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千代田図書館9階 第2展示ウォールで開催中の「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」。これまで3校の様々な活動をご紹介してきましたが、最終回となる4校目は東洋高等学校 図書委員会の展示です。
「クラスと図書館の架け橋に」をテーマに活動している図書委員会。例年、学園祭である東洋祭では古本市を開催し、その収益をシャンティ国際ボランティア会が主催する「絵本を届けるボランティア」に寄付していました。
しかし、新型コロナウイルスの影響を受けて今年度の東洋祭は「東洋フィルムコンテスト(TFC)」として動画作品を募集するオンライン開催となり、図書委員会も出品をすることになったそうです。
TFCで募集されたのは「SDGs(国連サミットで採択された"持続可能な開発目標")から発想される動画作品」。
図書委員会では、SDGsで掲げられている17の目標のひとつ「質の高い教育をみんなに」をテーマに、自分たちで絵本を選び、東南アジアの言語に翻訳する活動を行いました。
展示では、動画作品づくりの過程をまとめた内容として、神保町の街を歩いて絵本を選んだこと、シャンティ国際ボランティア会に取材に行ったこと、翻訳での苦労についてなどを、生徒たちの手描きで紹介しています。
絵本は、カンボジアで主に使われるクメール語と、ラオスで使われるラオ語にそれぞれ翻訳しました。
翻訳に選んだ絵本はどれも、日本の子どもたちにはおなじみのもの。しかし「おにぎり」など外国の人々には馴染みのない単語や、「いただきます」といった日本語独自ともいえるあいさつは、どう訳したらいいのでしょうか?
実際に翻訳を行った絵本(写真左)。クメール語・ラオ語の複雑な形も手描きしました。
(東洋高等学校蔵、実際の絵本は展示していません)
未知の言語について調べ、絵本に合った表現や言葉選びをして翻訳した生徒たちの奮闘のようすを、ぜひご覧ください!
また、翻訳に選んだ絵本とともに、SGDsの「質の高い教育をみんなに」をテーマに図書委員会が選んだおすすめの本も展示しています(展示資料はすべて貸出可)。
こちらも全てに生徒たちのおすすめコメントが付いています♪
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展示「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」
東洋高等学校 図書委員会
【展示期間】 開催中~3月27日(土曜日)
【展示場所】 千代田図書館9階=第2展示ウォール
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これまでの展示の様子
Posted at:14:30