日比谷図書文化館コンシェルジュ通信Vol.13
【特別展 アートになった猫たち展~今も昔もねこが好き~】のご案内!

皆さんは、どんな猫に会いたいですか?

ただいま日比谷図書文化館は猫一色です!

 

日比谷図書文化館1階<特別展示室>では、

特別展「アートになった猫たち展~今も昔もねこが好き~4月26日(金)より開催中です。(詳細は→コチラ

 

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「江戸時代」からあった猫ブーム。

本展では、色々な猫の姿が描かれた浮世絵と近代美人画のコレクションを中心に、暮らしの中に描かれた猫や猫を愛した芸術家たちの作品約100点(展示替えを含む)を紹介しています。

 

本展の見どころをご紹介します!

 

【見どころ1】 猫を愛した芸術家たち

猫を描いた歌川国芳、竹久夢二、藤田嗣治、そして現代の作家による猫の作品をご紹介♪

猫好きな文豪、夏目漱石の「吾輩ハ猫デアル」の装丁や、エドガー・アラン・ポーの「黒猫」の挿絵を手掛けたオーブリー・ビアズリーの作品もあります。

 

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【見どころ2】 江戸と明治の猫がいる暮らし

幕末から明治にかけ、人々の暮らしを描いたなかに登場する猫たちの姿♪

江戸時代後期「天保の改革」により、贅沢品が禁止され役者絵なども禁止されました。

しかし、絵師たちは知恵をしぼり人気役者の顔を動物の顔に置き換えて禁止令をすり抜けました。

絵師たちの反骨精神と、ユーモアから生まれた擬人化された猫たちの絵が面白いです。

 

【見どころ3】 歌舞伎の化け猫とパロディ、猫あそび

歌舞伎の名場面に登場する化け猫、擬人化した猫のパロディなどの作品♪

日本の各地には、古くから怪猫伝説というものが伝わっています。

歌舞伎の演目で盛んに取り上げられ人気役者が演じる芝居の名場面の浮世絵に好んで描かれました。

本展示ではそれら浮世絵のほか猫のパロディなど、様々な場面で登場する猫の姿をご覧いただけます。

 

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歌川国利「志んぱんねこ尽」明治23(1890)年(無断転用禁止)

 

人々を魅了し続ける猫の可愛らしさや、人と猫の深い関わりをお楽しみください。

 

特設ボードの前で、「猫をかぶって記念撮影!」という撮影スポットもあります♪

 

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展示作品と解説を収録した特別展公式書籍「アートになった猫たち」(青月社)や、かわいい猫グッズは当館1階のLibrary Shop&Café Hibiyaにて販売しております!

 

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なお、特別展に合わせて2階図書フロアでは、猫をモチーフにした小説や芸術に関する本を集めた関連展示を行っています。

(詳細は→コチラ

 

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『1階特別展「アートになった猫たち展」関連図書展示』

【期 間】 開催中~6月23日(日曜日)

【場 所】 日比谷図書文化館

図書フロア 2階パープルゾーン 三角台

2階図書フロアでは、大の猫好きの彫刻家、朝倉文夫のブロンズの猫がお出迎えです。

3階ブルーゾーンで朝倉文夫の猫作品の人気投票を行っていますので、ぜひお気に入りのポーズに投票してくださいね。

(詳細は→コチラ

 

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『どのポーズがお好き?朝倉文夫の猫

AKN(あさくらのねこ)24総選挙@日比谷』

【期 間】 開催中~6月23日(日曜日)

【場 所】 日比谷図書文化館

図書フロア 3階ブルーゾーン

 

猫好きな方はもちろん、まだ猫の魅力にとりつかれてない方も、皆様のご来館をお待ちしています。

Posted at:15:45

【レポート】「本と出会う 読書サロン 第18期オープニングイベント」を開催しました

 

千代田図書館では、月ごとに決めたテーマに関する本を一人一冊持ち寄り紹介しあう、本を通じた交流の場「本と出会う 読書サロン」を年2期(6月~9月、12月~翌年3月)、「読書の会」主催で行っています。

今回は、6月から始まる第18期のメンバー募集とオープニングを兼ねて開催した講演会「ビジュアル本編集のポイント」の様子をご紹介します。

 

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ゲストは編集者島本脩二さん

現在はフリーの編集者として活躍されている島本さんですが、お話しは出版に関わり始めた小学館での経験から始まりました。

 

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小学館では『週刊ポスト』『GORO』『マミイ』『写楽』などの編集部員、さらに『P.and』『TOUCH』の編集長を務めた島本さん。これらの雑誌編集に関わりながら、当時多くの若者に影響を与えた書籍・矢沢永吉さんの『成りあがり』を生み出しました。

 

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講演には貴重な『成りあがり』の初版本や、YMOの希少な写真集などをお持ちくださいました!

 

1960年代から写真の製版技術が進歩し、出版にも広く使われるようになってきたことも重なり、学生時代から写真や絵に興味を持っていた島本さんは、写真集を作りたいという思いを持つようになります。

当時から出版界には“写真集は売れない”という傾向があったそうですが、島本さんは「大きくて、厚くて、高価で、著名な写真家の作品を手を洗って正座して見るような『墓石のような』写真集ではなく、もっとくつろいで気軽にビジュアルを楽しめる写真集を作りたかった」といいます。

そうして生まれたのが“レコードを聴きながら見る” 『PEACE』 『LOVE』をはじめとした数々の写真集、さらには1982年に企画編集してベストセラーとなった、憲法原典と写真を組み合わせた『日本国憲法』でした。

 

講演の中盤には、1986年に偕成社の創業50周年記念として出版した『世界の子どもたち』のお話しを聞くことができました。小学館の仕事のかたわら編集を担当した『世界の子どもたち』は、世界35か国に写真家を派遣し、そこで撮影した“ふつうの子どもたち”の衣食住や移動といった生活のようすを収めた写真絵本シリーズです。35冊の絵本は全国の公立図書館や学校図書館に置かれ、多くの子どもたちの手にとられてきました。

このシリーズは2014年に、今度は偕成社の創業80周年記念出版として36冊の『世界のともだち』シリーズとして新たに刊行、第64回産経児童出版文化賞大賞を受賞しました。

 

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左の写真で島本さんが手に持っているのが千代田図書館にも所蔵の『世界のともだち』シリーズ。『世界の子どもたち』シリーズと比べながら、前回と変えなかったところ・新しくなったところをお聞きすることができました。

 

「編集者が本を作る時に考えることは “何を” “誰に” “どのように” 伝えるか、という3つのこと」と島本さん。短い時間でしたが、どの本にも「読者に届けたい」という熱意を持ち、楽しみながら本を作ってきたようすが確かに伝わる講演会でした。

島本さん、ありがとうございました!

 

第18期「本と出会う読書サロン」6月~9月の毎月第3火曜日、午後7時から開催します。第18期各月のテーマは「喜」 「怒」 「哀」 「楽」。これらのテーマで、読書サロンのメンバーがどんな本を紹介するのか、気になる方は見学だけでもしてみませんか?

まずはメンバー登録をどうぞ。→詳細はコチラから

Posted at:17:45

5月18日は「○○○の日」

5月も半ば。みなさん、大型連休はどのように過ごされましたか?

祝日の多い5月ですが、休日に制定されていない記念日もたくさんあります。

そのひとつが、5月18日の「ことばの日」。

)・18(とお と はち=とば)という語呂合わせから、言葉を正しく使えるように心掛ける日となったそうです。

そこで今回は、ことばについて考えて、ちょっと楽しめる本をご紹介します。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

まずはこちら。

ことばがたくさん集められた本、といえば辞書ですが、そこには載らないことばだってたくさんあるんです。

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『辞書には載らなかった不採用語辞典』

飯間浩明/著

PHPエディターズ・グループ

 

『三省堂国語辞典』の編纂者が、辞書を作るために活字・放送・インターネット・街の中などあらゆるところからかき集めたけれども、辞書の項目として採用されなかったことばをこの本の中にまとめました。

辞書のように気になることばのページをめくって、その意味や使われるシチュエーションなどを想像しながら楽しんでみてください。

 

 

次にご紹介するのは、ことばを文字とともに視覚でも楽しむ1冊。

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『目でみる ことばのずかん』

おかべたかし/文 やまでたかし/写真

東京書籍

 

「ちょっかい」の語源は?「林」と「森」の違いは?などなど、言葉の由来や漢字の成り立ち、似ているふたつのものなどを写真とともに紹介しています。

やさしいことばと印象的な写真で構成されているので、親子でも楽しめますよ。

 

 

言葉の由来といえば、新元号に引用されたことをきっかけに万葉集に注目が集まりましたね。

万葉集と並んで、和歌といって思い浮かぶのが百人一首ではないでしょうか?

 

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『百人一首 いにしえの和歌の味わい』

『現代用語の基礎知識』編集部/編

自由国民社

 

百人一首で詠まれている百首すべての鑑賞のポイントを、作者や語句の解説などとあわせて紹介しています。

詠まれているテーマは四季、旅、恋、別れなど現代の私たちにも身近なもの。

物事を感じとる心は、今も昔も変わらないものなのですね。

 

 

さいごに、和歌の本をもうひとつ。

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『ドラえもん短歌』

枡野浩一/選

小学館

 

ドラえもんへのお願いや、日常の風景から連想されたドラえもんなどが詠まれている歌集です。

皆さんも、好きなキャラクターへの気持ちを五七五七七のリズムに乗せて、ひとつ詠んでみてはいかがでしょうか?

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

今回ご紹介した本はすべて千代田区立図書館で借りることができます。

たくさんのことばを探しに、ぜひ図書館にいらしてください!

Posted at:12:15

【レポート】第11回ことばと音のフェスティバル♪「アルケミストのうたをつむぐコンサート」

 

5月3日(金曜日・祝日)、千代田区役所1階区民ホールで、第11回ことばと音のフェスティバル♪「アルケミストのうたをつむぐコンサート」を開催しました!

 

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今年の出演者は、ボーカルとピアノの2人組 アルケミスト(写真左)と、ボイスパーカッションの渡辺悠さん(写真右)です。

 

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初夏を思わせる晴天に恵まれたこの日、午前と午後2回上演したコンサートには、ベビーカーに乗った赤ちゃんからご年配の方まで、たくさんの方にお越しいただきました!

 

アルケミストは、ボーカル担当のこんやしょうたろうさんと、ピアノ担当のいじりけいたさんのユニット。ブラジルの作家、パウロ・コエーリョの小説『アルケミスト- 夢を旅した少年』から名付けています。

午前の回では小さな子どもも一緒に歌える童謡のメドレーが入った楽しいプログラムを、午後の回では『ねこはしる』(工藤直子/著、童話屋)をモチーフにした楽曲「ラン」「ユメミ」など、優しい歌声とピアノの音色を堪能できるプログラムをお送りしました。

 

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午前と午後どちらの回でも行ったのが「即興のコーナー」。客席から与えられた3つの言葉をもとに、アルケミストと渡辺悠さんが即興で歌・ピアノ・ボイスパーカッションを合わせ、その場で一曲を作り上げます。

 

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「どんな言葉がいい?好きなものでも、パッと思い浮かんだものでも何でもいいよ」とこんやさん。3つの言葉から、どんな歌ができるのでしょうか?

 

午前の回では「パトカー」「うた」「ママ」、午後の回では「かえで」「家族旅行」「ぶどう」という言葉が、それぞれ客席の子どもや大人からあがりました。

3つの言葉が書き出されるとすぐに、いじりさんのピアノが奏でられ、渡辺さんのボイスパーカッションがリズムを刻みはじめます。

 

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こんやさんの歌は、つぎつぎに3つの言葉を織り込みながらひとつのおはなしになっていて、まるで短い小説のよう。目の前で新しい歌が紡ぎだされていくのを子どもから大人まで耳をすませて聞き入りました!

これこそCDでは聞けない、生のコンサートならではの体験ですね。

 

コンサート中、「子どものころから、本を読んで物語の続きを自由に想像するのが好きでした」と話していたこんやさん。『ねこはしる』や、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』など、本から生まれた楽曲の数々も演奏いただき、客席の皆さんに「ことば」と「おと」をたっぷり楽しむ時間を過ごしていただくことができました♪

 

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アルケミストのお二人、渡辺悠さん、ありがとうございました!

ヨムキクちよだ2019は5月12日(日曜日)まで開催中。ぜひご家族そろって千代田区立図書館にお越しください♪

Posted at:16:15

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