シリーズ:○○の秋!
【第3回】千代田図書館周辺をお散歩♪ウォーキングで「スポーツの秋」

身体を動かすのにちょうどよい陽気になってきました。そこでおすすめしたいのがウォーキング。特別な道具をそろえる必要はありません。天気のよい日に外へ出て、自分のペースでたのしく歩きましょう♪

ということで、今回お届けするのは「スポーツの秋」です。





今回は、千代田図書館から四番町図書館まで歩きます。

まっすぐ行けば30分程度の道のりですが、ちょっとまわり道をしていくつか旧跡などをたどりながら行ってみようと思います。

スタートはここ。

千代田区役所の敷地内にも旧跡があるのをご存知でしたか


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大隈重信候 雉子橋邸跡
です。1876年から1884年の間ここに大隈重信が住んでいました。碑は早稲田大学大隈講堂の時計台を模しています。

せっかくなので、雉子橋を通ってみることにしました。四番町図書館とは逆方向になる竹橋方面へ内堀通りを進み、首都高5号線に沿ってぐるりとUターンすると、橋の入口が見えてきました。日本橋川に架かる雉子橋です。

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川の水位が低いときには鳥が羽を休める姿が見られることもあります。のんびりとした光景に癒されますよ。

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川に沿って四番町図書館方面に向かい、進路を軌道修正。

靖国通りを渡り、九段北1丁目に差しかかったところで旧跡発見。

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滝沢馬琴宅跡の井戸です。※庭園内の飛び石(井戸への通路)以外の場所及び玄関ロビー内は立ち入り禁止


曲亭馬琴(滝沢馬琴)
は千代田区ゆかりの文学者のひとりです。現在の神田明神下に居を構える前に、ここに住んでいました。「南総里見八犬伝」を書きあげたのもここだそうです。この井戸で馬琴が硯を洗っていたことから「馬琴 硯の井戸」と呼ばれています。




九段下交差点に建つ昭和館も、じつは旧跡なんです。

ここは蕃書調所跡です。蕃書調所設立の経緯などが書かれた説明板が建っています。これは、区内の文化財・史跡などへの理解が深まるよう、詳しい情報を紹介するために設置されたもので、こういった説明板や標柱を文化財サインといっています。

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九段坂を上り田安門を通り過ぎ、九段坂公園に着いたところで小休止。このまま靖国通り沿いを進む方が四番町図書館に早く到着できるのですが、今日の目的はウォーキング。千鳥ヶ淵緑道を通ってお濠に沿って歩くことにしました。

この辺りにはかつて山縣有朋の邸宅があり、現在はインド大使館三番町共用会議所などが建ちならびます。三番町共用会議所の中には山縣有朋邸の庭園が残されていますが、残念ながら外から見ることはできませんでした。庭園は例年秋に一般公開されていましたが、昨年はコロナ禍で中止、今年の公開は未定だそうです。お庭は日本庭園?それとも洋風?などと想像力をはたらかせながら緑道を進みました。

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水辺の緑道はとても静かで心地よいです。

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ボート乗り場を通り過ぎ、緑道の端に出ました。目的地の四番町図書館から少し遠ざかってしまいました。ふたたび軌道修正です。





内堀通りを越え、大妻女子大学付近の御厩谷坂(おんまやだにざか)にさしかかったところで、文化財サインを発見!佐野善左衛門宅跡です。

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普段通らないルートに出たおかげで、知らない旧跡に出会うことができました。

千代田図書館を出て、約50分。番町通りに入って、ゴールの四番町図書館へ到着!

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ウォーキングのあとは、クールダウンをかねてゆっくりと館内を回りました。四番町図書館各フロアでは、「月夜に夢を見る」「ないて わらって!おこって」などの展示が行われていました。(9月中開催予定。展示テーマは月毎に入れ替え。)


今回ご紹介した旧跡はほんの一部で、区内にはまだまだ多くの史跡・旧跡があります。各所に文化財サインが設置されているので、ウォーキングの合間に探してみてはいかがでしょうか。





3回にわたりお届けした「シリーズ:○○の秋!」。いかがでしたか?

みなさんもどうぞ、すてきな秋を見つけてくださいね♪

[第1回・第2回の記事はこちらから]

シリーズ:○○の秋!

【第1回】かたちはいろいろ♪千代田図書館で楽しむ「読書の秋」

【第2回】千代田図書館からアート巡りに出発♪「芸術の秋」

Posted at:10:45

シリーズ:○○の秋!
【第2回】千代田図書館からアート巡りに出発♪「芸術の秋」


今月のちよぴたブログでお届けしている「シリーズ:○○の秋!」

第2回は「芸術の秋」です♪

すがすがしいこの季節は、千代田図書館からちょっと足をのばして、アート鑑賞を楽しみませんか?

千代田図書館の周辺には、東京国立近代美術館科学技術館国立公文書館昭和館など知的好奇心を刺激するミュージアムの数々があります。

※上記の施設は、事前予約制や入館人数制限、開館時間変更など、施設によって開館状況が異なります。事前に施設のホームページなどでご確認の上お出かけください。



アート鑑賞の情報集めにおすすめしたいのが、千代田図書館9階「プラスアート」コーナー

2020年2月にリニューアルし、千代田区内のミュージアム情報や、アートのあれこれを発信しています。

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9月25日(土曜日)まで行っている展示は「東京ステーションギャラリーへ行こう!」。東京ステーションギャラリーで開催中の展覧会「木彫り熊の申し子 藤戸竹喜」(9月26日(日曜日)まで)の見どころをご紹介しています!

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展示している関連資料は、アイヌの文化や歴史に関するものから、動物の生態に関するもの、全国の動物園ガイドまでさまざま。

行ってから読んでも、読んでから行っても♪展覧会の予習・復習にピッタリです!

9月27日(月曜日)からは、「こうして彼らは画家になった ~江戸時代編~」と題し、江戸時代に活躍した日本の画家6人をピックアップしてご紹介。画集や小説などの関連資料も展示します。(10月23日(土曜日)まで)。

また、こちらのコーナーでは、千代田区内で開催している展覧会の最新の図録もご覧いただけます(館内閲覧のみ、貸出不可)。

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図録やパンフレットを手に取って、その日の気分に合ったミュージアムに出かけてみてはいかがでしょうか?

◆◇


同じく千代田図書館から徒歩圏内で、気軽にアートを楽しめるのがブックハウスカフェ文房堂ギャラリーといった、神田神保町古書店街の中のギャラリースペース。

書店や画材店で、お買い物をしながらアート鑑賞をすることができます。

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またアートブックやポスター、浮世絵などのアイテムが手に入るのも古書店街の魅力です。

気のおもむくままに街を歩けば、自分だけの宝物が見つかるかも?

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神田古書店連盟発行の「JIMBOCHO古書店MAP2021」では、マップ上の古書店をジャンル別に色分けして掲載しています。アート系であれば「美術・版画」の水色、または「趣味・芸術」の青色で表示された古書店をのぞいてみては?

千代田図書館9階コンシェルジュブースでは、古書店MAPを始めとして街歩きに役立つフリーペーパーなどを配布しています。

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街歩きを楽しみながら、お気に入りのアートな風景を探しに出かけよう!

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千代田図書館で情報を集めて、秋のアート巡りに出発♪

次回の"○○の秋"も、どうぞお楽しみに!

Posted at:10:50

シリーズ:○○の秋!
【第1回】かたちはいろいろ♪千代田図書館で楽しむ「読書の秋」


うだるような暑さも和らぎ、秋の気配を感じるようになりました。

そこで、ちよぴたブログでは3回にわたって「シリーズ:○○の秋!」と題し、千代田図書館やその周辺で楽しめるさまざまなをお伝えします。


今回お伝えするのは読書の秋。千代田図書館で利用できるいろいろなかたちの資料をご紹介します。

まずは10階 子ども室から。

靴を脱いであがる室内は、ぐるりと絵本に囲まれています。「子ども室」という名前ですが、子育てに関する本など大人向けの本もあり、誰でも利用できます。

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ここには、ものがたり絵本や知識絵本、赤ちゃん向け絵本のほかに、外国語で書かれた絵本も置かれています。

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海外で描かれた作品に加えて、日本の昔話やぐりとぐら』『だるまちゃん』など人気絵本の英語版もあるんですよ。英語を学ぼうという方にもおすすめのコーナーです。

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『ぐりとぐらのえんそく』

なかがわりえこ/著 やまわきゆりこ/絵

福音館書店


英語版のタイトルは

Guri and Gura's picnic adventure(チャールズ・イー・タトル出版)


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『だるまちゃんととらのこちゃん』

加古里子/作・絵

福音館書店

英語版のタイトルは

Little Daruma and little tiger(チャールズ・イー・タトル出版)


◆◇

続いて9階をご案内します。

文庫や雑誌の棚の先にあるのが、点字資料大活字本。大活字本は、弱視の方や小さな文字が読みづらい方でも見やすいように通常よりも大きな字で印刷された本です。

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大活字本は、時代小説や歴史書、ガイドブックや生活に役立つ実用書などさまざまなジャンルが揃っています。本は読みたいけれど目の疲れが気になって...という方にお試しいただきたいです。

また、コンシェルジュブースの奥には、文字や画像などを画面に大きく映し出す拡大読書器が設置されています。

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拡大読書器を使用したい方や、千代田図書館が行っている視覚障害者サービスについて知りたい方は、図書館職員へお声がけください。

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さいごに、耳で楽しむ本の世界をご紹介します。

千代田Web図書館は、オーディオブックなどの音声コンテンツや朗読機能付き絵本も扱っています。


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音声コンテンツには、シェイクスピアなど海外の作品や児童文学近代文学作品などがあります。日本の代表的な古典文学源氏物語も入っています(1帖 桐壺~15帖 蓬生)。題名は知っているけど難しそう...と敬遠しがちな作品でも、音声コンテンツで気軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。

また、千代田図書館9階のCDコーナーにも、小説や詩の朗読が収録された朗読ライブラリーがあります。こちらもぜひご利用ください。


いかがでしたか?

ぜひ千代田図書館で、お気に入りの読書の秋を見つけてくださいね♪

次回の"○○の秋"は、なんでしょう?

どうぞお楽しみに!

Posted at:11:00

【10月9日開催】千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー


千代田図書館 読書振興センターから、イベントのご案内です♪


恒例の「千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー」

今回は第1部のゲストに、港区にある観光の専門書や時刻表、ガイドブックなどを所蔵する図書館 公益財団法人日本交通公社「旅の図書館」副館長の大隅一志さんをお招きし「神保町で世界旅行気分」編としてお送りします。


9月6日(月曜日)・7日(火曜日)は千代田区内在住の方の先行予約、8日(水曜日)からは一般予約を受け付けます。



千代田図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー

「神保町で世界旅行気分」編

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大きな画像を見る(PDF:427KB)

【日  時】 10月9日(土曜日)

       午後1時~午後3時20分(12時30分受付開始)

       ※荒天の場合は10月16日(土曜日)に順延

【集合場所】 千代田図書館9階 特設イベントスペース

【定  員】 10名(事前申込制・先着順)

       ※中学生以下の方は保護者の同伴必須

【参 加 費】 200円(イベント保険代として)

第1部のトークイベントのみのご参加も可能です(定員10名/事前申込制、参加無料)

【第1部ゲスト】 大隅一志さん
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プロフィール

公益財団法人日本交通公社「旅の図書館」副館長。長年、全国各地の観光交流施設の計画や観光地の振興、エコツーリズムやグリーンツーリズムの研究、震災復興等に関わる。近年は、旅の図書館のリニューアルプロジェクトに中心的に関わり、以来、図書館の運営を通して奥深い「観光文化」の魅力発信に取り組んでいる。学術研究機関の主任研究員でもある。

お申し込みについて

①千代田区民先行申込

 9月6日(月曜日)・7日(火曜日)午前10時~午後6時

②一般申込

 9月8日(水曜日)午前10時から

※お申し込み方法については、こちらのページをご確認ください。
※①で定員に達した場合は、②での募集は行いません。

参加にあたっての注意事項(PDF:101KB)をお読みいただき、ご同意の上でお申し込みください。



気軽に国内外の旅行へ出かけることのできない日々が続いていますが、世界の本に出会える本の街・神保町の街歩き「世界旅行気分」を味わいませんか?

皆さんのご参加をお待ちしています!

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※当日はコンシェルジュ・参加者間の距離をとって開催します。

※マスクを必ず着用の上ご参加ください。

※新型コロナウイルス感染症の拡大状況に変化が生じた場合、開催内容などを変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。

Posted at:16:20

コンシェルジュ通信 Vol.55:Let'sお口の体操!

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マスク生活が始まり、約1年半が経とうとしています。マスクは新型コロナウイルスの予防には効果的ですが、毎日つけているとちょっと困ったこともあるのだそうです。

みなさん、表情筋は動かしていますか?顔の下半分が見えないため、前よりも意識して口を動かすことが減ってしまったのではないでしょうか?

同じように話をしているつもりでも、マスクをつけていると普段より表情筋の活動量が半分から1/4にまで落ちると言われています。表情筋が衰えると、老け顔の原因になってしまうそうです。積極的に口を動かして筋肉を鍛えていきましょう!


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そこで、私も『コンシェルジュの見聞調録 Vol.26 早口言葉でリフレッシュ!』 を参考に、実際にお口の体操をやってみることにしました。

まずは見聞調録で紹介されているこの絵本、『お江戸はやくちことば』より、有名な早口言葉に挑戦!

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『お江戸はやくちことば』

杉山亮/文 藤枝リュウジ/絵

カワイ出版


「お綾や親にお謝り、おややや...」

難しくて、すぐに噛んでしまいます。思うように口が回りません。ゆっくり言ってみたり、何度も繰り返し練習してみたり...しばらく苦戦していました。

それにしても早口言葉ってたくさんの種類がありますよね。せっかくなので、他のコンシェルジュにも好きな早口言葉を聞いてみました!
すると、「赤巻紙・青巻紙・黄巻紙」「赤パジャマ・青パジャマ・黄パジャマ」などの赤青黄シリーズや、「竹藪に竹掛けたのは竹立て掛けたかったから竹掛けた」が挙がりました。

中には、難易度が高く滑舌練習として有名な歌舞伎の長台詞"外郎売"を、昔は丸暗記していたという強者も!

早口言葉は子供の頃に誰もが通ってきた遊びだけあって、人によって思い入れのあるものが違って面白いですね。ちなみに私は「すももも桃も桃のうち」が好きです!


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滑舌をよくするためには、どうやら口の周りの筋肉をほぐす必要があるようです。

続いて、『発表・スピーチに自信がつく!魔法の話し方トレーニング1』に掲載されているトレーニングに挑戦!

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『発表・スピーチに自信がつく!魔法の話し方トレーニング1』

白石謙二/著 常永美弥/絵

汐文社

この本は、かわいいイラストで本格的な内容がわかりやすく解説されています。声を出す前に体をリラックスさせる準備運動から、くちびるをプルプル震わせるリップロールや、正しい腹式呼吸の仕方まで載っていて、トレーニングが充実しています。

さて、準備運動からスタートしていきますよ!

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身体を回します。

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万歳~!

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反対側にも伸びます。

ほんの少しのことですが、身体がすっきり!ストレッチって大事ですね。この他にも気軽に取り組める体操がいくつか載っています。

個人的には"ほっぺた体操"がお気に入りです。これは、両手で頬を持ち上げて口角を上げた状態を30秒キープする体操です。

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だんだんと頬が疲れてきますが、手を放した後もしばらく口角が上がっている感じが残っていました。そのまま早口言葉をしゃべってみると、さっきより少し声の響きがクリアになったような気がします!

思っていた以上に頬が強張っていたことにも気づき、表情筋の衰えを自覚しました。これからはマスクの下でも飛び切りの笑顔を心掛けます。


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また、日常的にマスクをすることによって、呼吸が浅くなってしまっていることも問題視されています。脳に酸素が回らなくなり、さまざまな不調を引き起こすのだそうです。人のいないところや家でマスクを外す際には、ぜひ意識して深呼吸をするようにしてみてくださいね。

まだまだ暑い日が続きます。夏のマスクは特に厳しいですが、熱中症予防に水分・塩分補給をしっかりして、元気に乗り切っていきましょう!

Posted at:11:00

【レポート】図書館で学ぼう!夏のわくわく課外授業
②社会「水を使わず生きられる?」


前回の図工の授業
に続いて、今回も「夏のわくわく課外授業2021」のようすをお届け!

8月19日(木曜日)に行った、社会「水を使わず生きられる?」をレポートします。




社会の講師は近藤美奈子さん

私たちのくらしに欠かせない資源「水」の大切さについて、ゲームを交えて学びました。

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みんな知っている通り、私たちが住む地球のほとんどは水でおおわれています。

では「私たちが今すぐ使うことのできる水は、全体のどのくらい?」

答えは、0.01~0.02%。地球全体の水をお風呂1杯分とすると、たったスプーン1杯分しか、すぐに使うことはできません。

「今日ここに来るまでに、水を使った人?」

近藤さんが聞くと、「歯をみがいた」「水を飲んだ」「手を洗った」。みんなから、次々と声が上がりました。

まず、普段のくらしでどのくらいの量の水を使っているか、ゲームで体感してみましょう!「家」「学校」それぞれでサイコロを振り、どんな行動にどれだけ水を使っているのか記録していきます。

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みんなが使える水の量は300リットル。これだけあれば沢山のことができそうですが「洗濯をする→60リットル」「お風呂にはいる→100リットル」・・・生活に欠かせないことにも、意外と多くの水を使っています。サイコロを10回振り終わるまでに、全員が300リットルを使い切ってしまいました。

この数字は、ゲーム上のことではありません。例えば歯磨きをする時に2分間水を出しっぱなしにすると、使う水の量は20リットル。飲み残しの牛乳を排水口に流すと、きれいな水に戻すためには、なんと1200リットルが必要になるそうです!

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日本人は1日に300リットルの水を使っていると言われています。みんな、ゲームをしてみてどうだった?本当に、これから先も毎日300リットルの水を使い続けていいのかな?ここからは、みんなが大切に水を使い続けられるための行動"水アクション"を考えてみよう!」

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家や学校で、どんなことをしたら水を大切にできるかな?

「水アクションプランシート」に書き込みながら、みんなで考えていきます。

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わからないことを調べたい時には、図書館の本を使いました。


みんなからは、「顔を洗ったら、いそいで水を止める」「お皿を洗う時は、先によごれをふき取る」「シャワーを浴びる時、顔や体を洗うあいだは水を出さない」「お風呂に入ったあとの水は、洗濯や掃除に使う」「お風呂の水は、いつもより少し浅くためるようにする」・・・などなど、たくさんの「水アクション」が集まりました。

今度は、みんなが考えた「水アクション」のある世界で、水を使う量にどんな変化が現れるか、ゲームをもう一度行います。

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水アクションを実行したら、使う水の量は半分で済むことに。

1回目と同じように使える水の量は300リットル。1回目は全員が残り0リットルでしたが、2回目では6人合わせて390リットルもの水を、使わずに残すことができました!

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「今日考えた"水アクション"のプランを行動に移して、できることから始めてみましょう」

私たちは、水を使わずに生きることができません。くらしの中でどうやって水を大切にするか、みんなで実感しながら学ぶことができました。

近藤さん、ありがとうございました!



「夏のわくわく課外授業2021」のレポートは、9月6日(月曜日)~20日(月曜日・祝日)まで千代田図書館9階 第2展示ウォールでも展示します。こちらも、ぜひご覧ください♪

Posted at:13:30

【レポート】図書館で学ぼう!夏のわくわく課外授業
①図工「SDGsを知って つくろうコラージュ」


夏休み恒例!学校とはひと味違う学びの時間夏のわくわく課外授業。感染症対策を施しながら、今年も無事に実施することができました。

今年はSDGsをテーマにした2つの授業を行いました。今回は、8月17日(火曜日)に行った図工「SDGsを知って つくろうコラージュ」の様子をお伝えします。




はじめに、SDGsの基礎をお勉強『SDGsのきほん 未来のための17の目標』シリーズ(ポプラ社)などの編集に携わる原田哲郎さんと一緒に○×クイズをしながら学びます。


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「SDGsって聞いたことある人?」という原田さんの問いかけに、「知ってる!」とみんなの手が挙がりました。これならクイズも楽勝でしょうか?

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クイズは全部で10問。たとえば、こんな問題がありました。

"現在、私たちは、地球が自然回復できる量をこえて資源を消費している。" ○か×か?

答えは、○です。わかりましたか?

ことばの意味は知っていても、具体的にどんなことなのかを説明するのはおとなでも難しいSDGsを、原田さんは「このままだと、地球が2個必要!地球に住んでいる人が、今のままずっと暮らせるようにしましょう」と、やさしいことばに言い換えて説明してくれます。

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「自分はこの目標に興味があるな、というところから始めてみましょう。今日このあとにやるコラージュのワークショップはSDGsの目標12が関わるものですが、このようにたのしみながら始めてみるのもいいと思います」と、原田さんからバトンを渡されて後半に移ります。

原田さんのお話に出てきた目標12とはつくる責任 つかう責任」です。いまのような大量生産・大量消費を続けていては地球が持続不可能になります。持続可能な地球のために掲げられたのが目標12で、具体的には廃棄物の削減リサイクルの推進再生可能エネルギーの活用などが考えられています。日本の都市廃棄物排出量の多さは世界4位。廃棄物の発生を減らす努力が必要です。
そこで、今回やるコラージュづくりでは材料にお菓子の箱や読み終わった雑誌などを使い、捨てられてしまうものを別のものに生まれ変わらせることに挑戦します。

コラージュづくりの講師は、フォトコラージュアーティストのチヒロボさんです。

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「アーティストってどんな人?」「コラージュってどんなもの?」などのチヒロボさんの自己紹介のあとに、いよいよコラージュづくりを始めます。

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デザインや作り方に悩んだら、チヒロボさんが相談に乗ってくれます。

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コラージュができたら、紙を切り抜き、タンブラーに入れたら完成。

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授業のテーマ「SDGs」の文字が入った作品もありました!

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出来上がったタンブラーをみんなで見せ合って、授業は終了。

世界にひとつのオリジナルタンブラー、みなさん大事に使ってくださいね。そして、使うときにはSDGsのことを意識してもらえるとうれしいです。


原田さん、チヒロボさん、ありがとうございました!

Posted at:10:30

夏休みの本探しはおまかせ!レファレンジャーに聞いてみよう


毎年、夏休みの図書館に出動し、子どもたちや保護者からの読書相談にお答えしている「調べ物戦隊 レファレンジャー」

今回は、レファレンジャーがどんなふうに本を探してくれるのか、ブログでシミュレーションしてみました!

レファレンジャーに聞いてみよう ①調べものの本


夏休みの自由研究などに必要な、調べものの本。知りたいことを調べるには、どうやって本を探したらいいのでしょう?

今回は例として、この夏テレビなどでよく目にした「世界の国旗」についての調べものを相談してみました。

まずは、千代田図書館10階でヒアリングシートを記入します。ヒアリングシートは、千代田区立図書館ホームページから印刷して、図書館に持ってくることもできます。

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「調べたいテーマが決まっていたら、まず百科事典で調べてみましょう」とレファレンジャー。図書館には、子どもにもわかりやすく書かれている事典が揃っています。

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今回は『総合百科事典ポプラディア』(ポプラ社)を使って「国旗」という言葉を調べてみました。

説明文には「国旗のなりたち」「国旗はどういうところで使われているか」「特徴のある各国の国旗」などが書かれています。ここで言葉の意味を知ると同時に、さらに調べたいこと、気になることをピックアップします。

次に向かうのは、児童図書の棚。図書館の本は、内容ごとに「分類」に従って並べられています。

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千代田図書館の児童書コーナーは「昆虫」「ほ乳類」「環境」など、わかりやすい見出しがつけられているので「分類」を知らなくても安心!簡単に本を探すことができます。

「国旗」の本は「28」の分類の場所に並んでいます。棚を見ると、世界中の国旗のデザインや、国旗の由来を知ることができる本がありました!

ここで、レファレンジャーから「調べものをするときには"本の出版年"も気にしてみましょう」とアドバイス。世界の国旗は、新しく制定されたり、変更されたりすることもあるためです。より新しい本を探すということも、調べもののコツのひとつですね!

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各国の国旗の本を見ていると、日本と似た国旗の国を見つけました。緑地に赤い丸の国旗の国「バングラデシュ」です。(写真左)

この国のことがもっと知りたくなったら「29 地理」や「38 世界の習慣・衣食住」の棚を見てみましょう。さらに、国旗のデザインから、色や形の持つ意味について調べたくなったら「70~73 芸術・図画」の棚を探してみるのもよさそうです。

このように、百科事典から始まって、各分類の棚でさらに詳しく書かれた本を探していきます。

およそ20分で、調べものにぴったりな数冊の本を見つけることができました!ここからは自分で本を読んでみて、借りる本を決めたり、さらに資料を探したりします。

最後に調べた本の書名や出版者などの出典も忘れずにメモしておきましょう。

また「調べたいことがまだ決まっていない」という方も、ぜひご相談を!

好きな教科や興味のあることを聞き、調べもののヒントが書かれたアイディアカードを見ながら本探しにつなげることもできます。

レファレンジャーに聞いてみよう ②読書の相談

調べものに加え、子どもからも保護者からもよく相談されるのが「読書感想文などのために読む本を探したい」ということ。

どんな本を読んだらいい?という相談に最も大事なのは「子どもの話をよく聞くことです」とレファレンジャー。これまでおもしろいと思った本は?読んでいる本の量は?と、じっくり聞きます。

読書をちょっと苦手と感じている子どもでも、短いお話を集めた本を勧めたり、習いごとや好きなスポーツから読みたい本を探したりと、その子に合う本を一緒に考え、探すことができます。

そして保護者の方にお勧めしたいのが、千代田区立図書館のブックリストから探す方法。年に2回発行している乳幼児・小学生向け「おはなしトレイン」中学生向け「BOOK TRAIN」は、ホームページでこれまで発行したリストを見ることができます。

また、千代田図書館10階の「児童資料関連コーナー」「01 図書館」の棚には、子ども向けのブックガイドも揃っていますので、本を探すときにはぜひ参考にしてください。

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△レファレンジャーは、胸のバッジとカラフルエプロンが目印です!

レファレンジャーは子どもの本探しのプロフェッショナル。本を探す過程には、夏休みに限らず図書館を上手に利用するヒントがたくさんありました!

この夏も千代田図書館、四番町図書館に出動するレファレンジャーに、ぜひ声をかけてくださいね♪

調べもの戦隊 レファレンジャー

千代田図書館

【期 間】 開催中~8月31日(火曜日)

      ※8月22日(日曜日)を除く

【時 間】 午前9時~午後5時

【場 所】 10階 児童書コーナー

四番町図書館

【期 間】 8月26日(木曜日)~29日(日曜日)

【時 間】 午前10時~午後5時

【場 所】 2階 児童室

詳しくはこちらのページをご覧ください

Posted at:10:50

【レポート】四番町図書館でお仕事体験!「こども一日図書館員」


四番町図書館
で夏休み期間に行われるイベント「こども一日図書館員」

小学3~6年生を対象にした恒例のイベントで、図書館のお仕事が体験できる!と子どもたちから人気を集めています。

今年は1回あたりの人数を少なくするなど、新型コロナウイルス感染防止対策をとった上で開催しました。

こども一日図書館員の仕事は、任命式からスタート!黄色いエプロンと名札をつけ、四番町図書館の栗田館長から任命書を受け取ります。


図書館の仕事を体験するために、まずは公共図書館という場所がどんなところか学びます。

司書が一番はじめにお話ししたのは、個人情報を守ることの大切さ。

図書館は、利用者に関する個人情報を預かっています。本の貸し借りをするだけでなく、大切な個人情報をしっかりと守ることも図書館の仕事のひとつです。


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そして図書館の仕事を知る上で欠かせないのは「資料」のこと。図書館に置いてある本・雑誌・新聞・CD・DVDなど、全部を合わせて「資料」と呼びます。

四番町図書館が持つ資料はおよそ8万7000点。2020年4月から仮施設に移転し、現在は資料全体の1/3弱がこの仮施設の中にあります。

たくさんの資料を整理するために、図書館では資料の1点1点をどこに置くか(住所)を決める「分類」を行っています。

本の背についているラベルには、その分類が書かれています。

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△背に貼られた小さなシールが、本の分類が書かれたラベル。

資料は、その内容によってまず「0」から「9」まで大まかに分けられ、そこからさらに細かく、2ケタや3ケタの数字を付けて分類されていきます。

この細かい数字を見るだけで「難しそう...」と思ってしまいますよね。

でも、本は1冊ずつが住所を持っていること、ラベルを見ればその住所が書いてあることがわかれば大丈夫!

このことを知ると、図書館で読みたい本や必要な本を探すことがもっと簡単に、もっとおもしろくなるはずです。

図書館や資料について学んだら、四番町図書館をすみずみまで見てみましょう!

四番町図書館は各階ごとに、先ほど習った「分類」にしたがって本が並べられています。

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書架のほかにも、普段はスタッフしか入ることのできない閉架書庫作業スペースも見学しました。

体験の後半はいよいよお仕事の実践編!

まずは資料の情報が書かれたレシートを元に、書架の中から資料を探し出します。

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△書架の並び方や、分類を思い出しながら...慣れないとなかなか大変です。

続いて、図書館事務室で資料の貸出・返却の操作方法を習います。

図書館カウンターで大切なあいさつや声がけも練習して、実践の最後は1階のカウンターへ!

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お昼ごろの時間帯の図書館には、たくさんの利用者がやって来ます。本を借りる人、返す人、予約した資料を取りに来た人、小さなお子さんと一緒に来た人...。その中には、たくさんの本を一度に借りる利用者や、本を返すついでに予約資料が来ていないか問い合わせる利用者もいます。

練習を思い出して、分からないことはカウンターのスタッフの力を借りながら、慣れない手つきでも丁寧に貸出・返却などの作業を行いました。

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△返却の時には本が壊れたり忘れものがないか、しっかり見るのも大事な仕事です。

最後に感想文を書き、栗田館長から修了証を受け取って、図書館員のお仕事は終了です。

こども一日図書館員の皆さん、おつかれさまでした!

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仕事の体験を通して、図書館のことをたくさん知ってくれた参加者の皆さん。

今日の体験をもとに、図書館の上手な使い方や本の探し方などを、ご家族やお友達にもぜひ教えてあげてくださいね♪

Posted at:11:00

日比谷図書文化館コンシェルジュ通信 vol.26
▲△読む、知る、学ぶ、創る、触れる、つながる・・・
知湧き心躍る三角形な空間を大解剖します△▲



今回は改めて、日比谷図書文化館をフロアごとにご紹介します。

当館は、地上4階、地下1階の三角形の建物です。ふだんは三角形であることを感じませんが、3階図書フロアの閲覧席と、4階特別研究席は、それぞれ三角形の角を体感できます。

当館は

本を読み調べる図書館

歴史や多彩な文化情報を展示するミュージアム

さまざまな講座やイベントを行うカレッジ

が融合する複合文化施設です。

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大きな画像を見る(PDF:2605KB)



■■1階■■


▲△
受付コンシェルジュ△▲ 

館内の案内・周辺施設の情報案内・貸室のご予約を承ります。


▲△常設展示室△▲

「環境・人間・都市」をテーマとして、これまでの遺跡発掘調査や史資料調査によって明らかとなった、千代田区の歴史を様々な資料や映像で展示しています。


▲△特別展示室△▲ 

幅広いテーマで日比谷図書文化館や、千代田区主催の展示会を開催しています。


▲△Library Shop & Café Hibiya△▲

大きな窓のある開放的な空間です。図書フロアの資料を持ち込めます。蓋つきドリンクは各フロアにテイクアウトも可能です。



■■2階■■


▲△図書フロア△▲

2階図書総合カウンターがあります。貸出・返却・貸出券発行をはじめとする図書の各種お申込みを承る総合窓口です。階段まわりには展示コーナーもあります。

また、図書フロアは各階ともテーマに沿ったゾーンによって分かれています。

2階 オレンジゾーン:ビジネス・政治・法律・社会

2階 パープルゾーン:新聞・雑誌・地域・観光



■■3階■■


▲△図書フロア△▲ 

蔵書を活かした様々な展示があります。知的好奇心をくすぐるお手伝いができましたら幸いです。みなさまに新しい本との出会いがありますように・・・

3階 グリーンゾーン:歴史・科学・産業・新書・文庫

3階 ブルーゾーン:アート・文学・カルチャー



■■4階■■


▲△文化財事務室△▲

千代田区文化振興課の一係で文化財全般に関する事務を担当しています。(土・日・祝日閉室)



▲△特別研究室△▲

貴重な古書を手に取ってご覧いただけます。特別研究席(2時間/300円)も完備しています。
この特別研究席からは三角形の角を体感できます。見晴らしは最高です。

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なんと!仕切りの窓も三角です

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先端部分です。とんがりからの日比谷公園の緑はいかがですか


▲△スタジオプラス(小ホール)△▲

日中は三角形の窓から自然光が差し込む開放的な六角形のホールです。三角窓は開閉もできます。


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スタジオプラス(小ホール) 三角窓にすずめが巣を作ったこともあります。



▲△セミナールームA、B(会議室)△▲

シンプルな会議室です。スタジオプラス、いずれも事前予約制で図書の貸出券が必要です。



■■地下1階■■

▲△Library Dining HIBIYA△▲

パスタやヒレカツ膳などがあります。図書フロアの資料を持ち込めます。気になる読みかけの本がある方、昼休みのリフレッシュは読書の方、ランチのひと時にいかがですか。



▲△日比谷コンベンションホール(大ホール)△▲

講演会やイベントに利用できます。



以上、日比谷図書文化館をフロアごとに紹介しました。土地が三角形だったため建物も三角形となり、1957年、都立日比谷図書館は落成しました。そして2011年千代田区立日比谷図書文化館として開館し、現在に至ります。コロナ禍前は、学生時代に利用していたことを懐かしい思いで来館していただいた方もいらっしゃいました。これからもみなさまの記憶や思い出に残る図書館でありたいです。

三角形の建物で、円い心のスタッフがお待ちしております。



▲△△特別展開催中△△▲


紀伊国屋三谷家コレクション「浮世絵をうる・つくる・みる」

◇前期:7月17日(土曜日)~8月15日(日曜日)

◇後期:8月18日(水曜日)~9月19日(日曜日)

*前後期で出品作を全点展示替え

開催概要、展示構成、関連講座については日比谷図書文化館ホームページをご確認ください。


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1階Library Shop & Café Hibiyaでは、図録をはじめとする、関連グッズが多数販売しています。ぜひお立ち寄りください。



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図書館の感染防止対策やご利用に関する情報など、詳しくは図書館ホームページをご確認ください。

Posted at:11:30