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2010.10.15
朗読ワークショップが始まりました。 |
先週の木曜日より、千代田区読書振興センター主催
「文学座俳優による 朗読ワークショップ」が始まりました。
(※参加申込の受付は終了しています。)
全6回の連続ワークショップで、最終回の11月7日(日)には
区民ホール(区役所1階)での発表会を予定しています。
講師は「文学座」俳優の
中川雅子さん、金沢映子さんのお二方です。
*文学座についてはコチラ
▲右が、中川雅子さん。ウォーミングアップのようす。
▲テレビやラジオでも活躍している金沢映子さん。
皆さん緊張の面持ちでスタート・・・してすぐに、
「動きやすい格好で」来ていただく理由がわかりました。
このワークショップ、とにかく動くんです!
とても面白いウォーミングアップで、あっという間に
場の空気が和み、皆さんすぐに打ち解けたようす。
①まずは全身をストレッチ。
②約10人で一斉に歩く。ゆっくり~はやく~ゆっくり~止まる。
お互いを感じながら、皆と呼吸や歩調を合わせることが目的。
③輪になって、「わたし」⇒「あなた」と誰かを指し、
指された人も「わたし」⇒「あなた」と振っていく。
台詞を「わたす」練習。
④輪になって、手裏剣(があるつもりで)を打つ⇒受取る。
手裏剣が刺さらないように、しっかり「見る」、
相手との「間」や「空気」を感じる、「わたす」練習。
▲エイッ!ハイッ!と威勢よく、無いはずの手裏剣が
本当にあるかのように見えてきます!
⑤自己紹介もちょっと変わったやり方で。
「お昼に○○を食べました、○○です。」
皆さん、色んなものをお昼に食べてるんだなあ・・と、
何を食べた人か、が頭に残って、名前は覚えられず。
⑥そこで先生からの提案。
1-まず紙に漢字で名前を書き、それぞれの字から
イメージできるものを思いつくままに書いてみる。
2-1つだけ選んで、そのイメージで発音してみる。
それぞれの声調がおもしろい!文字で表現できないのが残念です。
そういえば、自分の名前というものは、言い慣れすぎていて
漢字などの意味のある「字」を持っているということや、
発音を意識して名乗るということは、はじめての経験となりました。
⑦ことばあそびの詩を読む。
ひらがなだけで書かれた詩を皆で声に出して読みました。
▲次第に皆さんの声にハリが出て、感情を込めたりしながら読みました。
⑧最後に、気に入った詩を1つ選び、
一人ずつ順番に、その人なりのイメージを込めて朗読。
ひらがなの字面だけを追うとまったく意味不明の文字も、
イメージを込めるだけで「伝わる」んですね!まさに「言霊」です。
音が伝えることのできるエネルギーを皆さん感じられたのではないでしょうか。
全身を使って、ことばや音で遊ぶ!ワークショップ。
今後皆さんの朗読がどのように変化していくのか、とても楽しみです。
Posted at:14:30