レポート:第2回読み聞かせスキルアップ講座①

家庭で子どもに読み聞かせをしている保護者の方や

ボランティアとして活動をしている方の

スキルアップを目指す連続講座(全4回)

第2回「読み聞かせスキルアップ講座」が始まりました。

 

 ☆昨年の第1回「読み聞かせスキルアップ講座」の様子は

   コチラからご覧いただけます。⇒    ③-2 

 

▲講師の尾松純子先生

 

第2回目となる今年の講師は「おはなし夢夢」主宰・語り手の尾松純子先生。

尾松先生は小学校教師を経て語り手になり、

現在は小学校での講師をはじめ、語り手養成や保育・児童文化の研修会、

各地の社会教育講座の講師などをしながら、幼い子から大人まで、

様々な場へ生の声での語りを届けています。

 

今講座の初回は「子どもたちにお話を!心を育むことばの世界」と題して、

その豊富な経験に基づく理論や分析などを交えながら、

先生がふだん行っている「おはなし会」を見せていただきました。

おはなし会は、起承転結のプログラムになっていたり、日本のおはなしと

外国のおはなしを組み合わせたりと、さまざまな構成の仕方がありますが

尾松先生は、子どもが言葉を獲得する過程になぞらえて組立てをされます。

 

まずは、手あそびから始めます。

 

⇒手袋人形

 

⇒詩やことばあそび⇒小さなおはなし⇒昔話や物語

 

⇒パネルシアター

 

 

昔話などを声だけで語る「素話(すばなし)」は、

言葉からイメージをふくらませる力、想像力を駆使して、

とても深い集中力が必要です。

そこで、最後に視覚の助けがあるパネルシアターで締めくくり、

深い集中の疲れをとったり、

皆で楽しさを共有しておはなし会を終わります。

 

尾松先生の手あそび、手袋人形、パネルシアターのレパートリーは

とても多く、色々なものを見せていただきました。

 

▲手あそび用の人形や手袋人形の数々

 

「おはなし会」のプログラムを一通り見せていただいた後、

幾つかのおはなしと、絵本の読み聞かせがありました。

今回使用した絵本は、次回のブログでお知らせします。

また次の講座の様子も、このブログでお届けする予定ですので、

どうぞお楽しみに♪

Posted at:18:00