旧居跡地に開館!文京区立森鴎外記念館

明治の文豪、森鴎外の生誕150年を記念し、

鴎外がその半生を過ごした千駄木の観潮楼跡地

「文京区立森鴎外記念館」が11月1日オープンしました。

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小説家、戯曲家、軍医など、

いくつもの顔をもつ森鴎外はどのような人物だったのでしょうか。

 

開館したばかりの記念館に行ってきましたので、

さっそくご紹介したいと思います♪

 

東京メトロ・千駄木駅を出て、団子坂を登ること5分。

左手に現代アートのようなモダンな建物が目に留まります。

そこが森鴎外記念館です。

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エントランス(1階)

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打放しコンクリートがシャープで印象的。

向かって右側にミュージアムショップがあります。

 

 

展示室(地下1階)

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1万点以上の所蔵品を入れ替えながら展示。

夏目漱石や石川啄木などの文豪とやり取りをした書簡や、鴎外が制作した地図などを

デジタルコンテンツで観ることもできます。

鴎外の各時代を象徴する言葉を作品の中から抜粋して

生涯を紹介するという文学館ならではの常設展示のほか、

交流拠点であった“観潮楼”を軸とした展示をしています。

多くの文化人との交流や、家族との触れ合いなども垣間見ることができ、

新たな鴎外の魅力に気づかされます。

 

 

カフェ(1階)

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窓から望める庭園には、鴎外ゆかりの大石や大イチョウの木があります。

 

 

文人銘菓

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文京区ゆかりの文人にちなんだお菓子を、週替わりで2~3種類販売しています。

この日は『舞姫』の主人公・豊太郎とエリスをイメージした焼き菓子でした。

 

 

この他、2階には鴎外の著作や研究資料を集めた図書室

関連講演会などを開催する講座室もあります。

 

 

 

現在、開館記念特別展として

『150年目の鴎外―観潮楼からはじまる』が開催中です。

初版本や家族に宛てた書簡、遺書やデスマスクなど、

貴重な所蔵品が公開されていますので、

この機会にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

『文京区立森鴎外記念館』

開 館 10時~18時(最終入館は17時半)※第4火曜日休館

観覧料 一般500円/中学生以下無料

※展覧会によって観覧料は変わります。

※1・2階は入館無料です。

詳細は→コチラ

 

Posted at:09:00