日比谷図書文化館コンシェルジュ通信Vol.20:
あっという間に満開に!日比谷公園でユリを楽しむ

例年、この時期の日比谷公園は、屋外イベントや日比谷野外音楽堂の音楽ライブなどで大賑わいなのですが、今年はうって変わって、とても静かな夏を迎えています。


そんな少し寂しい中ではありますが、公園では今、ユリが満開です!(撮影日:7月12日)

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今回のちよぴたブログでは、満開のユリ花壇の様子をレポートします。


スポーツカフェの横、霞門をくぐるとすぐに、むせかえるようなユリの香りが、辺り一面にたちこめています。
ここで、その香りをお届けできないのがとても残念!
贅沢すぎるほど大ぶりなユリが、咲き乱れる姿は圧巻です。

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東京都公園協会の方に伺ったところ、ユリ花壇は今年初お目見えとのことです。
公園のサービスセンター前には、このようなわかりやすい案内表示が。

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霞門から入った雲形池の周辺が、ユリ花壇になっています。

今年は梅雨の長雨が続いており、おひさまが顔を見せてくれる日はほとんどありません。
撮影したこの日も、晴れ間が覗いたので慌てて撮影に向かいましたが、あっという間にポツポツと雨が降り出しました。

そんな雨模様の中でも、一面に咲く大輪のユリの前で、熱心に撮影される方々も見受けられました。

花が咲いている場所には、名前を書いた札がついていて、わかりやすく案内されているのも嬉しいところです。

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霞門から花壇に入ってすぐのあたりには、ユリの歴史に関する解説と、花壇のユリの簡単な配置図が書かれた看板がありますので、ぜひ散策の際、参考にしてください。

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都心のど真ん中、ヤマユリササユリオニユリなどの自生種から、珍しいハイブリッド園芸品種まで、計28種類ものユリが所狭しと咲く様子は、なかなか見ることが出来ない光景ではないでしょうか。

ユリの品種によって開花時期が少しずつ異なるので、比較的長い期間、満開の様子を楽しめるユリ花壇ではありますが、残念ながら今年の見頃はまもなく終了とのことです。

今年の球根がそのまま根付いて、また来年楽しめるそうなので、来年は賑やかな公園でマスクをせずに満開のユリを楽しみたいですね。

公園内も、新型コロナウイルス感染拡大防止に、ご理解とご協力をお願いいたします。

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Posted at:17:50