子どもも大人も絵本で元気に!4月2日は「国際子どもの本の日」


4月2日は「国際子どもの本の日」です。この日はデンマークの童話作家アンデルセンの誕生日で、本のおもしろさ・本を読むよろこびを世界中の子どもから大人まで広く伝えるため、1967年にIBBY(国際児童図書評議会)によって定められました。

IBBYは、1953年に世界で初めての子どもの本の国際的な賞「国際アンデルセン賞」も設立しています。

国際アンデルセン賞は2年に一度、長らく子どもの本に貢献してきた作家の功績に対して贈られます。今年は、日本から田島征三さんが、画家賞の最終候補者6人のうちの1人に選ばれたことが先日発表されました!

そこで今回の「ちよぴたブログ」では、千代田区立図書館が所蔵する田島征三さんの絵本からおすすめの4冊をご紹介します。

外に出て元気に遊ぶことがなかなか難しい日々が続いていますが、躍動感と生命力にあふれる田島さんの絵本を読んで、心に元気を与えませんか?


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『とべバッタ』

田島征三/作

偕成社

表紙いっぱいの力強いバッタの絵。見覚えがあるママやパパも多いのではないでしょうか?敵に食べられることを恐れながら、しげみに隠れて暮らしていたバッタは、ある日ここから飛び出すことを決意します。

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『ふきまんぶく』

田島征三/作

偕成社

"まんぶく"とはまんじゅうのこと。ふっくらと丸い形から、春に芽吹くふきのとうのことを「ふきまんぶく」と呼ぶそうです。女の子・ふきちゃんが暮らす野山の夏から秋冬、そして春がやってくるまでの風景を、あたたかく力強いタッチで描きます。


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『こやぎがめえめえ』

田島征三/作

福音館書店

生まれたてのこやぎがめえめえ、とんだりはねたり、元気いっぱいです。0歳の赤ちゃんから読み聞かせしてあげられる絵本。


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『わたしの森に』

アーサー・ビナード/文

田島征三/絵

くもん出版

この絵本の主人公は、森に住むマムシ。人間からは嫌われているけれど、強くたくましく生きるマムシのお母さんです。アメリカ出身の詩人・俳人のアーサー・ビナードさんの書くオノマトペ(擬声語)と田島さんの絵が、生きものの息吹あふれる森を鮮やかに表現しています。


国際アンデルセン賞の受賞者は5月4日(月曜日・祝日)にIBBYがインターネット上で会見を行い、発表する予定です。楽しみですね!


◆◇◆千代田区立図書館よりお知らせ◆◇◆

千代田区立図書館は現在、サービスを一部休止して開館しています。

また4月1日(水曜日)より当面の間(4月30日を目処)、閉館時間を下記の通り変更いたします

千代田区立図書館・日比谷図書文化館・四番町図書館

月曜日~土曜日:午後7時、日曜日・祝日:午後5時

昌平まちかど図書館・神田まちかど図書館

全日:午後7時

資料を借りたい場合は、電話やホームページなどで予約し、各館のカウンターで受け取ってください。

予約方法については、こちらをご覧ください。

Posted at:17:00