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千代田図書館から徒歩で約10分。北の丸公園内にある国立公文書館は、歴史資料として重要な公文書等を、国の行政機関や独立行政法人等から移管をうけて保存し、利用に供している施設です。
日本国憲法や法律、条約などの公布原本や関連資料が常設で展示されており、いつでも見ることができます。(常設の展示では複製を展示しています)
▲終戦の詔書。8月18日(日曜日)まで原本の特別展示を行っています。(写真は複製)
現在、令和6年夏の特別展「お札に描かれた人物-公文書で見る紙幣の歴史-」を開催しています。2024年7月3日に発行された新紙幣を見て、昔の紙幣はどのようなデザインだったのだろう?と気になったら、ぜひこの展示をご覧ください♪
展示内容は「第一章 明治初期の紙幣」「第二章 日本銀行の設立と兌換銀行券の発行」「第三章 日本銀行券の時代へ」と、明治時代からの紙幣の歴史を紐解いていくことができるようになっています。
紙幣のデザインにどのような人物が選ばれていたのか、さらにその人物の経歴や功績がわかる貴重な資料も一緒に展示されており、デザインだけでなく、なぜ選ばれたのかについても深く知ることができます。(展示された資料は一部を除いて、特別展終了後に閲覧室で見ることもできます)
▲板垣退助が描かれていた紙幣と、板垣退助遭害事件に居合わせた密偵の報告書
さらに、夏休み期間中の子どもたちにも楽しく学んでほしい!と、なぞ解きをしながら紙幣について学ぶことができる、歴史没入型脱出ゲーム「イマーシブサワ」を特別展にあわせて開催!
1万円札のデザインに採用された渋沢栄一からメッセージを受け取りながら、謎を解いていくゲームです。イヤホンとカメラをセットし、特別展の中にあるパネルをヒントに、展示された紙幣や資料をみながら答えを導いていきます。
▲イベントで使用するイヤホンやスマートフォン
▲なぞ解きのヒントになるパネルが展示とともに並んでいます
このイベントは8月21日(水曜日)、8月23日(金曜日)に開催予定です。小学生向けと中高生向けになぞ解きの問題が分かれています。年齢制限はないので、ご家族と一緒に、または友達を誘って参加してみてはいかがでしょうか♪
詳細はこちらから
そして大人向けにも「展示解説会」が開かれています。資料を見るだけでなく、話を聞いて紙幣の歴史について理解を深めたい!という方におすすめです♪
詳細はこちらから
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令和6年夏の特別展「お札に描かれた人物-公文書で見る紙幣の歴史-」
【会 期】 開催中~9月16日(月曜日・祝日)
※8月26日(月曜日)休館
【時 間】 午前9時15分~午後5時
※8月16日(金曜日)、9月13日(金曜日)は午後8時まで開館
【会 場】 国立公文書館 本館
【所在地】 千代田区北の丸公園3-2
【入場料】 無料
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国立公文書館と日本銀行貨幣博物館、お札と切手の博物館が連携したスタンプラリーも同時開催中!
3館めぐると、「平成」「令和」の書のクリアファイルをどちらか一つ、国立公文書館でもらえます。ぜひ各館巡ってゲットしてみてください♪
Posted at:15:45