お茶の水小学校の「図書館活動計画」

学校図書館や児童館など、区内各所で実践されている、読書振興を目的とする取り組みを紹介します。

今回は千代田区立お茶の水小学校を取材しました。

 

(図書館のようす)

 

まずは、1年を通してどのような読書活動を実践されているか

小林校長先生にお話を伺いました。

お茶の水小学校の「図書館活動計画」は、国語部と委員会とで

活動を振り分けられています。様々な内容が盛り込まれており、

とても熱心に活動をされている印象を受けました。

 

特徴的なのは・・・

☆春・秋・冬と年3回の「読書週間」

 ・図書委員による読み聞かせの出前

 ・おすすめの本紹介カード展示

 ・校長先生のお話会

 ・辞書早引きコンテスト

 ・夏目漱石 暗唱コンテスト

 ・音読名人(昼休みに生徒が音読を披露

 ・お話ランド

 

保護者ボランティアによる読み聞かせ

校長先生からの問題

 ・魚の名前、読めるかな?(掲示)

 

 【答えは記事の一番最後に】

 

 ・読書イントロクイズ(プリント配布)

  物語の冒頭や出だしの部分だけを読んで

  何の物語かを当てる・調べる。

 

小林校長先生ご自身が本好きな方ということもあり、

併設の幼稚園でも毎月のお誕生会では

「おはなしをプレゼント」されるなど、

読書活動に積極的に関わっていらっしゃるようでした。

 

児童の約半数は、電車で通学しているそうですが、

通学中にも読書をしているからか、

多くの児童が常に本を持ち歩いているとのこと。

忙しさを理由に本を読まない大人より、子どもたちの

ほうがずっと読書家かもしれませんね!

活動の効果が自然と現れているのだなと感じました。

 

話は、個人的な本にまつわる思い出話にまで及び、

百科事典をきっかけにイースター島を旅した話、

幼い頃に夢中になって読んだ本の話などについて

大変興味深い話を伺いました。ぜひまた別の機会に、

このブログにご登場いただきましょう。

ありがとうございました!

 

(小林校長先生)

 

次回は、毎年年度初めの4~5月に実施されている

「オリエンテーション」のようすをレポートします!

 

*魚クイズの答え

25「あんこう」、26「おこぜ」

Posted at:17:20