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2026.02.03
| コンシェルジュ通信vol.83 神保町魅惑の路地 |
古書店が多いことで知られる神保町には、古書店以外にも魅力あふれるお店が多く営業しています。特に神保町駅A7出口横の路地にはそんなお店が点在し、各店舗の頭文字を合わせて「さらみひょうぞう」と呼ぶ人もいます。
神保町A7出口からスタートして、この「さらみひょうぞう」をたどってみましょう!
『さ』は昭和30年創業の老舗カフェさぼうる。
お腹が空いていたら、昭和58年に開業したとなりのさぼうる2へ。
大盛りナポリタンをはじめ、お食事メニューが豊富です。

道の先、正面に見えるのは『み』のミロンガヌオーバ。
アルゼンチンタンゴが流れる店内では、珈琲だけではなく世界のビールも楽しめます。
昭和28年開店当初の店名はミロンガ。
平成7年、経営交代を機に店名に新しいと言う意味がある「ヌオーバ」を加えミロンガヌオーバに改名。
創業地も40m離れた場所にあり、3年前にこの地へ移転してきました。
お店の方によると、ここは元々昭和24年創業のラドリオという喫茶店の一角で、貸しスペースだったそうです。移転を機に、完全分離すべく工事をしたところ、剥がした壁の下からラドリオの創業当時のレンガの壁と装飾が出てきたそうで、ミロンガヌオーバのカウンター席側の壁に活かしているとのこと。
実は、ミロンガヌオーバの前店・ミロンガとラドリオは姉妹店でした。
もしかしたら、かつての姉妹ミロンガヌオーバの新しい門出を、ラドリオが祝福したのかもしれませんね。
さて、その横の路地に面して戸口を構えているのが『ら』のラドリオです。
正式名称は神保町ラドリオ喫茶店。日本で初めてウィンナー・コーヒーを提供した喫茶店です。
ちなみにその斜め向かい側、ミロンガヌオーバ創業跡地にあるのは、令和6年開店の酒ト喫茶 襤褸(ぼろ)。
店内のレンガの床は、ミロンガヌオーバの前、昭和22年開店の喫茶店ランボオ時代からのもの。
こちらも80年近く経っている歴史ある建造物です。
『ひょう』はこの先の角にある昭和23年創業の居酒屋兵六。
三代目店主さんには、千代田図書館主催の「読書サロン」オープニングイベントにて講演いただいたこともあります。
そして、最後の『ぞう』とはこの路地の先の白い建物、今年3月19日に新装開店する三省堂神田神保町本店のこと。
明治14年創業の老舗書店の「三」の字を人名読みで「ぞう」として、「さらみひょうぞう」はここでゴールです。
短い路地ではありますが、他にも魅力的なお店が多く立ち並び、今も多くの人を惹きつけてやみません。神保町魅惑の路地「さらみひょうぞう」は、ぜひ、足を運んでいただきたいおススメの路地です。
Posted at:10:09






