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2014.11.17
本と出会う読書サロン 第9期オープニングイベントを開催しました! |
11月12日(水)、「本と出会う読書サロン」第9期の
スタートとして、新規メンバー募集をかねた
講演会「物語の世界に心ゆくまでひたる 選りすぐりの本たち」
を開催しました。
講師は、児童文学評論家の赤木かん子さんです。
1984年に、子どもの頃に読んでタイトルや作者名を忘れてしまった本を
探し出す「本の探偵」としてデビュー以来、豊富な知識で
たくさんの児童文学を紹介してきた赤木さん。
今回は、5月に刊行した著書『今こそ読みたい児童文学100』から
大人が読んでも面白い、知る人ぞ知る児童文学の本についてお話しいただきました。
ちくまプリマー新書 214
『今こそ読みたい児童文学100』
赤木かん子/著 筑摩書房
「何か面白い本ない?」と聞かれて、
物語好きな大人が喜ぶ、どんどん読めて読後感がいい児童文学を
おすすめしたい!という気持ちがこの本を書くきっかけになったと赤木さん。
「本の名前だけ知っていたり、小さい頃読んだことがあるかも…という
児童文学の名作もぜひまた読んでみてください。
“こんな話だったんだ!”と子どもの頃気付かなかった発見があるはず」
児童文学の成り立ちや時代ごとの移り変わりを
わかりやすく説明しながら、100冊を選んだ経緯をお話しくださいました。
ユーモアあふれる語り口調で紹介される本の数々に
今すぐ「読んでみたい!」という気持ちが湧き起こります。
「今は忘れられている本の中に、私たちを
ワクワクさせてくれるものがいっぱい眠っています」
熱心にメモを取りながらお話しを聞く参加者も多く、
講演会終了後、紹介された本を手に取り、
熱心に眺める皆さんの姿が印象的でした。
「赤木さんのお話しが面白く、本を選ぶ参考になった」
「今すぐ小説を読みたくなった」
「大人向けの児童文学という視点が面白かった」などの声を
いただくことができました。
赤木さん、ありがとうございました!
「本と出会う読書サロン」では、第9期メンバーの募集を行っています。
詳しくはコチラをご覧ください。
Posted at:15:00