩ける、ちょっとわくわくする体験ですが

できればここを使う機会が訪れてほしくないものです。

しかし、災害はいつ起こるかわかりません。

そのときは、ここで学んだことを思い出して行動したいと思います。

 

ご参加いただいた皆さん、おつかれさまでした!

「夏のわくわく課外授業2017も、残すところあと1教科。

理科「水のふしぎを調べてみよう」

まだお申し込み可能です!ぜひ、ご参加ください♪

Posted at:14:05

「本と出会う 読書サロン」第14期がスタート!

「本と出会う 読書サロン」は、メンバー各自が毎月異なる

テーマに沿った本を持ち寄り、紹介し合う本を通じた交流の場です。

読書の会主催で毎月第3火曜日に千代田図書館で開催しています。

このたび14がスタートし、その初回が6月20日(火曜日)に行われました。

今回のテーマは「草木花

この日の参加者は13名でした。

 

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タイトルに「草木花」が入っているものや、

前月に開催された 第14期読書サロンオープニングイベント 

ゲストの多田多恵子さんから聞いたお話をきっかけに手にとってみた本など、

絵本や実用書、新書や小説、マンガなどさまざまなジャンルから

17冊の本が紹介されました。

ふしぎなことに、毎回本が重複することはないそうです。

 

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紹介する本を選んだ理由はさまざまです。

「なんと美しいことよ!」という感動を伝えたかったり、

古来の日本の原風景の姿を知ってほしいという思いが込められていたり、

植物の生き抜く強さをビジネスの場でのヒントにしたり、

みなさんの、本に対する視点や思いを聞いているだけで楽しい1時間でした。

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次回の読書サロンは

7月18日(火曜日)午後7時~ テーマ「日記」 です。

以降、8月「写真」 9月「大陸」と続きます。

興味のあるテーマの回のみの参加や見学のみも可能ですので、

お気軽にご参加ください♪

 

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参加および見学にあたっては、事前にメンバー登録が必要になります。

詳しくはこちらをごらんください。

 

 

Posted at:15:00

図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー
「『映画の仲間(エキプ・ド・シネマ)』のある風景」編 を開催しました!

6月17日(土曜日)、図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー

「『映画の仲間(エキプ・ド・シネマ)』のある風景」編 を開催しました!

 

かつて多くの映画館があった神田・御茶ノ水地域。

今回は「映画」をテーマに、第1部ではトークショーを

第2部では神保町の映画にまつわる場所や古書店を巡る街歩きを行いました。

 

トークショーのゲストは、来年で開館50周年をむかえる

岩波ホール原田健秀さんです。

 

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今回のツアータイトルになっている

『エキプ・ド・シネマ』(フランス語で“映画の仲間”の意味)は

世界の埋もれた名画を世に紹介する運動で、

その思いのもとに岩波ホールでは映画を上映しています。

そのきっかけとなった1974年の「大樹のうた」公開のエピソードや

いままでの上映作品のこと、岩波ホールの現在やこれからなど

たくさんのお話を聞くことができました。

 

「作品に対してどれだけ本気か」と原田さんはおっしゃいます。

1990年に上映した『サラーム・ボンベイ!』をめぐっては、当時の支配人

高野悦子さんと岩波ホールで上映することについて意見が対立、

1年半もお互いに意見を主張しあう、なんてこともあったそうです。

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来年で定年を迎える原田さん。

最後の仕事は、思い入れのあるグルジアの作品でかざることになるようです。

「こんなに長く働けたのは、神保町の居心地がよかったから」

上限800円・期間は1週間、というルールで、

神保町で最高のしょうが焼きを探したりしたこともあるそうです。

映画も街も愛する原田さんでした。

 

第2部は街歩きです。

梅雨の季節で天気が心配されていましたが、

気持ちのよい天気のなかスタートしました!

 

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千代田図書館を出発し、まずは古書店街をめざします。

「@ワンダー」「ヴィンテージ」「矢口書店」

「石田書房」「虔十書林」「一誠堂書店」・・・

神保町には映画関連の資料を扱う古書店がたくさんありますが、

 

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今回は靖国通り沿いの「@ワンダー」に立ち寄りました。

ポスターやパンフレット、チラシなど映画関連の資料がたくさんならぶ

店内を自由に見学したあと、ふたたび古書店街をすすみます。

 

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「矢口書店」の裏側のさくら通りには、かつて「東洋キネマ」がありました。

現在は住友商事神保町ビルが建っています。

すずらん通りへと続くさくら通りは、戦前はメインストリートとして

とてもにぎわっていたようです。

 

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狭い路地に入ると、味わい深い喫茶店がたくさんあります。

 

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「さぼうる」「ラドリオ」はいろいろな映画やドラマの撮影で使われています。

ナポリタン、ウィンナーコーヒー・・・おすすめメニューはたくさんありますが

今回のツアーのテーマは「映画」です。

グルメはまた別の機会に

 

岩波ホールのほかにもうひとつ、神保町にある映画館をご紹介しました。

開館10周年を迎える「神保町シアター」です。

こちらでは、昭和のなつかしい映画を中心に上映しています。

 

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実際に、昭和のなつかしい映画のロケ地も歩きました。

「駿河台下交差点」は昭和38年公開の『伊豆の踊り子』に

「大屋書房」は「男はつらいよ」シリーズ第17作目『寅次郎夕焼け小焼け』に

登場しました。

 

ツアーのゴールは岩波ホール。

 

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館内では原田さんが出迎えてくださいました。

ロビーの壁一面にはこれまで上映された映画のチラシが貼られています。

その壁を背に、原田さんは再び映画について語ってくださいました。

 

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映画をとりまく環境は変化しています。

デジタル化が進み、またスマートフォンなどで

手軽に観られるようにもなりました。

その中で、“映画館の意味”を原田さんは問い続けています。

「映画は本来、暗闇で観るもの」

映画は暗闇という黒いキャンバスの上に描かれるもの、

という表現がとても印象的でした。

 

家でのんびりDVD鑑賞もいいですが、

たまには映画館のシートに座り、暗闇のなかに浮かびあがる

大きなスクリーンで映画を楽しんでみるのもいいですね♪

原田さん、岩波ホールのみなさん、ありがとうございました。

 

今回街歩きをしたのはこちらのコースです。(PDF:369kB)

このコースを参考に、ぜひオリジナルの街歩きルートも探してみてくださいね。

参加者のみなさん、おつかれさまでした。

Posted at:13:30

お茶の水小学校「読書旬間」のおはなし会

千代田区立お茶の水小学校では、年に3回「読書旬間(どくしょじゅんかん)」を設け

児童の皆さんが本に親しみ、読書活動を充実させるための

取り組みを行っています。

 

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今回の春の読書旬間では「本をひらいてぼうけんにでかけよう」をテーマに

図書館内で展示を行っています。

「こどもの読書週間」に合わせて千代田図書館で開催された

ヨムキクちよだ2017」で展示した図書のほかに

千代田図書館の学校支援担当司書が「ぼうけん」をテーマに選んだ図書を

あわせて165冊ほどが紹介されています。

先日、展示されている図書から選んだ本で

低学年(1~3年生)と高学年(4~6年生)に

「司書によるおはなし会」を行いました!

 

まずは低学年のおはなし会です。

「こんにちは~!」

と元気よく講堂に入ってきましたが、お話が始まると

みんな集中して静かにお話に聞き入りました。

 

最初の本は『のねずみタイニィのだいぼうけん』

(マーティン・ウォーデル/作 BL出版)の読み聞かせです。

のねずみタイニィは、お姉さんのケイティを誘って冒険に出かけました。

ところが、遊んでいるうちにケイティとはなればなれになってしまい・・・

 

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2冊目は『ふしぎなたけのこ』(松野正子/作 福音館書店)です。

どんどんのびるたけのこの様子に、思わず

「うわぁ~」という声があがっていました。

 

2冊読んだところで、ちょっと休憩をかねて手あそびをしました。

「茶つぼ」は歌に合わせて左右の手を交互に握ったり開いたりして

茶つぼに見立てる手あそびで、とてもシンプルだけど

意外とむずかしいです。

だんだんテンポアップして速いスピードにも挑戦しました。

 

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最後のお話は『ホットケーキ』(松岡享子/訳)です。

これは、読み聞かせではなくストーリーテリングという形で紹介されました。

読み聞かせは絵本を読みながら進めるのでいっしょに絵を見ることができますが

ストーリーテリングは、話し手がお話を暗記して話すので、

聞き手は頭の中で情景を思い浮かべながらお話を聞きます。

げらげら笑ったり、「え~」と声をあげたり、

フライパンから逃げ出したホットケーキのぼうけんを

それぞれ想像して楽しんでいました。

 

続いて、高学年のおはなし会です。

最初の本は『チムとゆうかんなせんちょうさん』

(エドワード・アーディゾーニ/作 福音館書店)です。

船乗りになりたくてたまらないチムは、ある日汽船に乗り込み・・・。

 

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2冊目の本は『とべバッタ』(田島征三/作 偕成社)です。

天敵から身を守るために茂みに住んでいたバッタが決心し、

大空へ向って飛んでいく…。

バッタの力強さを感じる1冊です。

 

そのあとは手あそび「茶つぼ」、ストーリーテリング『ホットケーキ』

と続きます。

高学年のおにいさんおねえさんになると、

あまり声を出して笑ったりしないのかな・・・と思っていましたが、

友だちや先生と「茶つぼ」のスピードを競い合ったり

ホットケーキを語る司書の話に大笑いしたり、

皆さんおはなし会を楽しんでいる様子でした。

おはなし会が終わって教室に戻る前、さりげなく片付けを手伝ってくれる姿は

頼もしいおにいさんおねえさんでした。

ありがとうございました

 

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おはなし会のあとに図書館に寄ってみると

「ぼうけん」がテーマの本がたくさん借りられていました。

さっそく本に興味を持ってくれたようで、とてもうれしいです。

ちなみに、読書旬間中に展示された本を借りると、

ひとり1枚しおりをもらえるそうです。

 

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しおりは、保護者による図書館ボランティアの方々の手作りです。

ひとつひとつ違うので、迷ってしまいますね♪

 

お茶の水小学校の皆さん、ありがとうございました!

千代田区読書振興センターでは、今後も区内の学校との

連携を深め、読書支援活動を行っていきます。

Posted at:12:05

本と出会う読書サロン 第14期オープニングイベントを開催しました!

5月16日(火曜日)、「本と出会う読書サロン」第14のスタートとして

植物生態学者多田多恵子さんをお招きして、

新規メンバー募集を兼ねた講演会「植物はすごい!ふしぎと驚き」を開催しました。

 

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大学では生物の多様性についての授業をしている多田さん。

学生たちに感じることの大切さを伝えるため、授業ではフィールドワーク

積極的に行い、体験する機会を多く設けるそうです。

今回の講演でも、お話だけでなく本物の植物に触れられるよう、

実験を交えつつ進めてくださいました。

 

まずは全員に笹の葉が配られ、それぞれ観察してみます。

自分が体長5mmの虫だったら?などと想像しながら

葉を眺めたあとは、いろんな面を触ってみます。

「葉の裏に毛が生えている」

「触る方向によってすべすべしていたりギザギザしていたりする」

「葉のギザギザがおろし金みたいだ」

参加者からいろいろな感想が飛び出し、会場は終始和やかな雰囲気に

つつまれていました。

 

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さらに、傷つけると不快な臭いを出すというキケマン

という植物の茎を折ってその臭いを確かめたり、

(その後「お鼻なおし」としてローズマリーが配られました)

2種類の種を上から落としてみて、その落ち方の違いを観察したり、

図書館にいながら、ちょっとしたフィールドワークの疑似体験ができました。

 

なかでも印象的だったのは、みかんの葉の観察の方法です。

葉をすかしてみると、小さなつぶがたくさん見えます。

「みかんの葉には満天の星空が見える」

と、多田さんはおっしゃいました。

手のひらに乗るような小さな葉っぱを、

星空に見立てるなんて素敵ですね

ちなみにこの星空の正体は、匂いの貯蔵タンクのようなもので、

特別な器具などを使わなくても、カメラの接写機能やルーペなどを

使えば見ることができるそうです。

みなさんも、ぜひ試してみてください。

 

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多田さんは植物の研究や大学での講義のほかに、

実用書から子ども向けの絵本まで、多数の図書を執筆されています。

千代田区立図書館に所蔵されているものもあるので

図書館にお立ち寄りの際は、ぜひお手にとってみてください。

また現在、多田さんはイギリスの王立植物園の植物に関する書籍の翻訳中だそうです。

そちらの出版も楽しみですね。

 

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たくさんの植物にまつわるお話をご紹介いただき

さまざまな視点で生物を見てみることで、新たな発見やおどろきが

生まれるのだということを感じることができました。

多田さん、ありがとうございました!

 

6月から始まる「本と出会う読書サロン」第14では、

6月「草木花」 7月「日記」 8月「写真」 9月「大陸」をテーマに、

メンバーが思い思いに持ち寄った本の紹介を行います。

現在メンバーを募集中。まずはお気軽に登録からどうぞ♪

詳しくはコチラをご覧ください。

Posted at:11:20

「第9回ことばと音のフェスティバル♪」を開催しました!

5月3日(水曜日・祝日)、9回ことばと音のフェスティバル♪

「チリンとドロンの 世界のわらべうたと絵本のコンサート」を開催しました。

 

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今年は、松本野々歩さん(うた)と田中馨さん(コントラバス)による

デュオ「チリンとドロン」のお二人にご出演いただき

赤ちゃんから楽しめる、わらべうたと絵本のコンサートを行いました!

 

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小鳥がさえずる声とともにコンサートが開演。

澄んだ歌声と、あたたかい音色で奏でられる音楽に

赤ちゃんから大人まで惹きこまれました。

 

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アルゼンチンのわらべうた「手のダンス」

南米のわらべうた「のこぎりギコギコ」など、

子どもたちも、二人と一緒に歌ったり

親子で体を動かして楽しみます。

 

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午前の部では、赤ちゃんとママやパパが触れ合いながら、

ゆったり楽しめる歌を中心に。

 

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午後の部では、フランスのわらべうた「バンジョー」

インドネシアのわらべうた「料理のうた」など、

ダンスやリズム遊びが入った歌で盛り上がりました!

 

世界のわらべうたのあとは、絵本『ぱぽーぺぽぴぱっぷ』

(谷川俊太郎/文、おかざきけんじろう/絵、クレヨンハウス)

を読み聞かせしていただきました。

 

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楽しく不思議なことばの響きに合わせて

いろいろな楽器の音が飛び出す、とても素敵なプログラムになりました♪

 

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コンサートの最後は、ハンガリー民謡「踊ろうよ」

子どもも大人もダンス!

午前と午後、2回のコンサートとも、

たいへん多くのお客様にご参加いただきました。

 

「チリンとドロン」のお二人、ありがとうございました!

千代田区立図書館で開催中のヨムキクちよだ2017は5月12日(金曜日)まで。

「こどもの読書週間」は、ぜひ親子そろって千代田区立図書館にお越しください!

Posted at:15:20

0歳の赤ちゃんとお母さんのための絵本選び

先日、千代田図書館の司書が

千代田区立西神田児童センター「おしゃべりサロン」

赤ちゃんとお母さんのための読み聞かせと

絵本選びについてのお話しをしてきました。

 

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この「おしゃべりサロン」は、千代田区内在住の

0歳児のお子さまを持つ保護者を対象にした交流の場で、

千代田区立図書館の司書も定期的に出張しています。

 

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この日は11組の親子が参加してくれました!

 

0歳児に絵本の読み聞かせは早いのでは?

と思われるかもしれませんが

赤ちゃんも見やすい、絵や色のはっきりした絵本

大好きな家族の声で読んであげることで、

0歳児でも五感で絵本を楽しむことができるんです。

 

この日は、

『めんめんばあ』(はせがわせつこ/作、やぎゅうげんいちろう/絵、福音館書店)

『いいおかお』(松谷みよ子/文、瀬川康男/絵、童心社)

『もこもこもこ』(谷川俊太郎/作、元永定正/絵、文研出版)

などを読み聞かせしました。

 

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どれも簡単な言葉で書かれた、繰り返しのリズムが楽しい絵本です。

 

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どの赤ちゃんも、お母さんに抱かれてリラックスしながら

じっと絵本に見入って、お話しを聞いてくれました!

 

読み聞かせの合間には、

赤ちゃんに絵本を読み聞かせすることの大切さや

絵本選びのポイントなどを司書からお話ししました。

 

後半には、親子でコミュニケーションをとりながら楽しめる

手あそびわらべうたについてもお話ししました。

 

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手の中からかわいいひよこが出てくるわらべうた「にぎり ぱっちり」

ハンカチや小さい布など、身近にあるもので楽しめます。

 

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赤ちゃんは、歌いながら読めるわらべうた絵本も大好きです。

『ととけっこう よがあけた』(こばやしえみこ/案、ましませつこ/絵、こぐま社)

 

今回は、40分ほど、ゆったりとリラックスした雰囲気の中で

親子で絵本を楽しんでいただくことができました。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

 

千代田図書館は、この他にも赤ちゃんと保護者の方が

絵本に出会い、親しむきっかけづくりを行っています。

 

千代田区内のすべての赤ちゃんとその保護者を対象に、

千代田保健所での3、4ヶ月乳幼児健診の際に行っている

ブックスタートのほか、

どなたでも参加できる赤ちゃん向けおはなし会も、

毎月第2木曜日(午前11時~約30分間)に開催しています。

(千代田区立図書館のおはなし会について、詳しくはコチラ

Posted at:14:00

麴町学園女子中学校での出張講座「ブックトーク講座」

先日、千代田区内の麴町学園女子中学校、千代田図書館の司書が

1年生のみなさん「ブックトーク講座」を行いました!

 

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麴町学園女子中学校では、1年生のみなさんが

“ブックトークを通じて自分の意見を人に伝えること”を目標に

「こうじまちBook Talk」として、授業でブックトークに取り組みます。

今回は事前授業として、ブックトークに親しみ

その作り方や本の調べ方、本番への心がまえを知るための講座を行いました。

 

あるテーマに沿って数冊の本を順序よく紹介し、

聞き手と新しい本との出会いを作るブックトーク

講座に参加した60名のみなさんの中には、

あまりなじみがない、聞いたことがないという生徒もたくさんいました。

 

それなら、まずは体験から!

さっそく、司書のブックトークをみなさんに聞いていただきました。

 

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今回は「時間のふしぎ」というテーマで

『モモ』(ミヒャエル・エンデ/文・絵、岩波書店)

『絵とき ゾウの時間とネズミの時間』(本川達雄/文、福音館書店)

の2冊を紹介しました。

 

「好きな本を紹介することで、友達にも“おもしろそう!”

“読んでみたい!”と思ってもらうことが一番の目的です」と司書。

生徒のみなさんは2冊のブックトークを作り、発表するという課題に取り組みます。

この講座の時点では「好きな本」「みんなにも読んでほしい本」として

1冊目の本を選んだところ。

2冊目の本をどう探すか、司書が今回のブックトークの作り方を

お話しすることで、みなさんとその過程を確認していきます。

 

司書は、1冊目の『モモ』を読んで感じたこと、印象に残ったことを

書き出していくキーワードマップを作りました。

連想ゲームのように思いつく言葉を並べて、2冊目の本選びに

つながりそうなキーワードを探します。

 

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今回、マップから見つけたキーワードは「時間」。

キーワードが決まっても、それに合う本がうまく見つからなかったら?

そんなときに役立つのが図書館です。

「“本を探すための本”があるのを知ってる?」と、中高生向けの読書ガイド

紹介し、巻末のキーワード索引から本を探す方法を教えると

「知らなかった!」「おもしろそう!」とみなさんの反応が。

 

その他にも、図書館のブックリスト検索機の利用、

もちろん図書館で頼りにしてほしい司書の読書相談などをご紹介。

このように、2冊目に『絵とき ゾウの時間とネズミの時間』を

選んだ過程を紹介しました。

 

2冊の本が決まったらいよいよブックトークづくり。

トークの中で、2冊のつながりをうまく説明することが一番難しく、

また一番おもしろいところになりそうです。

トークを作るときの心がまえに加え、みんなに向かって発表するときの

声の大きさや話す速度、姿勢についてもお話ししました。

 

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「ブックトークの主役は“本”です。完璧じゃなくても、

 自分の言葉で本のいいところを伝えられるよう、

 自分らしいブックトークを作ってみてください」

 

講座に参加してくださった麴町学園女子中学校のみなさん、

おつかれさまでした!今後の授業も楽しみですね♪

Posted at:11:20

冬休みに学校図書館もリフレッシュ!千代田小学校の蔵書点検

先日、学校支援担当司書が千代田区立千代田小学校で

学校図書館の蔵書点検を行いました。

 

蔵書点検とは、図書館の本が決められた棚にあるか、

迷子になっている本や、なくなった本はないかを点検する

図書館には欠かせない作業です。

学校図書館が神田まちかど図書館の中にある千代田小学校

同じく昌平まちかど図書館の中にある昌平小学校では

年に一度、冬休みの時期に学校支援担当司書が中心となって

蔵書点検を行っています。

 

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年が明け、まだ学校がお休みのこの日。

およそ9,100冊の本を所蔵している千代田小学校の学校図書館

司書5人で点検しました。

 

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まずはハンディターミナルを手に、この日図書館にある

本全てを1冊ずつ棚から引き出して、

本の表紙や裏表紙についているバーコードを読み取っていきます。

 

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本を引き出す時に、本と棚の間にたまったホコリを取り除くのも忘れずに!

また、千代田小学校の学校図書館では、神田まちかど図書館の本が

間違って本棚に入ってしまうこともあります。

今回は、バーコードを読み取る作業の中で3冊見つけることができました。(写真右)

 

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学校図書館にあるすべての本のバーコードを読み取り終わったら

今度は千代田図書館に戻り、図書館の本を管理する情報システムに

ハンディターミナルのデータを読み込ませていきます。

こうして、あるべき場所に戻されていない本や

行方が分からなくなった本のリストを作り、後日学校図書館で

そのリストと照らし合わせながら、あらためて本の捜索をします。

 

図書館で、読みたい時に読みたい本がきちんと見つかるという

「あたりまえ」をしっかり守り、図書館をリフレッシュさせる

一年に一度の蔵書点検

新学期にみなさんが学校図書館を快適に利用できるようにするために

お休みの期間には、こんな作業が行われています。

今回は、千代田小学校の学校図書館蔵書点検のようすをご紹介しました!

Posted at:13:40

千代田区立図書館が行っている障害者支援サービス

前回のブログ「コンシェルジュ通信 vol.19では

神田神保町にある大活字本の専門書店を取りあげました。

今回は、視覚障害者をはじめ、目で文字を読むことに困難を抱える方々が

図書館で利用できるデジタル録音資料「デイジー図書」と、

インターネット上で点字・音声資料や生活に必要な情報などを

得ることのできるネットワーク「サピエ」をご紹介します。

 

デイジー(DAISY=Digital Accessible Information System)は

デジタル録音図書の国際標準規格。

現在、千代田区立図書館では、資料を音訳して読み上げた

音声が録音されている音声デイジー再生機器の貸出を行っています。

(※ちよだパークサイドプラザ区民図書室を除く)

 

デイジー図書には、この他にもテキストデータと画像のみで

構成されているテキストデイジーや、

文字・画像情報に音声での読み上げが加わった

マルチメディアデイジーがあります。

 

このようなデイジー図書は、視覚に障害を抱える方々のみならず

高齢や病気に伴って視力の低下した方や、本を読むのに

ページをめくるのが困難な方も読書を楽しめるツールです。

小説や実用書、絵本といった読み物はもちろん、学術論文や専門書まで

多くの資料が全国でデイジー図書化されています。

 

データの圧縮技術が進み、一枚のCDに50時間以上の音声収録が

可能になっている音声デイジー。

従来のカセットテープでは10本以上になってしまう資料も、

1枚のCDに収めることができます。

また、読みたい章、読みたいページから再生できる目次機能

途中まで再生したところを記憶し、そこから再開できるしおり機能も。

 

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△ カセットテープ10本が1枚のCDに。

 

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△ 千代田区立図書館で利用できる再生機器

 

さらに、音声に加えて画像・文字を同時に鑑賞できる

マルチメディアデイジーを使うと、聴覚に障害を抱える方や

文字から情報を得るのが難しいとされる学習障害をお持ちの方など

さらに幅広く、多くの方に本に親しんでいただけます。

 

マルチメディアデイジーはパソコンやタブレットなどで再生し、

読み上げる音声の速度や表示される文字の大きさやハイライトの色なども調節できます。

千代田区立図書館でも、順次導入を進めていきます。

(写真は11月の休館日に行った館内の研修会から)

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そして、これらのデイジー図書や、点字図書のデータを、

インターネット上で全国のサピエ加入施設・団体から検索・利用できるのが

「サピエ」のメインサービス「サピエ図書館」です。

 

 

サピエ

運営:全国視覚障害者情報提供施設協会

システム管理:日本点字図書館

 

「サピエ」では、「サピエ図書館」の他にも、

地域の福祉や医療、災害時の情報など

生活に必要な情報をテキストで提供しています。

 

現在、千代田区立図書館では、障害者サービスの利用登録をされた方に

図書館を通じて「サピエ図書館」のデイジー図書を貸出しています。

こちらの登録は千代田区内にお住まいの方

または通学・通勤をされている方が対象で、

来館が難しい場合はファクシミリ、郵便、電話などでの登録、

また代理の方によるお手続きも可能です。

その他、千代田区立図書館で受けられる障害者サービスの内容や

詳しい登録手順、お問い合わせについてはコチラをご覧ください。

 

前回のブログ記事内でも、「情報は命」という言葉がありました。

私たちの身の回りで支援が必要な方、障害を抱える方が

その方の必要な情報をいつでも手に入れることができるよう、

まずはみなさまに知っていていただきたい図書館サービスをご紹介しました。

Posted at:11:20

本と出会う読書サロン 第13期オープニングイベントを開催しました!

11月15日(火曜日)、「本と出会う読書サロン」第13のスタートとして

神田神保町の歴史ある出版社冨山房

代表取締役社長坂本 起一さんをお招きして、

新規メンバー募集を兼ねた講演会「冨山房の児童書と私」を開催しました。

 

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『かいじゅうたちのいるところ』(モーリス・センダック/作)、

『いろいろへんないろのはじまり』(アーノルド・ローベル/作)、

『ジルベルトとかぜ』(マリー・ホール・エッツ/作)…などなど、

図書館でも大人気のロングセラー絵本を多数出版してきた冨山房。

今回の講演では、会社の歴史とともに、坂本さんがご自身を振り返りながら

これまでのお仕事について語っていただきました。

 

坂本さんのお仕事の原点は幼い頃の読書体験にあるといいます。

お母さんに絵本を読んでもらうのが大好きで、悲しいページでは

いつも涙してしまう子どもだったのだとか。

冨山房が大正から昭和にかけて出版していた

『日本童話宝玉集』『世界童話宝玉集』をはじめ、

古今東西の童話や昔話に親しんだことが、坂本さんの

その後の仕事に大きな影響を及ぼしました。

 

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大学在学中に冨山房の社長として会社を引き継ぐことに

なってからは、奔走の日々が続きました。

『大言海』『大日本地名辞書』といった歴史ある辞書を守りながら

新しい本も出したい…そんな中で出会ったのが

エリック・C・ホガードの『小さな魚』の原書だったそうです。

 

当時、冨山房は児童書の出版から離れていましたが、

幼いころから質の高い児童文学に親しんできた坂本さんは

この原書を辞書を引きながら読み、すぐに

「ぜひ翻訳して出版したい!」という思いを抱きました。

それから若い社員たちと一緒に翻訳権の取得にこぎつけ、

翻訳家を探し、出版した『小さな魚』は、発売直後に

その年の課題図書に選ばれ、NHKのラジオドラマとしても放送されました。

 

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講演会終盤の質疑応答では、千代田図書館所蔵の絵本を1冊ずつ

手に取りながら、出版時のエピソードを語ってくださる一幕も。

あっという間の一時間でしたが、冨山房の児童書出版のルーツ

知ることのできた、充実の講演会になりました。

坂本さん、ありがとうございました!

 

12月から始まる「本と出会う読書サロン」第13では、

12月「物」 2017年1月「空」 2月「国」 3月「春」をテーマに、

メンバーが思い思いに持ち寄った本の紹介を行います。

現在メンバーを募集中。まずはお気軽に登録からどうぞ♪

詳しくはコチラをご覧ください。

Posted at:15:00

「図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー in 神田古本まつり」
を開催しました!

11月5日(土曜日)、図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアーin 神田古本まつり

「オビから始まる本の愉しみ」を開催しました!

 

今回は、10月28日(金曜日)から11月6日(日曜日)まで

神田神保町古書店街で開催されていた

「東京名物 神田古本まつり」とタッグを組んでの開催。

まずは東京古書会館を舞台に、第1部のトークイベントを行いました。

 

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開幕のご挨拶に駆けつけてくださった神田古書店連盟初谷会長

お話の中で「東京古書会館に初めて訪れたという方は?」

尋ねると、多数の方から手が挙がります。

ふだん古書の取引が行われている東京古書会館のことや、

一般の方でも参加できる入札会についてもご紹介いただきました。

 

第1部のゲストは『オビから読むブックガイド』(勉誠出版)の

著者・竹内勝巳さんです。

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本を買ったらほとんどの人が捨ててしまう“本のオビ”

おもしろさに魅せられ、研究している竹内さん。

日本独特のものだという“本のオビ”にいち早く着目して取り上げたのは

作家・編集者の佐藤嘉尚が1970年代に創刊した雑誌「面白半分」

4代目編集長を務めた五木寛之が創設した「日本腰巻文学大賞」とのこと。

当時“腰巻”と呼ばれていた本のオビが初めて脚光を浴びた出来事でした。

 

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「面白半分」の廃刊後、改めて本のオビに着目し、価値をつけたのが

他でもない「古書店」だったと竹内さんは言います。

同じ作家の同じ作品の初版本でも、オビがついている・ついていないの違いで

ときには何倍も値段が違うのだとか!

お話の最後には、竹内さんの「オビコレクション」

実際に見せていただきながら、特徴的なオビの解説もしていただきました。

 

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竹内さんによると、本のオビには「饒舌なもの」「無口なもの」があるとのこと。

デザイン性の豊かなオビや、紙をこすると音が鳴る珍しいオビも見せていただき、

終始楽しい雰囲気でトークイベントは終了しました。

 

第2部は、事前にお申込みいただいた16名のみなさまに

ご参加いただいての街歩き。

一年のうちでも古書店街が最も盛り上がる神田古本まつりを、

千代田図書館コンシェルジュならではの視点でご案内するガイドツアーです。

 

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東京古書会館から千代田図書館を目指して歩きながら、

第1部の竹内さんのお話にも出てきた作家の作品も多く扱う

文芸書専門の古書店などもご紹介。

 

ツアーの途中では、青空古本市のメイン会場となっている

岩波ブックセンター周辺を自由にご見学いただく時間も設けました。

 

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古書店の立ち並ぶ靖国通りだけでなく、

喫茶店の並ぶ路地や、スクラッチタイルが印象的な看板建築の建物など

神保町ならではの名所にも立ち寄りながら最終目的地の千代田図書館へ。

 

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館内で現在行っている2つの展示などもご紹介してツアーは終了しました。

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ご参加いただいたみなさん、おつかれさまでした!

Posted at:16:00

実習生が体験!千代田図書館の赤ちゃん向けおはなし会

千代田図書館に、今年も、区内にある大学からの

実習生が来てくれています!

今年は法政大学専修大学共立女子大学の3校から合わせて4

10日間の実習期間で、図書館にまつわる様々な仕事を体験中です♪

 

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この日は、毎月第2木曜日に行っている赤ちゃん向けおはなし会

千代田図書館10階の子ども室に、

赤ちゃんとそのママ、パパ、おばあちゃんなど19組が参加してくれました!

 

今回のおはなし会では、実習生4名が

1人1冊ずつ絵本の読み聞かせにチャレンジ!

司書のレクチャー、前日の練習を経ておはなし会にのぞみました。

 

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読んだのはこちらの4冊。(読んだ順番に)

『もう おきるかな?』(まつのまさこ/文、やぶうちまさゆき/絵、福音館書店)

『ででこい でてこい』(はやしあきこ/作、福音館書店)

『くだもの』(平山和子/作、福音館書店)

『よういどん』(わたなべしげお/文、おおともやすお/絵、福音館書店)

それぞれ、赤ちゃんにも伝わるよう

やさしく、明るく読もうと取り組む姿が印象的でした。

 

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おはなし会では、このほかにも、司書が楽しいわらべうた

ハンカチを使ってできる手あそびなどを紹介して、

みなさんと楽しく過ごしました。

ご参加の保護者のみなさん、おうちでもやってみてくださいね♪

 

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千代田図書館のおはなし会は、毎月第2木曜日の午前11時から

0才~3才くらいの乳幼児と、その保護者を対象に行っています。

次回は10月13日(木曜日)です。

予約不要、どなたでも参加できますので

赤ちゃんと、ぜひご参加ください♪

 

おはなし会の体験はいかがでしたか?

実習生のみなさんに感想を聞いてみました!

「普段なかなか赤ちゃんと接することがなく、赤ちゃんのエネルギーを

 感じました。読んでいる絵本をじっと見つめてくれました」

「ゆっくり読む、ゆっくりページをめくるよう意識したつもりだったけど

 やっぱり緊張してしまいました。読みながら全体を見渡すことの

 難しさがわかりました」

「絵本を持つ高さや向きを、もっと工夫すればよかったかも。

 次の機会があれば、今日のことを活かしたいです」

…などなど、いい経験になったようす。

絵本を読んであげる、という一見シンプルなコミュニケーションにも

難しさや奥深さが隠れていることを実感してもらうことができました。

 

慣れない経験にも、ひたむきに取り組む姿勢が

今日の参加者のみなさんにも、十分に伝わったのではないでしょうか。

みなさん、おつかれさまでした!

 

実習生のみなさんには、今回のおはなし会のほか、

図書館のカウンター業務資料の登録

返却された本を図書館の書棚に戻す実習、

資料の選定障害者サービスなどについての研修など

図書館に欠かせない多くの仕事を、日々体験して知ってもらっています。

実習生のみなさん、この先の実習もがんばってくださいね!

Posted at:14:20

座談会「絵本のこれまで・これから」を開催しました!

8月27日(土曜日)、神田神保町の絵本・児童書専門店ブックハウス神保町

千代田区読書振興センターの共催で

座談会「絵本のこれまで・これから」を開催しました。

 

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この座談会の登壇者は6人。

先日、 「夏のわくわく課外授業2016」 で理科の授業を行っていただいた

絵本作家の舘野 鴻(たての・ひろし)さん

福音館書店で月刊絵本「こどものとも」「かがくのとも」を担当、

さらに『ジャリおじさん』(絵と文/大竹伸朗)など、

多くの絵本を手がけてきた編集者の澤田 精一(さわた・せいいち)さん

舘野さんの最新刊『つちはんみょう』を担当した

偕成社の編集者丸本 智也(まるもと・ともや)さん

そしてこの日の進行役も務めていただいた、絵本・児童書専門店の

ブックハウス神保町スタッフの茅野 由紀(ちの・ゆき)さんに加え、

千代田図書館の司書で、サービス部門を統括する

サービスプロデューサーの吉崎と、学校支援担当チーフの大垣も参加しました。

 

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登壇者のみなさん。

写真左から、茅野さん、丸本さん、舘野さん、澤田さん、大垣、吉崎。

 

茅野さんから6人の紹介があったあと、まずは

舘野さんと澤田さんの関係についてのお話から。

『この絵本が好き!2010年版』(別冊太陽編集部/編、平凡社)で、

2009年に刊行された絵本から好きな本を3冊選ぶというアンケート企画で

舘野さんの初めての絵本『しでむし』(偕成社)を挙げて、

「二〇〇九年の絵本を顧みたとき、この一冊で十分なのではないか」

と評した澤田さん。

当時の自分の思いや生活をすべて『しでむし』に注いだという舘野さんは

澤田さんの評を読んで「まだ描いてていいのかな」と励まされ、

その数年後に実際に対面するまで

「いつかお礼を言いたい。新作を読んでもらって感想を聞きたい」

と思い続けていたそうです。

 

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次に、澤田さんに、戦後から21世紀にかけての

絵本の変遷を簡単に解説していただきました。

「現在では大人も絵本を読むようになり、“絵本の読者=子ども”とは限らなくなった。

 いま、子どもに向かって絵本を作るエネルギーが薄れてきていないか?

 今日は“絵本とは何か”ということをお話しできたら」と澤田さん。

 

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子どものために絵本を選ぼうと、書店や図書館を訪れたお客様から

「“いい絵本”はどれですか?」と聞かれるのは書店員も図書館司書も同じ。

書店員や図書館司書にとっての“いい絵本”とは?

また、絵本を作る作家、編集者、出版社にとっては?

読者として、また子どもの父親・母親としてはどうか?

話はさまざまな方向に広がりました。

 

そんな中で、澤田さんの

「“いい絵本”よりも“おもしろい絵本”を作りたい。

 子どもの頭に手を入れて、引っかきまわすような、

 余計なお世話をする絵本を作りたいと思っている」

という言葉が印象に残りました。

偕成社の丸本さんは、まだ経験が浅いと謙遜しながらも

「自分の企画が一番おもしろいと思ってがむしゃらにやるしかない」と。

 

出版不況とも、活字離れともいわれる昨今

絵本を生み出す側と、絵本を読者に手渡す側、

そのどちらも熱い思いをもって絵本に向き合っていることが、

会場にお越しくださったみなさまにも伝わったのではないでしょうか。

 

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後半には、舘野さんが近年行っているという“昆虫食”についてお聞きしたり、

先日の「夏のわくわく課外授業2016【理科】」や、ブックハウス神保町で開催された

ワークショップで子どもたちが描いた昆虫の絵をスクリーンに映しての紹介も。

 

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熱く語り合いながらも、終始和やかなムードで

あっという間の90分でした!

その後に続いた会場からの質疑応答にも真摯にお答えいただき

こちらも、とても盛り上がりました。

登壇者のみなさん、ありがとうございました!

 

Posted at:17:00

「夏のわくわく課外授業2016」レポート②【理科】

千代田図書館の夏休み恒例イベント 「夏のわくわく課外授業2016」 

今回は、理科の授業風景をお届けします。

 

◆◆8月9日 国語◆◆

「ちよだの虫を絵にかこう フィールドワーク&スケッチ」

 

理科の授業を担当してくださったのは、

絵本作家の舘野 鴻(たての・ひろし)さんです。

 

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舘野先生はこれまでに多くの図鑑や児童書で生物画を手がけ、

『しでむし』『ぎふちょう』(ともに偕成社)など、

昆虫の生態を自ら調査し、緻密に描いた絵本を発表してきました。

今年4月に刊行された『つちはんみょう』(偕成社)でも

8という年月を、日本固有種のヒメツチハンミョウ

生態調査に費やし、絵本を描きあげました。

「理科」の授業では舘野先生と一緒に、千代田図書館の周辺で

身近な自然を探し、観察して、絵に描いていきます。

 

この日は朝から雨が降り、お天気が心配されましたが

授業の時間に合わせてくれたように雨がやみ、明るい日差しが。

さっそくみんなで生き物を探しに出かけました。

 

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ビルが立ち並ぶ千代田図書館の周りにも、植え込みや木の根元に

よく目を凝らすと、生き物たちの豊かな世界があります。

日がさしていっせいに鳴きはじめたセミや、

草むらに現れたバッタをみんなで追いかけました。

 

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途中、シマヘビの抜けがらも発見!

 

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「あとで絵に描くために、その生き物がどんな場所にいたか、

 どんな植物のところにいたかも覚えておこう」と舘野先生。

その場でメモしたり、草花も少しだけ持って帰ります。

 

採集した生き物をシャーレに移し、まずは鉛筆でスケッチ。

保護者の方にも一緒に絵を描いていただきました。

 

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ひとつひとつのテーブルをまわって、描き方のアドバイスをしたり

その場でスケッチを描いて見せてくれる舘野先生。

 

2時間の授業時間はあっという間でしたが、絵の具や色えんぴつを使って

みんな思い思いに絵を仕上げました。

小さな虫を一枚の紙に大きく引き伸ばして描く子、虫がいた周りの風景も描く子、

生き物の細かい模様までクローズアップしてじっくり描く子・・・と、

対象のとらえ方、描き方も十人十色で、そのどれもが力作でした。

ご参加いただいた皆さん、おつかれさまでした!

 

舘野先生、ありがとうございました!

先生の最新刊『つちはんみょう』原画展が、千代田図書館の近く

神田神保町の絵本・児童書専門店ブックハウス神保町で開催中です。

 

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緻密で迫力ある原画はもちろん、舘野先生の観察ノート虫のスケッチなども展示され、

長い時間をかけて描きあげられた絵本の世界を心ゆくまで楽しむことができます。

この機会に、ぜひご覧ください!

 

舘野 鴻 原画展『つちはんみょう』

【会 場】 ブックハウス神保町 ミニギャラリー

【所在地】 千代田区神田神保町2-5 北沢ビル1階

【会 期】 開催中~9月5日(月曜日)

【時 間】 午前11時~午後6時30分

【定休日】 水曜日(祝日の場合は営業)

 

また、千代田図書館9階の第2展示ウォールでは、

9月1日(木曜日)から19日(月曜日・祝日)まで

「夏のわくわく課外授業2016」の授業レポートや先生方の本を展示します。

こちらもあわせてご覧ください♪

Posted at:17:00

「夏のわくわく課外授業2016」レポート①【国語・算数】

千代田図書館の、小学4~6年生とその保護者を対象にした

夏休み恒例イベント「夏のわくわく課外授業2016が今年も始まりました!

今回は、国語算数の授業風景をレポートします♪

 

◆◆8月9日 国語◆◆

「短い小説“ショートショート”を書こう」

 

国語の授業を担当してくださったのは、

ショートショート作家の田丸 雅智(たまる・まさとも)さんです。

 

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子どもから大人まで、幅広い世代に読まれているショートショート。

昨年、ショートショート大賞を創設し、審査員長を務めるなど

2011年のデビュー以来、新世代のショートショート作家として活躍中の

田丸先生が教えてくれるのは、原稿用紙1~3枚程度の

とても短い小説“超ショートショート”の書きかたです。

 

授業のはじめに、

「今日はこれから、子どもも大人もかならず1人1作

“超ショートショート”を創作してもらいます」と田丸先生。

参加者のみなさんからは

「え~!いきなり書けないよ」「大人も書くの?」という声が。

本当に、誰でも90分で小説が書けるようになるのでしょうか?

 

田丸先生いわく、ショートショートとは「短くて不思議な物語」

今日はワークシートを使って、3つのプロセスで物語を作ります。

①不思議な言葉を作ろう

②不思議な言葉から想像を広げよう

③物語にまとめよう

 

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身近な言葉を組み合わせて「これはいったい何だろう?」と

想像するだけで、物語のタネが生まれます。

「そのいいところは?」「悪いところは?」ワークシートを

書き進めることで、そのタネを芽吹かせ、育てていきます。

授業の中盤には、子どもも大人も、ぐんぐんと鉛筆を走らせる姿が印象的でした。

 

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「物語に登場人物やセリフを増やしてみると、もっと長い小説になるよ」

「文章を、主人公目線にしてみよう」

など、田丸先生のアドバイスでより本格的な小説に挑戦した子も。

 

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授業の最後はみんなの作った“超ショートショート”の発表会!

「無重力ホーム」「リセットたぬき」「めくってくれる本」…などなど、

タイトルだけで、どんなお話か読んでみたくなりませんか?

みなさんの作品は、9月1日(木曜日)から

千代田図書館9階の第2展示ウォールで

イベントのレポートともに展示する予定ですので、お楽しみに♪

 

田丸先生、ありがとうございました!

 

 

◆◆8月10日 算数◆◆

「親子で楽しむ サム・ロイドの絵パズル」

 

算数の授業をしてくださったのは、

作家で美術家の伴田 良輔(はんだ・りょうすけ)さん

 

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約150年前、生涯10,000作ものパズルを作った

天才パズル作家サム・ロイドの作品をはじめ、今も世界中で愛される

さまざまなパズルを楽しみながら、親子で算数に親しむ授業です。

 

パズルを彩る、愛らしいイラストまでも自分で手掛けていた

サム・ロイドがはじめてパズルを作ったのは、なんと9歳の時。

「今日参加してくれたみんなと同じくらいの歳で、パズルを作っていたんですよ。

 まずは彼の大ヒット作となったパズル“トリック・ドンキー”から

 やってみましょう」と伴田先生。

 

ロバが描かれた2枚の紙と、2人の騎手が描かれた1枚の紙。

この3枚を組み合わせて置くことで、2人が2頭に

うまく乗っている絵にするには?

 

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シンプルなパズルですが、なかなか正解が思いつきません。

子どもも大人も頭をひねって取り組みます。

 

「なかなかうまく置けないでしょ?考え方をちょっとだけ変えてみよう」

と、伴田先生が正解を見せると…

「そうか、わかった!」「なるほど!」「やられた~!」

意外な答えに、つぎつぎにこんな声があがりました。

 

パズルを解くのに大事なのは、「小さな発想の転換」と先生。

この日は、伴田先生のオリジナルパズルも含めて

全部で6種類のパズルに親子で挑戦しました!

 

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こちらもサム・ロイド作、16個の点を6本の線で結ぶ

“貴婦人のクロケー・パズル”

 

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中国や日本でも古くから愛されている、7つの図形を組み合わせて

様々なシルエットを作って遊ぶパズル“タングラム”

 

「今日遊んだ図形のパズルには、将来みんなが学校で習う

 数学の定理が隠れているものがほとんどです。

 公式を使うと難しく思えるけど、こういうパズルをきっかけに

 算数や数学を少しでもおもしろく感じてもらえたらいいな」

と伴田先生。

 

親子そろって問題に取り組み、パズルの楽しさを

感じていただけたのではないでしょうか。

伴田先生、ありがとうございました!

 

ご参加いただいた皆さん、おつかれさまでした!

「夏のわくわく課外授業2016も、残すところあと1教科。

理科「ちよだの虫を絵にかこう フィールドワーク&スケッチ」

まだお申し込み可能です!ぜひ、ご参加ください♪

Posted at:17:00

コンシェルジュ通信Vol.14:「コンシェルジュ体験」
楽しいプログラムを用意しています!

先日のブログ  でもお知らせした

 “神田神保町の「本と街の案内所」千代田図書館コンシェルジュ体験”。

千代田区内在住、在学の中学生・高校生のための職場体験プログラムです。

3回目の今年は、もっと街の知識を深め、たくさん接客体験できるよう、

2日間のプログラムにしました。

というわけで、7月21日(木曜日)の初日に向けて、ただいま準備中です。

 

これまで参加されたみなさんからは、

「接客体験をしてみたかった」

「本が好きで、神保町に興味があった」

でも、「千代田図書館や神保町に来たのは初めて」

という声も聞かれました。

そんな声を思い出して、

コンシェルジュたちで、プログラムについて話し合いをしています。

 

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「図書館コンシェルジュの仕事の楽しさを知ってもらいたいね」

「神保町に初めて来た人にも、よくわかる内容にしたいね」

「どんな質問でも、ご案内する時に大切なことはなんだろう?」

「街歩きでは、みんながお気に入りのお店を見つけられたらいいね」

参加される方々のことを想像しながら、

もっとみなさんの力になる内容を考えています。

 

接客体験をする神田神保町は、

古書店、新刊書店、食事処が集まる魅力いっぱいの街です。

「本と街の案内所」には、いろいろな質問が寄せられます。

 

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「むかし読んだ本をもう一度読みたい。どの店で探したらいい?」

「昭和時代の文学を専門にしている古書店はどこ?」

「神保町らしいお昼ご飯を食べたい。おすすめの食事処はどこ?」

などなど。

お客様のお探しものによっては、

私たちも初めて知ることもたくさんあります。

難しく感じることも、一生懸命お調べしてご案内します。

その結果、「あなたのおかげで本が買えたよ!ありがとう!」と、

お礼の言葉をいただく時は、とても嬉しい瞬間です。

 

神田神保町のことをもっと好きになりたい方

「ありがとう」と言われる接客マナーを身に付けたい方

「人と話すのは苦手だけど、がんばってみたい!」という方も、

ぜひご参加ください!!

申込は抽選制で、7月5日(火曜日)午後6時まで受付けしています。

 

本と街の案内所で図書館コンシェルジュ一日体験

 

【日 時】 1日目 7月21日(木曜日)午後1時~5時30分

      2日目 7月25日(月)~8月31日(水)までの平日から

      1日を選択、午前11時30分~午後3時30分

      ※「本と街の案内所」お盆の休業期間を除く、1日2名まで

      ※ご希望の日程にそえない場合がございます

【場 所】 1日目 千代田図書館9階=第1研修室

      2日目 「本と街の案内所」(千代田区神田神保町1-7-7)

【定 員】 8名/抽選制

【対 象】 千代田区内に在住または在学の中学1年生~高校3年生

【参加費】 無料

【申 込】 ①~③いずれかの方法でお申し込みください。

      ①電話=03-5211-4289・4290(平日10時~18時)

      ②メール=件名を「コンシェルジュ体験」とし、本文に

      参加者の1.名前 2.学校・学年 3.「千代田区内在住」

      もしくは「千代田区外在住」4.電話番号 5.2日目の

      希望日(第1~第3希望まで)をご記入のうえ

      dokushoshinko★library-chiyoda.jp までお送りください。

      ※メールを送る際、★を@に変えて送信してください

      ※受信確認後にお送りする返信メールをもって受付完了

      ③来館=千代田図書館10階カウンター(平日10時~18時)

      受付期間:7月5日(火曜日)午後6まで

      ※抽選の結果は、当落に関わらず7月7日(木曜日)以降に

      すべての方へお知らせします。

【主 催】 千代田区読書振興センター 

【協 力】 NPO法人連想出版、神田古書店連盟

 

※図書館コンシェルジュは「図書館司書」とは異なります。

※制服の貸与はありません。

※男女問わずご参加いただけます。

 

詳しくは→コチラ

Posted at:16:40

コンシェルジュツアー「散歩の達人」編を開催しました!

5月28日(土曜日)、図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー

「散歩の達人」編を開催しました!

 

今回は、6月25日(土)まで千代田図書館9階 展示ウォールで開催中の

企画展示「『散歩の達人』とともに振り返る千代田の街の20年」との

コラボレーション特別企画です。

 

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まずは、今年で創刊20周年を迎えた「散歩の達人」編集長

武田憲人(たけだ・けんじん)さん

 「散歩の達人20年で、忘れられないこの10冊」 と題して

印象深いバックナンバーについてお話しいただきます。

 

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「いろいろあった20年間、雑誌にとって、というより

 個人的にどうしても忘れられない10冊を選びました」と武田編集長。

 

神保町を特集した号はもちろん、

銀座・秋葉原などの特集号、“横丁”“下町”などのエリア特集、

今では「散歩の達人」の人気特集“喫茶&カフェ”などなど……

その当時のことをふり返りながら、苦労話や読者からの反響など

雑誌づくりの裏側をお聞きすることができました!

 

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20年間で出会った人々とのエピソードも盛りだくさん。

はじめて神保町を特集した1996年4月号

「神保町まちのウワサ大検証」で取りあげ、ニッコリ笑った顔が

忘れられないという大野カバン店の名物おばちゃん

お会いできて感激したという、『居酒屋礼賛』の著者森下賢一さん

“下町の特性とは”インタビューでたっぷりと語ってくれた

思想界の巨人・吉本隆明さんと、次つぎに登場します。

 

中でも印象的だったのは、2005年11月号のインタビューで

写真家で文筆家の藤原新也さんが、房総に住む理由を聞かれ

「猫っていうのは隙間があるから生きられる。猫も住めない空間は

 おそらく冷たい空間だと。房総は“猫度”がダントツに高いんだよ」

と答えたというエピソードを紹介しながら、

「もしかしたら、人間もそうなんじゃないかな?と思いました。だから

 街の“隙間”を見つけることが『散歩の達人』の役割なんじゃないかなと」

と話されていたこと。

これまでの20年間を知ることで、

これからの「散歩の達人」がますます楽しみになりました!

 

トークの後はいよいよ神保町へ出発。

こちらでも、バックナンバーを振り返りながら

「散歩の達人」誌上で紹介された神保町のおすすめスポット

千代田図書館のコンシェルジュがご案内しました。

 

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2015年8月号「散歩的東京百景」特集に掲載された

矢口書店と古賀書店の看板建築は、神保町を代表する風景。

 

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1996年11月号、2005年10月号で2回にわたり掲載され

詳しく“解剖”された神田古書センタービル

それぞれの掲載号と現在のお店を比べながらご紹介しました。

 

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神保町の魅力は書店以外にもたくさん。

この日開催されていたすずらんまつりで賑わう通りから路地へ入って

神保町ならではの喫茶店や居酒屋などもご紹介。

 

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武田編集長のトークにも登場し、1996年11月の

「神保町まちのウワサ大検証」に掲載された

「ジョン・レノンモデルの眼鏡を売るお店」三鈴堂眼鏡店は、

ツアーの最終目的地「本と街の案内所」のお隣。

 

ツアー終了後、すずらんまつりへ足を運ぶ参加者も多く見られました。

皆さま、ぜひこれからも神保町散歩をお楽しみくださいね♪

 

武田編集長、立ち寄らせていただいたお店の皆さん、

ありがとうございました!

そしてご参加いただいた皆さん、お疲れさまでした!

Posted at:15:00

本と出会う読書サロン 第12期オープニングイベントを開催しました!

5月17日(火曜日)、 「本と出会う読書サロン」第12期 

スタートとして、新規メンバー募集を兼ねた

講演会「ことばの食感」を開催しました。

 

講師は、国語学者早稲田大学名誉教授中村 明さん

作家の文章の特徴“文体”から作品を読み解く文体論の研究者として

数多くの著作を出版されているほか、 朝日新聞の週末別刷版「be」 

2年にわたり「ことばの食感」を連載されていました。

 

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国立国語研究所勤務時代に行った、数多くの作家へのインタビューは

ちくま学芸文庫『作家の文体』にまとめられ、

「ことばの食感」の連載中も「文豪からのヒント」というテーマの記事で

読者を楽しませました。

 

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今回の講演では、その連載をふり返りながら

特に読者からの反応が大きかったもの、思い出深いものについて

お話しいただきました。

 

「なぜ東京帝国大学をおやめになったんですか」という中村さんの質問に

「やめたんじゃない、自然と“やまった”んだよ」とおちゃめに返した武者小路実篤

「どうやって小説をお書きになるんですか」という問いには

「まず、舞台となる家の間取りを考えるところから始めます」と教えてくれた大岡昇平

中村さんが、作品に登場する人物名の読み方を聞くと

「きみに聞かれるまでそんなこと考えてもなかったよ」と答えた吉行淳之介

シャイで、初対面の時にはなかなかこちらを向いてくれなかったという井伏鱒二……。

実際に会って話してみないと知ることのできない、

文豪たちとのエピソードがいきいきとよみがえります。

 

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その他にも、坂口安吾小林秀雄の文章を例に

短い一文からも読み解ける作者の意図についてのお話から、

様々な作品や街中にあふれる“ダジャレ”のお話まで。

豊富な経験と深い知識から縦横無尽にお話しいただき、

あっという間の一時間でした!

 

中村さん、ありがとうございました!

 

「本と出会う読書サロン」第12では、

6月「あまい」7月「にがい」8月「すっぱい」9月「からい」と、味覚をテーマに

メンバーが思い思いに持ち寄った本の紹介を行う予定です。

現在メンバーを募集中。まずはお気軽にメンバー登録からどうぞ♪

詳しくはコチラをご覧ください。

Posted at:14:00

「第8回ことばと音のフェスティバル♪」を開催しました!

5月1日(日曜日)、8回ことばと音のフェスティバル♪

「親子で楽しむ!はじめてのジャズ」を開催しました。

 

今年は、千代田区内の正則学園高等学校 ビッグバンド部のみなさんに

ご出演いただき、午前と午後の二部構成で行いました。

 

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午前の部「ジャズとえほんのコンサート」は、

小さなお子さまでも楽しめる、2冊の絵本の読み聞かせと

ジャズの演奏を組み合わせたコンサート。

 

千代田図書館の司書が

『おひめさまはねむりたくないけれど』(メアリー・ルージュ/作、

パメラ・ザガレンスキー/絵、そうえん社)

『つきよのおんがくかい』(山下洋輔/作、柚木沙弥郎/絵、福音館書店)

の2冊を朗読しました。

 

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おはなしの合間に演奏されたのは、

子どもたちにもおなじみの「星に願いを」「きらきら星」

ジャズ・ナンバーの「セント・トーマス」「Mercy Mercy Mercy

 

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みんな、おはなしに聞き入ったり、曲に合わせて手拍子や体を動かしたり

絵本と音楽を楽しんでいました♪

 

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コンサートの最後に、ビッグバンド部の卒業生とコーチが

この日のためにアレンジした「千代田区歌」のジャズ・バージョンも!

大迫力のソロ演奏を聴くことができました!

 

午後の部は、子どもから大人までビッグバンド・ジャズに

親しんでいただける「子どものためのジャズ入門」

 

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14~16人のビッグバンドで奏でられる息のあった演奏に、

それぞれの楽器のソロも決まって、拍手がわきます。

 

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こちらでは、ジャズの歴史をたどるプログラム構成で

「茶色の小びん」「Stand by Me」「Sing Sing Sing

「Fly me to the Moon」「Isn't She Lovely……などなど、

たっぷりと演奏をお楽しみいただきました。

 

正則学園高等学校 ビッグバンド部のみなさん、ありがとうございました!

 

千代田区立図書館で、親子で読書を楽しめるさまざまなイベントを

開催中のヨムキクちよだ2016は今月12日まで。

連休中も、ぜひご家族で図書館へお越しください♪

Posted at:13:00

「ヨムキクちよだ2016」が始まりました!

千代田区立図書館で、親子で楽しめるイベント盛りだくさんの

ヨムキクちよだ2016を開催中です!

 

千代田図書館9階の第2展示ウォールでは

「ちよだとしょかん えほんかるた」を展示中。

千代田図書館の司書おすすめの45冊の絵本を

かるたでご紹介しています。(5月12日まで)

 

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「あ」から「ん」まで、かるたの読み札は本の内容を表しています。

どの本のことが書いてあるかわかるかな?

答えを予想しながら、お楽しみください♪

(展示資料はすべて貸出可、貸出中の場合はご了承ください)

 

また、千代田区役所1階のさくらベーカリーでは

「おはなしと出会えるパン屋さん2016を開催中。

ばばばあちゃんの『よもぎだんご』(さとうわきこ/作 福音館書店)を

イメージしたよもぎあんぱん(税込105円)や

『11ぴきのねことあほうどり』(馬場のぼる/作 こぐま社)の

楽しいおはなしをヒントに生まれた

コロッケとチキンのドッグパン(税込265円)など、

「えほんかるた」で展示中の絵本5冊から生まれた

楽しいメニューがお楽しみいただけます♪

 

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「おはなしに出会えるパン屋さん」期間中にさくらベーカリーで

お買い物の際に、レジで千代田区立図書館の貸出券を見せると

かわいいサブレのプレゼントも実施中です!

(お一人様一日一回まで、なくなり次第終了)

 

おはなしに出会えるパン屋さん2016

【期 間】 開催中~5月12日(木曜日)

【定休日】 日曜日、祝日

【場 所】 千代田区役所1階=さくらベーカリー

【協 力】 さくらベーカリー(ジョブ・サポート・プラザちよだ)

 

そして5月1日(日曜日)には

第8回ことばと音のフェスティバル♪「親子で楽しむ!はじめてのジャズ」

を開催します。

 

出演は、区内の私立高校、正則学園高等学校のビッグバンド部のみなさん。

先月行われた、千代田のさくらまつりのオープニングイベントでも

大活躍だったみなさんの演奏をどうぞお楽しみに!

 

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△正則学園高等学校 ビッグバンド部

 

午前11時からの1回目は、千代田図書館司書による絵本の朗読との

コラボレーションプログラムも入った「ジャズとえほんのコンサート」

午後2時からの2回目では、親子でより本格的なジャズ演奏を

お楽しみいただける「子どものためのジャズ入門」を行います。

大人も子どもも、ぜひ皆さんでお越しください!

 

第8回ことばと音のフェスティバル♪

「親子で楽しむ!はじめてのジャズ」

【日 時】 5月1日(日曜日)(各回とも開場は開演の15分前)

      1回目/午前11時~12時 幼児~小学校低学年向け

      「ジャズとえほんのコンサート」

      2回目/午後2時~3時 小学校中学年~中学生向け

      「子どものためのジャズ入門」

【会 場】 千代田区役所1階=区民ホール

【席 数】 80席(当日先着順・申込不要、立ち見可)

【出 演】 演奏/正則学園高等学校 ビッグバンド部

      朗読/千代田図書館 学校支援担当司書(1回目のみ)

【協 力】 NPO法人 日本ジャズ教育研究所

Posted at:12:20

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