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2024.12.07
【千代田図書館 イベントレポート】大入り!「第5回ちよぴた落語会『ひつじの古本祭り』編」 |
何かと忙しい師走を迎える前に、ひと笑いできるイベントを!ということで、11月29日(金曜日)に「第5回ちよぴた落語会 ひつじの古本祭り編」を千代田図書館主催イベントとして開催しました。今回もたくさんの方が笑いを求めて足を運んでくださいました。
「ひつじの古本祭り」とは、読書家で知られる春風亭昇羊さんが、柳家花いちさんと春風亭昇市さんのお二人を聞き手に、文学の魅力を熱く楽しく語るトークイベントです。前回は、第3回のちよぴた落語会を「ひつじの古本祭り編」として開催しました。(その様子はこちらからお読みいただけます)
今回はじめの一席は、春風亭昇羊さんの「権助提灯」。本宅と妾宅を行ったり来たり。次登場人物が次々に入れ替わる様を、テンポ良い語り口で、会場は噺に引き込まれます。
二席目は春風亭昇市さん。最近は地方公演で全国さまざまな場所で高座に上がっているという昇市さんが披露してくださったのは、言葉遊びのリズムがなんとも心地良く感じる「ん廻し」。
仲入り前の三席目は、「待ってました!」と会場からのかけ声が。高座に上がったのは柳家花いちさん。ある日、お向かいさんからいただいた「ムンバイ」のお土産。ムンバイってどこ...?から始まる「土産話」に、会場は終始笑い声に包まれました。
仲入り後は「ひつじの古本祭り」がスタート!今回のお題は、武者小路実篤の作品『お目出たき人』。前回の古本祭りに続き、千代田区ゆかりの文学者の作品を選んでいただきました。昇羊さんが作品を読み、話を通して武者小路実篤がどのような人物なのかを三者三様に妄想していくうちに、気がつけば3人の若かりし頃の恋の話に。作品中、一度も話しかけたことのない女性「鶴」の事が気になる主人公。電車の中で自分の近くに座っただけで「私のことが好きなはずだ...」と思ってしまう描写に、「ええっ」と驚く昇市さんと、「いやでもちょっとわかるかも...」という昇羊さんと花いちさん。ここから3人の学生時代にモテた、モテない話で大盛り上がり。落語の席では滅多に見ることのない一面に、会場は大爆笑の連続でした。
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第5回ちよぴた落語会
当日の演目
一.「権助提灯」春風亭昇羊
一.「ん廻し」春風亭昇市
一.「土産話」柳家花いち
ひつじの古本祭り
武者小路実篤『お目出たき人』
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▲▼来場者の感想(アンケートより)▼▲
「初めて落語を聞きましたが、とても面白かったです。本も読んでみます」
「古典・創作両方とも聴くことができ満足でした」
「3人とも個性豊かで今度寄席に行ってみようかと思いました。」
「豊かで楽しい時間でした。また開催してください」
「沢山笑わせていただきました」
今回のちよぴた落語会も大盛況で幕を閉じることができました。ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました!
▲落語会に合わせて千代田図書館にて展示していた、武者小路実篤の紹介コーナーの前で記念撮影♪(展示は落語会の日まででした)
Posted at:15:15
2024.11.29
紅葉を眺めながら楽しもう♪おすすめの本 |
すっかり肌寒くなり、冬の足音が近づいてきましたね。
千代田図書館の真向かいにあり、紅葉の名所の一つとしても知られる北の丸公園では、紅葉のピークとされる11月下旬~12月初旬に向けて、木の葉が色づき出しました。
今回のブログでは、北の丸公園で撮影した自然とともに、紅葉を眺めながら開きたくなる本を紹介します!
『散歩で見かける 落ち葉の呼び名辞典』
亀田龍吉/写真・文
世界文化社
歩くたびに落ち葉が足元でぱりぱりと音を立てる心地よさは、この季節のお散歩の醍醐味ですね。
この本では、木々の落ち葉に焦点を当てて紹介しています。
普段はじっくり見ることの少ない落ち葉たちを、本を片手に観察してみませんか?
虫食いや光の当たり具合で変わる、落ち葉一枚一枚の個性を見つけられること間違いなしです。
(11月22日 北の丸公園にて)
『散歩で出会える野鳥』
叶内拓哉/写真・文
成美堂出版
散歩をしていると、多くの野鳥が見られますね。
ただ眺めるだけでも魅力的ですが、鳥たちのことをもっとよく知ってみませんか?
この本では、観察できる場所ごとに野鳥の姿や生態、鳴き声などが紹介されています。
本を開けば。散歩の途中で出会う鳥たちにもっと詳しくなれるはずです。
『皇居の四季花物語』
平馬正/写真・解説
講談社
皇居外苑や皇居東御苑など、皇居周辺で見られる自然を紹介する一冊。
北の丸公園も、植物一つ一つの見られる季節や場所・特徴が細かく解説されています。
季節に合わせて様々な表情を見せてくれる皇居のことをよく知れる一冊です。
(11月22日 北の丸公園にて)
住野よる/著
紅葉を眺めながら読みたい小説も、一冊紹介します。
大学図書館で働く、おっちょこちょいでマイペースな女性「麦本三歩」が何気ない毎日を楽しく過ごす、心温まる物語。
著者は『きみの膵臓を食べたい』で大ヒットした住野よるさん。
散歩のお供にしたくなること間違いなしの、読めば心が晴れやかになる一冊です!
(11月22日 北の丸公園にて)
紅葉を眺めながら楽しみたい本を紹介しました!
冬の寒さに負けず、お気に入りの一冊を見つけて読書を楽しみましょう♪
Posted at:16:00
2024.11.21
【四番町図書館イベントレポート】 「芋づる式読書MAPをつくろう!」開催しました♪ |
▲四番町図書館で飾っている芋づる式読書MAP
四番町図書館で6月1日~9月30日まで開催した「芋づる式読書MAPをつくろう!」の展示が2階の児童室で始まりました。
岩波書店が提供している芋づる式読書MAPは、MAPに自分が読んだ本を書き込み、芋づる式につなげて「私はどういった本が好きなのかな?」「この本はどこにつなげよう」といった、新しい発見や本との出会いを楽しむことができます♪期間中は小学生から高校生のみなさんに配布、MAPの完成を目指してもらいました。
▲好きな本を書いて、どんどんお芋をつなげていきます
読書の楽しさを知ってもらうきっかけになればと、千代田区立図書館5館だけでなく、区内の学校にも配布しました。40冊近くの本を読んでつなげていくのはなかなか大変です。それでも、頑張って挑戦してくれた小学生たちの読書MAPが展示されています。景品はオリジナルクリアファイル。手渡すと、みんな達成感に満たされたようで、とても喜んでくれました。
▲オリジナルクリアファイル
完成した読書MAPはどれも個性豊か。人気シリーズを次々読破していく様子がわかったり、なかには絵本や児童書だけでなく、専門書を読んでいる子も...!普段から本を読むのが好きなんだろうな、これを機にいろいろな本を探してみようと楽しんでくれたのかな、と読書MAPを見ながら、こちらも楽しい気持ちになりました。
▲完成した読書マップ(許可をいただき掲載しています)
子どもたちが作った芋づる式読書MAPは、12月いっぱい展示中です(募集期間は終わってしまいましたが、この展示を見て興味を持った人は、スタッフに声を掛けていただければ、白地図をもらえます)。読書の秋、どんな本を読もうかなと迷ったら、子どもたちが作ったMAPから面白そうな本を探してみてはいかがでしょうか♪
参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました!
Posted at:11:10
11月9日(土曜日)千代田図書館10階の子ども室がパン屋さんになりました!千代田図書館の学校支援司書が読み聞かせを行う「おいしいパンのおはなし会」を開催♪当日参加したスタッフが、イベントの様子をお届けします。
会場には、学校支援司書手作りの、フォトスポットとしても楽しんでもらえるパンコーナーが!どれも紙でできているとは思えない本格的な仕上がりに、思わずお腹が空いてしまったほど。
まずは好きな紙の具材を選んで貼って、オープンサンドを作る工作を楽しみました。紙の帽子も作って気分はパン職人♪それぞれ思い思いに食材をのせて、オリジナルオープンサンドができました!
紙の具材は、トマトなどの野菜はもちろん、チーズやフルーツ、さらにホイップやジャムまで! たくさんある中から好きなものを集めて、個性あふれるパンを次々と完成させていきます。今日来られなかった家族の分も作る!とたくさん作った子も♪
▲甘いパンからしょっぱいパンまでたくさんのパンが完成
▲完成した作品の写真を飾りました♪(子ども室 子育て情報コーナー内)
パンが完成したところで、絵本の読み聞かせがスタート!今回は『くまくまパン』(西村敏夫/作、あかね書房)、『サンドイッチサンドイッチ』(小西英子/作、福音館書館)、『パンどろぼう』(柴田ケイコ/作、KADOKAWA)と、パンが登場するおいしそうなおはなしが勢ぞろいです!
みんな読み聞かせに夢中です。手遊びも間にはさみながら、楽しい時間を過ごすことができました♪午前と午後の2回行い、どちらも大盛況で終了!お越しくださったみなさん、ありがとうございました♪
Posted at:11:15
大正時代を代表する詩人・画家の竹久夢二(1884-1934)の生誕140年・没後90年を記念して、夢二作品を所蔵する千代田区と金沢湯涌夢二館の協力による連携特別展が日比谷図書文化館で開催中です。
本展では「夢二式モデルルーム」をテーマに、生活空間を描いたイラストレーション(印刷の口絵、挿絵など)に注目し、新たな夢二の魅力を紹介します。画面の隅々まで夢二らしさを感じる要素が詰め込まれていて、その空間全体から総合的に演出される雰囲気を味わうことができます。
夢二好みの品々あふれるムード満点の部屋です。和室は落ち着いて籠りたくなる空間、洋室は広やかで動きを感じる空間です。いま私たちが心豊かに生きるヒントも散りばめられています。
▲大きな図解パネルは、より詳しく作品の紹介をしています。
▲作品の丁寧な説明に「そうなんだ!!」と、うなずきながら鑑賞しました。
また今回の展示では、2000(平成12)年4月に開館した金沢湯涌夢二館の所蔵する約3,000件の収蔵品のなかから、絵画作品や布地をはじめ、夢二が設計した少年山荘の建築構想図など、金沢湯涌夢二館だけが所蔵する貴重なコレクションを東京でご覧いただけます。
展示担当学芸員のイチオシは、掛け軸と夢二の遺品の数々です。作品すべて、写真撮影可能です(フラッシュと動画はご遠慮ください)。
▲手前が夢二遺品のパステル(木箱入り)。奥がチェス。他多数の展示があります。
「夢二式モデルルーム」はいかがでしたか。入館の記念にこちらのチケットをお渡ししています。また、記念スタンプもご用意しております。
今年も残すところあと2か月。そろそろ大そうじの準備をする方もいらっしゃるのではないでしょうか。今年はさらにお部屋の模様替えもしてみませんか。
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【開催期間】 展示中 ~ 12月15日(日曜日)
【休 館 日】 11月18日(月曜日)
【開室時間】 月曜~木曜・土曜 午前10時~午後7時
金曜 午前10時~午後8時
日曜・祝日 午前10時~午後5時(入室は閉室の30分前まで)
【観 覧 料】 一般500円 大学・高校生300円区内在住者・中学生以下・障害者(付添1名)無料
その他、詳細につきましてはこちらをご覧ください
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夢二の世界観を満喫したあとは、レトロなプリンはいかがでしょうか。
1Fライブラリーショップ&カフェ日比谷で味わえます♪
ホイップクリームのデコレーションと赤いサクランボのトッピング。極めつけはレトロな銀のお皿。固さはありつつもなめらかな口どけ。苦味のあるキャラメルも相性ばっちりです。見た目のかわいいレトロ感満載のデザートは当館1Fライブラリーショップ&カフェ日比谷で味わうことができます。(売り切れ次第終了)
1Fライブラリーショップ&カフェ日比谷の案内はこちらをご覧ください。
Posted at:12:00
2024.11.05
図書館でもアートを楽しもう♪ 東京国立近代美術館「ハニワと土偶の近代」をご紹介! |
千代田図書館9階では、展示で区内のミュージアムを紹介する「プラスアート」のコーナーを設けています。
10月29日(火曜日)から11月23日(土曜日・祝日)までの期間、東京国立近代美術館の企画展「ハニワと土偶の近代」に合わせ、図書館が所蔵する関連資料をご覧いただけます。
今回のブログでは、東京国立近代美術館に足を運び、この企画展の鑑賞レポートをお送りします。
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千代田図書館から、北の丸公園の外周を歩いて10分ほどの距離にある国立近代美術館。
10月1日から企画展「ハニワと土偶の近代」を開催しています!
東京国立近代美術館の下から土器が発掘されたこともあり、今回の企画展のテーマはこの場所にうってつけです。
この展覧会では「序章」「1章」「2章」「3章」に分かれ、明治時代から現代に至るまで、人々と文化にどう影響したのか、その変化を追っています。
▲武者小路実篤《卓上の静物》1962年 たましん美術館 所蔵
この企画展は、ハニワと土偶の存在がどのような意味を持ち、アーティストたちの手によってどのように表現され、
どのような視線を向けられたのかということに焦点を当てた展示となっています。
ハニワや土偶といった遺物の持つ魅力が、日本画や水彩画などの絵画・彫刻・詩・テレビ番組に加え、
マンガやゲームなどのサブカルチャーに至るまで、ジャンルを問わず表現されています。
本物の出土遺物も見ることができます。
▲展示風景より
▲芥川(間所)沙織《古事記より》1957年 世田谷美術館 所蔵
音声ガイドは、NHK Eテレで1983年~89年に放送された教育番組「おーい!はに丸」で、埴輪の王子「はに丸」の声を担当した声優、田中真弓さんによるもの!
エントランスホールでは、はに丸・ひんべえと記念撮影もできます♪
▲(左)ひんべえ(右)はに丸 1983年 劇団カッパ座
企画展チケットがあれば、美術館の4階から2階にわたる所蔵作品展「MOMATコレクション」も鑑賞することができます。
国の重要文化財に指定された作品も展示されており、見ごたえは抜群!
空間そのものが芸術作品のような雰囲気の中で、19世紀末から今日に至るまでの日本の美術の流れを深く知ることができます。
4階「眺めのよい部屋」では、皇居やビル群を眺めながら座って一休みすることもできます。
13,000点にも及ぶ所蔵作品の中から会期ごとに約200点が展示されるので、何度も訪れたくなりますね。
東京国立近代美術館でアートを楽しんだ後は、千代田図書館にも立ち寄って、「プラスアート」で紹介する本で作品や企画テーマへの理解を深めませんか?
美術館と図書館で、芸術の秋と読書の秋をどちらも楽しみましょう♪
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東京国立近代美術館「ハニワと土偶の近代」
期 間:開催中~12月22日(日曜日)
休館日:月曜日(ただし10月14日、11月4日は開館)、10月15日、11月5日
時 間:午前10時-午後5時(金曜日・土曜日は午前10時-午後8時)
会 場:東京国立近代美術館 1階 企画展ギャラリー
料 金:一般 1,800円(1,600円)
大学生 1,200円(1,000円)
高校生 700円(500円)
主 催:東京国立近代美術館、NHK、NHKプロモーション、毎日新聞社
協 力:JR東日本、光村印刷
詳細はこちら
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展示「東京国立近代美術館:ハニワと土偶の近代〈ミュージアムへ行こう!Vol.19〉」
期 間:開催中~11月23日(土曜日・祝日)
会 場:千代田図書館9階 プラス アート
協 力:東京国立近代美術館
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Posted at:16:50
2024.10.30
「千代田区立図書館へ行こう! ライブラリースタンプラリー&クイズラリー」が始まりました! |
読書週間(10月27日~11月9日)に合わせて開催する「千代田区立図書館へ行こう!ライブラリークイズ&スタンプラリー」が今年度もスタートしました。千代田図書館・日比谷図書文化館・四番町図書館・昌平まちかど図書館・神田まちかど図書館の千代田区立図書館5館に加え、今回は九段生涯学習館もスタンプラリーに参加してくださいました。
大きな画像を見る
■■■ 5館をまわって答えるクイズラリー ■■■
今年度は、千代田区立図書館や周辺の地域情報をもりこんだ、10問のクイズを用意。全問解答すると「ブックマーカーマグネット」をお渡しします。(数量限定、なくなり次第終了)実際に足を運んでいただければ、答えが分かる問題ばかりですので、この機会に図書館を巡ってみてはいかがでしょうか。
■■■ 3館をまわって集めるスタンプラリー ■■■
区立図書館5館と九段生涯学習館を巡り、3館分のスタンプを集めると「リフレクターキーホルダー」を差し上げます!(数量限定、なくなり次第終了)
千代田図書館のスタンプ場所は「9階コンシェルジュブース前」です。
クイズラリー・スタンプラリーについての掲示、そして用紙の配布は千代田図書館、日比谷図書文化館、四番町図書館、昌平まちかど図書館、神田まちかど図書館の5館と九段生涯学習館で行っています。クイズラリーとスタンプラリー、どちらか1つでも、両方同時に参加してもOKです♪(おひとり各1回限り)
まずは図書館で用紙をゲット!ぜひ、ご来館ください。
▲千代田図書館9階 第2展示ウォール
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千代田区立図書館へ行こう!
ライブラリークイズ&スタンプラリー
【期 間】 開催中~11月15日(金曜日)
※各館の開館日時に準ずる
【解答用紙およびスタンプ台紙配布場所】
千代田区立図書館5館
【景品引換場所と期間】
千代田図書館、日比谷図書文化館、四番町図書館
引換期間:11月17日(日曜日)まで
※景品の引き換えは、お1人各1回まで
詳しくはこちらのページをご覧ください
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また、千代田図書館9階では「りんごの棚」を新しく設置しました。
「りんごの棚」とは、どなたでも読むことができるよう、大きな文字や点字、写真やイラストなどを使った本などを揃えた棚のことです。
今回新しく設置された棚とあわせて、LLブックや大活字本なども近くに並べ直し、フロアマップも更新しました。
フロアマップはこちらからもご覧いただけます。
千代田区立図書館で読書の秋を満喫してはいかがでしょうか。みなさまのご利用をお待ちしています♪
Posted at:15:40
2024.10.25
「はじめての神保町街あるき2024」 10月は2回開催しました! |
千代田図書館コンシェルジュが神保町の魅力を紹介する人気イベント、「はじめての神保町街あるき2024」。10月は5日(土曜日)と19日(土曜日)に開催しました!同行したスタッフNが当日の様子をお届けします♪
10月5日(土曜日)の天気はあいにくの雨。4月から開催してきた「はじめての神保町街あるき2024」、雨の中でのツアーは今年度初めてでした。
雨にも関わらず、受付時間の前から待ってくださっていた方も。無事に参加者が揃ったところで、ツアーはスタート!
神保町や古書店の話はもちろん、学士会館をはじめとした建物の歴史ももりだくさんにお伝えしながらツアーは進んでいきます。雨の中で街の歴史を聞きながらこの地に思いを馳せてみると、晴れた日とはひと味違った、どこか懐かしいような情緒を感じることができました。
参加した方からも「なにげなく通り過ぎていた道にもいろいろなエピソードがあって大変おもしろかったです」「雨の中、本当にありがとうございました。とても楽しかったです!」と嬉しいお声が。当日ご参加のみなさん、本当にありがとうございました!
そして2回目の10月19日(土曜日)。この日はなんと気温30度!10月とは思えないほど日差しの強い一日でした。この日も受付開始よりも早くお集まりいただきました。
終了時刻はちょうどお昼時のこのツアー。喫茶店やカレー店など、神保町のグルメについてもツアーでは紹介しているので、終了後は気になるお店でランチを楽しむコースを自分で作るのもおすすめです♪
今回ご参加いただいた方からは、「きめ細やかな説明を聞け神保町を身近に感じられました」「書店だけでなく、有名な喫茶店などを知れて参考になりました」といった感想をいただきました。ありがとうございました!
このように多くの古書店や飲食店、街の歴史などを紹介し、皆さんに神保町の魅力を発見していただく「はじめての神保町まちあるき」。次回の開催は12月を予定しています。区立図書館ホームページでもお知らせしますので、気になる方はぜひチェックしてください!
Posted at:10:15
2024.10.23
コンシェルジュ通信vol.74 読書の秋!~東京名物 神田古本まつりが始まります!~ |
ひんやりとした空気で秋を感じるようになりましたね。天気の良い日は、日差しの暖かさが心地良く、どこかへお出かけしたくなります。
秋といえば、読書の秋。
今年も、神保町が最も賑わう季節がやってきました。
2024年10月25日(金曜日)~11月4日(月曜日・祝日)にかけて第64回 東京名物 神田古本まつりが開催されます!
▲2023年に開催された神田古本まつり初日(10月27日)の様子。
神田古本まつりとは、世界一の本の街・神田神保町が、総力を挙げて開催する本の一大イベントです。メインとなるのは「青空掘り出し市」。古書店が立ち並ぶ靖国通り沿いに、書店と書棚に囲まれた「本の回廊」が出現。100台を超える古書のワゴンが道沿いにずらっと並べられ、約100万冊もの本で埋め尽くされます。
まるで街全体が本屋さんのようになる光景は神保町ならでは!そのほか、東京古書会館で行われる「特選古書即売会」など本に関する様々なイベントが神保町各所で催されます。
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古本まつりの準備は毎年、約1週間前から始まります。
準備中の様子がこちら。
提灯が飾られてお祭りの雰囲気になっています。
今年はどんな「本の回廊」が現れるのか、今から楽しみですね!
一口に古書と言っても、ただ古い本というだけではありません。絶版になって手に入りにくい本や、資料価値が高い貴重な本など滅多にお目にかかれない本もありますし、お店によって扱うジャンルはさまざま。分野や年代にとらわれず、新たな古書と出会うことができます。
「古書に興味があるけど、初心者だからよく分からない」「古書店って少し立ち寄るだけでも良いのかな」
このように、古書に触れる機会が少ない、古書店に行ったことがないという方でも気兼ねなく参加できるのが神田古本まつりの魅力!きっとお気に入りの本に出会えますよ。
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千代田図書館公式YouTube「古書っと神保町」では、千代田図書館コンシェルジュが神田古本まつりの歴史や楽しみ方について詳しく紹介しています。
動画はこちら
そのほか、神保町古書店街の個性豊かな古書店を店主さんにお話を伺いながら、魅力や特徴とともに紹介しています。
再生リストはこちら
神田古本まつりで興味のあるお店を見つけたら、ぜひそちらの動画もご覧ください!
Posted at:17:00
2024.10.07
調べ方ガイド(パスファインダー)を使って 千代田図書館近くの橋について調べてみました! |
千代田区立図書館には、調べものに役立つ「調べ方ガイド(パスファインダー)」があることをご存じでしょうか。検索するときに役立つキーワードや、図書館が所蔵している資料のタイトル、書棚の場所、雑誌や新聞の記事の探し方などを掲載しています。
▲千代田図書館で発行している「調べ方ガイド(パスファインダー)」の一部
千代田図書館と日比谷図書文化館が作成・発行しています。
調べ方ガイド(パスファインダー)の一覧はこちらからご覧ください♪
今回、千代田図書館の調べ方ガイド「~千代田区の橋について調べる~」を使い、千代田図書館のすぐ近くにある宝田橋と俎橋(まないたばし)について調べてみました!
▲宝田橋
小さい橋なので詳しい情報を知ることができないのでは...と思いましたが、調べ方ガイドに載っていた『東京今昔橋めぐり』(東京今昔研究会/著、ミリオン出版、2013年)に、宝田橋が取り上げられていました。
宝田橋は1929年に関東大震災の復興事業によって架けられ、そのとき架けた橋は今とは違い、木製の橋でした。また、宝田村が付近にあったことからこの名が付けられたことも分かりました。
▲俎橋
続いて宝田橋から北へ九段下駅方面に向かった先にある俎橋について。この橋は江戸時代にまでさかのぼり、当時は板を二枚並べただけの簡易的な橋でした。その様子をまな板に見立て俎橋の名がついたそうですが、初めは大橋やこおろぎ橋、新し橋とも呼ばれていたとのことで諸説あるようです。森鴎外『雁(がん)』に俎橋が登場していたことも『東京の橋 生きている江戸の歴史』(石川悌二/著、新人物往来社、1977年)で知ることができました。
最後に千代田図書館から少し足を延ばし、御茶ノ水にある聖橋(ひじりばし)も調べてみました。1927年、復興橋梁のひとつとして架けられた聖橋は、JR総武線・JR中央線、東京メトロ丸の内線の3路線が立体交差しているところが見られる、撮影スポットとしても有名な橋です。
▲聖橋の上から、立体交差が見える
『東京今昔橋めぐり』(東京今昔研究会/著、ミリオン出版、2013年)によると、聖橋の名前は公募によって決定されました。橋の両岸にある江戸幕府の学問所であった「湯島聖堂」と「日本ハリストス正教会復活大聖堂(通称ニコライ堂)」というふたつの聖堂を結ぶ橋であることからその名がついたそうです。
今回は千代田区に関連した調べ方ガイドを紹介しましたが、その他にもビジネス、法律、アートまで幅広いテーマで作成しています。「調べたいテーマがあるけれど、どう探したらいいのだろう?」と思った時には、調べ方ガイド(パスファインダー)をまずは検索してみると、糸口が見つかるかも!ぜひ活用してみてください♪
Posted at:15:25