【レポート】本と出会う 読書サロン 第20期オープニングイベント
「講演会『本屋として生きるということ』」

本を通じた交流の場として「読書の会」が主催で行う「本と出会う 読書サロン」を、千代田図書館で定期的に開催しています。1冊の本について語りあう読書会とは違い、テーマに沿った本を各メンバーが選んで持ち寄り紹介しあうのがこの会の特徴です。

今回は、10月から始まる第20期のメンバー募集を兼ねたオープニングイベントとして開催した講演会「本屋として生きるということ」の様子をご紹介します。

ゲストは、東京・谷中にある書店ひるねこBOOKS店主の小張隆さん


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ひるねこBOOKS開店までの経緯や日々のお仕事、様々な取り組みなどについてお話いただきました。

まずは、お店を開く前のお話から。

小張さんは大学卒業後、児童書を扱う出版社に営業職として勤務されていました。営業といっても、ただ自社の出版物だけを売っていればよいというものではなく、営業先の学校や施設等ではどのような児童書が揃っているかなど事前に下調べをし、場合によっては他社の本をおすすめすることもあったといいます。そうして『怪談レストラン』などのヒットシリーズや『おしいれのぼうけん』などのロングセラー作品に携わり手応えを感じる一方で、「自分がいいなと思った本を手渡していきたい」という思いが強くなっていったのだそうです。

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30歳を迎えた頃に「このままでよいのだろうか」という気持ちがふくらんできたこと、沖縄の本屋さんで手にしたチラシとの出会いなどに後押しをうけ、出版社を退職後、谷根千の愛称で親しまれる谷中にお店をオープンしました。

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トークの中では、日々のお仕事のほかに街の中で書店を営む魅力も語ってくださいました。

私たち千代田図書館も「千代田ゲートウェイ」をコンセプトの1つに掲げ、地域の情報や魅力を発信する活動を行っています。なんだか共通点を見つけられたみたいで、励みになります。

小張さんが繰り返し伝えていたのは、「本屋はメディアだ」ということ。

ただ本を売るだけではなく、積極的に社会に対して問いかけていったりアクションを起こしたりすることも大切だと考えているとのことです。そのひとつとして、SNSなどの発信にも力を入れています。実際に、ひるねこBOOKSのSNSを見て今回の講演会に足を運んだという方が多くいらっしゃいました。

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ひるねこBOOKS ホームページはこちら

Twitter/Facebook/Instagram アカウント @hirunekobooks



最後は質問コーナー。会場にいる方々からの質問に、時間の許す限りお答えいただきました。

皆さんから集めた質問カードをチェック。

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「お店を開いて後悔したことは?」との質問に対して、「後悔とは違いますが...」と前置きしつつ「本を読まない人がこんなに多いんだ」という回答に笑いが起きるなど、終始なごやかな雰囲気の中、イベントが終了しました。

「人って、いろんなものでできている。そのときどきで、その人に合うものを提供できれば」と語る小張さん。地域で暮らす人々や本の作り手など様々な人と関わる本屋という仕事の魅力を知ることができました。

小張さん、ありがとうございました。

第20期「本と出会う読書サロン」は、10月~2021年3月の毎月第3火曜日、午後7時から開催します。第20期各月のテーマは10月「肉」、11月「果物」、12月「魚」、1月「野菜」、2月「米」、3月「菓子」に関する小説・エッセイ。興味のあるテーマの回だけ、といった参加も可能です。気になる方は見学だけでもしてみませんか?

まずはメンバー登録をどうぞ。→詳細はコチラから

Posted at:10:10

日比谷図書文化館コンシェルジュ通信Vol.21
-日比谷図書文化館で防災について考えてみました-


9月1日の「防災の日」にちなみ、今回のちよぴたブログでは、『日比谷図書文化館で考える防災』をテーマに、防災に関する情報と日比谷公園の防災豆知識についてレポートします。

■もしも、図書館にいるときに、大地震が起きたら?

そんな万一に備えて、日比谷図書文化館では、定期的に防災訓練を行っています。毎回、問題点を確認し、来館者の皆様を安全にご案内できるよう努めています。
年2回休館日に職員で災害時の初期対応や、来館者の皆様への避難誘導などの訓練を実施しています。

こちらは8月17日の訓練風景です。コロナ禍の中、マスクを着用しながら実施しました。

消火器の操作訓練や稼働確認も行っています。
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今後も継続して、訓練に臨んでまいります。

■館内の防災情報を探してみました。

現在2階図書フロア エレベーターホールでは、『今、避難するならば 災害時に考える感染予防』 (10月31日(土曜日)まで)と題し、防災関連書籍をまとめてご紹介しています。

外出先で被災した時に備えての心構えや、日頃から災害に備えて準備しておきたいことなどのお役立ち情報が満載のマニュアル本から、台風、豪雨などの気象災害に関する解説本まで、幅広いジャンルの書籍を揃えています。

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また、1階エレベーター横、チラシラックでは「東京くらし防災」の冊子を配布中です。
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冊子の詳細については、ホームページでご確認ください。

東京都防災ホームページ 東京くらし防災

そして、広報千代田8月20日号・9月20日号には、防災についての特集記事を掲載しています。8月20日号はゴジラの表紙、9月20日号は江戸町火消の表紙が目印です。

記事内にはお役立ちサイトのQRコードのリンクがありますので、ぜひお持ち帰りください。

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なお、図書フロアの各ゾーンの入り口の案内図には、非常口のご案内を掲示しています。
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万一に備え、来館された際は、確認してみてください。

■日比谷公園の防災豆知識

千代田区では、日比谷公園を災害時退避場所として指定しています。

※災害時退避場所とは・・災害直後の危険や混乱を回避し、身の安全を確保するための一時的な退避場所です。災害時には防災行政無線等により、帰宅困難者一時受入施設の開設状況や公共交通機関の運行状況など地域の情報提供を行います。

園内、草地広場には、座面をはずすと、かまどとして利用できるかまどベンチや、テントを張って雨風をしのぐことができ、救護所として利用可能な防災パーゴラなども設置されています。

草地広場のかまどベンチ

座面を外してかまどとして利用できます。
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テントをつけると防災シェルターになる防災パーゴラ
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また、田門付近には災害時給水ステーションや、千代田区の防災備蓄倉庫があるなど、災害時にも心強い公園となっています!

災害時給水ステーション
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千代田区防災備蓄倉庫
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日比谷にお越しの際には、お散歩がてら確認してみてはいかがでしょうか。




現在日比谷図書文化館は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、ソーシャルディスタンス確保のため、閲覧席を減らして開館しています。また、入館時には、手指の消毒、検温、入館票のご記入、マスクの着用をお願いしております。皆さまにはご不便をおかけいたしますが、引き続きご理解とご協力をお願い申し上げます。

詳細は千代田区立図書館ホームページTwitter等で随時更新しておりますので、お出かけの際には、ご確認下さいますようお願いいたします。

Posted at:11:40

【レポート】千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー
「本の街 スポーツの街」編

今回は、9月12日(土曜日)に開催した千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー「本の街 スポーツの街」編の様子についてお伝えします。


毎年、春と秋の年2回開催しているこのイベント。

春は残念ながら開催を見送りましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止対策をとりながらも楽しんでいただけるよう検討を重ね、この度の開催となりました。

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千代田図書館での第1部トークショーのゲストは、ノンフィクション作家の野地秩嘉さん

2011年に刊行した著書『TOKYOオリンピック物語』(小学館)を中心に、オリンピックが日本にもたらしたレガシー(開催国・都市における有益な社会的遺産)についてお話しいただきました。

1964年の東京大会は、新幹線首都高速などの交通機能や、絵のみで案内表示を行うピクトグラムなど、現在も社会に大きな影響を持つレガシーが多く残された大会だったと野地さんは言います。

なかでも、世界中に鮮烈な印象を与えたシンボルマークと公式ポスターをデザインした亀倉雄策や、各国の選手たちの食事を一手に引き受ける選手村の調理システム作りに奔走した帝国ホテルの村上信夫シェフなど、東京大会の影の立役者となった人々のお話を、執筆時の取材エピソードとともにお聞きすることができました。

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来年開催予定の大会では、どんなレガシーが生み出され、後世に残っていくのでしょうか?

トークの最後には、会場の盛り上がりに欠かせない音楽や、インターネット配信、スポーツマーケティングなど、野地さんが注目する次のレガシーについてお話しいただきました。

この話題については、現在Webメディア「みんなの試作広場」で連載中の「TOKYOオリンピック2020と技術レガシー」でも読むことができますので、ぜひご覧ください。

野地さん、ありがとうございました!

トークショーの後は千代田図書館を出発し、第2部の街歩きに出かけます!

千代田区役所庁舎の斜め向かいにあるかがやきプラザの建つ場所は千代田区役所の旧庁舎があったことで知られますが、日本の体育教育にゆかりのある場所でもあることはあまり知られていないのではないでしょうか?

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じつはこの場所には、明治33~37年まで日本体育大学の前身である日本体育会体操学校がありました。

図書館近隣の意外なエピソードをご紹介した後は、1964年に建設され、この夏改修を終えたばかりの日本武道館の屋根を眺めながら内堀通りを進みます。

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神保町に差しかかり、古書店が多くなってきました。神保町交差点は1964年大会の聖火ランナーが走ったことで知られるスポット。当時の写真をお見せしながらお話ししました。

ここから靖国通りをもう少し進むと、神田小川町のスポーツ用品店街につながります。

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ツアーの一行は神保町の細い路地を抜け、スポーツに関する古書を多く扱うビブリオへ。

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お店のウインドウには、スポーツイベントの年代物ポスターや選手のサイン色紙がズラリ。ビブリオには本だけではなく、スポーツに関するグッズや資料が多く並んでいます。

最後は「小学館ギャラリーBH 本と街の案内所」に到着。後半は雨になってしまいましたが、無事に終えることができました。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

今回の神保町ツアーで巡ったのはこちらのコースです。
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大きな画像を見る(PDF:398KB)

Posted at:14:10

みんな大好き!カレーが食べたくなる本&神田カレー街食べ歩きスタンプラリー


9月も半ば、この夏の猛暑も峠を越えれば気になってくるのが"食欲の秋"。

神田・神保町界隈のグルメといえば、何といってもカレーですよね!

具のゴロゴロ入った昔ながらのカレーライスに、欧風、インド、エスニック...最近は香辛料を調合して作るスパイスカレーも人気です。


そこで今回は、千代田区立図書館が所蔵する本の中から「カレーが食べたくなる本」4冊をご紹介!

記事の最後には毎年恒例「神田カレー街食べ歩きスタンプラリー」のお知らせもあります♪




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『ランチのアッコちゃん』

柚木 麻子/著

双葉社

まずは小説を一冊。主人公の派遣社員・澤田三智子は、上司のアッコ女史こと黒川部長と"一週間のランチ取り替えっこ"をすることに。初日の月曜日、手作り弁当と引き換えに部長に指定され、三智子が恐る恐るたどり着いたのは、なんともおいしそうなカレーの香りが漂うビルの一室で...。


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『カレーの教科書』

石倉ヒロユキ/編集、シャンカール・ノグチ/監修

岩崎書店

カレーはいつ日本にやってきたの?カレーのおいしさの秘密って?子どもにも読みやすく、一冊でカレーのことが丸わかりの"教科書"です。

「もし、江戸時代にカレーがあったら」のページでは、当時の日本で手に入った食材を使い"昔カレー"作りを試みています。これが、今のカレーと一風変わってなかなかおいしそう!



『FOOD DICTIONARY カレー』

枻出版社

話題のスパイスカレーを食べてみたい、作ってみたいという方におすすめ。

レシピには見慣れぬ本格スパイスも登場しますが、調理工程ごとの写真が豊富でわかりやすく書かれています。今度の休日は、おうちでスパイスカレー作りにチャレンジしてみませんか?


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『東京の名店カレー 黄金色のスパイス51粒』

小野 員裕/著

実業之日本社

カレー通の著者がおすすめする名店として挙げられるのは、専門店や洋食店、喫茶店はもちろん、和食・居酒屋(!)、中華料理屋(!!)まで。日本で独自に進化を遂げたカレーの豊かさに、改めて驚かされます。

神田、神保町、御茶ノ水など千代田区内のお店も多く掲載。



神田のカレーを食べ尽くしたい!という方におすすめなのが、現在開催中の神田カレー街食べ歩きスタンプラリー2020

カレーの食べ歩きでスタンプを集めて、神田カレーマイスターを目指そう!千代田図書館昌平まちかど図書館神田まちかど図書館に来るついでにも立ち寄れる神田エリアのお店が多く参加しています。

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スタンプラリーには、スタンプシートとスマホ版で参加することができます。

千代田図書館のコンシェルジュが出張している「小学館ギャラリーBH 本と街の案内所」(千代田区神田神保町1-15)でも、スタンプシートが入った神田カレー街公式ガイドブック2020を配布中!※なくなり次第配布終了

詳しくはこちらのページをご覧ください。

神田カレー街食べ歩きスタンプラリー2020

Posted at:11:20

ただいま準備中!スポーツゆかりの地を巡る神保町ツアー

9月12日(土曜日)に「千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー『本の街 スポーツの街』編」を開催します!

今回は第1部のトークショーと第2部の街歩きツアーの2部構成で、日本のスポーツ発展の歴史や、千代田図書館周辺のスポーツゆかりの地について知ることができる内容です。

※9月4日現在、第1部と第2部通してのお申込み受付は定員に達したため終了しています。第1部のみのご参加はお申込みいただけます。

第1部のゲストにお迎えするのは、ノンフィクション作家の野地秩嘉さん。1964年のオリンピック東京大会を裏側から支えた人々に焦点を当てた著書『TOKYOオリンピック物語』は、2020年大会の延期が決まった今年に改めて読みたい一冊です。

当日はどんなお話しが聞けるのでしょうか?お楽しみに!


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『TOKYOオリンピック物語』

野地 秩嘉 /著

小学館


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野地秩嘉(のじ つねよし)さんプロフィール

1957年、東京都生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学商学部卒業。『キャンティ物語』(幻冬舎)、『サービスの達人たち』(新潮社)、『TOKYOオリンピック物語』(小学館)、『トヨタ物語』(日経BP)、『スバル―ヒコーキ野郎が作った車』(プレジデント社)、『ニューヨーク美術案内』(光文社)など著書多数。現在、Webメディア「みんなの試作広場」にて「Tokyoオリンピック2020と技術レガシー」を連載中




そして第2部では、千代田図書館コンシェルジュが、千代田図書館周辺や神保町古書店街のスポーツに関連するスポットや古書店などをご紹介します。

こちらも、担当のコンシェルジュが日々準備をしています♪

まだまだ暑いこの時期、参加者のみなさんの安全を最優先に考えてのコースづくりを行っています。

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また、当日は新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、コンシェルジュや参加者同士でも距離を保ちながらも街歩きを楽しんでいただけるよう、現地に足を運び練習を重ねています。

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千代田区役所庁舎のはす向かいにある、高齢者総合サポートセンターかがやきプラザ(写真左)や神保町古書店街の真ん中に位置する神保町交差点(写真右)...。これらの場所が、日本のスポーツの歴史にどのようなゆかりがあるかご存じですか?

答えは当日のツアーの中でお伝えします。こちらも、どうぞお楽しみに♪

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千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー

「本の街 スポーツの街」編


【日  時】 9月12日(土曜日)

午後1時~午後3時20分(12時30分受付開始)

       ※荒天の場合は9月19日(土曜日)に順延

【集合場所】 千代田図書館9階 特設イベントスペース

【定  員】 ①第1部・第2部通し 10名

       (定員に達したため受付を終了しました)

       ②第1部のみ 10名

※いずれも事前申込制・先着順

※中学生以下の方は保護者の同伴必須

【参 加 費】 ①200円(イベント保険代として)

       ②無料

【申込方法】 千代田図書館へお電話もしくは10階カウンターへ

ご来館の上お申し込みください

※受付時間 平日のみ午前10時~午後6時

※申込について、詳しくはこちらのページをご確認ください。

参加にあたっての注意事項(PDF:100KB)をお読みいただき、

ご同意の上でお申し込みください。

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Posted at:09:50

子どもも大人も、読んで考えよう、備えよう「防災」の本


明日9月1日(火曜日)は「防災の日」、また8月30日(日曜日)~9月5日(土曜日)は防災週間です。

「防災の日」は大正12年(1923年)9月1日に発生した関東大震災を忘れず、教訓とするために制定されました。また8月末から9月にかけては、多くの台風が日本に近づく時期でもあります。

今回の「ちよぴたブログ」では、千代田図書館に所蔵する本の中から、地震や津波、豪雨などの災害について知り、考え、備えられる本4冊をご紹介します!

本の詳しい情報は書名をクリックしてご覧ください。

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『じしんのえほん こんなときどうするの?』

国崎 信江/作、福田 岩緒/絵、目黒 公郎/監修

ポプラ社

「きみがひとりでいるときに じしんがきたらどうしよう?」

教室で、通学路で、家で留守番中に、海のそばを散歩中に...様々な場面で地震にあったとき、どのように行動したらいいかを学べる絵本です。

何に気をつける?どうやって身を守る?読みながら、親子で話し合ってみましょう。


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『地図で見る日本の地震』

山川 徹/文、寒川 旭/監修

偕成社

次の地震に備えるためには、過去に起きた地震を知ることから。

古くは『日本書紀』に記された、記録上の"日本最古の地震"(679年の筑紫地震)から現在まで、日本各地に起きた地震の歴史を豊富なデータで振り返る、大人にもおすすめの一冊です。


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『災害時に役立つ かんたん時短、「即食」レシピ もしもごはん』

今泉 マユ子/著

清流出版

災害から身を守ることができたら、次に気になるのは「ごはんはどうする?」ということ。

電気・ガス・水道が止まっても作れる"即食レシピ"や最低限の火・水を使って作る"省エネレシピ"などに加えて、家庭の備蓄や在宅避難のポイントも紹介。防災訓練としてレシピを試してみるのも良さそうですね!


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『ドキュメント 豪雨災害―西日本豪雨の被災地を訪ねて』

谷山 宏典/著

山と溪谷社

地震に加え、近年多く発生しているのが大雨・強風・雷などの気象災害。

なかでも平成30年(2018年)7月に起きた西日本豪雨の甚大な被害は、私たちの記憶にもはっきりと残っています。岡山県・広島県の被災地を取材し、あの時なにが起きていたのか、私たちがここから学ぶべきことは何かを丹念に追ったノンフィクション。

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千代田図書館10階の児童書コーナーでは、展示「しっておこう そなえておこう 地震、自然災害」を9月6日(日曜日)まで開催中!

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防災に関する絵本や読みものを揃えています。ご来館の際には、ぜひお立ち寄りください♪

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防災についてさらに調べたい、知識を深めたい方には、千代田区内にある防災専門図書館がおすすめです。

防災専門図書館は国内唯一の防災・災害に関する専門図書館です。

千代田図書館では、2017年に「夏のわくわく課外授業」で親子向けの出張授業を行っていただきました。→イベントレポートはこちらの記事をご覧ください

防災専門図書館

【場  所】 千代田区平河町2-4-1 日本都市センター会館8階

【開館時間】 午前9時~午後5時

【休 館 日】 土曜日、日曜日、国民の祝日、年末年始、館内整理日

※現在、防災専門図書館では新型コロナウイルス感染拡大防止対策をとりながら開館し、一部サービスを休止しています。ご利用の際には、防災専門図書館ホームページで最新の情報をご確認のうえお出かけください。

Posted at:10:20

コンシェルジュ通信 vol.49:
千代田図書館の情報収集スポットをご紹介します♪

千代田図書館には、講座・セミナーイベント展示・ミュージアム仕事など、最新情報のチラシやポスターが置かれているのをご存知でしたか?


置いてある場所は館内図にも載っていないので、図書館の"かくれ情報スポット"と言えるかもしれません!


そこで今回は、

館内のどこにどんな情報を設置しているのかを、
館内ガイドツアーのようにご紹介していきます。




まずは9階から。
最初は、第2展示ウォールです。

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ここでは、

図書館からのお知らせ千代田区からのお知らせ定期刊行物千代田区内で開催される催し、の4つの情報をご覧いただくことができます。


また、表に置ききれないチラシは、緑のファイルに入っているので、ご自由にお取りくださいね♪

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東京都などが発行するものは、階段下のスチールラックでも配布しているので、こちらも合わせてぜひご覧ください。


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次に、中高生専用学習ルーム前をご紹介します。

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こちらでは、千代田区にある大学図書館の情報や、中高生向けの読書にまつわるチラシなどを設置しています。



つづいて、調査研究ゾーン

ビジネスに関する書籍が置かれている3番と4番の書棚の間には、就活セミナー就職支援に関するチラシやリーフレットを置いています。

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つづいて、エレベーターをはさんで反対側に移動します。

コンシェルジュブースでは、街情報に関する冊子などを置いています。


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JIMBOCHO古書店MAP」や「神保町ガイド」、区内のタウン情報誌のほか、ブース後ろにある円柱棚では、地域福祉交通「風ぐるま」(乗合バス)の時刻表や、「ちよだバリアフリーマップ」、「皇居周辺マップ」など、千代田区の施設にまつわるマップやリーフレットなども設置しています。


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次は、美術展などの図録や図書を紹介しているプラスアートです。

ここでは、千代田区にある美術館博物館のチラシを配布しています。


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最後に、10階の子ども室です。

この中にある子育て情報コーナーでは、絵本育児に関する冊子などを配布しています。

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いかがでしたか?

本とはまた違う、情報収集や興味を広げるキッカケになると思うので、ぜひ便利にご活用くださいね♪

気になる情報があった方は、ぜひご来館の際にチェックしてみてくださいね。

もしお探しのものがあれば、コンシェルジュブースにお気軽にご相談ください♪

Posted at:10:30

【お知らせ】9月の千代田図書館イベント情報


千代田図書館 読書振興センターから、9月に予定している2つのイベントのご案内です♪

一つ目は恒例の「千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー」

今回は第1部のゲストに『TOKYOオリンピック物語』(小学館)などの著書で知られるノンフィクション作家の野地秩嘉さんをお招きし「本の街 スポーツの街」編としてお送りします。

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千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー

「本の街 スポーツの街」編

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【日  時】 9月12日(土曜日)

       午後1時~午後3時20分(12時30分受付開始)

       ※荒天の場合は9月19日(土曜日)に順延

【集合場所】 千代田図書館9階 特設イベントスペース

【定  員】 10名(事前申込制・先着順)

       ※中学生以下の方は保護者の同伴必須

【参 加 費】 200円(イベント保険代として)

第1部のトークイベントのみのご参加も可能です(事前申込制、参加無料/定員10名)

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これまでの神保町ツアーの様子(当日は距離をとって開催します)

◆◇◆お申し込みについて◆◇◆

①千代田区民先行申込

 8月24日(月曜日)・25日(火曜日)午前10時~午後6時

②一般申込
 8月26日(水曜日)午前10時から
※お申し込み方法については、こちらのページをご確認ください。

※①で定員に達した場合は、②での募集は行いません。

参加にあたっての注意事項(PDF:100KB)をお読みいただき、
 ご同意の上でお申し込みください。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

二つ目のイベントは、こちらも恒例「本と出会う読書サロン オープニングイベント」

第20期となる今回は、台東区谷中で「ひるねこBOOKS」を営む小張隆さんの講演会です。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

本と出会う読書サロン 第20期オープニングイベント

講演「本屋として生きるということ」

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【日 時】 9月15日(火曜日)午後7時~8時(午後6時30分開場)

【ゲスト】 小張隆さん(ひるねこBOOKS店主)

【会 場】 千代田図書館9階 特設イベントスペース

【席 数】 20席(事前申込不要・当日先着順、立ち見不可)

【主 催】 読書の会

【共 催】 千代田区読書振興センター

「第20期 本と出会う読書サロン」のメンバー募集についてはこちらのページをご覧ください。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

どちらのイベントも、新型コロナウイルス感染症の拡大状況に変化が生じた場合、開催内容などを変更する場合がありますのであらかじめご了承ください。

皆さんのご参加をお待ちしています!

Posted at:10:00

【レポート】夏のわくわく課外授業2020 ②総合「調べる学習にチャレンジ!」

前回にひきつづき、「夏のわくわく課外授業」の様子をお伝えします。

前回のレポートはこちら


8月5日(水)に、日比谷図書文化館で総合「調べる学習にチャレンジ!」を実施しました。

講師は全国学校図書館協議会 学校図書館スーパーバイザー藤田利江さんです。

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"総合"とは「総合的な学習の時間」。1998年に行われた学習指導要領の改訂に伴って導入された教育課程です。探求的なものの見方・考え方を働かせながら横断的・総合的な学習に取り組み課題解決へとつなげていきます。文字にして説明しようとするとなんだか難しそうですが、「なぜ?」を見つけることが今回の授業でいちばん大事なポイント。虫のこと、宇宙のこと、動物のこと...自分の興味のあることならなんでもOK!教科の枠は考えずに、まずは自分が知りたいことを発見しましょう。

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知りたいことが決まったら、さらに疑問を考えます。

疑問を紙に書き出したら、その答えをさがします。さあ、ここでの出番です。用意された百科事典などの参考図書を使って調べます。答えが見つかるかな?

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藤田さんやアシスタントの平岡さんにも手伝ってもらいながら、参考資料を読み込みました。

答えを見つけたら、カードにその答えを書きうつします。

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そこでひとつポイント。

書いてあったことには「 」をつけること。また、その答えが載っていた本のタイトルとページ数も忘れずに。本の引用をするときのルールも、あわせて学びます。

材料がそろってきたら、最後の仕上げ。テーマ、調べたこと、見つけた答え、感想などを1枚の紙にまとめていきます。余白には絵を描いてみるのもいいですね。

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疑問を見つけてから1つの紙にまとめるまで、およそ90分間。ここまで仕上げることができました!

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みんな、限られた時間の中とてもがんばりました。

書き足りないところは、夏休みの間に完成させてくださいね。もっと調べたいことが出てきたら、ぜひ図書館を利用してください♪

藤田さん、平岡さん、ありがとうございました!


8月31日(月曜日)から9月13日(日曜日)まで、千代田図書館9階の第2展示ウォール「夏のわくわく課外授業2020」の授業レポートと授業に関するおすすめ本を展示します。ぜひお越しください!

Posted at:11:15

【レポート】夏のわくわく課外授業2020 ①理科「地層から化石を取り出そう」

8月の訪れとともに梅雨も明けて夏本番!

読書振興センターでは、今年も夏の恒例イベント「夏のわくわく課外授業」を開催しました!

今回のブログでは、8月3日(月)に日比谷図書文化館で行った理科「地層から化石を取り出そう」の様子をお届けします♪

講師は、千代田区内にある城西大学 水田記念博物館大石化石ギャラリー学芸員の宮田真也さんと、博物館企画統括の髙橋謙輔さんです。

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「皆さんは、化石といえば何を思いうかべますか?」と宮田さん。すぐに子どもたちから「恐竜!」「アンモナイト!」と声が上がりました。

本や映画などで誰もがきっと見たことのある化石ですが、そもそも化石って何でしょう?というところから今日の授業は始まります。

化石とは、生物が生きていた痕跡

その生物はどのくらい前に生きていたものなのか?どんな場所に住んでいたの?どんな気候の土地だった?

取り出された化石はどんな生き物だったのかを知ると、その化石が出てきた地層の年代や地層が積もった環境を知ることができます。

さて、ここで髙橋さんからクイズ!進化の反対ってなんだ?」

「退化?」という声が多く聞こえてきましたが、正解は......「絶滅」です。進化とは、生き物が長い時間をかけてその形や暮らし方が変化すること。機能が失われたり形を変えたりすることを指す退化も、進化のひとつであるといえます。絶滅して命が絶えてしまったら、その先で進化することはできなくなるのです。
「だからみなさん、がんばって生きのびましょうね。」(宮田さん)

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化石について学んだら、いよいよ化石を取り出す体験の始まりです!

ハンマーやマイナスドライバーなどを安全に使って化石を割るため、自分と周りの人を守る準備はしっかりと。

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今回は、栃木県那須塩原市の塩原層群宮島層という約30万年前のカルデラ湖の堆積物からなる地層のなかから植物化石を見つけます。

約30万年前といえば、近年話題の「チバニアン」に区分される時代です。


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「植物の他に、もしかしたら虫やカエルなどの生き物も見つかるかもしれません」という先生のことばを聞き、期待が高まります。

どんな化石が出てくるのでしょうか?配られた原石の側面にみえる地層のきれいな横縞に沿って、さっそく割ってみましょう!

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安定しない形の石を割るのに始めは苦戦していた子も、だんだんと上手に。

地層の中から、木の葉の化石が出てきました!

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化石になっても葉の形や葉脈がくっきりと見え、とてもきれいです。同じ地層の中から、何種類もの違った形の木の葉の化石を取り出すことができました。

化石を見つける上で重要なことは「気づき」です。

木の葉の形が現れなくても、割った断面をルーペで拡大して「これは何?」「もしかしたら生き物かも!」と観察するのも、とても楽しい体験でした。

参加者のみなさん、割った原石は持ち帰ってまだまだ地層の観察をしてみてくださいね!

宮田さん、髙橋さん、ありがとうございました!

Posted at:14:55