目的地を決めない街歩き ── 九段下から日比谷へ、寄り道の記録 (後編)

目的のある街歩きもいいですが、目的もなく歩き、途中で気になったところに立ち寄る。そんな歩き方も楽しいですよね。今回はそんな気分で、千代田図書館から日比谷のあたりを歩いてみました。いつもは歩かない裏道に入ってみたり、ひとつ先の信号を曲がってみたりするだけで、小さな発見の連続です。(前編はこちら



ランチを済ませ、笹巻けぬきすし総本店(神田小川町)の周辺を歩いてみます。

📍萬龍(新御茶ノ水)
メディアでも紹介されたチャーハンが有名なお店です。普段から行列ができているらしいですが、この日もサラリーマンの方々が列をつくっていました。先ほど笹巻ぬきすしでお腹いっぱいになったため、今回は通り過ぎるだけになりましたが、いつか訪れてみたいお店のひとつです。

📍レバニラ中華 満腹(新御茶ノ水)
こちらも今回は通り過ぎるだけになりましたが、いつか訪れてみたいお店のひとつ。名物はレバニラで、図書館スタッフによると、「レバーがゴロゴロ入っていて、臭みもない。行列に並ぶ価値がある!」とのことです。

📍震災記念の碑
新御茶ノ水駅入口の脇に、震災記念碑があります。関東大震災の際、旧東京商工学校が避難先として校舎を提供したことへの感謝を込めて、地元の人々によって建てられたものです。普段通り過ぎてしまいそうな場所ですが、身近なところにある歴史に気づくことができました。
s-IMG_1731.jpg

📍新御茶ノ水駅→霞が関駅へ(電車移動)

📍大岡越前守忠相屋敷跡(霞が関)
霞ヶ関駅B1a(B1b)出口を出てすぐの弁護士会館は、8代将軍・徳川吉宗に仕えた江戸町奉行・大岡忠相の屋敷があった場所です。知らないと見過ごしてしまうような場所に、ひっそりと碑が建っています。有楽町駅の南町奉行所跡に訪れた際は、あわせて立ち寄ってみてください。

📍みどりの図書館
「みどりの図書館 東京グリーンアーカイブスは、公園や緑地、動植物、環境、庭園、都市計画等、緑に関する図書や雑誌をはじめ、公園等のパンフレット、図画、貴重な古写真・絵はがきなどを所蔵するみどりの専門図書館です。」(みどりの図書館HPより引用)
図書館の前にあるフリースペースは木を基調とした落ち着いた空間で、窓からは日比谷公園の緑を望むことができます。穴場のような場所でした

📍ゴール:日比谷図書文化館
日比谷図書文化館に到着しました。館内には見どころが多くあり、じっくり楽しめる図書館です。まだ訪れたことがない方には、ゆっくり見て回ることをおすすめします。
s-IMG_1740.jpg
▲特別展「夢は叶えるもの ターシャ・テューダー 人生の軌跡」も鑑賞し、無事3館のオリジナルしおりをゲットすることができました♪
(※特別展「夢は叶えるもの ターシャ・テューダー 人生の軌跡」終了しました)



いかがでしたか?
今回はあえてテーマを決めずに、気の向くままに街を歩いてみました。
みなさんも、途中で出会う小さな発見を楽しみながら歩いてみてはいかがでしょうか。

s-地図(九段下~お茶の水).jpg

Posted at:15:36

目的地を決めない街歩き ── 九段下から日比谷へ、寄り道の記録 (前編)

目的のある街歩きもいいですが、目的もなく歩き、途中で気になったところに立ち寄る。そんな歩き方も楽しいですよね。今回はそんな気分で、千代田図書館から日比谷のあたりを歩いてみました。いつもは歩かない裏道に入ってみたり、ひとつ先の信号を曲がってみたりするだけで、小さな発見の連続です。



スタート:千代田図書館

📍Lilliput(神田神保町)
こどもの本専門店「ブックハウスカフェ」のビルの裏手です。ブックハウスカフェの奥にはバー「Lilliput」があり、開店時間の20時になるとこの扉が開くのだそう。扉が開いている時間にも訪れてみたくなります。
s-IMG_1752.jpg

📍中質店 本店
(神田神保町)
路地を歩いていると、「質」と書かれたのれんがふと目に入ります。1931年にこの場所で開業し、創業95年になる質屋です。その佇まいからも歴史が感じられます。
s-IMG_1754.jpg

📍兵六(神田神保町)
千代田図書館のイベント「路地裏に潜む詩人の幽霊たち」で講演された柴山さんが亭主を務める居酒屋です。今回は昼の表情を見ることができました。
s-IMG_1757.jpg

📍三省堂書店神田神保町本店(神田神保町)
今年3月にリニューアルした三省堂書店に立ち寄りました。店内には見どころが多くありますが、特に古書コーナーはこの地域ならではの魅力が感じられます。オープン直後はかなり混雑していたようですが、今は落ち着ついていて、ゆっくり店内を見て回れそうです。
s-IMG_1763.jpg

📍平和の鐘(神田小川町)
靖国通りを小川町方面に歩いていくと、道沿いに小さな鐘が設置されています。記念のモニュメントのようですが詳しい由来はわからないため、図書館で調べてみたいと思います。ちなみに音も鳴るそうなのですが、鐘の舌の部分はスピーカーになっていました。その物自体を観察するだけでも楽しめますね。
s-IMG_1759.jpg

s-IMG_1760.jpg

📍笹巻ぬきすし総本店(神田小川町)
お腹も空いてきたので、こちらでランチ5点セットをいただきました。
s-IMG_1729.jpg

s-IMG_1721.jpg
▲ランチ5点セット

「江戸三鮨」のひとつと言われる「けぬきすし」。名前の由来は、鯛の小骨を毛抜きで抜くからだそう。ネタは三枚におろした後、塩漬けと酢漬けにして仕上げます。冷蔵庫のなかった江戸時代に、日持ちさせるために工夫された調理法です。
落ち着いた雰囲気の店内で、やさしい味の料理を楽しむことができました。

s-IMG_1723.jpg s-IMG_1728.jpg
穴子・ネギトロ・まぐろ 三色丼     吸いもの
s-IMG_1724.jpg s-IMG_1725.jpg
けぬきすし(玉子・のり巻き)     小鉢(この日はナスと厚揚げの炒め物)


以上、前編でした。
休憩をはさんだ後編でも気ままな街あるきを続けます。お楽しみに♪

s-地図(九段下~お茶の水).jpg

Posted at:11:42

中学生・高校生対象☆
日比谷カレッジ「技術で宇宙を解き明かせ!~天文学者のお仕事~」

日比谷図書文化館では8月2日(日曜日)に、日比谷カレッジ「技術で宇宙を解き明かせ!~天文学者のお仕事~」を開催します!

神秘的な宇宙を解き明かすための人類のストーリー。その中心にはいつも技術があります。新しい技術で作られた革新的な望遠鏡によって、人類の宇宙観は広がり続けてきました。技術を開拓し、宇宙の謎に挑む、現代天文学者のリアルを紹介します。

s-天文学者チラシ.jpg

日比谷カレッジ「技術で宇宙を解き明かせ!~天文学者のお仕事~」
開催日:8月2日(日曜日)午後2時~午後3時45分
開 場:日比谷図書文化館 4階スタジオプラス(小ホール)
定 員:40名(事前申込順、定員に達し次第締切)
対 象:中学生・高校生、その保護者
参加費:無料
詳細はこちら

講 師:西村 淳さん(国立天文台 野辺山宇宙電波観測所 所長)
子供時代は天文少年ではなく、TVゲームとコンピューター少年として過ごした。大学は自然の仕組みへの興味が強くなり、理学部・物理学科を目指し、進学先の大阪府立大学(現:大阪公立大学)で電波天文学と偶然出会う。自分で作って自分で観測する天文学の面白さにハマり込み、仲間と一緒に作った1.85m電波望遠鏡によって博士号を取得。その後、チリ・アタカマ高原のNANTEN2電波望遠鏡プロジェクト(名古屋大学・研究員)、やTAO望遠鏡プロジェクト(東京大学・特任助教)などの望遠鏡建設計画に携わり、2021年より野辺山45m電波望遠鏡の運用責任者を経て、2024年より野辺山宇宙電波観測所長。専門は電波天文学。特に、星形成、電波分光形、電波受信機、望遠鏡制御を研究している。

s-天文学者.jpg
©国立天文台

研究職や科学分野に関心のある中学生・高校生の方、その保護者の方におすすめのイベントです。学生のみ、保護者のみの参加も可能ですので、お気軽にご参加ください♪♪

Posted at:09:59

【レポート】第26期 本と出会う読書サロンのオープニングイベントを開催しました

千代田図書館では、本を通じた新しい出会いを届ける「本と出会う読書サロン」(主催:読書の会)を開催しています。

7月から始まる第26期のオープニングイベントとして、土井 美香子さんを講師にお迎えし、講演会「大人も子供も楽しむ科学の本を読む文化」を開催しました!
今回はその様子をお届けします。

s-IMG_1572.jpg



土井さんは学校司書の経験をもち、現在はNPO法人ガリレオ工房の副理事長を務め「科学の本を楽しもう、本を読むことからも科学を学ぼう」と活動していらっしゃいます。
今回は「読書は考える習慣の訓練」という視点のもと、科学の本の楽しみ方をご紹介いただきました。

s-IMG_1574.jpg s-IMG_1576.jpg
▲土井さんのおすすめの本を、絵本から文庫まで多数ご紹介いただきました

講演のなかでは『くうきはどこに?』(フランクリン・M. ブランリー/著、福音館書店)を取り上げ、本を読み内容を理解するだけでなく自分で考える実践として、参加者ひとりひとりが実験を行いました。

同じ素材・大きさの紙を、同じところから紙を落としても、紙の落ち方は同じではありません。紙を折ったりシールを貼ってみたりすることで落ち方も変わります。物の落ち方という観点から空気について考える例をご紹介いただきました。

s-IMG_1585.jpg
▲各々が席を立って実験を楽しむ様子がみられました

当日は、読書サロンに参加しているという方々や、来館した際にイベントを知り立ち寄ったという方が来場されました。

参加者アンケートには、
「体験もできて読みたい本がみつかりました!ありがとうございました!」「ちょっと苦手な理科について楽しく学ぶことができました」「今まで何げなく見すごしていたことがわかり大変有意義でした」「実験がたのしかった。土井さんの科学よみもの愛が伝わり、興味をもちました」(一部抜粋)といったご感想をいただきました。

土井さん、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

Posted at:18:00

6月20日(土曜日)開催!「はじめての神保町街あるき2026」

千代田図書館コンシェルジュが"神保町の魅力発見"をコンセプトに、地域の歴史や古書店の情報などを交えて神田神保町をご案内するイベント「はじめての神保町街ある20266月20日(土曜日)開催します。

s-はじめての神保町街あるき202606_SNSサムネイル.jpg

「はじめての神保町街ある2026
【日時】6月20日(土曜日)①午前11時②午後3時
【定員】各回10名(抽選制)
【参加費】300円(傷害保険料として)
【受付期間】6月8日(月曜日)10時~12日(金曜日)18時
6月20日(土曜日)は午前11時午後3時の2回開催します
詳細・お申し込みはこちらから

前回のイベントの様子のご紹介です(^_^)/
s-IMG_1407.jpg
s-IMG_1412.jpg

参加者からは、「普段気が付かない点を発見できた」
「ふだん歩いていても気づかないことがたくさんありました。前から好きでしたが、もっと神保町が好きになりました」
「神保町をちょうど知りたいと思っていたので、その入り口やきっかけとして、細かい知識も合わせて町をめぐることができて良い経験になりました」
といった感想をいただきました♪

神保町に興味はあるけれど訪れたことがない方はもちろん、神保町が好き、もっと知りたい、という方も大歓迎です。
皆さまのご参加を待ちしております!

Posted at:09:30

日比谷図書文化館コンシェルジュ通信vol.55
「日比谷図書文化館を大解剖しよう」~ウラ側編

日比谷公園の緑がいっそう深まり、まぶしい季節となりました。鮮やかな新緑を眺めながら日比谷図書文化館で、ひと時を過ごすのはいかがでしょうか。以前ちよぴたブログで、館内施設のご案内をしました。
今回はウラ側編ということで、各部署の担当者の協力のもと、職員も普段行けない場所をめぐる企画が実現しました。屋上に見える三角ブロックの向こう側ってどんな感じ?閉架書庫ってどんな場所?さっそく、ウラ側ツアーに出発です。
1.jpg

▲屋上の三角形の先端部分からの眺望

▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
屋上からご案内します。
まずは、国会通りから見上げた様子です。
2.jpg

屋上に上がってきました。三角形のブロックが重なりあったデザインです。三角フレームからのぞいてみると、いつもの景色もユニークに見えます。
3.jpg 4.jpg

屋上一面に緑が生い茂り、屋上緑化が整備されています。担当職員によると、植物や土壌による断熱効果により、夏場の室温上昇を抑え、冬場は熱が逃げるのを防いでいるとのことです。
5.jpg

屋上フェンスには、太陽光で発電するガラスが約100枚設置され、電力の一部として使用しています。
6.jpg 7.jpg
▲パネルがキラキラ輝き、美しいです

このように屋上にはエアコンの室外機や、空気を冷却する装置など、館内を心地よく利用できるよう様々な機材と、緑豊かな自然の中で、環境への取り組みも行っています。

ブレイクタイム なぜ建物が三角形に?
日比谷図書文化館の前身は、100年余りの歴史を誇る都立日比谷図書館です。1908年に東京市立日比谷図書館として開館しましたが、1945年の空襲で、建物と20万冊以上の蔵書が焼失しました。その後、1957年に三角形の土地を有効利用するために、ユニークな三角形の建物として都立日比谷図書館が落成しました。後に東京都から千代田区へ移管され、現在に至ります。

▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲

三角形は建物だけではありません。館内のさまざま所に"三角形"があります。4階から屋上に向かうところの窓も三角形です。国会通りの向かいの歩道からの様子です。
8.jpg

三角形が織りなす模様と光の効果で、まるで万華鏡のようです。
9.jpg

10.jpg 11.jpg

そして、職員専用のらせん階段を上から見ると、手すりまでが三角形になっています。
12.jpg

▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
続きましてのウラ側ツアーは、閉架書庫をご案内します。
日比谷図書文化館は現在約22万冊所蔵し、2階、3階の図書フロアの本棚と閉架書庫に保管されています。
13.jpg
▲これぞバックヤード!裏側ツアーの目玉です

本専用のエレベーターと万が一の火災に備えて、窒素ガスも設置されています。
14.jpg 15.jpg

▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
最後に、ウラ側ではありませんが、ぜひ紹介させてください!
現在、1階の特別展示室で『夢は叶えるもの ― ターシャ・テューダー人生の軌跡』が6月14日(日曜日)まで開催しています。ターシャの庭にも植樹されている"タチアオイ"が職員通用口の花壇でも、空に向かって伸びやかに咲き始めています。
16.jpg
撮影2026.05.26
17.jpg 18.jpg 19.jpg

20.jpg

『早春の庭で』©Richard Brown
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆☆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
【開催期間】 開催中 ~ 6月14日(日曜日)
【開室時間】 月曜~木曜・土曜 午前10時~午後7時
       金曜      午前10時~午後8時
       日曜・祝日   午前10時~午後5時
      (入室は閉室30分前まで)
【入 場 料】 一般500円 大学・高校生300円
*千代田区民・中学生以下・障害者手帳等をお持ちの方および付き添いの方
1名は無料(住所が確認できるもの、学生証、障害者手帳などをお持ちください)
*千代田区立図書館の貸出券で入場料が割引になります。貸出券をお持ちの方は特別展受付にてご提示ください。緑色、水色の貸出券:100円引き・ピンク色の貸出券:無料
その他、詳細につきましてはこちらをご覧ください.
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆☆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
今回のウラ側ツアーはいかがでしたでしょうか。利用者フロアも三角形のテーブルや展示台、三角形の窓などがあります!館内を散策することで、新たな興味や関心のきっかけに、出会えるかもしれません。
心は丸い職員一同、皆さまのご来館をお待ちしております。

Posted at:11:40

【レポート】ヨムキクちよだ2026「えほんの世界へようこそ!日本大学合唱団と読み聞かせのコンサート」

5月9日(土曜日)、千代田区役所1階区民ホールにて「えほんの世界へようこそ!日本大学合唱団と読み聞かせのコンサート」を開催しました!


0509-1.jpg

「ヨムキクちよだ」のイベントとして恒例となっている、合唱と読み聞かせがコラボレーションした図書館ならではのコンサート。今年は、一昨年も出演してくださった日本大学合唱団のみなさんと、日比谷図書文化館の司書2人が出演しました。

日本大学合唱団は、1946年に創立し、今年で80周年を迎える歴史ある合唱団です。現在は、定期演奏会やその他音楽祭に向けて団員みんなで力を合わせて練習しています。この日は指揮者を含め8名が出演しました。


コンサートは、合唱「花」(岡倉ケンジ/作詞、周藤 諭/作曲)からスタート。優しい歌声が会場を包みます。

0509-3.jpg

読み聞かせ1冊目の本は『はるをみつけたよ』(平野 恵理子/作、福音館書店)。植物や食べ物など"春"がたくさん登場する、「春のにわ」がテーマの今回のプラグラムにぴったりの1冊です。

続いて読み聞かせ2冊目は『いちご』(平山 和子/作、福音館書店)。雪が積もった地面から真っ赤な苺がなるまでのストーリーで、聞き手側も「早く苺できないかな♪」とワクワクしてしまう絵本です。

春を感じる絵本の読み聞かせの後は、夏は来ぬ(佐佐木 信綱/作詞、小山 作之助/作曲)。初夏を感じさせるさわやかな合唱でした。

読み聞かせ3冊目は『ちいさいタネ』(エリック・カール/作、ゆあさ ふみえ/訳、偕成社)。小さいタネが力強く成長していく物語です。『はらぺこあおむし』でも有名なエリック・カールの絵本で、鮮やかなイラストが目を引く1冊です。

0509-2.jpg

ここでガラッと雰囲気が変わり、合唱「いざたて戦人よ」(藤井 泰一郎/作詞、ジェイムス・マクグラナハン/作曲)。さすが日本大学合唱団の十八番ともいわれる曲で、とても迫力ある男声合唱でした。

たくましい合唱から迎えた最後の読み聞かせは『くものすおやぶんとりものちょう』(秋山あゆ子/作、福音館書店)。おにぐもの"おやぶん"と、はえとりの"ぴょんきち"の奇想天外時代劇絵本です。

0509-4.jpg

そして、合唱「見上げてごらん夜の星を」(永 六輔/作詞、いずみ たく/作曲)でコンサートは幕を閉じました。

0509-5.jpg


「心あたたまるコンサートでした。孫もとても楽しみました」「子供たちが真剣に聞き、見入っている姿が印象的でした」「たのしかった」と、あたたかいご感想をいただきました(来場者アンケートより抜粋)。

出演者の皆さん、ご来場くださった皆さん、ありがとうございました!

Posted at:11:01

コンシェルジュ通信Vol.86
春の神保町にブックイベントが集結しました!

昨年、神保町「世界で最もクールな街(タイムアウト)」でランキング1位を獲得、毎年秋に開催される東京名物神田古本まつり「第30回ふるさとイベント大賞(一般財団法人地域活性化センター)」大賞(内閣総理大臣賞)を受賞されました。また今年の3月には三省堂書店神田神保町本店がリニューアルオープンし、ますます神保町が注目されています。

そんな神保町で、4月に毎年恒例の神保町さくらみちフェスティバルが開催されました。なんと今年はそれだけでなく、新たな本のイベントも複数開催!多くの方が足を運び連日賑わっていました。
今回はイベントの様子をレポートします!

◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・

📚📚神保町さくらみちフェスティバル 春の古本まつり📚📚
    【開催日】4月16日(木曜日)~19日(日曜日)

毎年開催される「神保町さくらみちフェスティバル」は春の神保町の一大イベントです。様々な催しがある中でメインとなるのが「春の古本まつり」。靖国通りの歩道にずらっと古書のワゴンが並び、古書店とワゴンに囲まれた本の回廊が出現しました。"本の街"神保町ならではの光景に気分も上がります。
s-さくらみちフェスティバル.jpg
▲イベント初日の午前中でこの人だかり!

靖国通り沿いの古書店だけでなく、全国から来た古書店もブースを出しており、学生や外国人観光客など、訪れた方たちは思わず目移りしている様子でした。
神保町交差点の岩波広場では共立女子大学二胡サークル演奏会や、甘酒無料サービスなど様々なイベントが行われていました。


📚📚全ニッポン古本博覧会 in 千代田のさくらまつり📚📚
    【開催日】4月16日(木曜日)~19日(日曜日)

今年初めて、春の古本まつりと同時開催された注目イベントです!東京古書会館小川広場を会場に、神保町だけでなく全国から100店舗以上の古書店が、それぞれ選りすぐりの貴重な古書や資料を持ち寄りました。
s-古本博覧会 スタンプシート.jpg
▲このイベントではスタンプラリーも開催され、多くの方が参加されていました。神保町古書店や東京古書会館、小川広場の会場で5つのハンコを集めると、東京古書会館でオリジナルシールセットが貰えました。

店主自らがブースに立って説明している古書店が多く、本に対する愛情とイベントに対する熱意を感じました。値段を見てみると、一千万円を超える高額な品もあり、本好きでもめったに見られない、貴重な本との出会いがありました。


📚📚春の神保町ブックフェスティバル📚📚
【開催日】4月18日(土曜日)、19日(日曜日)

昨年の秋に、悔しくも雨で開催中止となってしまった神保町ブックフェスティバルが、初めて春にやってきました!リベンジ開催に喜ばれた方も多かったのではないでしょうか。
s-神保町ブックフェスティバル.jpg
この2日間は、日差しで少し汗ばむほどの晴天を迎え、100を超える出版社のブースが集まりました。平日でも賑やかなすずらん通りですが、当日はより賑やかになって会場はまさにお祭りのよう。お店の方も訪れた方もみんな活き活きとしていて、活気に溢れていました。
s-春の神保町ブックフェスティバル会場の様子.jpg
◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・

1日かけても周り切れないほど、大規模な本だらけのイベントでしたね。まるで町全体が大きな書店になったようで、神保町らしい楽しい4日間になりました。今年は"読書の春"と言っても過言ではないでしょう。
しかし、秋の神田古本まつりの時期も、春に負けないくらい賑わいを見せるのではないでしょうか。今から楽しみに待ちたいと思います♪

Posted at:10:02

千代田区立図書館公式YouTube「古書っと神保町」vol.23配信中!

千代田区立図書館公式YouTube「古書っと神保町」では、古書店の店主さんに創業の歴史やおすすめの古書、神保町の魅力などをインタビューして、古書店や街の魅力を発信しています。

本シリーズ12店舗目は、絵入り本の専門店、かげろう文庫にご協力いただきました。

s-260304-2.jpg

古書っと神保町【vol.23 かげろう文庫 前編】はこちらから

かげろう文庫は駿河台下交差点から少し小道に入った所にあり、絵本をはじめとする挿絵入りの本や写真集などを扱っています。

s-260304-3.jpg

s-260304-4.jpg
▲店内の様子

店主の佐藤さんは2か月に1回ほど本の買い付けでアメリカやイギリスへ行ってらっしゃいます。海外では珍しい洋書だけでなく日本ではあまり流通していない、状態の良い和本があることも多いそうです。本編では海外での仕入れについて詳しく伺いました。

後編では、おすすめの古書をご紹介いただきます。挿絵や写真入りで古書や洋書は難しいと感じる方でも気軽に楽しめる本ばかりです。お楽しみに!

千代田図書館9階コンシェルジュブースでは、「古書っと神保町」のしおりを配布中!コンシェルジュは本探しのお手伝いも行っていますので、ぜひブースにもお立ち寄りください♪

= ・ = ・ = ・ = ・ = ・ = ・ = ・ = ・ = ・ =
【千代田区立図書館公式チャンネル】
千代田区立図書館公式YouTubeチャンネルでは、街の魅力をお伝えする動画だけでなく、千代田Web図書館の使い方や図書館のイベント情報なども配信しています。チャンネル登録もお待ちしています。
= ・ = ・ = ・ = ・ = ・ = ・ = ・ = ・ = ・ =

Posted at:11:25

第26期「本と出会う読書サロン」メンバー募集・オープニングイベント開催

千代田図書館では、本を通じた交流の場「本と出会う読書サロン」を月に1度開催しています。
本と出会う読書サロンとは...
毎回異なるテーマに基づき、参加者にテーマに沿った本を1冊お持ちいただきます。そして、その本をお互いに紹介し合います。

現在、7月からスタートする第26期のメンバーを募集中です!

第26期のテーマ
7月「コーヒー」
8月「茶」
9月「酒」
10月「菓子」
11月「味覚」
12月「今年読んでよかった本」
27年1月「視覚」
2月「嗅覚」
3月 「触覚」

興味のあるテーマの回だけの参加や、見学での参加も可能です。メンバー登録のうえ、どなたでもお気軽にご参加ください。
詳細・申込方法はこちらから

また、第26期のオープニングイベントとして5月19日(火曜日)に講演会「大人も子供も楽しむ科学の本を読む文化」を行います。

s-R8チラシ.jpg

今回はNPO法人ガリレオ工房副理事長の土井美香子さんをお招きし、科学の本の楽しみをご紹介します。科学、理科といえば、堅苦しくてあまり好きになれないと思っている方も多いかもしれませんが、実は毎日1分も離れることなくずーっとお付き合いしているものです。この機会に読書にも「科学の目線」を向けてみましょう!

申込不要で、どなたでもご参加いただける講演会です。少しでもご興味がある方はお気軽にお越しください♪

★・★・★・★・★・★・★・★・★・★・★・★・★
本と出会う読書サロン 第26期オープニングイベント
講演会「大人も子供も楽しむ科学の本を読む文化」
【日時】5月19日(火曜日)午後7時~8時
【会場】千代田図書館9階 特設イベントスペース
【定員】25名(事前申込不要・当日先着順)
【ゲスト】土井 美香子さん
詳細はこちら
★・★・★・★・★・★・★・★・★・★・★・★・★

Posted at:14:42