【レポート】ヨムキクちよだ2024
「えほんの世界へようこそ!日本大学合唱団と読み聞かせのコンサート」

4月27日(土曜日)、千代田区役所1階 区民ホールで、ヨムキクちよだ2024「えほんの世界へようこそ!日本大学合唱団と読み聞かせのコンサート」を開催しました!

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千代田図書館司書による絵本の読み聞かせと、合唱を組み合わせたコンサート。

出演は、日本大学合唱団の皆さんです。昨年に続き、大学のサークルを招いて開催しました。

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日本大学合唱団は1946年に創立した、70年以上続く歴史ある合唱団です。学部の垣根なく歌うことが大好きなメンバーが集まり、日々活動をしています。この日は指揮者含め14名が出演しました。

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冒頭、「いざたて戦人よ」(作詞:藤井泰一郎、作曲:ジェームス・マクグラナハン)、「酒頌」(作詞:ウィリアム・バトラー・イェーツ、作詞:林 望、作曲:上田真樹)と合唱団が十八番とする2曲と、その間に合唱団紹介を入れ、スタート。迫力ある歌声が会場を包み、大きな拍手が会場内に響き渡りました。

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絵本の1冊目は『いろいろバス』(tupera tupera/作、大日本図書)。「いろどり」がテーマの今回のプログラムにぴったりの1冊からスタートしました。カラフルなバスのデザインに子どもたちもくぎづけです。

2冊目の絵本は『あおくんときいろちゃん』(レオ・レオーニ/作、藤田圭雄/訳、至光社)。絵本の展開に合わせて「いっしょに」(工藤直子/作詞、木下牧子/作曲)を歌い、子どもだけでなく大人も、心ゆくまで絵本と音楽の世界を楽しんでいました。

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全5冊の最後の絵本は『あさになったのでまどをあけますよ』(荒井良二/作・絵、偕成社)。

心温まるおはなしのあと、全8曲の最後に歌ったのは「大地讃頌」(大木惇夫/作詞、佐藤 眞/作曲)。フィナーレを飾るに相応しい曲を合唱団の皆さんがセレクトしました。

大きな拍手に応えたアンコールでは日本大学の校歌を歌い、会場は力強いハーモニーに包まれ幕を閉じました。

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「優しい読み聞かせとすばらしい歌声にとても感動しました」「絵本と歌のセレクトが素晴らしかったです!子供達がしっかりと聞いているのが印象深かったです」
「まさに大人~子どもまで楽しめる企画だと思います」というご感想をいただきました。(来場者アンケートより抜粋)


日本大学合唱団の皆さん、そしてご来場いただきました皆さん、ありがとうございました♪読書振興センターでは、心を動かす音楽とともに誰もが本に親しめるイベントを、これからも企画していきます!

Posted at:15:50