高校生による「つながる」をデザインするワークショップ 開催しました!

 

3月29日(土)、春休み中の高校生を対象とした

「つながる」をデザインするワークショップを開催しました!

 

今回集まってくれたのは、新高1以上の8名の皆さん。

このワークショップでは、2チームに分かれてのグループワーク

千代田図書館を舞台に「あたらしい交流の形」を考え

発表することに取り組みます。

 

学校も住んでいるところも違う初対面のメンバーとアイデアを発想し、

形にするのに「デザイン思考」をベースにした考え方を使います。

※「デザイン思考」とは…

デザイナーが新しいアイデアを考えるときの発想法を、

誰でも問題解決のために応用できるようにプロセス化した考え方のこと

 

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説明だけを聞いているとなんだか難しそう…。

まだ表情が硬めの皆さんです。

 

まずは千代田図書館のコンシェルジュによるガイドツアーへ。

図書館を見学した後、高校生にとっての「図書館とは」「交流とは」を話し合います。

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「図書館を通じて、幅広い年代の利用者と交流したい」と意見が

まとまったのはAチーム。一方Bチームは「本でつながる」を目指した

交流の形を考えることに決めたようです。

ここで生まれたキーワードに沿って今日のワークショップを進めていきます。

 

続いて、千代田図書館周辺の環境を観察するために

さくらみちフェスティバルで賑わう神保町古書店街へ。

古書店街や本と街の案内所を見学しました。

中には、古書店を見ることが初めてだという参加者も。

 

「幅広い年代との交流」を考えたいというAチームは、

さくらみちフェスティバルの休憩所で、思い切ってインタビューを決行!

様々な年代の方が快く答えてくださいました。

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会場に戻って昼食後、図書館や街の観察で気がついたこと

書き出してグループ内で共有し、そこから解決すべき問題を見つける

ワークが行われました。

小さな気づきをメモして書き出し、グループ内で集めて

似たものを分類・整理し、アイデアを組み立てていく…。

 

話し合っているうちに、あっという間に中間発表の時間です。

それぞれのグループで考えたアイデアを、寸劇か紙芝居で発表します。

 

Aチームは「図書館にこんなコーナーがあったら世代間で交流できる」という

アイデアを寸劇で発表、

Bチームは「借りた本の感想を利用者同士で共有する」という

アイデアを紙芝居で発表しました。

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限られた時間の中で、なんとか形にして発表した2チーム。

発表を見たプロのデザイナーから「よかった点」「修正すべき点」

アドバイスされ、さらにこのアイデアを磨く時間が与えられました。

 

よりよいアイデアにするために、さらに伝えやすくするために…。

一度考えたプランを組み立てなおすことに、チーム全体で

果敢に取り組む皆さんの姿が印象的でした。

 

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いよいよ最終発表

Aチームは中間発表から、さらに具体的なプランとして

図書館内でのイベントを発案し、より細部までこだわった寸劇で表現。

Bチームは中間発表での紙芝居を寸劇に組み立てなおし、

より伝わりやすい形で発表しました。

 

発表後、観戦者が審査員となり

「問題の着眼点」「アイデアの独自性」「プレゼンの表現力」

の3つのポイントで採点を行います。

採点の結果はBチームの勝ち!

2チームの点差はたったの1点とかなりの接戦になりました。

両チームともすっかり緊張が解けて、最後は充実した表情で

一日のプログラムを終えました。

 

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次から次へと考えをめぐらせ、仲間と共有してアイデアを磨き

形にするという慣れない体験を通し、参加者からは

「疲れたけど楽しかった!」「他校の生徒と知り合えてよかった」

という声が聞かれました。

参加者の皆さん、おつかれさまでした!

Posted at:09:00