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2026.09.03
| コンシェルジュ通信Vol.89 コンシェルジュの遠足(後編) |
普段は図書館周辺や神保町の街情報を発信していますが、実はそれらに関連のある施設やお店が千代田区外にもあるのです。今回は思い切ってコンシェルジュ2人で図書館を飛び出し遠足へ!赤羽橋駅から有楽町駅へ移動し散策してきました。
(前編はこちら)
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スタート:有楽町駅
📍甘味おかめ交通会館店
東京交通会館の地下1階にある甘味処「おかめ」は、1965年にオープンしました。
▲入口の様子
四番町図書館近くの麹町店には訪れたことがありましたが、こちらの店舗は実は初めて。この日は平日のお昼過ぎで6,7組待ちの行列ができており、人気のほどが伺えました。
名物のおはぎ(こしあん、きな粉)をいただきました。拳大程の大きなおはぎは出来立てであたたかく柔らかいです。優しい甘さにほっこり。
あんみつ等の甘味はもちろん、しっかり食べたい時はきしめんや、茶飯とおでんが入ったお弁当もおすすめ。持ち帰りもできます。
📍三省堂書店有楽町店 神保町いちのいち
同じ建物の1階、三省堂書店と神保町いちのいちにも訪れてみました。
「神保町いちのいち」は名前の通り、千代田区神田神保町1-1にある三省堂書店本店から誕生した雑貨店です。千代田区内には他に東京駅構内の丸の内店があります。
本を買うついでに自分へのご褒美やちょっとしたプレゼントを買うのにおすすめです。
📍東京駅
有楽町駅から高架下を10分ほど歩いて東京駅に到着しました。2003年に国の重要文化財に指定され、多くの方が訪れる東京の玄関口です。
この日は快晴でしたが駅前には水が張られており、逆さ富士ならぬ、逆さ東京駅を写真に収めることができました。壁面のレンガが夕日に当たってより一層赤く、堂々とした姿を見せてくれました。
歴史的な建築物や、美味しいグルメを堪能した遠足になりました。たまには、いつもと違う街に飛び出してみるのも良いのではないでしょうか?今後も興味深い街の情報を発信していきたいと思います♪
Posted at:11:41
2026.08.31
| 千代田区に新しい橋が架かりました(^o^)/ |
先日、日本橋川に「仲通り散歩橋」と「鎌倉河岸船着場」が完成しました。さっそく現地を訪れてきましたので、その様子をお伝えします!
■まずは、日本橋川について
千代田区と中央区にかけて流れる全長4.8㎞の川です。日本橋川周辺は江戸時代に「水の都」として繁栄しました。護岸部分の江戸城外堀の石垣や、周辺の近代建築が残っており、歴史を感じることができます。
神田橋から鎌倉橋周辺は鎌倉河岸と呼ばれています。江戸時代には、生鮮食品をはじめ江戸城を築くための石材などが鎌倉(神奈川県)から船で運ばれ、この河岸に陸揚げされていました。今回完成した「鎌倉河岸船着場」の名前には、この地の歴史が受け継がれています。
■■■ 仲通り散歩橋 ■■■
日本橋川の神田橋と鎌倉橋の間に架かる橋で、神田エリアと大手町エリアを繋いでいます。日本橋川周辺は、川を渡れる場所が限られ、駅からもアクセスしづらいことが、周辺のにぎわいづくりにおける課題の一つです。仲通り散歩橋は、そうした課題の解決を目指して整備されました。
橋の上には高速道路が通っていますが、有効幅約6メートルのゆとりある歩行者専用の橋になっています。実際に歩いてみると、高架下の薄暗さは少なく、開放的な空間でした。


▲仲通り散歩橋から見た神田橋
★ライトアップ実施中!★
水の大切さや水資源開発の重要性に対する国民の関心を高め、理解を深めることを目的として政府が定めた「水の週間(8月1日~8月7日)」の理念に賛同し、水の大切さに関する普及啓発活動として、また橋の開通PRや居心地の良い水辺のウォーカブル空間形成の推進に向け、期間限定で青色にライトアップされています。
日中とは違う雰囲気になっていますので、夜の様子もぜひ見に行ってみてください。
期間:~10月21日(水曜日)
時間:午後5時~11時
▶詳細はこちら
■■■ 鎌倉河岸船着場 ■■■
災害時に人員・物資の輸送を支える防災船着場です。バリアフリーに配慮され、スロープでアクセスできます。
■日本橋川周辺のまちづくりの将来像
千代田区では、日本橋川を中心に、歴史・文化を生かした水辺空間のまちづくりに取り組んでいます。その一環として、仲通り散歩橋と鎌倉河岸船着場が誕生しました。
<参考> 東京都都市整備局「日本橋川周辺のにぎわい創出に向けた取組」
日本橋川周辺は、これからも大きく変化していく予定です。橋が単なる通り道ではなく、人々が足を止めたくなるような場所になれば素敵ですね。今後のまちづくりに注目です。
Posted at:09:42
2026.08.28
| 【レポート】夏のわくわく課外授業2026「巨大日本地図で日本を体感してみよう!」 |
小学校3年生から6年生を対象に、千代田区立図書館3館で夏休みだけの特別な講座を行う「夏のわくわく課外授業2026」。
8月18日(火曜日)、千代田図書館での2つ目の講座「巨大日本地図で日本を体感してみよう!」を開催しました。
講師は千代田区神田神保町にある出版社、帝国書院の広報室のみなさん。
帝国書院では、主に小・中学校や高校の授業で使われる地図帳を作っています。

千代田区役所の区民ホールに、大きさ10メートル四方の巨大な床地図が登場!
海岸や地形の隆起・人口密度など、日本列島の形をリアルに感じられます。
さっそく巨大地図を使ったクイズが始まります。
「日本で一番大きな県は?」

答えはもちろん北海道。
広い北海道の上には、参加した子どもたち全員が乗ることができました。
では、九州には全員乗ることができるでしょうか?試してみましょう!

全員乗ることはできましたが、北海道より窮屈なようです。
北海道と九州の大きさの違いを、大きな地図を活用して体感することができました!
他にも、地図上で「一番長い川は?」「一番島の数が多い県は?」などのクイズが続き、大きな地図の上を歩き回って答えの県や場所を探します。
今いる東京から、北海道の最北端である宗谷岬・九州の福岡まで、どれくらい遠いのか?
自分たちの一歩が地図上で何kmの距離になるのか、地図上に書かれたスケールから調べ、
実際に地図を歩いて自分の足で測ってみます。
日本の大きさを、実際に体を動かして知ることができました。
地図上でのアクティビティを楽しんだ後は、みんなでオリジナルの日本地図すごろくを作る時間。1人に1つ都道府県が割り当てられ、担当する県について地図帳やインターネットで調べます。
面積や人口、有名な遺産や名産品などについて詳しくわかったら、すごろくのマスに書かれる「指令文」を考えました。

「えびを食べすぎて一回休み(佐賀県)」
「ねぶた祭りをしていたらやる気が出てきたので2マス進む(青森県)」
「琵琶湖を見ていたら湖に落ちた!琵琶湖の面積を答えられたらサイコロを振ってその2倍の数進む(滋賀県)」
など、個性豊かなオリジナルのマスができました。

みんなで完成したすごろくを遊び、大盛り上がりでイベントは幕を閉じました。
最後には帝国書院からの賞状が授与されました♪
参加した子どもたちからは、
きょだい地図が、すごく大きくてびっくりした。(4年)
日本のことをすごろくで学ぶというところがいいと思った。(3年)
今度は大きい世界地図ですごろくやクイズをやりたい。(4年)
すごろくで、しれい文を書くのがおもしろかった(4年)
いつもたいけんできないことをたいけんできた(4年)
などの感想が寄せられました。
参加してくださった皆さん、帝国書院のみなさん、ありがとうございました!
本年度の「夏のわくわく課外授業」はこの講座で終了となります。
来年も皆様のご参加をお待ちしております♪
この夏休みに区立図書館で開催した「夏のわくわく課外授業」の展示を
9月7日(月曜日)~27日(日曜日)まで、千代田図書館9階 第2展示ウォールで行います。
各館で行ったイベントの様子と、おすすめの関連資料を合わせて展示しますので、どうぞお楽しみに♪
Posted at:17:48
2026.08.25
| コンシェルジュ通信Vol.88 コンシェルジュの遠足(前編) |
普段は図書館周辺や神保町の街情報を発信していますが、実はそれらに関連のある施設やお店が千代田区外にもあるのです。今回は思い切ってコンシェルジュ2人で図書館を飛び出し遠足へ!赤羽橋駅~有楽町駅あたりを散策してみました。
前編後編の2本でお送りします!
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スタート:📍JR赤羽橋駅
駅を降りると目の前には東京タワーが!千代田図書館からは、かろうじて先の方だけ見えるので、大きくそびえ立つ東京タワーの迫力に驚きました。
📍福澤諭吉記念慶應義塾史展示館
慶應義塾大学三田キャンパスにある、慶應義塾図書館旧館。昭和44年に国の重要文化財になりました。現在は展示館として図書館の歴史や、福澤諭吉の生涯と慶應義塾史をたどることができます。
訪れた日は福澤諭吉没後125年を記念した特別展「福澤諭吉の臨終」を開催していました。

▲展示室内の様子
福澤諭吉には多くの門下生がいますが、実は神田すずらん通りにある画材道具の専門店、文房堂の創業者(池田治郎吉)もその一人なんですよ。福澤諭吉は西洋の美術として池田治郎吉に画材の輸入販売を勧めたのだそうです。
📍カフェ八角塔
慶應義塾図書館旧館1Fに併設された喫茶店です。せっかくなので、特別展にちなんだ数量限定メニュー「福澤諭吉の食風景――パンにバタあれば最妙なり」をいただいてきました!
▲中央にあるバターをたっぷり塗っていただきます
バターが染み込んだサクサクの食パンと、お肉や野菜の豊富なデリでバランスの良い一皿です。飲み物は、お店の方に「福澤先生はカフェ・オレを好んでいたそうですよ」と教えていただき、迷わずそちらを注文。右下の小皿は、付け合わせの山椒味噌と生姜です。まさかの組み合わせに驚きましたが、ピリッとした辛みとしょっぱさがローストビーフによく合って美味しかったです。
ちなみにここのメニュー表は、昔の図書館の貸出カード風でした。スイーツを含む「軽食」、11時~13時30分限定の「ご昼食」、「お飲み物」で分かれています。図書館らしい遊び心と懐かしさに大興奮のコンシェルジュでした。
📍御菓子司 文銭堂本舗
慶応義塾大学の並びにある老舗の和菓子屋さんにも立ち寄りました。
神田すずらん通りの「橘昌文銭堂」はここから暖簾分けしたお店なんですよ。
ここでは福澤諭吉の『学問のすゝめ』にちなんだ、自分で最中に餡を挟んで食べる、手付最中「学問のすゝめ」が名物なのだそう。展示を見た後のお土産に良さそうですね。
前編はここまで!後編もお楽しみに!
Posted at:15:00
2026.08.17
| 夏だ!祭りだ!千代田図書館「夏祭りおはなし会」 |
こんがり焦げ目のついた焼きもろこし、ふわふわのかき氷、
千代田図書館の10階においしそうな食べ物が並んだ屋台が出現しました。
これは8月15日(土曜日)、16日(日曜日)に開催した「夏祭りおはなし会」のひとコマです。
図書館で楽しめる夏祭りの様子をお届けいたします。
「夏祭りおはなし会」はお面づくりからスタートしました。
キツネのお面に好きなシールを貼って、絵を描いて、自分だけのお面を作ります。
キラキラおほしさまや花火でお化粧をした、とってもかわいいキツネができあがりました。
このお面をかぶって準備ができたら、今度はおはなしの世界へ。
「やたい」や「おめん」がテーマのおはなしを聞いていると、夏まつりの会場にいる気分になってきます。
おはなしの途中には、手あそびうたで「とうもろこし」を焼いたり、「あんころもち」を作ったりも。簡単にできる手あそびうた、覚えておうちでも歌ってみてください♪
最後は金魚釣りや屋台のフォトブースでの写真撮影も楽しんでいただきました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
「夏祭りおはなし会」は8月22日(土曜日)、23日(日曜日)も開催します。
図書館で涼みながらの夏まつり、ぜひご参加をお待ちしています!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
「夏祭りおはなし会」
【日 時】8月22日(土曜日)、23日(日曜日) 午前10時~11時
【場 所】千代田図書館10階 子ども室
詳しくはホームページをご覧ください
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
この他、千代田図書館では、年齢・学齢別に夏の読書にぴったりな本をご紹介する
展示「ブックトレイン 2026夏」や、子どもの調べものをサポートする
「調べもの戦隊 レファレンジャー」を開催しています(いずれも8月31日(月曜日)まで)。
図書館で夏休みをまだまだ楽しもう!皆さんのご来館をお待ちしています。
Posted at:18:05
2026.08.14
| 千代田図書館コンシェルジュによる街あるきの裏側 |
千代田図書館では、図書館コンシェルジュがガイドとなる街あるきイベント「はじめての神保町街あるき」を定期的に開催しています。7月27日発行の千代田区立図書館だより2026年夏号では、そのイベントの様子を特集しました。
今回の「ちよぴたブログ」では、イベントに向け準備を行うコンシェルジュの様子を少しご紹介します。
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▶ ルートづくり ◀
街あるきのルートは、名所をつなぐだけではありません。約60分間のツアーを満足いただけるよう、イベント開催ごとにコンシェルジュがルートをつくっています。
●当日の街の状況を想定
道路工事の有無を確認して歩きやすい道を選んだり、当日に地域の催しが行われる場合には、混雑を避ける道やコンシェルジュの声が参加者に届きやすい道を選んだりしています。
●案内スポットの選択
ツアーでご案内するスポットは、「古書店」「新刊書店」「飲食店」「その他」という分野に分け、バランスよくご紹介できるように考えています。
▶ 参加人数に応じた見せ方・案内方法の工夫 ◀
街あるきイベントでは、参加人数によって案内の仕方を変えています。
●参加者全員に声が届くコンシェルジュの立ち位置
●案内する対象が見やすい場所
●通行の妨げにならない参加者の並び方
●場面による必要なお声がけ
こうした点を毎回確認し、当日の動きをシミュレーションします。細やかな調整も、安全に楽しく参加いただくための大切な準備です。
▶ とおし確認 ◀
ツアーをスムーズに進行できるよう、実際のルートを歩きながら案内の練習を行います。ストップウォッチで時間を測り、工程表と照らし合わせながら、各スポットでの説明時間が適切かを確認します。

▶ 「ミニ情報」の積み重ね ◀
街あるきを案内するコンシェルジュには、街に関するさまざまなミニ情報のストックがあります。道端にある小さなオブジェの由来や、飲食店のおすすめメニューなど、ちょっとした話題がそのひとつです。こうした情報は、あらかじめ話すと決めているものではありません。信号を待っている少しの間など、その場の雰囲気やツアーの進み具合に合わせて、柔軟に取り入れています。
▶ 古書店さんにご挨拶 ◀
YouTube「古書っと神保町」シリーズや日頃の街情報の収集などでお世話になっている古書店さんにご挨拶を欠かしません。街あるきのなかでの古書店への立ち寄りの許可をいただくのも、特別編で東京古書会館を見学できるのも、コンシェルジュが普段から古書店さんとコミュニケーションをとっているからこそです。

▲街あるきの下見をしていると大屋書房の店主さんが声をかけてくださり、神田古書店連盟の最近の動向についてお話をお伺いすることができました。こうしたところで得られる情報が、図書館利用者へのご案内をはじめ、街あるきイベントなどにも活かされています。
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毎回ご好評をいただいている街あるきツアーですが、その裏側ではコンシェルジュが丁寧な準備を重ねていました。この街あるきを通して、新たな街の魅力を見つけていただけたら嬉しいです。
次回は9月に特別編の実施を予定しています!(詳細は▶こちら)皆さまのご参加をお待ちしております♪
Posted at:10:43
8月に入り、いよいよ夏本番です。外を少し歩くだけでも汗が止まらない季節です。そんな猛暑の日は、千代田区ひと涼みスポット施設の、日比谷図書文化館で『読書』をしながらひと涼みしませんか?
そこで今回は、2階3階の図書フロアの展示を、企画担当者からの見どころポイントも合わせてご紹介します。涼しい図書フロア内をあちこち歩き回り、新しい発見に出会い、読書が楽しくなる、自分だけの一冊を見つけませんか?
本が呼んでいます!回遊からはじまる、いつもとは違う図書館利用をしてみませんか?
回遊の道しるべになる、5つの展示をご紹介します。

▲▲▲➊▲▲▲―――――
日比谷図書文化館所蔵 貴重書紹介展示「渡邉みどり 皇室ジャーナリストの原点~1959年ご成婚パレードテレビ中継を中心に~」
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長年にわたり、美智子上皇后やエリザベス女王を取材し、多くの著作を残した皇室ジャーナリスト渡邉みどりさんの著作や蔵書とともにその足跡をたどり、皇室ジャーナリストとしての活動の軌跡を紹介した展示です。
▲ご自宅に遺された遺品の一部が千代田区に寄贈されました

▲渡邉みどりさん愛用の帽子が展示を引き立てています
テーマから広がる当館の所蔵資料も盛りだくさんです。タイトルに「美智子さま」とある本も数多くあります。わが国のテレビ放送のはじまりを記録した本も多く、渡邉みどりさんを通して、昭和を読み解くきっかけになりそうです。(協力:千代田区)
【会 期】開催中~10月15日(木曜日)
【展示場所】2階パープルゾーン マップ➊
▲▲▲➋▲▲▲―――――
「ことば」と言葉
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△企画担当者からのメッセージ△
今回の展示タイトル『「ことば」と言葉』は、話し言葉と書き言葉を表現しました。「ことばってなんだろう?」という問いから始まり、あらゆる言葉の役割を探す展示となりました。口に出して話す言葉、文字として書く言葉、それぞれの違いや同じところを考えてみませんか?
図書館はたくさんの言葉が集まっている場所です。みなさんもぜひ「ことばってなんだろう?」という問いを探求してみてください。

▲展示を見て、『ことば』が気になるな!と思う方も多いはずです。案内のポップで棚番号が掲示されているのも嬉しいポイントです
【会 期】開催中~10月16日(金曜日)
【展示場所】3階ブルーゾーン マップ➋
▲▲▲➌▲▲▲―――――
服が語るわたし~装いとアイデンティティ~
▲▲▲▲▲▲▲―――――
△企画担当者からのメッセージ△
3階グリーンゾーンにて、装いの歴史や装いが発するメッセージについての資料を展示しています。異性装やジェンダーレスなスタイルを通して、現代における装いの多様性をご紹介します。複数のテーマに分けて展示しており、「現代ファッション」「ファッション業界」の他、「男性学」「女性学」「異性装」など、アイデンティティに着目した資料を並べています。装いはどのように「わたし」を表すのか、展示を通してご覧ください。

今まで「衣服」=ファッション雑誌の印象でしたが、目線を変えるとこんなにも多様な本があることに驚きました。明日からの装いに変化があるかもしれません。
【会 期】開催中~9月18日(金曜日)
【展示場所】3階グリーンゾーン マップ➌
▲▲▲➍▲▲▲―――――
Librarian's Pick
▲▲▲▲▲▲▲―――――
各ゾーンの入り口でみなさまをお迎えするのは、時節に即したテーマに沿って集められた本の数々です。全て貸出可能で、ラックが空きになると、随時、新しい本が追加されます。テーマは定期的に変わるので、ぜひチェックしてみてください!現在(7月30日)の展示をご紹介します。

「入門書シリーズ エリアスタディーズ」
各国を知るきっかけにつながります。日常を離れ、本の中で旅へ出かけませんか。
【展示場所】2階オレンジゾーン マップ➍

「クラシックバレエの魅力」「クラシック音楽の魅力」
どちらも"クラシック"と名の付く王道です。知ってる方も知らない方も興味関心をひく一冊に出会えると思います。
【展示場所】3階ブルーゾーン マップ➍

「天気の本」
ニュースで"猛暑日"や"ゲリラ豪雨"など聞かない日はないほどです。最近、気になることをテーマに取り上げています。
【展示場所】3階グリーンゾーン マップ➍
▲▲▲➎▲▲▲―――――
今日の一冊とUPDATE
▲▲▲▲▲▲▲―――――
その日にちなんだ本を紹介する「今日の一冊」
その名の通り、毎日更新されます。
注目のトピックや時事問題の本を集めた「UPDATE」。日本、世界の"今"をこの展示から読み解いてみてはいかがでしょうか。

【展示場所】2階オレンジゾーン マップ➎
今回の「図書フロア回遊のすゝめ」はいかがでしたでしょうか。今回レポートをしてみて、ひとつのテーマから、こんなにもたくさんの本につながることに驚きました。また、随所に探求心をくすぐる工夫が施され、"手に取ってすぐに読みたい"気持ちが湧いてきました。ぜひ、みなさまも展示をきっかけに回遊してみてはいかがでしょうか。快適に本の世界に没頭できる空間を整えて、お待ちしております。
Posted at:13:24
2026.07.30
| コンシェルジュ通信Vol.87 館内工事を終えた千代田図書館の様子は・・・? |
千代田図書館は5月24日(日)~6月28日(日)まで館内工事を行いました。
臨時休館を経て、館内の一部が以前と少しだけ違う姿になりました。再開館してから約1か月が経ちましたが、どこが変わったか見つけられましたか?
今回は"すこし新しくなった"千代田図書館をご紹介します!
◆◆9階 フロア全域◆◆
▲コンシェルジュブース前
まず図書館に来て、わあ!明るい!と思われた方が多いのではないでしょうか。
館内の天井の照明がLEDライトに変わりました。曇りや雨の日でも、図書館は爽やかな明るさに包まれています。
▲一般開架ゾーン閲覧席
ご来館されたお客様からも「ほんと明るくなった!良くなった」とのお声をいただきました。以前よりも読書や勉強が捗る環境になったと実感しています。
◆◆9階 女性用お手洗い◆◆
全4つのうち1つだけ和式がありましたが、全て洋式に変わりました。どなたも安心してご利用いただけます。
◆◆10階 階段前◆◆

階段で10階へ上がると、正面の壁がすっきりとしました。ここではおすすめ本を紹介したり、展示をすることがあります。訪れた際はチェックしてみてくださいね♪
現在、2026年7月18日(土)~9月6日(日)の期間は、千代田図書館学校支援の司書が選んだ、おすすめ本を紹介する「ブックトレイン」(乳幼児~小学生向け)を開催中!
詳しくは→コチラ
夏休みの本選びの参考にぜひお立ち寄りください。
(「ブックトレイン」中学生向けの本は9階第2展示ウォールで紹介しています)
◆◆10階 図書館エレベーター横◆◆
こちらには大きな壁が出現。千代田区や近隣施設で開催される、お子様向けのイベントや展示に関するチラシ・ポスターを配架しています。ぜひご自由にお取りください。
◆◆図書館サービスの利用時間◆◆
千代田図書館では、一部のサービスにおいて閉館時間より前に受付を終了いたします。詳しくは→コチラをご確認ください。
"すこし新しくなった"図書館の様子、いかがでしたか?
夏休みは涼しい図書館でゆっくりお過ごしくださいね♪
Posted at:13:00
2026.07.29
| 「ひじりばし博覧会2026」に行ってきました! |
7月20日(月曜日・祝日)、御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターで、文化イベント「ひじりばし博覧会2026」が開催されました。
ひじりばし博覧会は、展示、トーク、シンポジウム、朗読会、ZINEフェアなどの多様なプログラムが集まる参加無料の文化イベントです。今回のブログでは、プログラムのひとつ、ラウンドテーブル「未来の本の街:これからの神保町をつくる」の内容の一部をご紹介します。
ラウンドテーブルに参加されたのは、こちらのみなさんです。
■■■ 議論は、稲田さんの著書『本を読めなくなった人たち』(稲田 豊史/著、中央公論新社/出版)で示された、「特に若い世代を中心に、文字を読まない傾向が強まっている」という問題提起から始まりました。
白熱した議論の一部を抜粋して掲載いたします。
稲田さん:最近は学生など若い世代の不読率が高いです。本を読むには時間・お金・心の余裕が必要ですし、郊外だと本屋さんに行くことが難しい場合もあります。そもそも「何を読めばいいのかわからない」という若者が多いんです。
吉見さん:『本を読めなくなった人たち』で取り上げられていた内容は、なかなか衝撃的なものでしたね。
由井さん:AIが普及したといっても、質問への答えは多くの場合、文章として返ってきます。そのため、文章を読み解く力はこれからも欠かせないと思います。
沢辺さん:文字より動画が好まれる現代でも、私自身は動画にはテロップはあったほうが見やすいと感じますし、「note」も人気がありますよね。文字=本ということでもありませんから、それほど悲観しなくてはよいのではないでしょうか。
稲田さん:たしかに、「文字を読む」とひとことで言っても、文字を読む→文章を読む→長い文章を読む→本を読むというように段階はあります。
植村さん:そう考えると、「読む」とは何かという話になりますね。今の時代は、紙の文字よりもディスプレイ上の文字を見る機会のほうが多い人が少なくありません。それも当然「読む」という行為の一つですよね。
沢辺さん:出版社を立ち上げたいと思っている人は意外と多いです。今日も同じ会場で開催しているZINEの人気もすごいですよね。本を読む人が減っているといわれる一方で、作り手はむしろ増えているようです。
金さん:作り手に関していうと、チェッコリで開催している韓国文学の著者を招いたイベントがとても人気です。本を読むだけでなく、「この本を書いた人に会ってみたい」と思う読者が多いんですね。そうした様子を見ていると、神保町は本と人が出会う街であるだけでなく、人と人とが出会う街でもあるのだなと感じます。
吉見さん:本は人と人の媒介ということですね。では、これからの神保町は誰と誰をつなぐ街になっていくと思いますか?
■■■ 終盤では、『タイムアウト』誌で「世界で最もクールな街」第1位に選ばれた神保町の魅力を踏まえながら、神保町でお店を営むみなさんを中心に、これからの街のあり方について議論が行われました。
吉見さん:神保町はすでに独自の魅力を持った街ですが、今後は街の質をさらに高めていくべきなのでしょうか。それとも、新しい人たちにも足を運んでもらえるよう、より幅広い層に開かれた街を目指していくべきなのでしょうか。みなさんはどのようにお考えですか。
江草さん:神保町の魅力は、その分野を突き詰めている人にだけ響くお店があるところです。だから、お店そのものは今の個性を大切にしてほしいと個人的には思います。その一方で、街全体としては、誰もが居心地よく過ごせる場所になってほしいですね。
今本さん:神保町は、書店、喫茶店など、ひとつひとつが個性を持つお店が集まっているという魅力があります。ブックハウスカフェでは接客のあたたかさや本のある空間を大切にしていきたいです。
髙山さん:神保町には、街全体でお客さんを迎えようという雰囲気がありますよね。古書店には専門分野がありますから、これからさらにジャンルを広げ、いろいろな人が楽しめるような街になったらいいなと思います。
植村さん:神保町といえば本の街という印象がありますが、実際にはカレー、喫茶店、コーヒー、楽器、レコードなど、本以外にもいろいろな魅力がありますよね。神保町は、本が好きな人だけが支えていく街ではないと思います。
■■■ 今回のラウンドテーブルでは「未来の本の街」という題のもと、「未来の・本の街」を考える視点と、「未来の本・の街」を考える視点から、さまざまな意見が交わされました。
神保町を、本をリスペクトする皆さんの深い洞察に、図書館ができることはなんだろう、と私たちも刺激をいただきました。
書肆髙山本店 社長 髙山肇さん
(先日YouTube「古書っと神保町」の撮影にご協力いただきました)
これからの神保町は、みなさんにとってどのような街であってほしいですか?
神保町がこれからどのような街になっていくのか、引き続き注目していきたいですね♪
Posted at:10:35
2026.07.28
| 【レポート】夏のわくわく課外授業2026「おくすり博士になろう!身近なくすりのお話」 |
小学校3年生から6年生を対象に、千代田区立図書館3館で夏休みだけの特別な講座を行う「夏のわくわく課外授業2026」。
7月25日(土曜日)、千代田図書館での1つ目の講座「おくすり博士になろう!身近なくすりのお話」を開催しました!
講師を務めるのは、日本製薬工業協会の広報部 部長の 本多 知恵(ほんだ ともえ)さん。
風邪をひいたとき、ケガをした時......だれでも使う身近なもの「くすり」について、改めて考えてみましょう!

この世界にある珍しい病気の中で、効果のあるおくすりができているのはたったの5%。
製薬会社の研究員たちは、新しいくすりをつくるために日夜研究に励んでいます。

新しいくすりが開発されるまでにかかる時間は、なんと9年から16年。
いま10歳の子どもが26歳の大人になるまでかかる、という話に、驚きの声が上がりました。

実際に薬をつくるのにつかわれる技術、「クロマトグラフィー」を体験してみます。
黒の水性ペンで点を描いたろ紙を水につけると、黒一色に見えていたはずのインクが、青、緑、ピンクなどカラフルに分かれて染み出していきます。
くすりの研究をする人々は、この「クロマトグラフィー」を使って、自然界にあるものの中からくすりのもとになる素材を見つけています。
次はクロマトグラフィーを応用して、お花の模様を作ってみます。
コーヒーフィルターに好きな色の水性ペンで点を描き、綿棒で紙に水をしみこませると、一色だったインクがカラフルににじんで、アジサイのようなかわいい模様になりました。

乾いたら台紙に貼って、世界に一つのオリジナルしおりを作って楽しみました♪

講座の最後には、科学技術館にある「くすりの部屋 クスリウム」の紹介もありました。
さまざまな展示や実験ショーを通じて、さらに詳しくおくすりについて学べます。
ぜひこの夏休みに、千代田図書館と合わせて訪れてみてはいかがでしょうか♪
参加した子どもたちからは、
「いろいろな薬のしくみやかがく者さんのどりょくをしれていいな、おもしろいなと思いました」
「色々な薬の事を分かりやすく教えてくれた。」
「くすりの色々なことをしれてよかった。じっけんもおもしろかった。」
などの感想が寄せられました!
参加してくださった皆さん、講師の本多さん、ありがとうございました!
次回の「夏のわくわく課外授業」レポートもお楽しみに♪
Posted at:17:39






