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2013.01.11
戦前の出版検閲を語る資料展 「検閲の基準 ―発禁になった本、ならなかった本―」のお知らせ |
今回は、現在千代田図書館で行われている展示
「検閲の基準 ―発禁になった本、ならなかった本―」のご案内です。
【会 期】 開催中~2013年3月17日(日)
【場 所】 千代田図書館9階 展示ウォール 他
詳しくは→コチラ
千代田図書館には、戦前に内務省の出版検閲で実際に使われた原本
「内務省委託本」が2,300冊ほどあります。
(「内務省委託本」について、詳しくは→コチラ)
その調査・研究を発表する展示は、毎回切り口を変え、
これまでも二回開催されてきました。
今回は、「検閲の基準」をテーマに、当時の検閲の実態を
パネル解説のほか、検閲に使われた原本を見ながら知ることができます。
今回の展示では、千代田図書館の「内務省委託本」の他にも、
国立国会図書館所蔵の貴重な発禁本などが加えられ、
検閲を「通った本」と「通らなかった本」の両方を
見比べることのできる大変貴重な機会です!
↓ガラスケースに展示された検閲原本。
検閲官の書き込みが残っています。
また、セカンドオフィスゾーン内ミニ展示コーナーでは、
会期中、関連展示「奥付と検閲と著作権」が行われています。
私たちが普段何気なく目にしている、本の「奥付」ですが、
実はそれが出版検閲の名残だという事をご存じでしたか?
こちらでは、出版検閲との関係や、版権や印税の契約など
「奥付」から読み取ることができる情報について、
時代を追って解説しています。
一見、難しそうなテーマだと身構えてしまいそうですが、
「読むこと」「知ること」に大きくかかわった「検閲」について
想像力をはたらかせることのできる展示です。ぜひご覧ください。
会期中には、関連講演会も行われます。
どれも参加無料、事前申込不要ですので、お気軽にご参加ください!
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いずれも千代田図書館9階 特設イベントスペースにて開催
① 1月30日(水) 19:00~20:30(18:30開場)
「奥付―誰が何のために―」 詳しくは→コチラ
② 2月15日(金) 19:00~20:30(18:30開場)
「出版検閲と伏字記号」 詳しくは→コチラ
③ 3月1日(金) 19:00~20:30(18:30開場)
「出版検閲研究の最前線」 詳しくは→コチラ
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Posted at:09:00