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2010.08.12
レポート:よるのとしょかん The 怪談 |
千代田図書館で夏の特別イベント「よるのとしょかん The 怪談」
を開催しました。7/31と8/5の2回行い、いずれも盛況のうちに
終えることができました。ご来場いただいた皆さん、
ありがとうございました!お楽しみいただけましたでしょうか?
イベントは60分のプログラムで、前半は本探しクイズ。
クイズは、幼児向け、小学校低学年向け、高学年~大人向け
の3種類をご用意しました。
▲10F児童コーナーは大賑わい
▲大人たちも真剣!
クイズの内容は、たとえば・・・
【Q1】殺された平将門の首が、その怨念で飛んできて、
落ちた場所に祀ったと言われるのが「平将門の首塚(将門塚)」。
では、その首塚があるのは、次のうちどこでしょう?
1-九段下 2-外神田 3-大手町
【ヒント】「千代田区の歴史」という本に答えが載っています!
【Q2】死者を裁く、地獄の裁判長・閻魔[エンマ]大王。
閻魔様って実は外国の方なのです。どこの国の出身でしょう?
1-中国 2-ルーマニア 3-インド
【ヒント】おばけの語源についての本や、百科事典を見てみよう!
みなさん、お分かりになりましたか?(答えはこのブログの最後)
本探しクイズのあとは、ついに、こわ~いおはなしの時間です。
語り手は、千代田図書館の司書3名。
「洋一くんのお話」という、背筋がゾクッとする小話から始まり、
日本の怪談を4つ、披露しました。
●人喰い花嫁(岩手の伝承話)
●普賢菩薩(参考文献『怪談・骨董 他』小泉八雲・著 恒文社)
●馬場五郎衛門のはなし(山形の伝承話)
●逆さまの女(参考文献『怖いぞ!古典怪談傑作選3巻
幽霊・怨霊の怪談』川村たかし・監 教育画劇)
▲2日目は18:30開始で会場内は、ほぼ真っ暗!
今回選んだ4話は、キャーッ!と悲鳴をあげるような内容で
はありませんでしたが、 帰路についたとき、ふと思い出して
ゾッとしてしまいそうな怖さがあり、また、しっかりと教訓も
こめられている、まさに「The 怪談」という類の
日本古来の怪談話でした。
「語り」は、音や映像や小道具がなくても
こんなにも豊かな世界をその場に作ることができるんだなと
改めて、おはなしのおもしろさを感じていただけたのでは
ないでしょうか。
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☆参加者の声より☆
「語り手の声が魅力的でした」
「ただのこわい話でなく、ためになる」
「のめりこめる時間をありがとうございました」
「もっとこわくてもよかった」
「本探しゲームはむずかしいけれど、
本と接するとてもいい機会でした」
「本探しゲームおもしろかったです!」
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☆クイズのこたえ☆
【A1】3-大手町 【A2】3-インド
Posted at:18:00