ふたたびお会いできる日を待ちながら
~写真でふりかえる「ことばと音のフェスティバル♪」~

春。新しい季節は、いつもだったら活発に動きまわる日々を過ごしていたのに、今年はいつも通りとはいかない状況になってしまいました。

千代田区立図書館は現在、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言をうけ、5月31日まで休館し、イベント等も中止しています。(状況により期間変更になる場合あり)

毎年、こどもの読書週間(4月23日~5月12日)に行うイベント「ヨムキクちよだ」も、今年の開催は中止いたします。楽しみにしてくださっていた方々には、たいへん申し訳ありません。


そこで今回は「ヨムキクちよだ」復習編!イベントのひとつ「ことばと音のフェスティバル♪」のこれまでを特集します。


「ことばと音のフェスティバル♪」
はその名の通り、赤ちゃんから大人まで、皆さんにことば音楽に親しんでもらうイベントです。これまで様々なゲストがことばと音楽のコラボレーションを届けてくれました♪

2019年から2016年までをさかのぼって各回の様子をふりかえりつつ、イベントに関連した図書もあわせてご紹介します。

イベントの詳しいレポートは、各回のタイトルをクリックしてご覧ください。


2019年5月3日開催 「アルケミストのうたをつむぐコンサート」


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ボーカルとピアノの2人組 アルケミストと、ボイスパーカッションの渡辺悠さんをお迎えしてお送りしたコンサート。客席から募集した3つの言葉をもとに即興で歌・ピアノ・ボイスパーカッションを合わせ、その場で一曲を作り上げるコーナーは大盛り上がり!

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パウロ・コエーリョの小説『アルケミスト- 夢を旅した少年』からユニット名をつけたアルケミストには、文学作品から生まれた曲もたくさん演奏していただきました。


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『アルケミスト- 夢を旅した少年』

パウロ・コエーリョ/著

山川紘矢、山川亜希子/訳

地湧社




2018年4月28日開催 「よみしばい『モモ』」


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シアターオルト
の皆さんによる「よみしばい『モモ』」を上演。"よみきかせ"の気軽さと"おしばい"の迫力を組み合わせたスタイルの演劇で、世界中で愛されているミヒャエル・エンデの名作が区民ホールに登場しました。


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公演前のワークショップでみんなが作った風船のお花が、物語の最後に登場!参加型のお芝居に、子どもも大人も引きこまれました。


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『モモ』

ミヒャエル・エンデ/作

大島かおり/訳

岩波書店



2017年5月3日開催 「チリンとドロンの 世界のわらべうたと絵本のコンサート」


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うたとコントラバスのデュオ、チリンとドロンが登場!操り人形や様々な楽器を織り交ぜながら、世界中のわらべうたをたくさん演奏していただきました。

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ふしぎな言葉のリズムが楽しい絵本『ぱぽーぺぽぴぱっぷ』の読み聞かせも。


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『ぱぽーぺぽぴぱっぷ』

谷川俊太郎/文

おかざきけんじろう/絵

クレヨンハウス




2016年5月1日開催 「親子で楽しむ!はじめてのジャズ」


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千代田区内にある正則学園高等学校 ビッグバンド部の皆さんと、千代田図書館の司書とのコラボ公演!息がぴったりの演奏、それぞれのソロが決まった後は温かい拍手が起こりました。


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小さな子どもも聞きなじみのある「きらきら星」やジャズのスタンダードナンバーの演奏と組み合わせて、司書が絵本『つきよのおんがくかい』などを読み聞かせしました。


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『つきよのおんがくかい』

山下洋輔/作

柚木沙弥郎/絵

福音館書店



今回の中止はとても残念ですが、次回の開催までにしっかりと準備をしておこうと思います!どうかそのときまで楽しみに待っていてくださいね♪

Posted at:17:00