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日比谷図書文化館の特別展示室では、「しりあがりさんとタイムトラブル 江戸×東京」を開催中です。
浮世絵において最大のライバルとされた北斎と広重が描いた江戸時代を風景に、しりあがり寿氏が描きこんだ現代の文物や人々を、多角的な視点からお楽しみいただける展示となっています。
Ⓒ最新料金所2018年
▲▲▲しりあがり寿氏からのメッセージをご紹介▲▲▲
パロディーの魅力は様々ありますが、その中のひとつに「イタズラ心」があります。何百年か後に江戸時代の浮世絵だと思って眺めた人の「あれ?おかしいな。こんなもの江戸時代にあったかな?あれ?パロディーか、やられた!」みたいな感想が作者の何よりの喜びです。
今回も浮世絵の中にあるはずのないものをこっそり、いや堂々とまぎれこませました。時を超えた一瞬の心の混乱、タイムトラブルをどうぞお楽しみください。
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▲▲▲みどころ▲▲▲
千代田区を描いた浮世絵パロディー4点を初公開
日比谷図書文化館4階にある特別研究室所蔵の歌川広重筆「名所江戸百景」(1856年)などを基に、今回の展覧会にあわせて千代田区の風景を描いた作品4点を初公開します。江戸城、国会議事堂、警視庁、電気街など、エリア毎に個性あふれる千代田の風景をしりあがり寿氏がどのように解釈したかお楽しみください。
霞ヶ関に江戸城が?タイムトラブルは未来の人を困らせる?!
浮世絵に描かれた江戸の町に現代の文物と人が描きこまれた作品を見て、クスッと笑える本展。これをみた未来の人たちは混乱してしまうかも?常識を破るしりあがり寿氏のパロディー作品が、今も未来にも笑いと混乱を巻き起こします。
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▲タイムトラブルの世界へようこそ!!
入室してすぐのところに、しりあがり寿氏のインタビュー映像(約13分)があります。インタビューの中で紹介された作品はモニター横に展示しています。「あれ?どうなっているの?」とワクワクした気持をすぐに確認できる展示です。
壁面の展示は向かって左側がオリジナル、右側がしりあがり寿氏の作品です。ぜひ2つの絵を見比べてみてください。また、作品のタイトルもユニークで、"クスッと笑い"へのこだわりが伝わってきます。
▲▲▲開催概要▲▲▲
【開催期間】 開催中 ~ 6 月23日(日曜日)
【休 館 日】 5 月 20 日(月曜日)、6 月 17 日(月曜日)
【開室時間】 月曜~木曜・土曜 午前10時~午後7時
金曜 午前10時~午後8時
日曜・祝日 午前10時~午後5時
※ 入室は閉室の 30 分前まで
▲▲▲関連展示・その1▲▲▲
2階図書フロア、パープルゾーンに入ってすぐの三角台では、開催にあわせて、しりあがり寿氏の関連図書や、パロディー作品のオリジナルである葛飾北斎『冨嶽三十六景』をはじめとする浮世絵の作品集などを紹介しています。有名作品の魅力をあらためて感じていただける展示です。
▲こちらのコーナーにある本は貸出し可。(一部貸出しできない本があります)
▲▲▲関連展示・その2▲▲▲
3階エレベーターホールでは、『浮世絵大系』のうち葛飾北斎『富岳三十六景』と、歌川広重『名所江戸百景』の千代田区の風景を描いたページを見開きで紹介しています。
「笑う門には福来たる」「笑いは百薬の長」という古くからのことわざにもあるとおり、笑うことは心や体に大変良いことです。 ぜひ、「しりあがりさんとタイムトラブル 江戸×東京」で"クスッと笑う"を体感してはいかがでしょうか。ご来館をお待ちしています。
Posted at:16:00