カテゴリー
アーカイブ
最近の記事
2011.03.03
レポート:第2回読み聞かせスキルアップ講座① |
家庭で子どもに読み聞かせをしている保護者の方や
ボランティアとして活動をしている方の
スキルアップを目指す連続講座(全4回)
第2回「読み聞かせスキルアップ講座」が始まりました。
☆昨年の第1回「読み聞かせスキルアップ講座」の様子は
▲講師の尾松純子先生
第2回目となる今年の講師は「おはなし夢夢」主宰・語り手の尾松純子先生。
尾松先生は小学校教師を経て語り手になり、
現在は小学校での講師をはじめ、語り手養成や保育・児童文化の研修会、
各地の社会教育講座の講師などをしながら、幼い子から大人まで、
様々な場へ生の声での語りを届けています。
今講座の初回は「子どもたちにお話を!心を育むことばの世界」と題して、
その豊富な経験に基づく理論や分析などを交えながら、
先生がふだん行っている「おはなし会」を見せていただきました。
おはなし会は、起承転結のプログラムになっていたり、日本のおはなしと
外国のおはなしを組み合わせたりと、さまざまな構成の仕方がありますが
尾松先生は、子どもが言葉を獲得する過程になぞらえて組立てをされます。
まずは、手あそびから始めます。
⇒手袋人形
⇒詩やことばあそび⇒小さなおはなし⇒昔話や物語
⇒パネルシアター
昔話などを声だけで語る「素話(すばなし)」は、
言葉からイメージをふくらませる力、想像力を駆使して、
とても深い集中力が必要です。
そこで、最後に視覚の助けがあるパネルシアターで締めくくり、
深い集中の疲れをとったり、
皆で楽しさを共有しておはなし会を終わります。
尾松先生の手あそび、手袋人形、パネルシアターのレパートリーは
とても多く、色々なものを見せていただきました。
▲手あそび用の人形や手袋人形の数々
「おはなし会」のプログラムを一通り見せていただいた後、
幾つかのおはなしと、絵本の読み聞かせがありました。
今回使用した絵本は、次回のブログでお知らせします。
また次の講座の様子も、このブログでお届けする予定ですので、
どうぞお楽しみに♪
Posted at:18:00