千代田区立中学校・高等学校展示 in 千代田図書館
①二松学舎大学付属高等学校

千代田図書館9階第2展示ウォールで例年、区内の中学・高等学校の特色ある学校活動をご紹介する「千代田区内中学校・高等学校展示」が始まりました。
2月3日(月)から開催の第1回は、二松学舎大学付属高等学校理数科研究部文芸研究部図書委員会の展示です!

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▲展示風景(第2展示ウォール)

理数科研究部
は、活動をまとめたポスターを展示しています。今回の研究テーマは「昆虫食」長野県にある山へ登りに行き、昆虫を採集、そして油で揚げて実食までするという本格っぷり。種類によって異なる味わいなどを、詳しくレポートしています。貴重な資源の可能性を秘めた昆虫。丁寧に仕上げられたレポートを見に、ぜひ図書館へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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▲実際に展示をしているポスター

文芸研究部
も、部の活動をまとめたポスターを展示しています。年2回の部誌の発行や、本好きの仲間との交流を深める活動を紹介しています。さらに今回は、2024年1番面白かった本と題し、文芸部の生徒が紹介してくれた本も一緒に展示しています(展示資料は全て貸出可、貸出中の場合はご了承ください)。

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▲部誌もご覧いただけます♪(館内閲覧のみ)

図書委員会
は、教室から離れた図書室を多くの人に利用してもらうべく、おすすめ図書をPOPにして展示する活動を続けています。今回は、生徒たちが作ったおすすめ図書POP 11点と、千代田図書館に所蔵のある本14点を展示。おすすめコメントとともに本を手に取っていただけます。

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▲作成したPOP全点はファイルに綴じています。
お手に取ってご覧ください(館内閲覧のみ)


千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館
二松学舎大学付属高等学校 理数科研究部・文芸研究部・図書委員会
【展示期間】 開催中~2月16日(日曜日)
【展示場所】 千代田図書館9階=第2展示ウォール
詳しくはこちら
▼△

今年度は、4月まで全4校の展示を予定しています。
区内の中学生・高校生による、各校の特色ある部活動や委員会活動の展示をお楽しみに♪

Posted at:11:00

誰でもやさしく読めて、障害への理解を深める「バリアフリー図書」

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「りんごの棚」という書棚
があるのをご存じでしょうか。千代田図書館では、9階メインカウンター側の青色書架29番の前に設置しています。

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▲千代田図書館「りんごの棚」

「りんごの棚」とは、特別な配慮を必要とする子どもたちのために作られた、使いやすい資料(アクセシブルな資料)をまとめた書棚のことで、1993年にスウェーデンの図書館で初めて設置され、日本の図書館には2013年に初めて導入されました。

また日本では2019年に、読書バリアフリー法(視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律)が施行されました。これは障害の有無に関わらず、すべての人が読書による文字・活字文化の恩恵を受けられるようにした法律で、さまざまな障害のある方が利用しやすい形式で本の内容にアクセスできるようにすることを目指しています。

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▲千代田図書館29番の棚

千代田図書館のりんごの棚には、点字付きの触る絵本などを始め、様々な資料を揃えています。設置に伴い、通常より大きいサイズの書体で印刷された大活字本点字資料なども、29番の棚へ移動しました。

このように点字や大きな活字で書かれていたり、難しい言葉を使わずに絵や写真を多く使ったりと、誰にでも読みやすく理解しやすい本のことを「バリアフリー図書」といいます。

昨年実施した第24期「本と出会う読書サロン」のオープニングイベントで、公認心理師で女子美術大学非常勤講師の攪上久子氏「バリアフリー絵本」をテーマとした講演をしていただきました。

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▲2024年5月開催の第24期「本と出会う読書サロン」のオープニングイベント

バリアフリー絵本とは、さまざまな子ども達が、どのような本を必要としているのか、イベントの参加者も本を手に取りながら、学びを深める時間を過ごしました。

イベントのレポートは、こちらからご覧ください。


りんごの棚には、こんな本があります

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『さわってたのしいレリーフブック さかな』

村山 純子/著

小学館

凸凹とした印刷を触り、さまざまな魚の形や模様を楽しめる一冊。目の見える方も見えない方も、一緒に読んで楽しめる図鑑です。

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『地震がきたらどうすればいいの?』

あかぎ かんこ/さく、mitty/え

埼玉福祉会

簡単な言葉とピクトグラムを使い、理解しやすく書かれたLLブック。絵を見ながら、もしものときにどうしたらいいの?を考えることができます。

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『わたしのくつしたはどこ? ゆめみるアデラと目のおはなし』

フロレンシア・エレラ/文、ベルナルディータ・オヘダ/絵、あみの まきこ/訳

岩崎書店

あるはずの靴下がなかったり、道を間違えたり、最近アデラの周りで起こる不思議なことには、実は理由があって...。お話を楽しみながら、視覚障害への理解が深められる絵本です。



障害の有無に関わらず誰でもやさしく読むことができ、また障害や困難を抱える方への理解を深めるバリアフリー図書を、この機会に手に取ってみてはいかがでしょうか。

千代田図書館の「りんごの棚」はまだまだ小さな取り組みですが、誰にでも読書にアクセスできる環境づくりに引き続き取り組んでいきます。

千代田区立図書館情報誌「千代田区立図書館 図書館だより2025年冬号」の特集面でも、バリアフリー図書を取り上げています。図書館だよりは区内のさまざまな施設にも設置していますので、ぜひご覧ください♪

Posted at:18:40

千代田区立図書館&日比谷図書文化館の広報誌がリニューアル!

千代田区立図書館ではイベントや周辺地域の特集、図書館がおすすめする一冊など、皆さんに役立つ図書館の情報を盛り込んだ、千代田区立図書館 図書館だよりを季節ごとに発行しています。
この度、1月発行の千代田区立図書館 図書館だより2025年冬号からリニューアルをいたしました。手に取る方に魅力が伝わるよう、デザインを一新しております。

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▲千代田区立図書館 図書館だより2025年冬号

特集ページを前面にし、今号より月間カレンダーを設け、イベントの日程や内容が時系列でわかるよう表示いたしました。千代田区立図書館 図書館だより2025年冬号は千代田区立図書館各館をはじめ、地域の近隣施設などで配布しています。ぜひお手に取ってご覧ください。

また、これまで発行した図書館だよりは千代田Web図書館でもご覧いただけます。
こちらからご覧ください♪

日比谷図書文化館の広報誌2025年2・3月号から「日比谷図書文化館広報誌」(隔月発行)へとリニューアル!

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▲千代田区立日比谷図書文化館広報誌 2025年2・3月号

日比谷図書文化館広報誌は、従来通りバラエティ豊かな講座がある日比谷カレッジ図書フロア情報特別展の紹介などを掲載。新たに日比谷エリアの魅力や文化の発信を目指したコンテンツが追加になりました。

これまで発行した広報誌「日比谷図書文化館 ポモーヌ」は千代田図書館ホームページでご覧にいただけます。
こちらからご覧ください♪

●〇●イベント情報●〇●
「おはなし美術鑑賞ワークショップ ~会話で広がる日本美術の世界~」
千代田図書館では、日比谷図書文化館所蔵の江戸時代の絵画などを題材に、参加者のみなさんと語り合いながら美術鑑賞を楽しむ「おはなし美術鑑賞ワークショップ」を開催します。美術館スタッフがナビゲートしますので、アートの知識がなくてもOK!ぜひお気軽にご参加ください。
【日  時】 2025年2月9日(日)①10時30分~11時30分 ②14時~15時 
       ※2回とも同じ内容です
【対  象】 小学生以上(小学生は保護者同伴・未就学児は入場のみ)
【場  所】 千代田区役所1階区民ホール(千代田区九段南1-2-1)
【参 加 費】 無料
【定  員】 各回30名(事前申込不要)
【主  催】 千代田図書館 読書振興センター

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詳細はホームページからもご覧いただけます
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これからも図書館の情報を盛りだくさんに発信していきますので、お楽しみに♪

Posted at:15:45

千代田図書館 読書振興センタースタッフの読書日記
「年のはじめに読みたい本」②


毎年1月に千代田図書館スタッフが一押しの本を紹介するブログ、「年のはじめに読みたい本」
前回の記事、「長編作品に挑戦!」に引き続き、読書振興センターのスタッフがおすすめの本をご紹介します♪今年2回目の記事は、「新しいことを始めよう!」がテーマ!
スタッフAが、新しい趣味を始める手がかりになりそうな本を選びました。
本との出会いをきっかけにして、今までに経験がないことや、興味があるけれど一歩踏み出せなかったことへの扉を開けられるかもしれません。
本を片手に、新しいことへ挑戦してみてはいかがでしょうか。

資料の詳しい情報は、書名をクリックしてご覧いただけます(貸出中の場合はご了承ください)。



『本好きさんのための東京コーヒーのお店』
ダ・ヴィンチ編集部/編 KADOKAWA

おしゃれな趣味といえば、カフェ巡り
この本では、カフェについての著書も多いライターの川口葉子さんをはじめとして、古書店主、本づくりのプロ、個性派書店の店主が厳選した、読書にぴったりのコーヒーのお店を紹介しています。個性豊かな店主達のこだわりが詰まった特別な空間で、お気に入りの一冊を開くひと時は、きっと特別なものになるはず。カラフルなクリームソーダが有名なさぼうるなど、千代田図書館の近くにある神保町古書店街の喫茶店も紹介されています♪


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『忙しい日でも、おなかは空く。』
平松洋子/著
日本経済新聞出版社

エッセイスト・フードジャーナリストの平松洋子さんが綴る、エッセイでありながらレシピ集でもある、少し変わった一冊。
料理をすること・食べることの魅力を、淡々としつつも穏やかな語り口で表現しており、読んでいるとおなかが空いてきそうです。紹介されているレシピは、どれも気軽に作れるものばかり。滅多に料理をしない人も、今日は自分で作ってみようかな?という気持ちになれる、あたたかみのある一冊です。


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『大人ひとり旅のはじめ方 "自分"を満たす、新しい体験に出かけよう』
主婦の友社

「ひとり旅」といえば、やってみたいけれどなかなか勇気が出ない...という趣味の筆頭ではないでしょうか。心細く感じる瞬間もありますが、そこには全く新しい体験が待っているはず。この本では、ひとり旅を楽しむコツやプランの立て方・ホテルの選び方などが紹介されており、旅を始めるにあたっての不安を解消することができます。旅好きの5人のライターが紹介するおすすめプランも魅力的。慌ただしい日常や仕事から離れて、自分だけの自由な時間を作りたくなります。



「新しいことを始めよう」をテーマに、3冊の本を紹介しました!
ひとつでも挑戦につながる本があれば幸いです。
喫茶店や料理、ひとり旅に限らず、新しいことを始めたい時は、ぜひ千代田区立図書館を訪れてみてください。興味を持てることがきっと見つかるはずです!

Posted at:15:50

日比谷図書文化館コンシェルジュ通信vol.48
新春、本のお言葉おみくじ

新たな1年のはじまりにおみくじはいかがですか。日比谷図書文化館では1月31日(金曜日)までの期間限定で、おみくじを行っています。
題して「悩んだときは、本を開こう 本のお言葉おみくじ」です。

おみくじは「人間関係」「将来」「お金」「健康(美容)」の4つのジャンルに分かれています。気になることや関心に合わせて、箱を選んでください。おみくじには本から引用した名言が記されています。本のお言葉にモヤモヤした心を整理するヒントがあるかもしれません。

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▲設置場所は、1階の受付カウンター横の展示スペースです

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▲心に響く名言に出会えますように・・・

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引用したお言葉が気になったら、ぜひ本を読んでみてはいかがでしょうか。おみくじの最後に、本のタイトルと引用ページ、行数を記載しています。すべての本が貸出し可能です(すでに貸出中の場合もあります。貸出し状況については2階の図書フロアで確認できます)。
本との一期一会を大切に、豊かな1年になるお手伝いができたら嬉しいです。

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次回特別展「実録 桜田門外の変」のご案内
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人々は事件をどう記し、どう伝えたのか
 ―季節外れの雪降る安政7年3月3日。

江戸幕府の大老 井伊直弼が攘夷過激派の浪士に襲撃された「桜田門外の変」。事件は幕府を揺るがし、その7年後、江戸時代は幕を閉じることとなります。
幕府最高職の暗殺は、社会をも動揺させ、様々な人によって記録され、描かれました。
現代でも芝居や小説、ドラマや映画などで取り上げられることの多い「桜田門外の変」はどのように起き、どのように記され、どのように伝えられたのでしょうか。
絵画や史料から事件をたどってみます。

【開催期間】 2月8日(土曜日)~ 3月24日(月曜日)
【休 館 日】 2月17日(月曜日)、3月17日(月曜日)
【開室時間】 月曜~木曜・土曜 午前10時~午後7時
       金曜       午前10時~午後8時
       日曜・祝日   午前10時~午後5時(入室は閉室30分前まで)
【観 覧 料】 一般500円、大学・高校生300円、
       区内在住者・中学生以下の方、
       障害者手帳などをお持ちの方と付き添いの方
       1名は無料​​​​​​(各種確認できるものをお持ちください)

その他、詳細につきましてはこちらをご覧ください

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▲当館入口

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▲館内のバナーも迫力満点です

興味関心が深まる、関連講演会、まち歩きもございます。お申し込みは先着順です。

■申込受付中■(定員に達し次第締切)

①特別展関連講演会 「彦根藩世田谷領の人々と桜田門外の変」
詳しくはこちら
【日 時】2月22日(土曜日)午後2時~午後3時30分
②特別展関連講演会 「桜田門外の変の描かれ方」
詳しくはこちら
【日 時】3月1日(土曜日)午後2時~午後3時30分


■2月25日(火曜日)午前10時より受付開始■
③特別展関連
まち歩き「歩いて現場検証!桜田門外の変」
詳しくはこちら
【日 時】3月22日(土曜日)午前10時~午後12時

■関連情報■

日比谷図書文化館特別展「実録 桜田門外の変」へのアプローチ
映画上映会「桜田門外ノ変」(仮)映画出演:大沢たかお ほか

【開催期間】 3月6日(木曜日)18:30開演(18:00開場)
【場  所】 日比谷図書文化館 地下1階 コンベンションホール(大ホール)

受付開始日、その他詳細は後日ホームページにてご案内します。
皆さまのご来館を、心よりお待ちしております。

Posted at:16:21

千代田図書館 読書振興センタースタッフの読書日記
「年のはじめに読みたい本」①


2025年が明けました。いつも「ちよぴたブログ」をご愛読いただき、ありがとうございます。

毎年、一年の始めにアップしているブログ「年のはじめに読みたい本」。今回は、千代田図書館 読書振興センターのスタッフ2人が2回に渡ってお届けします。

第1回は「長編作品に挑戦!」を2025年の目標に掲げたスタッフNの「年のはじめに読みたい本」をご紹介!

一つの作品にじっくり向き合ってみたいと思っているものの、読み切れるかな...と、なかなか手を出せない人にも楽しんでもらえるような手に取りやすい作品から、今話題の作品まで幅広く選びました。

資料の詳しい情報は、書名をクリックしてご覧いただけます(貸出中の場合はご了承ください)。



『図書館戦争』全6巻(完結)

有川 浩/著

KADOKAWA

図書館を舞台に、言論の自由を巡り、争いが起こる世界のお話です。公序良俗を乱す表現を取り締まるメディア良化法が施行されたこの時代に、言論の自由を守る図書隊と言論の自由を制圧したい良化隊、それぞれの正義がぶつかり合います。図書隊に入隊した主人公が何事にも全力で取り組む姿には、思わずがんばれ!と叫びたくなります。情報社会に生きる私たちにとっても、言論の自由について改めて考えさせられる作品です。

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『烏に単は似合わない』全12巻(2025年1月現在)

阿部 智里/著

文藝春秋

八咫烏が住む異世界・山内(やまうち)での統治者、日嗣の御子(ひつぎのみこ)の座をめぐり、東西南北の四家の貴族、そして后候補を巻き込んだ権力争いが描かれています。2024年にアニメ化もされたのでご存じの方も多いかもしれませんが、アニメで放送されたのは『烏に単は似合わない』と、次作の『烏は主を選ばない』の2巻分のみ(2025年1月現在)。3巻目以降の怒涛の展開にも目が離せません!ストーリーが進むにつれて伏線が次々と回収されていくので、全12巻読んだ後には、もう1度最初から読み返したくなるはず!

『ビブリア古書堂の事件手帖』全11巻(2025年1月現在)

三上 延/著

アスキー・メディアワークス

古書店を舞台に繰り広げられる、さまざまな「古書」を巡った事件を次々と解決していくミステリー小説。息をするように古書の知識が続々と出てくる主人公が、その知識をもって事件を解決へと導きます。解決するときの爽快感とあわせて、古書を読んでみようかな...と、作品そのものにも興味が湧き、古書店を巡りたくなるかも(その際は、ぜひ神田神保町古書店街へお越しください♪)。

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『三体』全6巻(作者公認の二次作品を含むと全7冊 完結)

劉 慈欣/著

早川書房

この作品も、中国版ドラマに続いて2024年にNetflixでもドラマ化されて話題になりました。文化大革命が起きた中国で引き起こされる、人類の運命を賭けた大プロジェクト!昨年発売された文庫本の1巻目が600ページを越える超大作です。第一章の数十ページを読み終えたときには、この世界がどういう結末を迎えるのか、最後まで追いかけたい!と魅力に引き込まれているはず。読み終えた後の達成感も一緒に味わえること間違いなしの作品です。



今回は「長編作品」をテーマにした4作品を紹介しました。テーマを決めて本を選んでみるのも、自分が普段出会えない本とつながるきっかけになるかもしれません。

次回の「年のはじめに読みたい本」紹介もお楽しみに!

Posted at:15:40

千代田区立図書館より年末年始のお知らせ

今年も千代田区立図書館をご利用いただき、ありがとうございました。

年末の千代田図書館の入館方法変更と、各館の休館日についてお知らせです。

年末は千代田図書館の入館方法が変わります

千代田図書館では、年末に多くの方の来館が予想されるため、12月29日(日曜日)~31日(火曜日)午前10時の入館方法を変更します。※開館時間は各日午前10時~午後5時

詳しくはこちらをご覧ください


千代田区立図書館 年末年始休館日

千代田図書館    1月1日(水曜日・祝日)~3日(金曜日)

日比谷図書文化館  12月29日(日曜日)~1月3日(金曜日)

 ※常設展示室は12月27日(金曜日)午後5時~1月5日(日曜日)閉室

四番町図書館    12月31日(火曜日)~1月3日(金曜日)

昌平まちかど図書館 12月31日(火曜日)~1月3日(金曜日)

神田まちかど図書館 12月31日(火曜日)~1月3日(金曜日)


また、ちよだパークサイドプラザ区民図書室、MIW情報ライブラリの休館日は12月29日(日曜日)~1月3日(金曜日)です。

各館で1月4日(土曜日)から開館します。

(年末に予約された資料は、1月4日以降のご用意になる場合があります)

各館の開館時間は、千代田区立図書館ホームページから、各館の「開館カレンダー」をご覧ください。

Posted at:16:40

【レポート】四番町図書館「けんけんぱーくのクリスマスおはなし会スペシャル」をレポート!

12月25日(水曜日)、千代田区役所1階区民ホールにて「けんけんぱーくのクリスマスおはなし会スペシャル」を四番町図書館が開催しました!

「けんけんぱーく」とは「賢プロダクション」に所属する、アニメや映画、ナレーションなどで活躍中の声優さんたちによって結成された読み聞かせ隊。
普段は、四番町図書館の近くにある賢プロダクション(市ヶ谷)の稽古場でおはなし会を行っています。

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▲クリスマスツリーに変身したスタッフ

おはなし会の前に、スタッフが変身したクリスマスツリーが登場!
子ども達がオーナメントを選んでツリーに飾り付けると、かわいいクリスマスツリーが完成しました♪

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今回おはなしをするのは、よしぽん(河田 吉正さん)、けいちゃん(はやみ けいさん)、ゆうきちゃん(小平 有希さん)。
サンタさんとトナカイに変身して、区民ホールにやってきました!

最初はお馴染み、けんけんぱーくの歌でスタート!

1冊目の絵本は、『ぼうしとったら』(tupera tupera/作、Gakken)
ぼうしの部分がめくれる、たのしい仕掛け絵本。
ぼうしを取ったら何があるかな?思い掛けないものが次々に登場し、会場は笑いに包まれました。

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2冊目の絵本は、『クリスマスのかくれんぼ』(いしかわ こうじ/作・絵、ポプラ社)
ページをめくると、隠れていたクリスマスの仲間達が姿を現します。
「かくれているのは何かな?」の問いに、子ども達は大きな声で「ゆきだるま!」「クリスマスツリー!」とお返事していました!

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▲手遊びや歌も交えながら、クリスマスを楽しみます♪

3冊目の絵本は、『きょうりゅうたちのクリスマス』ジェイン・ヨーレン /文, マーク・ティーグ /絵, なかがわ ちひろ /訳、小峰書店)
やんちゃでいたずらっ子な恐竜達は、クリスマスもやりたい放題!ちゃんといい子にできるでしょうか?

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4冊目の絵本は、『とのさまサンタ』(長野 ヒデ子 /作・絵, 本田 カヨ子 /作・絵、あすなろ書房)
クリスマスを知ったお殿様は、家来達にあれこれ命じてクリスマスを作らせます。
3人で演じるお殿様と家来達のやりとりは、面白くて迫力満点!

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最後のお話は、けんけんぱーくのオリジナル作品『わがままトナカイ トナトナ』
スクリーンの映像に合わせ、3人がアフレコをします。
絶妙な声合わせ、息の合った掛け合い、まさに声優さんのお仕事といった姿に、子どもも大人も釘付け!
怠け者でクリスマスが嫌いなトナカイの「トナトナ」は、ある日雲の下に落っこちてしまいます。
はたしてわがままなトナトナは、お空の上に帰れるのでしょうか?
配られた手作りのベルを鳴らして、おはなしに参加して楽しみました♪

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おはなし会の最後には、なんとサンタさんが登場!
みんなにクリスマスプレゼントを配りました。

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クリスマスの心温まる楽しいひとときを過ごすことができました♪
ご参加いただいた皆さん、けんけんぱーくの皆さん、ありがとうございました!

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Posted at:11:06

もうすぐ冬休みがやってくる♪
千代田図書館「ブックトレイン2024冬」今年も展示がスタートしました!

千代田図書館では、夏休み冬休み前に、学校支援担当司書が乳幼児は年齢に合わせて、小中学生は学年に合わせて選んだおすすめの本の案内「ブックトレイン(乳幼児版・小学生版・中学生版)」を発行しています。
2024年冬号で紹介した本を館内で展示中!展示している本は、借りてご自宅で読むことができます。貸出中の場合はご了承ください。

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▲9階第2展示ウォール「ブックトレイン(中学生版)」

9階の第2展示ウォールでは、学校支援担当司書が選んだおすすめ本が8冊紹介されています。ネオンのようにあざやかに輝くデザインが印象的ですね。

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思わず手にとって、ページをめくりたくなる書評ばかり。過去に展示した本も併せてご覧いただけます。子どもに限らず、大人も楽しめる本ばかりなので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

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▲10階児童書コーナー「ブックトレイン(乳幼児・小学生版)」

10階児童書コーナーは、図書館内の階段のそばにあります。こちらでは乳幼児から小学生に向けたおすすめ本16冊をパネルで紹介!こちらも過去に紹介した本を展示していますので、借りてご自宅で読むことができます。特大パネルで作成した冊子「ブックトレイン」の表紙と一緒に、写真撮影してみるのはいかがでしょうか♪(お手数ですが、撮影申請をしてからお願いします)

「ブックトレイン」のリストは千代田区立図書館ホームページからもご覧いただけます。
小学生版・乳幼児版 2024年冬号
中学生版 2024年冬号

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期 間 開催中~2025年2月22日(土曜日)
※9階第2展示ウォールの展示は、1月19日(日曜日)まで
休館日:12月22日(日曜日)、1月1日(水曜日・祝日)~3日(金曜日)、1月26日(日曜日)
場 所 乳幼児・小学生版:10階児童書コーナー    
    中学生版:千代田図書館 9階第2展示ウォール 
    ※中学生版の展示は2025年1月19日(日曜日)まで
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中学生・高校生のみなさん!
神保町の歴史を学びながら、古書店街を巡ってみませんか

中学生・高校生のみなさんは、普段通っている学校の近くに"世界一"と呼ばれる古書店街があることをご存じでしょうか。千代田図書館では、千代田図書館コンシェルジュが中学生・高校生のみなさんと一緒に神保町古書店街を巡るツアーを開催しています。神保町の歴史を学びながら古書店をのぞいて、レトロで楽しい街の魅力を味わってみませんか。たくさんの方の参加をお待ちしています!

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日 時:2025年1月 20日(月曜日)~3月31日(月曜日)
    平  日 午後3時~午後6時の間 70分程度
    土日祝日 午前11時~午後5時の間 70分程度
    ※1月26日(日曜日)、2月23日(日曜日)、3月23日(日曜日)は休館
対 象:千代田区内の区立・私立学校の中学校1年生~高校3年生
定 員:1回あたり5名まで(5名を超える場合はご相談ください)
費 用:無料(生徒個人で申込の場合のみ、障害保険を付保するため1人あたり300円をいただきます)
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詳しくはこちらからご覧いただけます♪

Posted at:12:00

コンシェルジュ通信Vol.75
「神保町に誕生!本棚に並ぶレトルトカレー・・・屋さん」

レトルトカレー専門店「カレーランド神保町店」が、神田神保町にオープンしました!日本各地の自慢の食材で作ったご当地発信のレトルトカレーと、カレーランドオリジナルのレトルトカレー、そして、ご当地とカレーランドで共同開発したレトルトカレを販売しています。

バリエーション豊かなレトルトカレーにとても興味が湧いたので、経営者の大藤さんに、オープンした経緯も含め、インタビューしてきました!千代田図書館から徒歩約10分弱、靖国通りから少し入った角地に「カレーランド神保町店」があります。

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店内に入ると、商品が棚に整然と並び、まるで書店のような雰囲気です。大藤さんは、本とカレーの街という歴史がある神田神保町に、そのコンセプトに合うお店があったら面白いとの思いで作られたとのこと。

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▲本のように並んでいる1つ1つがレトルトカレーです!

扱う商品は、味はもちろん、原材料、調理過程も含め商品誕生に至るプロセスにどれだけ心が動くか、共感できるかで選定されています。これらの基準を満たし、厳選された商品が、300種類以上。その中から常時200種類ほどが店内に並んでおり、人気順位や商品説明のカラフルなポップ等、お好みのカレーを見つけやすいように随所で工夫されています。

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大藤さんは、地域の特産品を使ったご当地レトルトカレーを日本全国・海外に紹介・販売し、生産者の想い等を発信することで各地方の魅力を伝え、実際に地方に足を運ぶ方を増やすことで、地方活性化に貢献していきたいという思いがあるそうです。

カレーランドには、神保町の他にもう1件、大阪天王寺にも店舗があります。「れとろと」という店名の大阪店では、カフェを併設しており、メニューにはもちろんレトルトカレーもあります。この他、通販サイトでもカレーランドレトルトカレーを購入することができます。

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▲おススメの商品と大藤さん
チーズのコクが決め手のオリジナルカレー

中には生産数が限られており、販売が生産地とカレーランドのみという希少な商品もあるそうです。例えば、年間生産数わずか1,000食屋久島フィッシュカレー。屋久島のトビウオがゴロゴロ入っているココナツミルクたっぷりのグリーンカレーです。パッケージには地元の就労継続支援事業所「屋久の郷」所属の作家さん達が描いた絵葉書が入っており、思わず手に取りたくなるような心躍る商品です。また、気候等様々な影響により生産者が納得できる食材を得られない時は、来年の収穫まで生産中止になる商品もあるそうです。最上のカレーを作るために、生産を止めてまで品質維持を堅持される生産地の方々。その真摯な姿勢に、無事、生産再開を願わずにいられないお客様も多いのではないでしょうか。

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▲コンシェルジュが心惹かれたカレー その名も「クレオパトラ」

本を選ぶように背に書かれた商品名を見て、気になったら棚から引き出し、表書きを見る。生産者の思いを知り、興味がわき、味を確かめたくなる。

日本各地のご当地カレーから気に入ったものを選ぶ楽しさは、神保町の古本屋さんで、本を選ぶ時のワクワク感、心惹かれる本との出会いを求めるドキドキ感と似ている気がします。購入を迷い手に取らず、次に来た時に無くなっているかもしれない。そんなところも、神保町での本選びと似ているかもしれませんね。ぜひ一度、カレーランドでワクワクドキドキを体験してはいかがでしょうか


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カレーランド神保町店
【アクセス】神保町A4出口より徒歩2分
【場  所】千代田区神田神保町2-10-1 
【営業時間】月曜日~日曜日・祝/午前11時~午後6時
【定 休 日】不定休 
注) 店内に飲食スペースはなく、決済方法は現金のほか、QRコードや電子マネー、交通系IC等の決済手段が使えます。また、通販でも購入可能です。
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お店のチラシはこちらからもご覧いただけます

Posted at:10:30