学校支援担当司書が選ぶ!さまざまな読み聞かせにおすすめの絵本


今回のちよぴたブログでは、小学校や中学校、保育園・幼稚園・こども園に児童館など、区内のさまざまな教育施設で読書支援活動を行う学校支援担当司書がおすすめする本をご紹介!

幅広い年代の子どもたちに日々接し、本を読んであげたりお話しを聞かせたりした時の反応をじかに見ている司書ならではのセレクトです。

赤ちゃんから小学生までの年代別に1冊ずつご紹介しますので、読み聞かせをしてあげる子どもに合わせての本選びに、ぜひお役立てください♪

本の詳しい情報は書名をクリックしてご覧ください。

赤ちゃんへの読み聞かせに

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『ぴょーん』

まつおか たつひで/作・絵

ポプラ社

保育園や児童館の赤ちゃんクラブで人気の本です。
いろいろな生き物がぴょーんとジャンプすると、赤ちゃんも思わず一緒にぴょーん!

生き物たちの手足を広げてとびあがる様子に思わず笑ってしまいます。そして、バッタの絵の精密さにおどろきます。


幼稚園児・保育園児への読み聞かせに

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『かばくん』

岸田 衿子/作、中谷 千代子/絵

福音館書店

遠目がきくので、大勢の読み聞かせにもおすすめ。50年以上前の絵本ですが、今でも子どもたちに大人気。読んであげると、じっと聞き入ってくれます。

大きな口を開けたかばくんは迫力満点。かばくんののんびりした様子にもほのぼのします。

本選びに迷ったら、読み継がれた本を選ぶのがおすすめ。『かばくん』は1962年発行、すでに90刷以上されている絵本です。長く読み継がれている本には、"本の力"があります。

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「遠目がきく」本とは、挿絵がはっきりしていて遠くから見てもよくわかるもの。特に複数人の聞き手へ読み聞かせをするときには、「遠目がきく」かどうかが大事なポイントになります。


小学生へのストーリーテリングに


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愛蔵版おはなしのろうそく 1

『エパミナンダス』

東京子ども図書館/編

東京子ども図書館


子どもたちとより近い関係になれる気がするから、小学校の最初の図書館オリエンテーションで、よくストーリーテリング(語り手が物語を覚えて、聞き手に語ること)をします。

そんなとき大活躍するのが、東京子ども図書館の「おはなしのろうそく」シリーズ。私たちにとって、ストーリーテリングの教科書です。

特に「エパミナンダス」のおはなしは、どの学年でも大人気です。紹介してあげると、子どもたちもこの本を借りていきます。



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だんだん寒くなり、もうすぐ冬も本番。これからの季節は、あたたかい部屋の中で子どもも大人も本を楽しみましょう♪

図書館での本選びに迷ったら、ぜひ司書にご相談ください。

Posted at:11:10

同じ絵本を日本語と英語で読み比べ!四番町図書館で展示開催中

四番町図書館では11月30日(月曜日)まで、絵本展示「大好きな絵本を、英語でも読んでみよう!」を開催中です。


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同じタイトルの絵本の日本語版英語版を2冊セットにして展示、貸し出しをします。

言語の違いだけでなく、中には紙の素材や本のサイズ、装丁なども違うものがあり、見比べるだけでも楽しいです。

また、文章を読み比べて語学学習に役立てることもできますね。


ほかの英語の絵本も読んでみたい!という方には、アメリカ大使館寄贈の児童書を並べた「アメリカン・シェルフ」がおすすめです。

絵本展示、「アメリカン・シェルフ」とも場所は2階児童室です。

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クリスマスツリーと一緒にお待ちしています。

ぜひお立ち寄りください。



絵本展示「大好きな絵本を、英語でも読んでみよう!」

【会 期】 開催中~11月30日(月曜日)

【場 所】 四番町図書館2階 児童室

※日本語・英語の2冊セットでの貸出となります。
また、セット貸しですが貸出点数は2点となります。

詳しくはコチラ

Posted at:16:45

板橋区立美術館で「だれも知らないレオ・レオーニ展」開催中


レオ・レオーニ
を知っていますか?『スイミー』(好学社)や『あおくんときいろちゃん』(至光社)など、みんなが知っている数多くの作品を生み出した絵本作家として記憶されている方も多いのではないでしょうか。しかし、彼は絵本作家だけではなく、さまざまな顔を持っていました。そんなレオ・レオーニの知られざる姿に迫っただれも知らないレオ・レオーニ展をご紹介します。

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会場に入りまず目をひくのが、ブロンズ彫刻。

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レオ・レオーニが1970年代から取り組んだ平行植物シリーズの作品です。このシリーズはブロンズ彫刻のほかにも油絵、鉛筆画、版画、書籍など多様な形態で表現されています。

レオ・レオーニは1910年、オランダ人の母とセファラディム系ユダヤ人の父のもとに生まれました。幼年期をアムステルダムで過ごし、その後両親の仕事の都合でアメリカとヨーロッパを行き来する中で様々な芸術や文化に触れ、語学も身につけました。

20代の頃にはミラノで広告デザインの仕事を手がけるようになりますが、ファシズムの台頭から逃れるためアメリカに亡命。第二次世界大戦後にはニューヨークでアートディレクターとして活躍...などなど、ここには書き尽くせないほど精力的に活動を続け、多くの作品を生み出しました。絵本作家としてのデビューは1959年、49歳のときでした。

館内には、広告デザインを手がけた作品やアイデアスケッチ、未発表の政治風刺イラスト、精密鉛筆画想像肖像」シリーズなどが数多く展示されています。

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晩年の作品は、1996年に展覧会で展示された後、しばらくレオ・レオーニのアトリエ壁面に飾られていたそうです。

作品の正面には椅子が一脚置かれていました。

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レオも自身のアトリエで、こんなふうに座って作品を眺めていたのでしょうか。

スイミーやねずみのフレデリックなど、みんなが知っている絵本の世界も。

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生涯にわたって創作を続け、アーティストとしてメッセージを発信してきたレオ・レオーニ。

その世界をじっくりと鑑賞できる展示です。ぜひご覧ください。


だれも知らないレオ・レオーニ展

【期 間】 開催中~2021年1月11日(月曜日・祝日)

【時 間】 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

【会 場】 板橋区立美術館

【所在地】 板橋区赤塚5-34-27

【入場料】 一般650円、高校・大学生450円、小・中学生200円

      *土曜日は小中高校生無料

      *65歳以上・障がい者割引あり(要証明書)

【主 催】 板橋区立美術館、朝日新聞社

入場にあたっては、オンライン予約が必要です。

詳しくは→コチラ


Posted at:10:00

日比谷図書文化館コンシェルジュ通信Vol.22:
【特別展 荒俣宏の大大マンガラクタ館】が面白い。マンガラクタ館の館長、荒俣宏ワールドへようこそ


新型コロナ対策を講じつつ日比谷図書文化館1階 特別展示室では、特別展「荒俣宏の大大マンガラクタ館1016日(金曜日)より1216日(水曜日)まで開催中です。(詳細はコチラ

特別展公式Twitterはこちらから


今回のちよぴたブログでは、本特別展の見どころをご紹介するとともに、10月29日(木曜日)に好評のうちに終了した日比谷カレッジ関連講座「荒俣宏講演会 帝都物語異録」についてレポートします。

2020年9月まで、荒俣氏が館長を務める京都国際マンガミュージアムで開催された当展覧会が10月16日(金曜日)より、日比谷へと場を移して開催されています。

魔訶不思議な荒俣コレクションが全面に踊るバナー広告が印象的!

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1階ロビーのバナー広告

一見同じに見えるチラシですが、実はデザインが微妙に違う4種類をご用意しています。じっくり眺めてみると・・・なんと4枚が繋がります!

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デザインが違う4枚。手に取って並べてみてください。

さて、それでは早速、見どころをご紹介します!

■見どころ1■

型にはまらない展示の仕方が面白い!

コレクションが入った数々の段ボールの蓋部分に荒俣氏直筆で書かれたコメントや、展示物に付けられた荷札に書かれたつぶやきなど、展示の方法も実に個性的です。じっくり読んでいくと、荒俣氏のコレクションへの思い入れがひしひしと伝わってきます。

■見どころ2■

荒俣氏の著作名を冠した各コーナーが充実!

「漫画と人生」コーナー

荒俣氏の漫画への愛が溢れる構成です。氏の貸本まんがへのこだわりや、ご自身直筆まんがの展示、さらには、知る人ぞ知る会員制同人誌「東京ジュニア」のコレクションなどを公開。

「怪奇文学大山脈」コーナー

初めて自分で買った本は「雨月物語」という荒俣氏。中高生時代には原書で100編の怪奇幻想小説を読むことを志したそうです。本コーナーでは、当時の創作ノートや雑記帳などを展示しています。

その他にも「図鑑の博物誌」「アラマタ美術誌」「奇っ怪紳士録」など、荒俣氏の代表的な著作名をテーマに構成されたコーナーもそれぞれ魅力的です。

各コーナーの壁面には解説用YouTubeのQRコードもついており、荒俣氏の解説をゆっくり楽しめる仕掛けもご用意しています。

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展示室内に並んだ段ボール箱

なお、今回の展覧会では、展示会場内のみ写真撮影が可能です。

会場入り口に撮影に関するご案内を掲示しております。必ずご確認の上での撮影をお願いいたします。
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日比谷カレッジ関連講座

「荒俣宏講演会 帝都物語異録」レポート

荒俣宏氏を講師に、神田神社宮司 清水祥彦氏をゲストに迎え、好評のうちに終了しました「荒俣宏講演会 帝都物語異録」。
現在のコロナ禍と荒俣ワールドの接点にスポットを当てた興味深い講演会となりました。

将門伝説と都市を題材にした小説『帝都物語』を執筆された荒俣氏と平将門公を祀った神田神社は切っても切れない関係です。

講演会では、ずっと都市に目を向けてきた荒俣氏に、都市の公衆衛生(下水道整備・スラム街の一掃などの都市計画・換気設備・伝染病)とコロナ禍について、博学の先生ならではの視点でお話いただきました。

また、清水氏は、神田神社宮司という視点から、祟り神であり、守護神でもあるという多面的な将門信仰と社会不安について、大手町にある将門塚のお話を交えながら語ってくださいました。

お二方のお話が、これまでの歴史を踏まえて、現在の社会不安(コロナ禍)をどう鎮めるか、この災難をどう乗り越えていくかに共に帰着していくところが、本講演の面白さだったように感じました。

ご参考までに、講演に登場した資料をご紹介します。少しだけでも講演の雰囲気をご自宅で楽しんでいただければ幸いです。(資料の詳しい情報は、書名をクリックしてご覧ください)

◆「四百年後の東京」正岡子規

『子規全集 第14巻』(アルス)に収録されているほか、青空文庫でも公開中)

『一国の首都』(幸田露伴/著、岩波書店)

YouTube動画「二十年後の東京」(提供:東京都、1946年制作)

『帝都物語地図カタログ』(三区文化資源地図協議会/企画、東京文化資源会議)


【関連展示も開催中です】

会期中、関連図書を展示しています。

「荒俣宏の描いた帝都・東京」

第一部:『帝都物語』を蔵書から読み解く

第二部:日比谷de二宮金次郎@帝都物語

第三部:荒俣宏のアタマの中

会場:3階図書フロア エレベーターホール

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【ショップ&カフェでは関連グッズを販売中です】

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日比谷公園も紅葉が美しい季節となりました。

お散歩の際にぜひ当館にもお立ち寄りください。

皆様のご来館をお待ちしています。

現在日比谷図書文化館は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、ソーシャルディスタンス確保のため、閲覧席を減らして開館しています。また、入館時には、手指の消毒、検温、入館票のご記入、マスクの着用をお願いしております。皆さまにはご不便をおかけいたしますが、引き続きご理解とご協力をお願い申し上げます。
詳細は千代田区立図書館ホームページTwitter等で随時更新しておりますので、お出かけの際には、ご確認下さいますようお願いいたします。

Posted at:13:30

コンシェルジュ通信Vol.:50 神保町の新書店「BOOK SHOP無用之用」


今年6月、神田神保町のすずらん通りに新しい書店がオープンしました。

書店名は「BOOK SHOP無用之用

「一見、無用に見え役に立たない知識や書籍にこそ本質的な価値がある」というコンセプトのもと、新刊・古書にこだわらず様々な本を扱っている書店と聞き、さっそく訪ねてみました!

今回のコンシェルジュ通信は、書店「BOOK SHOP無用之用」をご紹介します♪




「BOOK SHOP無用之用」があるのは、千代田図書館から歩いて10分ほどの神田すずらん通り。1階に洋紙専門店「ミューズ神田支店」があるサンサイド神保町ビルの3階です。エレベーター前の白い看板目印です。

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店内は、白壁に暖色系の照明のモダンな雰囲気。書棚に木箱を利用しているためか、モダンな中にもぬくもりが感じられました。

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「全部、すぐには役に立たない本を集めたいと思ったんですよ」と語るのは、共同店主のお一人である片山淳之介さん。"すぐには"役に立たないけれど、いずれは役にたつ本というのがポイントなんですね。

この書店のオープンに至った経緯を伺いました。

かつて神田猿楽町にあったりんご販売の専門店で店主をなさっていた片山さんは、お店を通じて人と関わるなかで「神保町は話の面白い人が多い」と感じていたのだそう。

その後、交流のあったうちのお一人、筧裕介さんと「神保町のどこかに、人が交わる場所を作りたい!」と意気投合。人が集まる場所として"書店"という形態を選び、「BOOK SHOP無用之用」をオープンしたのだそうです。

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りんご箱を利用した本棚には「キーワード」と本が並ぶ

この書店で特徴的なのは、「キーワード」ごとに選書された本を扱っているということ。

「おうちで御馳走を作る」「○○とともに生きる」「違和感を、深追いする」などなど、様々なキーワードが書棚に並んでいました。扱ったキーワードはこれまでで120~130個ほどあるそうです。

そしてもう一つ特徴的なのは、それらの本は誰かが選書した本ということ。店主が選書した本もありますが、多くはこの書店を訪れるお客さんが選書した本なのだそうです。

「このキーワードに、何でこの本が選ばれたんだろう?」などと考えながら本棚を眺めているうちに、他人の家の本棚を眺めているのに似ていると感じました。誰かが一度読んでお薦めする本、というのは思わず手に取ってみたくなります。

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カウンターではドリンクも提供

最後に、書店名に用いられている老子の言葉「無用之用」について、片山さんが話してくださいました。

車の車輪は、一つにくっついて隣り合っていると、車輪としての役割を果たさないけれど、

車輪と車輪の間の「何もない空間」があるからこそ、初めて車輪としての役割を果たすんです。

無用之用というのは、そんな意味があるんです。

目に見えるものばかりが役にたつのではなく、目に見えず一見役にたたないようなものこそ大切な役割があるというお話は、このコロナ禍のなかでさまざまな思いが巡り、心に刺さりました。

最後に「訪れる人は、どんなキーワードの棚を見ることが多いですか?」という質問をしようと思いましたが、グッとこらえて帰ってきました。どんなキーワードがあるかは、ぜひご自身の目でご覧になってみてください!




毎年、秋に開催されているイベント「東京名物 神田古本まつり」と「神保町ブックフェスティバル」は、残念ながら今年の開催は見送られましたが、神田神保町の書店や古書店は、元気に営業中です!

10月下旬に発行された「古書店MAP2021」は、「BOOK SHOP無用之用」のすぐお隣にある「本と街の案内所」でも配布中。千代田図書館コンシェルジュも平日は街の案内をしています。

街歩きの起点に、ぜひお立ち寄りください。




BOOK SHOP無用之用

【場 所】千代田区神田神保町1丁目15-3サンサイド神保町ビル3F

【営業時間】

 火曜~木曜、土曜、日曜:12時~午後8時

 金曜:12時~午後9時

【定休日】月曜日

※イベント開催時は営業時間が短縮される場合があります。

 Facebook,Twitter,Instagramにてご確認ください。

Posted at:16:00

読書の秋!区立図書館を巡るイベント
「ライブラリークイズ&スタンプラリー」開催中!


昨年好評だったイベントを今年も開催します!

千代田区内にある5つの区立図書館を巡る、クイズラリースタンプラリーが始まりました。

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千代田図書館日比谷図書文化館四番町図書館昌平まちかど図書館神田まちかど図書館からなる千代田区立図書館5館の魅力を楽しむこの企画。

参加方法は2通りあります。

5館をまわって答えるクイズラリー

5館にまつわる10問のクイズ全てを解いて、「千代田区立図書館オリジナルクリアファイル」をゲット♪

◆◇ 3館をまわって集めるスタンプラリー ◇◆

5館のうち3館でスタンプを集めて、「マスクケース」をゲット♪


お子さまから大人まで、どなたでもチャレンジできる2つのラリー。

どちらか1つでも、両方同時に参加してもOKです!(おひとり各1回限り)


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「区立図書館へ行こう!ライブラリークイズ&スタンプラリー」


【期 間】 開催中~11月15日(日曜日)

※各図書館の開館日時に準ずる

【解答用紙およびスタンプ台紙配布場所】

千代田区立千代田図書館5館

※用紙の配布は、各館で11月15日(日曜日)まで。

 神田まちかど図書館は11月14日(土曜日)まで。

【プレゼント引換場所と期間】

千代田図書館、日比谷図書文化館、四番町図書館

引換期間:11月20日(金曜日)まで

※おひとり各1回まで、①②ともプレゼントは数に限りがあります。

詳しくはコチラ


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千代田図書館
9階 第2展示ウォール
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日比谷図書文化館 1階 エレベーター前
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四番町図書館 1階 カウンター前
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昌平まちかど図書館(写真左)掲示:書架奥の壁面、配布:カウンター

神田まちかど図書館(写真右)カウンター前
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10月27日(火)から11月9日(月)まで読書週間です。

読書と一緒に、区立図書館巡りも楽しんでください

お待ちしています!

Posted at:16:15

千代田図書館の赤ちゃん向けおはなし会を再開しました


千代田図書館で、毎月第2木曜日に行っている赤ちゃん向けおはなし会を今月から再開しました!

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、現在は定員4組までの事前申込制となります。

※12月以降についてはお問合せください。

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写真は今月8日に開催したときのようすです。

ソーシャルディスタンスを保ち、参加人数を制限してのおはなし会になりますが、赤ちゃんと保護者の皆さんに安心して楽しんでいただけるよう行っていきます。



次回の赤ちゃん向けおはなし会

【日 に ち】 11月12日(木曜日)

【時  間】 午前11時~11時15分

【場  所】 千代田図書館10階 子ども室

【対  象】 0歳~2歳くらいの乳幼児とその保護者

【定  員】 4組(事前申込制・先着順)

【申込方法】 10月29日(木曜日)から受付開始

       電話(03-5211-4290)または 千代田図書館

       9階・10階カウンターにてお申込みください。
※12月以降の予定は決まり次第こちらのページに掲載します。


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絵本の読み聞か手あそびわらべうたなどで楽しいひとときを過ごしましょう。

みなさまのご参加をお待ちしています♪

また、千代田区立図書館では図書館入館時に手指の消毒・検温・入館票の記入・マスクの着用を引き続きお願いしています。
詳しくはこちらのページをご覧ください。

Posted at:17:15

国立公文書館の企画展示「グルメが彩るものがたり-美味しい古典文学-」

今回のちよぴたブログでは、"食欲の秋"そして"読書の秋"にピッタリな催し物をご紹介!

国立公文書館で、令和2年度 第2回企画展「グルメが彩るものがたり-美味しい古典文学-」が開催中です。

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千代田図書館から歩いて10分ほどの国立公文書館。

少しずつ秋色になり始めている北の丸公園を散歩がてらお出かけするのもおすすめです♪

展示のテーマは「食」。人々の生活に欠かせない"食べること"が描かれた古典文学にスポットライトを当て、日常の食生活から王朝の雅な食事、食の楽しみに欠かせない酒、食と信仰など多様な切り口で資料を展示しています。

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展示の目玉のひとつが、720年(養老4年)の完成から今年で1300年になる『日本書紀』

展示されている資料は江戸時代 慶長年間に書写された、全巻揃いの完本としては現存最古のものです。

「月夜見尊(ツクヨミノミコト)」が「保食神(ウケモチノカミ)」を斬り殺すと、その体から牛馬といった家畜、粟・稗・稲などの穀物が生まれたという神話の場面を紹介。月と農業の関係の深さを読み取ることができます。

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現存最古の歌集『万葉集』からは、大伴家持が詠んだ「痩せたる人を嗤笑ふ歌」などを紹介。

この歌には「夏痩せに良いという鰻を捕りなさい」と詠まれており、奈良時代から鰻は滋養のとれる食材として知られていたことに驚かされます。

そして平安時代には、詩情に満ちた食べ物の描写も見られるようになります。

百人一首でも知られる光孝天皇"君がため春の野に出て若なつむ我衣でに雪は降りつゝ"は、新春の野に出かけ春を告げる若菜を摘む様子を詠んだ、中高生の皆さんにもなじみ深い歌ではないでしょうか?

ここでぜひご注目いただきたいのが、一冊一冊の資料の美しさ。

この『古今和歌集』は、元は徳川将軍家の書庫であった紅葉山文庫に所蔵されていたもので、370年以上前に出版された本とは信じられないくらいの美しさを保っています。

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展示ではこの紅葉山文庫を始め、幕府直轄の教育機関であった昌平坂学問所や、徳川家康に仕えた儒学者の林羅山の旧蔵書など、国立公文書館ならではといえる貴重な資料の数々を間近に見ることができます。

また、挿絵の入った資料にも興味深いものがたくさん。

『七十一番歌合』の挿絵には、室町時代の商人の姿や口上が描かれています。

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こちらの挿絵は豆腐売り(右)とそうめん売り(左)。
室町時代には、現代にもなじみのある食材が登場していたのですね!売り歩きの口上を読むと、おいしそうでなんだかお腹がすいてきます。

ときには詩情たっぷりに、ときにはユーモアに。古来から文学に織り込まれてきた「食」の豊かさを、時代の移り変わりとともに感じられる展示です。

ぜひ、お立ち寄りください。

令和2年度 第2回企画展

「グルメが彩るものがたり-美味しい古典文学-」

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【会 期】 開催中~11月29日(日曜日)

      ※期間中無休

【時 間】 午前9時15分~午後5時

【会 場】 国立公文書館 本館

【所在地】 千代田区北の丸公園3-2

【入場料】 無料

詳しくはこちらをご覧ください

※新型コロナウイルスの感染予防・拡大防止のため、

会期を変更する場合があります。

※展示室内の密接を避けるため、入室制限を行うことがあります。

Posted at:16:10

秋の夜長に月をたのしむ本


秋はが美しい季節。10月1日は中秋の名月、その翌日は満月でした。夜空を見上げ月を眺めた方も多かったのではないでしょうか。

満月を見逃した!という方でも、まだまだ月を楽しむ機会がありますよ。10月31日にはブルームーンが現れます。ブルームーンとは、1か月に2回満月があるときの、2回目の満月の呼び方。海外では「ブルームーンを見ると幸せになれる」という言い伝えがあるとか。

さて。次の満月を待つ間に、読書はいかがでしょうか?

千代田区立図書館所蔵の資料から、秋の夜長に読みたい月の美しさを感じられる本をご紹介します。

本の詳しい情報は書名をクリックしてご覧ください。


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『ゆめみるどうぶつたち』

イザベル・シムレール /文・絵 石津 ちひろ /訳

岩波書店

コアラは木の上で、キリンは草の中で...動物たちは、月のきれいな夜にどんな夢を見ているのでしょう?美しく迫力のあるイラストレーションで、大人にもおすすめの絵本。



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「月の少年」

沢木 耕太郎 /作 浅野 隆広 /絵

講談社

彫刻家のおじいさんが暮らす湖のほとりの家に引っ越してきた少年・冬馬。ある満月の夜から次の満月の夜までに少年に起こった、ふしぎな体験を描きます。


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『月光』

林 完次/写真・文

KADOKAWA

街並みや自然、様々な風景に映し出される月の写真とともに、古来から俳句や詩歌に詠まれてきた"月をあらわす言葉"をおさめた一冊。ゆったりとページをめくりながら、言葉の美しさを味わうことができます。


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さいごに、千代田図書館の近くにある月を眺めるのにおすすめのスポットをご紹介!

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九段下交差点から市ヶ谷方面に上がっていく九段坂

今はなだらかな坂ですが、昔は急坂でした。坂上からの眺めはすばらしく、江戸時代には月見の名所として親しまれていたそうです。

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高灯籠と並んで夜空を照らす月を愛でるのも、趣がありますね。


月の美しい秋の夜長を楽しんでくださいね♪

Posted at:10:00

【レポート】本と出会う 読書サロン 第20期オープニングイベント
「講演会『本屋として生きるということ』」

本を通じた交流の場として「読書の会」が主催で行う「本と出会う 読書サロン」を、千代田図書館で定期的に開催しています。1冊の本について語りあう読書会とは違い、テーマに沿った本を各メンバーが選んで持ち寄り紹介しあうのがこの会の特徴です。

今回は、10月から始まる第20期のメンバー募集を兼ねたオープニングイベントとして開催した講演会「本屋として生きるということ」の様子をご紹介します。

ゲストは、東京・谷中にある書店ひるねこBOOKS店主の小張隆さん


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ひるねこBOOKS開店までの経緯や日々のお仕事、様々な取り組みなどについてお話いただきました。

まずは、お店を開く前のお話から。

小張さんは大学卒業後、児童書を扱う出版社に営業職として勤務されていました。営業といっても、ただ自社の出版物だけを売っていればよいというものではなく、営業先の学校や施設等ではどのような児童書が揃っているかなど事前に下調べをし、場合によっては他社の本をおすすめすることもあったといいます。そうして『怪談レストラン』などのヒットシリーズや『おしいれのぼうけん』などのロングセラー作品に携わり手応えを感じる一方で、「自分がいいなと思った本を手渡していきたい」という思いが強くなっていったのだそうです。

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30歳を迎えた頃に「このままでよいのだろうか」という気持ちがふくらんできたこと、沖縄の本屋さんで手にしたチラシとの出会いなどに後押しをうけ、出版社を退職後、谷根千の愛称で親しまれる谷中にお店をオープンしました。

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トークの中では、日々のお仕事のほかに街の中で書店を営む魅力も語ってくださいました。

私たち千代田図書館も「千代田ゲートウェイ」をコンセプトの1つに掲げ、地域の情報や魅力を発信する活動を行っています。なんだか共通点を見つけられたみたいで、励みになります。

小張さんが繰り返し伝えていたのは、「本屋はメディアだ」ということ。

ただ本を売るだけではなく、積極的に社会に対して問いかけていったりアクションを起こしたりすることも大切だと考えているとのことです。そのひとつとして、SNSなどの発信にも力を入れています。実際に、ひるねこBOOKSのSNSを見て今回の講演会に足を運んだという方が多くいらっしゃいました。

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ひるねこBOOKS ホームページはこちら

Twitter/Facebook/Instagram アカウント @hirunekobooks



最後は質問コーナー。会場にいる方々からの質問に、時間の許す限りお答えいただきました。

皆さんから集めた質問カードをチェック。

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「お店を開いて後悔したことは?」との質問に対して、「後悔とは違いますが...」と前置きしつつ「本を読まない人がこんなに多いんだ」という回答に笑いが起きるなど、終始なごやかな雰囲気の中、イベントが終了しました。

「人って、いろんなものでできている。そのときどきで、その人に合うものを提供できれば」と語る小張さん。地域で暮らす人々や本の作り手など様々な人と関わる本屋という仕事の魅力を知ることができました。

小張さん、ありがとうございました。

第20期「本と出会う読書サロン」は、10月~2021年3月の毎月第3火曜日、午後7時から開催します。第20期各月のテーマは10月「肉」、11月「果物」、12月「魚」、1月「野菜」、2月「米」、3月「菓子」に関する小説・エッセイ。興味のあるテーマの回だけ、といった参加も可能です。気になる方は見学だけでもしてみませんか?

まずはメンバー登録をどうぞ。→詳細はコチラから

Posted at:10:10