紅葉を眺めながら楽しもう♪おすすめの本

すっかり肌寒くなり、冬の足音が近づいてきましたね。
千代田図書館の真向かいにあり、紅葉の名所の一つとしても知られる北の丸公園では、紅葉のピークとされる11月下旬~12月初旬に向けて、木の葉が色づき出しました。
今回のブログでは、北の丸公園で撮影した自然とともに、紅葉を眺めながら開きたくなる本を紹介します!


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『散歩で見かける 落ち葉の呼び名辞典』
亀田龍吉/写真・文
世界文化社

歩くたびに落ち葉が足元でぱりぱりと音を立てる心地よさは、この季節のお散歩の醍醐味ですね。
この本では、木々の落ち葉に焦点を当てて紹介しています。
普段はじっくり見ることの少ない落ち葉たちを、本を片手に観察してみませんか?
虫食いや光の当たり具合で変わる、落ち葉一枚一枚の個性を見つけられること間違いなしです。


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(11月22日 北の丸公園にて)

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『散歩で出会える野鳥』
叶内拓哉/写真・文
成美堂出版

散歩をしていると、多くの野鳥が見られますね。
ただ眺めるだけでも魅力的ですが、鳥たちのことをもっとよく知ってみませんか?
この本では、観察できる場所ごとに野鳥の姿や生態、鳴き声などが紹介されています。
本を開けば。散歩の途中で出会う鳥たちにもっと詳しくなれるはずです。

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『皇居の四季花物語』

平馬正/写真・解説
講談社

皇居外苑や皇居東御苑など、皇居周辺で見られる自然を紹介する一冊。
北の丸公園も、植物一つ一つの見られる季節や場所・特徴が細かく解説されています。
季節に合わせて様々な表情を見せてくれる皇居のことをよく知れる一冊です。

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(11月22日 北の丸公園にて)

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『麦本三歩の好きなもの』

住野よる/著

紅葉を眺めながら読みたい小説も、一冊紹介します。
大学図書館で働く、おっちょこちょいでマイペースな女性「麦本三歩」が何気ない毎日を楽しく過ごす、心温まる物語。
著者は『きみの膵臓を食べたい』で大ヒットした住野よるさん。
散歩のお供にしたくなること間違いなしの、読めば心が晴れやかになる一冊です!

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(11月22日 北の丸公園にて)


紅葉を眺めながら楽しみたい本を紹介しました!
冬の寒さに負けず、お気に入りの一冊を見つけて読書を楽しみましょう♪

Posted at:16:00

【四番町図書館イベントレポート】
「芋づる式読書MAPをつくろう!」開催しました♪


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▲四番町図書館で飾っている芋づる式読書MAP

四番町図書館6月1日~9月30日まで開催した「芋づる式読書MAPをつくろう!」の展示2階の児童室で始まりました。

岩波書店が提供している芋づる式読書MAPは、MAPに自分が読んだ本を書き込み、芋づる式につなげて「私はどういった本が好きなのかな?」「この本はどこにつなげよう」といった、新しい発見や本との出会いを楽しむことができます♪期間中は小学生から高校生のみなさんに配布、MAPの完成を目指してもらいました。

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▲好きな本を書いて、どんどんお芋をつなげていきます

読書の楽しさを知ってもらうきっかけになればと、千代田区立図書館5館だけでなく、区内の学校にも配布しました。40冊近くの本を読んでつなげていくのはなかなか大変です。それでも、頑張って挑戦してくれた小学生たちの読書MAPが展示されています。景品はオリジナルクリアファイル。手渡すと、みんな達成感に満たされたようで、とても喜んでくれました。

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▲オリジナルクリアファイル

完成した読書MAPはどれも個性豊か。人気シリーズを次々読破していく様子がわかったり、なかには絵本や児童書だけでなく、専門書を読んでいる子も...!普段から本を読むのが好きなんだろうな、これを機にいろいろな本を探してみようと楽しんでくれたのかな、と読書MAPを見ながら、こちらも楽しい気持ちになりました。

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▲完成した読書マップ(許可をいただき掲載しています)

子どもたちが作った芋づる式読書MAPは、12月いっぱい展示中です(募集期間は終わってしまいましたが、この展示を見て興味を持った人は、スタッフに声を掛けていただければ、白地図をもらえます)。読書の秋、どんな本を読もうかなと迷ったら、子どもたちが作ったMAPから面白そうな本を探してみてはいかがでしょうか♪
参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました!

Posted at:11:10

【千代田図書館イベントレポート】かわいい小さなパン職人たちと
「おいしいパンのおはなし会」を楽しみました♪

11月9日(土曜日)千代田図書館10階の子ども室がパン屋さんになりました!千代田図書館の学校支援司書が読み聞かせを行う「おいしいパンのおはなし会」を開催♪当日参加したスタッフが、イベントの様子をお届けします。

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会場には、学校支援司書手作りの、フォトスポットとしても楽しんでもらえるパンコーナーが!どれも紙でできているとは思えない本格的な仕上がりに、思わずお腹が空いてしまったほど。

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まずは好きな紙の具材を選んで貼って、オープンサンドを作る工作を楽しみました。紙の帽子も作って気分はパン職人♪それぞれ思い思いに食材をのせて、オリジナルオープンサンドができました!

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紙の具材は、トマトなどの野菜はもちろん、チーズやフルーツ、さらにホイップやジャムまで! たくさんある中から好きなものを集めて、個性あふれるパンを次々と完成させていきます。今日来られなかった家族の分も作る!とたくさん作った子も♪

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▲甘いパンからしょっぱいパンまでたくさんのパンが完成

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▲完成した作品の写真を飾りました♪(子ども室 子育て情報コーナー内)

パンが完成したところで、絵本の読み聞かせがスタート!今回は『くまくまパン』(西村敏夫/作、あかね書房)『サンドイッチサンドイッチ』(小西英子/作、福音館書館)『パンどろぼう』(柴田ケイコ/作、KADOKAWAと、パンが登場するおいしそうなおはなしが勢ぞろいです!

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みんな読み聞かせに夢中です。手遊びも間にはさみながら、楽しい時間を過ごすことができました♪午前と午後の2回行い、どちらも大盛況で終了!お越しくださったみなさん、ありがとうございました♪

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Posted at:11:15

日比谷図書文化館コンシェルジュ通信vol.46
特別展「夢二式モデルルームへ ようこそ!-夢二好みの室内空間-」開催中

大正時代を代表する詩人・画家の竹久夢二(1884-1934)の生誕140年・没後90年を記念して、夢二作品を所蔵する千代田区と金沢湯涌夢二館の協力による連携特別展が日比谷図書文化館で開催中です。

本展では「夢二式モデルルーム」をテーマに、生活空間を描いたイラストレーション(印刷の口絵、挿絵など)に注目し、新たな夢二の魅力を紹介します。画面の隅々まで夢二らしさを感じる要素が詰め込まれていて、その空間全体から総合的に演出される雰囲気を味わうことができます。

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夢二好みの品々あふれるムード満点の部屋です。和室は落ち着いて籠りたくなる空間、洋室は広やかで動きを感じる空間です。いま私たちが心豊かに生きるヒントも散りばめられています。

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▲大きな図解パネルは、より詳しく作品の紹介をしています。

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▲作品の丁寧な説明に「そうなんだ!!」と、うなずきながら鑑賞しました。

また今回の展示では、2000(平成12)年4月に開館した金沢湯涌夢二館の所蔵する約3,000件の収蔵品のなかから、絵画作品や布地をはじめ、夢二が設計した少年山荘の建築構想図など、金沢湯涌夢二館だけが所蔵する貴重なコレクションを東京でご覧いただけます。

展示担当学芸員のイチオシは、掛け軸と夢二の遺品の数々です。作品すべて、写真撮影可能です(フラッシュと動画はご遠慮ください)。

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▲手前が夢二遺品のパステル(木箱入り)。奥がチェス。他多数の展示があります。

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「夢二式モデルルーム」
はいかがでしたか。入館の記念にこちらのチケットをお渡ししています。また、記念スタンプもご用意しております。

今年も残すところあと2か月。そろそろ大そうじの準備をする方もいらっしゃるのではないでしょうか。今年はさらにお部屋の模様替えもしてみませんか。

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【開催期間】 展示中 ~ 12月15日(日曜日)
【休 館 日】 11月18日(月曜日)
【開室時間】 月曜~木曜・土曜 午前10時~午後7時
       金曜       午前10時~午後8時
       日曜・祝日   午前10時~午後5時(入室は閉室の30分前まで)
【観 覧 料】 一般500円 大学・高校生300円区内在住者・中学生以下・障害者(付添1名)無料​​​​
​​その他、詳細につきましてはこちらをご覧ください
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夢二の世界観を満喫したあとは、レトロなプリンはいかがでしょうか。
1Fライブラリーショップ&カフェ日比谷で味わえます♪

ホイップクリームのデコレーションと赤いサクランボのトッピング。極めつけはレトロな銀のお皿。固さはありつつもなめらかな口どけ。苦味のあるキャラメルも相性ばっちりです。見た目のかわいいレトロ感満載のデザートは当館1Fライブラリーショップ&カフェ日比谷で味わうことができます。(売り切れ次第終了)

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1Fライブラリーショップ&カフェ日比谷の案内はこちらをご覧ください

Posted at:12:00

図書館でもアートを楽しもう♪
東京国立近代美術館「ハニワと土偶の近代」をご紹介!

千代田図書館9階では、展示で区内のミュージアムを紹介する「プラスアート」のコーナーを設けています。
10月29日(火曜日)から11月23日(土曜日・祝日)までの期間、東京国立近代美術館の企画展「ハニワと土偶の近代」に合わせ、図書館が所蔵する関連資料をご覧いただけます。
今回のブログでは、東京国立近代美術館に足を運び、この企画展の鑑賞レポートをお送りします。



千代田図書館から、北の丸公園の外周を歩いて10分ほどの距離にある国立近代美術館
10月1日から企画展「ハニワと土偶の近代」を開催しています!

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東京国立近代美術館の下から土器が発掘されたこともあり、今回の企画展のテーマはこの場所にうってつけです。
この展覧会では「序章」「1章」「2章」「3章」に分かれ、明治時代から現代に至るまで、人々と文化にどう影響したのか、その変化を追っています。


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▲武者小路実篤《卓上の静物》1962年 たましん美術館 所蔵

この企画展は、ハニワと土偶の存在がどのような意味を持ち、アーティストたちの手によってどのように表現され、
どのような視線を向けられたのかということに焦点を当てた展示となっています。

ハニワや土偶といった遺物の持つ魅力が、日本画や水彩画などの絵画・彫刻・詩・テレビ番組に加え、
マンガやゲームなどのサブカルチャーに至るまで、ジャンルを問わず表現されています。
本物の出土遺物も見ることができます。

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▲展示風景より

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▲芥川(間所)沙織《古事記より》1957年 世田谷美術館 所蔵

音声ガイドは、NHK Eテレで1983年~89年に放送された教育番組「おーい!はに丸」で、埴輪の王子「はに丸」の声を担当した声優、田中真弓さんによるもの!
エントランスホールでは、はに丸・ひんべえと記念撮影もできます♪

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▲(左)ひんべえ(右)はに丸 1983年 劇団カッパ座

企画展チケットがあれば、美術館の4階から2階にわたる所蔵作品展「MOMATコレクション」も鑑賞することができます。
国の重要文化財に指定された作品も展示されており、見ごたえは抜群!
空間そのものが芸術作品のような雰囲気の中で、19世紀末から今日に至るまでの日本の美術の流れを深く知ることができます。
4階「眺めのよい部屋」では、皇居やビル群を眺めながら座って一休みすることもできます。
13,000点にも及ぶ所蔵作品の中から会期ごとに約200点が展示されるので、何度も訪れたくなりますね。

東京国立近代美術館でアートを楽しんだ後は、千代田図書館にも立ち寄って、「プラスアート」で紹介する本で作品や企画テーマへの理解を深めませんか?
美術館と図書館で、芸術の秋読書の秋をどちらも楽しみましょう♪



東京国立近代美術館「ハニワと土偶の近代」

期 間:開催中~12月22日(日曜日)
休館日:月曜日(ただし10月14日、11月4日は開館)、10月15日、11月5日
時 間:午前10時-午後5時(金曜日・土曜日は午前10時-午後8時)

会 場:東京国立近代美術館 1階 企画展ギャラリー
料 金:一般  1,800円(1,600円)
    大学生 1,200円(1,000円)
    高校生 700円(500円)
主 催:東京国立近代美術館、NHK、NHKプロモーション、毎日新聞社
協 力:JR東日本、光村印刷

詳細はこちら



展示「東京国立近代美術館:ハニワと土偶の近代〈ミュージアムへ行こう!Vol.19〉」

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期 間:開催中~11月23日(土曜日・祝日)
会 場:千代田図書館9階 プラス アート
協 力:東京国立近代美術館

Posted at:16:50

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