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2019.12.24
コンシェルジュ通信Vol.45: コニカミノルタプラネタリア TOKYOに行ってきました♪ |
空気が澄んでいる冬は四季のなかでも一番星が綺麗に見える季節。
冬の南の空には、全天で一番明るい星、おおいぬ座のシリウスが輝いて見えます♪
本物の夜空はもちろん素敵ですが、プラネタリウムで見る星空もロマンチックでいいですよね。
東京に初めてプラネタリウムができたのは、1938年。有楽町に開設された「東日天文館(とうにちてんもんかん)」でした。1945年の東京大空襲で焼失するまでの6年半の間、星空の魅力を人々に伝えました。
それから80年後の2018年12月、同じ有楽町にコニカミノルタプラネタリア TOKYOがオープンしました。
今回のコンシェルジュ通信は、星空の世界をCG映像とともに臨場感たっぷりに楽しむことができる、こちらの施設を紹介したいと思います。
コニカミノルタプラネタリア TOKYOは、有楽町マリオンの9階にあります。
入口を入ると、クリスマスツリーやプレゼントが飾られていてクリスマスムードがいっぱいでした♪
中には2つのドームDOME 1とDOME 2があります。
今回は、高解像度ドーム映像が楽しめる多目的ドームシアターのDOME 1で「銀河鉄道の夜」を鑑賞してきました。
映像クリエイターのKAGAYA氏が、皆さんもよく知っている宮沢賢治原作「銀河鉄道の夜」の幻想世界を徹底考察し鮮明に再現した作品です。
冒頭にまず季節の星座解説があります。取材に訪れた時には秋の星座の解説があり、ギリシャ神話とともに秋の星々が織りなす世界を楽しみました。12月12日からは、冬の星座の解説が始まっています。
そしていよいよ本編の「銀河鉄道の夜」のはじまりです。
銀河ステーションから天の川にそって夜空の旅がはじまります。夏の星座を紹介しながら物語は進み、南半球の星座まで案内をします。
作品の中のジョバンニとカムパネルラの絆や物悲しさといった、「銀河鉄道の夜」の世界が、ドームいっぱい360度に広がる大迫力の美しい映像を通して描かれています。
45分の上映時間があっという間に感じるほど、時間を忘れて日常を離れた幻想的なひとときを堪能するとともに、子どもの頃に読んだ「銀河鉄道の夜」をもう一度読んでみたいと思いました。
鑑賞後は、作品の余韻に浸りながら施設のなかを見学しました。
ショップでは星に関連するいろいろなグッズが揃っていました。お皿やグラスやお菓子などたくさんのグッズがありましたが、私は星の形のアクセサリーがとても気になりました♪
またカフェでは天体や星をテーマにしたカクテルや惑星をかたどったようなスイーツメニューがありました。
「銀河鉄道の夜」以外にも星空と一緒に音楽や美しい景色を楽しめるたくさんの魅力的なプログラムがあります。皆さんも機会があれば、足を運んでみてはいかがでしょうか。
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コニカミノルタプラネタリア TOKYO
【所 在 地】 千代田区有楽町2-5-1有楽町マリオン9階
【営業時間】 午前10時30分~午後10時
(最終受付は午後9時)
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「銀河鉄道の夜」の世界を楽しむのにおすすめの1冊
著者である長野まゆみさんが考察した、カンパネルラの視点から考えた『銀河鉄道の夜』や宮沢賢治の世界観を楽しめます♪
長野まゆみ/著
河出書房新社
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取材協力:コニカミノルタプラネタリウム株式会社
Posted at:10:35