【レポート】ヨムキクちよだ2023「えほんの世界へようこそ!
明治大学混声合唱団と読み聞かせのコンサート」


5月13日(土曜日)、千代田区役所1階 区民ホールで、ヨムキクちよだ2023「えほんの世界へようこそ!明治大学混声合唱団と読み聞かせのコンサート」を開催しました!

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千代田図書館司書による絵本の読み聞かせと、合唱を組み合わせたコンサート。

出演は、明治大学混声合唱団の皆さんです。ヨムキクちよだのイベントでは初めて、大学のサークルにご出演いただきました。

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明治大学混声合唱団は、前身の明治大学交響楽団合唱部から数えると70年以上の歴史を持つ、千代田区内の駿河台キャンパスを始めとする明治大学全4キャンパスに所属の学生からなる合唱団です。この日は指揮者、ピアニスト含め17名が出演しました。

毎年恒例の「ヨムキクちよだ」のイベントを事前申込不要、参加自由で開催したのは4年ぶりとなりました。会場には、ベビーカーに乗った赤ちゃんから、図書館に来たら歌声に引かれて立ち寄ってくださった方まで、幅広い年齢層の方にご来場いただきました!

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全2回の公演はどちらも満員御礼!ディズニー映画「ズートピア」でおなじみの「Try Everything」(シーア・ファーラ、ミッケル・ストリア―・エリクセン、トール・エリック・ハ―マセン/作詞・作曲)で幕が開きました。明るい歌声に、早くも会場から手拍子が起こります。

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続いて1冊目の絵本は『あーそーぼ』(やぎゅうまちこ/さく、福音館書店)。

小さな子どもたちも、おはなしの世界に引き込まれていきました。

2冊目の絵本は『100年たったら』(石井睦美/文、あべ弘士/絵、アリス館)。

絵本の展開に合わせて「花」(武島羽衣/作詞、滝廉太郎/作曲)「椰子の実」(島崎藤村/作詞、大中寅二/作曲)などを歌い、子どもだけでなく大人も、心ゆくまで絵本と音楽の世界を楽しんでいました。

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最後の絵本は『タンタンタンゴはパパふたり』(ジャスティン・リチャードソン、ピーター・パーネル/文、ヘンリー・コール/絵、ポット出版)。

心温まるペンギンの家族のおはなしのあと、最後に歌われたのは「瑠璃色の地球」(松本隆/作詞、平井夏美/作曲)。会場は優しいハーモニーに包まれて、コンサートは幕を閉じました。

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ご来場者からは「生で合唱を聞ける機会もなかなかないし、絵本も素敵な内容でした!」「絵本の内容、読み聞かせも歌も大人もポロっときてしまうすばらしいものでした」「初めて出会えた絵本に綺麗な歌声、とても素敵な時間でした。娘はまだ言葉は理解できませんが、歌、絵本は好きなので何か感じてくれたと思います」というご感想をいただきました。(来場者アンケートより抜粋)

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明治大学混声合唱団の皆さん、そしてご来場くださった皆さん、ありがとうございました♪

読書振興センターでは、心を動かす音楽とともに誰もが本に親しめるイベントを、これからも企画していきます!

Posted at:16:00