レポート:第3回ことばと音のフェスティバル♪ちよだ音楽おはなし隊

早いものでもう5月も終わり、各地では例年より早い梅雨入りと

なっているようですね。

今日は、今月7日(土)に区民ホール(区役所1階)で開催しました

千代田区読書振興センター主催イベント

「第3回ことばと音のフェスティバル♪ちよだ音楽おはなし隊」

のレポートをお届けします。

 

 

本の読み語りと、地元で活躍する音楽隊の演奏からなるコンサートで、

毎年、親子連れから大人までたくさんの方にご来場をいただいています。

今年は、福島県の伝承話など、日本に古くから伝わる昔話の朗読や語り

に合わせて九段小学校「九段囃子の会」の皆さんが、九段囃子「鼓九楽」

の先生方の指導のもと、はっぴ姿で元気にお囃子を演奏してくれました。

音声でお届けできないのが残念ですが、当日の様子を写真でお伝えします。

 

◆会場前には「鼓九楽」にお借りした大きな提灯、はっぴなどを飾りました。

 

◆お囃子の楽器紹介

【下段】

左=「大胴(おおど)」

中=「締太鼓(しめだいこ)」カミ→高音 

右=「締太鼓」シモ→低音

   ※締太鼓の縄を「調べ」と呼ぶそうです。

【上段】

左=「鉦(かね)」

   ※他の四人を助けることから、別名「四助(よすけ)」とも呼ぶそうです。

右=「笛」

   ※その音色から、別名「とんび」とも呼ぶそうです。

 

◆朗読「がらっぱどんとさるどん」

(『野にある神様 田代しゅうじ詩集』田代しゅうじ てらいんく)

 

◆朗読「さる地蔵」

(『子どもに語る日本の昔話①』稲田和子・筒井悦子 こぐま社)

  

歌に合わせて、児童のかわいい踊りも披露されました。 

 

◆語り「とりのみじい」

 

お囃子の太鼓は舞台脇にもセット。

ステージ上と舞台脇の両方で演奏をしてくれました。

 

その他にも「子守りざる」や「ねこのおむすび」など

全部で10のおはなしを、千代田図書館の学校支援担当司書が担当しました。

児童の皆さんの演奏も見事で、曇り空を吹き飛ばすように元気でハリのある

舞台となりました。ご来場いただいた皆さまにも、心より御礼申し上げます。

ありがとうございました!

Posted at:15:30