板橋区立美術館で「だれも知らないレオ・レオーニ展」開催中


レオ・レオーニ
を知っていますか?『スイミー』(好学社)や『あおくんときいろちゃん』(至光社)など、みんなが知っている数多くの作品を生み出した絵本作家として記憶されている方も多いのではないでしょうか。しかし、彼は絵本作家だけではなく、さまざまな顔を持っていました。そんなレオ・レオーニの知られざる姿に迫っただれも知らないレオ・レオーニ展をご紹介します。

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会場に入りまず目をひくのが、ブロンズ彫刻。

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レオ・レオーニが1970年代から取り組んだ平行植物シリーズの作品です。このシリーズはブロンズ彫刻のほかにも油絵、鉛筆画、版画、書籍など多様な形態で表現されています。

レオ・レオーニは1910年、オランダ人の母とセファラディム系ユダヤ人の父のもとに生まれました。幼年期をアムステルダムで過ごし、その後両親の仕事の都合でアメリカとヨーロッパを行き来する中で様々な芸術や文化に触れ、語学も身につけました。

20代の頃にはミラノで広告デザインの仕事を手がけるようになりますが、ファシズムの台頭から逃れるためアメリカに亡命。第二次世界大戦後にはニューヨークでアートディレクターとして活躍...などなど、ここには書き尽くせないほど精力的に活動を続け、多くの作品を生み出しました。絵本作家としてのデビューは1959年、49歳のときでした。

館内には、広告デザインを手がけた作品やアイデアスケッチ、未発表の政治風刺イラスト、精密鉛筆画想像肖像」シリーズなどが数多く展示されています。

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晩年の作品は、1996年に展覧会で展示された後、しばらくレオ・レオーニのアトリエ壁面に飾られていたそうです。

作品の正面には椅子が一脚置かれていました。

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レオも自身のアトリエで、こんなふうに座って作品を眺めていたのでしょうか。

スイミーやねずみのフレデリックなど、みんなが知っている絵本の世界も。

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生涯にわたって創作を続け、アーティストとしてメッセージを発信してきたレオ・レオーニ。

その世界をじっくりと鑑賞できる展示です。ぜひご覧ください。


だれも知らないレオ・レオーニ展

【期 間】 開催中~2021年1月11日(月曜日・祝日)

【時 間】 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

【会 場】 板橋区立美術館

【所在地】 板橋区赤塚5-34-27

【入場料】 一般650円、高校・大学生450円、小・中学生200円

      *土曜日は小中高校生無料

      *65歳以上・障がい者割引あり(要証明書)

【主 催】 板橋区立美術館、朝日新聞社

入場にあたっては、オンライン予約が必要です。

詳しくは→コチラ


Posted at:10:00

コンシェルジュ通信 vol.46:旅の図書館へ行ってきました♪

"春は名のみの風の寒さや 谷の鶯 歌は思えど♪"

この時期になるとつい口ずさんでしまう歌、"早春賦"の一節です。

少しずつ春めいてきた今日この頃、どこかへお出掛けしたいと思われる方も多いかもしれません。

皆さんはそんな気分のときにぴったりな図書館があるのをご存知でしょうか?

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正解は、公益財団法人日本交通公社が運営する"旅の図書館"です!

その名の通り、旅行の下調べができる資料から研究に役立つ資料まで、旅行や観光に関する資料を専門に所蔵しています。

今回はこちらに"千代田図書館の展示がある"と聞き、行ってきました!

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図書館に入ると、まずそのオシャレさにびっくり!カフェと言われても納得してしまいそうです。

副館長の大隅さんに、お話を聞かせていただきました。

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2016年10月、現在の南青山への移転を機に、"観光の研究や実務に役立つ図書館"をコンセプトにリニューアルオープンした旅の図書館。それまで別々の場所で所蔵していた一般の方向けの資料と研究者・実務者向けの資料を一ヵ所に統合しました。

その際に家具も新調されたそうで、用途に合わせたオーダーメイドのものや、職員さんが何度もショールームに足を運んで選び抜いた、こだわりの家具たちが居心地の良い空間を演出しています。

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利用者のニーズに寄り添うため、時代や環境に合わせて変化し続けた旅の図書館は、2017年、UNWTO(国連世界観光機関)の寄託図書館に認定されました。

「日本に2館しかないんですよ」と、誇らしげな大隅さん♪

1階には、一般の方向けの観光情報がズラリ。大隅さんが「わざわざ旅の図書館に来ていただくのだから、ここでしか見られないものを提供したい」とおっしゃるように、個人では容易に手に入らないような資料が揃っています。


例えば、国内外の自治体や政府機関が発行するオフィシャルガイドブックパンフレット。こちらの資料は、年に1度開催される観光イベント"ツーリズムEXPOジャパン"で、職員さんが手分けをし、世界各国・日本全国すべてのブースを回って集めているのだそうです!


また"地域情報誌コーナー"には、厳選されたご当地冊子が並んでいます。ガイドブックにはない、その土地に住んでいる人ならではの独特の視点が新鮮です。


もちろん、外国人観光客向けの"JAPANコーナー"もあります。

今年はオリンピックイヤー。海外からの利用者も増えるかもしれないので、更に資料を充実させていくつもりだそうです。

洋書のガイドブックだけでなく、外国人が日本の魅力を紹介している書籍なども並んでおり、日本人でも興味をそそられます。

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地下1階のメインライブラリーには、さらに貴重な資料が移動式の本棚いっぱいに揃っており、観光を専門に研究する方々を支えています。

図書館で通常使われている分類とは別に、観光分野に特化した"独自分類"が用いられているのが特徴で、機内誌・時刻表・古書・稀覯本などが並んでいます。

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...あ!千代田図書館の展示を見つけました。

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"地域をつなぐ図書館"として、私たち千代田図書館コンシェルジュの活動にも触れてくださっています。観光のプロである旅の図書館にご紹介していただけるとは...光栄で身が引き締まる思いです!


ご案内してくださった大隅さん、ありがとうございました!


専門図書館
だから...と構えずに、ふらっと立ち寄るのがおすすめです。きっと旅行した気分に浸れちゃいますよ♪

皆さんもぜひ足を運んでみてくださいね!


旅の図書館

【所在地】 港区青山二丁目7番29号 日本交通公社ビル

【開館時間】 月曜日~金曜日 10:30~17:00

【休館日】 土曜日・日曜日・祝日・毎月第4水曜日・年末年始

詳しくはホームページをご覧ください。


Posted at:10:45

美しい本に出会える展示「世界のブックデザイン2018-19」

今回は、文京区にある印刷博物館 P & P ギャラリーで開催中の展示「世界のブックデザイン World Book Design 2018-19」をご紹介します。

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この展示では、毎年ドイツで開催される「世界で最も美しい本コンクール」に入賞した図書のほか、日本、ドイツ、オランダ、スイス、オーストリア、カナダ、中国の各ブックデザインコンクールで入賞した図書約170点が紹介されています。

「世界で最も美しい本コンクール」は、1963年から開催されている世界的に権威のあるブックデザインの国際コンクール。2019年は世界34ヵ国から600点以上の応募がありました。エントリーできるのは各国・地域のブックデザインコンクールで受賞した本のみで、さらにその中から美しい本が選ばれるのです。

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展示されている図書はすべて、手にとって見ることができます。

場内にはイスが置かれており、じっくりと鑑賞する来場者の姿も多くみられました。

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コンクールの選考基準はそれぞれの国によって異なります。そのため、選ばれる図書のスタイルもさまざま。

デザイン性、色づかい、技術の高さなどの見た目の美しさだけでなく、コンセプトも重要な要素のひとつです。中には、特殊な紙に印刷されていて、とても慎重にページをめくらなければならないものもありました。


また、2019年は日本とオーストリアの国交樹立150周年にあたります。これを記念し、これまでP & Pギャラリーで展示されたオーストリアの図書の中から20点をあわせて紹介しています。

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文字で情報を伝えるだけでなく、表紙に触れページをめくることによって読者の中にストーリーが生まれるきっかけを作る、そんな図書に出会うことができました。

ちなみに、個人的にとても興味深かったのはオランダの『Anne Frank Huis Catalogus』。このページをめくることは何を意味するのか、制作者の意図に深く考えさせられました。ぜひ手にとって、この本がもつメッセージを感じてください。


「世界のブックデザイン 2018-19」

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【会 場】 印刷博物館 P&Pギャラリー

      (文京区水道1-3-3 トッパン小石川ビル内 1F)

【時 間】 10:00~18:00

【期 間】 開催中~3月29日(日)

【休館日】 毎週月曜日

※ただし2月24日(月・祝)は開館、2月25日(火)は休館

【入場料】 無料

※現在、印刷博物館本展示場は休室中です

詳しくはこちら

Posted at:10:00

ノエビア銀座ギャラリーで「安西水丸展『1本の水平線』」

 

今回は、中央区のノエビア銀座ギャラリーで開催中の「安西水丸展『1本の水平線』」をご紹介します♪

 

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本の表紙や挿絵、絵本、漫画、そしてポスターなどの広告と、多方面で活躍したイラストレーターの安西水丸

名前からすぐにその作品が思い浮かばなくても、村上春樹の本の装画や、絵本『がたんごとんがたんごとん』(福音館書店)、『ピッキーとポッキー』(嵐山光三郎/文、福音館書店)シリーズを手がけたと聞けば、ピンと来る方も多いはず。

この展示では、安西水丸のイラストレーションに特徴的な画面を横切る1本の線「ホリゾン(水平線)」に着目して作品を集め、紹介しています。

 

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安西水丸は「ホリゾンを引くことでコーヒーカップはちゃんとテーブルの上に載っているイメージを出せるし、花瓶なら出窓の張り出しに飾られているイメージを出せる」と語っていたといいます。

ホリゾンの入った画面の中に並ぶのは、果物やガラス瓶、時計にマッチ…。シンプルで静かな構図に、少しとぼけた味わいを持った品々が温かみのある線で描かれています。

 

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貴重な原画も展示されています!1985年制作の作品「口笛のきこえる」(写真右)や、帝国ホテル大阪の壁画のデザイン原画(写真中央)も。

 

ギンザ・グラフィック・ギャラリーで1987年に開催した「二色」展からは、黒にもう1色をプラスしたシルクスクリーン作品の数々。鮮やかなコントラストは時代を超えて、見る者の心をひきつけます。

 

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どの作品も心をさわやかにしてくれる展示です。

図書館に立ち寄る前後に、夏のちょっとしたお出かけに、ぜひご覧ください!

 

安西水丸展「1本の水平線」

【期 間】 開催中~8月23日(金曜日)

【時 間】 午前10時~午後6時(土・日・祝日は午後5時まで)

【会 場】 ノエビア銀座ギャラリー

【所在地】 中央区銀座7-6-15 ノエビア銀座ビル1階

【入場料】 無料

【主 催】 株式会社ノエビア

詳しくは→コチラ

 

安西水丸の世界をさらに楽しむ

挿絵が展示されている村上春樹との共著や、安西水丸の生涯の仕事を振り返る本をご紹介します。(本の詳しい情報は書名をクリックしてご覧ください)

 

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『ランゲルハンス島の午後』

村上春樹・安西水丸/著

光文社

 

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『象工場のハッピーエンド』

村上春樹・安西水丸/著

新潮社

 

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『イラストレーター安西水丸』

安西水丸/著、安西水丸事務所/監修

クレヴィス

Posted at:15:30

ノエビア銀座ギャラリーで「ディック・ブルーナ ポスター展」

早いもので、今年も冬の訪れを感じる季節になりました。

街角のショーウィンドウやイルミネーションに心も躍ります。

 

今回は、中央区のノエビア銀座ギャラリーで開催中の

「ディック・ブルーナ ポスター展 ブラック・ベアは本が大好き」

をご紹介します♪

 

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絵本「ミッフィー(うさこちゃん)」シリーズをはじめ、

現在でも世界中の子どもたち・大人たちに愛され続ける

多くの絵本を生み出したディック・ブルーナ(1927~2017)。

 

そのキャリアは、本の装丁を手がけるブックデザイナーから

始まっていたことをご存じですか?

 

ディック・ブルーナは1951年、父が経営する出版社の

専属デザイナーとして働き始めます。

今回の展示では、1955年から発売された大人向け推理小説を

中心としたペーパーバック「ブラック・ベア」シリーズ

宣伝ポスターの数々をご覧いただけます。

 

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ブルーナが1956年から1971年まで手がけた

「ブラック・ベア」シリーズのポスターに登場するのは

夜遅くまで読書をして、目が赤くなった黒い熊のキャラクター。

 

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雪の日も、雨の日も、野原でも、家の中でも…、

また列車の中でも、寝転がっても。

「いつでもどこでも『ブラック・ベア』のペーパーバックを読もう」という

メッセージのポスターは、鮮やかな色使いと単純明快なデザインで

その後、ブルーナが生涯手がけた絵本の数々を思い起こさせます。

 

展示されているポスターはどれも、当時オランダで刷られたもの。

その保存状態の美しさにも驚かされますが、

シンプルでユーモアにあふれたブルーナのデザイン

現在でも、まったく古びることない魅力にあふれています。

 

この機会に、ぜひご覧ください!

 

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ディック・ブルーナ ポスター展

ブラック・ベアは本が大好き

 

【期 間】 開催中~2018年1月5日(金曜日)

【時 間】 午前10時~午後6時

      (土・日・祝日は午後5時まで)

【会 場】 ノエビア銀座ギャラリー(ノエビア銀座本社ビル1階)

【所在地】 中央区銀座7-6-15

【入場料】 無料

【主 催】 株式会社ノエビア

 

詳しくは→コチラ

 

ディック・ブルーナの世界をさらに楽しもう

ブルーナの原点であるポスターや本の装丁の仕事をはじめ、

生涯で120作以上に及んだ絵本の刊行や

その人となりまでを知ることのできる、

千代田図書館所蔵の本をご紹介します。

(いずれも、貸出中の場合はご了承ください)

 

『ディック・ブルーナ 夢を描き続ける力』

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KADOKAWA/編

株式会社KADOKAWA

 

『ディック・ブルーナ ミッフィーの魅力、再発見』

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別冊太陽編集部/編

平凡社

Posted at:10:20

移転オープンした東京都立多摩図書館を訪問しました

東京都立多摩図書館が今年の1月29日に

立川市から国分寺市にお引越ししました。

そこで今回は、新しくなった都立多摩図書館を訪問!

 

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新しい図書館は「森の中の本の森」をコンセプトに造られたそうで、

書庫の本棚や壁などには多摩産の木材が多く使われています。

閉架書庫を囲むガラスにも森を連想させるような

デザインが施され、とても癒されます。

 

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新しい図書館の柱のひとつは22万冊のこどもの本

こどものへやはガラスの扉で分けられているので、

声を気にすることなく読み聞かせを楽しむことができます。

外国語のこどもの本のコーナーもあり、

近隣の外国人の方も親子連れで絵本を楽しんでいるそうです。

 

もうひとつの大きな柱は、雑誌に関するエリア

公立図書館として国内最大規模の17,000タイトルを所蔵しています。

 

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閲覧室に置かれる雑誌の種類は

534タイトルから6,000タイトルに増えました。

独自の分類方法で、女性誌や鉄道、スポーツ関連の雑誌などが

わかりやすく並んでいます。

「雑誌の創刊号」を特集した壁面の展示の中には、

明治時代に発行されたものもありました!

100年以上前にできた古い雑誌も、カウンターで申し込めば

手に取って見ることもできるそうです。

※都立多摩図書館の資料は個人への貸し出しは行っていません。

 

 

展示エリアでは、転オープン記念展示

「雑誌と絵本で世界を知る」が開催中です。

 

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また16ミリフィルム映画会おはなし会など、

今後もさまざまな企画が予定されています。

くわしくは→コチラ

 

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▲新しい図書館へのメッセージを集めたボード

 

図書館が新しくなったことで、利用者の年齢層も幅広くなったとのこと。

午前中から来館する親子連れや

放課後にやってくる小学生などの姿が増えたそうです。

カフェも併設されており、ほっとひと息つくこともできます。

 

平日の開館時間が午後9時まで延長され、お仕事帰りにも利用できますね。

新しくなった東京都立多摩図書館に、ぜひ足をお運びください♪

 

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東京都立多摩図書館

 

【開館時間】 月~金曜日   午前10時~午後9時

       土・日・祝休日 午前10時~午後5時30分

【所在地】  国分寺市泉町2-2-26

【アクセス】 JR中央線・武蔵野線「西国分寺」駅南口徒歩7分

【休館日】  原則毎月第1木曜日(館内整理日)

       12月29日~1月3日

       ※そのほかに保守点検日(毎月1回)、

特別整理期間(1年のうち12日以内)あり

詳しくは→コチラ

 

Posted at:18:00

中央区「ちばぎんひまわりギャラリー」で、かこ さとしさん原画展

現在、中央区の「コレド室町34にある

ちばぎんひまわりギャラリーで、

絵本作家かこ さとしさんの絵本原画展が開催されています。

 

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今年で100周年を迎える、千葉県市原市を走るローカル線

小湊鐡道(こみなとてつどう)は、「東京から一番近い里山の旅」が

楽しめる路線として知られています。

この展示では、2015年より運行を開始した

観光列車「里山トロッコ列車」を題材に、かこさんが制作し

昨年出版した絵本『小湊鐡道沿線の旅 出発進行!里山トロッコ列車』

原画を、絵本に未収録のものも含めてご覧いただけます。

 

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『小湊鐡道沿線の旅 出発進行!里山トロッコ列車』

かこさとし/作・絵

偕成社

 

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昔から、線路の見回りや保線作業のために使われてきた

人力や小型のエンジンで動かす小さな貨車「トロッコ」

里山トロッコ列車は、窓を大きく取り、天井からも光が入る開放的な客車で

風や光を体いっぱいに感じられるトロッコの乗り心地を再現しました

この客車を、かつて小湊鐡道で働いていた、ドイツ製の蒸気機関車を復元した

クリーンディーゼル機関車で引いて、現在では上総牛久駅~養老渓谷駅間を

時速20kmでゆっくりと走ります。

 

展示されている原画には、小湊鐡道の沿線をたどりながら

里山の季節ごとの風景や、そこに住む小さな生き物、植物たち、

そして沿線の地域の歴史や由緒ある寺社などの紹介まで、

かこさんならではのあたたかい筆致で描きこまれています。

 

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また、会場には、『からすのパンやさん』(偕成社)、

『だるまちゃんとてんぐちゃん』『かわ』『宇宙』(福音館書店)

といった代表作品の複製画に加え、

かこさんが愛用する絵筆や鉛筆なども展示されています。

 

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ページをめくるごとに、やさしく細やかな絵が

小さな子どもから大人まで多くの読者の

好奇心をくすぐってやまない、かこさんの絵本。

『小湊鐡道沿線の旅 出発進行!里山トロッコ列車』は、

春のお出かけが待ち遠しくなる一冊です。

この機会に、ぜひご覧ください♪

 

かこさとし展-原画で綴る小湊鐡道沿線の風景-

 

【会 期】 開催中~3月20日(月曜日・祝日)

【休廊日】 2 月20 日(月曜日)、27 日(月曜日)

      3 月6 日(月曜日)、13 日(月曜日)

【時 間】 午前10時~午後6時(入場は午後5時30分まで)

      ※最終日は午後4 時まで(入場午後3 時30 分まで)

【場 所】 ちばぎんひまわりギャラリー

      (中央区日本橋室町1-5-5「コレド室町3」4階)

【入場料】 無料

【主 催】 千葉銀行

【協 力】 小湊鐡道株式会社、株式会社偕成社、

      株式会社福音館書店、加古総合研究所

Posted at:15:30

森岡書店で舘野鴻さんの原画展開催中!

2015年、中央区銀座にオープンし、

「一冊の本を売る本屋」のコンセプトが話題を集める森岡書店

絵本作家 舘野鴻さんの『つちはんみょう』の販売と

原画展を開催中です。

(昨年舘野さんが講師を務めた「夏のわくわく課外授業」のようすはコチラ

 

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そのコンセプトの通り、一冊の本だけを

1~2週間ごとに入れ替え、販売している森岡書店。

“一冊だけの本屋”だからこそ、そこで生まれる

本との出会い、作者との出会いを深く楽しんでほしい、という

お店の方の願いが込められています。

 

今回もお店で販売している本は、昨年出版された

『つちはんみょう』(偕成社)1冊のみ。

 

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店内には『つちはんみょう』の原画1点(非売品)のほか

今回のために舘野さんが描きおろした昆虫の絵画8点も

展示・販売されています。

 

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一冊の本の世界に思う存分ひたれる居心地のいい空間は、

本の作り手と読み手の距離をぐっと近づけてくれます。

確かにこのような体験は、品ぞろえの多い普通の本屋さんでは

なかなかできないかもしれません。

展示初日のこの日も、舘野さんや森岡書店の方と

じっくりお話ししていかれる方が多く来店していました。

 

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展示会期中にはイベントも企画されています。

1月21日(土曜日)には、昨年の千代田図書館の座談会でも

息の合った掛け合いで場を盛り上げてくださった、

絵本編集者の澤田精一さんを迎えてのトークショー。

 

また1月28日(土曜日)には、舘野さんが昆虫の絵を描きあげる過程を

始めから終わりまでお客さんが「観察」でき、出来あがった絵を

オークションにかける、というイベントが開催されます。

 

今回は中央区の森岡書店と、舘野鴻さんの展示をご紹介しました。

図書館の帰りに、ちょっと足をのばしてみてはいかがでしょうか?

 

「舘野鴻 画展」

【会 期】 開催中~1月29日(日)

【会 場】 森岡書店

【場 所】 中央区銀座1-28-15 鈴木ビル1階

【時 間】 午後1時~8時

【定休日】 月曜日

 

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会期中のイベント

「日本工房があったころ––––熊田五郎と光吉夏弥の邂逅」

【日にち】 1月21日(土曜日)

【時 間】 午後7時(午後6時半開場)

【出 演】 澤田精一さん(編集者)、舘野鴻さん

【会 場】 森岡書店B1(同住所、鈴木ビル地下1階)

【参加費】 2,000円(ドリンク付)

 

「舘野鴻作画観察会」

【日にち】 1月28日(土曜日)

【時 間】 午後7時(午後6時半開場)

【参加費】 1,500円

 

イベントはいずれも要予約、先着順

お申し込みはコチラから

Posted at:15:00

日本近代文学館で開催中 「震災を書く」展

今回は、目黒区の日本近代文学館

開催中の展示「震災を書く」をご紹介します。

 

2011年3月11日に発生した東日本大震災をきっかけに

全国文学館協議会が呼びかけ、2013年に全国の文学館が

「文学と天災地変」というひとつのテーマで開催した共同展示は

大きな話題となりました。

 

4回目を数える今回の共同展示「3.11 文学館からのメッセージ」にも

全国で28の文学館が参加しています。

 

この「震災を書く」展もそのひとつ。

この春リニューアルしたばかりの展示室に

11名の俳人、歌人、詩人から寄せられた作品を展示しています。

 

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震災に思いを寄せて紡ぎだされた俳句、短歌、詩

どれもこの展示のために作家自身の手で書かれ、

詩歌を生む息づかいやリズムまで読み取れるよう。

活字の本を読むときとは、また違った味わいかたができます。

 

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展示されている作品の中には、震災から5年という月日の中で

句集や歌集、詩集にまとめられたものも。

心に響く言葉に出会ったら、ぜひ本でもお楽しみください!

(展示作品を収録した書籍は、日本近代文学館1階閲覧室にて

 3月29日から閲覧可能/18歳以上のみ、閲覧料金は一日300円)

 

「震災を書く」展

 

【会 期】 開催中~3月26日(土曜日)

【時 間】 午前9時30分~午後4時30分

      (入館は午後4時まで)

【場 所】 日本近代文学館 2階展示室

      (目黒区駒場4-3-55)

【休館日】 日曜日、月曜日、3月24日(木曜日)

【観覧料】 100円

 

出品者(敬称略)

  中村稔/平田俊子/和合亮一/秋山公哉

  馬場あき子/小島ゆかり/本田一弘

  黒田杏子/小澤實/小川軽舟/照井翠

 

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詳しくは→コチラ

 

また、日本近代文学館に立ち寄る際には、

併設のカフェCoffee&Beer BUNDANもおすすめ。

「芥川」「鷗外」など、文豪の名が付けられたコーヒーをはじめ

文学の世界にひたれるメニューが楽しめます♪

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梶井基次郎の『檸檬』をテーマにした、お店オリジナルの

檸檬パフェ(ドリンクとセットで1,100円)

 

Coffee&Beer BUNDAN

 

【時 間】 午前9時30分~午後4時20分

      (ラストオーダー午後3時50分)

【休館日】 日曜日、月曜日、第4木曜日

詳しくは→コチラ

Posted at:18:20

ノエビア銀座ギャラリーで「滝平二郎 きりえの夏」展

 中央区のノエビア銀座ギャラリー

絵本『モチモチの木』『花さき山』の挿絵でもおなじみの

きりえ作家、滝平二郎さんの作品原画展が行われています。

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展示されているのは、1970年から朝日新聞の日曜版に

連載していたきりえの原画15点。

今回は、紙面を彩った数多くのきりえの中から

夏らしい季節の風物や暮らしが描かれた作品が展示されています。

 

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一点一点の原画には、作品にまつわる滝平二郎さんのエッセイ

題材になった童謡の詞が添えられています。

繊細なきりえの仕事はもちろん、真夏の強い日差しを感じさせる力強い色彩が

紙面や本の挿絵で見るのとはひと味違った印象を与えてくれます。

 

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こちらは一風変わった展示物のアロハシャツ!

よく見ると、絵本『はだかの王さま』の版画の挿絵が隠れています。

このシャツは息子の滝平加根さんによりデザインされたもの。

 

生き生きと描かれた、日本らしい風景から感じられる懐かしさと

今なお新鮮なデザインや色彩とが同居する

滝平二郎さんのきりえの世界。

7月26日(日曜日)からは、展示作品をすべて入れ替えた

後期展示が始まります。(展示替えのため7月25日は休館)

この機会に、ぜひお楽しみください!

 

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滝平二郎 きりえの夏

 

【期 間】 開催中~8月21日(金曜日)

【時 間】 午前10時~午後6時(土日祝日は午後5時まで)

【会 場】 ノエビア 銀座本社ビルギャラリー 1階

      (中央区銀座7-6-15)

【休館日】 7月25日(土曜日)

【入場料】 無料

【主 催】 株式会社ノエビア

詳しくは→コチラ

 

一緒に絵本も楽しもう!

『花さき山』

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斎藤隆介/作 滝平二郎/絵

岩崎書店

第1回講談社出版文化賞・ブックデザイン賞を受賞した絵本。

 

『ちえのあつまり くふうのちから』

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かこさとし/著 滝平二郎/絵

童心社

昔ばなし絵本とはひと味違った、キュートなきりえの挿絵を楽しめる絵本。

Posted at:14:20

東洋文庫ミュージアムで「もっと知りたい!イスラーム展」

 

今回は、文京区の東洋文庫ミュージアムで開催されている

「もっと知りたい!イスラーム展」をご紹介します。

 

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ミュージアム2階に上がると、真っ先に目に入るモリソン書庫

このスペースを囲むようにして常設展、「イスラーム展」の展示室が続きます。

 

現在、世界の人口のおよそ4分の1、約16億人が

信仰しているといわれるイスラム教(イスラーム)

近年、様々なニュースで目にすることはあっても、

日本人にとってはまだまだなじみが薄い宗教なのではないでしょうか?

この展示では、イスラームの歴史と多様な文化

東洋文庫が所蔵する貴重な史料とともにご覧いただけます。

 

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イスラームを語る上で欠かせない聖典『コーラン』

これは14世紀に現在のシリアで書写されたものです。

美しいアラビア語で書かれたページのところどころに書かれた

金色の花のようなマークは、各節の区切りを表しています。

 

7世紀中頃より、アラビア半島から世界中へ広がっていったイスラーム。

信仰の根幹を大切にする一方で、異文化を受け入れ、

その土地の風習などと混ざり合いながら各国に根づいていきました。

 

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日本では、古くは『日本書紀』『続日本紀』に

ペルシア人やアラブ人との交流が記されていますが、

日本人が本格的にイスラームに触れることになるのは

明治に入ってからのことです。

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写真左は明治初期のベストセラーのひとつ

『輿地誌略(よちしりゃく)』(内田正雄/編 1871~1890年文部省刊)。

幕府のオランダ留学生であった著者が、

世界の地理や文化について詳細な図版入りで記した本です。

当時の日本人にまだほとんど知られていなかった

シリア、パレスチナなどの国々を紹介しました。

右に写っているのは、日本最古のコーランの日本語訳

『コーラン経』(坂本健一/訳 1920年)。

英訳をもとに書かれたため、原典からの翻訳ではありませんでしたが

日本人のイスラーム理解に大きな役割を果たしました。

 

豊富な史料の数々が展示され、この他にも見どころはたくさん。

多様な視点からイスラームの歴史を知ることができる、

東洋文庫ならではの展示です!

この機会に、知っているようで知らなかったイスラームの世界

触れてみてはいかがでしょうか?

ぜひ、足をお運びください。

 

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もっと知りたい!イスラーム展

 

【期 間】 開催中~4月12日(日)

【時 間】 10:00~19:00(入館は閉館の30分前まで)

【会 場】 東洋文庫ミュージアム

      (文京区本駒込2-28-21)

【休館日】 毎週火曜日

【入場料】 一般900円、65歳以上800円、

大学生700円、中・高校生600円、小学生290円

 

詳しくは→コチラ

Posted at:17:30

11/29から「世界のブックデザイン2013-14 feat.スイスのブックデザイン」展

 

文京区にある印刷博物館 P&Pギャラリーで、11月29日(土)から

「世界のブックデザイン2013-14  feat.スイスのブックデザイン」展

開催されます。

 

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今年3月にドイツ・ライプツィヒで開催された

「世界で最も美しい本コンクール2014では、

昨年に引き続き日本の本が入賞を果たしました。

そのコンクールでの受賞作をはじめ

日本ドイツスイスオランダオーストリア中国

今年が初めての紹介となるイランを加えた7か国の

優れたデザインの書籍およそ160が展示されます。

 

本のデザイン、造本、印刷、タイポグラフィなどの

総合的な美しさを評価された本が世界中から集まるこの展覧会。

13回目を数える今回も、展示されている本は

手に取ってじっくりと鑑賞することができます。

図書館や書店とはひと味違った本との出会いが楽しめますね!

(少部数等の理由で入手不可能な本があるため、入選作すべての展示ではありません)

 

また、「日本・スイス国交樹立150周年」にあたる今年は

〈スイスの最も美しい本コンクール〉受賞作に加え、

1950年代から現代にいたる、スイスのブックデザインの秀作

約40点が特別展示として紹介されます。

 

細部にまでこだわりをもって制作された

世界各国の本を手に取ることができる貴重な機会です。

ぜひ、足をお運びください♪

 

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↑昨年の様子。詳しくはコチラから

 

「世界のブックデザイン2013-14  feat.スイスのブックデザイン」展

 

【会 場】 印刷博物館 P&Pギャラリー

      (文京区水道1-3-3 トッパン小石川ビル内)

【時 間】 10:00~18:00

【期 間】 2014年11月29日(土)~2015年2月22日(日)

【休館日】 毎週月曜日(1月12日(月・祝)は開館)

      12月27日(土)~1月5日(月)、1月13日(火)

【入場料】 無料

 

(印刷博物館本展示場に入場の際は入場料が必要)

会期中、ブックデザイナーを招いてのトークショーや

製本のワークショップも企画されています。

(すべて事前申込制、ワークショップは抽選)

詳しくは→コチラ

Posted at:14:00

名作絵本の世界を楽しむ!「絵本づくりのマイスター3人展」

 

今回は、江東区のギャラリーエークワッドで行われている

「絵本づくりのマイスター3人展 

 -西巻茅子・馬場のぼる・わかやまけん-」

をご紹介します♪

 

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絵本と言っても海外の翻訳物ばかりだった時代に

「日本人が描いた日本の子どもたちのための絵本を作りたい」という

こぐま社創立者の佐藤英和さんの想いに、それぞれの表現で応えた3人の作家たち。

展示では、そんな「作り手の想い」にふれながら

名作絵本誕生の足跡をたどることができます。

 

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(会場より。特別に許可を得て写真撮影をしています)

 

お花畑のもように虹のもよう…と色を変える不思議なワンピースを

ふわりと軽やかに描いた『わたしのワンピース』

11ぴきの気ままなねこたちが繰り広げるゆかいな冒険が

年代を超えて人気を集める11ぴきのねこ」シリーズ

単純で力強い線と暖かみのある色づかいで、

赤ちゃんから楽しめる「こぐまちゃんえほん」シリーズ

どれも個性豊かで長く愛されている絵本たちですが

これらの絵本の絵はどれもリトグラフという手法で作られているという

共通点があります。

 

6色の色版を作家の手書きで1枚ずつ作るリトグラフは、

手間はもちろんかかりますが、手書きの繊細さが生きた

暖かみのある絵に仕上がります。

 

これも「幼い子どもの絵本に最適」と、佐藤さんが

こだわりぬいて生み出した絵本の作りかたのひとつでした。

 

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↑リトグラフの制作過程についても詳しく知ることができます。

 

会場には、各作家のリトグラフ刷り原稿やスケッチの展示に加え

『11ぴきのねことぶた』に登場する「ねこの家」が再現された楽しい一角も!

絵本からとび出してきた家の中に入って写真を撮ることもできます♪

 

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また、わかやまけんさんの「こぐまちゃんえほん」の展示コーナーには

もう2冊『あかべこのおはなし』『きつねやまのよめいり』

紹介されています。

「こぐまちゃん」シリーズとはひと味違う、繊細な絵と色で表現された

日本の美しい自然が味わえる絵本です。

 

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↑『あかべこのおはなし』は、福島を舞台にした作品。

 2011年の東日本大震災後、20年ぶりに復刊されました。

 

どの本も手に取って会場内でゆっくりと読むことができます。

親子連れはもちろん、おばあちゃん、おじいちゃんも一緒に

三世代で絵本の世界を楽しむ来場者もいらっしゃるとのこと。

 

千代田図書館の最寄駅、九段下からも行きやすい東陽町での

絵本のイベントをご紹介しました!

夏休みに親子でお出かけしてみてはいかがでしょうか?

 

 絵本づくりのマイスター3人展 -西巻茅子・馬場のぼる・わかやまけん-

【期 間】 開催中~9月4日(木)

【時 間】 10:00~18:00(最終日は17:00まで)

【会 場】 ギャラリーエークワッド

      (江東区新砂1-1-1 竹中工務店東京本店1F)

【休館日】 日・祝 ※8月10日~17日は夏季休館

【入場料】 無料

【主 催】 公益財団法人ギャラリーエークワッド

【協 力】 こぐま社

詳しくは→コチラ

 

トークショー「長く読み続けられてきた絵本のお話」

【日 時】 2014年8月22日(金)18:00~20:00

【講 師】 西巻 茅子氏/『わたしのワンピース』作者

      佐藤 英和氏/こぐま社相談役

【会 場】 竹中工務店東京本店2階Aホール(江東区新砂1-1-1)

【参加費】 無料

【定 員】 先着120名(事前申込制)

イベントの詳細、お申込は→コチラ

 

Posted at:17:30

生誕450年 親子で楽しむシェイクスピア

 

イギリスの劇作家シェイクスピアの生誕から今年で450年。

「ロミオとジュリエット」「ハムレットなど、数々の戯曲は

今なお世界中の劇場で上演されています。

 

「シェイクスピアの名前は知っているけど、作品は読んだことがない…」

「そんな昔に書かれた作品、今読んでも面白いの?」

という方、この機会にまずは絵本でシェイクスピアの世界に触れてみませんか?

 

絵本や児童書は、子どもが読んで面白いだけではなく

大人にも、さまざまな世界への扉を開くきっかけを与えてくれます。

いきなり専門的な本はハードルが高いかな…と思っている方へ、

今回は千代田区立図書館所蔵の本から2冊をオススメします♪

 

『こどものためのロミオとジュリエット』

ロイス・バーデット/著 鈴木扶佐子/訳

アートデイズ

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カナダの小学校で、シェイクスピア作品を子どもたちと読み解く授業を行い

国際的な評価を得ている著者が、子どもにもわかりやすく読めるよう

シェイクスピアの名作をまとめたシリーズ。

表紙や文中の挿絵は小学校の子どもたちが描いた力作です。

原文をふんだんに取り入れた英文も同時に読めて

英語の勉強にもなります。

 

 

『繪本 シェイクスピア劇場』

松岡和子/著 安野光雅/画

講談社

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シェイクスピアが遺したすべての戯曲、37作品を

一冊で楽しめる大人向けの絵本。

見開きの左側に作品のあらすじが分かりやすく書かれ

登場人物やよく知られた名セリフも紹介されています。

もう片方のページには安野氏によって劇中の一場面が描かれており

絵本をめくっているだけで劇場にいるかのような気分になれます。

 

また、この夏には親子で楽しめる「ハムレット」の上演や

シェイクスピアの世界に触れられるさまざまなイベントも

行われます。ぜひ、こちらもあわせてお楽しみください♪

 

【親子のためのシリーズ】

「子供のためのシェイクスピア ハムレット」

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【日 時】 2014年8月23日(土)14:00開演(13:30開場)

【会 場】 小金井市民交流センター大ホール

      (東京都小金井市本町6-14-45)

【作】 W.シェイクスピア 小田島雄志翻訳による

【脚本・演出】 山崎清介

【出 演】 伊沢磨紀、福井貴一、山口雅義、戸谷昌弘、佐藤あかり、

      若松力、宮下今日子、斉藤悠、長谷川祐之、山崎清介

【料 金】 大人3,500円 学生(高校生以上)2,000円

      子ども(小・中学生)1,000円【全席指定】

      ※未就学のお子様の入場はご遠慮ください。

詳しくは→コチラ

 

【関連イベント】

見て!聞いて!!体験する!!!

子どもも大人も楽しむシェイクスピア・ウィーク

【期 間】 2014年7月23日(水)~7月27日(日)

【時 間】 10:00~21:00

【会 場】 小金井市民交流センター スペース「N」

シェイクスピア作品の読み聞かせやクラフトアートのワークショップ、

演劇の専門家が語るトークショーの開催もあります。

詳しくは→コチラ7月のイベントなび」をご覧ください。

 

 

Posted at:12:00

世界の美しい本に出会う「世界のブックデザイン 2012-13」展

文京区にある印刷博物館 P&Pギャラリー

3月2日(日)まで「世界のブックデザイン 2012-13」展が開催されています。

 

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2008年から毎年開催されているこの展覧会では、

毎年3月にドイツのライプツィヒで開催される

「世界で最も美しい本コンクール」の入選図書をはじめ

日本、ドイツ、オランダ、スイス、オーストリア、カナダ、中国

今年初めて紹介されるベルギーを加えた8か国のコンクールで入賞した

優れたデザインの書籍およそ200が展示されています。

(入選図書は、発行部数が少ないなどの理由で

入手困難な本があるため、入賞作すべての展示ではありません。)

 

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展示されている本は実際に手に取って、楽しむことができます。

会場内にはイスも用意されており、来場者は皆じっくりと本に見入っていました。

 

中でも目を引くのは、やはり「世界で最も美しい本コンクール」で

入選した14冊の本。

 

2013年の金賞を受賞したオランダの写真集

『Cettemontagnec’estmoi(この山、それは私です)』

(Witho Worms/写真 Hans Gremmen/デザイン Fw:Books/発行)

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一見するとシンプルな山の写真集なのですが

この本、なんと黒い用紙に灰色・黒のインクで

写真や文字の全てが印刷されています!

目を凝らして山の写真を見ていると、黒とグレーの静かな世界に

引き込まれそう…。

 

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2013年の「世界で最も美しい本コンクール」では、

5年ぶりに日本の本も入選を果たしました。

銀賞に選ばれた『魯迅の言葉』です。

(魯迅/著 中村愿/監訳 原研哉・程藜/装丁)

この本は日本と中国で共同制作され、日本版は深紅、中国版は白い装丁で

それぞれの国で出版されました。(写真は平凡社が出版した日本版)

 

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日本のコーナーより、第47回造本装幀コンクールで

文部科学大臣賞を受賞した『われた魯山人』

(前田義子/著 MOMENT(渡部智宏、平綿久晃)/デザイン

フォクシー/発行)

本を包むカバーに隠された、驚きのしかけは…?

ぜひ実際に手に取ってご覧ください!

 

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昨年、千代田図書館での挿絵のイラスト展が好評だった

『絵本 化鳥』も日本の入賞作として展示されていました!(写真左)

 

各国の展示のほか、会場には凸版印刷(株)が近年刊行した写真集から

とくに製版、印刷にこだわったものを紹介する

「印刷の技」コーナーもあります。

写真家やブックデザイナーのリクエストに応える

高い印刷技術を、ルーペを使って細部まで見ることができます。

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8か国のコンクールで選ばれて、会場に展示されている本は

アートブック写真集など、図版中心の本に限らず

小説絵本学術的な専門書までさまざまで

“本”というものの多様性を改めて実感させられます。

世界の印刷・装丁のさまざまな技術に驚きながら、自分の手に取って

ゆっくりと眺められる貴重な機会です。足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

「世界のブックデザイン 2012-13」展

【会 場】 印刷博物館 P&Pギャラリー

      (文京区水道1-3-3 トッパン小石川ビル内)

【時 間】 10:00~18:00

【期 間】 開催中~3月2日(日)

【休館日】 毎週月曜日

【入場料】 無料

(印刷博物館本展示場に入場の際は入場料が必要)

詳しくは→コチラ

Posted at:09:00

いらない本やCD、DVDなどをアジアの子どもたちのために役立てませんか?

年末の大掃除で出た、いらなくなった本やもう読まない本

皆さまはどうされていますか?

いつか捨てようとまとめておいて、次の年の大掃除に持ち越してしまったり…

ということはありませんか?

 

公益社団法人シャンティ国際ボランティア会では、

1月31日(金)まで「大掃除でイイコト・キャンペーン」として

いらなくなった本やCD、DVDなどを集めています。

 

これは、シャンティ国際ボランティア会が考案し、2001年から行っている

アジアの子どもたちの教育・文化支援のための

リサイクル・ブック・エイドという活動です。

 

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大きな画像を見る(PDF:1075KB)

 

いらない本や読み終わった本、眠っているCD、DVD、ゲームソフトなどを

シャンティ国際ボランティア会の事務所に送るだけで、

その査定額+10%の寄付金がアジアの子どもたちのために役立てられます。

 

たとえば・・・

いらないゲームソフト1本で絵本1

いらないDVD1本で小学生の使うノート20

を購入して、子どもたちのために役立てることができます。

 

本、マンガ本(単行本、文庫本など市販されていた本)

雑誌(月・季刊誌で発行5年以内、週刊誌やコミック誌は不可)

CD、DVD、ゲームソフト(シングルCDや非売品のもの、雑誌付録は不可)

 

本、CD、DVD、ゲームソフトの場合のみ、30点以上で送料無料になります。

シャンティ国際ボランティア会のホームページから申し込むことができますので

詳しくはコチラをご覧ください。

 

30点に満たない場合はシャンティ国際ボランティア会の事務所までお送りください。

 1冊、1枚から送ることができます ので、

気軽にリサイクル活動に参加してみてはいかがでしょうか?

(事務所までの送料は発送する方の負担となります)

 

〒160-0015

    東京都新宿区大京町31 慈母会館2F

    シャンティ国際ボランティア会 リサイクル係

 

またシャンティ国際ボランティア会では以下のものも集めています。

上記までお送りください。

年賀はがき、官製はがき(未使用のものや書き損じ)

未使用切手

デパートの商品券、ビール券などの金券

未使用テレホンカード、図書カードなどのプリペイドカード

(使用途中も可、使用済は不可)

 

 

Posted at:09:00

「2013イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」

今回は、現在板橋区立美術館で開催中の

展覧会2013イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」をご紹介します!

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イタリア北部の古都・ボローニャで毎春開催される

児童書専門の見本市「ボローニャ・ブックフェア」は今年で50周年を迎えました。

このブックフェアに伴うイベントとして、1967年に始まった

「ボローニャ国際絵本原画展」は世界でも最大級の規模を誇る

絵本原画コンクールです。

板橋区では1981から毎年、この原画展の全入選作品

区立美術館で展示しています。

 

5枚一組の“子どもの本のために描かれた作品”であれば

だれでも応募できることから、

新人イラストレーターの登竜門としても知られています。

今年は、世界64か国より3,147作もの応募の中から

日本人作家16人(組)を含む24か国77作家の作品が

入選しました。

 

会場に並ぶ、世界中のイラストレーターの力作には

そのどれからも、豊かな世界観が感じられます。

5枚の絵のつながりから、ストーリーを想像して

見るとさらに楽しめますね♪

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(美術館より特別な許可を得て写真撮影をしています。)

 

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バーサンスレン・ボロルマー(モンゴル)

「わたしはみんなとちがう だからこそ幸せ」

 

展示されている作品のうち、すでに絵本になっているものは

大きな窓から光が差し込む、明るいスペースで

ゆったりと読むこともできます。

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また、「特別展示 ボローニャ発世界へ―絵本作家たちの挑戦」

も会場内で同時開催しています。

こちらでは、ボローニャ国際絵本原画展の入選や

ブックフェアでの出版社や編集者との出会いをきっかけに

海外で絵本の出版を実現した21人(組)の

日本の作家たちの原画と絵本が展示されています。

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今井彩乃『チャッピィの家』

(Minedition)より

 

会期中は、3歳から参加できる子ども向けのワークショップから

中・高校生を対象としたもの、絵本作家をめざす大人のための教室まで

実に多様な講座や講演会がめじろ押しで、

毎年この時期を楽しみにしている来場者も多いそうです。

7月下旬~8月にも様々な関連イベントが予定されていますので

詳しくはコチラをご覧ください。

 

その他にも、すでに出版されている絵本から優れたものに授与される

「ボローニャ・ラガッツィ賞」受賞の本の紹介や

特設ミュージアムショップ、手作りのお菓子やパンが楽しめる

会期限定の「カフェ・ボローニャ」など、盛りだくさんです。

夏休みに、親子そろってお出かけされてはいかがでしょうか?

 

「2013イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」

【会 場】 板橋区立美術館

      (板橋区赤塚5-34-27)

【時 間】 9時30分~17時(入館は16時30分まで)

【期 間】 開催中~8月11日(日)

      ※月曜日休館

【入場料】 一般650円 高校・大学生450円 小・中学生200円

 詳しくは⇒コチラ

 

Posted at:09:00

「夏目漱石の美術世界展」

今回は、上野公園の東京藝術大学大学美術館で開催中の

展覧会「夏目漱石の美術世界展」をご紹介します!

 

言わずと知れた近代日本の文豪・夏目漱石は、美術に造詣が深く

小説の中で古今東西の絵画作品を登場させています。

この展覧会では、漱石の文学作品や美術批評で言及された作品を集め

美術好きの文豪が、どのように美術を見ていたか

解き明かそうと試みています。

 

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(美術館より特別な許可を得て写真撮影をしています。)

 

見どころの一つは、ロンドン留学中に鑑賞し

後の執筆に大きな影響を与えたとされる絵画の数々です。

 

「あの松を見給え、幹が真直で、上が傘のように開いてターナーの画にありそうだね」と赤シャツが野だに云うと、野だは「全くターナーですね。どうもあの曲り具合ったらありませんね。ターナーそっくりですよ」と心得顔である。ターナーとは何の事だか知らないが、聞かないでも困らない事だから黙っていた。

『坊っちゃん』より)

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「金枝」J.M.W.ターナー 1834年 テイト、ロンドン

 © Tate, London 2013

 

他にも、『三四郎』で描写された「人魚」「少女の頭部像」や

『夢十夜』の最後の夢の場面を想起させる「ガダラの豚の奇跡」など

漱石が作品を鑑賞し、どのように自身の小説の世界に取り入れていったか

小説の一節と絵を見比べることのできる、今までにない機会といえます。

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「人魚」J.W.ウォーターハウス 1900年 王立芸術院、ロンドン

 © Royal Academy of Arts, London; Photographer: John Hammond

 

もちろん西洋美術だけではなく、『草枕』『門』『それから』

などの代表作で言及された日本の古美術や

青木繁をはじめとした漱石と同時代作家の作品も

豊富に展示されています。

 

また、もう一つの見どころとして

漱石の小説に登場する架空の絵、つまり“作中画”を

小説の描写から推定し、制作した二点の作品があります。

 

『三四郎』の原口画伯が描いた「森の女」

『虞美人草』で藤尾の死の床に置かれた、酒井抱一作とされた屏風「虞美人草」です。

もう読んだことのある方は、この絵を見て自分のイメージと照らし合わせてみたり

まだの方はこの作品を念頭に読書をしてみたりと

さまざまな楽しみ方ができそうです!

 

さらに、こだわりぬいた装丁漱石自筆の南画山水図の数々まで、

文豪の愛した美術の世界をくまなく楽しむことのできる展覧会です。

ぜひ、お出かけください。

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↑漱石自筆(!)の書画

 

「夏目漱石の美術世界展」

【会 場】 東京藝術大学大学美術館

      (台東区上野公園12-8)

【時 間】 10時~17時(入館は16時半まで)

【期 間】 開催中~7月7日(日)

      ※月曜日休館

【入場料】 一般1,500円 高校・大学生1,000円 中学生以下無料

 詳しくは→コチラ

 この展覧会は、7月13日から8月25日まで静岡県立美術館へ巡回します。

 

 

Posted at:09:00

「ちひろ美術館・東京」にて「中国の絵本画家展」

このブログでも何度かお知らせしてきましたが

4月23日~5月12日は「こどもの読書週間」です。

今回はこの読書週間におすすめの、絵本の展覧会をご紹介します♪

 

練馬区の「ちひろ美術館・東京」では、

「日中国交正常化40周年記念 中国の絵本画家展」が行われています。

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近年、中国でも欧米や日本の絵本が数多く翻訳・出版され

人々の絵本への関心が高まりつつあるそうです。

この展覧会では、現代中国を代表する7名の絵本作家

作品約70点が展示され、「中国の絵本の今」を知ることができます。

 

原画とともに日本語・中国語の絵本も展示されており

その場で手に取り読むことができます。

絵本を通じて、中国の伝統や文化に触れると同時に

新たな「中国」を発見できる、大人も子どもも楽しめる展覧会です!

 

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↓力強く、あたたかい絵柄の中にどこか懐かしさを感じさせる

 朱成梁(ヂュー・チュンリァン『チュンチエ 中国のお正月』より

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企画展 日中国交正常化40周年記念 

中国の絵本画家展

【会 場】 ちひろ美術館・東京 展示室2、4

      (練馬区下石神井4-7-2)

【時 間】 10時~17時(4/27~5/6は18時まで)

【期 間】 開催中~5月19日(日)

      ※月曜休館(4/29,5/6開館、5/7休館)

【入場料】 大人800円 高校生以下無料

詳しくは→コチラ

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この美術館は、子どもを生涯のテーマとして描き続けた

絵本画家 いわさきちひろが1952年から晩年まで、22年間を過ごした

自宅兼アトリエ跡地に作られました。

館内にはいわさきちひろのアトリエが再現されているほか

図書室絵本カフェミュージアムショップ

また、作品に多く描かれた草花が咲く「ちひろの庭」が併設されています。

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現在展示室1、3では、四季折々の花の描かれた作品を集めた

同名の展示「ちひろの庭」も行われています。

企画展と同じくこちらも年4回、様々なテーマや切り口で

いわさきちひろの原画の展示を行っています。

 

ゆったりとしたスペースの中、やさしい絵の世界をたっぷりと楽しめる美術館です。

ぜひお出かけください♪

 

 

Posted at:09:00

印刷技術の未来を体験!
「コミュニケーションプラザ ドットDNP」

先月、大日本印刷株式会社(DNP)の体験型ショールーム、

「コミュニケーションプラザ ドットDNPが市ヶ谷にオープンしました。

そんな、いま話題のスポットへさっそく出かけてみました♪

 

一階のエントランスを抜けるとまず目に入るのが

‘DNPの広報担当’DNPenguin(ディーエヌペンギン)

DNPのさまざまな技術・取り組みを紹介する 「DNPenguinハウス」 です。

本や写真の最新印刷技術はもちろん、普段何気なく手にしているものにも

こんな印刷技術が生かされている!という発見と驚きに出会えるショールームです。

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続いて地下に続く階段を降りると、そこは「デジタルえほんミュージアム」

“「本」の未来の「読み手」と「作家」を育む”をコンセプトにした

コミュニケーションスペースです。

レインボーカラーの木の実型ブースではお子様と一緒に、

ゆったりと絵本の電子書籍を楽しめます。

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現在、試すことができるデジタルえほんのアプリは 約130種 

他にも「魔法の絵本 ピーターパン」など、

驚きのしかけが詰まった未来の絵本を体験することができます!

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その奥は、5月18日まで開催中の展示tap*rap へんしん展」

ワークショップなどが開催されるスペース。

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また、写真のいろいろな楽しみ方を体験したり、

来館記念の撮影ができるEnjoy! フォトパーク」もあります。

こちらで開催される様々なワークショップは、

インターネットでの事前予約が必要なものもありますので

くわしくはコチラをご覧ください。

 

ショールームや展示を楽しんだあとは、一階hontoカフェ」でほっと一息。

席に備え付けられたタブレット端末で、ハイブリッド書店サービス

「hontoのコンテンツを試し読みすることもできます。

電子書籍にはなじみがないという方には、常駐しているコンシェルジュ役の

「hontoガイド」が心強い味方になってくれます♪

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最新の技術にふれながら、大人も子どもも楽しめる

「コミュニケーションプラザ ドットDNP」

遊びに行ってみてはいかがでしょうか?

 

 

「コミュニケーションプラザ ドットDNP

【所在地】  新宿区市谷田町1-14-1

       DNP市谷田町ビル

【開館時間】 10時~18時

【休館日】  日曜日、年末年始

【入場料】  無料(カフェ、一部のワークショップは有料)

詳しくは→コチラ

 

 

Posted at:09:00

旧居跡地に開館!文京区立森鴎外記念館

明治の文豪、森鴎外の生誕150年を記念し、

鴎外がその半生を過ごした千駄木の観潮楼跡地

「文京区立森鴎外記念館」が11月1日オープンしました。

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小説家、戯曲家、軍医など、

いくつもの顔をもつ森鴎外はどのような人物だったのでしょうか。

 

開館したばかりの記念館に行ってきましたので、

さっそくご紹介したいと思います♪

 

東京メトロ・千駄木駅を出て、団子坂を登ること5分。

左手に現代アートのようなモダンな建物が目に留まります。

そこが森鴎外記念館です。

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エントランス(1階)

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打放しコンクリートがシャープで印象的。

向かって右側にミュージアムショップがあります。

 

 

展示室(地下1階)

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1万点以上の所蔵品を入れ替えながら展示。

夏目漱石や石川啄木などの文豪とやり取りをした書簡や、鴎外が制作した地図などを

デジタルコンテンツで観ることもできます。

鴎外の各時代を象徴する言葉を作品の中から抜粋して

生涯を紹介するという文学館ならではの常設展示のほか、

交流拠点であった“観潮楼”を軸とした展示をしています。

多くの文化人との交流や、家族との触れ合いなども垣間見ることができ、

新たな鴎外の魅力に気づかされます。

 

 

カフェ(1階)

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窓から望める庭園には、鴎外ゆかりの大石や大イチョウの木があります。

 

 

文人銘菓

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文京区ゆかりの文人にちなんだお菓子を、週替わりで2~3種類販売しています。

この日は『舞姫』の主人公・豊太郎とエリスをイメージした焼き菓子でした。

 

 

この他、2階には鴎外の著作や研究資料を集めた図書室

関連講演会などを開催する講座室もあります。

 

 

 

現在、開館記念特別展として

『150年目の鴎外―観潮楼からはじまる』が開催中です。

初版本や家族に宛てた書簡、遺書やデスマスクなど、

貴重な所蔵品が公開されていますので、

この機会にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

『文京区立森鴎外記念館』

開 館 10時~18時(最終入館は17時半)※第4火曜日休館

観覧料 一般500円/中学生以下無料

※展覧会によって観覧料は変わります。

※1・2階は入館無料です。

詳細は→コチラ

 

Posted at:09:00

3/17・18 子どもの本の日フェスティバル2012

 

国際子どもの本の日(4月2日)を記念して、

品川区・ゲートシティ大崎で 子どもの本のおまつりが開催されます!

 

子どもの本の日フェスティバル2012

日時 2012年3月17日(土)・18日(日) 10:00~17:00

会場 東京都品川区・ゲートシティ大崎(アクセス) <入場無料>

    ※JR・りんかい線「大崎」より徒歩すぐ

 

主催:社団法人日本国際児童図書評議会(JBBY)、

     財団法人出版文化産業振興財団(JPIC)

協力:日本児童図書出版協会

特別協力:社団法人生命保険協会、ゲートシティ大崎 

 

詳細はコチラ⇒JPIC 財団法人 出版文化産業振興財団公式HP

 

 

 

(以下、ホームページからの引用) 

---展示----

★聞いてみよう!見てみよう!

 子どもの本でラテンアメリカめぐり展/ギャラリー

★バリアフリーの部屋/ルームB

★家族のきずなを深める読みきかせ絵本/ルームA

  ※長野ヒデ子さんのワークショップを行います(先着順)

   17日(土)10:30~ 

 

---アトリウムステージ----

★絵本の読みきかせと紙芝居/子どもたちへ<あしたの本>プロジェクト

  17日(土)11:00~、15:00~  18日(日)15:00~

★笛作り体験~魔法の笛吹きミニコンサート

  17日(土)12:00~、14:00~

★しながわ人形劇横丁/でかばっく&にこにこぽっけ

  17日(土)13:00~

★「守りたいもの」読みきかせとライブ

  18日(日)12:00~、14:00~

★アンデルセン物語を落語で楽しむ

    18日(日)13:00~

★印のイベントは予約は不要です。

Posted at:09:00

2/29まで「ようこそ!"ローラの物語"の世界へ」展

本日は、銀座にある書店「教文館」の中にある

子どもの本の専門店ナルニア国で開催中の展示のお知らせです。

教文館は、1885年創業の歴史ある書店です。

ぜひこの機に足を運んでみてくださいね。

 

ようこそ!“ローラ物語”の世界へ

~「インガルス一家の物語」シリーズ出版80周年記念展~

 

 

会期 開催中~2月29日(水)

時間 10:00~20:00 

会場 教文館ナルニア国内 ナルニアホール(アクセス

※イベント開催時など、ご覧いただけない時間があります。

★詳細はコチラ⇒教文館ナルニア国ホームページ

 

≪展示概要≫  ※以下、ホームページより引用

開拓時代のアメリカの暮らしを描いたローラ・インガルス・ワイルダー

自伝的作品(『大きな森の小さな家』に始まる10冊の物語)は、

2012年にシリーズ出版開始から80周年を迎えます。

幼いローラが結婚して娘を授かるまでの約20年にわたる旅と家族の物語は、

どんな困難に出合っても心を通わせる家族がいれば乗り越えてゆける

ことを示して、大きな感動を呼びました。

ナルニア国では、今こそこの「小さな家」の物語を多くの人に読んで

いただきたいと願い、シリーズ出版開始80周年の2012年にフェアを行います。

物語のファンの方も、これから初めて読もうという方も、

ぜひナルニア国へお運びくださいませ。ご来店を心よりお待ちしております。

 

★ナルニア国店内で「小さな家」シリーズの全巻と関連書の販売あり。

  ※なくなり次第終了。

★ナルニアホール内でアンケートにこたえると、

 抽選で10名様に「大草原の小さな家」トートバッグをプレゼント!

 

≪パネル展≫

本邦初公開!ローラから日本のペンフレンドへ送られた直筆の手紙

 

▲日本における「小さな家」シリーズの翻訳の歴史を辿るコーナー。

なぜ『長い冬』が一番初めに翻訳されたのかなど、

物語のファンも初めての発見があること間違いなしです。

Posted at:09:00

2/19まで 印刷博物館「世界のブックデザイン展」

印刷博物館(文京区)で開催中の

「世界のブックデザイン2010-11」展のご案内です。

毎年3月にドイツのライプツィヒで開催されている

「世界で最も美しい本コンクール」の入選図書14点とともに

同コンクール上位入賞の常連である、日本、ドイツ、オランダ、

スイス、中国と、今年は新たにカナダ、オーストリアを加えた

計7カ国の優れたデザインの書籍、約240冊が展示されています。

現在の世界最高峰のブックデザインおよび造本技術を

実際に手に取って、楽しむことができます。

モノとしての本のすばらしさを改めて感じることができるでしょう。

 

「世界のブックデザイン2010-11」展

期間 開催中~2月19日(日) ※毎週月曜日は休館

会場 印刷博物館 P&Pギャラリー(アクセス

時間 10時~18時

入場料 無料(印刷博物館本展示場に入場の際は、別途入場料が必要)

★詳細はコチラ(印刷博物館ホームページ)

 

 

≪展示内容≫

☆「世界で最も美しい本コンクール」 

 32カ国596冊の応募図書から選ばれた14冊

 ※入選作すべての展示ではありません

・日本 「第45回造本装幀コンクール」

 応募図書309冊から選ばれた20冊

・オランダ 「De Best Verzorgde Boeken 2010」

 応募図書376冊から選ばれた34冊

・カナダ 「Alcuin Society Book Design Award 2010」

 応募図書217冊から選ばれた37冊 

など、約240冊を展示。

Posted at:09:00

1/30(月)まで「第28回 銀座 古書の市」

ノンタン展に引き続き、松屋銀座での催事のお知らせです。

 

「第28回 銀座 古書の市」美術書画・書籍コレクション

都内を中心に、専門ジャンルの異なる有力古書店が、

今回は新規出店を加え12店舗、一堂に集います。
全国から集められた貴重な文献、資料、稀覯本、

美術書画、錦絵から郷土民具・雑貨まで、様々な書籍を

豊富に取り揃えました。どうぞお楽しみください。(HPより引用)

 

期間 開催中~1月30日(月)

時間 10:00~20:00 ※最終日は17:30閉場

会場 松屋銀座8階イベントスクエア(アクセス

詳細はコチラ(松屋銀座ホームページ

 

神田神保町界隈からは「かげろう文庫」さん、

「鳥海書房」さん、「呂古書房」さんが参加されています。

⇒★各店の詳細はコチラ(BOOK TOWN じんぼう

⇒★ちよぴたブログの「呂古書房」取材記はコチラ

 

さらに、現在、千代田図書館で開催している

企画展示「気になる古書目(こしょもく)案内」

にご協力をいただいている

えびな書店さん、古書日月堂さん、

徳尾書店さんも名を連ねています。

 

古書即売会、“本の街”神田神保町、千代田図書館

・・・と、ぜひこの機に古書・図書巡りをお楽しみくださいね。

 

 

 

千代田図書館 企画展示 「気になる古書目案内」

古書店が発行する通信販売カタログ、古書販売目録。

古書のインターネット通販が広がる昨今、

冊子の目録は発行数が減るばかり。

そんななか、個性的な目録でお客さんのハートを

つかんでいる古書店もあります。

ニッチなセレクト、おしゃれなデザイン、シャープな文章…

話題の古書販売目録を展示し、目録作りにかける

8人の古書店主たちの情熱をパネルで紹介します。

 

【前期】 開催中~2月19日(日) 

【後期】 2月20日(月)~3月24日(土) ※2/25~27は休館

 時間 平日10:00~22:00、土曜~19:00、日・祝~17:00

 会場 千代田図書館 展示ウォール(千代田区役所9階)

 ⇒★詳細はコチラ(千代田図書館ホームページ

 

前述の「古書日月堂」さんの紹介は【前期】、

「えびな書店」さんと「徳尾書店」さんの紹介は【後期】です。

前・後期とも、お見逃しなきよう!

Posted at:12:00

キヨノサチコ絵本原画の世界「みんな大好き!ノンタン展」

1月18日(水)~23日(月松屋銀座で開催される

絵本原画展のお知らせです。

以下、展覧会ホームページからの情報です。

(C)キヨノサチコ/偕成社

 

誕生35周年記念 キヨノサチコ絵本原画の世界

みんな大好き!ノンタン展

キヨノサチコさんによって生み出された絵本シリーズ

「ノンタン」(偕成社刊)の誕生35周年を記念し、

原画やラフスケッチなど約150点を展示。

 

期 間 1月18日(水)~23日(月)

時 間 10:00~20:00 ※最終日は17:00閉場、入場は閉場の30分前まで

会 場 松屋銀座8Fイベントスクエア(松屋銀座ホームページ

入場料 大人1,000円、高大生700円、中学生以下無料

問合せ 松屋銀座 ℡ 03-3567-1211(大代表)

★展覧会ホームページは、コチラ 

 

~展覧会のみどころ~ (展覧会HPより引用)

「ノンタン」が生まれる前、絵本作家キヨノサチコさんが最初に描かれたのは、

いたずら子ぎつねが登場する「あかんべぎつね」という作品でした。

それを、もっと子どもたちに親しみやすい動物に、と生まれたのが

白いねこの男の子「ノンタン」です。

本展ではそのノンタン誕生のきっかけとなった「あかんべぎつね」を

全編初公開するほか、「ノンタン」シリーズを中心に約140点の原画を展示。

また、貴重なスケッチやキヨノさんゆかりのものとともに、

キヨノさんが「ノンタン」にこめた思いと、作品の魅力をご紹介します。

 

「あかんべぎつね」(C)キヨノサチコ

Posted at:15:00

ワールド・アンティーク・ブック・プラザがOPEN!

世界11ヵ国の著名な古書店が一堂に会する

「ワールド・アンティーク・ブック・プラザ」

丸善・日本橋本店内に開店しました。

 

 

 

「ワールド・アンティーク・ブック・プラザ」

場所 丸善・日本橋本店3階(住所:中央区日本橋2-3-10)

時間 10:00~20:00(年中無休)

運営 (株)雄松堂書店

★詳細はコチラ

 

シューベルトの署名入り自筆楽譜 ¥9,000,000‐

アンデルセン「子供のための童話集」¥2,200,000-

エジソンのサイン入り「クリスマスの挨拶状」 ¥945,000-

ミッチェルのサイン入り「風と共に去りぬ」 ¥1,890,000-

 

・・・などの目玉アイテムをはじめ、老舗のプロフェッショナルが

蒐集した選りすぐりのアンティーク・ブック約1,000点が

出品されています。

出品者は、アメリカ、フランス、イギリス、オーストリア、

中国など世界11ヵ国より22店舗。

神保町に店舗を構える老舗「一誠堂書店」も名を連ねています。

 

日本橋方面にお出かけの際には、立ち寄ってみてはいかがでしょう?

Posted at:10:00

千代田図書館 ミニ展示「フレデリック・バックの映画」

現在、千代田図書館9階の第2展示ウォールにて

神保町シアターで上映中の「フレデリック・バックの映画」

関連する図書のミニ展示を行っています。

 

 

フレデリック・バック氏は、アカデミー賞(短編アニメーション部門)を

2度受賞した、世界で最も尊敬されるアニメーション作家の一人です。

神保町シアターでの作品上映のほかに、東京都現代美術館(江東区)では

展覧会も開催中です。ぜひ回遊してお楽しみください。

 

◆千代田図書館 

 ミニ展示「フレデリック・バックの映画」

 期間 展示中~10月2日(日)

 場所 千代田図書館9階 第2展示ウォール

 内容 上映作品の1つ『木を植えた男』の絵本、

    『木を植えた男』原作者ジャン・ジオノの著作、

    バック氏に関する本、アニメーション関連本など

    ※映画や展覧会の割引券も設置しています!

 

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◆神保町シアター

 作品上映「フレデリック・バックの映画」

 日時 10月2日(日)までの土・日・祝日18:00~

 場所 神保町シアター(神田神保町1-23)

 料金 一般:1,800円/学生:1,500円/

     シニア:1,000円/小学生以下:500円

 

 ★その他、詳細はコチラ(神保町シアターHP)

 

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◆東京都現代美術館

 展覧会「フレデリック・バック展」

 会期 10月3日(月)まで 

    ※好評につき、会期が1日延長されています!

 時間 10:00〜18:00 

    ※9月の土曜日は~20:00まで開館(入場は閉館の30分前まで)

 場所 東京都現代美術館(江東区三好4-1-1)

 料金 大人・大学生1,200円/中高生900円/小学生600円

 

 ★その他、詳細はコチラ(東京都現代美術館HP)

Posted at:09:00

もじもじカフェ「当て字・充て字・宛て字の世界」

今回は「もじもじカフェ」というイベントの紹介です。

 

★「もじもじカフェ」とは?(ホームページより引用)

文字と印刷について市民と専門家・業界人がお茶を飲みながら

気楽に話し合うというイベントです。毎回小さなテーマを設定し,

それについて専門知識のある方をゲストとして招きます。

最初に20~30分くらい基調となるお話をしていただき,

それを受けてみんなで話をします。テーマに関心のある方なら,

どなたでもご参加いただけます。

 

これまでに開催されたテーマを見てみると・・・

 

第1回「書体を作るという仕事」ゲスト:鳥海修さん(書体デザイナー)

第9回「本の顔を作る」ゲスト:川畑博昭さん(装丁家)

第17回「チベットの文字とその書体」 

     ゲスト:ケルサン・タウワさん(カワチェン代表)

第18回「江戸の粋を書く」ゲスト:橘 右橘さん(江戸文字書家)

第23回「脳から見た人間の文字」ゲスト:酒井邦嘉さん(脳科学者)

第25回「プライベート・プレスの楽しみ」 

     ゲスト:大石薫さん(私活字版印刷家)

 

・・・など、興味深いタイトルとゲストの名前が並んでいます。

上記はそのほんの一部。

終了報告として、その様子が掲載されているものもありますので、

これまでのテーマ一覧⇒コチラを一度ご覧になってみてください。

 

★もじもじカフェ 第30回「当て字・充て字・宛て字」

日時 8月20日(土)15:00~17:30(開場14:30)

会場 バルト(東京・阿佐ヶ谷)(地図

ゲスト 笹原宏之さん(日本語学者)

参加費 1200円(ワンドリンク付き)

定員 30名(先着順・要申込)

*参加申込の受付は、8月1日(月)~

*内容や申込方法などの詳細はコチラ

 

☆今回のゲスト・笹原宏之さんの著書(一部)

『日本の漢字』

笹原宏之 著 

岩波書店 2006年

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『図解 日本の文字』

沖森卓也・笹原宏之・常盤智子・山本真吾 著

三省堂 2011年 

Posted at:10:00

第18回 東京国際ブックフェア 開催!

 

日本最大のブックフェア「第18回 東京国際ブックフェア」

が開催されます。毎年、全国各地の書店、図書館・学校関係者、

さらには海外出版社や一般読者が多数来場するフェアです。

一般公開日は、7月9日(土)10日(日)の2日間。

コチラより申込みをすれば、入場が無料になる招待券が手に入りますよ。

サイン会やトークショー等のイベントが開催されるほか、

あらゆるジャンルの本が特別価格で購入できます。(※一部例外あり)

詳細についてはコチラをご覧の上、足を運んでみてください。

 

★開催概要★

会期: 7月7日(木)~7月10日(日)  各日10:00~18:00

    <一般公開日> 7月9日(土)・10日(日)
会場: 東京ビッグサイト
主催: 東京国際ブックフェア実行委員会
     リード エグジビション ジャパン株式会社

     ※東京国際ブックフェア実行委員会
      社団法人日本書籍出版協会社団法人日本雑誌協会社団法人日本出版取次協会
      日本書店商業組合連合会社団法人出版文化国際交流会

      社団法人読書推進運動協議会日本洋書協会

 

★一般の方も楽しめるイベント(抜粋)★

「第45回 造本装幀コンクール」

日本国内で刊行された豪華本から文庫本まで、様々なジャンルの

印刷・製本・加工技術の粋を集めた“美しい本”を展示するコーナー。

世界的にも評価の高い日本の優れた造本装幀を見ることができます。
 

「洋書バーゲンコーナー」

美術・建築・デザイン・写真・ファッション・料理・絵本から

旅行・スポーツ・音楽・語学・専門書まで広範囲にわたり、

約1万タイトル、5万冊以上の洋書が、東京国際ブックフェア

会期中に限り、特別割引価格にて販売されます。

 

「テーマ国 スペイン」

2011年のテーマ国はスペイン。

スペイン文化省、スペイン書籍連盟が主催するパビリオンには、

幅広い分野のフィクション、ノンフィクションの本が出展されます。
2010年スペイン文学賞、セルバンテス賞の受賞作品も展示される

予定です。また、スペインで人気のあるスペイン、ベルギー、フランス、

イギリス、イタリアの作家によるコミック・ヒーローも紹介されます。

更にスペインと日本の作家を招いて、文化交流イベントも企画されています。
 

「サイン会・トークショー」

詳細についてはコチラをご覧ください。

Posted at:10:00

「世界中で愛されるリンドグレーンの絵本」展

世田谷文学館で今月26日(日)まで開催中の展覧会

「世界中で愛されるリンドグレーンの世界」展のお知らせです。

 

世田谷文学館は、自由に絵本を閲覧できるコーナーや

企画展示に合わせたメニューが楽しめる喫茶室もあり、

いつも素敵な展覧会を企画されている文学館です。

リンドグレーンの絵本展、残りわずかですので、お見逃しなきよう!

 

 

世界中で愛されるリンドグレーンの絵本

長くつ下のピッピ/やかまし村の子どもたち/ちいさいロッタちゃん 

 

会期 開催中~6月26日(日) ※月曜休館

時間 10時~18時(入場は17時30分まで)

入場料 一般600円、高校・大学生450円、65歳以上300円、

障害者手帳をお持ちの方300円  ※中学生以下は無料。

会場 世田谷文学館(世田谷区南烏山1-10-10)

★詳細はコチラ

 

Posted at:17:10

今年も「6月の仙台は本の月」!

「6月の仙台は本の月」をキャッチコピーに、

約1ヵ月半にわたり仙台市内を中心に様々な本のイベントを行う

「Book!Book!Sendai」が、2009年・2010年に引き続き、

なんと、今年も開催されるそうです。

2008年に発足した「杜の都を本の都にする会」が中心となって

街中のいろいろな所で本に出会える、素敵な6月になることでしょう。

詳しいイベント内容等の更新を楽しみに待ちながら、

ぜひ公式ホームページをチェックしてみてください。

 

Book!Book!Sendai2011 →公式ウェブサイト

杜の都を本の都にする会 →公式ウェブサイト

 

▼「Book!Book!Sendai2011」開催のお知らせ(引用)▼

私たちBook!Book!Sendai実行委員会は、

今年も“6月の仙台”を“本の月”にしたいと思います。
今回の東日本大震災では多くの方々が被災し、

私たち実行委員会のメンバーもその当事者として日々を過ごしています。

現在の状況、また、心情を考えると今年の開催は

見送るべきだろうかと悩みました。

しかし、同時に、いつもの自分たちの日常が

とても大切なものであふれていることにも気づきました。

街の中にある書店、図書館、ブックカフェなど、

自分たちの日常がある場所を大切にしたい。

そこには、本との出会いがあり、人とのつながりがあります。
イベントを通して、そのことを確認し、伝えていけたらと思います。

今、できることを話し合い、ここから、いろんなことが続いていく、

そんなBook!Book!Sendaiを開催します。
詳細が決まり次第お知らせしていきますので

楽しみにしていてください。

2011年4月11日
Book!Book!Sendai実行委員会一同

Posted at:10:00

4/14~26「親愛なるキティーたちへ」展/渋谷ロゴスギャラリー

今月、千代田図書館では情報誌Vol.8を発行しました。

図書館内や区内各所にて配布中です。ぜひお手にとってご覧ください。

 

 

また、この情報誌の四コマイラストでお世話になっている

作家でイラストレーターの小林エリカさんより、

本の出版と展示会のお知らせが届きましたので、ご紹介します。

 

小林エリカ「親愛なるキティーたちへ」展

 

                                       (c)erika kobayashi

会 場 LOGOS GALLERY ロゴスギャラリー
    渋谷パルコ パート1/B1階

日 時 4月14日(木)-4月26日(火)※会期中無休

    10:00 - 21:00 (最終日は17:00にて終了)

問合せ 03-3496-1287 (ロゴスギャラリー)

※入場無料

 

【イベント】

4/16(土)15:30-18:00

 お披露目会を兼ねた作者によるパフォーマンス

 「きょうという日のためだけのポスター2011.4.16」発行

4/23(土)15:30-

 「日記帳づくりワークショップ」

 

★展示・イベントの詳細はコチラ

 

~展示会内容~ 

時を超え、響きあう三冊の日記とその日付―
一冊は、アンネ・フランクが、オランダのアムステルダムで

《隠れ家》の日々を書き記した日記。

もう一冊は、アンネとおなじ年に生まれた作家小林エリカの実父が、

日本の金沢で学徒動員・敗戦・戦後の日々を書き記した日記。
そしてアンネの足取りを死から生誕へ遡るようにしてヨーロッパを旅し、

作家自身も日記を書いた。
アンネは日記を「キティー」と名づけ、

日記はいつも心の友「親愛なるキティー」へ宛てた手紙のように綴られた。

 

リトルモアから刊行される小林エリカ著「親愛なるキティーたちへ」。
作家でありイラストレーターでもある小林エリカが、

時を超え、響きあう三冊の日記をモチーフに制作した本の出版記念展。
過去、戦争という大きな局面を乗り越えてきたその日々が、

今、震災という難局に直面している私たちに何かを気づかせてくれるはずです。

Posted at:12:10

世田谷文学館で「旅する絵描き いせひでこ展」開催中

自らを“旅する絵描き”と称する絵本作家・いせひでこさんの

展覧会が世田谷文学館で開催されています。

詳しくはホームページをチェックしてみてください。

 

 

 

旅する絵描き いせ ひでこ展

会 期 開催中~3月31日(木)

開館時間 午前10時~午後6時(入館は5時30分まで) 

休館日 月曜(ただし3月21日は開館、翌22日休館)

観覧料 一般600円、高校・大学生450円、65歳以上・障害者300円

     ※中学生以下無料 ☆3月31日(木)は開館記念日として無料

会 場 世田谷文学館(地図

主 催 財団法人せたがや文化財団、世田谷文学館

★展示内容や関連イベントなど、詳細はコチラ

 

*・・・・*・・・・*・・・・*・・・・*・・・・*・・・・*・・・・*・・・・*

☆いせひでこさんの作品(千代田図書館所蔵より抜粋)

『ルリュールおじさん』 いせひでこ・作 理論社

 

『グレイのしっぽ』 いせひでこ 理論社

 

『空のひきだし』 いせひでこ 理論社

 

 

 

 

Posted at:14:45

本日11時~3日間!「BOOK MARKET 2011」

蔵前にある出版社「アノニマ・スタジオ」が開催する

ブックフェアのお知らせです。

以下、アノニマ・スタジオからの案内を転載します。

 

 

 

BOOK MARKET 2011

 

今年で3回目を迎える「本当におもしろい本」だけを集めた

好きのためのブックフェア「BOOK MARKET」。

今年は会場を2ヵ所に拡大して開催! 

本の販売の他、本好きのためのイベント、

古本や厳選リトルプレスの販売、京都のオオヤコーヒ焙煎所

コーヒースタンドも開催。

 

★今年も3冊以上お買い上げの方に、本DMのイラストレーション

を手掛けた松尾ミユキさんデザインのエコバッグをプレゼント!

 

会期:218日(金)、19日(土)、20(日)

   11時~18時(最終日~17時)

 

会場:アノニマ・スタジオ / カワウソ 

   *地図、住所等は下記参照

 

出店:

アノニマ・スタジオ、医学書院、INAX出版、8plus、凹凸舎、

オオヤコーヒ焙煎所(京都)、北書店(新潟)、サルビア、

青幻舎、SLP(セレクト・リトルプレス)、筑摩書房、美術出版社、

44 fourruof、古本riccamonday books、ミシマ社、ミルブックス

50音順)

 

イベント:

2/18 中山みどりさんフェルトアートワークショップ(青幻舎)

 

2/19 「白山米店のやさしいごはん」づくりイベント(ミシマ社)

   →受付終了 

 

2/20 杉浦さやかさん、甲斐みのりさんトークショー(ミルブックス)

   →受付終了

 

 イベント詳細情報はこちら http://www.anonima-studio.com

 

 

アノニマ・スタジオ 

台東区蔵前2-14-14  電話:03-6699-1064

 

◎カワウソ 

台東区駒形2-1-8 楠ビル201  電話:03-6231-7289

 

*アノニマ・スタジオ→カワウソへの行き方

アノニマ・スタジオ前の道を浅草方面にまっすぐ。

信号を渡り、引き続き浅草方面へ。

7~8軒目の白い建物「楠ビル」の2階。徒歩約2分。 

Posted at:09:50

9/18~23は高遠ブックフェスティバル!

 

高遠(長野県)という桜で有名な城下町が「本の町」になる

<第2回 高遠ブックフェスティバル> が開催されます。

本好きも旅好きも見逃せませんよ!まずは下記HPをチェック!

 

  ★公式ホームページはこちら

 

 

 期間 9月18日(土)~23日(木・祝)

 住所 長野県伊那市高遠町 

 ※アクセス方法はこちら

   新宿から直通の格安高速バスもあるようです!(要予約

 

 展示~世界の本の町写真展、本のための小さな家具展など多数!

 出店販売~長野、東京、名古屋、金沢の古書店ほか多数!

 イベント~美篶堂製本ワークショップ、しりあがり寿と灯籠を作ろうほか多数!

 

≪昨年/第1回目のようす≫

 

▲町じゅうに本と本にまつわる何かが。 ▲夕暮れ時からキャンドルが灯されます。

     

   

▲百人一首大会の様子。高遠には古き良き町並みが残っています。

 

 

 

Posted at:16:30

懐かしの「くじらぐも」など国語教科書の挿絵原画展

夏休みも終わりが近づいてきましたが、今日は、

まだまだお出かけする元気でいっぱいの皆さんに

山梨県立美術館&文学館で29日(日)まで開催中の

すてきな展示のお知らせです。

 

芸術の森へ行こう! くじらぐもからチックタックまで

―小学校国語教科書にのった思い出のお話原画展―

会期 開催中~8月29日(日)

時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)

観覧料 一般1000円、大高生500円、中小生260円

      *小・中・高等・特別支援学校生は土曜日無料

会場 山梨県立美術館・文学館  

★詳細はこちら

 

小学校の国語教科書に載ったお話と挿絵原画を合わせて紹介。

お話は約40作品、挿絵原画は約220点が展示されています。

会場は美術館と文学館に分かれていますが、チケット1枚で

両会場とも観覧できます。

 

『くじらぐも』 中川李枝子・作 柿本幸造・絵

『白いぼうし』 あまんきみこ・作 いわさきちひろ・絵

『スーホの白い馬』 大塚勇三・作 赤羽末吉・絵 

『ごんぎつね』 新美南吉・作 かすや晶宏・絵 

 

・・など、題名を聞くだけで、懐かしい気持ちになりますね。

原画を見ながら物語を味わう、貴重な機会です。

大人も子どもも、ぜひ遊びにいってみてください。

 

Posted at:13:00

7/17~25「かなっく"ワクワク"えほん広場」

横浜市にある神奈川県区民文化センター「かなっくホール

の文化祭「夢かなっく2010」の一貫で、絵本と触れ合う

イベント「かなっく“ワクワク”えほん広場」が開催されます。

 

今週末の横浜は「横浜港花火ショー」や「イメージフォーラム・

フェスティバル」「アロハヨコハマ」などイベントが満載です。

かなっくホールは、仲木戸 or 東神奈川駅から歩いて1分。

少し足を伸ばして、絵本探しに出かけませんか?

 

日時 7月17日(土)~25日(日)10:00~17:00

会場 かなっくホール 3F ギャラリー(アクセス

料金 入場無料

協力 ミーテ 

後援 日本児童図書出版協会

 

≪展示内容(一部抜粋)≫

★人気の絵本大集合!

 あいのやゆきさん、とりごえまりさんの絵本原画も展示。

  

[左]あいのやゆき「うさぎのさとうくん」 より 

[右]とりごえまり「くるりん はじめてのおつかい」 より

 

★アンティーク絵本ギャラリー

 日本のアンデルセンと言われる巖谷小波の絵本を展示。

 

 

★絵本のスタンプラリー(小学生以下)

 何冊読めるかな?スタンプを集めてお楽しみをゲット!

 

 

≪スペシャルトークショー≫

★ようこそ!“ワクワク”えほん広場

 あいのやゆきさん、とりごえまりさんが、キャラクターの

 誕生秘話など、絵本にまつわる様々なお話をします。

 絵本の展示即売&サイン会もあります。

 日時 7月17日(土)14:00~15:00 ※入場無料

 

★日本のアンデルセン 巖谷小波~孫からみた小波~

 

明治から大正にかけて、イソップやアンデルセンの

童話を日本に紹介するなど、日本と海外の児童文学

の交流に多大な功績を残した巖谷小波の人物像を、 

お孫さんにあたる藤林道夫さんが語ります。 

日時 7月18日(日)13:00~14:00 ※入場無料

Posted at:10:35

7/10~イタリア・ボローニャ国際絵本原画展

板橋区立美術館に、今年もやってきます!

「2010 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」

 会期 7月10日(土)~8月15日(日)

 会場 板橋区立美術館

 時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)

 休館 月曜日(ただし7/19開館、7/20休館)

 詳細はこちら

 

世界最大の規模を誇る絵本原画コンクールとして知られ、

今年は世界58ヶ国から2454人のイラストレーターが応募。

その中から日本人作家13人を含む20ヶ国87人(組)が入選し、

その入選作品が展示されます。

また、今年の特別展示作家は、ヨーロッパで注目されている

絵本作家タシエス(スペイン 1963生)。

新聞の風刺漫画も手がけるタシエスの絵本原画が26点

紹介されます。


会期中は、イベント満載!(→関連イベント情報はこちら

事前申込みが必要な絵本講座も、下記の内容はまだ間に合います!

 

★絵本を作ってみたい中高生向けの「ティーンズ プチ絵本実験室」

 ⇒7/10(土)必着、申込み方法ほか詳細はこちら

★絵本の魅力をより深く知り、多様な面から絵本と接してみたい

 というかた向けの「夏の教室 絵本をめぐる7つの仕事」

 ⇒7/19(月・祝)必着、申込み方法ほか詳細はこちら

 

絵本好きなら大人も子どもも皆さんお見逃しなきよう!!

Posted at:12:45

6/19は「朗読の日」

6月19日は「朗読の日」です。

物語を聴く楽しさは、読書とはまた、

ひと味もふた味も違う楽しさがあります。

今週末、こころ豊かなひとときを過ごしてみては

いかがでしょうか。

 

★「第8回 朗読の日」 

 日時によって内容が異なる、多彩なプログラム。

 日時 6月19日(土)20日(日)10:30/14:00/17:30

 会場 銀座博品館劇場

 料金 3,000円(全席自由)

 主催 NPO日本朗読文化協会主催

 詳細はこちら

 

★「いくつもの時間 ~戦争体験を語り継ぐための試み~」

 劇団「文学座」有志による自主企画リーディング公演。

 日時 6月19日(土)19:00、20日(日)14:00

 会場 文学座アトリエ(新宿区信濃町)

 料金 当日1,200円

 詳細はこちら

 

 

 

 

Posted at:18:30

ゴールデンウィークは、本のイベント盛り沢山!

ゴールデンウィーク中は、千代田区内をはじめ、

各地で様々な本のイベントが開催されます。

本をめぐる東京プチ旅行も楽しそうですね♪

以下、おすすめのイベントをいくつかご紹介します。

 

★千代田区 ブックハウス神保町にて

「まくらのせんにん そこのあなたの巻」 

 かがくいひろし原画展&絵本フェア

期間 4月29日(木・祝)~6月1日(火)/詳細はこちら

その他にも、謝恩価格本フェア、生誕100周年を迎える「スイミー」の

作家レオ・レオニの絵本ミニフェアなどを開催中。

 

★文京区 湯島聖堂にて

「美篶堂まつり」

日時 5月5日(水・祝)11:00~17:00/詳細はこちら

長野県に製本工場を持ち、お茶の水でショップ・工房・ギャラリーを

展開している「美篶堂」が主催する年に1度のおまつり。

活版印刷「嘉瑞工房」、「美術出版社」、手でつくるスタンプ「八朔ゴムはん

などが出店するクリエーターマーケットとワークショップの開催。

 

★港区 東京ミッドタウンにて

「PARK LIBRARY ~ふかふかな芝生の上で読書を楽しむ~」

期間 開催中~5月6日(水)、5月末までの土・日/詳細はこちら

BACHの幅さんセレクトの本が入ったバスケットとラグマットの貸出。

 

★台東区 上野恩賜公園にて 

「上野の森 親子フェスタ」

期間 5月3日(月・祝)~5日(水・祝)/詳細はこちら

絵本、児童書など約4万冊の謝恩価格販売、読み聞かせ、

紙芝居、講演会など大人も子どもも楽しめる本のおまつり。

 

★台東~文京区 谷根千地区(MAP配布店)にて

「一箱古本市Week」

期間 開催中~5月9日(日)/詳細はこちら

場所は、谷中・根津・千駄木にまたがる「不忍通り」沿いや

その近隣。4月29日(木・祝)&5月2日(日)に開催される

「一箱古本市」ほか、トークイベント、ブックフェア、映画祭

など様々なイベントが開催されます。 

 

★豊島区 あうるすぽっとにて

「BLUE BOOK GROUP 世界の絵本原画展」

期間 4月29日(木・祝)~5月11日(火)/詳細はこちら

世界26カ国の若手作家たち96人の国際イラストレーション展。

 

★世田谷区経堂 ロバロバカフェにて

「ロバロバカフェ 春の古本市」

期間 5月1日(土)~12日(水)/詳細はこちら

仙台の「book cafe火星の庭」、文庫本葉書などの活動をしている

book pick orchestra」、大阪の「貸本喫茶ちょうちょぼっこ」ほか出展。

 

★埼玉県 西部ドームにて

「10円図書室」(MOTTAINAIフリーマーケット内)

期間 5月1日(土)2日(日)/詳細はこちら

場所はキッズフリーマーケット会場横。お店屋さんごっこの

要領で、子どもたちの手で、子どもたち自身が自ら探して

「かげがえのない1冊」と出会える場を提供しよう、という

おやこんぼ事務局」の試み。

 

京都への旅行を予定されている方には・・・

★京都市 国際交流会館にて

「東京製本倶楽部 国際製本展―革装本の現在―」

期間 5月3日(月・祝)~9日(日)/詳細はこちら

革装の本をテーマに、その歴史、素材、技法の紹介や、

様々なルリユール作品の展示。

 

千代田図書館はゴールデンウィーク中も毎日開館!

(※開館時間 土10:00~19:00、日祝~17:00)

★千代田区 千代田図書館

1)おすすめの児童書展示「冒険にでかけよう!!」

 期間 開催中~5月31日(月)

2)昭和30~40年代に出版された児童書展示「子どもの頃に読んだ本」

 期間 開催中~5月12日(水)

3)企画展示「神田の文化人・斎藤月岑と『江戸名所図会』」

 期間 開催中~5月22日(土)

4)ミニ展示「江戸の名所絵くらべ」

 期間 開催中~5月22日(土)

5)としょかんのこしょてん「装幀の美・豆本の世界(担当:呂古書房)」

 期間 開催中~5月28日(火)

 

Posted at:11:25

映画の中の日本文学

東京国立近代美術館フィルムセンター(京橋)で

展覧会&上映会「映画の中の日本文学 Part3」

が始まりました。

 

一昨年から始まった企画の最終回となるPart3では、

戦後期に活躍した作家たちの原作による映画作品が

上映されます。 

 

個々の文学作品が各時代の文化状況の中で

     いかに一本の映画に“翻訳”されたか?を

45本(43プログラム)の名作を通じてたどる企画です。

 

7Fの展示室で開催されている

「映画資料でみる 映画の中の日本文学Part3 

 -戦後の文学-」もあわせてご覧ください。

 

 期間 【展覧会】4月6日(火)~6月20日(日)

    【上映会】4月6日(火)~5月9日(日)

 場所 東京国立近代美術館フィルムセンター

 

 ★【展覧会】の詳細はこちら

 ★【上映会】の詳細はこちら

 

4Fの図書室には、映画文献約2万8千冊がそろっていて、

一般の方も利用できますよ!(図書室についてはこちら

 

Posted at:12:55

2/20(土)都立多摩図書館 映画フェスティバル

立川にある東京都立多摩図書館は、

一般雑誌から学術雑誌まで約16,000誌が揃う「東京マガジンバンク」や

雑誌の創刊号だけ約3,000誌を揃えた「創刊号コレクション」が特徴的な

誰でも無料で利用できる図書館です。

 

  

  (写真:東京マガジンバンク)

 

明日、2/20(土)は

「映画好き集まれ! 映画ってスバラシイ!」と題して、

映画関連雑誌が一挙に公開展示されるほか、映画の上映会、

16mmフィルム映写機の操作体験などが行われます。

 

★多摩図書館映画フェスティバル

 「映画好き集まれ! 映画ってスバラシイ!」

 日時 2月20日(土) 10:00~17:00(開場9:30)

 場所 東京都多摩教育センター ホール ※1Fが多摩図書館です

 定員 800名 入場無料、事前申込み不要

 詳細はこちら

 

映画好きの方だけでなく、雑誌好きの方にもおすすめします。

Posted at:15:50

古本浪漫洲「女もときめく小悪魔たち」

今週から新宿サブナードで、複数書店が参加しての

古本販売イベントが開催されています。

 

★第12回 はんばいいべんと・古本浪漫洲 「女もときめく小悪魔たち」

 

 

 

 期間 開催中~3/15(月)まで

 場所 新宿サブナード2丁目広場

 時間 10:00~21:00

 主催 金井書店

 詳細はこちら

 

 ・モダンガールとハイカラ娘

  (魅力的な女性が登場する明治から昭和初期の文学)

 ・おしゃれの教科書

  (ファッション(洋服・着物・化粧等)関連の女性誌など)

 ・憧れの銀幕スタア

  (映画パンフレット、ポスター、映画雑誌など)

 ・絵本の中の女の子

  (女の子の登場する絵本、児童文学)

 ・旅する乙女

  (鉄道、旅、カメラやグルメなど趣味の本)

 

・・・などのテーマで、5、6日ごとに参加書店が交代して

開催されています。

女性の皆さん、お仕事帰りや買い物ついでに、

ちょっと足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

 

Posted at:18:00

残り5日! MOE絵本フェスティバル

 

月刊誌『MOE[モエ]』は、人気の絵本やキャラクターの

記事を中心に、かわいいもの・美しいもの・感動できるもの

の情報を発信している白泉社発行の雑誌です。

 

前身誌『絵本とおはなし』時代を含め、

昨年秋に創刊30周年を迎えたことを記念して、

こちらも40周年を迎えたPARCO[パルコ]にて

記念原画展が開催されています。

 

★詳細はこちら www.moe-web.jp/moefes/

 

会場は、渋谷パルコ・パート1の6Fと地下1Fの2箇所。

 

第1会場(6F)には、人気作家たちの絵本の原画や、

MOEのために描きおろされた貴重な原画等が展示されています。

 

第2会場(地下1F)は、書店の奥にあり、入場無料。

絵本やグッズの物販だけではなく、

加藤久仁生さん『つみきのいえ』のラフスケッチや

絵本の物語のイメージからカバンを作るバッグ・アーティスト

kabott[カボット]さんの「絵本みたいなバッグ」現物などが

展示されており、こちらも見逃せません!

 

会期も残すところあと5日です、

お時間のある方はぜひ足を運んでみてくださいね。

 

★【MOE絵本フェスティバル】★

 会期 開催中~2月8日(月)

 第1会場 パルコファクトリー(渋谷パルコ パート1・6F)

       10:00~21:00(入場は閉場の30分前まで、最終日は18時閉場)

       入場料 一般300円・学生200円・小学生以下無料

 

 第2会場 ロゴスギャラリー(渋谷パルコ パート1・地下1F)

       10:00~21:00(最終日は18時閉場)

       入場無料

Posted at:13:05