映画を先に見るか、原作を先に読むか。

9/11公開の映画「悪人」の主演女優・深津絵里さんが

第34回モントリオール世界映画祭で最優秀主演女優賞を受賞

のニュース、皆さんご覧になりましたか?

 

日本人女優の受賞は、「天城越え」の田中裕子さん以来

27年ぶりの快挙とのこと。

この映画は、芥川賞作家・吉田修一さんのベストセラー小説『悪人』を、

「フラガール」の監督李相日(リ・サンイル)さんが映画化したものです。

 ★映画「悪人」公式サイトはこちら

 

『悪人』以外にも吉田さんの作品は映像化されていますが、

本作では脚本も吉田さん自らが手がけているそうです。

 ★映像化された吉田修一さんの作品

 

『7月24日通り』

新潮社 

「7月24日通りのクリスマス」として

中谷美紀&大沢たかお主演で映画化。

 
 
 
 
 
 
 

『春、バーニーズで』

文藝春秋

同名、寺島しのぶ&西島秀俊主演で

WOWOWドラマWで映像化。

 

 

 

 

 

 

 

『女たちは二度遊ぶ』

角川書店

同名でBeeTVで映像化。

相武紗希、水川あさみ、小雪、優香、長谷川京子

ほか出演。 

 

 

 

 

 

『パレード』

幻冬舎 

同名、藤原竜也主演で映画化。

 

 

 

 

 

 

 

さて皆さんは、映画を先に見ますか?原作を先に読みますか?

いずれにしても、どちらか片方だけではもったいない!

秋は、映像と活字の世界を存分に楽しみたいですね。

 

小説やマンガが原作の映画は、「悪人」の他にも

☆「告白」(原作:湊かなえ『告白』)

☆「借り暮らしのアリエッティ」

 (原作:メアリー・ノートン『床下の小人たち』)

☆「東京島」(原作:桐野夏生『東京島』)

☆「オカンの嫁入り」

 (原作:咲乃月音『さくら色 オカンの嫁入り』)

☆「BECK」(原作:ハロルド作石『BECK』/全34巻)

☆「食べて、祈って、恋をして」⇒9/17公開

 (原作:エリザベス・ギルバート『食べて、祈って、恋をして』)

☆「メッセージ そして愛が残る」⇒9/25公開

 (原作:ギヨーム・ミュッソ『メッセージ そして愛が残る』)

・・・など、続々と公開されています。

 

そして来月には、神保町で撮影された映画も公開されます!

★映画「森崎書店の日々」公式サイトはこちら

 

原作は、第3回「ちよだ文学賞」大賞受賞作品『森崎書店の日々』で

“森崎書店”という、架空の(でも実在しそう!)古書店と神保町を

舞台に、失意と孤独の中にいた女の子が大人へと成長していくストーリー。

 

 

左:「第3回千代田文学賞作品集」 右:待望の文庫化!(小学館文庫)

 

★原作者の八木沢里志さんには、

「千代田図書館情報誌vol.6」にご登場いただいています。

現在、館内で配布中なので、ぜひ手にとってご覧ください!

 

 

左:「千代田図書館情報誌vol.6」表紙 右:八木沢里志さんご登場ページ

 

映画「森崎書店の日々」は10月23日より、神保町シアター他で公開です!

ぜひ劇場でご覧ください。

Posted at:17:35