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2020.02.13
明治大学博物館・中央図書館で開催中!大学スポーツの軌跡を知る企画展 |
年が明け、いよいよ今年はオリンピックイヤー。街中で、ニュースで、スポーツに関連する話題を目にすることがますます増えてきました。
新年の箱根駅伝や大学ラグビーの話題が記憶に新しい方も多いのではないでしょうか?
今回は、千代田区神田駿河台にある明治大学博物館・中央図書館で開催中の企画展「神田発信!大学スポーツの軌跡」をご紹介します。
私立法律学校として誕生し、草創期に神田にキャンパスを構え、現在も校舎や施設が所在する明治大学、専修大学、中央大学、日本大学。共通のルーツを持ち、明治期から日本の大学スポーツをリードしてきた4校の歩みを振り返る展示です。
第1会場は明治大学博物館の特別展示室。日本に近代スポーツがもたらされた明治期から、数多くの選手をオリンピックに送り出すまでになった大学スポーツの発展を知ることができます。
学生の心身を健康に保つため、はじめは学校教育の一環として取り入れられていたスポーツ。明治の終わりから大正期にかけて、大学でのスポーツは学生の自主的な活動として普及してゆき、各大学に体育会が誕生します。
1920年のアントワープオリンピックには明治大学在学中の加賀一郎選手が100メートル・200メートル競走に出場し、神田の大学初のオリンピアンとなりました。
会場では「オリンピックと大学生」として、競技別に当時の資料を展示。「陸上競技」「武道・格闘技」などと並んで、大学スポーツらしい「応援団」の項目もありました!
第2次世界大戦終了後も、神田の4大学は大学スポーツを先導。1949年、日本大学在学中に水泳自由形で世界記録を樹立した"フジヤマのトビウオ"古橋廣之進選手を皮切りに、現在までに数多くのスポーツ選手を輩出し、大学から世界へと送り出しています。
各校が所蔵するオリンピック関連の資料とともに、4つの大学の現在のスポーツ活動を紹介するパネルも展示されています。
そして第2会場は明治大学中央図書館ギャラリー。
こちらでは、今年誕生100周年を迎えた箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)と、神田の大学とのかかわりを振り返る展示が行われています。
明治大学は1920年の第1回から出場、翌年の第2回には優勝を収めています。中央大学と法政大学は第2回、日本大学は第3回、専修大学は第15回からそれぞれ出場しており、箱根駅伝の草創期から数々の名勝負を生み出しました。
会場には優勝杯や盾、競走部のユニフォームや襷などの貴重な資料が展示されています。
大学スポーツの盛り上がりを伝え続ける、学生スポーツ紙の展示も。
スポーツから目が離せない今年、神田の地で発展した大学スポーツの歴史にふれてみませんか?
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企画展「神田発信!大学スポーツの軌跡」
【会 期】 開催中~4月12日(日曜日)
【会場・時間・休館日】
① 明治大学博物館 特別展示室
(千代田区神田駿河台1-1 アカデミーコモン地下1階)
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
会期中無休
② 明治大学中央図書館ギャラリー
(千代田区神田駿河台1-1 リバティタワー1階)
観覧日時は中央図書館開館時間中となります。(詳細はこちら)
※中央図書館は入学試験に伴う入構制限のため、
2月19日(水曜日)まで入口が平常時と異なります。
【入場料】 無料
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展示の関連イベントとして、2月29日(土曜日)にシンポジウム「神田発信!近代スポーツと大学スポーツ」が行われます。
明治・専修・中央・日本各大学出身のオリンピアンと専門家が大学スポーツの過去、現在、そして未来を語り合うシンポジウムです。
詳細・お申し込みについてはこちらのページをご覧ください。
Posted at:10:00