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2015.08.31
小学校での「出張ビブリオバトル講座」を行いました! |
区内の小・中学校、高等学校の先生方を対象に今年度から開始した
千代田区読書振興センターの「出張ビブリオバトル講座」を
千代田区立和泉小学校で行いました。
この日は夏休み中の研修として、校長先生、副校長先生を含む
全ての先生、計17名にご参加いただきました!
子どもから大人まで、だれでも参加できる
本の紹介コミュニケーションゲームとして
図書館や書店だけでなく、近年学校でも話題になっているビブリオバトル。
児童・生徒の読書活動に取り入れる学校も増えてきています。
ルールの説明を終えたら、さっそく実践。
この日は紹介したい本を1人1冊用意してきていただきました。
4つのグループに分かれて、先生同士のビブリオバトルが始まります!
ひとつのタイマーに合わせて、本のプレゼンを5分、
本についてのディスカッション・質疑応答を2分…と
同時に4つのゲームが進んでいきました。
大人向けや子ども向けの小説、実用書にビジネス書…と
さまざまなジャンルの本が紹介されていきます。
和気あいあいと全員の本の紹介が終了。
1人1票で投票を行って、それぞれのグループの
チャンプ本が決定しました。
その後はビブリオバトルの成立背景やゲームのもたらす効果を
千代田図書館での実践例も交えながら紹介しました。
学校での開催の秘訣は
「準備や練習よりも、楽しむことが大事。
とりあえずやってみよう!の精神で、
なにより先生が楽しんで開催してください」と講師。
子ども同士はもちろん、先生方でビブリオバトルを開催して、
児童に投票してもらうというのも盛り上がりそうですね!
講座が終わった後も、他のグループで紹介された本を見て
「私もその本好きです!」「この本を○○さんが紹介するのは意外!」
など、先生同士で話し合う姿が印象的でした。
学校に限らず、毎日一緒に仕事をしていても
お互いが好きな本についてゆっくり話す、ということは
なかなかありませんよね。
本の紹介を通して、お互いの新たな一面を知ることができるというのが
ビブリオバトルの魅力のひとつです。
ご参加いただいた先生からは
「本を紹介するのが楽しく、新鮮な体験だった」
「学校でのコミュニケーションツールとしてとても盛り上がりそう」
「工夫しながら、学校でも取り入れみたい」
というお声をいただきました。
読書に親しむ活動として、自分の考えを相手に伝える練習として
学校でも、ぜひ開催していただければと思います♪
ご参加いただいた和泉小学校の先生方、おつかれさまでした!
千代田区読書振興センターでは、今後もさまざまな形で
区内の学校との連携を深める活動を行っていきます。
Posted at:17:20