朗読ワークショップが始まりました。

先週の木曜日より、千代田区読書振興センター主催

文学座俳優による 朗読ワークショップが始まりました。

(※参加申込の受付は終了しています。)

全6回の連続ワークショップで、最終回の11月7日(日)には

区民ホール(区役所1階)での発表会を予定しています。

 

講師は「文学座」俳優の

中川雅子さん、金沢映子さんのお二方です。

 *文学座についてはコチラ

 

 

▲右が、中川雅子さん。ウォーミングアップのようす。  

▲テレビやラジオでも活躍している金沢映子さん。

 

皆さん緊張の面持ちでスタート・・・してすぐに、

「動きやすい格好で」来ていただく理由がわかりました。

このワークショップ、とにかく動くんです!

とても面白いウォーミングアップで、あっという間に

場の空気が和み、皆さんすぐに打ち解けたようす。

  

①まずは全身をストレッチ。

 

②約10人で一斉に歩く。ゆっくり~はやく~ゆっくり~止まる。

お互いを感じながら、皆と呼吸や歩調を合わせることが目的。

 

③輪になって、「わたし」⇒「あなた」と誰かを指し、

指された人も「わたし」⇒「あなた」と振っていく。

台詞を「わたす」練習。

 

④輪になって、手裏剣(があるつもりで)を打つ⇒受取る。

手裏剣が刺さらないように、しっかり「見る」、

相手との「間」や「空気」を感じる、「わたす」練習。

▲エイッ!ハイッ!と威勢よく、無いはずの手裏剣が

 本当にあるかのように見えてきます!

 

⑤自己紹介もちょっと変わったやり方で。

 「お昼に○○を食べました、○○です。」

皆さん、色んなものをお昼に食べてるんだなあ・・と、

何を食べた人か、が頭に残って、名前は覚えられず。

 

⑥そこで先生からの提案。

1-まず紙に漢字で名前を書き、それぞれの字から

 イメージできるものを思いつくままに書いてみる。

2-1つだけ選んで、そのイメージで発音してみる。

 

それぞれの声調がおもしろい!文字で表現できないのが残念です。

そういえば、自分の名前というものは、言い慣れすぎていて

漢字などの意味のある「字」を持っているということや、

発音を意識して名乗るということは、はじめての経験となりました。

 

⑦ことばあそびの詩を読む。

ひらがなだけで書かれた詩を皆で声に出して読みました。

▲次第に皆さんの声にハリが出て、感情を込めたりしながら読みました。

 

⑧最後に、気に入った詩を1つ選び、

 一人ずつ順番に、その人なりのイメージを込めて朗読。

 

ひらがなの字面だけを追うとまったく意味不明の文字も、

イメージを込めるだけで「伝わる」んですね!まさに「言霊」です。

音が伝えることのできるエネルギーを皆さん感じられたのではないでしょうか。

 

全身を使って、ことばや音で遊ぶ!ワークショップ。

今後皆さんの朗読がどのように変化していくのか、とても楽しみです。

 

 

 

Posted at:14:30