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2024.06.14
雨の日が好きになる♪おすすめ本をご紹介 |
沖縄、奄美大島や九州南部、四国では梅雨入りが発表されました。東京は晴れ間もありますが、梅雨を感じる空も見受けられます。お出かけしようと思っていても、朝から雨が降っていると億劫に感じてしまう人も多いのではないでしょうか。これからの季節に少しでも雨を楽しむことができたらと思い、「雨の日が好きになる」をテーマにおすすめの本をご紹介します。
『雨の名前』
高橋 順子/文
小学館
この本は、「雨の名前」を詩や短文、写真などを使って表現しているので、名前の意味を調べるだけでなく、ビジュアル本としても楽しむことができます。四季に合わせて名付けられた雨の名前から、日本人が雨にどう寄り添ってきたのか、垣間見ることもできる一冊です。
『雨の自然誌』
シンシア・バーネット/著
河出書房新社
環境ジャーナリストである著者が住む国、アメリカの雨について研究を重ね記録した一冊です。日本の雨だけでなく、世界で雨がどう捉えられてきたのか、歴史に触れてみたいと思ったらぜひおすすめの本です♪
『小説 言の葉の庭』
新海 誠/著
KADOKAWA
劇場アニメーション「言の葉の庭」を、監督である新海誠氏が自ら小説化したことでも話題になったので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。劇場版では見ることのできないシーンも盛り込まれています。雨の音や情景を映像や音楽ではなく、文章で味わうことができるのも、小説の醍醐味ではないでしょうか。
『ぞうくんのあめふりさんぽ』
なかの ひろたか/さく・え
福音館書店
ぞうくんのさんぽシリーズに、ぞうくんが雨の中をおさんぽするお話があるのをご存じでしょうか。池のなかでおさんぽしながら「ばしゃばしゃばしゃ」と楽しそうに遊ぶぞうくんたちを見ていると、雨もなんだか悪くないなあ・・・とほっこりした気持ちにさせられます。
4冊目に絵本を紹介しました。千代田図書館10階児童フロアでは、児童担当司書が、雨の日でもお友だちと一緒に楽しんでもらえるように、楽しく遊んでいるカエルたちの本を中心に選書をした、「あめのひってたのしいな!」のコーナーを用意しています。6月30日まで、『ぞうくんのあめふりさんぽ』のほかにも、雨をテーマに描かれた絵本をたくさん用意していますので、ぜひ遊びにきてください♪
Posted at:16:15