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2010.11.04
レポート:おさんぽ神保町主催「森崎書店の日々」ロケ地ツアー |
神田古本まつりの最終日、11月3日(水・祝)に
神保町の地域情報フリーペーパー「おさんぽ神保町」主催による
「森崎書店の日々」ロケ地ガイドツアーが開催されました。
▲「おさんぽ神保町」vol.10に掲載されている
「森崎書店の日々」ロケ地をめぐるスタンプラリーMAP
神保町が舞台の映画「森崎書店の日々」では、
主人公の貴子が古書店を巡ったり、喫茶店でお茶をしたりと、
神保町のステキな店がたくさん登場します。
今回のツアーでは、そうした映画のロケ地を巡るだけでなく、
“女子”におすすめのスポットを案内していただきました♪
▲ガイド役は「おさんぽ神保町」編集長の石川さん(写真中央)
▲参加者は、老若男女18名。
映画「森崎書店の日々」を公開中の<神保町シアター>から出発!
まずは、歩いて100歩の近距離にある「森崎書店」ロケ地へ。
▲「ここなんだ!」と皆さん感慨深げ。
実はこの建物、すずらん通りにある紅茶専門店<ティーハウス
タカノ>の倉庫兼事務所なのです。<ティーハウス タカノ>は
東京初の紅茶専門店として、1974年にオープン。
以来「紅茶本来の味と香り」を大切に守られています。
▲ティーハウス タカノ
次に向かったのは、同じくすずらん通り沿いにあるオーガニック
スーパーマーケット<マザーズ>。生産者の顔が見える青果物、
天然酵母パンなどが買えます。今の季節のおすすめは、りんご。
▲偶然にも店長さんに遭遇。(写真左)
さらに九段方面に歩き、和菓子屋<神田橘昌文銭堂>へ。
▲神田明神と銭形平次との結びつきで生まれた
「銭形平次最中」が有名。
路地を抜けて靖国通りへ。古本まつり最終日とあって、
通りは大混雑です!
向かう先は<美術はがきギャラリー京都便利堂>。
全国各地の美術館・博物館のミュージアムショップでしか
手に入らない美術絵はがき、便箋、クリアファイルや、
展覧会図録などが購入できます。
▲岩波ブックセンター信山社の2階。
▲全国の美術館・博物館の情報もあります。
人ごみをかきわけて、児童書専門店<ブックハウス神保町>へ。
絵本・児童書、絵本に出てくるキャラクターグッズ、新品の本が
割引価格で手に入る「バーゲンブック」など、欲しいものがたくさん♪
絵本選びは、比較的店内が落ち着く平日をおすすめします。(水曜休)
原画展などが開催されるギャラリーも楽しめます。
▲親子連れで店内は大賑わい!
ふたたび、神保町交差点へ。
老舗和菓子屋<亀澤堂>と、たい焼き屋<たいやき神田達磨>
の紹介がありました。映画のヒロイン・貴子を演じたモデルの
菊池亜希子さんも<亀澤堂>の「豆大福」がお気に入りだそうです。
つづいて、ロケ地スタンプラリー設置店舗の喫茶店<きっさこ>へ。
ジャズと珈琲と自家製のケーキやクッキーが楽しめます。
石川さんのオススメは、2階の和室スペース。
予約をすれば、飲み物代だけで利用できるそうですよ。
今回のツアーではお茶をする時間がなかったので、今度はぜひ店内へ!
▲日本家屋を改装した味わい深い店。 ▲スタンプの型は店によって異なります。
続きまして、路地裏の古書店<古書 富士鷹屋>。
SF・ミステリー・ハードボイルドの専門店で、
ロケ地スタンプラリーの設置店舗です。
映画では、貴子が古書店巡りで最初に入った店。
▲スタンプは店内にあります。
ツアーも終盤。次のスタンプラリー設置店舗へ向かいます。
手づくり雑貨や可愛いものが好きな女子には有名な店
1階は手づくり雑貨やアクセサリー、手づくり用パーツなどのショップ、
2階はカフェで、外国の絵本を手にとって見ることができます。
▲あまりのかわいらしさに戸惑う男性参加者も・・・
続いて、アミュレットのすぐ近くにある<カフェ フルーク>へ。
ドイツ・チェコのビールや、世界各国のリキュールが楽しめる
カフェです。富山県出身の店主が、神保町のアボカド料理の
店<アボカフェ>で修行した後にオープンしたお店です。
▲路地裏にひっそりと佇む素敵な空間。
最終地点まであと少し!映画でも古書市のシーンで
登場する<東京古書会館>を通り・・・
▲即売展などでは、一般の人も古本漁りができます。
そしていよいよツアーの最終目的地、
<Voici cafe(ヴォアシィカフェ)>に到着です!
↑店はもちろん、ホームページもとても素敵なので
クリックしてご覧ください♪
▲ここもロケ地スタンプラリー設置店舗です。
▲神保町シアターの細谷支配人も合流。(写真左)
参加者の皆さん、そして主催の石川さん、お疲れさまでした!
マスターの美味しい珈琲やスイーツを楽しみながら
思い思いにツアーを振り返り、個々に解散となりました。
☆参加者の感想☆
「楽しかったです。」「次のツアー開催はいつですか?」
「神保町にこんなに女子向けの店があるなんて知りませんでした。」
「映画のロケ地が巡れてよかったです。」
「自宅と職場の往復ではなく、もっと歩いてみようと思いました。」
映画ロケ地と神保町を満喫できる充実のツアーでした。
なにより、おさんぽ神保町の石川さんや神保町シアターの細谷さんの
“神保町愛”がたっぷり感じられました。
映画「森崎書店の日々」をきっかけに、もっとたくさんの方に神保町に
足を運んでいただき、町を楽しんでいただけるといいですね。
楽しい1日をありがとうございました!
******おしらせ******
千代田図書館でも恒例の<図書館コンシェルジュと巡る神保町ツアー>
を11月13日(土)に開催します!今回は「森崎書店の日々」編として、
原作者の八木沢里志さんと一緒に神保町を歩きます。(詳しくはコチラ)
一度すでに申込みの受付は終了していたのですが、先日の台風の影響で
開催日を変更したことから、先着4名の追加募集を行います。
追加募集は11月5日(金)~10日(水)の平日10:00~18:00受付。
※先着4名に達し次第、受付を終了します。
電話(03-5211-4289・90)または図書館10階カウンターでお申込みください。
Posted at:18:00