本と出会う読書サロン 第9期オープニングイベントを開催しました!

 

11月12日(水)、「本と出会う読書サロン」第9期の

スタートとして、新規メンバー募集をかねた

講演会「物語の世界に心ゆくまでひたる 選りすぐりの本たち」

を開催しました。                                          

 

講師は、児童文学評論家赤木かん子さんです。

 

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1984年に、子どもの頃に読んでタイトルや作者名を忘れてしまった本を

探し出す「本の探偵」としてデビュー以来、豊富な知識で

たくさんの児童文学を紹介してきた赤木さん。

今回は、5月に刊行した著書『今こそ読みたい児童文学100から

大人が読んでも面白い、知る人ぞ知る児童文学の本についてお話しいただきました。

 

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ちくまプリマー新書 214

『今こそ読みたい児童文学100』

赤木かん子/著 筑摩書房

 

「何か面白い本ない?」と聞かれて、

物語好きな大人が喜ぶ、どんどん読めて読後感がいい児童文学を

おすすめしたい!という気持ちがこの本を書くきっかけになったと赤木さん。

 

「本の名前だけ知っていたり、小さい頃読んだことがあるかも…という

 児童文学の名作もぜひまた読んでみてください。

“こんな話だったんだ!”と子どもの頃気付かなかった発見があるはず」

 

児童文学の成り立ちや時代ごとの移り変わりを

わかりやすく説明しながら、100冊を選んだ経緯をお話しくださいました。

 ユーモアあふれる語り口調で紹介される本の数々に

今すぐ「読んでみたい!」という気持ちが湧き起こります。

 

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「今は忘れられている本の中に、私たちを

ワクワクさせてくれるものがいっぱい眠っています」

 

熱心にメモを取りながらお話しを聞く参加者も多く、

講演会終了後、紹介された本を手に取り、

熱心に眺める皆さんの姿が印象的でした。

 

「赤木さんのお話しが面白く、本を選ぶ参考になった」

「今すぐ小説を読みたくなった」

「大人向けの児童文学という視点が面白かった」などの声を

いただくことができました。

 

赤木さん、ありがとうございました!

 

「本と出会う読書サロン」では、第9期メンバーの募集を行っています。

詳しくはコチラをご覧ください。

Posted at:15:00