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日比谷公園では第一花壇、第二花壇でバラが見頃を迎え、色とりどりの鮮やかなバラが公園を訪れた人の目を楽しませています。ぜひ、花壇を散策してお気に入りのバラを探してみませんか。
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第一花壇の「バラ園」の成り立ちについて、ご紹介します。
「日比谷公園は、明治36年に開園した日本初の近代洋風公園です。開園以来、今年で120年を経ていますが、現在も当時の公園の原型が残されています。中でも花壇(現在の第一花壇)は、当時から珍しい洋花を楽しめる場所として人気を博し、今もレイアウトがほとんど変わっていません。第二次大戦の終戦後の昭和27年、来日したアメリカのヘレントローベルという歌手が、当時、戦災で荒れていた日比谷公園にバラを贈り、東京の公園に初めてバラを咲かせたという記録があり、この頃からバラ園となっていったようです。
このような由緒あるバラ園を、創建当時の姿を残しつつ、国内外からのお客様を「おもてなし」するため、各種コンクールで優秀な成績を収めた日本を代表するバラの品種や日本の園芸技術を駆使して平成30年に再生整備されました。」
参考資料:公益財団法人東京都公園協会 2018年
「日比谷公園第一花壇バラ園リニューアル」(パンフレット)
■■■第一花壇■■■
「好みの香りを探してみてください」と粋な計らいの看板がありました。至近距離でバラの香りを感じるとることができます。
花名は"ジューンブライド June Bride"優雅な香りに引き寄せられました。
第一花壇にはこんなユニークな「ペリカン噴水」もあります。
■■■第二花壇■■■
四隅に咲くバラは、色、形、花の大きさもさまざまです。スマートフォンを向けて撮影する人もたくさんいました。
鮮やかなバラに思わず「カシャッ」
バラの彩りと青空の相乗効果で素敵な写真が撮れました。
バラ越しの噴水はいかがですか。噴水のしぶきの音が心地よく、ホッと一息できる癒しの空間となっています。
バラを眺めながら一休み。(撮影:5月9日)
今回のブログはバラにスポットをあててみましたがいかがでしたでしょうか。日比谷公園の花や樹木を度々当ブログで紹介してきましたが、"ペリカン噴水"のような植物以外の作品も園内で見られます。
当館で開催している日比谷カレッジでは、公園歩きが楽しくなる講座を近日開催します!!ご興味のある方はお申込みの上、ぜひご参加ください。↓↓↓
■■■■■■美術鑑賞への入口講座 vol.3
タダで観られるけど、タダならぬアートの世界
パブリックアートを見て歩こう■■■■■■
ふだん、なにげなく目にしている街のなかにある芸術作品=パブリックアートの歴史となりたち、そしていつかは見ておきたいおすすめ作品をお伝えします。ふだん、なにげなく目にしているのに素通りしてしまうパブリックアートは、駅前のブロンズ彫刻や、オフィスビルに置かれた立体オブジェ、日比谷公園のなかなど、東京だけでなく日本中に設置されています。それらをきちんと鑑賞できれば、美術館に行かなくても美術館に行った気分になること間違いなし。お話を聞いた後は、街歩きがさらに楽しくなるはずです。
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【日 時】6月1日(木曜日)午後7時~8時30分
【場 所】日比谷図書文化館4階 スタジオプラス(小ホール)
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Posted at:10:40