図書館でもアートを楽しもう♪
東京国立近代美術館「ハニワと土偶の近代」をご紹介!

千代田図書館9階では、展示で区内のミュージアムを紹介する「プラスアート」のコーナーを設けています。
10月29日(火曜日)から11月23日(土曜日・祝日)までの期間、東京国立近代美術館の企画展「ハニワと土偶の近代」に合わせ、図書館が所蔵する関連資料をご覧いただけます。
今回のブログでは、東京国立近代美術館に足を運び、この企画展の鑑賞レポートをお送りします。



千代田図書館から、北の丸公園の外周を歩いて10分ほどの距離にある国立近代美術館
10月1日から企画展「ハニワと土偶の近代」を開催しています!

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東京国立近代美術館の下から土器が発掘されたこともあり、今回の企画展のテーマはこの場所にうってつけです。
この展覧会では「序章」「1章」「2章」「3章」に分かれ、明治時代から現代に至るまで、人々と文化にどう影響したのか、その変化を追っています。


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▲武者小路実篤《卓上の静物》1962年 たましん美術館 所蔵

この企画展は、ハニワと土偶の存在がどのような意味を持ち、アーティストたちの手によってどのように表現され、
どのような視線を向けられたのかということに焦点を当てた展示となっています。

ハニワや土偶といった遺物の持つ魅力が、日本画や水彩画などの絵画・彫刻・詩・テレビ番組に加え、
マンガやゲームなどのサブカルチャーに至るまで、ジャンルを問わず表現されています。
本物の出土遺物も見ることができます。

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▲展示風景より

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▲芥川(間所)沙織《古事記より》1957年 世田谷美術館 所蔵

音声ガイドは、NHK Eテレで1983年~89年に放送された教育番組「おーい!はに丸」で、埴輪の王子「はに丸」の声を担当した声優、田中真弓さんによるもの!
エントランスホールでは、はに丸・ひんべえと記念撮影もできます♪

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▲(左)ひんべえ(右)はに丸 1983年 劇団カッパ座

企画展チケットがあれば、美術館の4階から2階にわたる所蔵作品展「MOMATコレクション」も鑑賞することができます。
国の重要文化財に指定された作品も展示されており、見ごたえは抜群!
空間そのものが芸術作品のような雰囲気の中で、19世紀末から今日に至るまでの日本の美術の流れを深く知ることができます。
4階「眺めのよい部屋」では、皇居やビル群を眺めながら座って一休みすることもできます。
13,000点にも及ぶ所蔵作品の中から会期ごとに約200点が展示されるので、何度も訪れたくなりますね。

東京国立近代美術館でアートを楽しんだ後は、千代田図書館にも立ち寄って、「プラスアート」で紹介する本で作品や企画テーマへの理解を深めませんか?
美術館と図書館で、芸術の秋読書の秋をどちらも楽しみましょう♪



東京国立近代美術館「ハニワと土偶の近代」

期 間:開催中~12月22日(日曜日)
休館日:月曜日(ただし10月14日、11月4日は開館)、10月15日、11月5日
時 間:午前10時-午後5時(金曜日・土曜日は午前10時-午後8時)

会 場:東京国立近代美術館 1階 企画展ギャラリー
料 金:一般  1,800円(1,600円)
    大学生 1,200円(1,000円)
    高校生 700円(500円)
主 催:東京国立近代美術館、NHK、NHKプロモーション、毎日新聞社
協 力:JR東日本、光村印刷

詳細はこちら



展示「東京国立近代美術館:ハニワと土偶の近代〈ミュージアムへ行こう!Vol.19〉」

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期 間:開催中~11月23日(土曜日・祝日)
会 場:千代田図書館9階 プラス アート
協 力:東京国立近代美術館

Posted at:16:50