【レポート】山梨県立図書館「はっけん たいけん 本まつり」で神保町街あるき体験!


3月9日(日曜日)、山梨県甲府市にある山梨県立図書館での「はっけん たいけん 本まつり」に千代田図書館コンシェルジュが出張し、動画や写真で神田神保町の魅力をお伝えするトークイベント「ようこそ神保町古書店街」を行いました!

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イベントではバーチャル街あるき体験として、神保町のマップを配布。コンシェルジュが古書店街の成り立ちや特徴ある建築をお話しするとともに動画を上映し、会場の皆さんにはまるで神保町を歩いているかのような体験をしていただきました。

参加した方の中にはメモを取って熱心に聞いてくださる方、終了後に「〇〇の本を探しているんだけど...」とお話しくださる方もおり、甲府の皆さんにも神保町を身近に感じ、興味をもっていただけたことを実感しました!

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いつも街あるきをしている神保町を飛び出して、今回初めて出張版として行った街歩き体験。現地ではなく甲府で、神保町に行ったことがないという方のために、どうしたら魅力が伝わるか、楽しんでもらえるかと考え、街の歴史や古書店インタビューの紹介など盛りだくさんのトークイベントになりました。

甲府の皆さんにも、図書館と街と人とをつなぐ千代田図書館コンシェルジュの役割を知っていただけたのではないかと思います。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

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会場では、神保町古書店街をさらに知っていただくために、千代田図書館が制作しているYouTube動画「古書っと神保町」も上映しました。


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「はっけん たいけん 本まつり」
には、この他にもイベントが盛りだくさん。

「ちよぴた落語会」でおなじみの「ひつじの古本祭り」も山梨へ出張!

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春風亭昇羊さん、春風亭昇市さん、立川生九郎さんの三人が出演し、甲府ゆかりの作家で知られる太宰治の短編作品『畜犬談』と『美少女』を題材にしたトークショーを行いました。

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甲府市に住み、県立図書館の周辺にもゆかりの場所が数ある太宰治。人間の悲哀や滑稽さについて自虐を交えて描く太宰に感情移入できる?できない?という、会場も巻き込んだトークで盛り上がりました!

また山梨県立文学館の工作ワークショップでは、江戸時代の古地図『文化改正御江戸絵図』と『甲府絵図』を使ったミニノート作りと、甲府駅の古地図の上を機関車が走るポップアップカード作りを開催。子どもから大人まで、幅広い年代の方がワークショップを楽しみました。


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会場では、このイベントのために制作した動画「甲府の古書店」も上映。甲府市にある2店舗の古書店にインタビューを行い、お店を紹介しました。

▼インタビュー動画「甲府の古書店」はこちらからご覧いただけます。

「甲府の古書店」:「風雪堂」編「古書 兔の穴」編


図書館でさまざまな読書の楽しみに出会えるイベントを開催した山梨県立図書館での「はっけん たいけん 本まつり」の様子をご紹介しました!

Posted at:16:30