レポート:四番町図書館「こども一日図書館員」

先週、四番町図書館で「こども一日図書館員」の

見学をしてきました。夏休みの恒例事業である

「こども一日図書館員」は、小学3~6年生を対象に

図書館員の仕事を体験してもらう、というものです。

 

見学時には、小学3年生の女の子が3人参加していました。

「図書館が好き!」「いつもここを使ってるの」とのこと。

今日は、どんなおしごと体験ができるのか、楽しみですね♪

 

エプロンと名札をつけ、個人情報の取扱について

などの「やくそくごと」をしたら、

【一日図書館員任命書】が手渡されます。

 

 

早速、図書館の仕事をするために必要なことを学びます。

 ・本の並び方(左から右へ、上から下へ)

 ・分類のしくみ(日本十進分類法)

 ・本のラベル(図書館によって、ラベルに記載されている

         数字の桁数が異なる/その数字の意味)

  ※四番町図書館では、大人向けの本は3桁、子供向けの本は2桁です。

 

次は、貸出・返却の練習です。

 

そしてついに本番!

実際にお客様対応をするカウンターへ入ります。

[写真]なんだか皆ソワソワ・・・緊張の面持ちです。

 

[写真]貸出・返却のお客様が来ました。できるかな?

 

[写真]返却されたら、本に挟まれたままになっている

ものはないか、壊れていないか、チェックします。

 

[写真]小学生もたくさん来ます。「あれ?同い年くらい

の子が仕事してる!」とちょっと驚きの様子。

 

カウンターでの貸出・返却対応のほかにも、図書館員

の仕事はまだまだたくさんありますよ。

 

予約された本を棚から探す「引き抜き」作業もその一つ。

[写真]たくさんある中からどうやって見つければいいかな?

最初に習った本の並び方やラベルを思い出して!

 

返却された本を棚に戻す「配架」作業も行います。

[写真]本がパンパンに詰まっていたら、上下の棚を

みながら、本をとりやすいように整理します。

 

その他の見えないところでも、図書館員の仕事は

本当にたくさんあります。カウンターにいるだけでも

返却された本に予約がかかっていたり、

他の図書館に回送したり、と様々な作業が発生します。

こうした様々な業務をこなして、一日図書館員の

仕事が終了しました。

 

【一日図書館員の感想】

私はかし出しをしたり、へんきゃくをしたりするのを

一回やってみたいな、と思っていたので、今日、

やることができたのでよかったです。

(3年女子)

 

私は、図書館員になってみたいと思ったことがよくあり

今日は、その夢がかなってとてもいいけいけんができて、

よかったです。来年も、またきたいと思っています。

(4年女子)

 

私はいつも学校帰りによったり、じゅくに行く前に

寄ったりしています。そのとき私は返却や貸出をしている

人を見て「私もやってみたい」、「本をみんなに読んで

もらったりする、本に関係する仕事をしたい」と思いました。

だから、一日図書館員をやって本に関係する仕事が

体験出来て良かったです。(6年女子)

 

 

一日図書館員の仕事を通して、いつも利用している図書館

の知らなかった一面を体験し、子どもたちが図書館を

もっと好きになってくれることを願います。

 

 

   【一日図書館員修了証】

 

Posted at:13:00