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2014.09.25
日比谷図書文化館で特別展 「林忠彦写真展―日本の作家109人の顔」 |
原稿用紙で埋もれた部屋に座り、
カメラに鋭い眼光を送る坂口安吾、
銀座のバー「ルパン」のスツールに足を乗せて
やんちゃな笑みを見せる太宰治や織田作之助…。
写真家・林忠彦によって撮られた文士たちのポートレイトは
文学通ならずとも見覚えがある方が多いのではないでしょうか。
千代田区立日比谷図書文化館では、9月26日から
特別展「林忠彦写真展―日本の作家109人の顔」を開催します。
戦後という時代を撮り続けた林忠彦(1918-1990)が
戦後の日本文学を担った文士たちの「顔」を記録した写真107点に加え、
もう一つの作家の「顔」といえる代表作や初版本が展覧会に華を添えます。
大きな画像を見る(PDF:552KB)
その他、井上靖が林忠彦に寄せた文章の直筆原稿や
今回が初公開となる、写真の決定カットとその前後のカットが入った
コンタクトシート4枚が展示されるなど見どころ満載です!
※コンタクトシートとは…
ネガフィルムを1枚の印画紙に焼き付けたもの。
プリントする写真を選ぶためなどに利用された。
↑川端康成の写真とそのコンタクトシート
日本を代表する文士たちの「顔」とその作品から
今でも色褪せることないエネルギーを感じられる展覧会です。
ぜひ、足をお運びください!
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「林忠彦写真展―日本の作家109人の顔」
【会 期】2014年9月26日(金)~11月25日(火)
※10月20日(月)、11月17日(月)は休館日
【時 間】月~金 10:00~20:00
土 10:00~19:00
日・祝 10:00~17:00
【観覧料】一般300円、大学・高校生200円、
千代田区民・中学生以下、障害者手帳をお持ちの方
および付き添いの方1名は無料
※住所が確認できるもの、学生証、障害者手帳をお持ちください。
【特別協力】周南市美術博物館
【協 力】神田古書店連盟
【監 修】林義勝
【企画協力】モッシュブックス
■■関連イベント■■
①対談「林忠彦の見た、昭和という時代」
【講 師】岡井耀毅(写真ジャーナリスト)、飯沢耕太郎(写真評論家)
【日 時】10月18日(土)14:00~15:30
②鼎談「林忠彦の写真に見る文士たちの生き様」
【講 師】坂口綱男(写真家)、檀太郎(エッセイスト)、林義勝(写真家)
【日 時】11月4日(火)19:00~20:30
①②いずれも
【会 場】日比谷図書文化館地下1階
日比谷コンベンションホール(大ホール)
【参加費】1,000円
(千代田区民500円※住所が確認できるものをお持ちください)
【定 員】200名(申込順、定員に達し次第締切)
お電話、メール、日比谷図書文化館へのご来館にてお申込ください。
詳しくは→コチラ
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Posted at:14:30