子どもも大人も、読んで考えよう、備えよう「防災」の本


明日9月1日(火曜日)は「防災の日」、また8月30日(日曜日)~9月5日(土曜日)は防災週間です。

「防災の日」は大正12年(1923年)9月1日に発生した関東大震災を忘れず、教訓とするために制定されました。また8月末から9月にかけては、多くの台風が日本に近づく時期でもあります。

今回の「ちよぴたブログ」では、千代田図書館に所蔵する本の中から、地震や津波、豪雨などの災害について知り、考え、備えられる本4冊をご紹介します!

本の詳しい情報は書名をクリックしてご覧ください。

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『じしんのえほん こんなときどうするの?』

国崎 信江/作、福田 岩緒/絵、目黒 公郎/監修

ポプラ社

「きみがひとりでいるときに じしんがきたらどうしよう?」

教室で、通学路で、家で留守番中に、海のそばを散歩中に...様々な場面で地震にあったとき、どのように行動したらいいかを学べる絵本です。

何に気をつける?どうやって身を守る?読みながら、親子で話し合ってみましょう。


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『地図で見る日本の地震』

山川 徹/文、寒川 旭/監修

偕成社

次の地震に備えるためには、過去に起きた地震を知ることから。

古くは『日本書紀』に記された、記録上の"日本最古の地震"(679年の筑紫地震)から現在まで、日本各地に起きた地震の歴史を豊富なデータで振り返る、大人にもおすすめの一冊です。


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『災害時に役立つ かんたん時短、「即食」レシピ もしもごはん』

今泉 マユ子/著

清流出版

災害から身を守ることができたら、次に気になるのは「ごはんはどうする?」ということ。

電気・ガス・水道が止まっても作れる"即食レシピ"や最低限の火・水を使って作る"省エネレシピ"などに加えて、家庭の備蓄や在宅避難のポイントも紹介。防災訓練としてレシピを試してみるのも良さそうですね!


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『ドキュメント 豪雨災害―西日本豪雨の被災地を訪ねて』

谷山 宏典/著

山と溪谷社

地震に加え、近年多く発生しているのが大雨・強風・雷などの気象災害。

なかでも平成30年(2018年)7月に起きた西日本豪雨の甚大な被害は、私たちの記憶にもはっきりと残っています。岡山県・広島県の被災地を取材し、あの時なにが起きていたのか、私たちがここから学ぶべきことは何かを丹念に追ったノンフィクション。

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千代田図書館10階の児童書コーナーでは、展示「しっておこう そなえておこう 地震、自然災害」を9月6日(日曜日)まで開催中!

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防災に関する絵本や読みものを揃えています。ご来館の際には、ぜひお立ち寄りください♪

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防災についてさらに調べたい、知識を深めたい方には、千代田区内にある防災専門図書館がおすすめです。

防災専門図書館は国内唯一の防災・災害に関する専門図書館です。

千代田図書館では、2017年に「夏のわくわく課外授業」で親子向けの出張授業を行っていただきました。→イベントレポートはこちらの記事をご覧ください

防災専門図書館

【場  所】 千代田区平河町2-4-1 日本都市センター会館8階

【開館時間】 午前9時~午後5時

【休 館 日】 土曜日、日曜日、国民の祝日、年末年始、館内整理日

※現在、防災専門図書館では新型コロナウイルス感染拡大防止対策をとりながら開館し、一部サービスを休止しています。ご利用の際には、防災専門図書館ホームページで最新の情報をご確認のうえお出かけください。

Posted at:10:20