美しい本に出会える展示「世界のブックデザイン2018-19」

今回は、文京区にある印刷博物館 P & P ギャラリーで開催中の展示「世界のブックデザイン World Book Design 2018-19」をご紹介します。

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この展示では、毎年ドイツで開催される「世界で最も美しい本コンクール」に入賞した図書のほか、日本、ドイツ、オランダ、スイス、オーストリア、カナダ、中国の各ブックデザインコンクールで入賞した図書約170点が紹介されています。

「世界で最も美しい本コンクール」は、1963年から開催されている世界的に権威のあるブックデザインの国際コンクール。2019年は世界34ヵ国から600点以上の応募がありました。エントリーできるのは各国・地域のブックデザインコンクールで受賞した本のみで、さらにその中から美しい本が選ばれるのです。

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展示されている図書はすべて、手にとって見ることができます。

場内にはイスが置かれており、じっくりと鑑賞する来場者の姿も多くみられました。

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コンクールの選考基準はそれぞれの国によって異なります。そのため、選ばれる図書のスタイルもさまざま。

デザイン性、色づかい、技術の高さなどの見た目の美しさだけでなく、コンセプトも重要な要素のひとつです。中には、特殊な紙に印刷されていて、とても慎重にページをめくらなければならないものもありました。


また、2019年は日本とオーストリアの国交樹立150周年にあたります。これを記念し、これまでP & Pギャラリーで展示されたオーストリアの図書の中から20点をあわせて紹介しています。

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文字で情報を伝えるだけでなく、表紙に触れページをめくることによって読者の中にストーリーが生まれるきっかけを作る、そんな図書に出会うことができました。

ちなみに、個人的にとても興味深かったのはオランダの『Anne Frank Huis Catalogus』。このページをめくることは何を意味するのか、制作者の意図に深く考えさせられました。ぜひ手にとって、この本がもつメッセージを感じてください。


「世界のブックデザイン 2018-19」

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【会 場】 印刷博物館 P&Pギャラリー

      (文京区水道1-3-3 トッパン小石川ビル内 1F)

【時 間】 10:00~18:00

【期 間】 開催中~3月29日(日)

【休館日】 毎週月曜日

※ただし2月24日(月・祝)は開館、2月25日(火)は休館

【入場料】 無料

※現在、印刷博物館本展示場は休室中です

詳しくはこちら

Posted at:10:00

日比谷図書文化館コンシェルジュ通信Vol.17:
【文化財特別展 江戸の人びと、本をたしなむ】をご紹介
江戸時代の読書好きはどんな本を読んでいた?


早いもので1月も半ばを過ぎました。

日比谷図書文化館コンシェルジュ通信としては、今年最初の記事となります。

今年も当館ならではの情報をお届けしてまいります。

どうぞよろしくお願いいたします。

日比谷図書文化館1階 特別展示室では、文化財特別展江戸の人びと、本をたしなむ1月18日(土曜日)より3月8日(日曜日)まで開催中です。

詳細はコチラ

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今回も、特別展の見どころをご案内、さらに和本を実際に手に取れる神保町古書店街情報もご紹介いたします。

新年早々、本好き・図書館好きが集う「日比谷図書文化館」にふさわしい企画となりました文化財特別展「江戸の人びと、本をたしなむ」

今回の展覧会では、蔵書家 齋藤吉之氏が古書店を巡り歩き、生涯をかけて蒐集した膨大なコレクションの中から、バラエティー豊かな和本の数々をご紹介しつつ、江戸時代の書物や読書文化を紐解いていきます。

江戸時代の人びとは、どんな本を読んでいたのでしょう。案内文を読んだだけでも、期待が膨らんでまいります。

今回、一部を公開するこのコレクションですが、平成8年(1996年)に、齋藤氏のご遺族から千代田区に寄贈していただいたもので、寄贈に当たっては、齋藤吉之氏が、長年霞が関・永田町に勤務されていたことがご縁となったとのことです。

千代田区には、神田神保町の古書店街があり、『南総里見八犬伝』などで有名な曲亭馬琴(滝沢馬琴)のゆかりの地でもあることを思うと、本が結んでくれたご縁もあるのでは?などと想像してしまいます。

そして、この特別展を「本」が集まる日比谷図書文化館で開催できることも、ひとつのご縁かもしれません。

故人とご遺族に感謝しつつ大切に拝見しながら、江戸時代の人びとの本のある暮らしに想いを馳せてみてはいかがでしょうか。

■見どころ1■

江戸の出版文化について詳しく解説!

奈良時代までさかのぼる日本の出版文化の歴史において、なぜ、江戸時代の出版の主流は、活版印刷ではなく木版印刷であったのか?など、理由を聞けば「なるほど!」と頷ける当時の出版文化に関する解説を含め、江戸時代の出版事情や、江戸の本屋さんの様子などをご紹介します。

中でも、十返舎一九の『的中地本問屋(あたりやしたじほんとんや)』を扱ったパネルでは活気あふれる版元の絵草紙の制作風景をご覧いただけます。

■見どころ2■

今も昔も旅行好き?江戸版ガイドブックが面白い

交通網が整備された江戸時代、生活が豊かになると、人びとは次第に旅に出るようになりました。寺社参詣から名所観光、芝居見物などの物見遊山まで、その目的はいろいろだったようです。今回の展示では、江戸のガイドブックとも呼ぶべき「名所図会シリーズ」の数々をご紹介しています。当時の名所と現在の観光地を比較してみるのも一興ではないでしょうか。

■見どころ3■

江戸時代の【ベストセラー=千部振舞(せんぶふるまい)】の数々をご紹介!

滑稽本のヒット作として有名な、十返舎一九の『東海道中膝栗毛』をはじめとした、当時のベストセラー本を多数ご紹介しています。

千代田区とも縁の深いベストセラー作家 曲亭馬琴の作品も、もちろんご用意。代表作『南総里見八犬伝』の個性的でバラエティーに富んだ表紙絵は必見です。
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他にも、忠臣蔵物、三国志物などの伝記物から『源氏物語』『百人一首』などの古典、さらには海外でも有名な『北斎漫画』などの絵手本まで、多岐にわたるジャンルの読本がずらり。有名作品からマニアックな名作まで、江戸の人びとが楽しんだバラエティー豊かな読本の世界を覗いてみてください。

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【まだ間に合う!関連講座あります】

「知を編む江戸の人びと―江戸時代の書物・蔵書を読み解く―」

【日 時】 2月15日(土曜日)午後3時~4時30分

【会 場】 日比谷図書文化館 地下1階コンベンションホール(大ホール)

【参加費】 500円(資料代)

【定 員】 180名(申込順)

【申込締切】 1月31日(金曜日)消印有効

【申込方法】 往復ハガキのみ(詳しい申込方法はコチラ



【展示解説もあります】

会期中、下記の日程で展示解説を予定しています。

事前申し込み不要、参加費無料です。30分程度の解説になりますので、ぜひご参加ください。

【会 場】 日比谷図書文化館1階特別展示室(当日直接会場へ)

1月 29日 (水曜日) 午後6時~

2月 14日 (金曜日) 午後6時~



【文化財ニュース 第19号 には特別展情報あり】

館内でお配りしている「文化財ニュース19」では、今回の特別展に関する情報を特集しています。

館内受付前、常設展示室などで配布しておりますので、ご来館の際はお持ち帰り下さい。



さらに、千代田区ならではのプチ情報をご案内。

神田神保町の古書店街には、実際の和本を扱う書店もあります。

古書店巡りで、お気に入りの一冊を探してみてはいかがでしょうか。

●古書店MAPで「古典籍」ジャンルのお店
大屋書房
江戸時代の和本・浮世絵・古地図の専門店。

沙羅書房
明治以前の古地図・和本が充実している古書店。

誠心堂書店
和本と書道が中心の古書店。
※昨年11月26日開催「江戸歴史講座 第63回」担当講師の古書店です!

古書店MAPは千代田図書館・日比谷図書文化館にもご用意がありますので、お立ち寄りの際には受付・コンシェルジュにお声かけください。

皆様のご来館をお待ちしております。

Posted at:11:00

【レポート】出張ブックトーク講座 ~麴町学園女子中学校~

こんにちは。

皆さんは「ブックトーク」を知っていますか?簡単にいうと、あるテーマに沿って数冊の本を順序立てて紹介することで、ブックトークを聞くひとに本の魅力を伝え、手にとるきっかけを与えるものです。

今回は、千代田図書館の学校支援担当司書が区内の学校で出張ブックトーク講座を行った様子をお伝えします。


講座は、麴町学園女子中学校1年生の皆さんに行いました。

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本日の講座の流れを説明したのちに、司書によるブックトークの実演をします。

アイルランド」をテーマに、2冊の本を紹介しました。これは、生徒の皆さんに課題として設けられているテーマと同じです。

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テーマの「アイルランド」は、修学旅行の訪問先。「アイルランド」をテーマにしたブックトークを授業で採り上げることにより、本に親しむだけでなく、アイルランドへの理解を深めることへも繋がります。

約5分間のブックトークを、みな熱心に聞き入っていました。

実演がおわると、本の探し方やブックトークをどう組み立てていくかなどの講義に移ります。

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実際に紹介するときにはどのくらい本の内容を伝えたらいいの?2冊目の本は、どうやって紹介する?などトークを組み立てるときに考えたいポイントを整理します。また、司書ならではの図書館での本探しのコツも伝えます。生徒と一緒に講座を聞いていた先生方も、メモを取りながら頷いていました。

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いろいろな点を意識すると難しく思えてくるブックトークですが、大切なのは紹介する本に興味を持ってもらうこと。

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聞いている人に『この本を読んでみたいな』と思わせるのがブックトークのねらいです。自分のことばで発表することが大事ですよ。自分らしいブックトークを作ってくださいね。」

というメッセージで今回の講座は終了しました。


講座終了後「さっきのブックトークの本が気になる」と声をかけてくれたので、少しだけ本を開いておしゃべりしました。紹介した本の魅力が伝わったようで、うれしいです♪

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麴町学園女子中学校の皆さん、ありがとうございました。

ブックトークを楽しんでくださいね!

Posted at:11:30

大人も子どもも楽しめる!今年の干支「ねずみ」の本


2020
「ねずみ年」。今回のちよぴたブログでは、親子で楽しく読める「ねずみ」の絵本・児童書をご紹介します♪(本の詳しい情報は書名をクリックしてご覧ください)


「ね、うし、とら・・・」なぜ、ねずみが十二支の一番初めになったか知っていますか?

お正月に動物たちが神様の御殿へ新年のあいさつにいく競争を、個性豊かなキャラクターで楽しく描いた1冊です。十二支の由来となったおはなしを知らなかった!という大人にもおすすめ。

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『十二支のおはなし』

内田 麟太郎/文

山本 孝/絵

岩崎書店


つぎの1冊は、赤ちゃんから楽しめるわらべうた絵本

ねずみやうさぎはどこへ行くのかな?心地よいリズムにのせて、何度でも読み聞かせしてあげたくなる絵本です。

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『ねーずみ ねーずみ どーこ いきゃ?』

こが ようこ/構成・文

降矢 なな/絵

童心社


十二支のなかでも、特にねずみは昔から人間の身近にいる動物として、たくさんの物語の中に描かれてきました。次の2冊は、人間と、そのすぐ近くで暮らすねずみとのやり取りが描かれた本です。

ドドさん夫妻の家に住むねずみの家族。人間に見つからずに暮らすには、気づかれないようにしずかに生きなければいけません。でも、末っ子の子ねずみヤカちゃんの声はとっても大きくて...。

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『番ねずみのヤカちゃん』

リチャード・ウィルバー/作

松岡 享子/訳

大社 玲子/絵

福音館書店

宮沢賢治の作品には、ねずみが登場するものがいくつかありますが、セロ弾きのゴーシュのもとにやってくるのは野ねずみの親子です。優しい心を持っていながら、不器用でぶっきらぼうに振る舞うゴーシュと彼のチェロ。その大きさと、小さな野ねずみのお母さん、さらに小さな小さな野ねずみの子どもとのコントラストが心に響きます。

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『セロ弾きのゴーシュ』

宮沢 賢治/原作

植田 真/絵

あすなろ書房

また、千代田図書館10階児童書フロアでは、1月19日(日曜日)まで「ねずみの本」の展示を行っています。

今回ご紹介した他にもたくさんの絵本を展示していますので、来館の際にはぜひご覧ください!

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Posted at:17:00

読書のおともに♪オリジナルしおりをつくりました

2020年がスタートしました!

読書振興センターは今年も、本にまつわるお話や、まち情報などをお伝えするとともに、皆さんの読書がちょっと楽しくなるような活動にも引き続き取り組んでまいります。

どうぞよろしくお願いいたします。


実はさっそく、この冬に始めたことが。

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ちよぴたブログ オリジナルしおりです!

昨年末から、千代田図書館内で配布しています。


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読書振興センターのスタッフがデザインしました♪

(色や内容は時期によって変わる予定です)

自動貸出機の近くや・・・

 

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サービスカウンターなどに設置。

 
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コンシェルジュブースにもございます。

どうぞお気軽にお立ち寄りください。


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読書のおともに、ぜひご活用ください!

Posted at:16:00

年末年始の開館スケジュールと四番町図書館の一時休館について


いよいよ今年も残りわずかとなりました。年末年始のお休みに読む本は決まりましたか?

千代田図書館は、年内は今年も12月31日(火曜日)午後5時まで、新年は1月4日(土曜日)午前10時から開館いたします。


千代田区立千代田図書館 年末年始のスケジュール

千代田図書館では、下記の日程で開館時間の変更と休館があります。

12月30日(月曜日) 午前10時~午後5時

12月31日(火曜日) 午前10時~午後5時

1月1日(水曜日・祝日)~1月3日(金曜日) 休館


※休館中の資料返却は、ブックポストをご利用ください。

(CD・ビデオ・DVDは梱包して投函してください)

1月4日(土曜日)からは通常どおりに開館します。

他の区立図書館の開館日時についてはホームページをご確認ください。



大掃除や年賀状書きの合間に、お買い物のついでに、ぜひ千代田図書館へお立ち寄りください♪


四番町図書館の一時休館について

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四番町図書館は、(仮称)四番町公共施設整備を行うため、整備完了までの間、仮施設にて運営いたします。また、仮施設への移転作業のため、四番町図書館は一時休館するとともに、サービスを変更いたします。

ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

休館期間

2020年1月15日(水曜日)~3月31日(火曜日)

四番町図書館のブックポストは、1月31日(金曜日)まで

ご利用になれます。2月1日以降は、他の区立図書館、ちよだ

パークサイドプラザ区民図書室、男女共同参画センターMIWで

ご返却ください。

その他のサービス変更についてはこちらをご覧ください


今年も「ちよぴたブログ」をご愛読いただき、ありがとうございました!

皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。

Posted at:10:05

コンシェルジュ通信Vol.45:
コニカミノルタプラネタリア TOKYOに行ってきました♪

空気が澄んでいる冬は四季のなかでも一番星が綺麗に見える季節

冬の南の空には、全天で一番明るい星、おおいぬ座のシリウスが輝いて見えます♪

本物の夜空はもちろん素敵ですが、プラネタリウムで見る星空もロマンチックでいいですよね。

東京に初めてプラネタリウムができたのは、1938年。有楽町に開設された「東日天文館(とうにちてんもんかん)」でした。1945年の東京大空襲で焼失するまでの6年半の間、星空の魅力を人々に伝えました。

それから80年後の2018年12月、同じ有楽町にコニカミノルタプラネタリア TOKYOがオープンしました。

今回のコンシェルジュ通信は、星空の世界をCG映像とともに臨場感たっぷりに楽しむことができる、こちらの施設を紹介したいと思います。


コニカミノルタプラネタリア TOKYOは、有楽町マリオンの9階にあります。

入口を入ると、クリスマスツリーやプレゼントが飾られていてクリスマスムードがいっぱいでした♪

中には2つのドームDOME 1DOME 2があります。

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今回は、高解像度ドーム映像が楽しめる多目的ドームシアターのDOME 1で「銀河鉄道の夜」を鑑賞してきました。

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映像クリエイターのKAGAYA氏が、皆さんもよく知っている宮沢賢治原作「銀河鉄道の夜」の幻想世界を徹底考察し鮮明に再現した作品です。

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冒頭にまず季節の星座解説があります。取材に訪れた時には秋の星座の解説があり、ギリシャ神話とともに秋の星々が織りなす世界を楽しみました。12月12日からは、冬の星座の解説が始まっています。


そしていよいよ本編の「銀河鉄道の夜」のはじまりです。


銀河ステーションから天の川にそって夜空の旅がはじまります。夏の星座を紹介しながら物語は進み、南半球の星座まで案内をします。

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作品の中のジョバンニとカムパネルラの絆や物悲しさといった、「銀河鉄道の夜」の世界が、ドームいっぱい360度に広がる大迫力の美しい映像を通して描かれています。

45分の上映時間があっという間に感じるほど、時間を忘れて日常を離れた幻想的なひとときを堪能するとともに、子どもの頃に読んだ「銀河鉄道の夜」をもう一度読んでみたいと思いました。


鑑賞後は、作品の余韻に浸りながら施設のなかを見学しました。

ショップでは星に関連するいろいろなグッズが揃っていました。お皿やグラスやお菓子などたくさんのグッズがありましたが、私は星の形のアクセサリーがとても気になりました♪


またカフェでは天体や星をテーマにしたカクテルや惑星をかたどったようなスイーツメニューがありました。

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 「銀河鉄道の夜」以外にも星空と一緒に音楽や美しい景色を楽しめるたくさんの魅力的なプログラムがあります。皆さんも機会があれば、足を運んでみてはいかがでしょうか。

コニカミノルタプラネタリア TOKYO

【所 在 地】 千代田区有楽町2-5-1有楽町マリオン9階

【営業時間】 午前10時30分~午後10時

(最終受付は午後9時)

詳しくはホームページをご覧ください


「銀河鉄道の夜」の世界を楽しむのにおすすめの1冊

著者である長野まゆみさんが考察した、カンパネルラの視点から考えた『銀河鉄道の夜』や宮沢賢治の世界観を楽しめます♪

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『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』

長野まゆみ/著

河出書房新社



取材協力:コニカミノルタプラネタリウム株式会社

Posted at:10:35

寒い日には、あったかい部屋で読書を♪
千代田図書館で子ども向けおすすめ本を紹介・展示

12月に入り寒さが一層厳しくなってきましたね。

寒い日には、お部屋でのんびりと読書を楽しみませんか?

千代田図書館9階の第2展示ウォールでは、冬休みに楽しんでもらいたい子ども向けおすすめ本リスト「おはなしトレイン(乳幼児向け・小学生向け)」「BOOK TRAIN(中学生向け)」で紹介している本を展示中です。

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△9階第2展示ウォール



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△乳幼児向けの本は、10階児童書コーナーにあります。



「おはなしトレイン」「BOOK TRAIN」は年に2回、夏休みと冬休みにあわせて読書振興センターの学校支援担当司書が作成。たのしいお話や科学よみもの、哲学的なものなど学齢に応じておすすめしたい本22点を紹介しています。

司書によるおすすめコメントを参考に、本を選んでみてはいかがでしょうか。


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本のリストはこちらからもご覧いただけます。

「おはなしトレイン 2019年冬号」乳幼児版(PDF:631KB)

「おはなしトレイン 2019年9冬号」小学生版(PDF:793KB)

「BOOK TRAIN 2019年冬号」中学生版(PDF:543KB)



図書展示「0歳児から中学生向けの冬のおすすめ本2019」

おはなしトレイン BOOK TRAIN

【展示期間】 開催中~2020年1月7日(火曜日)

休館日:12月22日(日曜日)、

1月1日(水曜日・祝日)~3日(金曜日)

【展示場所】 千代田図書館9階=第2展示ウォール

       10階=児童書コーナー小展示スペース




また、千代田図書館10階では、北欧を代表する児童文学作家アストリッド・リンドグレーンの若かりし日々を描いた映画『リンドグレーン』の上映を記念したパネル展を開催しています。


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アストリッド・リンドグレーンの名前は知らなくても、『長くつ下のピッピ』や『ロッタちゃん』『やかまし村の子どもたち』というタイトルを耳にしたことのある方は多いのではないでしょうか。彼女の作品に出てくる子どもたちは、"こうあるべき"という固定概念にとらわれず、活き活きと生命力にあふれています。


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『長くつ下のピッピ』

リンドグレーン/作 大塚 勇三/訳 桜井 誠/絵

岩波書店


児童カウンタ―前では、それら代表作などリンドグレーン作品の展示、貸し出しを行っています。世界中で愛され読み継がれている作品の数々は、子どもには楽しく元気な気持ちにさせ、大人には大切なことを気づかせてくれます。子どもの頃に読んだことのある方も、あらためて読み返してみませんか?


映画『リンドグレーン』パネル展

【展示期間】 開催中~2020年2月7日(金曜日)

休館日:12月22日(日曜日)、

1月1日(水曜日・祝日)~3日(金曜日)

1月26日(日曜日)

※最終日(2月7日)は午後5時終了

【展示場所】 千代田図書館9階=第2展示ウォール

       10階=児童書コーナー小展示スペース



「おはなしトレイン・BOOK TRAIN」「映画『リンドグレーン』パネル展」ともに、展示している図書は貸し出し可能です(貸出中の場合はご了承ください)。ぜひ千代田図書館へお越しください!

Posted at:10:55

【レポート】千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー
「古書店街にみる時代の移り変わり」編


12月7日(土曜日)、千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー「古書店街にみる時代の移り変わり」編を開催しました!

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毎回様々なテーマで街の魅力をご紹介している神保町ツアー。21回目となる今回は、フリーライターの岡崎武志さんを第1部のゲストにお迎えしました。

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神保町をはじめ全国の古書店についての著書も多く、"古書店通"として知られる岡崎さん。東京に住み始めたのは1990年ですが、10代の終わりごろから神保町古書店街には、関西から何度も「遠征」をしていたそうです。

現在、およそ160店の古書店が集まる"世界一の本の街"神保町。この古書店街のなりたちをお話しいただく中で岡崎さんが引用したのは、茨木のり子の詩集『鎮魂歌』(思潮社、1965年刊行)に収められた詩「本の街にて―伊達得夫氏に―」

多くの詩集や詩誌「ユリイカ」を発刊した、出版社書肆ユリイカの経営者で編集者の伊達氏に捧げられたこの詩の中に、書肆ユリイカが小さな事務所を構えていた神保町の様子が描かれています。

書肆ユリイカの他にも、1960~70年代には漫画雑誌「月刊漫画ガロ」の出版社青林堂や現在も続く美術の私塾美学校など、新しい文化が神保町から生まれていきました。

「こういう新しい文化が集まってきたのは、やはり神保町が"本の街"だったからじゃないでしょうか」と岡崎さん。

また、古書店になじみのない方でも楽しめるように、神保町の店名をいくつも挙げながら古書店巡りの楽しみ方も教えてくれました。

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古書店のなかでも、特に好きだというのが店頭に並ぶ均一棚。この日持ってきてくださった本の中の1冊『名言随筆 サラリーマン(六月社)の著者は、当時新聞記者をしていた司馬遼太郎。1955年に本名の「福田定一」で書いたこの本は、現在は数万~数十万円の値がつけられることもある貴重な1冊で、岡崎さんはなんと均一棚でこの本を見つけたそうです!

このような掘り出し物はもちろん、他にも安く売られている20~30年前の旅行ガイドブックを見てはタイムトラベル気分を味わったり、まれに古書市で売られている誰のものかわからない日記帳を買い、読んで楽しんだり...。

「自分で面白がる気持ちがあると、本はもっと面白いです。古書店の棚から自分の読みたい本を探すこともいいけれど、冒険心を持って本を探すとさらに楽しくなりますよ」

古書の楽しみを、存分に語っていただきました。

岡崎さん、ありがとうございました!


第2部は図書館を出発し、千代田図書館コンシェルジュの案内で神保町古書店街へ!

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神保町の歴史的なスポットをご案内しながら、今回は2店の古書店に立ち寄りました。

1店目はSF、映画、ミステリーなど20世紀のサブカルチャーにまつわる本を多くそろえ、2階には「ブックカフェ二十世紀」もある@ワンダー
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2店目は、神田古書センタービル2階にある昭和期の漫画専門店で、本だけでなくたくさんの漫画関連グッズが手に入る夢野書店です。
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上の写真でスタッフが掲げているモノクロの写真は、1964年にこの辺りで撮られたもの。まだ神保町に路面電車(都電)が走っていた頃です。この年には、前回の東京オリンピックの聖火ランナーが靖国通りを走りました。

第1部の岡崎さんのトークでも話された書肆ユリイカは、老舗喫茶店ラドリオ、ミロンガ・ヌォーバが立ち並ぶこちらの路地に面した小さなアパートの2階にありました。神保町の歴史の香りが感じられる一角です。

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古書店街を歩き、すずらん通りの「小学館ギャラリーBH 本と街の案内所」でツアーは終了。

10月に台風の影響を受け中止となったための振替開催でしたが、無事に開催することができました。

ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!

今回の神保町ツアーで巡ったのはこちらのコースです。

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大きな画像を見る(PDF:253KB)

Posted at:17:00

クリスマスが待ち遠しくなる♪12月の千代田区立図書館


今年も残すところあと1か月を切りました!何かと気ぜわしくなってくる季節ですが、華やぐ街を歩くだけで楽しい気分になってきますね。

今回は、クリスマスを前に千代田区立図書館各館で行われる楽しい冬のイベントをご紹介します!


神田まちかど図書館

本を借りると、手づくりのクリスマスプレゼントがもらえます♪

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「本をかりると プレゼント!」

【期 間】 12月9日(月曜日)~25日(水曜日)

      ※12月15日(日曜日)は休館日

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神田まちかど図書館で本を借りた方を対象に、9日(月曜日)~17日(火曜日)には「ブックカバーまたはミニしおり」(写真左)を、18日(水曜日)~25日(水曜日)には「紙バッグまたはミニしおり」(写真右)をプレゼント!(ひとり1日1回まで、なくなり次第終了)

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館内もかわいく飾り付けられている神田まちかど図書館へ、ぜひお越しください♪

四番町図書館

声優さんを迎えて、スペシャルおはなし会!

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「けんけんぱーくがやってくる!クリスマスおはなし会スペシャル♪」

【日 時】 12月15日(日曜日)午後2時~4時

【場 所】 四番町図書館 ラウンジ

【出 演】 賢プロダクション所属の声優

【参加費】 無料(申込不要)


四番町図書館恒例のにちようびおはなし会、12月はクリスマスの特別バージョン!

アニメや映画などで活躍中の声優さんたちと、歌や手遊びをまじえたおはなし会で楽しみましょう♪赤ちゃんから大人までご参加いただけます。

当日は、サンタさんからのプレゼントもあるそうです・・・お楽しみに!


日比谷図書文化館

1階エントランスでクリスマスツリーがお出迎え!

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日比谷図書文化館1階には、階段横のクリスマスツリーの他に前々回のブログでご紹介した「千代田区のイルミネーション情報」をまとめたマップとイラストのツリーも。こちらは日比谷図書文化館受付コンシェルジュの手作り。力作です!

千代田図書館

10階カウンター前でクリスマスの絵本を展示中♪

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【期 間】 開催中~12月25日(水曜日)

      ※12月22日(日曜日)は休館日


千代田図書館では、クリスマスの絵本や児童書を特集した展示を行っています。

読むとさらにクリスマスが待ち遠しくなる本の数々、ぜひご家族でお楽しみください。

Posted at:10:20