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2014.05.12
「第6回ことばと音のフェスティバル♪」開催しました! |
5月10日、第6回ことばと音のフェスティバル
「ふしぎな楽器“ストリングラフィ”コンサート」を開催しました。
糸電話の原理を応用した、絹糸と紙コップでできた楽器
「ストリングラフィ」のコンサート。
この楽器からどんな音が出るのでしょうか?
期待が高まります。
いよいよ開演。
まずは、「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」や
「大きな古時計」などの演奏をお楽しみいただきます。
バイオリンやチェロにも似た、繊細で温かみのある音色。
会場が一つの大きな楽器になったような、音に包まれる体験に
子どもだけでなく大人も夢中になります。
「糸と紙コップだけでどうやって音が出ていると思う?」
「今日は実験をしながら、ストリングラフィの秘密を教えるね」
楽器のしくみの説明も交えながら、楽しいプログラムが続いていきます。
そして、おはなしとコラボレーションした
『ピン・ポン・バス』(竹下文子作)の始まりです!
学校支援担当司書が朗読を担当し、ストリングラフィの音色とともに
おはなしが進んでいきます。
町の中を走るバスの風景がたのしい『ピン・ポン・バス』。
行きかう車やオートバイの音、スーパーマーケットや学校の音まで
様々な音がストリングラフィからとび出し、
まるで、一緒にバスに乗っているような気分に。
つぎは『ブレーメンの音楽隊』(グリム作)です。
こちらは、ロバ、イヌ、ネコ、ニワトリといった
様々な動物の鳴き声や足音を楽器で表現。
「山の音楽家」や「かえるの合唱」など、みんなが知っている歌の
演奏も各所に織り込まれて、子どもたちからは自然に歌声が湧き起こりました♪
ふだんの絵本の読み聞かせとはひと味違った、
ストリングラフィとのコラボレーションでした!
多彩な音色が加わって、おはなしの世界がひろがる楽しみを
味わっていただけたのではないでしょうか。
最後に「カノン」を演奏してコンサートは終了。
終了後に、会場に設置された1本のストリングラフィを使って
音を出す体験もしていただきました。
合図に合わせて、みんなで小鳥やかえるの鳴き声を奏でました!
2回の公演に、合わせて130名以上の方にご来場いただきました!
「ヨムキクちよだ」は、来年もこどもの読書週間に合わせて
親子そろって本に親しむことのできる、様々な催し物を
企画していきます。どうぞお楽しみに!
Posted at:09:00