【四番町図書館】「ヨムキクちよだ2023」イベントレポート②

5月14日(日曜日)まで千代田区立図書館各館で開催したヨムキクちよだ2023では、今年度も各館で子どもや保護者の皆さんに向けてさまざまなイベントや図書展示を開催しました。

今回のブログでも、前回に続いて四番町図書館が行ったスペシャルおはなし会の様子をお届けします!

まずは4月29日(土曜日・祝日)に開催したどようびおはなし会スペシャル

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いつもの四番町図書館のおはなし会に、版画家・絵本作家のまつどふみこさんをゲストにお迎えして、街のある工場にやってきたツバメの飛来から巣作り、子育て、巣立ちまでを見守りながら絵本『おじさんとつばめ』(ジーウィズ株式会社/訳、FumikoWorkshop)にしたというエピソードを交えながら、読み聞かせをしていただきました。


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ツバメは人間のサポートを得て巣作りをする鳥。耳をすませば、独特の鳴き声が聞こえる...「土食って、虫食って、口渋~~~い」だそうです。

事前申し込みなしの自由参加でしたが、いつものおはなし会の1.5倍くらいの入場者(31人)で、2階の児童室いっぱいに椅子が並びました。

子どものころにツバメをよく見たというお父さんから質問が出たり、ツバメの写真や卵を興味深げに見る子どもたち、終了後にツバメの本を借りていく子どももいました。

「絵本を描いた人のお話が聞けて良かった」という感想をいただきました。

そして5月5日(金曜日・祝日)に千代田区役所1階区民ホールで開催したのは、けんけんぱーくのこどもの日おはなし会スペシャル

毎年恒例のイベントですが、区民ホールでの開催は初めて。久々に広々とした空間に、コロナ後初めて解禁したマットを敷き詰めて、自由に座ってもらうスタイルとなりました。

最初は遠慮がちに座っていた子どもたちも、どんどん距離を縮め、「かぶとゲーム」では、新聞紙で作った兜をかぶり、折り紙を丸めた刀を使って、マットの上で元気に飛んだり跳ねたり。

賢プロダクションの声優さんたちも、会場に響きわたる元気な声で、子どもたちを巻き込んで読み聞かせをしたり、最後は大きなスクリーンでオリジナル作品『へっこき侍』を写しながら、持ち前の表現の豊かさで会場を一つにして熱演。1回目(午後2時~2時30分)は子ども14人・保護者15人、2回目(午後3時~3時30分)は子ども14人・保護者17人に参加いただきました。

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オープニングは、おなじみの♪けんけんぱーくの歌から始まりました。最初は遠慮がちに後ろに座っている子どもたちも...

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丸の中から飛び出したのは?? 子どもたちは紙芝居に夢中です。

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次は大型絵本の登場。「えーらい、えらい、なにがえらい?」歌いながらおはなしが進んでいきます。

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こどもの日にちなんで、こいのぼりの絵本で読み聞かせ。1回目と2回目では読む本が違います。

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会場には、入場の時に渡した折り紙で作ったこいのぼりを貼ってもらいました。

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図書館スタッフが新聞紙で折った兜をかぶって、音楽に合わせてダンス!?

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最後は大スクリーンに映し出された『へっこき侍』(西本七星/作、岡田潤/絵)の絵と声優さんたちの芸達者なせりふ回しでみんなを釘付け。あっという間の30分でした。

「ヨムキクちよだ2023」で行った、四番町図書館のスペシャルおはなし会のレポートをお届けしました♪

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

Posted at:11:30