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2020.06.04
千代田区の子どもたちが選ぶ「大切な本・忘れられない本」~小学生編~ |
千代田図書館 読書振興センターでは、千代田区立小学校・中学校に通う子どもの読書の状況や変化を把握し、今後の読書活動推進に関する施策に活用するため「千代田区子ども読書調査」を行っています。
今回のちよぴたブログでは、昨年11月に行った「第5回千代田区子ども読書調査」より、千代田区の小学生・中学生が選んだ「大切な本・忘れられない本」のうち、回答が多かった本や千代田区立図書館に所蔵がある本をご紹介します。
「大切な本や忘れられない本がありますか?」の問いに、「ある」と回答した小学生は75.4%。
今の子どもたちはどんな本が好きなのでしょうか?大人の皆さんも子ども時代にきっと好きだった名作や、最新刊が次々と出版される人気のシリーズなど数多くのタイトルが寄せられました。
本の詳しい情報は、書名をクリックしてご覧ください。
◆◆◆小学1~3年生の「大切な本・忘れられない本」◆◆◆
小学校低学年では、入学前に家族などに読んでもらったと思われる絵本や読みもの、小学3年生の国語の教科書に載っている『ちいちゃんのかげおくり』を挙げる子どもが多く見られました。
また、本を読みながら冒険や謎解きが楽しめる「かいけつゾロリ」シリーズや「おしりたんてい」シリーズも大人気でした。
あまんきみこ/作、上野紀子/絵
あかね書房
『かいけつゾロリのドラゴンたいじ』
原ゆたか/さく・え
ポプラ社
トロル/さく・え
ポプラ社
中川李枝子/さく、大村百合子/え、子どもの本研究会/編集
福音館書店
ルイザ・メイ・オルコット/作、海都洋子 /訳
岩波書店
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◆◆◆小学4~6年生の「大切な本・忘れられない本」◆◆◆
小学校高学年になると、大人が読んでも楽しめる国内外の読みものが多く挙げられるようになります。『ぼくらの七日間戦争』の初版は1985年、『エルマーのぼうけん』日本版の初版は1963年!記憶に新しい『ハリー・ポッターと賢者の石』も、日本での初版は1999年です。
長く読まれている本が子どもたちにも根強い人気を誇る背景には、やはり保護者の皆さんや学校図書館司書など、子どもたちの周りの大人の影響も大きいのではないでしょうか?
宗田理/作
ポプラ社
ルース・スタイルス・ガネット/作
福音館書店
J.K.ローリング/作、松岡佑子/訳
静山社
岩貞るみこ/作、真斗/絵、田丸瑞穂/写真
講談社
R・J・パラシオ/作、中井はるの/訳
ほるぷ出版
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「第5回千代田区子ども読書調査」結果の詳細はこちらからご覧ください。
次回は「中学生」編をお送りします!お楽しみに♪
Posted at:17:30