麴町学園女子中学校での出張講座「ブックトーク講座」

先日、千代田区内の麴町学園女子中学校、千代田図書館の司書が

1年生のみなさん「ブックトーク講座」を行いました!

 

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麴町学園女子中学校では、1年生のみなさんが

“ブックトークを通じて自分の意見を人に伝えること”を目標に

「こうじまちBook Talk」として、授業でブックトークに取り組みます。

今回は事前授業として、ブックトークに親しみ

その作り方や本の調べ方、本番への心がまえを知るための講座を行いました。

 

あるテーマに沿って数冊の本を順序よく紹介し、

聞き手と新しい本との出会いを作るブックトーク

講座に参加した60名のみなさんの中には、

あまりなじみがない、聞いたことがないという生徒もたくさんいました。

 

それなら、まずは体験から!

さっそく、司書のブックトークをみなさんに聞いていただきました。

 

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今回は「時間のふしぎ」というテーマで

『モモ』(ミヒャエル・エンデ/文・絵、岩波書店)

『絵とき ゾウの時間とネズミの時間』(本川達雄/文、福音館書店)

の2冊を紹介しました。

 

「好きな本を紹介することで、友達にも“おもしろそう!”

“読んでみたい!”と思ってもらうことが一番の目的です」と司書。

生徒のみなさんは2冊のブックトークを作り、発表するという課題に取り組みます。

この講座の時点では「好きな本」「みんなにも読んでほしい本」として

1冊目の本を選んだところ。

2冊目の本をどう探すか、司書が今回のブックトークの作り方を

お話しすることで、みなさんとその過程を確認していきます。

 

司書は、1冊目の『モモ』を読んで感じたこと、印象に残ったことを

書き出していくキーワードマップを作りました。

連想ゲームのように思いつく言葉を並べて、2冊目の本選びに

つながりそうなキーワードを探します。

 

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今回、マップから見つけたキーワードは「時間」。

キーワードが決まっても、それに合う本がうまく見つからなかったら?

そんなときに役立つのが図書館です。

「“本を探すための本”があるのを知ってる?」と、中高生向けの読書ガイド

紹介し、巻末のキーワード索引から本を探す方法を教えると

「知らなかった!」「おもしろそう!」とみなさんの反応が。

 

その他にも、図書館のブックリスト検索機の利用、

もちろん図書館で頼りにしてほしい司書の読書相談などをご紹介。

このように、2冊目に『絵とき ゾウの時間とネズミの時間』を

選んだ過程を紹介しました。

 

2冊の本が決まったらいよいよブックトークづくり。

トークの中で、2冊のつながりをうまく説明することが一番難しく、

また一番おもしろいところになりそうです。

トークを作るときの心がまえに加え、みんなに向かって発表するときの

声の大きさや話す速度、姿勢についてもお話ししました。

 

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「ブックトークの主役は“本”です。完璧じゃなくても、

 自分の言葉で本のいいところを伝えられるよう、

 自分らしいブックトークを作ってみてください」

 

講座に参加してくださった麴町学園女子中学校のみなさん、

おつかれさまでした!今後の授業も楽しみですね♪

Posted at:11:20