【レポート】図書館で学ぼう!夏のわくわく課外授業
①図工「SDGsを知って つくろうコラージュ」


夏休み恒例!学校とはひと味違う学びの時間夏のわくわく課外授業。感染症対策を施しながら、今年も無事に実施することができました。

今年はSDGsをテーマにした2つの授業を行いました。今回は、8月17日(火曜日)に行った図工「SDGsを知って つくろうコラージュ」の様子をお伝えします。




はじめに、SDGsの基礎をお勉強『SDGsのきほん 未来のための17の目標』シリーズ(ポプラ社)などの編集に携わる原田哲郎さんと一緒に○×クイズをしながら学びます。


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「SDGsって聞いたことある人?」という原田さんの問いかけに、「知ってる!」とみんなの手が挙がりました。これならクイズも楽勝でしょうか?

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クイズは全部で10問。たとえば、こんな問題がありました。

"現在、私たちは、地球が自然回復できる量をこえて資源を消費している。" ○か×か?

答えは、○です。わかりましたか?

ことばの意味は知っていても、具体的にどんなことなのかを説明するのはおとなでも難しいSDGsを、原田さんは「このままだと、地球が2個必要!地球に住んでいる人が、今のままずっと暮らせるようにしましょう」と、やさしいことばに言い換えて説明してくれます。

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「自分はこの目標に興味があるな、というところから始めてみましょう。今日このあとにやるコラージュのワークショップはSDGsの目標12が関わるものですが、このようにたのしみながら始めてみるのもいいと思います」と、原田さんからバトンを渡されて後半に移ります。

原田さんのお話に出てきた目標12とはつくる責任 つかう責任」です。いまのような大量生産・大量消費を続けていては地球が持続不可能になります。持続可能な地球のために掲げられたのが目標12で、具体的には廃棄物の削減リサイクルの推進再生可能エネルギーの活用などが考えられています。日本の都市廃棄物排出量の多さは世界4位。廃棄物の発生を減らす努力が必要です。
そこで、今回やるコラージュづくりでは材料にお菓子の箱や読み終わった雑誌などを使い、捨てられてしまうものを別のものに生まれ変わらせることに挑戦します。

コラージュづくりの講師は、フォトコラージュアーティストのチヒロボさんです。

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「アーティストってどんな人?」「コラージュってどんなもの?」などのチヒロボさんの自己紹介のあとに、いよいよコラージュづくりを始めます。

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デザインや作り方に悩んだら、チヒロボさんが相談に乗ってくれます。

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コラージュができたら、紙を切り抜き、タンブラーに入れたら完成。

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授業のテーマ「SDGs」の文字が入った作品もありました!

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出来上がったタンブラーをみんなで見せ合って、授業は終了。

世界にひとつのオリジナルタンブラー、みなさん大事に使ってくださいね。そして、使うときにはSDGsのことを意識してもらえるとうれしいです。


原田さん、チヒロボさん、ありがとうございました!

Posted at:10:30