4月28日まで 「源氏香五十四帖色紋様 源氏物語ー色綴り」展

本日は、千鳥ヶ淵沿いにある「ギャラリー册」で開催中の作品展を紹介します。

時を超えて読み継がれる 紫式部の長編小説 “源氏物語”

古典文学の傑作を、「色」という側面から新たな魅力を感じ取ることができる作品展です。

鮮やかな草花が咲き、色どり溢れる春まっさかりのこの頃。

文学の「色」も満喫してみてはいかがでしょうか。

 

染色家 玉村咏と源氏物語研究家 有田祐子
源氏物語―色綴り

<開催概要>
会 期:2012年2月4日(土)―4月28日(土) 入場無料
会 場
ギャラリー册・千鳥ヶ淵

時 間:11時~19時
休廊日:毎週 日曜・月曜

 


【源氏物語五十四帖を優美に染め上げた「源氏香」作品展】

今年、ギャラリー册では「隠されたJAPONISM」をテーマに、

さまざまなジャンルのなかで息づく日本文化の美と粋の姿が紹介されます。

その皮切りとなる春の展覧会は、“色”から訪ねる源氏物語の世界です。

京都に工房を構える染色家の玉村咏さんと、源氏物語の研究を長年されている有田祐子さんのコラボレーションは、

源氏物語五十四帖それぞれからイメージした色を有田さんが言葉で捉え、

玉村さんがそれをすべて異なる色に染め上げ、「源氏香」の紋様に表現した色で綴る物語。

伝統を越えた 「染め」の斬新な魅力と平安時代より千年読み継がれた物語の

出会いのハーモニーをお楽しみください。 

また、「源氏香」の作品展示のほかに、

玉村さんの工房より、多くのファンに愛されている着物、絹のスカーフや古袱紗、

有田さんが選書した源氏物語の書籍の展示販売もしています。

→詳細はコチラ

 

Posted at:09:00