【レポート】「アロハ!たのしいフラとウクレレのじかん」


5月8日(日曜日)、千代田区役所1階 区民ホールで、第13回ことばと音のフェスティバル♪「アロハ!たのしいフラとウクレレのじかん ~ハワイの物語といっしょに~」を開催しました!

今年度の「ことばと音のフェスティバル♪」は、3年ぶりの通常開催となりました。開催にあたっては、新型コロナウイルス感染対策として、ステージと観客席の間隔を十分にとり、会場収容人数の半数以下の入場としました。また、参加者は事前申込制、入場前に検温・手指消毒にご協力いただいています。

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出演は、仲坪由紀子さん(フラ)/写真左と、草野とおるさん(ウクレレ)/写真右。

俳優でもあるお二人のゆかいなおしゃべりとともに、ハワイの伝統的なダンスと音楽をお楽しみいただきました。

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ステージは、楽器を鳴らしながらの華やかなダンスで始まりました。

「フラは、昔のハワイの人々にとって、言葉や文字でもあったんです」と仲坪さん。フラの手の動きや身ぶりには、その一つ一つに意味があります。「手話のようなものかもしれないですね」と草野さん。

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ハワイのいろいろな楽器も紹介。フラで使われるのは、ひょうたんやココナッツの実、グアバの木に石など、ハワイの自然がもたらす材料を使った楽器ばかりです。

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もちろん、ウクレレもフラに欠かせない楽器のひとつ。草野さんが演奏しているのはテナーウクレレで、今回はオリジナル曲も演奏していただきました。

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こちらは古典フラの「Hula Kahiko(フラ カヒコ)」。お祈りや自然を讃える詩などに節をつけた「Oli(オリ)」を唱え、踊ります。

後半には、仲坪さんによるおはなしのコーナーも。

ハワイの神話や言い伝えをもとにした"目が見えず耳も聞こえない女神・カイオナのおはなし"と、ハワイのさまざまな雨の名前を紹介した"雨のおはなし"。ハワイの人々の、「雨は祝福のシャワー」という考え方が印象的でした。ふたつのおはなしと一緒に、それにまつわるフラも披露してくれました。

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最後はみんなでフラを体験!

"雨のおはなし"に登場した歌「Pua Lililehua(プア リリレフア)」から、4つの手の動きを教えてもらいました。

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「サルビアの花」を意味する「プア リリレフア」。歌に込められた"愛しいあなた"への思いを、手の動きで表現します。

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つぼみが咲くように両手を上に向けて「花」を表しているところ。

その場に立ち上がって、またはイスに座ったまま、子どもも大人も楽しくフラ体験♪

初夏の一日、東京にいながら南国の風を感じられるような時間でした!

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仲坪さん、草野さん、そして参加してくださった皆さん、ありがとうございました!

千代田区立図書館の「ヨムキクちよだ2022」は5月12日(木曜日)まで。楽しい本との出会いを見つけに、ぜひ図書館へお越しください!

Posted at:17:10