千代田区の子どもたちが選ぶ「大切な本・忘れられない本」~小学生編~


千代田図書館 読書振興センター
では、千代田区立小学校・中学校に通う子どもの読書の状況や変化を把握し、今後の読書活動推進に関する施策に活用するため「千代田区子ども読書調査」を行っています。

今回のちよぴたブログでは、昨年11月に行った「第5回千代田区子ども読書調査」より、千代田区の小学生・中学生が選んだ「大切な本・忘れられない本」のうち、回答が多かった本や千代田区立図書館に所蔵がある本をご紹介します。

「大切な本や忘れられない本がありますか?」の問いに、「ある」と回答した小学生は75.4%

今の子どもたちはどんな本が好きなのでしょうか?大人の皆さんも子ども時代にきっと好きだった名作や、最新刊が次々と出版される人気のシリーズなど数多くのタイトルが寄せられました。

本の詳しい情報は、書名をクリックしてご覧ください。

小学1~3年生の「大切な本・忘れられない本」

小学校低学年では、入学前に家族などに読んでもらったと思われる絵本や読みもの、小学3年生の国語の教科書に載っている『ちいちゃんのかげおくり』を挙げる子どもが多く見られました。

また、本を読みながら冒険や謎解きが楽しめる「かいけつゾロリ」シリーズや「おしりたんてい」シリーズも大人気でした。


『ちいちゃんのかげおくり』

あまんきみこ/作、上野紀子/絵

あかね書房

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『かいけつゾロリのドラゴンたいじ』

原ゆたか/さく・え

ポプラ社

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『おしりたんてい』

トロル/さく・え

ポプラ社

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『いやいやえん』

中川李枝子/さく、大村百合子/え、子どもの本研究会/編集

福音館書店

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『若草物語 上』

ルイザ・メイ・オルコット/作、海都洋子 /訳

岩波書店



小学4~6年生の「大切な本・忘れられない本」

小学校高学年になると、大人が読んでも楽しめる国内外の読みものが多く挙げられるようになります。『ぼくらの七日間戦争』の初版は1985年、『エルマーのぼうけん』日本版の初版は1963年!記憶に新しい『ハリー・ポッターと賢者の石』も、日本での初版は1999年です。
長く読まれている本が子どもたちにも根強い人気を誇る背景には、やはり保護者の皆さんや学校図書館司書など、子どもたちの周りの大人の影響も大きいのではないでしょうか?

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『ぼくらの七日間戦争』

宗田理/作

ポプラ社

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『エルマーのぼうけん』

ルース・スタイルス・ガネット/作

福音館書店

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『ハリー・ポッターと賢者の石』

J.K.ローリング/作、松岡佑子/訳

静山社

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『ハチ公物語-待ち続けた犬-』

岩貞るみこ/作、真斗/絵、田丸瑞穂/写真

講談社


『ワンダー』

R・J・パラシオ/作、中井はるの/訳

ほるぷ出版



「第5回千代田区子ども読書調査」結果の詳細はこちらからご覧ください。

次回は「中学生」編をお送りします!お楽しみに♪

Posted at:17:30

千代田図書館でも「新しい生活様式」


4月から休館している千代田区立図書館ですが、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の解除を受け、6月1日(月曜日)からサービスを一部再開します。

今回は、千代田図書館での新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組みご来館の際のお願いをお伝えします。

こんなところが変わります

9階エレベーターを降りたら、まずは案内に従って右へお進みください。

消毒液を設置していますので、手指の消毒をお願いします。また、入館時には検温貸出券のご提示をお願いすることになります。

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スタッフが機器を使い、額または手首から体温を測定します。(右写真)

体温が37.5℃以上ある場合は、入館をお断りいたします。ご了承ください。

これまで10階に設置していたブックシャワー(本に紫外線と風をあてて殺菌します)を、現在一時的に9階に移動しています。ご自由にお使いください。
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なお閲覧席やインターネット席などの座席、蔵書検索機(OPAC)はご利用できません。

研修室の貸出、10階子ども室での「こどもひろば(託児サービス)」も現在休止しています。

ここでもソーシャルディスタンス

貸出カウンターなどの順番をお待ちの際は、足元の目印に従って前の方との距離をとり、おひとりずつお並びください。
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資料を選ぶ際にも密接しないように、書架の前では譲り合ってご覧ください。

(新聞・雑誌は閲覧できません)

会話のときも気配りを

感染防止には真正面からの会話を避けたほうが望ましい、といわれてもなかなか難しい場面もあります。

メインカウンターにはアクリル板やビニールカーテンを設置し、図書館スタッフはマスクフェイスガードを常に着用します。

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会話もマスクを着用したままで。    ×鼻や口元を出さない

対面でのレファレンスサービスは休止しています。電話またはメールでご相談ください。

図書館に来るまえに

図書館ご来館の際には、以下のことをお願いいたします。

・館内ではマスクを着用してください。

・できるだけ少人数でお越しください。

・37.5℃の発熱もしくは平熱よりも1℃程度高い場合は来館をお控えください。

・息苦しさ(呼吸困難)や強いだるさ、軽度であっても咳や咽頭痛などの症状がある場合は来館をお控えください。

その他、詳しくはこちらをご覧ください。


ウィズ コロナを考えながら、文化的な生活を守れるよう、私たち図書館もがんばります!

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△ 館内で2メートルのソーシャルディスタンスを取るとこのくらいになります。

Posted at:18:20

千代田図書館スタッフが「子どものころに読んだ本」をご紹介!


今回の「ちよぴたブログ」では、ふだんブログ記事を書いている千代田図書館 読書振興センターのスタッフ2人が、子どものころに読んで今も思い出に残る本をそれぞれご紹介します♪

本の詳しい情報は、書名をクリックしてご覧ください。




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『かくしたの だあれ』

五味太郎/作

文化出版局

これは、私の記憶するかぎり、最初に好きになった絵本です。てぶくろや歯ブラシなどが動物のどこかに隠されているのですが、その隠し方がユニークで思わず笑ってしまいます。当時(おそらく3歳くらいです)私は、母や祖母、伯母など近くにいる大人を片っ端からつかまえてはこの本を渡し「かくしたのだあれ」「あった!」というのを毎日何度も何度も繰り返していたと思います。何度も繰り返すので、出てくる動物や隠されている物、隠し場所などすっかり覚えてしまい、しかしそれですぐに飽きるということはなく、ページをランダムにめくってみたり、本を逆さからのぞきこんでみたりして、"みつける"という作業が新鮮なものになるようにしていました。なかなか創意工夫でがんばっていましたね。こどものあたまのやわらかさで、いろいろな楽しみ方ができる一冊です。(竹原)


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『魔法使いのチョコレートケーキ』

マーガレット・マーヒー/作 シャーリー・ヒューズ/画

石井桃子/訳

福音館書店

8つのお話と2つの詩からなる短編集です。占いやおまじないなど、ちょっと不思議なことに興味津々の小学生女子だった私は、「魔法だ!ケーキだ!」とタイトルだけ見て手にとってみたのでした。はい。不思議なことと同じくらい、お菓子も大好きでした。表題作『魔法使いのチョコレートケーキ』に出てくるケーキは、想像していたとおりにとてもおいしそうに描かれていましたが、魔法使いのすがたは思い描いていたものとは違っていました。あっと驚くような魔法が次々と披露されると思っていたのに、この魔法使いは魔法がうまく使えないし、それになんだかさびしそう・・・。おとなになり、そしてなかなか人と会うことができない今あらためて読み返してみると、このお話が迎える幸せな結末が心に響きます。こどもの私がそこまで味わえていたかは覚えていませんが、このあと『おやつにまほうをかけないで』(さとうまきこ/作、いせひでこ/絵 小峰書店)、『チョコレート戦争』(大石真/作、北田卓史/絵 理論社)と連想ゲームのように読書をひろげていきました。(竹原)


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『かおかけちゃうよ エンバリーおじさんの絵かきえほん』

エド・エンバリー/作、横山直子/かき文字

偕成社

幼稚園児~小学校2年生くらいまで、近所の子どもたち4~5人で一緒にピアノ教室に通っていました。教室のグランドピアノの足元に小さな本棚があり、自分のレッスンの順番になるまでこの本を見て待ったものです。たくさんの子どもが通う教室なので本を借りることはできず、短い時間で一生懸命絵を覚えては家で描いて「なんかちょっと違うな・・・」の繰り返しでしたが、見ているだけで楽しくなる大好きな本でした。練習して来なかったり、教室で騒いだり、怒られたことのほうが多い習い事だったものの(先生ほんとうにごめんなさい!)この本があったので楽しい思い出になっています。

エンバリーおじさんが教えてくれるお絵かきは、丸・三角・四角といった簡単な図形だけで描けるものばかり。単純な組み合わせなのに、驚くほど多くのバリエーションのイラストが描けて、どれもかわいい!子どもはもちろん、イラストが苦手・・・と思っている大人にもぜひ手にとってほしい一冊です。他に『どうぶつかけちゃうよ』『しもんスタンプでかいてみよう』などもあるロングセラーのシリーズです。(高橋)


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『エジプトのミイラ』

アリキ/作・絵、神鳥統夫/訳

あすなろ書房

子どもはなぜか不思議なもの、こわーいものが大好き。わたしももちろんそうでしたが、比較的・・・いいえ、とても怖がりの子どもでした。この本を読んだのは小学校低学年のとき、友達の家だったと記憶しています。誰が何のために作ったのか?謎だらけのミイラやピラミッドについて、詳細なイラストで描かれています。本をめくるうち、とある1ページに子どものわたしは震え上がりました。人の体をミイラにする際、腐敗を防ぐために内臓などを取り除くのですが、脳をまさか、あんなところから取り出すなんて・・・!これ以上は、ぜひ実際の本の中でお確かめください。

ずっと記憶の中にあった本なのですが、各界の著名人が子どもの頃読んで印象に残った本について綴ったエッセイ集『十歳までに読んだ本』(ポプラ社)の中で、作家の西加奈子さんがこの本の「あのページ」について書いているのを読み、わたしは西さんと熱い握手を交わしたくなりました。(高橋)

Posted at:10:00

日比谷図書文化館コンシェルジュ通信Vol.19:
今だからじっくり見てみませんか?おすすめデジタルコンテンツを
ご紹介します!


緊急事態宣言が続く中、外出もままならない。
時間はあるけれど、図書館も美術館も博物館も開いてない!(泣)とお嘆きの方に、こんな時だからこそ、おうちで楽しんでいただきたいおすすめデジタルコンテンツをご紹介します。(ここでは、デジタルコンテンツ=インターネットなどのデジタル環境で閲覧可能な画像・動画など)

まずは、千代田Web図書館「千代田セレクション」から
千代田区立図書館のトップページからお入りいただける「千代田Web図書館」。

こちらは千代田区在住・在学・在勤の方へ提供しているサービスなのですが、どなたでもご覧いただける「千代田セレクション」をご用意しています。

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江戸時代の和本の複製本や、明治から大正時代の東京に関する資料、日本の昔話を英語で綴った挿絵が美しいちりめん本など、読んでも見ても楽しい本が86冊。

ぜひ一度ご覧ください。

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『Japanese Fairy Tale Series No.1 Momotaro or Little Peachling 日本昔噺 第一號 「桃太郎」(ちりめん本)』の1ページ

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『Japanese Fairy Tale Series No.6 The Mouse's Wedding 日本昔噺 第六號「鼠の嫁入り」(ちりめん本)』の1ページ


千代田Web図書館はこちらから


江戸・東京についてはこちらも充実!「東京都立図書館」

東京都立図書館のトップページから【コレクション紹介】のタブを選ぶと

いろいろな視点から分類されたデジタル資料をご覧いただけます。

旅行に行けない今だから、デジタルな世界からお江戸のグルメ・ファッション・エンタメを覗いてみてはいかがでしょうか。新鮮な発見があるかもしれません。


東京都立図書館はこちらから


びっくり音源に出会える?「国立国会図書館デジタルコレクション」

400万点を超える国立国会図書館のデジタルコレクションですが、著作権等の問題があり、ご自宅で閲覧していただける資料は限られたものとなります。それでも164万点以上!

ありとあらゆるものがあって、何を検索したらいいのかわからないほどですが、落語や歌舞伎など、いにしえの名演に耳を傾けるのも一興かも?ぜひこの機にチャレンジしてみてください。


国立国会図書館デジタルコレクションはこちらから
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おうちでかはく「国立科学博物館」

上野の国立科学博物館のホームページには、自宅にいながらVR(バーチャル・リアリティ)映像で、日本館の館内展示を鑑賞できるコーナーが開設されています。

思い通りに見学するために、多少の慣れが必要ですが、展示物や解説はもちろん、重厚感溢れる建物も間近でゆっくりとご覧いただけます。


「国立科学博物館 おうちでかはく」はこちらから

他にもいろいろ魅力的なサイトをご紹介!


公益財団法人 東京都歴史文化財団
のホームページでは

「おうちでカルチャー #CultureFromHome」 ~GWに楽しむオンライン・コンテンツ〜

をテーマに多くの文化施設サイト(東京文化会館、東京都写真美術館他)の充実コンテンツが紹介されています。チェックしてみてはいかがでしょうか。


「おうちでカルチャー #CultureFromHome」 ~GWに楽しむオンライン・コンテンツ〜

公益財団法人 東京都歴史文化財団トップページから


また、文部科学省のホームページでは「わくわくサイエンスリンク集」として特集サイトを公開。

大人も子どもも一緒に楽しめそうな、お役立ちサイトへの案内役となっています。

文部科学省 わくわくサイエンスリンク集はこちらから
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※それぞれのデジタルコンテンツは、公開期間が限定の場合があります。詳しくは各サイトでご確認ください。


もうしばらくの辛抱の日々が続きます。

おうちでの気分転換にお役立てください。



千代田区立図書館は現在、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言をうけ、5月31日まで休館しています。

皆様にはご迷惑をおかけし申し訳ございませんが、何卒引き続きご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

Posted at:10:00

コンシェルジュ通信 vol.47:
ナクソス・ミュージック・ライブラリーを楽しもう♪



"ナクソス・ミュージック・ライブラリー"
をご存じですか?

ナクソス・ジャパン株式会社が運営する音楽データベースのことで、"音楽史を網羅する"をモットーに全世界の900以上のレーベルから提供された楽曲が収録されています。最大の特徴は"クラシック音楽の充実"にあり、その曲数はなんと200万曲以上!音楽史のほぼすべてが揃っていると言っても過言ではありません。


千代田図書館の貸出券を持っている方であれば、どなたでもご利用いただけるサービスです。

そこで、今回はコンシェルジュおすすめの"ナクソス・ミュージック・ライブラリーの楽しみ方"をご紹介します。

※ログイン方法はこちらをご覧ください。



「月刊クラシック通信」やプレイリストを参考にして選曲する。

曲数が多いので何から聴こうか迷ってしまう...という方は、ナクソス社から毎月刊行されている月刊クラシック通信を、ぜひ参考にしてみてください!

また、ナクソス・ミュージック・ライブラリーのトップページには、様々なテーマから選曲されたプレイリストも公開されています。誰もが知っている曲から珍しい曲まで、思わず聴いてみたくなってしまうラインナップです。新たな出逢いがあるかもしれませんよ!

お気に入りの1曲を複数のアーティストで聴き比べる。

ナクソス・ミュージック・ライブラリーでは、作曲家別・演奏者別・作品別・楽器編成別でも検索することが可能です。通常なら聴き比べをするためにはCDを一枚ずつ探さなければなりませんが、このサービスを利用すると、簡単に同じ曲を異なるアーティストで聴くことができます。

試しに、今年生誕250周年を迎えるベートーヴェンの代表作で、"歓喜の歌"としても知られる"交響曲第九番(合唱付き)"を検索してみましょう。

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こんなにヒットしました!

1曲をさまざまなアーティストの演奏で聴けるのは、クラシックならではの醍醐味とも言えます。テンポや強弱・解釈が人それぞれなので、同じ曲であってもまったく違う曲に聴こえることも...!

思う存分聴き比べして、これを機にお気に入りのアーティストを探してみてくださいね。

ナクソス・ミュージック・ライブラリーで音楽を聴きながら本を読む。

実は音楽が題材となっている小説はたくさんあります。そのシーンに流れる音楽を聴きながら読書してみるのはいかがでしょうか。より情景が鮮明になり、想像力を掻き立てられますよ♪

例えば、直木賞と本屋大賞をW受賞し話題になった恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』なら、ナクソス・ミュージック・ライブラリーのホームページ上にプレイリストがあり、小説に登場する演奏順に聴くことができます。
『蜜蜂と遠雷』プレイリストこちらをご覧ください。

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『蜜蜂と遠雷』

恩田陸/著

幻冬舎

ミステリーがお好きなら、中山七里さんの『さよならドビュッシー』シリーズや、海堂尊さんの『アリアドネの弾丸』もおすすめです。

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『さよならドビュッシー』

中山七里/著

宝島社

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『アリアドネの弾丸』

海堂尊/著

宝島社



ご自宅で過ごす時間が増えた方も多いと思いますので、ぜひ楽しんでみてくださいね♪

Posted at:11:00

ふたたびお会いできる日を待ちながら
~写真でふりかえる「ことばと音のフェスティバル♪」~

春。新しい季節は、いつもだったら活発に動きまわる日々を過ごしていたのに、今年はいつも通りとはいかない状況になってしまいました。

千代田区立図書館は現在、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言をうけ、5月31日まで休館し、イベント等も中止しています。(状況により期間変更になる場合あり)

毎年、こどもの読書週間(4月23日~5月12日)に行うイベント「ヨムキクちよだ」も、今年の開催は中止いたします。楽しみにしてくださっていた方々には、たいへん申し訳ありません。


そこで今回は「ヨムキクちよだ」復習編!イベントのひとつ「ことばと音のフェスティバル♪」のこれまでを特集します。


「ことばと音のフェスティバル♪」
はその名の通り、赤ちゃんから大人まで、皆さんにことば音楽に親しんでもらうイベントです。これまで様々なゲストがことばと音楽のコラボレーションを届けてくれました♪

2019年から2016年までをさかのぼって各回の様子をふりかえりつつ、イベントに関連した図書もあわせてご紹介します。

イベントの詳しいレポートは、各回のタイトルをクリックしてご覧ください。


2019年5月3日開催 「アルケミストのうたをつむぐコンサート」


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ボーカルとピアノの2人組 アルケミストと、ボイスパーカッションの渡辺悠さんをお迎えしてお送りしたコンサート。客席から募集した3つの言葉をもとに即興で歌・ピアノ・ボイスパーカッションを合わせ、その場で一曲を作り上げるコーナーは大盛り上がり!

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パウロ・コエーリョの小説『アルケミスト- 夢を旅した少年』からユニット名をつけたアルケミストには、文学作品から生まれた曲もたくさん演奏していただきました。


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『アルケミスト- 夢を旅した少年』

パウロ・コエーリョ/著

山川紘矢、山川亜希子/訳

地湧社




2018年4月28日開催 「よみしばい『モモ』」


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シアターオルト
の皆さんによる「よみしばい『モモ』」を上演。"よみきかせ"の気軽さと"おしばい"の迫力を組み合わせたスタイルの演劇で、世界中で愛されているミヒャエル・エンデの名作が区民ホールに登場しました。


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公演前のワークショップでみんなが作った風船のお花が、物語の最後に登場!参加型のお芝居に、子どもも大人も引きこまれました。


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『モモ』

ミヒャエル・エンデ/作

大島かおり/訳

岩波書店



2017年5月3日開催 「チリンとドロンの 世界のわらべうたと絵本のコンサート」


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うたとコントラバスのデュオ、チリンとドロンが登場!操り人形や様々な楽器を織り交ぜながら、世界中のわらべうたをたくさん演奏していただきました。

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ふしぎな言葉のリズムが楽しい絵本『ぱぽーぺぽぴぱっぷ』の読み聞かせも。


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『ぱぽーぺぽぴぱっぷ』

谷川俊太郎/文

おかざきけんじろう/絵

クレヨンハウス




2016年5月1日開催 「親子で楽しむ!はじめてのジャズ」


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千代田区内にある正則学園高等学校 ビッグバンド部の皆さんと、千代田図書館の司書とのコラボ公演!息がぴったりの演奏、それぞれのソロが決まった後は温かい拍手が起こりました。


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小さな子どもも聞きなじみのある「きらきら星」やジャズのスタンダードナンバーの演奏と組み合わせて、司書が絵本『つきよのおんがくかい』などを読み聞かせしました。


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『つきよのおんがくかい』

山下洋輔/作

柚木沙弥郎/絵

福音館書店



今回の中止はとても残念ですが、次回の開催までにしっかりと準備をしておこうと思います!どうかそのときまで楽しみに待っていてくださいね♪

Posted at:17:00

子どもも大人も絵本で元気に!4月2日は「国際子どもの本の日」


4月2日は「国際子どもの本の日」です。この日はデンマークの童話作家アンデルセンの誕生日で、本のおもしろさ・本を読むよろこびを世界中の子どもから大人まで広く伝えるため、1967年にIBBY(国際児童図書評議会)によって定められました。

IBBYは、1953年に世界で初めての子どもの本の国際的な賞「国際アンデルセン賞」も設立しています。

国際アンデルセン賞は2年に一度、長らく子どもの本に貢献してきた作家の功績に対して贈られます。今年は、日本から田島征三さんが、画家賞の最終候補者6人のうちの1人に選ばれたことが先日発表されました!

そこで今回の「ちよぴたブログ」では、千代田区立図書館が所蔵する田島征三さんの絵本からおすすめの4冊をご紹介します。

外に出て元気に遊ぶことがなかなか難しい日々が続いていますが、躍動感と生命力にあふれる田島さんの絵本を読んで、心に元気を与えませんか?


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『とべバッタ』

田島征三/作

偕成社

表紙いっぱいの力強いバッタの絵。見覚えがあるママやパパも多いのではないでしょうか?敵に食べられることを恐れながら、しげみに隠れて暮らしていたバッタは、ある日ここから飛び出すことを決意します。

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『ふきまんぶく』

田島征三/作

偕成社

"まんぶく"とはまんじゅうのこと。ふっくらと丸い形から、春に芽吹くふきのとうのことを「ふきまんぶく」と呼ぶそうです。女の子・ふきちゃんが暮らす野山の夏から秋冬、そして春がやってくるまでの風景を、あたたかく力強いタッチで描きます。


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『こやぎがめえめえ』

田島征三/作

福音館書店

生まれたてのこやぎがめえめえ、とんだりはねたり、元気いっぱいです。0歳の赤ちゃんから読み聞かせしてあげられる絵本。


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『わたしの森に』

アーサー・ビナード/文

田島征三/絵

くもん出版

この絵本の主人公は、森に住むマムシ。人間からは嫌われているけれど、強くたくましく生きるマムシのお母さんです。アメリカ出身の詩人・俳人のアーサー・ビナードさんの書くオノマトペ(擬声語)と田島さんの絵が、生きものの息吹あふれる森を鮮やかに表現しています。


国際アンデルセン賞の受賞者は5月4日(月曜日・祝日)にIBBYがインターネット上で会見を行い、発表する予定です。楽しみですね!


◆◇◆千代田区立図書館よりお知らせ◆◇◆

千代田区立図書館は現在、サービスを一部休止して開館しています。

また4月1日(水曜日)より当面の間(4月30日を目処)、閉館時間を下記の通り変更いたします

千代田区立図書館・日比谷図書文化館・四番町図書館

月曜日~土曜日:午後7時、日曜日・祝日:午後5時

昌平まちかど図書館・神田まちかど図書館

全日:午後7時

資料を借りたい場合は、電話やホームページなどで予約し、各館のカウンターで受け取ってください。

予約方法については、こちらをご覧ください。

Posted at:17:00

日比谷図書文化館コンシェルジュ通信Vol.18
静かな春を楽しんでみませんか?

今年も日比谷公園の桜は元気に花開き始めました。

1953年の観測開始以来、最も早い3月14日、みぞれ混じりの寒さの中での、東京の開花宣言は、記憶に新しいのではないでしょうか。

3月23日現在、日比谷公園の桜は、ほぼ満開となりました。

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西幸門 カモメの噴水付近(2020年3月20日撮影)

「千代田のさくらまつり」や3月中の日比谷公園のイベントも中止を余儀なくされている中、青空の下、咲き誇る桜を眺めていると少しだけ晴れやかで、穏やかな気持ちになってくる気がしてきます。

撮影に出かけた3月21日も、そぞろ歩きを楽しむ家族連れやグループなどが、草地広場や花壇回りを中心に訪れていました。


日比谷公園の桜の見どころは昨年のちよぴたブログ記事をご参照ください。

今回のコンシェルジュ通信では、日比谷公園の静かな春の見どころをお届けします。

(写真はすべて3月21日に撮影)


公園内の案内図も先頃綺麗にリニューアルしました。案内図を見ながら公園内を散策します。

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幸門 日比谷公会堂付近


都会のオアシスの名に相応しく、春の日比谷公園には、たくさんの草花が咲き誇っています。


まずは、西幸門交差点近くのカモメの広場、噴水付近では、見上げれば、足元の花壇には色とりどりのパンジーを眺めることができます。


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西幸門 カモメの噴水付近


ベンチも設置されているので、カフェで調達したお飲み物でホッと一息。



そして、今、桜と共に見ごろを迎えているのは、第二花壇のネモフィラ


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第二花壇付近


花壇の中は一面の薄青色。花壇をバックに写真を撮影する方も多く、絶好のフォトスポットとなっています。

ネモフィラの隣には、蕾をつけたチューリップもたくさん、花を咲かせる日を待ちわびています。これからの季節も楽しみです。


他にも、テニスコート脇の菜の花や、

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テニスコート付近


園内のいろいろなところに、ひっそり咲いているシャガ(アヤメ科)の花も美しいです。


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日比谷図書文化館正面入り口付近



公園内には、植物に関する掲示板も目立ちます。

日比谷門を入ったところにあるグリーンアドベンチャーの案内図や

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日比谷門付近


日比谷公会堂前にはこんな案内板もあり、お散歩しながら豆知識も習得?

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にれのき広場付近


散策をしながら、いろいろな花を探すのも一興ですね。


また、お帰りやご休憩の際は、日比谷図書文化館にもお立ち寄り下さい。

図書館としてのサービスは、一部休止しておりますが、1階 Library Shop&Café Hibiyaは午前10時~午後6時まで(日祝日は~午後5時迄)、地下1階 Library Dining HIBIYAは全日午前11時~午後2時(ラストオーダーは午後1時30分)の時間帯で、営業しております。


館内1階エントランスでは、4月18日までお雛様も展示中です。

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お雛様も、皆さまのご来館をお待ちしています。




現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当館も、サービスを一部休止し、また、イベントなどの事業を延期または中止しております。皆さまにはご不便をおかけしておりますが、引き続きご理解とご協力をお願い申し上げます。

また、開館状況詳細については、千代田区立図書館ホームページ日比谷図書文化館Twitter等で随時更新しておりますので、お出かけの際には、ご確認下さいますようお願いいたします。

Posted at:17:40

おうちで本を楽しもう! ~おすすめ本紹介:YA向け編~

子ども向けおとな向けに続いて今回ご紹介するのは、YA(ヤングアダルト)におすすめの本。千代田区立神田一橋中学校三谷巧先生に、教室の蔵書の中から厳選したおすすめ本を教えてもらいました。それぞれの本についてのコメントも三谷先生が書いてくれましたよ。

本の詳しい情報は書名をクリックしてご覧ください。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇




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『新釈 走れメロス 他四篇』

森見登美彦/著

祥伝社


太宰治「走れメロス」を読んだ人なら読むべき一冊。気軽に読めてクスッと笑える一冊。他にも山月記や藪の中などの有名タイトルのアレンジがいっぱい!

同じ作家でこちらもおすすめ・・・『有頂天家族』(幻冬舎)






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『武道館』

朝井リョウ/著

文藝春秋


今やテレビで見ない日はないアイドル。武道館でスポットを浴びたいと夢見る少女たちの苦悩を描いた作品。悩みや葛藤なく大人になる人なんていないの。

同じ作家でこちらもおすすめ・・・『桐島、部活やめるってよ』(集英社)






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『潮騒』

三島由紀夫/著

新潮文庫


恋焦がれて、切なくて、儚くて。昭和の人たちってこうやって恋をしていたんだ......海辺の風がそっと吹き抜ける爽やかさ。

同じ作家でこちらもおすすめ・・・『金閣寺』(新潮文庫)





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『地獄変・偸盗』

芥川龍之介/著

新潮文庫


天才絵師吉秀。彼は見たものでないと絵を描けない。地獄の絵を描いてくれと頼まれたとき、その地獄はどんな地獄なのか。自分が地獄の底に連れていかれても、あなたは絵を描き続けられるだろうか。

同じ作家でこちらもおすすめ・・・『蜘蛛の糸・杜子春』(新潮文庫)




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『学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方』

サンキュータツオ/著

KADOKAWA


国語辞典なんて意味が調べられればそれでいいと思っていませんか?じゃあ、「愛」はどんな意味?自分で説明してごらん。種類がたくさんあるのはそういうこと。


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さいごに、突然の長い春休みを過ごすことになった中高生に向けて、三谷先生からメッセージをいただきました。


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三谷先生からのメッセージ◇◆◇


中高生の方々へ

 こんにちは。新型コロナウィルスが猛威をふるい、日本のみならず世界中で家にいることを強いられています。最初はお休みがうれしい私たちもだんだんやることがなくなってきてダラーッとしてしまう。こんな時こそ、本を読んでほしい!と私は思っています。現実の世界は広いけれど、本の世界はもっっっと広い!この機会を本をたくさん読んで、物語の世界に入り込む時間に、自分をじっくり考える時間にしませんか?


千代田区立神田一橋中学校 三谷 巧


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千代田区立図書館は現在、サービスを一部休止して開館しています。

資料を借りたい場合は、電話やホームページなどで予約し、各館のカウンターで受け取ってください。

予約方法については、こちらをご覧ください。

Posted at:16:25

おうちで本を楽しもう! ~おすすめ本紹介:おとな向け編~


ちよぴたブログが子どもおとなYA(ヤングアダルト)におすすめの本を3回にわたってご紹介!(前回はこちらの記事をご覧ください)

今回は、千代田図書館で開催されている「本と出会う読書サロン」より、おとな向けのおすすめ本4冊をご紹介します。

「本と出会う読書サロン」は、毎回異なるテーマに基づいて本を1冊ずつ持ち寄って紹介し合う、本を通じた交流の場です。

2019年12月から開催された第19期では"小説"をテーマに、12月は「歴史」、1月は「SF」、2月は「ミステリー」、3月は「恋愛」の本を紹介し合いました。(3月17日の開催は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため中止となりました)

各月のテーマから1冊ずつ、読書サロンのメンバーの皆さんにご紹介いただきました。

千代田区立図書館に所蔵のある資料については、書名に詳細情報をリンクしていますのでクリックしてご覧ください。

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12月のテーマ「歴史」

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「加茂の水」『司馬遼太郎短篇全集 10』に収録)

司馬遼太郎/著

文藝春秋


幕末、岩倉具視の謀臣として大政奉還、倒幕の密勅、王政復古などの画策や錦旗の図案作成に活躍した人物・玉松操を描いた短篇。豊かな学識を持ち明治維新に尽力しながら、歴史に大きく名を残すことなく世を去ったひとりの人物にスポットを当てることで、歴史の新たな一面を知ることができます。


1月のテーマ「SF」

『コンタクト』

カール・セーガン/著

新潮社


天文物理学者のカール・セーガンが書いたSF小説で、1987年に映画化された話題作です。女性科学者が巨大な恒星ヴェガから送られてきたメッセージを解読し、地球外生命とコンタクトをとるのですが、周りにはそのことがわからず、彼女の妄想ということで片付けられてしまいます。神、信仰、科学、哲学とは何かという思想のぶつかりあいが面白いです。


2月のテーマ「ミステリー」

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『にぎやかな眠り』

シャーロット・マクラウド/著 髙田惠子/訳

創元推理文庫 東京創元社

くつろいで読むのにぴったりのミステリーでオススメなのが、田舎町を舞台に農業大学で応用土壌学を教えるシャンディ教授が活躍する人気シリーズ。第1作の『にぎやかな眠り』は、クリスマス・イルミネーションにまつわる話で、2作目以降もへんてこでわくわくする事件がてんこ盛り。作品ごとに強烈なキャラクターを持つ人物が次々と新たに登場し、読者を飽きさせることがありません。


3月のテーマ「恋愛」

(3月の開催が中止となったため、紹介予定だった本からのおすすめです)

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『ラヴレターズ』

文藝春秋/編

文藝春秋

作家や女優、画家、音楽家、タレント、映画監督など26名が書いた「ラヴレター」。誰に宛てた手紙なのか、シチュエーションもさまざま。例えば川上未映子さんによる、実話とも虚構とも思われるようなちょっとぞっとする話。かつての恋人へ、猫へ、父へ、飛行機へ...。寝る前などちょっとした時間に1編ずつ読むのはどうでしょう。作者でも宛名でも、興味が湧いた作品から頁を開いてみては。


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千代田区立図書館は現在、サービスを一部休止して開館しています。

資料を借りたい場合は、電話やホームページなどで予約し、各館のカウンターで受け取ってください。

予約方法については、こちらをご覧ください。

また、「本と出会う読書サロン」は、5月に第20期のオープニングイベントを行い、6~9月の第3火曜日(午後7時~8時)に月1回開催予定です。

詳細は4月以降にお知らせしますので、図書館内のポスターやチラシ、千代田区立図書館ホームページをご覧ください!

次回はYA(ヤングアダルト、中学生~高校生を中心とした10代の皆さん)におすすめの本をご紹介します。お楽しみに

Posted at:10:45